JPH0752721Y2 - 自動車のトレーリング式リヤサスペンションにおけるトレーリングアーム取付構造 - Google Patents
自動車のトレーリング式リヤサスペンションにおけるトレーリングアーム取付構造Info
- Publication number
- JPH0752721Y2 JPH0752721Y2 JP1989074742U JP7474289U JPH0752721Y2 JP H0752721 Y2 JPH0752721 Y2 JP H0752721Y2 JP 1989074742 U JP1989074742 U JP 1989074742U JP 7474289 U JP7474289 U JP 7474289U JP H0752721 Y2 JPH0752721 Y2 JP H0752721Y2
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- Japan
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- trailing
- rear floor
- outer member
- floor side
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車のトレーリング式リヤサスペンション
に関し、特にそのトレーリングアームの取付構造に関す
る。
に関し、特にそのトレーリングアームの取付構造に関す
る。
最近の前輪駆動型(FF型)の自動車では、リヤサスペン
ションとしてフルトレーリング式(通常「トレーリング
式」と略称されている)懸架装置が多用されている。
ションとしてフルトレーリング式(通常「トレーリング
式」と略称されている)懸架装置が多用されている。
このトレーリング式懸架装置は、トレーリングアームの
ピボット軸が車体に対して直角となっていて、車輪が上
下動してもトレッドが変らないという特徴をもってい
る。
ピボット軸が車体に対して直角となっていて、車輪が上
下動してもトレッドが変らないという特徴をもってい
る。
その1例を第4図(トレーリングアームの取付部の縦断
面図)、第5図(第4図のV−V矢視断面図)第6図
(第4図の変形例における縦断面図)および第7図(ト
レーリング式懸架装置の斜視図)により説明図すると、
トレーリング式懸架装置10は、第7図に示したように、
アクスルビーム1とこれに直交するトレーリングアーム
3とラテラルロッド4およびトーショナルバー4aとから
なるトーションアクスルアーム機構をそなえ、ショック
アブソーバ5を介して車体(図示せず)に取付けられて
いる。
面図)、第5図(第4図のV−V矢視断面図)第6図
(第4図の変形例における縦断面図)および第7図(ト
レーリング式懸架装置の斜視図)により説明図すると、
トレーリング式懸架装置10は、第7図に示したように、
アクスルビーム1とこれに直交するトレーリングアーム
3とラテラルロッド4およびトーショナルバー4aとから
なるトーションアクスルアーム機構をそなえ、ショック
アブソーバ5を介して車体(図示せず)に取付けられて
いる。
なお、図示中の符号2はリヤハブ、5aはコイルスプリン
グ、3aはトレーリングアーム3の取付端部をそれぞれ示
している。
グ、3aはトレーリングアーム3の取付端部をそれぞれ示
している。
そしてトレーリングアーム3の取付端部3aが第4,5図に
示した構造により、車体のフロワサイドメンバ13に取付
けられている。すなわち第4,5図において、車体床面19
の下面に取付けられたリヤフロワサイドメンバ13の下側
に、インナ部材14とアウタ部材16とリンホースメント部
材15とから形成されたトレーリングアームブラケットが
溶接され、このブラケットに両端部を保持されてボルト
7が配設されている。符号8はアウタ部材16のリヤフロ
ワサイドシル11側の側面上に配設されてボルト7に螺合
するナットを示している。そして、このボルト7に取付
端部3aが回動可能に装着される構造になっている。なお
図中の×は溶接点を示している。
示した構造により、車体のフロワサイドメンバ13に取付
けられている。すなわち第4,5図において、車体床面19
の下面に取付けられたリヤフロワサイドメンバ13の下側
に、インナ部材14とアウタ部材16とリンホースメント部
材15とから形成されたトレーリングアームブラケットが
溶接され、このブラケットに両端部を保持されてボルト
7が配設されている。符号8はアウタ部材16のリヤフロ
ワサイドシル11側の側面上に配設されてボルト7に螺合
するナットを示している。そして、このボルト7に取付
端部3aが回動可能に装着される構造になっている。なお
図中の×は溶接点を示している。
また、第6図に示した変形例は、上述の第4,5図に示し
たものとほぼ同じ構造となっているが、トレーリングア
ームブラケットを形成するアウタ部材16の下端部16a
が、リヤフロワサイドシル11に溶接されて剛性が高くな
った点で第4,5図に示したものと相違している。
たものとほぼ同じ構造となっているが、トレーリングア
ームブラケットを形成するアウタ部材16の下端部16a
が、リヤフロワサイドシル11に溶接されて剛性が高くな
った点で第4,5図に示したものと相違している。
ところで、上述のような従来のトレーリングアームの取
付構造では、ボルト7が螺合するナット8を、予めトレ
ーリングアームブラケットを形成するアウタ部材16に溶
接しておく必要がある。というのは、第4,5図の例では
アウタ部材16とリヤフロワサイドシル11との間隔が狭く
てナット8を保持する工具の挿入が困難であり、また第
6図の例ではナット8が閉空間に設けられているので工
具の挿入が不可能なためである。
付構造では、ボルト7が螺合するナット8を、予めトレ
ーリングアームブラケットを形成するアウタ部材16に溶
接しておく必要がある。というのは、第4,5図の例では
アウタ部材16とリヤフロワサイドシル11との間隔が狭く
てナット8を保持する工具の挿入が困難であり、また第
6図の例ではナット8が閉空間に設けられているので工
具の挿入が不可能なためである。
このように、ナット8が塗装前にアウタ部材16に溶接さ
れているので、従来は、塗装時に塗料がナットのねじ部
に付着すると確実な締付トルク管理ができずボルト緩み
の原因となるのを防ぐために、塗装前にナット8をシー
ル等で覆って、塗装時に塗料がナット8のねじ部に付着
するのを防止していた。
れているので、従来は、塗装時に塗料がナットのねじ部
に付着すると確実な締付トルク管理ができずボルト緩み
の原因となるのを防ぐために、塗装前にナット8をシー
ル等で覆って、塗装時に塗料がナット8のねじ部に付着
するのを防止していた。
そのため、シールのコストやシール貼付工数の点で不利
であるほか、シールからもれた塗料がナットのねじ部に
付着するおそれがあるなどの問題点がある。
であるほか、シールからもれた塗料がナットのねじ部に
付着するおそれがあるなどの問題点がある。
また、ナットやナットを保持する工具を挿入可能な穴を
取付けメンバーに形成してナットの締付けを容易にした
ものも従来提案されている(例えば実開昭62-115906号
公報)が、この例では、穴が形成されたことにより、取
付けメンバーの剛性が低下するという問題点がある。
取付けメンバーに形成してナットの締付けを容易にした
ものも従来提案されている(例えば実開昭62-115906号
公報)が、この例では、穴が形成されたことにより、取
付けメンバーの剛性が低下するという問題点がある。
本考案は、これらの問題点の解決をはかろうとするもの
で、リヤフロワサイドシルのアウタ部材に対向する個所
に、工具の挿入が可能な外側へふくらむ膨出部を形成し
て、トレーリングアームの取付け部の剛性を損なうこと
なく、各部材の取付けや塗装が完了した後に、上記膨出
部へ工具を挿入してナットの締付けが行なえるようにす
るとともに、リヤフロワサイドシルをアウタ部材に連結
してトレーリングアームの取付け部の剛性強化をはかっ
た、自動車のトレーリング式リヤサスペンションにおけ
るトレーリングアーム取付構造を提供することを目的と
する。
で、リヤフロワサイドシルのアウタ部材に対向する個所
に、工具の挿入が可能な外側へふくらむ膨出部を形成し
て、トレーリングアームの取付け部の剛性を損なうこと
なく、各部材の取付けや塗装が完了した後に、上記膨出
部へ工具を挿入してナットの締付けが行なえるようにす
るとともに、リヤフロワサイドシルをアウタ部材に連結
してトレーリングアームの取付け部の剛性強化をはかっ
た、自動車のトレーリング式リヤサスペンションにおけ
るトレーリングアーム取付構造を提供することを目的と
する。
上述の目的を達成するため、本考案の自動車のトレーリ
ング式リヤサスペンションにおけるトレーリングアーム
取付構造は、自動車の車体を形成する床板と、同床板の
下面に取付けられたリヤフロワサイドメンバと、インナ
部材とアウタ部材とリーンホースメント部材とから形成
されて上記リヤフロワサイドメンバの下面に取付けられ
たトレーリングアームブラケットと、上記アウタ部材を
覆うように設けられたリヤフロワサイドシルと、上記ト
レーリングアームブラケットに両端部を保持されて上記
トレーリングアームの取付端部を回動可能に支持可能な
ボルトと、上記アウタ部材の上記リヤフロワサイドシル
側の側面上に配設されて上記ボルトに螺合可能なナット
とをそなえ、上記リヤフロワサイドシルが、上記アウタ
部材に対向する個所で上記車体の下方から工具の挿入が
可能な上記車体の外側へふくらんだ膨出部を形成されか
つ上記ボルトの上部と側部側との上記アウタ部材に連結
されていることを特徴としている。
ング式リヤサスペンションにおけるトレーリングアーム
取付構造は、自動車の車体を形成する床板と、同床板の
下面に取付けられたリヤフロワサイドメンバと、インナ
部材とアウタ部材とリーンホースメント部材とから形成
されて上記リヤフロワサイドメンバの下面に取付けられ
たトレーリングアームブラケットと、上記アウタ部材を
覆うように設けられたリヤフロワサイドシルと、上記ト
レーリングアームブラケットに両端部を保持されて上記
トレーリングアームの取付端部を回動可能に支持可能な
ボルトと、上記アウタ部材の上記リヤフロワサイドシル
側の側面上に配設されて上記ボルトに螺合可能なナット
とをそなえ、上記リヤフロワサイドシルが、上記アウタ
部材に対向する個所で上記車体の下方から工具の挿入が
可能な上記車体の外側へふくらんだ膨出部を形成されか
つ上記ボルトの上部と側部側との上記アウタ部材に連結
されていることを特徴としている。
上述の本考案の自動車のトレーリング式リヤサスペンシ
ョンにおけるトレーリングアーム取付構造では、リヤフ
ロワサイドシルに形成された膨出部がボルトに螺合する
ナットの装着および操作のための工具の挿入用の空間と
して作用するので、上記ナットを予めアウタ部材に溶接
しておく必要がなくなる。
ョンにおけるトレーリングアーム取付構造では、リヤフ
ロワサイドシルに形成された膨出部がボルトに螺合する
ナットの装着および操作のための工具の挿入用の空間と
して作用するので、上記ナットを予めアウタ部材に溶接
しておく必要がなくなる。
またリヤフロワサイドシルが、ボルトの上部と側部側と
のアウタ部材に連結されているため、トレーリングアー
ムの取付け部はトレーリングアームからの入力に対して
強い剛性を有することになる。
のアウタ部材に連結されているため、トレーリングアー
ムの取付け部はトレーリングアームからの入力に対して
強い剛性を有することになる。
以下、図面により本考案の一実施例としての自動車のト
レーリング式リヤサスペンションにおけるトレーリング
アーム取付構造について説明すると、第1図は取付部の
水平断面図、第2図は第1図のII-II矢視断面図、第3
図は第2図のIII-III矢視断面図である。
レーリング式リヤサスペンションにおけるトレーリング
アーム取付構造について説明すると、第1図は取付部の
水平断面図、第2図は第1図のII-II矢視断面図、第3
図は第2図のIII-III矢視断面図である。
なお第1〜3図中第4〜7図と同じ符号はほぼ同じ部材
を示している。
を示している。
この実施例のトレーリングアームの取付構造も、車体床
板19の下面に取付けられたリヤフロワサイドメンバ13
と、アウタ部材16とインナ部材14とリンホースメント部
材15とから形成されて車体のリヤフロワサイドシル11の
内側でリヤフロワサイドメンバ13の下面に溶接されたト
レーリングアームブラケットとをそなえるとともに、こ
のトレーリングアームブラケットに両端部を保持されて
トレーリングアームの取付端部3aを可動可能に支持する
ボルト7が設けられ、このボルト7は車体の内方側(第
2図における右側)からトレーリングアームブラケット
に形成された貫通孔に挿入されて、同ブラケットのアウ
タ部材16の外方側(車体のリヤフロワサイドシル11に対
向する側)でナット8と螺合するものである。
板19の下面に取付けられたリヤフロワサイドメンバ13
と、アウタ部材16とインナ部材14とリンホースメント部
材15とから形成されて車体のリヤフロワサイドシル11の
内側でリヤフロワサイドメンバ13の下面に溶接されたト
レーリングアームブラケットとをそなえるとともに、こ
のトレーリングアームブラケットに両端部を保持されて
トレーリングアームの取付端部3aを可動可能に支持する
ボルト7が設けられ、このボルト7は車体の内方側(第
2図における右側)からトレーリングアームブラケット
に形成された貫通孔に挿入されて、同ブラケットのアウ
タ部材16の外方側(車体のリヤフロワサイドシル11に対
向する側)でナット8と螺合するものである。
一方、車体のリヤフロワサイドシル11におけるアウタ部
材16に対向する個所に、車体下方から工具20の挿入が可
能で車体側にふくらんだ膨出部11aが形成されている。
材16に対向する個所に、車体下方から工具20の挿入が可
能で車体側にふくらんだ膨出部11aが形成されている。
なお図中の×は、溶接個所を示している。
インナ部材14は、平面視ほぼZ字状に形成されて、その
一端部を、リヤフロワサイドシル11に溶接され、さら
に、その中央部に平面視ほぼZ字状に形成され一端部を
リヤフロワサイドシル11に溶接されたアウタ部材16の他
端部が、溶接されている。
一端部を、リヤフロワサイドシル11に溶接され、さら
に、その中央部に平面視ほぼZ字状に形成され一端部を
リヤフロワサイドシル11に溶接されたアウタ部材16の他
端部が、溶接されている。
上述の構成により、ボルト7は、トレーリングアームブ
ラケットを形成する各部材がリヤフロワサイドメンバ13
の下面に溶接された後に、インナ部材14側からトレーリ
ングアームブラケットに形成された貫通孔に挿入され、
次いでアウタ部材16側からナット8がボルト7に螺合さ
れる。このとき、ナット8のボルトへの装着およびその
締付けを、車体の下方から膨出部11a内へ挿入される工
具20により行なうことができる。したがって、ナット8
を、従来の場合のように予めアウタ部材16に溶接する必
要がない。
ラケットを形成する各部材がリヤフロワサイドメンバ13
の下面に溶接された後に、インナ部材14側からトレーリ
ングアームブラケットに形成された貫通孔に挿入され、
次いでアウタ部材16側からナット8がボルト7に螺合さ
れる。このとき、ナット8のボルトへの装着およびその
締付けを、車体の下方から膨出部11a内へ挿入される工
具20により行なうことができる。したがって、ナット8
を、従来の場合のように予めアウタ部材16に溶接する必
要がない。
またアウタ部材16は、その一端部をボルト7の側部側で
リヤフロワサイドシル11に溶接され(溶接点X)るとと
もに、一端部をリヤフロワサイドシルに溶接され(溶接
点Y)たインナ部材14にその他端部を溶接され(溶接点
Z)、さらにボルト7の上部でリヤサイドシル11に溶接
され(溶接点W)ている。換言すれば、リヤフロワサイ
ドシル11が、ボルト7の上部と側部側とのアウタ部材16
に連結されているので、トレーリングアームの取付け部
の剛性は極めて高く、特に左右方向(第2図において矢
印A方向)の荷重が作用しても、それに十分耐えうるこ
とができる。
リヤフロワサイドシル11に溶接され(溶接点X)るとと
もに、一端部をリヤフロワサイドシルに溶接され(溶接
点Y)たインナ部材14にその他端部を溶接され(溶接点
Z)、さらにボルト7の上部でリヤサイドシル11に溶接
され(溶接点W)ている。換言すれば、リヤフロワサイ
ドシル11が、ボルト7の上部と側部側とのアウタ部材16
に連結されているので、トレーリングアームの取付け部
の剛性は極めて高く、特に左右方向(第2図において矢
印A方向)の荷重が作用しても、それに十分耐えうるこ
とができる。
以上詳述したように、本考案の自動車のトレーリング式
リヤサスペンションにおけるトレーリングアーム取付構
造によれば、次のような効果ないし利点が得られる。
リヤサスペンションにおけるトレーリングアーム取付構
造によれば、次のような効果ないし利点が得られる。
(1)トレーリングアームの取付端部を可動可能に支持
するとともにトレーリングアームブラケットに保持され
るボルトに螺合するナットを、車体の下方からリヤフロ
ワサイドシルに形成された膨出部内へ挿入可能な工具に
より装着したり締付けたりすることができるので、上記
ナットを予めトレーリングアームブラケットに溶接しな
くてすむ。
するとともにトレーリングアームブラケットに保持され
るボルトに螺合するナットを、車体の下方からリヤフロ
ワサイドシルに形成された膨出部内へ挿入可能な工具に
より装着したり締付けたりすることができるので、上記
ナットを予めトレーリングアームブラケットに溶接しな
くてすむ。
(2)上記(1)の理由により、塗装工程におけるシー
ルのコストやシール貼付工数をなくすことができ、製造
コストの面でも有利である。
ルのコストやシール貼付工数をなくすことができ、製造
コストの面でも有利である。
(3)リヤフロワサイドシルには膨出部が形成されるだ
けで、工具挿入用の穴は設けられないので、リヤフロワ
サイドシールの剛性を損なうことなく工具の挿入が可能
となる。
けで、工具挿入用の穴は設けられないので、リヤフロワ
サイドシールの剛性を損なうことなく工具の挿入が可能
となる。
(4)リヤフロワサイドシルが、ボルトの上部と側部側
とのアウタ部材に連結された構成と、リヤフロワサイド
シルに工具挿入用の穴が設けられない構成とが相俟っ
て、剛性の大なトレーリングアームの取付部構造をうる
ことができる。
とのアウタ部材に連結された構成と、リヤフロワサイド
シルに工具挿入用の穴が設けられない構成とが相俟っ
て、剛性の大なトレーリングアームの取付部構造をうる
ことができる。
第1〜3図は本考案の一実施例としての自動車のトレー
リング式リヤサスペンションにおけるトレーリングアー
ム取付構造を示すもので、第1図は取付部の水平断面
図、第2図は第1図のII-II矢視断面図、第3図は第2
図のIII-III矢視断面図であり、第4〜6図は従来の自
動車のトレーリング式リヤサスペンションにおけるトレ
ーリングアーム取付構造を示すもので、第4図はその縦
断面図、第5図は第4図のV−V矢視断面図、第6図は
変形例における第4図に対応した断面図であり、第7図
はトレーリング式懸架装置の斜視図である。 3……トレーリングアーム、3a……取付端部、7……ボ
ルト、8……ナット、10……トレーリング式懸架装置、
11……リヤフロワサイドシル、11a……膨出部、13……
リヤフロワサイドメンバ、14……インナ部材、15……リ
ンホースメント部材、16……アウタ部材、19……車体床
板、20……工具。
リング式リヤサスペンションにおけるトレーリングアー
ム取付構造を示すもので、第1図は取付部の水平断面
図、第2図は第1図のII-II矢視断面図、第3図は第2
図のIII-III矢視断面図であり、第4〜6図は従来の自
動車のトレーリング式リヤサスペンションにおけるトレ
ーリングアーム取付構造を示すもので、第4図はその縦
断面図、第5図は第4図のV−V矢視断面図、第6図は
変形例における第4図に対応した断面図であり、第7図
はトレーリング式懸架装置の斜視図である。 3……トレーリングアーム、3a……取付端部、7……ボ
ルト、8……ナット、10……トレーリング式懸架装置、
11……リヤフロワサイドシル、11a……膨出部、13……
リヤフロワサイドメンバ、14……インナ部材、15……リ
ンホースメント部材、16……アウタ部材、19……車体床
板、20……工具。
Claims (1)
- 【請求項1】自動車のトレーリング式リヤサスペンショ
ンにおけるトレーリングアーム取付構造において、上記
自動車の車体を形成する床板と、同床板の下面に取付け
られたリヤフロワサイドメンバと、インナ部材とアウタ
部材とリーンホースメント部材とから形成されて上記リ
ヤフロワサイドメンバの下面に取付けられたトレーリン
グアームブラケットと、上記アウタ部材を覆うように設
けられたリヤフロワサイドシルと、上記トレーリングア
ームブラケットに両端部を保持されて上記トレーリング
アームの取付端部を回動可能に支持可能なボルトと、上
記アウタ部材の上記リヤフロワサイドシル側の側面上に
配設されて上記ボルトに螺合可能なナットとをそなえ、
上記リヤフロワサイドシルが、上記アウタ部材に対向す
る個所で上記車体の下方から工具の挿入が可能な上記車
体の外側へふくらんだ膨出部を形成されかつ上記ボルト
の上部と側部側との上記アウタ部材に連結されているこ
とを特徴とする、自動車のトレーリング式リヤサスペン
ションにおけるトレーリングアーム取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989074742U JPH0752721Y2 (ja) | 1989-06-26 | 1989-06-26 | 自動車のトレーリング式リヤサスペンションにおけるトレーリングアーム取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989074742U JPH0752721Y2 (ja) | 1989-06-26 | 1989-06-26 | 自動車のトレーリング式リヤサスペンションにおけるトレーリングアーム取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0313205U JPH0313205U (ja) | 1991-02-12 |
JPH0752721Y2 true JPH0752721Y2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=31614701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989074742U Expired - Lifetime JPH0752721Y2 (ja) | 1989-06-26 | 1989-06-26 | 自動車のトレーリング式リヤサスペンションにおけるトレーリングアーム取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0752721Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009090959A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Hyundai Motor Co Ltd | 小型フレーム車両のトレーリングアームマウンティング装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007276623A (ja) * | 2006-04-06 | 2007-10-25 | Mazda Motor Corp | 自動車の下部構造 |
JP5853666B2 (ja) | 2011-12-20 | 2016-02-09 | マツダ株式会社 | 車両の車体下部構造 |
JP6331589B2 (ja) * | 2014-03-31 | 2018-05-30 | スズキ株式会社 | トレーリングアーム取付部構造 |
JP6906853B2 (ja) * | 2017-07-31 | 2021-07-21 | ダイハツ工業株式会社 | サスペンションリンクの支持構造 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6147773U (ja) * | 1984-08-31 | 1986-03-31 | マツダ株式会社 | サスペンシヨンクロスメンバの支持構造 |
JPH0621763Y2 (ja) * | 1986-01-16 | 1994-06-08 | ダイハツ工業株式会社 | リヤサスペンシヨンのデユアルリンク支持構造 |
JPS6319409U (ja) * | 1986-07-23 | 1988-02-08 | ||
JPH0424461Y2 (ja) * | 1986-08-29 | 1992-06-09 |
-
1989
- 1989-06-26 JP JP1989074742U patent/JPH0752721Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009090959A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Hyundai Motor Co Ltd | 小型フレーム車両のトレーリングアームマウンティング装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0313205U (ja) | 1991-02-12 |
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