JP3502454B2 - コンポジットホースと継手金具との接続装置 - Google Patents

コンポジットホースと継手金具との接続装置

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JP3502454B2
JP3502454B2 JP28151094A JP28151094A JP3502454B2 JP 3502454 B2 JP3502454 B2 JP 3502454B2 JP 28151094 A JP28151094 A JP 28151094A JP 28151094 A JP28151094 A JP 28151094A JP 3502454 B2 JP3502454 B2 JP 3502454B2
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composite hose
nipple
hose
flat surface
inner spiral
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進 藤田
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株式会社明治フレックス
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明はコンポジットホースに
おけるホースと継手金具に関し、特に継手金具に対する
コンポジットホースの挿入性を容易にすると共に前記ホ
ースの内螺旋輪の前記金具に対する接触力を垂直方向に
方向づけするようにしたコンポジットホースと継手金具
との接続装置に関する。しかもこの発明はコンポジット
ホースのホース内面全体をほぼ平坦化するような内螺線
を用いたコンポジットホースに適用しようとするもので
ある。 【0002】 【従来の技術】この出願の出願人は実願昭58−196
390号(実開昭60−103781号)においてコン
ポジットホースの継手金具に関して技術開示しており、
この発明は前記した継手金具の改良に係るものである。 【0003】上記コンポジットホースの継手金具の概要
を図5により、説明すれば次のとおりである。同図にお
いて10はコンポジットホースであり、このホース10
は内螺旋輪1と外螺旋輪2によって積層体3を挟持状に
保持するように形成されている。継手金具20はニップ
ル7とスリーブ8で形成されており、コンポジットホー
ス10は内螺旋輪1をニップル7に形成した螺旋溝6に
嵌入するようにしてニップル7とスリーブ8間に固着さ
れている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記開示技術の場合は
図6に示すように断面円形の内螺旋輪1は鋸歯状螺旋溝
6内に嵌入した際、前記溝壁の2つの接触点a,bに水
平位置を異にしているためニップル7とスリーブ8とで
圧着されると外螺旋輪2,2による垂直方向の力Mに対
して矢印N方向(非垂直方向)に加圧され、積層体3に
対する緊締力を低減させる傾向に働くものとなる。 【0005】この発明は上記傾向を除去するようなコン
ポジットホースとこのホースの継手金具とを提供しよう
とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】この発明に係るコンポジ
ットホースと継手金具の基本構成を図1および図2によ
り示せば次のとおりである。図1の符号10で示すコン
ポジットホースは内螺旋輪1を芯材としてこの内螺旋輪
に合成樹脂を主材とするフィルムを多層にわたって巻着
して積層体3を形成し、この積層体の外表面に外螺旋輪
2を形成して構造とされている。 【0007】前記積層体3は接液面側を平坦面とした内
螺旋輪1を芯としてこの芯に直接接触して内布31が巻
着されている。この内布表面にはポリプロピレン製のフ
ィルムを右または左方向に螺旋巻して形成されるフィル
ム層32が形成されている。またフィルム層32にはポ
リプロピレン製のシームレスチューブ33が挿着され、
このシームレスチューブ33表面にはポリプロピレン製
のフィルム34、このフィルム34の表面にはポリプロ
ピレン製の第1補強布層35が巻着されており、更にこ
の布層表面にはポリプロピレン製のフィルムを所望厚さ
に巻着してフィルム層36が形成されている。その上こ
のフィルム層36にはポリプロピレン製の第2補強布層
37を巻着し、この布層表面に外被38を被覆した段階
で積層体が形成され、前記外被38表面に外螺旋輪2を
巻着した状態でコンポジットホースが形成される。 【0008】内螺旋輪1は図示のように接液面側を平坦
面11として形成されており、このためコンポジットホ
ースの内周面全体はほぼ平滑面5として形成される。 【0009】継手金具を図2により説明すれば次のとお
りである。継手金具20はニップル7とスリーブ8で形
成されており、スリーブ8のフランジ部81はニップル
7の所定位置に溶着されており、スリーブの筒部82と
ニップルの胴部72鋸歯状突起部6間で形成される中空
部内で図示しないコンポジットホースの先端部が挟持状
に固着されるものである。 【0010】ニップル7の自由端部には鋸歯状突起6が
螺旋条として形成されており、この鋸歯状の螺旋条6を
形成する傾斜面61の傾斜端に連接して後で詳述する内
螺旋輪の螺旋径と少なくともほぼ同巾かそれ以上の巾を
もつ平坦条62が形成されている。なお9は取付板であ
る。 【0011】 【作用】コンポジットホースは内螺旋輪の接液面側を平
坦面と形成したのでコンポジットホースの内周面全体が
ほぼ平滑面として形成されるので流体に対する圧力損失
を減少させることができる。 【0012】また、積層体を形成するに際してシームレ
スチューブを介在させたので流体に対するシール性を確
保できる。継手金具を形成するニップルに平坦条を設け
た鋸歯状突起を形成したので内螺旋輪に対する挿着性と
内螺旋輪によるコンポジットホースに対する締結力を良
好なものとすることができる。 【0013】 【実施例】この発明の実施を図3により説明すれば次の
とおりである。同図示のように継手金具20にコンポジ
ットホース10を接続する場合にはニップルの胴部72
に対応するコンポジットホース先端部の内および外螺旋
輪と内布31とを除去した長さLの露積層体Xとし、こ
の露積層体Xにシール部材Sを介在させてニップル7と
スリーブ8間に挿入し、前記両部材の他の中空部内に位
置しているコンポジットホースは内螺旋輪1の接液面側
の平坦面11をニップルの鋸歯状突起6の傾斜面61に
連接する平坦条62に対接させ外螺旋輪2をスリーブ8
の筒部内に当接させるようにして前記両部材間で挟持状
に緊締されている。 【0014】 【発明の効果】この発明は図4で示すように、内螺旋輪
1の接液面側の平坦面11をニップルの鋸歯状突起の平
坦条62に対接させた構成としたので外螺旋輪2と内螺
旋輪1間の積層体3に対する内螺旋輪1の締結力方向は
N、これに対向する外螺旋輪2,2のほぼ中間位置の垂
直方向Mに生じているので内螺旋輪のずれを生じること
がなく締結力を最高状態に維持することができる。 【0015】またコンポジットホース先端は内螺旋輪の
接液面側の平坦面11をニップルの鋸歯状突起に連接す
る平坦面62と突壁63との螺旋溝条に案内されて挿入
されるので前記ホースの進入を容易に行うことができ
る。その上外螺旋輪の押圧力によって内螺旋輪が横すべ
り方向への移動を行うことがない。 【0016】またこの発明に適用されるコンポジットホ
ースは内螺旋輪の接液面側を平坦面に形成したのでホー
ス内周面全体を平滑面とするので圧力損失を減少させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明に係るコンポジットホースの要部断面
図である。 【図2】この発明に係る継手金具の要部断面図である。 【図3】この発明の実施例の要部断面図である。 【図4】この発明の作用効果の説明図である。 【図5】従来例の要部断面図である。 【図6】従来例の作用説明図である。 【符号の説明】 1 内螺旋輪 2 外螺旋輪 3 積層体 6 鋸歯状突起部 7 ニップル 8 スリーブ 33 シームレスチューブ 61 傾斜面 62 平坦状 M(N) 締結方向
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 9/00 - 11/18 B29D 23/00 B32B 1/08 F16L 33/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 接液面側を平坦面としてた内螺旋輪を芯
    材としてこの芯材に積層体を形成し、この積層体に外螺
    旋輪を巻着して形成したコンポジットホースと、端部を
    ニップルに固着したスリーブと胴部と螺旋条の鋸歯状突
    起の傾斜面に連接する平坦面を設けたニップルとで継手
    金具を形成し、前記鋸歯状突起の傾斜面に連接する平坦
    面に前記内螺旋輪の接液面側の平坦面を当接させたこと
    を特徴とするコンポジットホースと継手金具との接続装
    置。
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JP3082856B1 (ja) * 1999-09-10 2000-08-28 株式会社トヨックス 螺旋補強ホース
JP2002188761A (ja) * 2000-12-20 2002-07-05 Meiji Flex:Kk コンポジットホース

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