JP3422836B2 - クランプ用スプリングカラー - Google Patents
クランプ用スプリングカラーInfo
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L33/00—Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose connectors, i.e. single members engaging both hoses
- F16L33/02—Hose-clips
- F16L33/03—Self-locking elastic clips
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L33/00—Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose connectors, i.e. single members engaging both hoses
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/14—Bale and package ties, hose clamps
- Y10T24/1457—Metal bands
-
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクランプ用スプリングカ
ラーに関する。 【0002】 【従来の技術】フレキシブルホースを剛体管にクランプ
するためのカラー、一般に「スプリングカラー」と称す
るカラーは、特にフランス特許FR−A−044368
1及びヨーロッパ特許EP−A−0443681におい
て既に公知である。このようなカラーは基本的には巻か
れた金属ストリップで構成され、該ストリップの幅の半
分にほぼ等しい幅を有するとともに近接して配置される
両端部を備えている。各端部は、カラーから外側に向か
って半径方向に向けられ、プライヤ状工具の口部との接
触部を構成するタブを備えている。 【0003】使用される金属は、良好な曲げ強度が得ら
れるだけでなく、その使用に適した剛性が得られるよう
に、選択され、あるいは適宜処理される。このようなカ
ラーは、上述の両接触部をプライヤ状の工具によって相
対向する方向に動かすことによって装着される。これに
より、カラーの径が増加するので、クランプされるホー
ス又は他の対象対象物に向かって軸方向にスライドさせ
ると、容易に係合する。両接触部を相対向する方向に動
かす力を止めると、カラーに蓄積されたエネルギーが解
放され、この結果カラーは元の径に復帰しようとするの
で自動的にホースをクランプする。 【0004】したがって、カラーのクランプ力はその径
が安定状態における径に比較してどれくらい増加するか
に依存する。さらに、その構造にすると、カラーは弾性
的に変形してクランプされる対称物の径の変化に追従す
ることができ、これにより理論的に適切なクランプを維
持することができる。この特性は、温度を変化させて流
体を輸送するダクトに対して耐漏出シール接続が要求さ
れるとき、また剛体管に装着されるゴム等の材料からな
るフレキシブルホースをクランプするときに特に重要で
ある。このようなホースは変形しやすいことが分かって
いるので、ホースの径の減少を自動的に補うことが好ま
しい。 【0005】上述のヨーロッパ特許は、金属ストリップ
の厚さを増加することなく、カラーの剛性と曲げ強度を
改良することをさらに提案している。すなわち、カラー
の外表面から突出し、そのほぼ全周にわたって延びる補
強リブが設けられている。しかしながら、それは理論的
には所望の結果を達成することができるが、ストリップ
がいかなる厚さであろうとも、比較的高価であり、時に
は製造が困難であるという特有の欠点がある。 【0006】クランプされる対象、特に変形し易いホー
スの周囲にカラーによって及ぼされるクランプ圧力がカ
ラーと対象の間の支持領域に依存することは容易に理解
されることである。これに関して、特に特許DE−A−
3026582において、同一面積の円形断面のカラー
と比較して増加したクランプ力を与えるために、スプリ
ングカラーが形成されるストリップにV形状断面を設け
ようとする提案が既になされている。 【0007】しかしながら、このドイツ特許によるカラ
ーは、該カラーがクランプされる対象に装着されると、
カラーの断面のある領域で金属の弾性限度を越えるとい
う欠点がある。この結果、クランプされる対象の径が小
さい場合には、ホースが変形するために、カラーのクラ
ンプ力、特にクランプされる対象の表面に作用するクラ
ンプ圧力が、継手の漏出防止を維持することを保証する
には不十分になるという危険に陥る。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、あらゆる使用環境で満足のゆくクランプ力を維
持し、すなわち装着中に蓄積されるエネルギーが金属の
弾性限度を局部的に越える虞れなく十分に高いレベルに
達するようなスプリングカラーを提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】スプリングクランプ、特
に上述のドイツ特許に記載のものの効力を改良する研究
を行う一方、同時に出来るだけ製造が簡単で安価である
クランプを探求した結果、出願人は、カラーを装着する
間にカラーのある領域で弾性限度を越えないように、カ
ラーのV形状の断面の2つの枝部分の間の角度を設計で
きることを見いだした。これにより、クランプされる対
象、特に漏出防止継手を伴うホースの径がかなり変化し
たとしても、上述のようなスプリングカラーの一般的な
利点が保持される。 【0010】したがって、本発明は、巻かれた金属スト
リップによって構成されるクランプ用スプリングカラー
に関し、それは360°以上巻かれ、その断面はカラー
の内表面の中央領域が両側領域より小径となるようなV
形状である。 【0011】本発明によれば、V形状の2つの枝部分の
間の角度が120°から165°の範囲にあり、ストリ
ップの厚さ(e)と各枝部分の長さ(L)との比が0.
2から0.5の範囲にある。 【0012】V形状の2つの枝部分の間の角度と、各枝
部分の厚さと長さの比に対する選択範囲は、強度、及び
ストリップの厚さとカラーの径との間の比に対して現在
の技術状態で一般に受け入れられる値、すなわち70m
m以下の径に適用される値を考慮する。 【0013】これに関し、スプリングカラーの金属が一
般に550N/mm2以下の引張強度を有し、ストリッ
プの厚さとカラーの径との間の比が一般に0.04から
0.05の範囲にあることが想起される。 【0014】本発明によって定義される値の範囲に関す
る制限は、近い将来において修正を要求されることはな
いであろうし、出願人に上記範囲を提案することを導い
た計算と観測をここで説明することは適切であるように
思われる。 【0015】上記範囲内において実行することが特に容
易な値を使用することによって、カラーの剛性がその全
周にわたって均一にかつ確実に増加する結果、ストリッ
プがいかなる厚さであってもクランプ力が増加する一
方、それにもかかわらず、クランプ圧力が保持され、例
えば10N/cm2又は20N/cm2のオーダーに制限
される。この利点は、特にフレキシブルホースが剛体管
にクランプされるときに最も評価される。 【0016】 【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明し、本発明の特徴と利点をより明らかにする。 【0017】まず、図1を参照すると、1は巻かれた金
属ストリップによって構成されたスプリングカラーであ
る。このスプリングカラーの両端部1a,1bの各々の
幅は、ストリップの残りの部分の幅のほぼ半分に等し
く、各端部はそれぞれカラーから外方へ半径方向に突出
するタブ2、3を備えている。従来と同様に、タブ2及
び3はプライヤ状工具と係合する接触部を構成し、該タ
ブを相対向する方向に動かすことによってカラーの径を
増加させることができ、これによりカラーを細長い対象
物、特に剛体管に固定されるフレキシブルホースに通す
ことができるようになっている。タブ2及び3に加えた
力を緩めると、カラーは、ストリップ1それ自身によっ
て構成されるばねに蓄積されたエネルギーによってホー
スに固定される。 【0018】図2に見られるように、ストリップ1の横
断面は、平坦ではなく、ストリップ1の通常の部分にお
いても、両端部1a,1bにおいても平らなV形状であ
る。V形状の2つの枝部分の間の角度は、一般的には広
く開いており、120°から160°の範囲にあり、好
ましくは140°近傍である。カラーは、クランプ時
に、平坦なストリップで構成された通常のカラーの長手
方向端部の近傍でよく見られるような隆起を起こすこと
なく、ホースAに部分的に侵入することが好ましい。し
たがって、ホースAと管Bの間の接触領域が持ち上げら
れて離れる危険性はないし、その結果として生じる漏れ
の危険性もない。さらに、クランプ時に、本発明のカラ
ーはフレキシブルホースの壁Aに漸次侵入し、ホースに
かかる圧力が制限され、これによりフレキシブルホース
の変形の危険性が回避されることが分かった。 【0019】さらに、カラーがあらゆる使用環境で満足
のゆくクランプ力を維持すること、すなわち装着中に蓄
積されるエネルギーが金属の弾性限度を局部的に越える
虞れなく十分に高いレベルに達することを保証するため
には、ストリップの厚さeとV形状の枝部分の長さLと
の間に適切な比を保証するのが好ましい。このため、上
述したように、この比は0.2から0.5の範囲とすべ
きである。 【0020】本発明のカラーの曲げモーメントを、全周
にわたって、上述のドイツ特許に従ってカラーを使用す
る際に見られるような障害が生じる限度以下に決定する
ことは可能である。 【0021】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、カラーの角度、カラーの厚さと長さの比を、
本発明の範囲内において実行することが特に容易な値を
使用することによって、カラーの剛性がその全周にわた
って均一にかつ確実に増加する結果、ストリップがいか
なる厚さであってもクランプ力が増加する一方、それに
もかかわらず、クランプ圧力が保持される。したがっ
て、本発明のカラーは、クランプ時に、ホースと管の間
の接触領域が持ち上げられて離れる危険性はないし、そ
の結果として生じる漏れの危険性もない。さらに、クラ
ンプ時に、本発明のカラーはフレキシブルホースの壁に
漸次侵入し、ホースにかかる圧力が制限され、これによ
りフレキシブルホースの変形の危険性が回避される。
ラーに関する。 【0002】 【従来の技術】フレキシブルホースを剛体管にクランプ
するためのカラー、一般に「スプリングカラー」と称す
るカラーは、特にフランス特許FR−A−044368
1及びヨーロッパ特許EP−A−0443681におい
て既に公知である。このようなカラーは基本的には巻か
れた金属ストリップで構成され、該ストリップの幅の半
分にほぼ等しい幅を有するとともに近接して配置される
両端部を備えている。各端部は、カラーから外側に向か
って半径方向に向けられ、プライヤ状工具の口部との接
触部を構成するタブを備えている。 【0003】使用される金属は、良好な曲げ強度が得ら
れるだけでなく、その使用に適した剛性が得られるよう
に、選択され、あるいは適宜処理される。このようなカ
ラーは、上述の両接触部をプライヤ状の工具によって相
対向する方向に動かすことによって装着される。これに
より、カラーの径が増加するので、クランプされるホー
ス又は他の対象対象物に向かって軸方向にスライドさせ
ると、容易に係合する。両接触部を相対向する方向に動
かす力を止めると、カラーに蓄積されたエネルギーが解
放され、この結果カラーは元の径に復帰しようとするの
で自動的にホースをクランプする。 【0004】したがって、カラーのクランプ力はその径
が安定状態における径に比較してどれくらい増加するか
に依存する。さらに、その構造にすると、カラーは弾性
的に変形してクランプされる対称物の径の変化に追従す
ることができ、これにより理論的に適切なクランプを維
持することができる。この特性は、温度を変化させて流
体を輸送するダクトに対して耐漏出シール接続が要求さ
れるとき、また剛体管に装着されるゴム等の材料からな
るフレキシブルホースをクランプするときに特に重要で
ある。このようなホースは変形しやすいことが分かって
いるので、ホースの径の減少を自動的に補うことが好ま
しい。 【0005】上述のヨーロッパ特許は、金属ストリップ
の厚さを増加することなく、カラーの剛性と曲げ強度を
改良することをさらに提案している。すなわち、カラー
の外表面から突出し、そのほぼ全周にわたって延びる補
強リブが設けられている。しかしながら、それは理論的
には所望の結果を達成することができるが、ストリップ
がいかなる厚さであろうとも、比較的高価であり、時に
は製造が困難であるという特有の欠点がある。 【0006】クランプされる対象、特に変形し易いホー
スの周囲にカラーによって及ぼされるクランプ圧力がカ
ラーと対象の間の支持領域に依存することは容易に理解
されることである。これに関して、特に特許DE−A−
3026582において、同一面積の円形断面のカラー
と比較して増加したクランプ力を与えるために、スプリ
ングカラーが形成されるストリップにV形状断面を設け
ようとする提案が既になされている。 【0007】しかしながら、このドイツ特許によるカラ
ーは、該カラーがクランプされる対象に装着されると、
カラーの断面のある領域で金属の弾性限度を越えるとい
う欠点がある。この結果、クランプされる対象の径が小
さい場合には、ホースが変形するために、カラーのクラ
ンプ力、特にクランプされる対象の表面に作用するクラ
ンプ圧力が、継手の漏出防止を維持することを保証する
には不十分になるという危険に陥る。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、あらゆる使用環境で満足のゆくクランプ力を維
持し、すなわち装着中に蓄積されるエネルギーが金属の
弾性限度を局部的に越える虞れなく十分に高いレベルに
達するようなスプリングカラーを提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】スプリングクランプ、特
に上述のドイツ特許に記載のものの効力を改良する研究
を行う一方、同時に出来るだけ製造が簡単で安価である
クランプを探求した結果、出願人は、カラーを装着する
間にカラーのある領域で弾性限度を越えないように、カ
ラーのV形状の断面の2つの枝部分の間の角度を設計で
きることを見いだした。これにより、クランプされる対
象、特に漏出防止継手を伴うホースの径がかなり変化し
たとしても、上述のようなスプリングカラーの一般的な
利点が保持される。 【0010】したがって、本発明は、巻かれた金属スト
リップによって構成されるクランプ用スプリングカラー
に関し、それは360°以上巻かれ、その断面はカラー
の内表面の中央領域が両側領域より小径となるようなV
形状である。 【0011】本発明によれば、V形状の2つの枝部分の
間の角度が120°から165°の範囲にあり、ストリ
ップの厚さ(e)と各枝部分の長さ(L)との比が0.
2から0.5の範囲にある。 【0012】V形状の2つの枝部分の間の角度と、各枝
部分の厚さと長さの比に対する選択範囲は、強度、及び
ストリップの厚さとカラーの径との間の比に対して現在
の技術状態で一般に受け入れられる値、すなわち70m
m以下の径に適用される値を考慮する。 【0013】これに関し、スプリングカラーの金属が一
般に550N/mm2以下の引張強度を有し、ストリッ
プの厚さとカラーの径との間の比が一般に0.04から
0.05の範囲にあることが想起される。 【0014】本発明によって定義される値の範囲に関す
る制限は、近い将来において修正を要求されることはな
いであろうし、出願人に上記範囲を提案することを導い
た計算と観測をここで説明することは適切であるように
思われる。 【0015】上記範囲内において実行することが特に容
易な値を使用することによって、カラーの剛性がその全
周にわたって均一にかつ確実に増加する結果、ストリッ
プがいかなる厚さであってもクランプ力が増加する一
方、それにもかかわらず、クランプ圧力が保持され、例
えば10N/cm2又は20N/cm2のオーダーに制限
される。この利点は、特にフレキシブルホースが剛体管
にクランプされるときに最も評価される。 【0016】 【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明し、本発明の特徴と利点をより明らかにする。 【0017】まず、図1を参照すると、1は巻かれた金
属ストリップによって構成されたスプリングカラーであ
る。このスプリングカラーの両端部1a,1bの各々の
幅は、ストリップの残りの部分の幅のほぼ半分に等し
く、各端部はそれぞれカラーから外方へ半径方向に突出
するタブ2、3を備えている。従来と同様に、タブ2及
び3はプライヤ状工具と係合する接触部を構成し、該タ
ブを相対向する方向に動かすことによってカラーの径を
増加させることができ、これによりカラーを細長い対象
物、特に剛体管に固定されるフレキシブルホースに通す
ことができるようになっている。タブ2及び3に加えた
力を緩めると、カラーは、ストリップ1それ自身によっ
て構成されるばねに蓄積されたエネルギーによってホー
スに固定される。 【0018】図2に見られるように、ストリップ1の横
断面は、平坦ではなく、ストリップ1の通常の部分にお
いても、両端部1a,1bにおいても平らなV形状であ
る。V形状の2つの枝部分の間の角度は、一般的には広
く開いており、120°から160°の範囲にあり、好
ましくは140°近傍である。カラーは、クランプ時
に、平坦なストリップで構成された通常のカラーの長手
方向端部の近傍でよく見られるような隆起を起こすこと
なく、ホースAに部分的に侵入することが好ましい。し
たがって、ホースAと管Bの間の接触領域が持ち上げら
れて離れる危険性はないし、その結果として生じる漏れ
の危険性もない。さらに、クランプ時に、本発明のカラ
ーはフレキシブルホースの壁Aに漸次侵入し、ホースに
かかる圧力が制限され、これによりフレキシブルホース
の変形の危険性が回避されることが分かった。 【0019】さらに、カラーがあらゆる使用環境で満足
のゆくクランプ力を維持すること、すなわち装着中に蓄
積されるエネルギーが金属の弾性限度を局部的に越える
虞れなく十分に高いレベルに達することを保証するため
には、ストリップの厚さeとV形状の枝部分の長さLと
の間に適切な比を保証するのが好ましい。このため、上
述したように、この比は0.2から0.5の範囲とすべ
きである。 【0020】本発明のカラーの曲げモーメントを、全周
にわたって、上述のドイツ特許に従ってカラーを使用す
る際に見られるような障害が生じる限度以下に決定する
ことは可能である。 【0021】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、カラーの角度、カラーの厚さと長さの比を、
本発明の範囲内において実行することが特に容易な値を
使用することによって、カラーの剛性がその全周にわた
って均一にかつ確実に増加する結果、ストリップがいか
なる厚さであってもクランプ力が増加する一方、それに
もかかわらず、クランプ圧力が保持される。したがっ
て、本発明のカラーは、クランプ時に、ホースと管の間
の接触領域が持ち上げられて離れる危険性はないし、そ
の結果として生じる漏れの危険性もない。さらに、クラ
ンプ時に、本発明のカラーはフレキシブルホースの壁に
漸次侵入し、ホースにかかる圧力が制限され、これによ
りフレキシブルホースの変形の危険性が回避される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のクランプ用スプリングカラーの斜視
図である。 【図2】 ゴムホースに装着されたときのカラーの通常
の部分の部分破断断面図である。 【符号の説明】 1…ストリップ、 1a,1b…端部、 2,3…タブ、 A…ホース、 B…管。
図である。 【図2】 ゴムホースに装着されたときのカラーの通常
の部分の部分破断断面図である。 【符号の説明】 1…ストリップ、 1a,1b…端部、 2,3…タブ、 A…ホース、 B…管。
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平5−92592(JP,A)
特開 昭55−152904(JP,A)
特開 昭58−211089(JP,A)
実開 平3−14395(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F16L 33/02
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 巻かれた金属ストリップで構成され、該
ストリップはストリップの幅のほぼ半分に等しい幅の両
端部(1a,1b)を備え、該両端部はお互いに近接し
て配置されるとともに、カラーから外側へ半径方向に延
びてプライヤ状工具と係合する接触部を形成するタブを
備え、 前記ストリップは、カラーの内側表面の中央領域が残り
の領域よりも小さい径を有するような平らなV形状から
なる横断面を有するクランプ用スプリングカラーにおい
て、 V形状の2つの枝部分の間に形成される角度が120°
から165°の範囲にあり、ストリップの厚さ(e)と
各枝部分の長さ(L)との比が0.2から0.5の範囲
にあることを特徴とするクランプ用スプリングカラー。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9302259 | 1993-02-26 | ||
FR9302259 | 1993-02-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06294490A JPH06294490A (ja) | 1994-10-21 |
JP3422836B2 true JP3422836B2 (ja) | 2003-06-30 |
Family
ID=9444479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03029194A Expired - Fee Related JP3422836B2 (ja) | 1993-02-26 | 1994-02-28 | クランプ用スプリングカラー |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5377389A (ja) |
EP (1) | EP0612948A1 (ja) |
JP (1) | JP3422836B2 (ja) |
KR (1) | KR100342078B1 (ja) |
CN (1) | CN1095808A (ja) |
CA (1) | CA2116365A1 (ja) |
HU (1) | HUT69915A (ja) |
PL (1) | PL302389A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
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---|---|---|---|---|
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JP3654573B2 (ja) * | 1999-11-26 | 2005-06-02 | 株式会社パイオラックス | ホースクランプ |
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