JPH038877Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH038877Y2 JPH038877Y2 JP1986072585U JP7258586U JPH038877Y2 JP H038877 Y2 JPH038877 Y2 JP H038877Y2 JP 1986072585 U JP1986072585 U JP 1986072585U JP 7258586 U JP7258586 U JP 7258586U JP H038877 Y2 JPH038877 Y2 JP H038877Y2
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- JP
- Japan
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- retainer
- pipe
- tip
- tube
- flexible
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- Expired
Links
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 11
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 11
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は近年例えばガス配管用に用いられるフ
レキシブル管の継手装置に関する。
レキシブル管の継手装置に関する。
近年、家庭用ガス配管として任意の方向に曲げ
自在なコルゲート状の薄肉鋼製フレキシブル管が
多用されている。かかるフレキシブル管(コルゲ
ート管)はその曲げが自在にできるため従来必要
であつた曲げ部での継手も不要であり、しかも床
下配管あるいは屋内配管も自由にできるため有用
性に富むものである。
自在なコルゲート状の薄肉鋼製フレキシブル管が
多用されている。かかるフレキシブル管(コルゲ
ート管)はその曲げが自在にできるため従来必要
であつた曲げ部での継手も不要であり、しかも床
下配管あるいは屋内配管も自由にできるため有用
性に富むものである。
このようなフレキシブル管は継手によりガス本
管あるいは枝管に接続されるが、本考案はその際
に用いられる継手に関するものである。
管あるいは枝管に接続されるが、本考案はその際
に用いられる継手に関するものである。
上記のフレキシブル管用継手は一般に外周ねじ
部を有する中空の継手本体と、該継手本体の外周
ねじ部に螺合される締付ナツトとを有し、フレキ
シブル管の先端に2つ割りにした半円状のリテー
ナを取り付けた状態で継手本体内に挿入しこれを
外部から上記ナツトにより締め付けることにより
固定することができる。ガスのシールは管の先端
と継手本体との間に配設したパツキンにより行わ
れる。
部を有する中空の継手本体と、該継手本体の外周
ねじ部に螺合される締付ナツトとを有し、フレキ
シブル管の先端に2つ割りにした半円状のリテー
ナを取り付けた状態で継手本体内に挿入しこれを
外部から上記ナツトにより締め付けることにより
固定することができる。ガスのシールは管の先端
と継手本体との間に配設したパツキンにより行わ
れる。
しかるにこのようなフレキシブル管用継手にお
いては、そのガスのシールは上述の如くもつぱら
管の先端と継手本体との間に介挿したパツキンの
みに依存しているためシールが十分とは言えなか
つた。またパツキンにはフレキシブル管の先端が
強くおし付けられるが、フレキシブル管の先端切
断面にばり等が残つているとそれがガス漏れをひ
きおこす原因となる可能性もある。
いては、そのガスのシールは上述の如くもつぱら
管の先端と継手本体との間に介挿したパツキンの
みに依存しているためシールが十分とは言えなか
つた。またパツキンにはフレキシブル管の先端が
強くおし付けられるが、フレキシブル管の先端切
断面にばり等が残つているとそれがガス漏れをひ
きおこす原因となる可能性もある。
本考案の目的はこれらの問題点を解消しシール
性のすぐれたフレキシブル管用継手装置を提供す
ることである。
性のすぐれたフレキシブル管用継手装置を提供す
ることである。
上記の目的を達成するために本考案によればリ
テーナとフレキシブル管周囲との間に接着材が充
填せしめられる。
テーナとフレキシブル管周囲との間に接着材が充
填せしめられる。
上記接着材は市販の樹脂系接着剤でもよいしあ
るいは半田等でもよい。
るいは半田等でもよい。
また、本考案の特徴によればフレキシブル管の
一端はリテーナの端部よりも内側に引込められ、
管端がパツキンに当接しないようにされる。
一端はリテーナの端部よりも内側に引込められ、
管端がパツキンに当接しないようにされる。
リテーナとフレキシブル管周囲との間に充填し
た接着材により、管先端のパツキンのみならず管
周全体の広い面積に亘つてシールが保証されるこ
とになりシール効果は格段に向上する。
た接着材により、管先端のパツキンのみならず管
周全体の広い面積に亘つてシールが保証されるこ
とになりシール効果は格段に向上する。
また、管端はパツキンに接触することがないた
め、たとえ、管端にばり等が残存していても、そ
れがパツキンを傷つけることはない。
め、たとえ、管端にばり等が残存していても、そ
れがパツキンを傷つけることはない。
以下、図面を参照して本考案の好ましい実施例
につき詳細に説明する。
につき詳細に説明する。
まず初めに第2,3図を参照して従来のフレキ
シブル管用継手を説明する。
シブル管用継手を説明する。
第2,3図において、継手は基本的には外周ね
じ部13を有する中空の筒状本体11と、フレキ
シブル管Pの先端に取り付けられる2つ割り式の
リテーナ21,21A,21Bと、本体11の外
周ねじ部13に螺合せしめられるナツト31とか
ら構成される。フレキシブル管Pはガス管の場合
には一般にはコルゲート状のステンレス鋼管であ
り任意の部分で任意の方向に曲げることができ
る。リテーナ21は2つ割りにした2個の半体部
21A,21Bから構成され、その内周面は管P
のコルゲート形状に対応するコルゲート形状とな
つており、管Pの外周をぴつたりと抱持すること
ができる。尚、コルゲートを形成する溝はらせん
溝ではなく、個々に独立した平溝となつている。
これは、もしねじ溝の如くらせん溝になつている
と、フレキシブル管Pをナツト31で締め付けた
後であつても管Pあるいは継手が何らかの理由で
回転したような場合にリテーナ21、従つて継手
から抜け出てしまうからである。
じ部13を有する中空の筒状本体11と、フレキ
シブル管Pの先端に取り付けられる2つ割り式の
リテーナ21,21A,21Bと、本体11の外
周ねじ部13に螺合せしめられるナツト31とか
ら構成される。フレキシブル管Pはガス管の場合
には一般にはコルゲート状のステンレス鋼管であ
り任意の部分で任意の方向に曲げることができ
る。リテーナ21は2つ割りにした2個の半体部
21A,21Bから構成され、その内周面は管P
のコルゲート形状に対応するコルゲート形状とな
つており、管Pの外周をぴつたりと抱持すること
ができる。尚、コルゲートを形成する溝はらせん
溝ではなく、個々に独立した平溝となつている。
これは、もしねじ溝の如くらせん溝になつている
と、フレキシブル管Pをナツト31で締め付けた
後であつても管Pあるいは継手が何らかの理由で
回転したような場合にリテーナ21、従つて継手
から抜け出てしまうからである。
管Pを継手に取り付けるには、まずリテーナ2
1を管Pの先端にとり付けてから継手本体11の
取付孔15内に挿入する。その際にリテーナは管
Pの先端が少し突出する位置にとり付ける。これ
は後述の如くナツト31を締め付けたときに管P
の突出先端でパツキン41を強く押し付けるため
である。パツキン41は例えばOリングあるいは
メタルシールであり、本体11の挿入孔15の肩
部17に予め挿入される。従つてリテーナ21か
ら突出した管Pの先端はパツキン41に押し当て
られる。最後にナツト31(ナツト31は予め管
Pに嵌めておく)を本体11のねじ部13に嵌め
強く締め付けることにより管Pはリテーナ21を
介して本体11にしつかりと固定される。
1を管Pの先端にとり付けてから継手本体11の
取付孔15内に挿入する。その際にリテーナは管
Pの先端が少し突出する位置にとり付ける。これ
は後述の如くナツト31を締め付けたときに管P
の突出先端でパツキン41を強く押し付けるため
である。パツキン41は例えばOリングあるいは
メタルシールであり、本体11の挿入孔15の肩
部17に予め挿入される。従つてリテーナ21か
ら突出した管Pの先端はパツキン41に押し当て
られる。最後にナツト31(ナツト31は予め管
Pに嵌めておく)を本体11のねじ部13に嵌め
強く締め付けることにより管Pはリテーナ21を
介して本体11にしつかりと固定される。
扨、上述の如き継手において従来、シールは管
Pの先端により本体11の肩部17に押し付けら
れるパツキン41のみにより行つていたためにガ
スは特にリテーナと管Pの周囲との微少隙間を通
つて外部に漏れ出る可能性があつた。また管Pの
先端はナツト31を締め付けることにより少しだ
け押しつぶされパツキン41に対する接触を一層
強固なものとするが、前述の如く管Pの先端に、
切断の際のばり(第4図1)、へこみ(第4図
2)、欠損(第4図3)等があるとそれがガス漏
れの原因になるという問題もあつた。
Pの先端により本体11の肩部17に押し付けら
れるパツキン41のみにより行つていたためにガ
スは特にリテーナと管Pの周囲との微少隙間を通
つて外部に漏れ出る可能性があつた。また管Pの
先端はナツト31を締め付けることにより少しだ
け押しつぶされパツキン41に対する接触を一層
強固なものとするが、前述の如く管Pの先端に、
切断の際のばり(第4図1)、へこみ(第4図
2)、欠損(第4図3)等があるとそれがガス漏
れの原因になるという問題もあつた。
このような問題を解決するために本考案によれ
ば、第1図に示す如く管Pの外周とリテーナ21
の内周との間には接着材50が充填せしめられ
る。接着材50としては半田でもよいしあるいは
一般に市販されている樹脂系接着剤あるいは鋼材
用接着剤でもよい。リテーナ21も一般にはステ
ンレス鋼で形成される。このようにすることによ
りシールはパツキン41と継手本体11の肩部1
7との接触面S1、パツキン41とリテーナ21の
先端との接触面S2に加え接着材50により形成さ
れる管Pの外周とリテーナ21の内周との接触面
S3とにより3ケ所で行われ、従来よりもそのシー
ル効果は格段に高められる。しかも第3のシール
面S3は管Pの外周面全体に亘つて或る程度の長さ
範囲に形成されるのでそのシール効果は極めて良
好である。
ば、第1図に示す如く管Pの外周とリテーナ21
の内周との間には接着材50が充填せしめられ
る。接着材50としては半田でもよいしあるいは
一般に市販されている樹脂系接着剤あるいは鋼材
用接着剤でもよい。リテーナ21も一般にはステ
ンレス鋼で形成される。このようにすることによ
りシールはパツキン41と継手本体11の肩部1
7との接触面S1、パツキン41とリテーナ21の
先端との接触面S2に加え接着材50により形成さ
れる管Pの外周とリテーナ21の内周との接触面
S3とにより3ケ所で行われ、従来よりもそのシー
ル効果は格段に高められる。しかも第3のシール
面S3は管Pの外周面全体に亘つて或る程度の長さ
範囲に形成されるのでそのシール効果は極めて良
好である。
本考案では管Pの先端面63は従来とは逆にリ
テーナ21より内部に引つ込められており、従つ
てたとえ管端にばり61等の欠陥があつてもパツ
キン41には接触しないので何ら不都合を生じな
い。
テーナ21より内部に引つ込められており、従つ
てたとえ管端にばり61等の欠陥があつてもパツ
キン41には接触しないので何ら不都合を生じな
い。
また、本考案によれば管Pは接着材50により
リテーナ21に固着されるので管Pが継手から抜
け出る可能性はなく、従つて管P及びリテーナの
コルゲート形状はらせん溝とすることもできる。
個々が独立した平溝よりも連続したらせん溝の方
が溝加工が簡単なことは言うまでもない。
リテーナ21に固着されるので管Pが継手から抜
け出る可能性はなく、従つて管P及びリテーナの
コルゲート形状はらせん溝とすることもできる。
個々が独立した平溝よりも連続したらせん溝の方
が溝加工が簡単なことは言うまでもない。
上記以外の構成は第2,3図のものと同様であ
る。
る。
以上に記載した如く本考案によればフレキシブ
ル管Pの外周とリテーナの内周との間にシール作
用をする接着材層を形成することによりフレキシ
ブル管と継手との間のシールは確実なものとなり
ガス漏れ等の問題を解消することができる。
ル管Pの外周とリテーナの内周との間にシール作
用をする接着材層を形成することによりフレキシ
ブル管と継手との間のシールは確実なものとなり
ガス漏れ等の問題を解消することができる。
第1図は本考案に係る継手装置の部分縦断面
図、第2図及び第3図は従来のフレキシブル管用
継手の分解斜視図及び組立後の部分縦断面図、第
4図1,2,3はフレキシブル管の先端の3種類
の欠陥を示す斜視図。 11……本体、21……リテーナ、31……ナ
ツト、50……接着材、P……フレキシブル管。
図、第2図及び第3図は従来のフレキシブル管用
継手の分解斜視図及び組立後の部分縦断面図、第
4図1,2,3はフレキシブル管の先端の3種類
の欠陥を示す斜視図。 11……本体、21……リテーナ、31……ナ
ツト、50……接着材、P……フレキシブル管。
Claims (1)
- フレキシブル管の一端をリテーナ及びその先端
に取りつけたパツキンを介して中空継手本体内に
挿着するフレキシブル管用継手装置であつて、リ
テーナとフレキシブル管周囲との間に接着材を充
填すると共にフレキシブル管の上記一端をリテー
ナの端部より内側に引込めパツキンに当接しない
ようにしたことを特徴とするフレキシブル管用継
手装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986072585U JPH038877Y2 (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986072585U JPH038877Y2 (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62184279U JPS62184279U (ja) | 1987-11-24 |
JPH038877Y2 true JPH038877Y2 (ja) | 1991-03-05 |
Family
ID=30916161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986072585U Expired JPH038877Y2 (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH038877Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60104894A (ja) * | 1983-11-10 | 1985-06-10 | 日立金属株式会社 | 管継手 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6062692U (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-01 | 日立金属株式会社 | 螺旋管用継手 |
-
1986
- 1986-05-16 JP JP1986072585U patent/JPH038877Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60104894A (ja) * | 1983-11-10 | 1985-06-10 | 日立金属株式会社 | 管継手 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62184279U (ja) | 1987-11-24 |
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