JPH10339347A - 緩衝器のブラケット - Google Patents
緩衝器のブラケットInfo
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- JPH10339347A JPH10339347A JP16207397A JP16207397A JPH10339347A JP H10339347 A JPH10339347 A JP H10339347A JP 16207397 A JP16207397 A JP 16207397A JP 16207397 A JP16207397 A JP 16207397A JP H10339347 A JPH10339347 A JP H10339347A
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- Japan
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- plate portion
- bracket
- shock absorber
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/10—Mounting of suspension elements
- B60G2204/12—Mounting of springs or dampers
- B60G2204/129—Damper mount on wheel suspension or knuckle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/40—Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
- B60G2204/43—Fittings, brackets or knuckles
- B60G2204/4304—Bracket for lower cylinder mount of McPherson strut
Landscapes
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車体側及び車軸側からの入力に対して十分な
剛性及び強度を有する、緩衝器のブラケットを提供す
る。 【解決手段】 ブラケット8を、全体として、断面が略
矩形状の両端が開放する筒状に形成する。ブラケット8
には、緩衝器1が挿入される挿入孔12がそれぞれ形成
され、所定の距離をもって互いに対向する平板部9と、
この平板部9に対して略直角な位置に形成され、所定の
距離をもって互いに対向する側板部10と、前記平板部
9と側板部10との間に形成された補強部11と、を備
えた構成にしてある。
剛性及び強度を有する、緩衝器のブラケットを提供す
る。 【解決手段】 ブラケット8を、全体として、断面が略
矩形状の両端が開放する筒状に形成する。ブラケット8
には、緩衝器1が挿入される挿入孔12がそれぞれ形成
され、所定の距離をもって互いに対向する平板部9と、
この平板部9に対して略直角な位置に形成され、所定の
距離をもって互いに対向する側板部10と、前記平板部
9と側板部10との間に形成された補強部11と、を備
えた構成にしてある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緩衝器を車両等に
取付けるための緩衝器のブラケットに関する。
取付けるための緩衝器のブラケットに関する。
【0002】
【従来の技術】緩衝器の外周には、この緩衝器を車両の
車体側または車軸側に取付けるためのブラケットが取付
けられている。この種のブラケットとして、例えば特開
平3−37441号公報には、1枚の板部材を加工し
て、緩衝器を挿入する筒状部と、この筒状部から軸直角
方向に延設され、所定の距離をもって互いに対向する側
板部とを一体成形した構成の改良されたブラケットが提
案されている。
車体側または車軸側に取付けるためのブラケットが取付
けられている。この種のブラケットとして、例えば特開
平3−37441号公報には、1枚の板部材を加工し
て、緩衝器を挿入する筒状部と、この筒状部から軸直角
方向に延設され、所定の距離をもって互いに対向する側
板部とを一体成形した構成の改良されたブラケットが提
案されている。
【0003】前記従来のブラケットは、緩衝器を車両に
取付けるに際して、筒状部に緩衝器が挿入固定され、側
板部が車両の車体側または車軸側に取付けられる。これ
によって、前記ブラケットは緩衝器に対する車体側及び
車軸側からの入力を支持する。
取付けるに際して、筒状部に緩衝器が挿入固定され、側
板部が車両の車体側または車軸側に取付けられる。これ
によって、前記ブラケットは緩衝器に対する車体側及び
車軸側からの入力を支持する。
【0004】また、前記従来のブラケットは、1枚の板
部材を加工して成形することにより、プレス工程のみで
加工が可能で、部品点数を削減できるものである。
部材を加工して成形することにより、プレス工程のみで
加工が可能で、部品点数を削減できるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例にあっては、前記筒状部と側板部との接続部、即ち
側板部の付け根部分には補強部が形成されているけれど
も、側板部の先端側は筒状部から突出した状態にある。
来例にあっては、前記筒状部と側板部との接続部、即ち
側板部の付け根部分には補強部が形成されているけれど
も、側板部の先端側は筒状部から突出した状態にある。
【0006】このため、前記緩衝器に対する車体側及び
車軸側からの入力、とりわけ、側板部の板厚方向の曲げ
入力に対しては十分な剛性及び強度が得られなくなる虞
がある。
車軸側からの入力、とりわけ、側板部の板厚方向の曲げ
入力に対しては十分な剛性及び強度が得られなくなる虞
がある。
【0007】本発明は前記従来の実情に鑑みて案出され
たもので、車体側及び車軸側からの入力に対して十分な
剛性及び強度を有する、緩衝器のブラケットを提供する
ことを目的とする。
たもので、車体側及び車軸側からの入力に対して十分な
剛性及び強度を有する、緩衝器のブラケットを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
発明は、緩衝器の外周に取付けるブラケットにおいて、
全体として、断面が略矩形状の両端が開放する筒状であ
って、所定の距離をもって互いに対向し、少なくとも一
方に前記緩衝器が挿入される挿入孔が形成された平板部
と、この平板部に対して略直角な位置に形成され、所定
の距離をもって互いに対向する側板部と、前記平板部と
側板部との間に形成された補強部と、を備えた構成にし
てある。
発明は、緩衝器の外周に取付けるブラケットにおいて、
全体として、断面が略矩形状の両端が開放する筒状であ
って、所定の距離をもって互いに対向し、少なくとも一
方に前記緩衝器が挿入される挿入孔が形成された平板部
と、この平板部に対して略直角な位置に形成され、所定
の距離をもって互いに対向する側板部と、前記平板部と
側板部との間に形成された補強部と、を備えた構成にし
てある。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明の構成のうち、前記側板部間の距離は、平板部
の幅方向の外側寸法よりも小さい寸法に形成されてなる
構成にしてある。
載の発明の構成のうち、前記側板部間の距離は、平板部
の幅方向の外側寸法よりも小さい寸法に形成されてなる
構成にしてある。
【0010】ここで、前記ブラケットは金属材料から成
形され、好ましくは、アルミニウム合金材等の軽合金材
を押出し加工した素材から成形される。つまり、前記ブ
ラケットは断面が略矩形状の両端が開放する筒状である
から、押出し加工した素材を幅方向に切断することによ
って成形可能である。
形され、好ましくは、アルミニウム合金材等の軽合金材
を押出し加工した素材から成形される。つまり、前記ブ
ラケットは断面が略矩形状の両端が開放する筒状である
から、押出し加工した素材を幅方向に切断することによ
って成形可能である。
【0011】前記ブラケットは、緩衝器を車両に取付け
るに際して、平板部の挿入孔に緩衝器が挿入して固定さ
れ、側板部が車両の車体側または車軸側に取付けられ
る。これによって、前記ブラケットは緩衝器に対する車
体側及び車軸側からの入力を支持する。
るに際して、平板部の挿入孔に緩衝器が挿入して固定さ
れ、側板部が車両の車体側または車軸側に取付けられ
る。これによって、前記ブラケットは緩衝器に対する車
体側及び車軸側からの入力を支持する。
【0012】ここに、前記ブラケットの側板部は、平板
部の緩衝器を取付けた挿入孔に近い側及び挿入孔から遠
い側(側板部の先端側)が、共に平板部によって連結さ
れた構造となっている。また、前記平板部と側板部との
連結部分には補強部が形成してある。
部の緩衝器を取付けた挿入孔に近い側及び挿入孔から遠
い側(側板部の先端側)が、共に平板部によって連結さ
れた構造となっている。また、前記平板部と側板部との
連結部分には補強部が形成してある。
【0013】つまり、前記平板部及び側板部は、それそ
れの端部が相互に補強部を介して連結しており、平板部
は側板部によって拘束され、側板部は平板部によって拘
束された状態にある。
れの端部が相互に補強部を介して連結しており、平板部
は側板部によって拘束され、側板部は平板部によって拘
束された状態にある。
【0014】これによって、前記ブラケットの平板部及
び側板部は、車体側及び車軸側からの入力、とりわけ、
平板部の板厚方向及び側板部の板厚方向の曲げ入力に対
して、十分な剛性及び強度を有することになる。
び側板部は、車体側及び車軸側からの入力、とりわけ、
平板部の板厚方向及び側板部の板厚方向の曲げ入力に対
して、十分な剛性及び強度を有することになる。
【0015】したがって、車体側及び車軸側からの入力
に対して十分な剛性及び強度をもったブラケットが得ら
れる。
に対して十分な剛性及び強度をもったブラケットが得ら
れる。
【0016】また、前記平板部及び側板部が十分な剛性
及び強度を有するから、従来に比較して、平板部及び側
板部の板厚を薄くすることができ、このため、ブラケッ
トの重量を軽量化することができる。加えて、前記ブラ
ケットをアルミニウム合金材料等の軽合金材料で形成す
ることにより、更に軽量化が可能となる。
及び強度を有するから、従来に比較して、平板部及び側
板部の板厚を薄くすることができ、このため、ブラケッ
トの重量を軽量化することができる。加えて、前記ブラ
ケットをアルミニウム合金材料等の軽合金材料で形成す
ることにより、更に軽量化が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳述する。
面に基づいて詳述する。
【0018】図1は本発明のブラケットを取付けた緩衝
器の正面図、図2は図1に示すブラケットの斜視図、図
3は図1に示すブラケットを、平面図(a)、正面図
(b)、側面図(c)で示す図面である。
器の正面図、図2は図1に示すブラケットの斜視図、図
3は図1に示すブラケットを、平面図(a)、正面図
(b)、側面図(c)で示す図面である。
【0019】図において、1は緩衝器で、この緩衝器1
は、一端が封止された外筒2と、この外筒2内に同心的
に配置され、作動液体が充填された内筒3と、この内筒
3の他端を封止的に貫通して延びるピストンロッド4
と、このピストンロッド4に固定されて内筒内を摺動自
在なピストン5を備えている。6は前記外筒2に固定さ
れたスプリングシートで、このスプリングシート6はサ
スペンションスプリング7を支持するようになってい
る。
は、一端が封止された外筒2と、この外筒2内に同心的
に配置され、作動液体が充填された内筒3と、この内筒
3の他端を封止的に貫通して延びるピストンロッド4
と、このピストンロッド4に固定されて内筒内を摺動自
在なピストン5を備えている。6は前記外筒2に固定さ
れたスプリングシートで、このスプリングシート6はサ
スペンションスプリング7を支持するようになってい
る。
【0020】8は前記緩衝器1の外周、詳しくは緩衝器
1の外筒2の外周に取付けられたブラケットである。前
記ブラケット8は、図2及び図3に示すように、全体と
して、断面が略矩形状の両端が開放する筒状に形成され
ており、所定の距離をもって互いに対向する平板部9
と、この平板部9に対して略直角な位置に形成され、所
定の距離をもって互いに対向する側板部10と、平板部
9と側板部10との間に形成された補強部11とを備え
ている。前記ブラケット8は、平板部9、側板部10及
び補強部11の板厚tが全周に亘って略等しく成形され
ている。また、前記ブラケット8は、金属材料から成形
され、好ましくはアルミニウム合金材料等の軽合金材料
を押出し加工した素材を幅方向に切断して成形される。
1の外筒2の外周に取付けられたブラケットである。前
記ブラケット8は、図2及び図3に示すように、全体と
して、断面が略矩形状の両端が開放する筒状に形成され
ており、所定の距離をもって互いに対向する平板部9
と、この平板部9に対して略直角な位置に形成され、所
定の距離をもって互いに対向する側板部10と、平板部
9と側板部10との間に形成された補強部11とを備え
ている。前記ブラケット8は、平板部9、側板部10及
び補強部11の板厚tが全周に亘って略等しく成形され
ている。また、前記ブラケット8は、金属材料から成形
され、好ましくはアルミニウム合金材料等の軽合金材料
を押出し加工した素材を幅方向に切断して成形される。
【0021】図3(c)に示すように、前記平板部9の
幅方向の外側寸法L1及び内側寸法L2(外側寸法L1
から板厚寸法tの2倍を減じた寸法)は、緩衝器1の外
径寸法Dよりも大きい寸法に設定されており、この平板
部9少なくとも一方、この実施の形態においては両方の
平板部9には、前記緩衝器1が挿入される挿入孔12が
形成してある。なお、前記挿入孔12は図3(a)にお
いて平板部9の長手方向(幅方向に対して直角な方向)
の中心よりもやや左寄りに形成してある。
幅方向の外側寸法L1及び内側寸法L2(外側寸法L1
から板厚寸法tの2倍を減じた寸法)は、緩衝器1の外
径寸法Dよりも大きい寸法に設定されており、この平板
部9少なくとも一方、この実施の形態においては両方の
平板部9には、前記緩衝器1が挿入される挿入孔12が
形成してある。なお、前記挿入孔12は図3(a)にお
いて平板部9の長手方向(幅方向に対して直角な方向)
の中心よりもやや左寄りに形成してある。
【0022】前記側板部10間の距離L3は、平板部9
の幅方向の外側寸法L1よりも小さい寸法としてあり、
とりわけ、本実施の形態においては、緩衝器1の外径寸
法Dよりも小さい寸法としてある。このため、前記側板
部10には、側板部10間に、平板部9に形成した挿入
孔12の内径寸法と同一寸法の空間を、挿入孔12に対
して同心に斉合して形成するために、窓13が形成して
ある。
の幅方向の外側寸法L1よりも小さい寸法としてあり、
とりわけ、本実施の形態においては、緩衝器1の外径寸
法Dよりも小さい寸法としてある。このため、前記側板
部10には、側板部10間に、平板部9に形成した挿入
孔12の内径寸法と同一寸法の空間を、挿入孔12に対
して同心に斉合して形成するために、窓13が形成して
ある。
【0023】また、前記側板部10はこの実施の形態に
おいて車軸側のナックルスピンドル14に取付けられる
ようになっており、この側板部10のそれぞれには、こ
の側板部10を車軸側のナックルスピンドル14に取付
けるためのボルト挿入孔15が形成してある。即ち、前
記側板部10は、この側板部10の間に車軸側のナック
ルスピンドル14の取付け部14aが挿入され、ボルト
挿入孔15内に挿入される取付けボルト16によって、
このナックルスピンドル14に取付けられることが可能
である。このため、前記側板部10間の距離L3はナッ
クルスピンドル14の取付け部14aを嵌合可能な寸法
が選択される。なお、前記ボルト挿入孔15は図3
(b)において側板部10の長手方向の中心よりもやや
右寄りに、即ち窓13から離れた位置に形成してある。
おいて車軸側のナックルスピンドル14に取付けられる
ようになっており、この側板部10のそれぞれには、こ
の側板部10を車軸側のナックルスピンドル14に取付
けるためのボルト挿入孔15が形成してある。即ち、前
記側板部10は、この側板部10の間に車軸側のナック
ルスピンドル14の取付け部14aが挿入され、ボルト
挿入孔15内に挿入される取付けボルト16によって、
このナックルスピンドル14に取付けられることが可能
である。このため、前記側板部10間の距離L3はナッ
クルスピンドル14の取付け部14aを嵌合可能な寸法
が選択される。なお、前記ボルト挿入孔15は図3
(b)において側板部10の長手方向の中心よりもやや
右寄りに、即ち窓13から離れた位置に形成してある。
【0024】前記補強部11は、平板部9と側板部10
との間をクランク状に屈曲して連結している。
との間をクランク状に屈曲して連結している。
【0025】前記ブラケット8は、緩衝器1を車両に取
付けるに際して、平板部9の挿入孔12に緩衝器1が挿
入して固定され、側板部10が車両に取付けられる。前
記側板部10の車両への取付けは、車両の車体側または
車軸側の何れでも可能であるが、この実施の形態では車
軸側のナックルスピンドル14に取付けられる。
付けるに際して、平板部9の挿入孔12に緩衝器1が挿
入して固定され、側板部10が車両に取付けられる。前
記側板部10の車両への取付けは、車両の車体側または
車軸側の何れでも可能であるが、この実施の形態では車
軸側のナックルスピンドル14に取付けられる。
【0026】即ち、前記ブラケット8は、このブラケッ
ト8の挿入孔12に緩衝器1が挿入され、この挿入孔1
2の周縁及び窓13の開口縁において溶接17を施すこ
とによって緩衝器1に固定される。なお、前記溶接17
はこの実施の形態において両方の平板部9の挿入孔12
の周縁及び両方の側板部10の窓13の開口縁に施して
あるけれども、溶接箇所を適宜選択して溶接17を施す
ようにしても良い。とりわけ、図1において下側の平板
部9の挿入孔12の周縁に施す溶接17を廃止すること
は、車両に取付けた際にこの溶接17が車両の他部品と
干渉することを回避する上で、極めて有効である。
ト8の挿入孔12に緩衝器1が挿入され、この挿入孔1
2の周縁及び窓13の開口縁において溶接17を施すこ
とによって緩衝器1に固定される。なお、前記溶接17
はこの実施の形態において両方の平板部9の挿入孔12
の周縁及び両方の側板部10の窓13の開口縁に施して
あるけれども、溶接箇所を適宜選択して溶接17を施す
ようにしても良い。とりわけ、図1において下側の平板
部9の挿入孔12の周縁に施す溶接17を廃止すること
は、車両に取付けた際にこの溶接17が車両の他部品と
干渉することを回避する上で、極めて有効である。
【0027】前記側板部10は、この側板部10の間に
車軸側のナックルスピンドル14の取付け部14aが挿
入され、ボルト挿入孔15内に挿入される取付けボルト
16によって、このナックルスピンドル14に取付けら
れる。
車軸側のナックルスピンドル14の取付け部14aが挿
入され、ボルト挿入孔15内に挿入される取付けボルト
16によって、このナックルスピンドル14に取付けら
れる。
【0028】また、前記緩衝器1のピストンロッド4の
突出端が車体側に取付けられ、この車体側とスプリング
シート6との間にサスペンションスプリング7が設けら
れることになる。
突出端が車体側に取付けられ、この車体側とスプリング
シート6との間にサスペンションスプリング7が設けら
れることになる。
【0029】これによって、前記ブラケット8は緩衝器
1に対する車体側及び車軸側からの入力を支持すること
になる。
1に対する車体側及び車軸側からの入力を支持すること
になる。
【0030】ここに、前記ブラケット8の側板部10
は、平板部9の緩衝器1を取付けた挿入孔12に近い側
及び挿入孔12から遠い側(側板部10の先端側)が、
共に平板部10によって連結された構造となっている。
また、前記平板部9と側板部10との連結部分には補強
部11が形成してある。
は、平板部9の緩衝器1を取付けた挿入孔12に近い側
及び挿入孔12から遠い側(側板部10の先端側)が、
共に平板部10によって連結された構造となっている。
また、前記平板部9と側板部10との連結部分には補強
部11が形成してある。
【0031】つまり、前記平板部9及び側板部10は、
それそれの端部が相互に補強部11を介して連結してお
り、平板部9は側板部10によって拘束され、側板部1
0は平板部9によって拘束された状態にある。
それそれの端部が相互に補強部11を介して連結してお
り、平板部9は側板部10によって拘束され、側板部1
0は平板部9によって拘束された状態にある。
【0032】これによって、前記ブラケット8の平板部
9及び側板部10は、車体側及び車軸側からの入力、と
りわけ、平板部9の板厚方向及び側板部10の板厚方向
の曲げ入力に対して、十分な剛性及び強度を有すること
になる。
9及び側板部10は、車体側及び車軸側からの入力、と
りわけ、平板部9の板厚方向及び側板部10の板厚方向
の曲げ入力に対して、十分な剛性及び強度を有すること
になる。
【0033】したがって、車体側及び車軸側からの入力
に対して十分な剛性及び強度をもったブラケット8が得
られる。
に対して十分な剛性及び強度をもったブラケット8が得
られる。
【0034】また、前記平板部9及び側板部10が十分
な剛性及び強度を有するから、従来に比較して、平板部
9及び側板部10の板厚tを薄くすることができ、この
ため、ブラケット8の重量を軽量化することができる。
加えて、前記ブラケット8をアルミニウム合金材料等の
軽合金材料で形成することにより、更に軽量化が可能と
なる。
な剛性及び強度を有するから、従来に比較して、平板部
9及び側板部10の板厚tを薄くすることができ、この
ため、ブラケット8の重量を軽量化することができる。
加えて、前記ブラケット8をアルミニウム合金材料等の
軽合金材料で形成することにより、更に軽量化が可能と
なる。
【0035】以上、実施の形態を図面に基づいて説明し
たが、具体的構成はこの実施の形態に限られるものでは
なく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、前記挿入孔12は、一方の平板部9のみに形成
する構成としてもよいものである。また、前記側板部1
0に形成した窓13は、この側板部10間に、平板部9
に形成した挿入孔12の内径寸法と同一寸法の空間を、
挿入孔12に対して同心に斉合して形成するために設け
るものであるから、側板部10間の距離L3が緩衝器1
の外形寸法Dよりも大きい場合には廃止可能である。
たが、具体的構成はこの実施の形態に限られるものでは
なく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、前記挿入孔12は、一方の平板部9のみに形成
する構成としてもよいものである。また、前記側板部1
0に形成した窓13は、この側板部10間に、平板部9
に形成した挿入孔12の内径寸法と同一寸法の空間を、
挿入孔12に対して同心に斉合して形成するために設け
るものであるから、側板部10間の距離L3が緩衝器1
の外形寸法Dよりも大きい場合には廃止可能である。
【0036】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、車体側及び車軸側からの入力に対して十分な剛
性及び強度をもったブラケットが得られる。
よれば、車体側及び車軸側からの入力に対して十分な剛
性及び強度をもったブラケットが得られる。
【図1】本発明のブラケットを取付けた緩衝器の正面図
である。
である。
【図2】図1に示すブラケットの斜視図である。
【図3】図1に示すブラケットを、平面図(a)、正面
図(b)、側面図(c)で示す図面である。
図(b)、側面図(c)で示す図面である。
1 緩衝器 8 ブラケット 9 平板部 10 側板部 11 補強部 12 挿入孔
Claims (2)
- 【請求項1】 緩衝器の外周に取付けるブラケットにお
いて、全体として、断面が略矩形状の両端が開放する筒
状であって、所定の距離をもって互いに対向し、少なく
とも一方に前記緩衝器が挿入される挿入孔が形成された
平板部と、この平板部に対して略直角な位置に形成さ
れ、所定の距離をもって互いに対向する側板部と、前記
平板部と側板部との間に形成された補強部と、を備えて
なることを特徴とする、緩衝器のブラケット。 - 【請求項2】 前記側板部間の距離は、平板部の幅方向
の外側寸法よりも小さい寸法であることを特徴とする、
請求項1記載の緩衝器のブラケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16207397A JPH10339347A (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 緩衝器のブラケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16207397A JPH10339347A (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 緩衝器のブラケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10339347A true JPH10339347A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15747585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16207397A Pending JPH10339347A (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 緩衝器のブラケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10339347A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006010476A1 (de) * | 2004-07-24 | 2006-02-02 | Zf Friedrichshafen Ag | Zylinderbaugruppe mit einem achsanschluss |
JP2011057102A (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-24 | Aisin Keikinzoku Co Ltd | 車両用アーム部材 |
-
1997
- 1997-06-05 JP JP16207397A patent/JPH10339347A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006010476A1 (de) * | 2004-07-24 | 2006-02-02 | Zf Friedrichshafen Ag | Zylinderbaugruppe mit einem achsanschluss |
JP2011057102A (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-24 | Aisin Keikinzoku Co Ltd | 車両用アーム部材 |
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