JPH04127495U - ホース部材の継手金具 - Google Patents
ホース部材の継手金具Info
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- JPH04127495U JPH04127495U JP1198391U JP1198391U JPH04127495U JP H04127495 U JPH04127495 U JP H04127495U JP 1198391 U JP1198391 U JP 1198391U JP 1198391 U JP1198391 U JP 1198391U JP H04127495 U JPH04127495 U JP H04127495U
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- hose
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- cylindrical body
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Links
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 14
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 9
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- 229920000459 Nitrile rubber Polymers 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] ソケット金具の圧縮変形量を大きくすること
なく、ホース部材を損傷させずにホース部材との結合を
より強固にすることを目的とする。 [構成] ストレート又は適宜に曲げられた筒状本体1
1の一端部外面につば片11bを設けると共にそのつば
片11bを介してナット部材14を遊嵌し、他端部の一
定範囲の周面には複数条の凹凸11aを形成し、又その
他端部外周には、筒状本体11の一定範囲の凹凸に対向
させて内面に数条の山形環状の突起13を備え、その最
奥部の突起13aの内径を他の突起13の内径より小さ
くしより内側に突出させたソケット金具12を被嵌し、
一端部側の環状端板12aを介し筒状本体11に固定し
たことを特徴としている。
なく、ホース部材を損傷させずにホース部材との結合を
より強固にすることを目的とする。 [構成] ストレート又は適宜に曲げられた筒状本体1
1の一端部外面につば片11bを設けると共にそのつば
片11bを介してナット部材14を遊嵌し、他端部の一
定範囲の周面には複数条の凹凸11aを形成し、又その
他端部外周には、筒状本体11の一定範囲の凹凸に対向
させて内面に数条の山形環状の突起13を備え、その最
奥部の突起13aの内径を他の突起13の内径より小さ
くしより内側に突出させたソケット金具12を被嵌し、
一端部側の環状端板12aを介し筒状本体11に固定し
たことを特徴としている。
Description
【0001】
この考案は種々の圧力流体利用機器の配管に用いられるホース部材の継手金具
の改良に関する。
【0002】
各種の圧力流体利用機器のレイアウト配管には、ゴム製のホース部材が、可撓
性と振動の吸収性や寸法誤差の吸収性の面で金属パイプよりすぐれているところ
から広く用いられているが、そのホース部材Hは一般に図4のようにニトリルブ
タジェンゴム等の耐油,耐熱性に富む内側ゴム層Haとクロロプレンゴム等の耐
摩,耐候性を備えた外側ゴム層Hb及びそれらの中間に配置されるせんい材又は
鋼線を編組した補強層Hcからなっており、又ホース部材Hを機器やポンプ等に
連結するため、ホース端部に取付けられる継手金具Aは図3のとおりで、ストレ
ート又は適宜に曲がった筒状本体1の一端部外面につば片1bが設けられると共
につば片1bを介してナット部材4が抜け出さないように遊嵌されており、他端
部には一定範囲の周面に鋸歯形の凹凸1aが複数条に形成され、そして、他端部
外周には、一定範囲の凹凸1aに対向するように内面に数条の山形環状の突起3
を間隔をおいて形成した大径の横向きコップ状のソケット金具2が被嵌され、一
端部側の環状端板2aが筒状本体1にかしめ付けられている。
【0003】
上記継手金具AとホースHの結合に当っては、図5のようにホースHの端部に
おける外側ゴム層Hbの一定長さの部分を、補強層Hcを損傷しない程度に剥ぎ
取り、その剥ぎ取り端部を筒状本体1とソケット金具2の間に差し込み、かしめ
機により図6のようにソケット金具2の所定部分を外方から筒状本体1に向って
圧縮変形させ、ホース端部を筒状本体1の凹凸部とソケット金具2の山形突起部
で圧迫挟持するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
一般に上記のような継手金具では、使用時に内部に存在する流体の圧力により
継手金具AからホースHを離脱させようとする力が作用しているので、両者の結
合を強固にしなければならず、そのため、上記のように筒状本体1の周面には一
定範囲に複数条の凹凸1aを設けてホース内面とのひっかかりを作る一方、ソケ
ット金具2の内面に数条の環状突起3を設けけると共にホース端部の外側ゴム層
Hbを所要の程度に剥ぎ取って、ソケット金具2の突起3と中間補強層Hcとの
ひっかかりを作るようにしている。
【0005】
そのひっかかりを作るべくソケット金具2を図6のように圧縮変形させた際、
ホース部材の内側ににおいては内側ゴム層Haが筒状本体1周面の各凹部にすき
間なく入り込む一方、表側では補強層Hcは局所的に押し下げられて波形を呈し
補強層上に残された外側ゴムが破れて、ソケット金具2の環状の突起3が補強層
Hcに圧接することになるが、補強層Hcは素材そのものにある程度の剛性があ
る上に編組されていて変形の程度や方向に制約があり、しかも、ソケット金具2
の各突起3の突出高さが一様であるため、突起3と補強層Hcとの間に内側ゴム
層におけるような充分なひっかかり効果を期待できない欠点がある。
【0006】
この場合、図6の点線のようにソケット金具2の圧縮変形量を大きくすること
が考えられるが、環状の突起3による補強層Hcの損傷や筒状本体1の潰れを招
く恐れがある。
そこで、この考案はソケット金具の圧縮変形量を大きくすることなく、補強層
を損傷させずにホース部材に対する挟持をより強固することを目的とする。
【0007】
上記目的のもとにこの考案は、筒状本体の一端部につば片を介してナット部材
を遊嵌し、他端部の一定範囲の周面に複数条の凹凸を形成すると共に他端部外周
にはその一定範囲の凹凸に対向させて内面に複数の環状の突起を設けた大径のソ
ケット金具を被嵌固定し、ソケット金具内面の突起と筒状本体周面の凹凸とでホ
ース端部を圧迫挟持するホース部材の継手金具として、ソケット金具内面の最奥
部の突起の内径を他の突起より小径とし内側により突出させたことを特徴として
いる。
【0008】
図1はこの考案に係る継手金具Aを示すが、筒状本体11はストレート又は適
宜に曲げられ(図ではストレート)、その一端部外面にはつば片11bが設けら
れると共にこのつば片11bを介してナット部材14が抜け出さないように遊嵌
されており、他端部の一定範囲の周面には鋸歯形(又は角形)の凹凸11aが複
数条に形成され、又他端部外周には上記一定範囲の凹凸11aに対向するように
内面に数条の山形環状の突起13を一定間隔に設けた大径で横向きコップ状のソ
ケット金具12が被嵌され、その一端部側の環状端板12aが筒状本体11にか
しめ付けられている点の構成は前記のものと変りない。
【0009】
ところで、この考案ではソケット金具12の内面に設けられる数条の山形環状
の突起13のうち、固定用端板12aに近い最奥部の突起13aの内径を他の突
起の内径より小さくして、他の突起13より内側に突出するように形成されてい
る。
【0010】
しかして、ホース部材との結合に当っては、前記のように内側ゴム層Haと外
側ゴム層Hb及び中間補強層Hcからなるホース部材Hの端部の外側ゴム層Hb
を一定長さ所要に剥ぎ取り、その端部を筒状本体11とソケット金具12の間の
空所に差し込み、かしめ機により図2のようにソケット金具12の所定の部分を
筒状本体11に向って圧縮変形させ、ソケット金具12内面の突起13,13a
と筒状本体11周面の凹凸11aとでホース端部を圧迫挟持する。
【0011】
その際、ソケット金具12内面の最奥部の突起13aは内径が他のものより小
さく、内側により突出しているので、かしめ機による圧縮変形の程度を従来と同
じにしても、最奥部の突起13aの内端は筒状本体11に一層近接することにな
り、両者間の間隔がより狭くなって、それだけホースの圧縮変形量が増大し、突
起13aと補強層Hcとのひっかかりが確実になる。
【0012】
以上のようにこの考案では、筒状本体に被嵌固定した大径のソケット金具内面
の複数の環状突起と、筒状本体の一定範囲の周面に形成した複数条の凹凸とでホ
ース端部を圧迫挟持するタイプのホース部材の継手金具として、ソケット金具内
面の最奥部の突起の内径を他の突起より小径とし、内側により突出させてホース
端部を挟持するようにしたので、ソケット金具自体の圧縮変形量を大きくするこ
となく、ホース端部を一層強固に挟持することができると共に補強層とのひっか
かりを確実にすることができ、そして、ホース部材を結合した際、ホース部材に
対する圧迫が増すのはソケット金具の最奥部の突起の部分すなわちホース端の一
箇所だけなので、ホース部材が圧迫を受けることによるゴム層の変形,移動を局
部に止めることができ、ホース本体側への変形,歪を招かず、又補強層が損傷し
たり、筒状本体が潰れたりせず、更に、突き出た突起を入口端や途中に設ける場
合に比べ突起の形成加工がやり易く、ホースの種類や寸法に応じ最適な突起内径
を選択し易い等の効果を有する。
【図1】この考案に係る継手金具の半断面側面図。
【図2】ホース部材を結合した状態の半断面側面図。
【図3】従来の継手金具の半断面側面図。
【図4】ホース端部の半断面側面図。
【図5】外側ゴム層を剥ぎ取った状態のホース端部の半
断面図。
断面図。
【図6】従来の継手金具にホース部材を結合した状態の
半断面側面図。
半断面側面図。
11 筒状本体 11a 凹凸
11b つば片 12 ソケット金具
13 突起 13a 最奥部の突起
14 ナット部材 A 継手金具
H ホース部材 Hc 補強層
Claims (1)
- 【請求項1】 筒状本体の一端部につば片を介してナッ
ト部材を遊嵌し、他端部の一定範囲の周面に複数条の凹
凸を形成すると共に他端部の外周には上記一定範囲の凹
凸に対向させて内面に複数の環状の突起を設けた大径の
ソケット金具を被嵌固定し、ソケット金具内面の突起と
筒状本体周面の凹凸とでホース端部を圧迫挟持するホー
ス部材の継手金具において、上記ソケット金具内面の最
奥部の突起の内径を他の突起より小径とし内側により突
出させてなるホース部材の継手金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1198391U JPH04127495U (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | ホース部材の継手金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1198391U JPH04127495U (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | ホース部材の継手金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04127495U true JPH04127495U (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=31900989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1198391U Pending JPH04127495U (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | ホース部材の継手金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04127495U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010112521A (ja) * | 2008-11-10 | 2010-05-20 | Kanaflex Corporation | ニップル継手 |
JP2016006343A (ja) * | 2014-06-20 | 2016-01-14 | ブリヂストンフローテック株式会社 | 継手 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5011529U (ja) * | 1973-05-29 | 1975-02-06 | ||
JPS57114085A (en) * | 1980-11-24 | 1982-07-15 | Aeroquip Ag | Hose attaching equipment |
JPH0136787B2 (ja) * | 1985-06-27 | 1989-08-02 | Kogyo Gijutsuin |
-
1991
- 1991-02-13 JP JP1198391U patent/JPH04127495U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5011529U (ja) * | 1973-05-29 | 1975-02-06 | ||
JPS57114085A (en) * | 1980-11-24 | 1982-07-15 | Aeroquip Ag | Hose attaching equipment |
JPH0136787B2 (ja) * | 1985-06-27 | 1989-08-02 | Kogyo Gijutsuin |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010112521A (ja) * | 2008-11-10 | 2010-05-20 | Kanaflex Corporation | ニップル継手 |
JP2016006343A (ja) * | 2014-06-20 | 2016-01-14 | ブリヂストンフローテック株式会社 | 継手 |
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