JPH0752790Y2 - ウエストレインホースの取付構造 - Google Patents

ウエストレインホースの取付構造

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Publication number
JPH0752790Y2
JPH0752790Y2 JP5533789U JP5533789U JPH0752790Y2 JP H0752790 Y2 JPH0752790 Y2 JP H0752790Y2 JP 5533789 U JP5533789 U JP 5533789U JP 5533789 U JP5533789 U JP 5533789U JP H0752790 Y2 JPH0752790 Y2 JP H0752790Y2
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JP
Japan
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rain hose
waist
lower panel
waist rain
panel
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JP5533789U
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JPH02145573U (ja
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洋 中川
誠 柏原
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、路面等からの衝撃入力が大きい車両のリア
部のアウターパネルとインナーパネル間に取り付けられ
るウエストレインホースの取付構造の改良に関する。
(従来の技術) 従来、路面等からの衝撃入力が大きい車両のリア部のア
ウターパネルとインナーパネル間に取り付けられるウエ
ストレインホースは、断面形状がコ字状となっており、
これをクォーターアウターパネルとクォーターインナー
パネルの間に配し、上記ウエストレインホースの両端縁
のフランジ部をクォーターインナーパネルに対して閉空
間を構成するように接合、固定するもの(実開昭59-100
673号等)が一般的である。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のものにおいて、ウエストレイ
ンホースを上記アウターパネルとインナーパネルの間に
配し、更にインナーパネルに対して閉空間を構成するよ
うに接合、固定してなるものは、インナーパネルとその
インナーパネルの内側に配設するストラットハウジング
とをスポット溶接する時には、スポット溶接のスポット
ガンは上記インナーパネルと閉空間を構成するウエスト
レインホースが障害となって、ストラットハウジングと
インナーパネルとの溶接部へ当接できないから、このウ
エストレインホースの上記溶接部に対応する個所にスポ
ットガンが、当接できるように作業穴を穿設して、スポ
ット溶接を行えるようにしているが、この作業穴に後方
からの衝撃入力を受けると強度が劣化していることか
ら、座屈及び変形が起こり易くなり、車両としての剛性
が低下し、乗員の安全性が十分に確保することができな
い欠点がある。そこで、この考案は上記従来のものの持
つ欠点を改善するものであり、簡単な構造により、スト
ラットハウジングとクォーターインナーパネルとの溶接
を容易とすると共に、車両の剛性を向上させようとする
ものである。
(課題を解決するための手段) そのために、フランジ部をクォーターインナーロアーパ
ネルに溶接することによって固定されるウエストレイン
ホースの中央部を陥没させて凹部とし、この凹部とスト
ラットハウジング端縁部とによって挟持される上記クォ
ーターインナーロアーパネルを一体に接合、固定してな
るものである。
(作用) 上記構成を具えるので、ウエストレインホースの中央部
を陥没させ凹部とし、この凹部とクォーターインナーロ
アーパネルとを固定し、閉空間を十分に確保することが
できるので、ウエストレインホース自体の強度が低下す
ることがなく、更にこのウエストレインホースの凹部と
ストラットハウジングによってクォーターインナーロア
ーパネルを挟持して接合することから、車体の受ける衝
撃に対して、これを分散できるので、車両の剛性を向上
させることが可能となる。
(実施例) この考案を図に示す実施例により更に説明する。(1)
は、この考案の実施例を具える車両後部であり、この車
両後部(1)は、内側にストラットハウジング(3)を
配置するクォーターインナーロアーパネル(2)、その
外方のクォーターアウターロアーパネル(5)及び上記
クオーターインナーロアーパネル(2)とクォーターア
ウターロアーパネル(5)との間に配置され、クォータ
ーインナーロアーパネル(2)に閉空間を有するように
接合、固定されるウエストレインホース(6)から構成
されるものである。そして、クォーターインナーロアー
パネル(2)に接合、固定される上記ウエストレインホ
ース(6)は、端縁に沿ってフランジ部(9)を設け、
内側に配置されるストラットハウジング(3)の端縁部
(4)に対応する中央部(7)には、陥没させて形成す
る絞り出し形状の凹部(8)とし、その凹部(8)の底
面をクォーターインナーロアーパネル(2)の外側に密
着させた上、この位置に対応するクォーターインナーロ
アーパネル(2)の内側にストラットハウジング(3)
の端縁部(4)を挟着して、クォーターインナーロアー
パネル(2)を挟持しつつ、三者を一体に接合、固定し
ているものである。
この考案は上記構成をもつので、ストラットハウジング
(3)の端縁部(4)をクォーターインナーロアーパネ
ル(2)に接合する時には、クォーターインナーロアー
パネル(2)の外側に配されるウエストレインホース
(6)に邪魔されることなく、しかも溶接に使用するス
ポットガンを当接させるために作業穴を別設することな
く、ウエストレインホース(6)と共に一度に接合、固
定させることができるものである。また、これらが一体
に接合しているので車両の有する剛性は向上し、特に後
方からの衝撃に対して、クォーターインナーロアーパネ
ル(2)とウエストレインホース(6)によって構成す
る閉空間が十分に確保されていることから、衝撃力によ
るウエストレインホース(6)の座屈が防止でき、その
結果乗員の安全も確保することができる。
なお、(10)は、ストラットハウジング(3)の補強す
るリアストラットレインホースであり、このリアストラ
ットレインホース(10)は、クォーターインナーロアー
パネル(2)の裏面方向からウエストレインホース
(6)のフランジ部(9)と共に一体に接合されるもの
である。
(考案の効果) 以上のとおり、ウエストレインホースの凹部の底面とク
ォーターインナーロアーパネル及びストラットハウジン
グの端縁部を一体に接合、固定することにより、製造工
程における溶接の作業性を向上させると共に、レインホ
ース自体の剛性を向上させることができる優れた効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例であるウエストレインホー
スの斜視図であり、第2図は、このウエストレインホー
スを車両に取り付けた状態での要部拡大断面図である。 1……車両のリア部、2……クォーターインナーロアー
パネル、3……ストラットハウジング、4……端縁部、
5……クォーターアウターロアーパネル、6……ウエス
トレインホース、7……中央部、8……凹部、9……フ
ランジ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】端縁に沿ってフランジ部を設け、断面形状
    をコ字状となるよう外方に突出させてなるウエストレイ
    ンホースの中央部を陥没させて凹部とし、その凹部にお
    いて、クオーターインナーロアーパネル及びストラット
    ハウジング端縁部を一体に接合、固定してなるウエスト
    レインホースの取付構造。
JP5533789U 1989-05-16 1989-05-16 ウエストレインホースの取付構造 Expired - Lifetime JPH0752790Y2 (ja)

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JP5533789U JPH0752790Y2 (ja) 1989-05-16 1989-05-16 ウエストレインホースの取付構造

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JP5533789U JPH0752790Y2 (ja) 1989-05-16 1989-05-16 ウエストレインホースの取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH02145573U JPH02145573U (ja) 1990-12-11
JPH0752790Y2 true JPH0752790Y2 (ja) 1995-12-06

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