JPS61239A - 耐久性の優れた農業用軟質塩化ビニル系樹脂フイルム - Google Patents

耐久性の優れた農業用軟質塩化ビニル系樹脂フイルム

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JPS61239A
JPS61239A JP59121242A JP12124284A JPS61239A JP S61239 A JPS61239 A JP S61239A JP 59121242 A JP59121242 A JP 59121242A JP 12124284 A JP12124284 A JP 12124284A JP S61239 A JPS61239 A JP S61239A
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Japan
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film
vinyl chloride
acrylate
chloride resin
paint
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JP59121242A
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Hiromi Arai
宏美 新居
Atsushi Obayashi
厚 大林
Shinya Nakamura
信也 中村
Isao Yajima
矢島 功
Kazuyoshi Nanun
南雲 和愛
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Mitsubishi Kasei Vinyl Co
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Mitsubishi Kasei Vinyl Co
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、耐久性の優れた農業用軟質塩化ビニル系樹脂
フィルムに関する。更に詳しくは、展張作業がやり易く
、展張後は防塵性、防曇性が優れ、これらの優れた性質
が長期間持続する耐久性の優れた農業用軟質塩化ビニル
系樹脂フィルムに関するものである。
「従来の技術」 近年、有用植物を栽培している農家は、収益性向上全目
的として、有用植物をノ・ウス(温室)又はトンネル内
で促進栽培又は抑制栽培する方法が、広く採用されるよ
うになった。
このハウス(温室)又はトンネルの被覆資材トL”CI
”i、ホIJエチレンフィルム、エチレン−Iffi[
ビニル共重合体フィルム、ポリエステルフィルム、ポリ
カーボネートフィルム、塩化ビニル系w脂フィルム、ガ
ラス等が使用されている。
中でも、軟質塩化ビニル系樹脂フィルムは、他の合成樹
脂フィルムに比較して、光線透過性、保温性、機械的強
度、耐久性、作業性、経済性等を総合して最も優れてい
るので、広く使用されている。
ハウス又はトンネルの被覆資材として使用されるものに
要求される性質は、 ■ 長期間にわたって外側表面が汚れず防塵性A   
   K優れ、良好な光線透過率を維持し、栽培作物の
生育を促進すること・ ■ 被覆資材の内側表面に付着した凝縮水を、栽培作物
に落下させることなく、フィルム内面に沿って流下させ
るという「防曇性」に優れ、ハウス又はトンネル内を適
度な湿度に維持し、病気の発生を抑制すること。
等である。
一方、従来の経験からすれば、農業用に使用される軟質
塩化ビニル系樹脂フィルムは、展張使用される地域、場
所等圧よって影f11wうけるれなくなる。また、フィ
ルム展張開始から二夏(フタナラ、二回目の夏のこと)
が経過すると、内側表面の防錆性が低下し、その後の使
用は困難となる6 上記欠点を排除する方法として、特公昭り7一コgtQ
O号公報、特公昭!0−31/9!r号公報、特開昭!
r4−タ9ユ37号公報、特公昭g& −9944!r
号公報等に記載されているように、特定のアクリル系樹
脂の被膜を、基体の塩化ビニル系樹脂フィルムの片面又
は両面に形成する方法がある。
さらに、特開昭!;l−7θユgコ号公報には、紫外線
吸収剤?配合した特定組成のアクリル系樹脂流 の貴膜を、基体のフィルム表面に形成する手法が記載さ
れている。しかし、これら手法において基体フィルムに
形成される被膜は、いずれも熱可塑性樹脂全生体とした
ものであるため、特に夏季の外気温が商論時期に、基体
フィルムに配合されている添加剤が被f[k通して表面
に移行し、流し去られ消失してしまうのを、完全に抑制
することは困難であり、フィルムを長期問屋外で展張し
て使用するには、未だ問題があったO そこで、さらに上記欠点全改良するために、特開昭56
−!;3070号公報、特開昭4”? −70031号
公報、特開昭!;7−/1,336を号公報等に記載さ
れているように、塩化ビニル系11脂フイルムの少なく
とも一方の表面を、カチオン重合系のエネルギー線硬化
性樹脂組成物で被覆する方法が提案されている。しかし
、この方法に従ってカチオン重合系のエネルギー線硬化
性樹脂組成うけやすく、充分に所期の目的を達し得ない
という欠点があった。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明者らは、かかる状況にあって、展張作業がやり易
く、屋外での展張によって引きおこされる変色、脆化、
防曇性の低下などの好ましくない劣化現象が大幅に改善
され、劇久性を向上させた農業用塩化ビニル系樹脂フィ
ルムを提供することを目的として、鋭意検討した結果、
本発明を完成するに至ったものである。
「問題点を解決するための手段」 しかして本発明の要旨とするところは、塩化ビニル系樹
脂1oox蓄部当り、界面活性剤をO−λ重量部配合し
てフィルム化し、このフィルムの片面に防謳用塗料にも
とづく被膜を形成し、フィルムの残りの面に防備用塗料
にもとづく被膜を形成したことを特徴とする、耐久性の
優れた農業用軟質塩化ビニル系樹脂フィルムに存する。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明において塩化ビニル系樹脂とは、ポリ塩化ビニル
のほか、塩化ビニルが主成分を占める共重合体を含む。
塩化ビニルと共重合しうる単量体化置物としては、塩化
ビニリデン、エチレン、プロピレン、アクリロニトリル
、マレイン酸、イタコン酸、アクリル酸、メタアクリル
酸、酢酸ビニル等があげられる。これら塩化ビニル系樹
脂は、乳化重合法、懸濁重合法、溶液重合法、塊状重合
法等の従来公知の製造法のうち、いずれの方法によって
製造されたものであってもよい。
本発明に係る農業用軟質塩化ビニル系樹脂フィルムに、
柔軟性を付与するためには、基体樹脂1oox量部て対
して、20〜60重量部の可塑剤を配合する。可塑剤の
配合′ikヲ上記範囲j      とすると、目的の
フィルムに優れた柔軟性と機械的性質を発揮させること
ができる。
本発明で使用しつる可塑剤としては、例えばジ−n−オ
クチルフタレート、ジーコーエチルへキシルフタレート
、ジベンジルフタレート、ジインデシルフタレート、ジ
ドデシルフタレート、ジインデシルフタレート等の7タ
ル酸誘導体;ジイソオクチルフタレート等のインフター
ルv誘導体;ジーn−ブチルアジペート、ジオクチルア
ジペート等のアジピン酸誘導体ニジ−n−ブチルマレー
ト等のマレイン酸誘導体;トリーn−ブチルシトレート
等のクエン[8導体;モノブチルイタコネート等のイタ
コン咳誘導体;ブチルオレート等のオレインv誘導体;
グリセリンモノリシルレート等のリシノール酸誘導体;
その他トリクレジルホスフェート、エポキシ化大豆油、
エポキシ樹脂系可塑剤等があげられる。
本発明に係る農業用軟質塩化ビニルフィルムには、界面
活性剤(防備剤とも呼称される)全少量配合することが
できる。この界面活性剤は、添加しない方が、フィルム
の表層に被膜を形成する際に、「はじく」という現象が
生じないので好ましく、添加する場合は、塩化ビニル系
樹脂700重量部に対して、−重廠部までとする。
特に好ましいのは、塩化ビニル系樹脂100重量部に対
して、0−015重量部である。
基体の塩化ビニル系樹脂に配付しうる界面活性剤として
は、ソルビタンラウレート、フルビタンミリスリテート
、ンルビタンバルミテート、ンルビタンステアレート、
ンルビタンインステアレート、ンルビタンベヘネート、
ンルビタンオレート、ソルビタンヒドロキシステアレー
ト、ンルビタンパルミテートのエチレンオキサイド付加
物、ンルビタンステアレートのエチレンオキサイド付加
物などの脂肪酸のンルピタンエステルi、ボI7オキシ
エテレンノニルフエニルエーテル類、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレン脂肪酸エス
テル類、シュガーエステル類、セルロースエーテル類す
どがあげられる。これら界面活性剤は、一種でも二種類
以上を混合して用いてもよい。
本発明に係る農業用軟質塩化ビニル系樹脂フィルムの基
体フィルム忙は、必要に応じ他の樹脂添加物、例えば紫
外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、
顔料、染料等を配合することができる。
使用しうる紫外線吸収剤は、ベンゾフェノン系紫外線吸
収剤及び/又はベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤であ
り、具体的には次のようなものがあげられる。
ペンツフェノン系紫外線吸収剤−コーヒドロキシーダー
メトキシベンゾフエノン、コ、タージヒドロキシへ7ゾ
フエノン、2−ヒドロキシ−’I −n−オクトキシベ
ンゾフェノン、コーヒドロキシークーメトキシ−λ′−
カルボキシベンゾフェノン、λ、2′−ジヒドロキシー
II、II’ −ジメトキシベンゾフェノン、コーヒド
ロキシー弘−ペンソイルオキシベンゾフェノン、a、、
2’−ジヒドロキシ−弘−メトキシベンゾフェノン、コ
ーヒドロキシーターメトキシ−5−スルホンベンゾフェ
ノン、ユ、 u’、 4(、!’−テトラヒドロキシベ
ンゾフェノン、コ、λ′−ジヒドロキジータ、弘′−ジ
メトキシベンゾフエノン、ニーヒドロキシ−S−クロル
ベンゾフェノン、ビス−(2−メトキシ−+−ヒドロキ
シ−5−ベンゾイルフェニル)メタン。
ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤−2御(−′−ヒド
ロキシフェニル)ベンゾトリアソール、−一(コ′−ヒ
ドロキシー5′−メナルフェニル)ベンゾトリアゾール
、!−(コ′−ヒドロキシー5′−メチルフェニル)−
5−カルボン酸ブチルエステルベンゾトリアゾール、5
−(x’−ヒドロキシ−5′−メチルフェニル) −s
、A−ジクロルベンゾトリアゾール、−一(−′−ヒド
ロキシーsr  、、!チルフェニル)−5−エテルス
ルホンベンツトリアソー シ−t7  t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾ
トリアゾール、−一(2′−ヒドロキシ−5′−t−ブ
チルフェニル)ベンゾトリアソール、j2−(コ′−ヒ
ドロキシー5′−アミノフェニル)ベンゾトリアゾール
、J−(2’−ヒドロキシ−al、 s/−ジメチルフ
ェニル)ベンゾトリアゾール、−一(λ′−ヒドロキシ
ー3/、 s/−ジメチルフェニル)−5−メトキシベ
ンゾトリアゾール、−−C2’−メチルーダ′−ヒドロ
キシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(J’−ステ
アリルオキシ1.3’、S’−ジメチルフェニル) −
r−メチルベンゾトリアゾール、ニー(2′−ヒドロキ
シ−5−カルボン酸フェニル)ベンゾトリアゾールエチ
ルエステル、5−(2’−ヒドロキシ−3′−メチル−
3’−t−7”チルフェニル)ベンゾトリアソール、ニ
ー(−′−ヒドロキシー3’、A−’−ジーt−ブチル
フェニル)−5−クロロベンゾトリアソール、−一(コ
′−ヒドロキシー3′〜t−ブチル−、lt’−ブチル
フェニル)−5−クロロベンツトリアゾール、2−(2
’−ヒドロキシ−5′−メトキシフェニル)ベンゾトリ
ア7” −/I/、 x −(,2’ −ヒドロキシ−
3′、s’ −シー t−ブチルフェニル)−5−クロ
ロベンゾトリアノール、ニー(コ′−ヒドロキシーj′
−シクロヘキシルフェニル)ベンゾトリアゾール、λ−
(コ′−ヒドロキシ−t′。
!r’−X)メチルフェニル)−!=カルボン酸ベンゾ
トリアゾールプテルエステル、ニー(ユ′−ヒドロキシ
−3/、 s/−ジクロルフェニル)ベンツトリアゾー
ル、2−(2′−ヒドロキシ−q′、S′−ジクロルフ
ェニル)ベンゾトリアゾール、ニー(a′−ヒドロキシ
−3’J’−ジメチルフェニル)−3−エテルスルホン
ベンツトリアソー/lz、!−(2′−ヒドロキシ−q
′−オクトキシフェニルプペンゾトリアソール、5−(
2’−ヒドロキン−5′−メトキシフェニル)−5−メ
チルベンゾトリアゾール、−一(2′−ヒドロキシ−5
′−メチルフエニル) −s−、IJルホン峻エステル
ベンゾトリアゾール、ニー(2′−アセトキシ−5′−
メ5− ルフェニル)ベンゾトリアソール。
使用しつる光i定則としては、次の一般式〔(I)式に
おいて、R,% R4は炭素数/−4のアルキル基、n
はl−ダの整数、Rはl−を価のカルボン酸から誘導さ
れるモノ〜テトラアシル基金示す。〕で表わされるヒン
ダードアミン系化合物をいう。
上記(1)式で表わされるヒンダードアミン系化合物と
しては、グーアセトキシーコ、2.A、6−テトラメチ
ルピペリジン、弘−ステアロイルオキシ−2,2,54
−テトラメチルピペリジン、亭−7クリロイルオキシ−
2,2,56−テトラメチルピペリジン、4−(フェニ
ルアセトキシ)−21コ、6,6−テトラメチルピペリ
ジン、グー(フェノキシアセトキシ) −x、s、b、
b−テトラメチルピペリジン、グーシクロヘキサノイル
オキシーコ、コ、6,6−チトラメテルピペリジン、グ
ーベンゾイルオキシ−2,2,t、t−テトラメチルピ
ペリジン、’I−(o−クロロベンゾイルオキシ)−一
、2.is、A−テトラメチルピペリジン、クー(m−
クロロベンゾイルオキシ)  ”+コ、6,6−チトラ
メチルヒヘリジン、グー(p−クロロベンゾイルオキシ
)−J、2j、4−テトラメチルピペリジン、U−(O
−)ルオイルオキシ)−J、λ。
6.6−テトラメチルピペリジン、弘−インニコチノイ
ルオキシ−J、J、A、6−テトラメチルピペリジン、
グー(ニーフロイルオキシ)−コ、、2.A。
6−テトラメチルピペリジン、q−(β−ナフトイルオ
キy ) −a、z、t、、b−テトラメチルピペリジ
ン、ビス(ユ、ユ、6.6−チトラメチ、ルーダ−ピペ
リジル)オキザレート、ビス(2,2,b、A −テト
ラメチル−グーピペリジル)マロネート、ビス(2,2
,A、l、−テトラメテルーターヒヘリジル)アジペー
ト、ビス(2,コ、6.6−チトラメテルーダーピペリ
ジル)セパゲート、ビス(2,2゜6.4−テトラメチ
ル=グービベリジル)フマレート、ビス(2,2,鶴6
−チトラメチルーt−ピヘリシル)へキサヒドロフタレ
ート、ビス(2゜!、&、6−チトラメテルー弘−ピベ
リジル)テレフタレート、トリス(コ、コ、6,6−チ
トラメテルー+−ピペIJ シル)ベンゼン−/、、7
.5− トリ力J     ルボキ7レート、トリス(
;1,2,6.is−テトラメチル−l−ピペリジル)
トリアジン−2,lfi、A −トリカルボキシレート
、トリス(u、J、A、A−テトラメチル−亭−ピペリ
ジル)ニトリロトリアセテート、トリス(コ、J、4.
6−チトラメテルーダーピベリジル)ブタン−/、2.
J −)リカルボキシレート、テトラキス(2,2,A
、b−テトラメチルーダ−ピペリジル)ブロノくンー1
.1,2.3−テトラカルボキシレート、テトラキス(
−”1”+’+6−チトラメチルーt−ピペリジル)ブ
タン−/、2.J、’I−テトラカルボキシレート、テ
トラキス(コ、コ、6,6−チトラメチルー弘−ピペリ
ジル)プロパン−’l’1313−テトラカルボキシレ
ート、テトラキス(コ、コ、6,6−チトラメテルーダ
ービペリジル)エテンーi、i、:h、2−テトラカル
ボキ7レート、トリス(,2,コ、6.6−チトラメテ
ルーl−ピペリジル)−ニーアセトキシブロノくンー/
コ3−トリカルボキシレート、トリス(コ、コ。
6.6−テトラメチルーダーピペリジル)−ニーヒドロ
キシープロパンー/、:l、J −)リカルポ牛シレー
ト等があげられる。
前記紫外線吸収剤体)と上記(I)式で表わされるヒン
ダードアミン系化合物(B)との、塩化ビニル系樹脂に
対する配合量は、基体樹脂100重量部に対して、(A
Jと(B)との合計量を0.0λ〜g重量部とするのが
よ−。(5))と(Blとの会計量がこの範囲より少プ
よいときは、農業用軟質ポリ塩化ビニルフィルムの耐候
性が充分に優れたものとならないので、好ましくない・
(A)と(B)との合計量が上の範囲より多いときは、
フィルム化したのちに添加されたものが噴き出したりす
るという問題がおこり、好ましくない。上記範囲の中で
は、θl〜3Nf部が、特に好ましい。
紫外線吸収剤(A)とヒンダードアミン系化合物(B)
との配合量は、上記の範囲とするのがよいが、この配合
量のうち(A)と(B)との配合割合は、(A)対(B
) ’&、重量比で、75対ノないしl対15の範囲内
とする。この範囲内であると、(Al成分と(B)成分
との相乗効果が発揮される。上d己配会割合のうち(A
)対(B)の割合が、重量比で、5対lないし/対ざの
範囲内であると、特に好ましい。
使用しうる滑剤ないし熱安定剤としては、例えばポリエ
チレンワックス、流動パラフィン、ステアリン酸亜鉛、
ステアリン酸カルシュウム、ステアリン酸バリウム、リ
シノール酸バリウム、脂ILlj 7 ルニール、ジブ
チルスズラウレート、ジブチルスズマレート等があげら
れる。
これら樹脂添加物は、通常の配合量、例えば塩化ビニル
系樹JI¥1700重量部に対し、5重量部以下で使用
することができる。
基体となる塩化ビニル系樹脂に、可塑剤、界面活性剤、
紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系−、バンバリーミキ
サ−、スーパーミキ? −4−の他の配合機、混合機を
使用する方法を採用することができる。
上記塩化ビニル系樹脂組成物から基体フィルムt#!造
するには、通常のフィルム製造法、例えばカレンダー成
形法、押出成形法、インフレーション成形法などを適宜
採用することができる。
基体フィルムの厚さは、余り薄いと強度が不充分となる
ので好ましくな(、逆に朶り浮すざるとフィルム化作業
、その後の取り扱い等に不便をきたすので、θ、θ3〜
o、3tmnの範囲、好ましくは0.07 j〜0.2
3111111の範囲とするのがよい。
本発明に係る耐久性の優れた旋業用軟質塩化ビニル系樹
脂フィルムは、その片面に防塵用塗料にもとづく被膜が
形成されている。この防塵用塗料にもとづく被膜は、フ
ィルムをハウス等に展張して使用する除に外側に位置さ
せて使用し、フィルムに配合された各種樹脂添加物が外
側表面に噴き出すの全抑制する機能を果すものである。
防塵用塗料としては、基体の塩化ビニルフィルムとの密
着性、これに由来する被膜が可読性及び耐候性に富んだ
ものがよい。このような性、     ’Jjt−*“
6”mmmaht、−c・(イ) メチルメタクリレー
トを3oxits以上含むアクリル系樹脂、 (ロ) ウレタンアクリレートを含む紫外線硬化性組成
物、または (ハ) 上記(イ)と(ロ)との混合物、をそれぞれ主
成分として含むものが好適である。
上記(イ)メタルメタクリレートf30重量−以上含む
アクリル系樹脂は、メチルメタクリレートを30M量チ
以上、特に好ましくは5θ重量係以上と、これと共重合
可能なビニル化会物一種以上との共重合体をいう。共重
合可能なビニル化合物としては、メチルアルコ−ト、エ
チルアクリレート、n−プロピルアクリレート、1−プ
ロピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、1−ブ
ナルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、−〜
エチルへキシルアクリレート、デシルアクリレート、ド
デシルアクリレート、トリデシルアクリレート、ステア
リルアクリレート等のようなアクリル酸のc、 ””’
 C1!2のアルキルエステル類;エチルメタクリレー
ト、カープロピルメタクリレート、l−プロピルメタク
リレート、n−ブチルメタクリレート、i−ブチルメタ
クリレート、シクロヘキシルメタクリレート、ニーエチ
ルへキシルメタクリレート、デシルメタクリレート、ド
デシルメタクリレート、トリデシルメタクリレート、ス
テアリルメタクリレート等のようなメタクリル酸のC。
〜CWt のアルキルエステル類;アクリル酸、メタク
リル酸、イタコン酸、マレイン酸、アコニット酸、クロ
トン酸等のα、β−不飽和不飽和カルボン酸化上物;ヒ
ドロキシアルキルアクリレート類ロキシアルキルメタク
リレート類、スチレン、アクリロニトリル、メタクリレ
ートリル、[1ビニル、プロピオン酸ビニル、アクリル
アミド、メタクリルアミド、N−ブトキシアクリロアミ
ド、N−ブトキシメタクリロアミドなどをあげることが
できる。
上記アクリル系樹脂は、上記単量体全所定量組み合せて
、浴液重付して製造するのがよい。
この際使用される有機溶媒としては、アルコール類が好
適で、例えばメチルアルコール、エチルアルコール、n
−プロピルアルコール4 1−プロピルアルコール、n
−7’チルアルコール、@ec、  7”fルアルコー
ル、  tert 7 フチルアルニール、n−7ミル
アルコール、1−アミルアルコ−ル、tart−アミル
アルコール、■−ヘキシルアルコール、シクロヘキシル
アルコール等カあけられる。これらアルコール類のほか
、酢酸エチル、メチルエチルケトン、テトラヒドロフラ
ン、ヘキサン、トルエン、キシノン、クロロホルム等も
使用することができる。
前記(C’)ウレタンアクリレートを含む紫外#硬化性
組成物は、ポリエーテルポリオール及び/又はポリエス
テルポリオール、モジくはポリエーテルポリオールや、
ポリエステルポリオールなどとポリインシアネート類と
の反応によって得られるポリウレタンポリオールに、多
官能性インシアネート化合物、さらに活性水素を有する
エチレン性不飽オロ化合物を反応させて得られるものを
いう・ ポリエーテルポリオールは、アルキレンオキサイド(例
えば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、テ
トラヒドロフランなど)と、ポリオール(例えハ、エチ
レングリコール、l。
ニープロピレングリコール、/4−ブタンジオール、/
、6−ヘキサンジオール、グリセリン、トリメチロール
エタン、トリメチロールプロパン、 /、2.A−ヘキ
サントリオール、ペンタエリスリトール、ンルビトール
、ジエチレングリコール、トリエチレンクリコール、テ
トラエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジ
プロピレングリコール、ポリプロピレングリコールなど
)の反応によって得られる。
ポリエステルポリオールは、上a己ポリオールとエポキ
シ化合物(例えば、n−ブチルグリシジルエーテルベ 
アリルグリシジルエーテルなど)とポリカルボン酸(例
えば、フタル酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロ
フタル酸、イン7タル酸、テレフタル酸、無水フタルは
、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セパチン酸、
7    マレイン酸、無水マレイン酸、フマール酸、
ピロメリット酸、トリメリット酸など、及びこれらのエ
ステルを含む。)との反応によって得られ、又は上記ポ
リオールとポリカルボン酸、もしくは上記エポキシ化合
物とポリカルボン酸の反応によって得られる。
なお、ポリエステルポリオールは、重合性二重結合を骨
格中に含んでいてもよく、カルボキシル基を含むポリエ
ステルポリオールと重合性不飽和エポキシ化合物(例え
ば、グリシジルメタクリレート、アリルグリシジルエー
テルなど)を反応させるか、ある−いはグリシジル基金
含むポリエステルポリオールと重合性不飽和カルボン酸
(例えば、(メタ)アクリル酸など)とを反応させるこ
とによって得られる。
本発明において使用される多官能性インシアネート化合
物としては、特にジイソシアネート、トリインシアネー
ト類が好ましく、例えばテトラメナレンジインシアネー
ト、ヘキサメチレンジインシアネート、コ、グートリレ
ンジインシアネート、2.A−)リレンジインシアネー
ト、ジフェニルメタンーク、q′−ジインシアネート、
インホロンジインシアネート、リジンジイソシアネート
、これらの変性ジイソシアネート、水添化ジインシアネ
ートなどがあげられ、これらは単独使用でも二種以上の
併用でありCもよい。
活性水素?有するエチレン性不飽和化付物としては、ヒ
ドロキシ基金イイ化合物(例えば、アリルアルコール、
ニーヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ポリエチ
レングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピ
レングリコールモノ(メタ)アクリレートなど)、アミ
ノ基含有化合を吻(例えば、モノメチルアミノエチル(
メタ)アジリレート、モノエチルアミンエチル(メタ)
アクリレートなど)、アクリル酸又はメタクリル酸とモ
ノエポキシ化合物(例えば、グリシジル(メタ)アクリ
レート、n−ブチルグリシジルエーテル、アリルグリシ
ジルエーテルなど)との反応生成物、グリシジルアクリ
レート又はグリシジルメタクリレートとモノカルボン酸
含M化合物(例えば、酢酸、1凱安息香酸なと)、又は
第二級モノアミン化合物(例えば、ジメチルアミン、ジ
エチルアミン、ピペリジン、メチルアニリンなど)の反
応生成物なとがあけられる。
上記化合物を反応させて得られる重合性ウレタンアクリ
レート樹脂は、樹脂骨格中に二個以上のエチレン性不飽
和結仕の部分?有し、(重合体分子量)/(重合体中の
重合性二重結合数)で表わされる不飽和当量が300−
JOOOのものとする。不飽和当量が300未満である
と、飽和当量がg、o o o 1越えると、このよう
な樹脂を含む被覆組成物から形成される被膜は、充分硬
化せず、積増するなどして、使用上問題が残る。不飽和
当量は、上記範囲のうちSOO〜s、o o oの範囲
が好適である。
本発明におhて、重合性ウレタンアクリレート樹脂と重
合可能な単量体としては、スチレン、ビニルトルエン、
t−ブチルスチレン、モノクロロスチレン、α−メチル
スチレン、p−メチルスチレン、ジビニルベンゼンナト
のステレン化合物:ビニルアセテート、ビニルプロピオ
ネート、ビニルブチレート、ビニルベンゾエートナトの
ビニルエステル類:フェノキシエテル(メタ)アクリレ
ート、インデシル(メタ)アクリレート、n−ヘキシル
(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレー
ト、ラウリル(メタ)アクリレート、エトキシ(メタ)
アクリレート、メトキシエチル(メタ)アクリレート、
グリシジル(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アク
リレート、ニーヒドロキシエチル(メタ)アクリレート
、ニーヒドロキシブロビル(メタ)アクリレート、ニー
メトキシエトキシエチル(メタ)アクリレート、ベンジ
ル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アク
リレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリロイル
フォスフェート、デトラヒドロフルフリル(メタノアク
リレ−)、/、J−フ゛タンj    、オー、つ(□
、ア71J L/ −)、/、!−7’Jンジオールジ
(メタ)アクリレート、I、6−ヘキサンシオールジ(
メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アク
リレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、トリメテロールプロパンジ(メタ)アクリレート、
3−メチルペンタンジオールジ(メタ)アクリレート、
トリメチロールプロノ(ントリ(メタ)アクリレート、
ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレートなどの
(メタ)アクリレート系化合物:アクリロニトリルなど
の不飽和ニトリル化会物;アクリルアミド、N−ブトキ
シメチルアクリルアミドなとのα、β−不飽和不飽和ア
ミドラ;フマル酸ジエチルイン酸ジプチルなどの不飽和
ポリカルボン酸のジエステル化@−物などが挙げられる
。これらは、単独使用でも二種以上の併用であってもよ
い。
重合性ウレタンアクリレート樹脂と、これと重合可能な
単量体との配合割合は、後者が少なすぎると紫外線を照
射しても充分硬化しないので好ましくなく、逆に多すぎ
ると紫外ak熱照射た後に形成される被膜がもろくなり
すぎて、好ましくない。好ましい配合割合は、重合性ウ
レタンアクリレート樹脂と、これと重合可能な単量体と
の配合割合は、重量比で前者が30〜29対後者が70
〜l(両者の会計量を100とする。)の割合がよく、
特に好゛ましいのは、ダO〜90対60〜IQ(両者の
合計量をio。
とする)である。
本発明におけるウレタンアクリレートを含む紫外線硬化
性組成物は、上記型・合性ウレタンアクリレート樹脂に
、これらと重合可能な単量体を含む組成物よりなり、こ
の組成物に、紫外線を照射することによって好ましく硬
化反応するように、更に光増感剤を配合する。
光増感剤としては、ベンゾイン、ベンゾインメチルエー
テル、ベンツインプロピルエーテル、ベンゾインメチル
エーテル、ベンゾインフェニルエーテル、アントラキノ
ン、ナフトキノン、ベンゾフェノン、ベンゾイルパーオ
キシド、ベンジルケタール、  /、/−ジクロロアセ
トフェノン、パラーt−プチルジクロロアセトフエンン
、コークロロテオキサントン、2.ニージエトキシアセ
トフェノン、ミヒラーズケトン、a、X−シクロルーダ
−フェノキシアセトフェノン、フェニルグリオキシレー
ト、α−ヒドロキシインブチルフェノン、N−メチルジ
ェタノールアミン、トリエチルアミンなどがあけらfL
6゜光増感剤の配合量は、少なすぎると室外1111を
照射しても硬化が不充分となるので好址しくなく、逆に
多すぎるとこれ金増賦しても硬化性には差はなく、好ま
しくなA。好ましい配合量は、重合性ウレタンアクリレ
−トイ旧線を含む紫外線硬化性組成物、これらと重合可
1〕ヒな単量体、及び光増感剤の三成分の合計量vコ対
して0.01〜2ON量%、好1しくはθ、/−10重
量係の範囲から選ばれる。
このウレタンアクリレートを含む紫外線硬化性組成物C
よ、上記の三成分のほか、更に要すれば溶剤、塗布性向
上剤が配合されていてもよい。
溶剤、塗布性向上剤等鉱、被榎組成物をフイ/l/A表
面に塗布しやすぐする目的で添加するものであり、具体
例としては、メチルエチルケトン、メチルインブチルケ
トン、酢酸エチル、酢酸ブチル、エチルアルコール、イ
ソプロピルアルコール、トルエン、キシレンなトカアケ
ラレる・塗布性向上剤としては、シリコーン系界面活性
剤、セルロース系界面活性剤、フッ素系界面活性剤がど
があげられる。これらは単独でも、併用であってもよh
o 上記ウレタンアクリレートを含む紫外線硬化性組成物は
、上記の成分のほか忙、被1良の可撓性のような物理的
性質を改良する目的で、他の物質が添加されていてもよ
い。
これら物質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリスチレン、ポリアクリレート、ポリメタクリレート
、ポリ塩化ビニル、ポリブタジェン、セルローズなどの
合成樹脂及び天然゛1     樹脂、ゴム類、ジアリ
ルフタレートプレポリマ′1 −、ブタジェンオリゴマーなどのプレポリマー、オリゴ
マー類などがあげられる。このほか、前記(イ)のアク
リル系樹脂であってもよい。
基体の塩化ビニル系樹脂フィルムの片面に、上記防塵用
塗料を塗布し被膜を形成するには、まず、常法に従って
塗布し、ついで塗料が(イ)のアクリル系樹脂であると
きは、有機溶媒を揮散させ、塗料が(ロ)のウレタンア
クリレートtttr紫外線硬化性組成物であるへきは、
紫外線を照射して塗布j摸を硬化させる。
上記塗料を塗布するには、ドクターブレードコート法、
グラビアロールコート法、エアーナイフコー)法、!J
バースロールコニー法、ティップコート法、カーテンロ
ールコート法、スプレィコート法、ロッドコート法等の
公知の塗布手段のいずれかによればよい。
なお、塗料を塗布する前に、基体塩化ビニル系樹脂フィ
ルムの表面をアルコール又は水で洗浄したり、この面に
プラズマ放電処理、コロ〉放電処理をほどこしたり、防
塵用塗料と基体フィルムとの親和性を向上させるための
他の塗料、プライマー全下塗りしたり等の両部s t−
t’tどこしておいてもよい@ 燥は、自然乾燥法、熱風乾燥法、赤外線乾燥法、遠赤外
線乾燥法などで乾燥するのがよい。乾燥温度は、前記有
機溶料を飛散させる温度、すなわち、アクリル系樹脂t
−g解してbる有機溶媒含む紫外線硬化性組成物である
ときには、塗布面に紫外線を照射する。この場合には、
波長が、2oo−sooミリミクロン、特に好ましくは
300−ダ00ミリミクロンの波長の紫外線を照射し、
硬化反応をおこさせればよい。このような波長の紫外線
の光源としては、高圧水銀灯、中圧水銀灯、低圧水銀灯
、メタルハライドランプ、キセノン灯、アーク灯などが
用いられる。
本発明におhて、基体フィルムの片面に防塵性塗料にも
とづいて形成する被膜は、アンダーコートヲ施す場合は
そのコートの分も含めて、乾燥同化後の量として、0−
/f/rr?〜5?/−/ぜより多いときは被膜を形成
したフィルムのま 機械的強度が低下し、いずれも好幸しくない・上の範囲
では’−:ly−/m”〜3P/mの範囲が特に好まし
い。
本発明に係る耐久性の優れた農業用軟質塩化ビニル系樹
脂フイルームは、フィルムの残りの面に防曇用塗料にも
とづく被膜が形成されている。
この防曇用塗料にもとづく被膜は、フィルムをハウス等
に展張して使用する際に内側表面とし、この内側表面に
水滴が付着するのを抑制する機能を果すものである。
防曇用塗料としては、次のようなものがあげられ机 に)有効成分として、親水性アクリル系化合物’i73
重量−以上含むアクリル系重合体を含むもの。
(ホ) 有効成分として、コロイダルシリカ及び/又は
アルミナゾル全含むもの。
(へ)有効成分として、−分子内に疎水性分子鎖ブロッ
クと親水性分子鎖ブロックとを含むブロック共重合体を
含むもの@ 上記に)のアクリル系重合体は、親水性アクリル系化合
物をlS重量%以上、特に好ましくはSO重量係以上含
むアクリル系重合体?いう。
親水性アクリル系化合物としては、ヒドロキシアルキル
(メタ)アクリレート類があげられる・このに)のアク
リル系重合体製造に使用されるヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレート類としては、ヒドロキシメチル(メタ
)アクリレート、ニーヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レート、ニーヒドロキシプロビル(メタ)アクリレート
、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ユー
ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、グーヒドロキ
シプテル(メタ)アクリi    ′−1・J−?: 
)”0z2−、z<7−y#(″月ア′リレート、6−
ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレート等があげられ
る。これらは単独重合体であってもよく、これらヒドロ
キシアルキルよい。
のアクリル系樹脂を調製する際にメチルメタクリレート
と共重合可能なビニル化合物としてあげたものと同種で
あってよい。
このアクリル系重合体は、有機溶媒に溶解して、防曇用
塗料とする。この際使用できる有機俗媒は、前記(イ)
のアクリル系樹脂を重合する際に使用することができる
ものとして例示したものの中から、選ぶことができる。
上l′i己(ホ)の有効成分全構成するコロイダルシリ
カ及び/又はアルミナゾルは、平均粒子径が200ミリ
ミクロン以下のものをいう。これらは、それぞれ単独で
使用してもよいし、両者を組み仕せて使用してもよい1
両者を組み仕せるときは、コロイダルシリカとアルミナ
ゾルとを、重量比で50−10720−K O(全体と
してiooとする。)の割合とするのがよい。
上記コロイダルシリカ及び/又はアルミナゾルは、水、
界面活性剤と組み会せて、固形分としてo、os−io
重量%(防曇性塗料全体として10ON量%とする。)
として使用するのがよい。
アルミナゾルは、通常市販されている製品そのもの、ま
たは通常市販されているアルミナ粉末を水に分散させて
水性ゾルとしたもの、いずれであってもよい。アルミナ
ゾルは、烏′o度で水に分散させようとすると、分散液
の粘度が急激に高まると込ういわゆるチキントロピー性
を示し、均質な分散液が得にくいが、コロイドミルの様
な媒質剪断内部攪拌機を用いると、均質な分散液を得る
ことができる。また、この分散液にコロイダルシリカを
混合すると、分散液の粘度を降下させることができる。
他方のコロイダルシリカは、多くの場合粒子表面は陰電
荷に帯電しているが、本発明においては、陰電荷に帯電
しているものを用いるのは好ましくない。これは、上述
のアルミナゾルは、粒子表面が陽電荷に帯電しているた
めに、陰電荷に帯電したコロイダルシリカと陽電荷に帯
電しているアルミナゾルとを混合すると、混合分散液は
急激に凝集し、ゲル化し、分散不良を生起する。従って
、コロイダルシリカは、′粒子表面に陽電荷に帯電した
ものとするのがよい。
上記(ホ)のコロイダルシリカ及び/又はアルミナゾル
を有効成分とする塗料と併用される界面活性剤は、非イ
オン系界面活性剤が好ましく、具体例としては、ポリオ
キシエチレンアルキルx−fk類、ボIJオキシエチレ
ンアルキルフェノールエーテル類、ポリオΦジエチレン
アルキルエステル類、ソルビタンアルキルエステル類、
ポリオキシエテレンソルピタンアルキルエステ#m、脂
肪酸アルキロールアマイド類、セルロースエーテル類な
どがあげられる。これら界面活性剤が防曇性塗料中に占
める割合は、O,OS〜/、1重量%(防曇性塗料全体
として100重量矛とする)とするのがよい。
上記(へ)のブロック共重合体は、−分子内に疎水性分
子鎖ブロックと親水性分子鎖ブロックとを含んだ共重合
体をいう〇 この(へ)のブロック共重合体の疎水性分子鎖ブロック
としては、アクリル酸メチル、アクリル酸エテル、アク
リル酸グロビル、アクリル酸ブチル、アクリル酸ペンチ
ル、アクリル酸ヘキシル、アクリル舷ヘベテル、アクリ
ル酸オクチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、メタ
クリル酸ペンチル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル
酸ヘプチル、メタクリル酸オクチル、アクリロニトリル
、メタクリレートリル等の(メタ)アクリレート単量体
;スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、ク
ロルスチレン等のビニル芳香族単量体1ブタジエン、イ
」ンプレン、クロロブレン等のジエン糸牢量体:酢酸ビ
ニル、ステアリン酸ビニル等のビニル系単量体等の単量
体の一種の単独重合体(ホモポリマー)、捷たけ二種以
上の単量体の共重合体等があげられる。
上記(へ)のブロック共重合体の親水性分子鎖ブロック
としては、ヒドロキシメチル(メタ)アクリレート、ニ
ーヒドロキシエテル(メタ)アクリレート、λ−ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプ
ロピル(メタ)アクリレート、−一ヒドロキシブチル(
メタ)アクリレート、t−ヒドロキシアル(メタ)アク
リレート、ニーヒドロキシベンテル(メタ)アクリレー
ト、6−ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレート等の
ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート類;メタアク
リル酸、アクリルアミド、メタクリルアミド、シ゛アセ
トンアクリルアミド、ジアセトンメタアクリルアミド、
メチロールアクリロアミド、メチロールメタクリルアミ
ド等のアクリル系単量体等の一種の単独重合体または二
種以上の単量体の共重合体、もしくは上記単量体の一種
以上とこれら単量体と共重合可能な他の単量体との共重
合体。
共重合可能な他の単量体としては、メチルアクリレート
、エチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチル
メタクリレート、プロピルメタクリレート、ブチルメタ
クリレート、イタコン酸、イタコン酸エステル等があげ
られる。
−分子中に疎水性高分子υブロックと、親水性分子鎖ブ
ロックとを含むブロック共重合体を製造するには、それ
自体公知の付加重合法および/または縮合重合法等に準
拠すればよh0工業的には、特開昭5.7−/グ99I
g号公報、「強化プラスチックス」第39%第3号第1
07頁〜第1/コ頁等に記載されているように、ポリメ
リックパーオキサイドを用いる方法によるのが好ましい
ポリメリックパーオキサイド(ポリpo)1用イてのブ
ロック共重合体は、次のフローシートに示すようにして
製造可能である。−→ブロック共重合体 単量体Iおよび単量体atよ、一方を親水性分子鎖ブロ
ックを形成する化合物から選び、他方を疎水性分子鎖ブ
ロックを形成する化合物から選ぶ。
ブロック共重合体は、疎水性分子鎖ブロックと親、水性
分子鎖ブロックとが、重量比で10対り0ないし90対
10の範囲とする。親水性分子鎖ブロックの割合が上の
範囲より多くなりすぎると、フィルムの表面とブロック
共重合体によって形成する被膜との密着性が低下し、フ
ィルム表面の親水性の持続性が劣り、好ましくない。他
方、親水性分子鎖ブロックの割合が上の範囲より少なり
と、フィルム表面との密着性は向上するが、被膜の親水
性が低下するので・、好ましくない。疎水性分子鎖ブロ
ックと親水性ブロックとの%に好ましい割−8−は、重
量比で一〇対proないし50対jOの範囲である。
ブロック共重合体は、塊状重合法、浴液重合法、懸濁重
合法、乳化重合法等、いずれの重合法によっても製造す
ることができる 本発明では、硬質塩化ビニル系樹脂フィルムの残りの面
に、前記ブロック共重合体の被膜を形成する・被膜を形
成するには、前記ブロック共重合体を溶媒に溶解または
分散させ、この溶液または分散液をフィルム表面に塗布
し、溶媒を揮散させる方法がよい。
本発明者らの実験によれは、前記ブロック共重合体を溶
解または分散するのに好ましい溶媒は、疎水性分子鎮ブ
ロックと観水性分子鯛ブロックとの両成分に対する良溶
媒と、疎水性分子鎖ブロックに対する貧溶繰とを混合し
た溶媒とするのがよりことが判った。
両成分に対する良溶媒としては、メチルセロンルブ、エ
チルセロンルブ、ジアセトンアルコール、酢酸エステル
類、ケトン知などがあげられる。
疎水性分子鎖ブロックぺ対する貧溶媒としてA    
 は、メチルアルコール、エチルアルコール、フロビル
アルコールなどの低級アルコール随の単独または、二種
以上の混合物があげられる。
上記二種類の溶媒の混合割合は、ブロック共重合体の組
成、ブロック共重合体溶液の粘度に応じて、選ぶことが
できる。ブロック共重合体蓄液の粘度は、これをフィル
ム表面に容易に塗布できる粘稠さとするのがよい。
上記ブロック共重合体を溶解または分散した溶液には、
溶液の樹脂成形品表面への塗布性(粘稠さ)を改良する
目的で、または親水性を補足する目的で、適量の界面活
性剤を配分することができな。好ましい界面活性剤は、
非イオン界面活性剤である。
これら界面活性剤の前記溶媒への奈加量は、ブロック共
重合体ioθ重量部に対して、20重世部以下とするの
がよい。20重量部を超えるときは、被膜の親水性の持
続性が低下することがあるからである。
上に説明した三種類の防曇用塗料を、基体の軟質塩化ビ
ニル系樹脂フィルムの残りの面に塗布するには、それ自
体公知の方法で、先きに防塵用塗料の塗布方法であけた
ような方法にょることができる。
塗布後に溶媒又は水性媒体を揮散させるには、塗布面を
乾燥すればよい。乾燥法としては、熱風乾燥法、赤外線
乾燥法、遠赤外乾燥法などの強制乾燥のほか、常温放置
による自然乾燥があげられる。強制乾燥する際の条件は
、go〜/ !OCの温度範囲で30秒ないし5分間の
間で選ぶのがよい。乾燥温度が旨い程、乾燥時間は短く
することができる。
なお、防曇性染料を塗布する前に、前記防呈性塗料tM
布する場合と同様に、フィルムの表面に前処理をほどこ
しておいてもよい。
本発明において、基体フィルムの残りの面に防曇性塗料
にもとづいて形成する被膜は、アンダーコートヲ施す場
合はそのコートの分も含めて、乾燥固化後の量として、
0−1t/lrl〜S?/’mFの範囲とするのが好ま
しい・0./P/m”より少ないときは、防曇性の持続
性が劣り、sy−/lrlより多いときは、フィルムの
機械的強度が低下し、好ましくない。上の範囲では、0
.コ?/ m”〜3y−/イの範囲が特に好ましい・「
発明の効果」 本発明は、次のように特別に顕著な効果を奏し、その産
業上の利用価値は、極めて大である。
fl)  本発明て係る農業用軟質塩化ビニル系w脂フ
ィルムは、フィルム表面に噴き出し易い界面活性剤(防
曇剤)の配分量が少なくされており、かつ、フィルム両
表面に被膜が形成されているので、フィルムに添加され
ている可塑剤、各種樹脂添加物のフィルム表面への移行
をおさえることができloo 従って、フィルムの柔軟性全長期にわたって維持するこ
とができ、かつ、フィルム表面(特にハウス又はトンネ
ルとしたときの外側となる面)への塵の付着は少なく、
防塵効果は長期間にわたって持続する。
(2)本発明に係る農業用軟質塩化ビニル系w脂フィル
ムは、フィルムの残りの表面に防曇性塗料にもとづく被
膜が形成されており、この被膜は基体フィルムとの密着
性に優れ、かつ、防曇性にも優れているので、防曇効果
は長期間にわたって持続する・ (3)  本発明に係る農業用軟質塩化ビニル系樹脂フ
ィルムは、上のように長期間の使用に供しうるので、フ
ィルム張替え頻度が減少し、廃農ビフイルムの間趙が軽
減され、省資源となり、農園芸ハウスを設置する除のコ
ストは低減される。
「実施例」 以下、本発明を実施例にもとつめて詳細に説明するが、
本発明はその要旨を超えない限り、以下の例に限定され
るものではない。
参考例 /−1防塵用塗料Iの調製 メチルメタクリレート      グ5 重量部ブチル
メタクリレート301 λ−ヒドロキシエチルメタクリレート )                  20  #ブ
チルアクリレート5N ベンゾイルパーオキサイド    OJ  #イソプロ
ピルアルコール    300 重量部をプラス占に仕
込み、窒素雰囲気下、g。
℃の温度で、7時間反応させた。
得られた反応生成物にイソプロピルアルコールを添加し
て、固形分が73重量係のアクリル系樹脂全主成分とす
る防塵用塗料(これを「防塵用謔塗料1」という。)を
得た・ l−ユ 防塵用塗料Hの調製 (−1へキシリレンジインシアネート 重量部(以下、参考例、製造例において「部」とあるの
は、「重量部」を意味する。)と、モノメチルエーテル
ノ)イドロキノン0.λ部と全秤量し、フラスコに入れ
攪拌した。このフラスコ内温を70±SCの温度に保持
しながら、このフラスコニ、λ〜ヒドロキシエチルアl
+JV−)//6部、ジブチルチンジラウレート0.1
 !r部及びモノメチルエーテルハイドロキノンO,コ
部を混合した混合液を滴下して反応させ、重会性二重結
会含有インシアネート訪導体Aを得た・ (b)3−メチルテトラヒドロ無水フタル酸66弘部、
アジピン酸コタコ部、n−ブテルグリシジルエーテルコ
bo部、エピ:7−)(油化シェルエポキシGfJl 
社ff 、エポキシ樹脂)blIo部、/、f−ブタン
ジオール90部のそれぞれを秤量し、フラスコに入れた
。フラスコ内容物’k ft拌しつつ、内温tl−7s
o±5℃に昇温し、この温度で、生成物の酸価が5g以
下になるまで反応させて、ポリエステルポリオールを得
た。こうして得られた生成物に、更に1、グリシジルア
クリレ−トコ56部とモノメチルエーテルハイドロキノ
ン /、5部とを加え、攪拌しつつ、温度を/ J 、t−
1部℃とし、この温度で、生成物の酸価が10以下にな
るまで反応させて・不飽和ポリエステルプレポリマーB
を得たー (C)  上記(&)で得たインシアネート誘導体A−
g5.1部と、上記(blで得た不飽和ボリエステルプ
レボリマーBuコo3.!;mとを秤量し、フラスコに
入れて攪拌しつつ、応させて、不飽和当量がgコブの紫
外線硬化性ウレタンアクリレート樹脂Cを得た口 (dl  キシリレンジインシアネートigtfaと、
モノメチルエーテルハイドロキノンO0一部とを秤量し
、フラスコに入れた。
このフラスコの内温をSO±5℃に昇温、維持しつつ、
−一ヒドロキシエチルアクリレート//A部、ジブチル
テンジラウレー) 0.& 、を部及びモノメチルエー
テルハイドoキノ70.3部の混合液?7両下し、反応
させて、重合性二重結合含有インシアネート訪導体りを
得た。
上記(d)で得たインシアネート誘導体Dl5コ、lt
J部と、上記(b)で得た不飽本ロポリエステルプレボ
リマ−2,2D J、j 15(Sとを秤量し、フラス
コに入れて攪拌しつつ、温[/ 05±5℃に昇温し、
反応系内のNCO基濃度が7.θチ以下になるまで反応
させて、不飽和当量が332のウレタンアクリレート全
台む紫外線硬化性組成物(これを1防塵用値料■」とい
う。)?!:得た。
参考例コ コ−7防曇用塗料Iの調製 参考例1の防旙用塗料の場脅に同じ。
このものケ「防曇用塗料−■」という。
ニーユ 防曇用塗料]の調製 メチルメタクリレ−)    ’     10  重
賞部ニーヒト“ロキシエチルメタクリレート99   
  t 1             ゛′ゾ4″″−4“94
1“      0”5 ′1           
  インプロピルアルコール     3QO#をフラ
スコに仕込み、窒素雰囲気下、g。
Cの温度で、7時間反応させた。
得られた反応生成物に、イソプロピルアルコールを添加
して、固形分が13重量%のヒドロキシアルキル(メタ
)アクリレートを主成分とする塗料を得た。このものを
「防曇用塗料I」という、 −2−3防曇用塗料■の調製 メチルメタクリレート       60 重量部ブチ
ルメタクリレート        3o  #トリメチ
ルアミノエチルメタクリレート塩酸塩10     t ベンゾイルパーオキサイド     0.5Nイソプロ
ピルアルコール     JOOIをフラスコに仕込み
、窒素雰囲気下、pr。
Cの温度で、7時間反応させた。
得られた反応生成物に、インプロピルアルコール?添加
して、固形分が13重量−のアクリル系樹脂塗料を得た
。このものを「防曇用塗料■」という。
コーク 防曇用塗料IVの調製 粒子径がio〜1llrnμのコロイダルシリカ  0
.A; ’XE近部カ (触媒化成■製、1タロイド5I−30)粒子径が70
=90 mμのコロイダルシリカ  θ、S 〃(触媒
化成(作製、カタロイドSI−gOP)水溶性セルロー
スエーテル       0.l〃(信越化学工業(閑
製、メトローズ1JsHrθ)水          
         100  lを均一に分散させて、
コロイダルシリカを有効成分として含む防曇用塗料を得
た。こ「 れを防曇用塗料的という。
ニー左 防曇用塗料Vの調製 〔第一段重合(親水性分子軸ブロックの調製)〕 温度計、攪拌器、還流冷却器および原材料添加用ノズル
′Jkfirえた反応器に、(aJ   2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート   70MtMS(b)  
 エステル納会を有するジアシル型    71ポリメ
リツクパーオキサイド n φ 1.7 (c)  エチルセロソルブ     9重量部をそれ
ぞれ仕込み、窒素雰囲気下717Cで3時間反応させた
反応生成物は、パーオキサイド結ek有するに8一体を
弘5重量係含む粘稠で透明な液体であった。
〔第二JR里仕分ブロック共重合体の調製)〕弔一段l
会で使用したと同じ構造の反応器に、 (dl  エチルセロソルブ    llO重量部r仕
込み、窒素4囲気下A’117℃に加熱したのち、 t、)  前記第一段重合での反応生成物ibs重童部 (f)  メタクリル酸メチル   30#からなる混
合物t1反応器に2時間を要して連続的に添加し添加終
了後、gocの温1更で更に3時間反応’(I−継続し
た。
この二段階の重合で得られた反応生成物に、エチルアル
コールを加えて、lj’!if形分がtJil量%のブ
ロック共重付体に44効成分とする防鍍用塗料全得た・
これを、「防曇用塗料■」という。
実施例/−/ 2、比較例/〜l0 (1)軟質ポリ塩化ビニルフィルムの調喪第7表に示し
た釦」合(単1M、二東祉部)で、ポリ塩化ビニル、可
塑剤および各種・iml脂添加iiN’t−秤!し、ス
ーパーミキサーでIO分間攪拌混合した。得られた各組
成物27g OCK加温したミルロール上で混練し、厚
さ0.15Ijvnの軟質ポリ塩化ビニルフィルム3種
全調製した。各フィルムt1それぞれフィルム11フイ
ルムコ、フィルム3という。
邊 第1表 (2)  防塵用塗料にもとづく被膜の形成フィルム1
1フイルムコ、フィルム3のそれぞれに、前記「防塵用
塗料11又は「防塵用塗料]」を、ロールコート法によ
って塗布し、熱ノ虱で乾燥し、乾燥後の固形分の縫全0
.2!iy−/ylとした。
なお、「防塵用塗料]」を塗布したものはいずれの場曾
も、塗布面を尚圧水俵用(ダKW、g OW / cm
 )の照射下に3秒曲おいて、硬化反応Cおこさせた。
フィルムの11防塵用箆科の釉烟の組み仕せは、第2表
に示した。なか、比較しo7〜10のフィルムには、防
腺用重不斗にもとづく被り音形成しなかった・ (,31防襞用塗料にもとつぐ被膜の形成各フィルムの
残りの面に、第−表に示した組み什せで防塵用塗料をロ
ールコート法で塗布した。熱風で乾燥し、乾燥後の固形
分の量f O−2s y、 、7−xとした。7よお、
比較例7〜l。
のフィルム、には、防曇用塗料にもとづく被j換全形成
しなかった0 fIJ  フィルムの性能評価 (リ 防塵性・・・2コ種仙のフィルムを、三重県−志
都の試験1−場に設置したパイプハウス(間口3??!
、奥行きSm、棟高へtm、屋根勾配30度)に、防塵
用塗料にもとづく被膜を外側にして被覆した。展張中の
フィルム金、経時的に回収し、波長左s s ミ!Jミ
クロンでの光線透過率ケ、分光光度計(日立製作所製、
EPS−コU型)によって測定した。測定結果の表示は
、次のとおりとした◎ ◎・・・光線透過率がざ0%以上のもの。
■・・・光線透過率が65〜7?饅の範囲のもの。
△・・・光線透過率かり5〜6弘係の範囲のもの。
×・・・光線透過率がlIs%未満のもの。
■ 防曇性・・・、2.xmmO展張中のフィルムの防
曇用墓科にもとづく被膜の形成された面に、水滴の付着
する状況?、経時的に肉眼で観察した。測定結果の表か
は、次のとおりとした。
◎、1.フィルム表1(ハウス内側に面した方)に伺漕
した承部同士が合体して 薄膜状に広かり、この薄膜状部分の 面積がフィルム表向(同上)の%以 上にわたるもの。
○・・・フィルム表面(同上)に付省した水滴同士が合
体して薄膜状に広がった 状態は認められるが、この薄膜状部 分の面積がフィルム表■(同上)の 3i未滴のもの4゜ △・・・フィルム表1(同上)に付着した水滴同士の合
体は薩められるが、薄膜 状部分の形状が認められないもの・ ×・・・フィルム表向(同上)に何者した水1)   
        滴同士の合体が認められないもの。
■ 耐久性・・・展張中のフィルムを経時的に回収し、
伸度を測定し、次式により伸反保持率を算出した。
結果の表示は、次のとおりとした。
Q・・・伸度保持率がgo%以上のもの。
○・・伸度保持率が60〜79%の範囲のもの。
Δ・・・伸度保持率が110−.1−9%の範囲のもの
匡〕※1 溶液状態で湿分したもの ※2 フィルムを展張して2Jλらの経時年数を示す。
第−表より、次のことが明らかとなる。
(1)  本発明に係る農業用軟質塩化ビニル系樹脂フ
ィルムは、長期間使用しても、優れた防塵性、優れた防
備性、耐久性含水す。
(2)  基体フィルムに配合する防曇剤の獣が少ない
方が、優れた防塵性を示す(フィルムlのグループと、
フイルム二のグループとの比り。
(3)  これに対して、比較例のフィルムは、長期間
にわたって優れた防曇性を示すものがあるが、防曇性、
防塵性、耐久性ともに後れた性質は示さない。
’#           出願人    三菱モンサ
ント化成ビニル株式会社代理人  弁理士 長谷用  
 − (ほか1名) 手  続  補  正  書 /事件の表示 昭和19年特許願第1.2/、24t、2号λ発明の名
称 耐久性の優れた農業用軟質塩化ビニル系樹脂フィルム3
 補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  東東部港区芝二丁目/番3o号氏 名  三
菱モンサント化成ビニル株式会社ダ代理人〒100 住 所  東京都千代田区丸の内二丁目!番a号2 補
正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 ! 補正の内容 (1)明細書簡r頁第1F行目〜第79頁第1行目に、
「この界面活性剤は、流加しない方がフィルムの表裏に
被膜を形成゛する際に、「はじく」という現象が生じな
いので好ましく、」低下するので、配合しない方が好ま
しいが、基イ本フィルムの表裏に被膜を形成する際に被
膜形成用塗料の塗付性を改良する目的で、基体フィルム
に少量配合することができる。」(2)明細書第タλ頁
第デ行目Krトリメチルアミノエチルメタクリレート塩
酸塩」とあるのを、「トリメチルアミノエチルメタクリ
レート塩素塩」と補正する。
(3)明細書簡!3頁第7r行目に「2#」とあるのを
、IIPjg占と補正する。
(4)  明細書第6/(負部1行目に、」 とあるのを、 」 と補正する。
(5) 明細書簡タ6グ頁第3行目に「デ重量部」とあ
るのを、rり0重量部」と補正する。
(6)明細書簡!り頁第6行目および第1り行目にそれ
ぞれ「O0λj11/dJとあるのを、それぞれr/、
011/dJと補正する。
(7)  明細書第6/頁第−2表を、添付のものと差
しかえる。
以  上

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塩化ビニル系樹脂100重量部当り、界面活性剤
    を0〜2重量部配合してフィルム化し、このフィルムの
    片面に防塵用塗料にもとづく被膜を形成し、フィルムの
    残りの面に防曇用塗料にもとづく被膜を形成したことを
    特徴とする、耐久性の優れた農業用軟質塩化ビニル系樹
    脂フィルム。
  2. (2)防塵用塗料が、(イ)メチルメタクリレートを3
    0重量%以上含むアクリル系樹脂、(ロ)ウレタンアク
    リレートを含む紫外線硬化性組成物、または(イ)と(
    ロ)との混合物をそれぞれ生成分として含むものである
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第(1)項記載の耐
    久性の優れた農業用軟質塩化ビニル系樹脂フィルム。
  3. (3)防曇用塗料が有効成分としてコロイダルシリカ及
    び/又はアルミナゾルを含むものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第(1)項ないし第(2)項記載の耐
    久性の優れた農業用軟質塩化ビニル系樹脂フィルム。
  4. (4)防曇性塗料が、有効成分として一分子内に疎水性
    分子鎖ブロックと親水性分子鎖ブロックを含むブロック
    共重合体を含むものであることを特徴とする、特許請求
    の範囲第(1)項ないし第(2)項記載の耐久性の優れ
    た農業用軟質塩化ビニル系樹脂フィルム。
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