JPH0752830Y2 - 小屋組構造体 - Google Patents

小屋組構造体

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JPH0752830Y2
JPH0752830Y2 JP6642490U JP6642490U JPH0752830Y2 JP H0752830 Y2 JPH0752830 Y2 JP H0752830Y2 JP 6642490 U JP6642490 U JP 6642490U JP 6642490 U JP6642490 U JP 6642490U JP H0752830 Y2 JPH0752830 Y2 JP H0752830Y2
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行宏 中尾
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、L字状屋根を有する小屋組構造体に関するも
のである。
[従来の技術] L字状の屋根形状を有するものとして、L形切妻屋根、
L形寄棟屋根あるいはこの両者を組み合わせた屋根等が
あり、第4図に切妻屋根と寄棟屋根を組合わせた小屋組
が示され、第5図に寄棟屋根の小屋組が示されている。
第4図では、主たる切妻屋根10に従たる寄棟屋根12が結
合された形になっており、結合部には入隅14が形成され
る。
第6図には、第4図のL字結合部を矢印で示されるよう
に、入隅方向から見た図が示されており、梁間方向100
に設けられた複数の屋切パネル16,17と、桁行き方向200
に設けられた梁18,19とにより屋根が組立てられる。
また、第5図では主たる寄棟屋根12Aに従たる寄棟屋根1
2Bが結合された形になっており、結合部には同じように
入隅14が形成される。
第7図には、第5図のL字結合部を矢印で示されるよう
に、入隅方向から見た図が示されており、この場合も複
数の屋切パネル16,17と桁行き方向の梁18,19とで屋根で
組立てられるが、出隅20部分には屋切パネルがなく梁18
は途中で折り曲げられて外壁パネル22に組付けられてい
る。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来のL字状の屋根を有する小屋組
では、L字結合部に存在する梁18により屋根裏空間を有
効に利用することができないという問題があった。すな
わち、第6図の場合はL字結合部に存在する梁18Aの存
在により、この梁18A上の空間の利用ができず、また第
7図の場合は、L字結合部に存在する梁18Bの存在によ
り、この梁18B上の空間の利用ができないことになる。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その
目的は、L字状結合部の屋根裏を有効に利用することが
できる小屋組構造体を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案に係る小屋組構造体
は、屋根がL字状に屈曲形成されている小屋組構造体に
おいて、桁行き方向に架設されているL字結合部の梁を
屋根の勾配に合わせて折り曲げ形成して組立てたことを
特徴とする。
[作用] 上記構成によれば、例えばL字結合部の主たる屋根を組
むために設けられている梁が折り曲げられ、結合された
従たる屋根の勾配に沿って設けられることになり、L字
状に屋根を結合することにより生じる屋根裏の空間を開
放することができ、これによってL字結合部の屋根裏の
利用が可能となる。
[実施例] 以下、本考案の実施例について図面を参照しながら具体
的に説明する。
第1図には、第1実施例に係る小屋組構造体が示されて
おり、第1実施例は前記第6図に示される小屋組に対応
するものである。
図において、主たる切妻屋根10は屋切パネル16と桁行き
方向の梁18により組立てられ、従たる寄棟屋根12は屋切
パネル17と梁19により組立てられており、L字結合部に
おいては両屋根頂部の梁18と19とが結合し、かつ稜線30
0a,300bの線上で交わる梁18,19が結合する。
そして、第1実施例においてはL字結合部の2本の稜線
300a,300bに挟まれている梁部分に、屋根の勾配に沿っ
て折り曲げた折曲げ梁24を設ける。すなわち、梁18が稜
線300aと交わる部分から寄棟屋根12の頂部の梁19を経て
梁18が稜線300bと交わる部分に向けて、折曲げ梁24を組
付ける。
第2図には、この折曲げ梁24の折曲げ部の構造が示され
ており、梁a,bを屋根の勾配に合わせて所定の角度に配
置し、構造用合板cを両側から当て釘打ちすることによ
り、折曲げ梁24を組付けることができる。
このようにして、第1実施例では折曲げ梁24を設けるこ
とにより、L字係合部の屋根裏を開放することができ、
折曲げ梁24の下側空間を有効に利用することができる。
次に、第3図には本考案の第2実施例の小屋組が示され
ており、この第2実施例は前記第7図に示される小屋組
に対応するものである。
図において、主たる寄棟屋根12Aは屋切パネル16と桁行
き方向の梁18とにより組立てられ、従たる寄棟屋根12B
は屋切パネル17と梁19とにより組立てられており、L字
結合部においては両屋根頂部の梁18と19とが結合し、か
つ稜線300c,300d部分で交わる梁18,19が結合する。ま
た、寄棟屋根12Aの出隅20部分では屋切パネルがないの
で、図示されるように、梁18は屋根形状に合わせて途中
で折り曲げられて外壁パネル22に組付けられている。
そして、第2実施例においてはL字結合部の稜線300cか
ら寄棟屋根側の部分に、屋根の勾配に沿って折り曲げた
折曲げ梁26を設ける。すなわち、梁18が稜線300cと交わ
る部分から寄棟屋根12の頂部の梁19を経て、出隅20側で
同一ラインの梁18cが梁19と交わる部分に向けて、折曲
げ梁26を組付ける。
この第2実施例の場合は、出組20側の傾斜した梁18cを
長くすることにより折曲げ梁26を容易に組付けることが
できるので、第1実施例の場合よりも組付け工数が少な
くて済み、この第2実施例の場合も折曲げ梁26に下側空
間が有効に利用できることになる。
なお、上記実施例は主たる切妻屋根に従たる寄棟屋根を
結合する場合、主たる寄棟屋根に従たる寄棟屋根に結合
する場合について説明したが、これに限らず、主たる切
妻屋根に従たる切妻屋根を結合する場合、主たる寄棟屋
根に従たる切妻屋根を結合する場合棟にも適用できる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、屋根がL字状に
屈曲形成された小屋組構造体において、桁行き方向に架
設されているL字結合部の梁を屋根の勾配に合わせて折
り曲げるようにしたので、L字結合部の屋根裏空間を開
放するこどがてき、屋根裏空間を居住空間棟として有効
に利用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例(第6図に対応する)に係
る小屋組構造体を示す斜視図、 第2図は折曲げ梁の折曲げ部を示す図、 第3図は第2実施例(第7図に対応する)の小屋組構造
体を示す斜視図、 第4図は従来の切妻屋根と寄棟屋根とをL字状に組合わ
せた小屋組を示す上面図、 第5図は従来の寄棟屋根同士をL字状に組合わせた小屋
組を示す上面図、 第6図は第4図のL字結合部の小屋組構造体を示す斜視
図、 第7図は第5図のL字結合部の構造体を示す斜視図であ
る。 10…切妻屋根、12…寄棟屋根、14…入隅、16,17…屋切
パネル、18,19…梁、20…出隅、22…外壁、a,b…梁部
材、c…構造用合板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋根がL字状に屈曲形成されている小屋組
    構造体において、桁行き方向に架設されているL字結合
    部の梁を屋根の勾配に合わせて折り曲げ形成して組立て
    たことを特徴とする小屋組構造体。
JP6642490U 1990-06-22 1990-06-22 小屋組構造体 Expired - Fee Related JPH0752830Y2 (ja)

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JPH0424910U JPH0424910U (ja) 1992-02-28
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