JPH0753749A - 農業用合成樹脂フィルム - Google Patents

農業用合成樹脂フィルム

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JPH0753749A
JPH0753749A JP5225130A JP22513093A JPH0753749A JP H0753749 A JPH0753749 A JP H0753749A JP 5225130 A JP5225130 A JP 5225130A JP 22513093 A JP22513093 A JP 22513093A JP H0753749 A JPH0753749 A JP H0753749A
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acrylic resin
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徳太郎 金居
Toshimi Machida
稔巳 町田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れた防滴性能を長期にわたって持続させる
ことができる農業用合成樹脂フィルムを提供する。 【構成】 合成樹脂フィルムの少なくとも片面に、アク
リル系樹脂塗膜を形成してなる農業用合成樹脂フィルム
であって、アクリル系樹脂塗膜が、OH基を有するアク
リル系樹脂のアルコール溶液に樹脂中のOH基を5%以
上反応させるのに必要な多官能性NCO基を有する化合
物を添加して充分に反応させた後に得られるアクリル系
樹脂塗料を塗布し、形成されたことを特徴とする農業用
合成樹脂フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は農業用合成樹脂フィルム
に関し、詳しくは防滴持続性に優れた農業用合成樹脂フ
ィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ハウスやトンネル等の農業施
設の被覆資材として、ポリエチレンフィルム、エチレン
−酢酸ビニル共重合体フィルム、ポリエステルフィル
ム、塩化ビニル系樹脂フィルム等の合成樹脂フィルムが
使用されているが、このような合成樹脂フィルムをハウ
スやトンネル等に使用すると、フィルム内表面に結露を
生じて、太陽光線の透過を妨げるという問題がある。そ
のため、従来では界面活性剤の1種である防滴剤を含有
させ、フィルム表面の親水性を高めて表面の濡れ性を良
好にし、表面が均一に濡れるようにするとともに、表面
に生じた水滴を速やかに流れ落ちるようにすることによ
り、フィルム内表面への結露を防止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
防滴剤を含有させ、フィルム表面の親水性を高めた合成
樹脂フィルムでは、防滴持続性が充分でなく、比較的短
期間のうちに防滴性が消失してしまうという問題があっ
た。そこで、エチルフェノール基を有するリン酸エステ
ルと上記防滴剤とを併用したり、トリキシレニルホスフ
ェートと防滴剤を併用したりする技術等が提案された
が、なお防滴持続性は充分なものとは言えなかった。ま
た、合成樹脂フィルムに練り込んだ防滴剤を合成樹脂フ
ィルム表面に設けた塗膜を通じて染み出させることも提
案されているが、防滴剤の染み出しが充分にではなく、
均一な防滴性能を得ることができなかった。更に、フィ
ルム表面に親水性の塗膜を設けたり、無機物を表面に沈
着させたりして防滴性を持続させることも提案されてい
るが、この場合も気候の変化によって防滴性能が左右さ
れるといった欠点を有するものであった。
【0004】本発明者等は、これらの問題を解決するた
めに鋭意研究を行なった結果、意外にも、合成樹脂フィ
ルムの表面に特定のアクリル系樹脂塗料を塗工すること
によって、優れた防滴性能を長期にわたって持続させる
ことができることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の農業用合成樹脂
フィルムは、合成樹脂フィルムの表面に、OH基を有す
るアクリル系樹脂のアルコール溶液に樹脂中のOH基を
5%以上反応させるのに必要な多官能性NCO基を有す
る化合物を添加し、充分に反応させた後に得られるアク
リル系樹脂塗料を塗工することにより塗膜を形成したこ
とを特徴とするものである。
【0006】本発明に使用される合成樹脂フィルムとし
ては、塩化ビニル系樹脂フィルム、ポリエチレンフィル
ム、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂フィルム、ポリエ
ステルフィルム、またはこれらの積層フィルム等従来よ
り農業用合成樹脂フィルムとして使用されているもので
あれば、特に限定はされない。
【0007】塩化ビニル系樹脂フィルムに使用される塩
化ビニル系樹脂としては、ポリ塩化ビニルの他、塩化ビ
ニルと他のモノマー、例えばエチレン、プロピレン、塩
化ビニリデン、アクリロニトリル、マレイン酸、イタコ
ン酸、メタクリル酸、酢酸ビニル、エチレン、プロピレ
ン、マレイン酸エステル、メタクリル酸メチル、メタク
リル酸エステル、アクリル酸エステル、高級ビニルエー
テルなどとの共重合樹脂、もしくはこれらのブレンド物
等が使用できる。
【0008】上記の合成樹脂フィルムは、必要に応じて
可塑剤、安定剤等の各種添加剤が添加されていても良
い。可塑剤としては、フタル酸エステル系可塑剤、リン
酸エステル系可塑剤、エポキシ系可塑剤等が使用でき
る。フタル酸エステル系可塑剤として、具体的には、ジ
−2−エチルヘキシルフタレート、ジイソノニルフタレ
ート、ジブチルベンジルフタレート、ジイソデシルフタ
レート、ジウンデシルフタレート等が挙げられ、リン酸
エステル系可塑剤として具体的には、トリクレジルホス
フェート、トリキシレニルホスフェート、トリス(イソ
プロピルフェニル)ホスフェート、トリブチルホスフェ
ート、トリエチルホスフェート、トリフェニルホスフェ
ート、トリエチルフェニルホスフェート等が挙げられ
る。また、エポキシ系可塑剤としては、植物油のエポキ
シ化物、エポキシ樹脂等が使用でき、植物油のエポキシ
化物としては、エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ油
等が挙げられ、エポキシ樹脂としては、エポキシ化ポリ
ブタジエン、エポキシステアリン酸メチル、エポキシス
テアリン酸ブチル、エポキシステアリン酸エチルヘキシ
ル、トリス(エポキシプロピル)イソシアヌレート、3
−(2−キセノキシ)−1,2−エポキシプロパン、ビ
スフェノールAジグリシジルエーテル、ビニルジシクロ
ヘキセンジエポキサイド、2,2−ビス(4−ヒドロキ
フェニル)プロパンとエピクロルヒドリンの重縮合物等
が挙げられる。また、上記のフタル酸エステル系可塑
剤、リン酸エステル系可塑剤、エポキシ系可塑剤の他、
ジ−2−エチルヘキシルアジペート等アジピン酸エステ
ル系可塑剤、ジ−2−エチルヘキシルセバケート等のセ
バチン酸エステル系可塑剤、ジ−2−エチルヘキシルア
ゼレート等のアゼラインエステル系可塑剤、トリメリッ
ト酸エステル系可塑剤、ポリプロピレンアジペート等の
ポリエステル系可塑剤、塩素化パラフィン等の可塑剤も
使用できる。上記の可塑剤は、単独で使用しても良い
し、2種以上を混合して使用しても良い。
【0009】上記の可塑剤の好ましい添加量としては、
樹脂100重量部に対し、フタル酸エステル系可塑剤で
20〜70重量部、リン酸エステル系可塑剤で1〜7重
量部、エポキシ系可塑剤で0.5〜7重量部で、可塑剤
全体としての好ましい添加量は樹脂100重量部に対
し、20〜70重量部であって、用いられる合成樹脂フ
ィルムの素材等によって適宜決定される。
【0010】本発明の農業用合成樹脂フィルムには、必
要に応じて防滴剤として公知の非イオン系界面活性剤が
添加される。非イオン系界面活性剤として具体的には、
ソルビタン脂肪酸エステル、ソルビトール脂肪酸エステ
ル、グリセリン脂肪酸エステル、ジグリセリン脂肪酸エ
ステル、ソルビタン脂肪酸・二塩基酸エステル、ソルビ
トール脂肪酸・二塩基酸エステル、グリセリン脂肪酸・
二塩基酸エステル、ジグリセリン脂肪酸・二塩基酸エス
テル等の多価アルコールと脂肪酸とのエステル、多価ア
ルコールと脂肪酸及び二塩基酸とのエステル、或いはこ
れらにエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブ
チレンオキサイド等のアルキレンオキサイドが付加され
た化合物等が挙げられ、具体的には、ソルビタンパルミ
テート、ソルビタンステアレート、ソルビタンステアレ
ート・エチレンオキサイド2モル付加物、ソルビタンス
テアレート・プロピレンオキサイド3モル付加物、ソル
ビトールステアレート、ソルビトールステアレート・エ
チレンオキサイド3モル付加物、ジグリセリンパルミテ
ート、ジギリセリンステアレート、グリセリンステアレ
ート、グリセリンパルミテート・エチレンオキサイド2
モル付加物、ソルビタンステアレートアジペート・エチ
レンオキサイド3モル付加物、ソルビトールステアレー
トアジペート・エチレンオキサイド2モル付加物、ジグ
リセリンパルミテートセバケート・プロピレンオキサイ
ド3モル付加物、ソルビトールパルミテートアジペート
・エチレンオキサイド3モル付加物等が挙げられる。こ
れらの非イオン系界面活性剤は単独または2種以上を組
み合わせて使用することができる。また、上記の非イオ
ン系界面活性剤の添加量は樹脂100重量部に対し、3
重量部以下である。3重量部を超えると、フィルム表面
への吹き出しが多くなり好ましくない。
【0011】本発明の合成樹脂フィルム中には、必要に
応じて防霧剤としての含フッ素化合物安定剤、滑剤また
は粘着防止剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤、光安定剤、無
機充填剤等の添加剤を添加することもできる。
【0012】本発明の用いられる上記含フッ素化合物と
しては、1分子中にフッ素基と水酸基またはアルキレン
オキサイド基の少なくとも1種を有する化合物であり、
前記フッ素基としては、パーフルオロアルキル基(Cn
2n+1基)、パーフルオロアルコキシ基(Cn 2n+1
基)、ポリフルオロアルキル基(Hmn
2n+1-m基)、パーフルオロアルケニル基(Cn
2n-1基)、ポリフルオロアルケニル基(Hmn
2n-1-m基)、パーフルオロアルキレン基(Cn 2n基)
等がある(式中m=1〜3、n=3〜20の整数)。ま
た、アルキレンオキサイド基としては(C2
4 O)n 、(C3 6 O)n等が挙げられる(式中n=
1〜30の整数)。上記のフッ素系化合物として具体的
には化1の(1)〜(13)に示す式で表されるものが
挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【化1】 上記の含フッ素化合物は単独で用いても良いし、2種以
上を混合して用いても良い。また、含フッ素化合物の添
加量は、樹脂100重量部に対し、0.01〜1.0重
量部、好ましくは0.05〜0.5重量部である。
【0013】安定剤としては、金属石鹸、有機ホスファ
イト系安定剤等の通常使用される安定剤が使用できる。
金属石鹸としては、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸バ
リウム、ステアリン酸カルシウム、リシノール酸バリウ
ム、ラウリン酸カルシウム、オレイン酸カルシウム、オ
クトイン酸亜鉛等が挙げられ、有機ホスファイト系ジフ
ェニルデシルホスファイト、トリフェニルホスファイ
ト、トリス(ノニルフェニル)ホスファイト、トリデシ
ルホスファイト、トリス(2−エチルヘキシル)ホスフ
ァイト、トリステアリルホスファイト、オクチルジフェ
ニルホスファイト、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル
錫マレート等が挙げられる。上記の安定剤は単独で用い
ても良いし、2種以上を混合して用いても良い。また、
これらの安定剤の添加量は、樹脂100重量部に対し、
0.5〜10重量部、好ましくは1〜5重量部である。
【0014】滑剤または粘着防止剤としては、ステアリ
ン酸、イソステアリン酸、パルミチン酸等の脂肪酸系滑
剤、ステアリン酸アミド、メチレンビスステアロアミ
ド、エチレンビスステアロアミド等の飽和脂肪酸アミド
系滑剤、ブチルパルミテート、ブチルステアレート等の
有機リン酸金属塩系滑剤、ポリエチレンワックス、流動
パラフィン等が挙げられる。上記の滑剤または粘着防止
剤は、単独で用いても良いし、2種以上を混合して用い
ても良い。
【0015】紫外線吸収剤としては、一般に使用されて
いるベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、サリチ
ル酸エステル系、シアノアクリレート系等の紫外線吸収
剤が挙げられる。上記の紫外線吸収剤は、単独で用いて
も良いし、2種以上を混合して用いても良い。
【0016】光安定剤としては、ヒンダードアミン等の
一般に使用されている光安定剤を単独もしくは2種以上
を混合して使用することができる。
【0017】無機充填剤としては、炭酸マグネシウム、
マグネシウム珪酸塩、酸化珪素、酸化アルミニウム、水
酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、ハイドロタル
サイト類の1種以上を用いることができる。上記の無機
充填剤の粒径は20μ以下が好ましい。
【0018】本発明に使用可能なOH基を有するアクリ
ル系樹脂としては、ヒドロキシアクリル酸エステル、ヒ
ドロキシメタアクリル酸エステル等の重合体、もしくは
これらの共重合体、更には上記の単量体と共重合可能な
他ビニル系化合物との共重合体等を使用することができ
る。上記ヒドロキシアクリル酸エステルとして具体的に
は、ヒドロキシメチルアクリレート、2−ヒドロキシエ
チルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト、3−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロ
キシブチルアクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリ
レート、2−ヒドロキシペンチルアクリレート、6−ヒ
ドロキシヘキシルアクリレート等が挙げられ、ヒドロキ
シメタアクリル酸エステルとして具体的にはヒドロキシ
メチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、3−
ヒドロキシプロピルメタクリレート、2−ヒドロキシブ
チルメタクリレート、4−ヒドロキシブチルメタクリレ
ート、2−ヒドロキシペンチルメタクリレート、6−ヒ
ドロキシヘキシルメタクリレート等が挙げられる。
【0019】また、上記のヒドロキシアクリル酸エステ
ル、ヒドロキシメタアクリル酸エステルと共重合可能な
ビニル系化合物としては、アクリル酸、メタアクリル酸
等のα,β−不飽和カルボン酸、メチルアクリレート、
エチルアクリレート、n−プロピルアクリレート、i−
プロピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、i−
ブチルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、2
−エチルヘキシルアクリレート、デシルアクリレート、
ドデシルアクリレート、トリデシルアクリレート、ステ
アリルアクリレート等のアクリル酸エステル、メチルメ
タクリレート、エチルメタクリレート、n−プロピルメ
タクリレート、i−プロピルメタクリレート、n−ブチ
ルメタクリレート、i−ブチルメタクリレート、シクロ
ヘキシルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリ
レート、デシルメタクリレート、ドデシルメタクリレー
ト、トリデシルメタクリレート、ステアリルメタクリレ
ート等のメタクリル酸エステル、スチレン、アクリロニ
トリル、メタクリロニトリル、酢酸ビニル、プロピオン
酸ビニル、ジアクリロアミド、N−ブトキシメタクリロ
アミド等が挙げられる。
【0020】上記のモノマーを重合させるための重合開
始剤としては、アゾビスイソブチロニトリル、ベンゾイ
ルパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド等の
ラジカル発生剤を用いることができる。また、必要に応
じてブチルメルカプタン、n−ドデシルメルカプタン、
tert−ドデシルメルカプタン、β−メルカプトエタ
ノール等の分子量調節剤を使用することもできる。
【0021】本発明に使用されるアクリル系樹脂塗料
は、上記のアクリル系樹脂のアルコール溶液に多官能性
NCO基を有する化合物を添加し、アクリル系樹脂中の
OH基、含有水分、および溶剤であるアルコール中のO
H基と充分に反応させ、反応を終結後に上記の合成樹脂
フィルムの少なくとも片面に塗布される。多官能性NC
O基を有する化合物としては、脂肪族イソシアネート、
脂環族イソシアネート、芳香族イソシアネートおよびこ
れらの誘導体等が使用できる。上記のイソシアネートと
して具体的には、ヘキサメチレンジイソシアネート、イ
ソホロンジイソシアネート、キシレンジイソシアネー
ト、ビス(イソシナートメチル)シクロヘキサン、ジシ
クロヘキシルメタンジソシアネート、1,4−ジイソシ
アナートシクロヘキサン、1,3−ビス(α,αジメチ
ルイソシアナートメチル)ベンゼン、イソシアナートメ
チルメチルシクロヘキシルイソシアネート、トルエンジ
イソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、
ナフタレンジイソシアネート等が挙げられ、またこれら
の誘導体としてはトリメチロールプロパンアダクト体、
イソシアヌレート体、アルコール変性イソシアヌレート
体、ビウレット体等が挙げられる。これらの化合物は単
独または2種以上を混合して使用することができる。
【0022】上記のアクリル系樹脂塗料は、上記アクリ
ル系樹脂の他に必要に応じてエチレングリコール、ペン
タエリスリトール、ソルビタンエステル、含フッ素化合
物、シリコン系界面活性剤等の多価OH物質を加えたア
クリル系樹脂アルコール溶液と、多官能性NCO基を有
する化合物と反応させたものであってもよい。また、多
官能性NCO基を有する化合物を添加し、アクリル系樹
脂中のOH基、含有水分、および溶剤であるアルコール
中のOH基と充分に反応させ、反応を終結させたアクリ
ル系樹脂塗料に、該塗料の塗布直前に多官能性NCO基
を有する化合物を添加したものであってもよい。更に、
コロイダルシリカ、コロイダルアルミナ等を上記アクリ
ル系樹脂アルコール溶液中に分散させたものを合成樹脂
フィルムに塗布してもよい。またこのとき、コロイダル
シリカの一部または全部をフュームドシリカに置き換え
てもよい。このフュームドシリカを添加することによ
り、ブロッキング防止性が向上し、ハウス換気等の作業
性をよくすることができる。
【0023】上記のアクリル系樹脂塗料の塗布方法とし
ては、スプレーコート、ロールコート、グラビアコー
ト、リバースロールコート、ディップコート等や、スク
リーン印刷、フレキソ印刷等の公知の方法を採用するこ
とができる。またアクリル系樹脂は紫外線硬化型のもの
を用いることもできる。アクリル系樹脂塗料の厚みは
0.01〜10μが好ましい。
【0024】
【作用】本発明の農業用合成樹脂フィルムは、少なくと
も片面に、特定のアクリル系樹脂塗料による塗膜を設け
たことにより、防滴剤を合成樹脂フィルムに練り込まな
くても、ハウスやトンネル等の農業用施設に展張した
際、フィルムの表面に水滴が付着することが効果的に防
止され、かつ、その効果が長期にわたって持続させるこ
とができるものである。また、合成樹脂フィルム自体に
防滴剤として公知の非イオン系界面活性剤や、防霧剤と
しての含フッ素化合物等を添加した場合、その効果をも
長期にわたって継続させることができる。
【0025】
【実施例】以下、具体的な実施例を挙げ、本発明を更に
詳細に説明する。
【0026】表1に示す配合物をヘンシェルミキサーに
仕込み、10分間攪拌混合した後、175℃に加熱溶融
してロール混練りし、次いでカレンダー装置によって厚
さ0.1mmのフィルムを形成した。
【表1】 塩化ビニル樹脂(平均重合度 1300) 100重量部 ジ−2−エチルヘキシルフタレート 50重量部 トリクレジルホスフェート 3重量部 トリキシレニルホスフェート 2重量部 エポキシ樹脂(エピコート828) 2重量部 Ba−Zn系安定剤 1.5重量部 ステアリン酸バリウム 0.5重量部 ステアリン酸亜鉛 0.5重量部 ソルビタンモノステアレート 1.2重量部 ソルビタンモノパルミテート 1.2重量部 エチレンビスステアロアミド 0.3重量部 2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノン 0.5重量部 高級脂肪酸金属塩 *1 0.2重量部 含フッ素化合物 *2 0.2重量部 *1 〔(C1637O)2 POO〕2 Zn *2 C8 17CH2 CH(OH)CH2 O(C2 4
O)H
【0027】表2に示す組成からなる配合物を反応さ
せ、イソプロピルアルコール/酢酸エチル=50/50
を加えて10%のアクリル系樹脂溶液を作成した。
【表2】 メチルメタクリレート 40重量部 ブチルメタクリレート 30重量部 ブチルアクリレート 5重量部 2−ヒドロキシエチルメタクリレート 24重量部 メチルアクリレート 1重量部 ベンゾイルパーオキサイド 0.5重量部 イソプロピルアルコール 200重量部
【0028】〔実施例1〕上記フィルムをハウス展張時
に内側となる面に、上記のようにして得られたアクリル
系樹脂アルコール溶液100重量部にヘキサメチレンジ
イソシアネート−トリメチロールプロパンアダクト体
(コロネートHL 日本ポリウレタン社製)2.0重量
部を添加し、25℃にて24時間放置して充分に反応さ
せたアクリル系樹脂塗料を150メッシュのグラビアロ
ールにて塗布し、またハウス展張時に外側となる面に、
上記のようにして得られたアクリル系樹脂アルコール溶
液100重量部にヘキサメチレンジイソシアネート−ト
リメチロールプロパンアダクト体(コロネートHL 日
本ポリウレタン社製)3.0重量部、含フッ素化合物
〔C8 17CH2 CH(OH)CH2 O(C2 4 O)
H〕0.1重量部を添加し、25℃にて24時間放置し
て充分に反応させ、塗布直前にヘキサメチレンジイソシ
アネート−トリメチロールプロパンアダクト体(コロネ
ートHL 日本ポリウレタン社製)1.0重量部添加し
たアクリル系樹脂塗料を150メッシュのグラビアロー
ルにて塗布して農業用合成樹脂フィルムを得た。得られ
た農業用合成樹脂フィルムを、パイプハウスの被覆材と
して、足利地区のハウスに展張し、展張直後、6ケ月、
12ケ月、18ケ月の4回にわたり、フィルムの内表面
への水滴の付着状態(防滴性)およびフィルム内表面の
付近の霧の発生状況(防霧性)について観察した。結果
を表3に示す。尚、防滴性の判定は下記基準にて行なっ
た。 <防滴性評価基準> ◎・・・フィルムの内表面に殆ど水滴が見られない。 ○・・・フィルムの内表面に僅かに水滴が見られる。 △・・・フィルムの内表面に水滴が見られる。 ×・・・フィルムの内表面に多くの水滴が見られる。 <防霧性評価基準> ◎・・・全く霧の発生が見られない。 ○・・・僅かに霧の発生が見られる。 △・・・霧の発生が見られる。 ×・・・多くの霧の発生が見られる。
【0029】〔実施例2〕上記フィルムをハウス展張時
に内側となる面に塗布するアクリル系樹脂塗料を、アク
リル系樹脂アルコール溶液100重量部にヘキサメチレ
ンジイソシアネート−トリメチロールプロパンアダクト
体(コロネートHL 日本ポリウレタン社製)3.0重
量部、含フッ素化合物〔C8 17CH2 CH(OH)C
2 O(C2 4 O)H〕0.1重量部を添加し、25
℃にて24時間放置して充分に反応させ、塗布直前にヘ
キサメチレンジイソシアネート−トリメチロールプロパ
ンアダクト体(コロネートHL 日本ポリウレタン社
製)1.0重量部添加したアクリル系樹脂塗料に代える
以外は、実施例1と同様にして農業用合成樹脂フィルム
を得た。得られた農業用合成樹脂フィルムについて実施
例1と同様にして防滴性、防霧性について評価した。結
果を表3に示す。
【0030】〔実施例3〕上記フィルムをハウス展張時
に内側となる面に塗布するアクリル系樹脂塗料を、アク
リル系樹脂アルコール溶液100重量部にヘキサメチレ
ンジイソシアネート−トリメチロールプロパンアダクト
体(コロネートHL 日本ポリウレタン社製)3.0重
量部、ソルビタンモノステアレート・エチレンオキサイ
ド3モル付加物0.2重量部、シリコン系界面活性剤
(SILWET L−77、日本ユニカー社製)0.1
重量部を添加し、25℃にて24時間放置して充分に反
応させ、塗布直前にヘキサメチレンジイソシアネート−
トリメチロールプロパンアダクト体(コロネートHL
日本ポリウレタン社製)1.0重量部添加したアクリル
系樹脂塗料に代える以外は、実施例1と同様にして農業
用合成樹脂フィルムを得た。得られた農業用合成樹脂フ
ィルムについて実施例1と同様にして防滴性、防霧性に
ついて評価した。結果を表3に示す。
【0031】〔実施例4〕上記フィルムをハウス展張時
に内側となる面に塗布するアクリル系樹脂塗料を、アク
リル系樹脂アルコール溶液100重量部にヘキサメチレ
ンジイソシアネート−トリメチロールプロパンアダクト
体(コロネートHL 日本ポリウレタン社製)3.0重
量部、ソルビタンモノステアレート・エチレンオキサイ
ド3モル付加物0.2重量部、含フッ素化合物〔C8
17CH2 CH(OH)CH2 O(C2 4 O)H〕0.
1重量部を添加し、25℃にて24時間放置して充分に
反応させ、塗布直前にヘキサメチレンジイソシアネート
−トリメチロールプロパンアダクト体(コロネートHL
日本ポリウレタン社製)1.0重量部添加したアクリ
ル系樹脂塗料に代える以外は、実施例1と同様にして農
業用合成樹脂フィルムを得た。得られた農業用合成樹脂
フィルムについて実施例1と同様にして防滴性、防霧性
について評価した。結果を表3に示す。
【0032】〔実施例5〕上記フィルムをハウス展張時
に内側となる面に塗布するアクリル系樹脂塗料を、アク
リル系樹脂アルコール溶液100重量部にヘキサメチレ
ンジイソシアネート−トリメチロールプロパンアダクト
体(コロネートHL 日本ポリウレタン社製)2.0重
量部を添加し、25℃にて24時間放置して充分に反応
させ、塗布直前にコロイダルシリカ(IP−St、固形
分30%、日産化学社製)100重量部添加したアクリ
ル系樹脂塗料に代える以外は、実施例1と同様にして農
業用合成樹脂フィルムを得た。得られた農業用合成樹脂
フィルムについて実施例1と同様にして防滴性、防霧性
について評価した。結果を表3に示す。
【0033】〔実施例6〕上記フィルムをハウス展張時
に内側となる面に塗布するアクリル系樹脂塗料を、アク
リル系樹脂アルコール溶液100重量部にヘキサメチレ
ンジイソシアネート−トリメチロールプロパンアダクト
体(コロネートHL 日本ポリウレタン社製)2.0重
量部を添加し、25℃にて24時間放置して充分に反応
させ、塗布直前にコロイダルシリカ(IP−St、固形
分30%、日産化学社製)100重量部、フュームドシ
リカ(アエロジル #200、日本アエロジル社製)
0.2重量部添加したアクリル系樹脂塗料に代える以外
は、実施例1と同様にして農業用合成樹脂フィルムを得
た。得られた農業用合成樹脂フィルムについて実施例1
と同様にして防滴性、防霧性について評価した。結果を
表3に示す。
【0034】〔比較例1〕上記フィルムをハウス展張時
に内側となる面に塗布するアクリル系樹脂塗料として、
上記アクリル系樹脂アルコール溶液をそのまま塗布する
以外は、実施例1と同様にして農業用合成樹脂フィルム
を得た。得られた農業用合成樹脂フィルムについて実施
例1と同様にして防滴性、防霧性について評価した。結
果を表3に示す。
【0035】〔比較例2〕上記フィルムをハウス展張時
に内側となる面に塗布するアクリル系樹脂塗料を、アク
リル系樹脂アルコール溶液100重量部に、ヘキサメチ
レンジイソシアネート−トリメチロールプロパンアダク
ト体(コロネートHL 日本ポリウレタン社製)1.0
重量部を塗布直前に添加したアクリル系樹脂塗料に代え
る以外は、実施例1と同様にして農業用合成樹脂フィル
ムを得た。得られた農業用合成樹脂フィルムについて実
施例1と同様にして防滴性、防霧性について評価した。
結果を表3に示す。
【0036】〔比較例3〕上記フィルムのハウス展張時
に内側となる面に塗布するアクリル系樹脂塗料を、アク
リル系樹脂アルコール溶液100重量部に、コロイダル
シリカ(IP−St、固形分30%、日産化学社製)1
00重量部を塗布直前に添加したアクリル系樹脂塗料に
代える以外は、実施例1と同様にして農業用合成樹脂フ
ィルムを得た。得られた農業用合成樹脂フィルムについ
て実施例1と同様にして防滴性、防霧性について評価し
た。結果を表3に示す。
【0037】〔比較例4〕上記フィルムのハウス展張時
に内側となる面に塗布するアクリル系樹脂塗料を塗布し
ない以外は、実施例1と同様にして農業用合成樹脂フィ
ルムを得た。得られた農業用合成樹脂フィルムについて
実施例1と同様にして防滴性、防霧性について評価し
た。結果を表3に示す。
【0038】
【表3】
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の農業用合
成樹脂フィルムは、少なくともフィルムの片面に特定の
アクリル系樹脂塗料からなる塗膜を有してなるため、防
滴性に優れることはもとより、優れた防滴性能が長期に
わたり維持される。また、公知の防滴剤を使用すること
により相乗効果が得られると共に、その防滴剤の有する
防滴性能の持続性も向上させることができる。更に、防
霧剤としての含フッ素化合物等の添加剤を併用すること
により、これら添加剤の性能の持続性までも向上させる
ことができる。従って、本発明の農業用合成樹脂フィル
ムを使用した場合には、太陽光線の透過が良く、しかも
栽培作物が濡れることないため、病害の発生が抑制さ
れ、作物の収穫が高いという効果も有するものである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂フィルムの少なくとも片面に、
    アクリル系樹脂塗膜を形成してなる農業用合成樹脂フィ
    ルムであって、アクリル系樹脂塗膜が、OH基を有する
    アクリル系樹脂のアルコール溶液に樹脂中のOH基を5
    %以上反応させるのに必要な多官能性NCO基を有する
    化合物を添加して充分に反応させた後に得られるアクリ
    ル系樹脂塗料を塗布し、形成されたことを特徴とする農
    業用合成樹脂フィルム。
  2. 【請求項2】 合成樹脂フィルムが樹脂100重量部に
    対し非イオン系界面活性剤0〜3重量部、パーフルオロ
    アルキル基含有化合物0〜3重量部含有する塩化ビニル
    系樹脂フィルムである請求項1記載の農業用合成樹脂フ
    ィルム。
  3. 【請求項3】 合成樹脂フィルムが樹脂100重量部に
    対し非イオン系界面活性剤0〜3重量部、パーフルオロ
    アルキル基含有化合物0〜3重量部含有するポリエチレ
    ンフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合フィルムまた
    はこれらの積層フィルムである請求項1記載の農業用合
    成樹脂フィルム。
  4. 【請求項4】 アクリル系樹脂塗料が、OH基を有する
    アクリル系樹脂のアルコール溶液に樹脂中のOH基を5
    %以上反応させるに必要な多官能性NCO基を有する化
    合物を添加し、充分に反応させた後、塗布直前に多官能
    性NCO基を有する化合物を添加したアクリル系樹脂塗
    料であることを特徴とする請求項1記載の農業用合成樹
    脂フィルム。
  5. 【請求項5】 アクリル系樹脂塗料が、OH基を有する
    アクリル系樹脂のアルコール溶液に樹脂中のOH基を5
    %以上反応させるに必要な多官能性NCO基を有する化
    合物を添加し、充分に反応させた後、コロイダルシリ
    カ、コロイダルアルミナ、フュームドシリカから選ばれ
    る1種以上を添加したアクリル系樹脂塗料であることを
    特徴とする請求項1または4記載の農業用合成樹脂フィ
    ルム。
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