JPH021130Y2 - - Google Patents

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JPH021130Y2
JPH021130Y2 JP13079084U JP13079084U JPH021130Y2 JP H021130 Y2 JPH021130 Y2 JP H021130Y2 JP 13079084 U JP13079084 U JP 13079084U JP 13079084 U JP13079084 U JP 13079084U JP H021130 Y2 JPH021130 Y2 JP H021130Y2
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JP
Japan
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arm
support member
suspension support
bolt
frame
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JP13079084U
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JPS6144305U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車において車輪を支持するため
のアームに対するストツパラバーの取付構造の技
術分野で利用されるものである。
(従来技術) 従来から自動車の車輪を支持するためのアーム
に対し、その回動角を規制するためにストツパラ
バーが設けられていた。しかし、例えば実公昭58
−26168号公報に開示されているように、このス
トツパラバーをアーム自身に取り付けるなどして
いたため、従来はストツパラバーを取り付けるた
めの工程が煩雑であると共に、ストツパラバーと
当接する側がボルトなどが取り付けられていない
平滑な個所であるようにストツパラバーの取付個
所が制限され、アームからの荷重を受ける部分の
耐荷強度についての配慮を別途必要としている。
(考案の目的) この考案はストツパラバーを取り付けるための
みの工程を省略することができるようにするとと
もに、アームからの荷重を受ける部分の変形等を
招くことがないようになし、スペースの自由度の
きくストツパラバー取付構造を提供することを目
的とする。
(考案の構成) 前記した目的を達成するため、この考案におい
ては、自動車の車輪を支持するアームを回動自在
に設けるサスペンシヨン支持部材がフレームに固
定支持されており、この固定支持するためのボル
トにストツパラバーが設けられており、このスト
ツパラバーが前記アームに当接してアームの設定
以上の回動を規制するものである。そしてこのよ
うにしたために、サスペンシヨン支持部材をフレ
ームに固定支持するためにボルトを締結する工程
とストツパラバーを取り付ける工程とが同時に一
工程で行なわれるものである。
(実施例) 以下図面を参照しつつこの考案の実施例を詳述
する。
この考案の概略は、車体の前後方向に延びるフ
レーム1に対してサスペンシヨン支持部材2が固
定支持されている。このサスペンシヨン支持部材
2には、下部のアーム3がその一端の前後(第3
図の左右)の2個所で軸3a,3aによつて回動
自在に軸支されており、アーム3の他端には車輪
11を回転可能に支持する車輪支持部材4が回動
自在に支持されている。また前記したサスペンシ
ヨン支持部材2をフレーム1に固定支持するため
に、ボルト5,6が用いられる。これらのボルト
のうち、ボルト5はアーム3に対して前後に各1
個ずつ設けられ、しかもストツパラバー5aが一
体に設けられている。そしてこのストツパラバー
5aはアーム3が上方に回動したときにこれと当
接して、アーム3の設定以上の上方への回動を規
制するものである。
さらに各部の詳細を説明する。
すなわち、サスペンシヨン支持部材2は、前後
に間隔をおいて車体幅方向に配した2本のクロス
メンバー2a,2aと、この両クロスメンバー2
a,2aの端部同志を連結する車体前後方向に配
したサイドメンバー2bとで構成されている。そ
して、車体前後方向に延びる閉断面構造のサイド
フレーム1aにガセツトプレート1bを介して固
定した閉断面構造のサブフレーム1cに、上記サ
イドメンバー2bがボルト5,6で固定されてい
る。
車輪支持部材4は、その上端と下端が上部のア
ーム7と前記下部のアーム3の各々の先端部に回
動自在に支持されていて、上部のアーム7はトー
シヨンバー8を介してフレーム1に支持され、下
部のアーム3がクロスメンバー2a,2aに回動
自在に支持されている。
9は上部のアーム用ストツパラバーであり、上
部のアーム7の下方への回動を規制する。さらに
アーム3にはシヨツクアブソーバ12およびスタ
ビライザ13が設けられている。なお車輪11は
駆動シヤフト14によつて回動駆動される。
次にボルト5の実施例1につき説明する。第4
図および第5図に示したようにボルト5の頭には
これと一体に座金5bを固設したうえで、ボルト
5の頭と座金5bにストツパラバー5aが一体に
モールドされている。そして座金5bの外周は、
スパナのかかる6辺の面5cが形成されている。
また第6図および第7図に示された実施例2で
は、座金5bの外形は円形のままとし、ボルト5
の頭部に棒スパナの嵌入する孔5dを穿設して、
いわゆる孔付ボルトとして形成されたものであ
り、さらに作業性の向上をねらつたものである。
以下前記した実施例の作用につき述べる。
フレーム1にサスペンシヨン支持部材2を組み
付けるには、それらの取付孔(図示省略)にボル
ト5,6を貫装し、ナツト15と共に締結して固
定する。このときボルト5にはストツパラバー5
aが一体に設けられている故に、前記した組み付
け工程が同時にストツパラバー5a取付工程とな
る。
そしてアーム3,7の先端に車輪支持部材4を
介して取り付けられた車輪11がアーム3,7の
回動によつて上下動するときは、アーム3,7の
前記回動の角度はストツパラバー5a,9によつ
て規制されるものである。
(考案の効果) この考案は前記したとおり、フレームにサスペ
ンシヨン支持部材を固定支持するためのボルトに
ストツパラバーを設けたものであるから、サスペ
ンシヨン支持部材の組み付けとストツパラバーの
取り付けとが一工程ですませられ、組立工数が節
減しうるのみならず、ストツパラバーをフレーム
側に設けたためこれをアーム側に設けた場合に比
し、当接する相手側に組み付けボルトの有無を考
慮せずにすみ、スペースの自由度が広くなる。さ
らにフレームとサスペンシヨン支持部材との接合
個所は、荷重を受けるのに強固な個所であるか
ら、ここにストツパラバーを設けることは、アー
ムが当接して衝撃力が作用してもよくこれに抗し
うるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の実施例を示
し、第1図は正面図、第2図は平面図、第3図は
側面図である。第4図および第5図は第1図の鎖
線で囲んだA部分の実施例1を示し、第4図は縦
断側面図、第5図は第4図の矢視図である。第
6図および第7図は同じA部分の実施例2を示
し、第6図は縦断側面図、第7図は第6図の−
線断面図である。 1……フレーム、2……サスペンシヨン支持部
材、3……下部アーム、4……車輪支持部材、5
……ボルト、5a……ストツパラバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の前後方向に延びるフレームにサスペンシ
    ヨン支持部材がボルトにて固定支持され、このサ
    スペンシヨン支持部材には車輪支持部材を回動自
    在に支持するアームが回動自在に支持され、前記
    サスペンシヨン支持部材を固定するボルトに前記
    アームに当接してアームの設定以上の回動を規制
    するストツパラバーが設けられていることを特徴
    とする自動車のストツパラバー取付構造。
JP13079084U 1984-08-29 1984-08-29 自動車のストツパラバ−取付構造 Granted JPS6144305U (ja)

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JP13079084U JPS6144305U (ja) 1984-08-29 1984-08-29 自動車のストツパラバ−取付構造

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JP13079084U JPS6144305U (ja) 1984-08-29 1984-08-29 自動車のストツパラバ−取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS6144305U JPS6144305U (ja) 1986-03-24
JPH021130Y2 true JPH021130Y2 (ja) 1990-01-11

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JP13079084U Granted JPS6144305U (ja) 1984-08-29 1984-08-29 自動車のストツパラバ−取付構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2525146Y2 (ja) * 1988-03-14 1997-02-05 日産ディーゼル工業株式会社 車両のバンパラバ支持装置
JP7056115B2 (ja) * 2017-12-08 2022-04-19 いすゞ自動車株式会社 サスペンション装置

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JPS6144305U (ja) 1986-03-24

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