JP2510342B2 - 小屋組構造体 - Google Patents

小屋組構造体

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JP2510342B2
JP2510342B2 JP2214038A JP21403890A JP2510342B2 JP 2510342 B2 JP2510342 B2 JP 2510342B2 JP 2214038 A JP2214038 A JP 2214038A JP 21403890 A JP21403890 A JP 21403890A JP 2510342 B2 JP2510342 B2 JP 2510342B2
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孝 中村
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、屋根の小屋組構造体に関する。
[従来の技術] 小屋組の構成方法としては、垂木方式,屋根梁方式,
トラス方式,束建方式等の各種方式がある。例えば寄棟
屋根の寄棟部分を例にとると、隅垂木,妻垂木および隅
垂木受けトラスなどで構成される垂木方式、平頂トラ
ス,隅棟トラス,配付トラス等のトラスを組合せて構成
するトラス方式等がある。
[発明が解決しようとする課題] 上記垂木方式,トラス方式などの小屋組構造において
は、寄棟部分の小屋裏空間に隅垂木受けトラス,平頂ト
ラス,配付けトラス等のトラスが配設され、これらのト
ラスによって小屋裏が細かく分画されることとなるた
め、小屋裏を有効に利用することができないという問題
があった。
特に近年においては、地価高騰の影響もあって、広い
面積の家屋を確保することが困難となり、家屋の空間を
有効に利用する必要性が高まっている。
本発明は、このような背景のもとになされたものであ
り、小屋裏を有効に利用することができる小屋組構造を
構成することが可能な小屋組構造体を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明の小屋組構造体は、壁パネル上に設置され、小
屋裏の床面を構成する床パネルと、 この床パネル上において、少なくとも梁間方向の外壁
パネル側に設けられる梁支持部材と、 前記床パネル上において、梁間方向に設置される屋根
支持体と、 前記梁支持部材と屋根支持体との間に桁行き方向に架
設される少なくとも1本のベント梁と、 を含み、 前記ベント梁は、棟木方向に配置される頂部と、この
頂部の一端に接合され、桁行き方向の屋根勾配に対応す
る傾斜角で配置される傾斜部との2辺の梁部からなり、 このベント梁と前記床パネルとの間に小屋裏空間を形
成することを特徴とする。
[作用] 本発明の小屋組構造体においては、前記ベント梁(本
明細書において、ベント梁とは、水平部と、この水平部
に対し所定の傾斜角で接合された傾斜部との2辺の梁部
とからなり、材軸の途中で所定の折れ角で曲折している
梁を意味するものである。)は、その頂部の先端部が例
えば構造耐力壁として機能する内壁パネルの上に設けら
れるトラス構造体や屋切パネルなどの屋根支持体に連結
され、一方、傾斜部の先端部が梁支持部材を介して壁パ
ネル上に設置された床パネルに固定されることによっ
て、床パネルと屋根支持体との間に桁行き方向に架設さ
れることになる。このように、ベント梁を屋根の桁行方
向に少なくとも1本、通常は複数本配設することによ
り、十分な屋根強度を得ることができる。
そして、ベント梁が架設された下部空間には、通常、
他の補強用構造体を設ける必要がないため、その分だけ
小屋裏空間を居室や物置等として有効に利用することが
できる。
[実施例] 以下、本発明の好適な一実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
第1図は、本発明の小屋組構造体を寄棟屋根に適用し
た場合の例を示す斜視説明図であり、第2図は、第1図
に示す小屋組構造体におけるベント梁の支持構造を示す
縦断面説明図である。
この実施例においては、第1図中、矢印Rで示す桁行
方向において、中央に第1のベンド梁100−1を配設
し、その両サイドに第2のベント梁100−2および第3
のベント梁100−3を対称的に配置させて小屋組構造体
を構成している。
小屋裏の床面を構成する床パネル500は、梁間方向の
外壁パネル200−1,桁行き方向の外壁パネル200−2,200
−3および内壁パネル300上に、単位パネル板を複数付
設することにより構成され、この床パネル500の外周に
は第2図に示すように胴差し70が取付けられている。そ
して、床パネル500上の周囲に沿って梁支持部材60が設
けられ、内壁パネル300上の梁支持部材60上にはさらに
例えば屋根パネルからなる屋根支持体400が固設されて
いる。なお、梁支持部材60は、ベント梁100−1〜100−
3を支持できれば良く、必ずしも床パネル500の周囲全
体に設ける必要はない。
そして、各ベント梁100−1〜100−3は、第2図に示
すように、その下端側が、床パネル500上に設けられた
梁支持部材60に梁受金具30を介して固定され、上端側
が、屋根支持体400の上端に梁受金具40を介して固定さ
れている。また、外壁パネル200−1に沿った梁支持材6
0上には、斜面が屋根勾配の角度にカットされた勾配部
材50が設けられている。
第3図は、ベント梁100を示す斜視説明図である。
本実施例において、ベント梁100は、棟木方向(通
常、水平方向)に配置される頂部10と、桁行方向の屋根
勾配に対応する傾斜角で配置される傾斜部20とから構成
されている。そして、前記頂部10と傾斜部20とは一対の
構造用合板Gで接合されている。
なお、ベント梁100は、木材に限定されず、T型鋼,L
型鋼等の金属製材料によって構成されていてもよい。
また、第1図に示すように、第1のベント梁100−1
と第2のベント梁100−2,第3のベント梁100−3との相
互間にはそれぞれ梁間方向に梁120,120が設けられてい
る。さらに、必要に応じ、各ベント梁100−1〜100−3
の折れ部分をつなぐラインLに沿って図示しない隅垂木
が配設され、梁間方向に垂木および配付垂木等の構造部
材が設けられる。
このような小屋組構造体によれば、ベント梁100−1
〜100−3の機械的強度を十分大きくとることにより、
小屋裏空間にトラス等の他の構造体を配設する必要がな
く、従って、床パネル500上の空間を十分広くとること
ができ、小屋裏空間を収納室や居室等の用途に有効に利
用することができる。
第1図に示した実施例は本発明の小屋組構造体の一例
にすぎず、本発明の小屋組構造体は、前記実施例に示し
た寄棟屋根をはじめとし、妻部に傾斜部を有する半切妻
屋根,入母屋屋根、その他各種の変形屋根に適用するこ
とができる。
[発明の効果] 本発明によれば、小屋裏の床パネルに梁支持部材を設
け、この梁支持部材と屋根支持体との間に桁行き方向に
ベント梁を架設することにより、十分な広さの小屋裏空
間を確保することができる小屋組構造体を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例にかかる小屋組構造体を示
す斜視説明図、 第2図は、第1図に示す小屋組構造体におけるベント梁
の連結状態を示す縦断面説明図、 第3図は、ベント梁の構成を示す斜視説明図である。 100……ベント梁、10……頂部、20……傾斜部、60……
梁支持部材、200……外壁パネル、300……内壁パネル、
400……屋根支持体、500……床パネル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁パネル上に設置され、小屋裏の床面を構
    成する床パネルと、 この床パネル上において、少なくとも梁間方向の外壁パ
    ネル側に設けられる梁支持部材と、 前記床パネル上において、梁間方向に設置される屋根支
    持体と、 前記梁支持部材と屋根支持体との間に桁行き方向に架設
    される少なくとも1本のベント梁と、 を含み、 前記ベント梁は、棟木方向に配置される頂部と、この頂
    部の一端に接合され、桁行き方向の屋根勾配に対応する
    傾斜角で配置される傾斜部との2辺の梁部からなり、 このベント梁と前記床パネルとの間に小屋裏空間を形成
    することを特徴とする小屋組構造体。
JP2214038A 1990-08-13 1990-08-13 小屋組構造体 Expired - Lifetime JP2510342B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5349828A (en) * 1976-10-16 1978-05-06 Eidai Co Ltd Device for mounting roof
JPH0233808A (ja) * 1988-07-25 1990-02-05 Fujitsu Ltd 導体ペースト組成物
JP2530705B2 (ja) * 1988-12-28 1996-09-04 積水化学工業株式会社 寄棟屋根ユニット

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