JPH0343793Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0343793Y2
JPH0343793Y2 JP19820087U JP19820087U JPH0343793Y2 JP H0343793 Y2 JPH0343793 Y2 JP H0343793Y2 JP 19820087 U JP19820087 U JP 19820087U JP 19820087 U JP19820087 U JP 19820087U JP H0343793 Y2 JPH0343793 Y2 JP H0343793Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
flexible wire
tube
water
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19820087U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01105313U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19820087U priority Critical patent/JPH0343793Y2/ja
Publication of JPH01105313U publication Critical patent/JPH01105313U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0343793Y2 publication Critical patent/JPH0343793Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電気配管用清掃具に管する。
〔従来の技術とその問題点〕
配管内に電線を引き入れるにあたつては、第9
図に示すように、電気配管a内に挿入され、かつ
一端にウエスbが取付けられた呼線cの他端を引
張つて、管内部のごみや水分等を除去したうえで
行つていた。しかしながら、ウエスbでは配管内
の凹凸部に引掛つて抵抗が大きく作業が困難であ
つた。また、ウエスbでは、配管a内部を確実に
清掃できない、という問題を生じていた。また、
ウエスbを清掃の都度管径に応じた形・大きさ等
に切り揃えるのは面倒であつた。図中のdは配管
用ボツクスである。
本考案は上記問題点を解決した電気配管用清掃
具に関する。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、所定長さの可撓線材と、該可撓線材
に外嵌状に固定される小径介装チユーブと、該チ
ユーブの外周面に外嵌状として接着又は溶着され
ると共に吸水性と保水性のある変形復元自在の吸
水筒体と、を備えたものである。
〔作用〕
柔かい吸水筒体9を、小径介装チユーブの外周
面に接着又は溶着したので、細い可撓線材に直接
固着する場合と異なり、接着面が大となり、吸水
筒体は可撓線材に強力に固着される。これにより
配管内を通る間、吸水筒体には長手方向の抵抗力
が働くが、可撓線材との間に該方向に相対移動は
生じない。従つて、しわ寄せやふくらみが起らな
いので、配管断面内の一部に凹凸が存在したり、
或いは管路途中の屈曲部に於ても、管断面形状に
対応して径方向に変形し、管内周面と一様な圧力
にて常時摺接する。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて詳説する。
第1図に於て、1は本考案に係る電気配管用清
掃具である。2は所定長さの可撓線材であつて、
図例ではワイヤーの場合を示す。該可撓線材2の
両端には呼び線3や電気配管4内に挿通すべき電
線5と連結するための係止孔6,6が設けられて
いる。この係止孔6,6は、具体的には、可撓線
材2の両端に小孔付圧着金具12,12を圧接固
着したものである。7は可撓線材2に外嵌状に固
定される補強用の小径介装チユーブであつて、プ
ラスチツクにて円筒状に形成されている。該チユ
ーブ7は適数のかしめリング8…によつて可撓線
材2に固定され、第8図に示すように、可撓線材
2の外周面に密接した状態のプラスチツク等から
なるチユーブ7に、一箇所開口したかしめリング
…8を外嵌し締付けたものである。9はチユーブ
7の外周面10に外嵌されると共に接着剤11を
もつて接着される円筒形の吸水筒体である。該筒
体9は吸水性と保水性を有しかつ変形復元自在で
あつて、スポンジ状のウレタン等のプラスチツク
からなる。チユーブ7は吸水筒体9より強度大な
る材料を用いる。吸水筒体9の諸寸法について
は、配管4内を通過させて内部の水分やゴミ等を
除去する機能から、その長さLは外径Dの2倍以
上となるように設定する。この外径Dは清掃すべ
き配管4の内径とほぼ同径またはそれより若干大
きく設定する。
清掃具1を用いて電気配管4内に清掃するに
は、第2図に示すように、配管4内に挿入された
呼び線3の端末部を、可撓線材2の一端に係止孔
6に取付け、可撓線材2の他端の係止孔6には通
線すべき電線5の端末部を取付ける。しかる後、
呼び線3の図外の他の端末部を引くことにより、
清掃具1は配管4内を通され管内部のゴミ等が取
出される。第3図に示すように、吸水筒体9は波
付管等の配管4から受ける長手方向の通過抵抗に
より、長手方向に伸縮しようとするが、補強用の
チユーブ7の外周面10に接着されているので長
手方向の伸縮や変形は一定以下に抑えられ、吸水
筒体9にふくらみやしわ寄せが生じることはな
い。筒体9は同時に半径方向の通過抵抗を受けて
半径方向に圧縮されるが、上述のように筒体9に
はふくらみ等のいびつな変形は生じないので、管
内周面からは一様な押圧力を受ける。従つて、筒
体9の中心を貫通する可撓線材2が常時管断面中
心に位置し、しかも吸水筒体9は溝底部16…を
含む管内周面に一様な圧力でもつて摺接しつつ配
管4内を通される。なお、配管4内の水分は筒体
9に吸収保持された状態にて、また、ゴミ等は筒
体9に押されるようにして、何れも排出される。
電気配管4としては一般的なパイプその他も使用
されるが波付管について例示した。
上記実施例の場合と異なり、図示省略するが、
溶剤を用いてチユーブ7の外周面10に吸水筒体
9を溶着し、両部材を一体状とするも好ましい。
他の実施例として、第4図と第5図に示すよう
に、複数の吸水筒体9…を直列に配設するように
してもよく、また、小径介装チユーブ7について
は、可撓線材2とほぼ同じか或いは若干短い長さ
に形成し、このチユーブ7と可撓線材2の両端に
圧着金具12,12をまとめて圧着固定するよう
にしても差支えない。図例では、吸水筒体9…を
相互に接着剤11にて接着する場合を示したが、
接着しなくてもよい。
さらに他の実施例として、第6図に示すよう
に、チユーブ7の両端に円形等の止着板13,1
3を配設すると共に、該止着板13,13を可撓
線材2に外嵌固着させるようにしてもよい。この
場合止着板13,13はスリーブ金具14を可撓
線材2に圧着することによつて固定されるが、さ
らに、止着板13,13と筒体9の両側面15,
15を接着剤11を用いて接着するのが好まし
い。
第7図に示すように、ワイヤー等をチユーブ7
の外周面に強く巻付けることによつて、チユーブ
7を可撓線材2に外嵌固着させるようにしてもよ
い。図例では、可撓線材2の両端はワイヤー等の
材料そのままの状態とされ、係止孔6,6は設け
られていない場合を示す。なお接着剤層は図示省
略する。
吸水筒体9の材料については、プラスチツク以
外には、スポンジ状のゴムや不織布(紙・パルプ
を含む)であつてもよく、可撓線材2によいて
は、屈曲可能な針金等であつても差支えなく、必
ずしも金属に限定しない(プラスチツク・天然繊
維を含む)が、金属の場合にはステンレスが望ま
しい。
第6図に示す実施例においては、止着板13,
13を吸水筒体9の両端に配設すると共にこれら
の対向側面を接合したので、他の実施例の場合に
比較し、配管4を通過時の抵抗による筒体9の管
長手方向の変形や移動が一層防止される。
なお、本考案に係る物品(清掃具)は、電線・
ケーブルを配管内に挿入する時の抵抗を減少する
目的で、各種の潤滑剤を吸わせて配管内へ挿入す
る潤滑剤途布具として使用する場合をも包含して
いる。即ち、清掃のみならず潤滑剤塗布に用いる
作業具をも含んでいる物品として定義する。
〔考案の効果〕
本考案は上述の構成により次のような顕著な実
用的効果を奏する。
可撓線材2との間に設けた小径介装チユーブ
7の外周面10に、吸水筒体9を接着したので
広い接着面積を得ることができ、それぞれ両部
材が緊密に結合され、吸水筒体9を可撓線材2
に強固に固着し得る。
電気配管4内を引き通されるとき、吸水筒体
9が可撓線材2に沿つて移動するのが防止さ
れ、いびつに変形することがない。従つて、管
4内周面全体に一様に摺接するので、水やゴミ
等を確実に取除き管内清掃を容易かつ迅速に行
い得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部断面正面
図、第2図は使用方法説明図、第3図は作用説明
図、第4図は他の実施例を示す正面図、第5図は
その要部断面図、第6図はさらに他の実施例を示
す要部断面正面図、第7図は変形例を示す要部断
面正面図、第8図は小径介装チユーブの固定方法
を示す説明図である。第9図は従来例を示す斜視
図である。 2……可撓線材、7……小径介装チユーブ、9
……吸水筒体、10……外周面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定長さの可撓線材2と、該可撓線材2に外嵌
    状に固定される小径介装チユーブ7と、該チユー
    ブ7の外周面10に外嵌状として接着又は溶着さ
    れると共に吸水性と保水性のある変形復元自在の
    吸水筒体9と、を備えていることを特徴とする電
    気配管用清掃具。
JP19820087U 1987-12-26 1987-12-26 Expired JPH0343793Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19820087U JPH0343793Y2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19820087U JPH0343793Y2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01105313U JPH01105313U (ja) 1989-07-17
JPH0343793Y2 true JPH0343793Y2 (ja) 1991-09-13

Family

ID=31488721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19820087U Expired JPH0343793Y2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0343793Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01105313U (ja) 1989-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3230136B2 (ja) 洗濯機用ホース
JPH0343793Y2 (ja)
JP3422836B2 (ja) クランプ用スプリングカラー
JPH0343794Y2 (ja)
JPH055783Y2 (ja)
JP3502454B2 (ja) コンポジットホースと継手金具との接続装置
JPH04127495U (ja) ホース部材の継手金具
JPH0334548Y2 (ja)
JPS6317913Y2 (ja)
US5346265A (en) Coupling sleeve for connecting thin-walled pipe ends
JP3656915B2 (ja) 細径金属筒管体相互の接続継手
EP1162396B1 (en) Hose pipe
JPH089486Y2 (ja) パッキング
JPH0644258Y2 (ja) 可撓性電線管
JPH0741988Y2 (ja) 自在管の端部構造
JPH0341186Y2 (ja)
JP3715370B2 (ja) 管継ぎ手及び管の継ぎ手構造
JPH0663988U (ja) 高圧ホース継手
JPS5847353Y2 (ja) 管の結合構造
JPS59107391U (ja) 管接手用シ−ル材
JP2525226Y2 (ja) 露線式積層体ホ−スと継手金具との接合構造
JP2513426Y2 (ja) 独立波波付管状部材の接続部
JPS63121061U (ja)
JPH038877Y2 (ja)
JPS5855972Y2 (ja) 農業用噴霧竿