JPH0752215Y2 - 水洗便器 - Google Patents
水洗便器Info
- Publication number
- JPH0752215Y2 JPH0752215Y2 JP10619890U JP10619890U JPH0752215Y2 JP H0752215 Y2 JPH0752215 Y2 JP H0752215Y2 JP 10619890 U JP10619890 U JP 10619890U JP 10619890 U JP10619890 U JP 10619890U JP H0752215 Y2 JPH0752215 Y2 JP H0752215Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet
- toilet seat
- switch
- seat box
- flush toilet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は、水洗便器における操作部の取付構造の改良
に関するものである。
に関するものである。
（従来技術及びその課題） 従来、水洗便器には、局部洗浄装置，温風ファン，ヒー
ター等の各種電気機器が内臓されており、これらの電気
機器を操作するために、便器本体の上面側の便座ボック
スの右側方に突出状に各種スイッチを備えた操作部が取
り付けられている。しかし、この操作部は便座ボックス
の右側面に取り付けられたものであるため、体の不自由
な用便者等においては右側の操作部を操作することが困
難で、水洗便器の使用勝手が悪くなるという問題点があ
り、又、トイレの右側の壁面に近付けて水洗便器を設置
するような場合には、右側に突出している操作部が邪魔
になって水洗便器の設置が困難となる場合があった。
ター等の各種電気機器が内臓されており、これらの電気
機器を操作するために、便器本体の上面側の便座ボック
スの右側方に突出状に各種スイッチを備えた操作部が取
り付けられている。しかし、この操作部は便座ボックス
の右側面に取り付けられたものであるため、体の不自由
な用便者等においては右側の操作部を操作することが困
難で、水洗便器の使用勝手が悪くなるという問題点があ
り、又、トイレの右側の壁面に近付けて水洗便器を設置
するような場合には、右側に突出している操作部が邪魔
になって水洗便器の設置が困難となる場合があった。
（課題を解決するための手段） 本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであっ
て、操作部の取付位置を自由に設定できる水洗便器を提
供せんことを目的とし、その要旨は、便座ボックスの両
側面に係止部を設け、該係止部に着脱可能に各種スイッ
チを有する操作部を取着したことである。
て、操作部の取付位置を自由に設定できる水洗便器を提
供せんことを目的とし、その要旨は、便座ボックスの両
側面に係止部を設け、該係止部に着脱可能に各種スイッ
チを有する操作部を取着したことである。
（作用） 便座ボックスの両側面に係止部を設けておき、この係止
部に着脱可能に操作部を取り付けたため、水洗便器の設
置状態に応じて便座ボックスの右又は左の何れにも操作
部を取り付けることができ、水洗便器の設置状態が良好
なものとなり、かつ操作性が良好化する。
部に着脱可能に操作部を取り付けたため、水洗便器の設
置状態に応じて便座ボックスの右又は左の何れにも操作
部を取り付けることができ、水洗便器の設置状態が良好
なものとなり、かつ操作性が良好化する。
（実施例） 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
先ず第５図において水洗便器の一例を示し、内部に設置
される各種機器を説明すると、便器本体１の上面側には
開閉可能に便座２と便蓋３が設けられており、これらは
後方側の便座ボックス４に回動可能に取り付けられたも
のとなっている。便座ボックス４の後方には更にロータ
ンク５が立設されている。又、便座ボックス４内には温
風を吹き出す温風ファン６が設けられており、前記便座
２内には便座２を暖めるためのヒーター７が内蔵されて
いる。又、便器本体１の底部には温水タンク８が設置さ
れており、温水タンク８内にはタンク内の水を暖めるイ
ーター8aが設けられている。温水タンクの下流側にはポ
ンプ９が設けられ、さらにその下流には局部洗浄ノズル
10が配設されており、ポンプ９が作動されると温水タン
ク８内の温水が局部洗浄ノズル10内に供給されて、便座
２の上面に着座状態の用便者の局部に洗浄水を噴出でき
るものとなっている。
される各種機器を説明すると、便器本体１の上面側には
開閉可能に便座２と便蓋３が設けられており、これらは
後方側の便座ボックス４に回動可能に取り付けられたも
のとなっている。便座ボックス４の後方には更にロータ
ンク５が立設されている。又、便座ボックス４内には温
風を吹き出す温風ファン６が設けられており、前記便座
２内には便座２を暖めるためのヒーター７が内蔵されて
いる。又、便器本体１の底部には温水タンク８が設置さ
れており、温水タンク８内にはタンク内の水を暖めるイ
ーター8aが設けられている。温水タンクの下流側にはポ
ンプ９が設けられ、さらにその下流には局部洗浄ノズル
10が配設されており、ポンプ９が作動されると温水タン
ク８内の温水が局部洗浄ノズル10内に供給されて、便座
２の上面に着座状態の用便者の局部に洗浄水を噴出でき
るものとなっている。
本例における前記便座ボックス４の左右両側面側には、
第１図で平面図で、また第２図には正面図で、また第３
図では側面図で示すように、突出状に一対のＬ字状断面
をなす係止部11,11が形成されており、この係止部11,11
の後部の便座ボックス４の両側面には突出状にコネクタ
ー12,12が設けられている。
第１図で平面図で、また第２図には正面図で、また第３
図では側面図で示すように、突出状に一対のＬ字状断面
をなす係止部11,11が形成されており、この係止部11,11
の後部の便座ボックス４の両側面には突出状にコネクタ
ー12,12が設けられている。
又、前記温風ファン6,ヒーター7,ヒーター8a等を作動す
るための各種スイッチを有する操作部13には、前記係止
部11に着脱可能に係合し得る係合子14,14が両側に設け
られており、さらに操作部13にはコード15を介し接続具
16が取り付けられている。この接続具26は前記左右何れ
かのコネクター12に接続することができるものとなって
いる。
るための各種スイッチを有する操作部13には、前記係止
部11に着脱可能に係合し得る係合子14,14が両側に設け
られており、さらに操作部13にはコード15を介し接続具
16が取り付けられている。この接続具26は前記左右何れ
かのコネクター12に接続することができるものとなって
いる。
この操作部13の表面には第４図で示すような各種スイッ
チが配設されており、第４図において、スイッチS1は温
水スイッチであり、この温水スイッチS1を押すことによ
り、前記ヒーター8aに通電され、温水タンク８内の水が
加温されるものとなっており、低，中，高の三段階に温
度を切替可能となっている。さらにその下部にはドライ
スイッチS2が配設され、このドライスイッチS2をONする
ことにより、前記温風ファン６が回転され、便座２の上
面に着座している用便者の局部に向かって温風が吹き出
されるものとなっており、このドライスイッチS2も低，
中，高の三段階に強弱切替が可能となっている。さらに
その下方にはシャワースイッチS3が設けられており、こ
のシャワースイッチS3をONすることにより、前記ポンプ
９が作動され、局部洗浄ノズル10から局部に向かって洗
浄水を噴出させることができるものとなっている。尚、
下部にはストップスイッチS4が配設され、このストップ
スイッチS4をONすることにより全ての作動を停止させる
ことができる。さらにストップスイッチS4の右上部には
チャームスイッチS5が設けられており、このチャームス
イッチS5をONすることにより、女性局部に洗浄水を噴出
させることができるものとなっている。即ち、局部洗浄
ノズル10は局部洗浄用のものと女性局部洗浄用のものが
２本設けられている。さらにその上部には水量スイッチ
S7が設けられ、前記ポンプ９により吐出される局部洗浄
ノズル10からの吐水量を調節することができる。さらに
その上部には便座暖房スイッチS6が配設され、この便座
暖房スイッチS6をONすることにより、前記便座２内のヒ
ーター７に通電され、便座２が保温されるものであり、
低，中，高の三段階に温度を切替可能となっている。
チが配設されており、第４図において、スイッチS1は温
水スイッチであり、この温水スイッチS1を押すことによ
り、前記ヒーター8aに通電され、温水タンク８内の水が
加温されるものとなっており、低，中，高の三段階に温
度を切替可能となっている。さらにその下部にはドライ
スイッチS2が配設され、このドライスイッチS2をONする
ことにより、前記温風ファン６が回転され、便座２の上
面に着座している用便者の局部に向かって温風が吹き出
されるものとなっており、このドライスイッチS2も低，
中，高の三段階に強弱切替が可能となっている。さらに
その下方にはシャワースイッチS3が設けられており、こ
のシャワースイッチS3をONすることにより、前記ポンプ
９が作動され、局部洗浄ノズル10から局部に向かって洗
浄水を噴出させることができるものとなっている。尚、
下部にはストップスイッチS4が配設され、このストップ
スイッチS4をONすることにより全ての作動を停止させる
ことができる。さらにストップスイッチS4の右上部には
チャームスイッチS5が設けられており、このチャームス
イッチS5をONすることにより、女性局部に洗浄水を噴出
させることができるものとなっている。即ち、局部洗浄
ノズル10は局部洗浄用のものと女性局部洗浄用のものが
２本設けられている。さらにその上部には水量スイッチ
S7が設けられ、前記ポンプ９により吐出される局部洗浄
ノズル10からの吐水量を調節することができる。さらに
その上部には便座暖房スイッチS6が配設され、この便座
暖房スイッチS6をONすることにより、前記便座２内のヒ
ーター７に通電され、便座２が保温されるものであり、
低，中，高の三段階に温度を切替可能となっている。
本例においては、このような各種スイッチを有する操作
部13には係合子14,14が設けられているため、この係合
子14を便座ボックスの係止部11,11の左右何れかに掛止
状に取り付けることができ、操作部13は便座ボックス４
の右側にも左側にも自由に選択して取り付けることがで
きるものとなっている。従って、体の不自由な人等が便
座ボックス４の左側に操作部13を取り付けたい場合に
は、容易に左側へ操作部13を移すことができ、又、便器
のトイレ内の設置状況に応じて操作部13の取付位置は左
右何れにも選択することができる。
部13には係合子14,14が設けられているため、この係合
子14を便座ボックスの係止部11,11の左右何れかに掛止
状に取り付けることができ、操作部13は便座ボックス４
の右側にも左側にも自由に選択して取り付けることがで
きるものとなっている。従って、体の不自由な人等が便
座ボックス４の左側に操作部13を取り付けたい場合に
は、容易に左側へ操作部13を移すことができ、又、便器
のトイレ内の設置状況に応じて操作部13の取付位置は左
右何れにも選択することができる。
さらに操作部13は、例えばトイレの壁面等に前記係合子
14が係合し得るフック等を設けておけば、トイレの壁面
にも容易に操作部13を取り付けることができる。
14が係合し得るフック等を設けておけば、トイレの壁面
にも容易に操作部13を取り付けることができる。
尚、本例では操作部13にコード15を備えたが、このコー
ド15の存在しないリモコン式の操作部13であっても、同
様に便座ボックス４の左右何れ側にも着脱可能に取り付
けが可能である。
ド15の存在しないリモコン式の操作部13であっても、同
様に便座ボックス４の左右何れ側にも着脱可能に取り付
けが可能である。
又、本例では便座ボックス４の左右両側面に突出状に係
止部11を設けたが、例えば便座ボックス４の両側面に綿
ファスナー等に貼着しておき、この綿ファスナーに着脱
可能に操作部13を取り付ける形式のものであっても良
い。
止部11を設けたが、例えば便座ボックス４の両側面に綿
ファスナー等に貼着しておき、この綿ファスナーに着脱
可能に操作部13を取り付ける形式のものであっても良
い。
（考案の効果） 本考案の水洗便器は、便座ボックスの両側面に係止部を
設け、該係止部に着脱可能に各種スイッチを有する操作
部を取着したことにより、操作部を便座ボックスの左右
何れの側面側にも選択的に取り付けることができるた
め、体の不自由な人等においても操作が容易となり、
又、便器のトイレ内での設置状況に応じて取付位置を変
更させ、良好な便器の設置状態を得ることができる効果
を有する。
設け、該係止部に着脱可能に各種スイッチを有する操作
部を取着したことにより、操作部を便座ボックスの左右
何れの側面側にも選択的に取り付けることができるた
め、体の不自由な人等においても操作が容易となり、
又、便器のトイレ内での設置状況に応じて取付位置を変
更させ、良好な便器の設置状態を得ることができる効果
を有する。
図は本考案の一実施例を示し、第１図は便座と便座ボッ
クス及び操作部の平面概略構成図、第２図は第１図の正
面側概略構成図、第３図は側面側の概略構成図、また第
４図は操作部の表面のスイッチの配列状態を示す平面構
成図、第５図は各種電気機器を内装した便器の断面構成
図である。 ２……便座、４……便座ボックス 11……係止部、12……コネクター 13……操作部、14……係合子 15……コード、S1〜S7……スイッチ
クス及び操作部の平面概略構成図、第２図は第１図の正
面側概略構成図、第３図は側面側の概略構成図、また第
４図は操作部の表面のスイッチの配列状態を示す平面構
成図、第５図は各種電気機器を内装した便器の断面構成
図である。 ２……便座、４……便座ボックス 11……係止部、12……コネクター 13……操作部、14……係合子 15……コード、S1〜S7……スイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】便座ボックスの両側面に係止部を設け、該
係止部に着脱可能に各種スイッチを有する操作部を取着
したことを特徴とする水洗便器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10619890U JPH0752215Y2 (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 水洗便器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10619890U JPH0752215Y2 (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 水洗便器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0465872U JPH0465872U (ja) | 1992-06-09 |
| JPH0752215Y2 true JPH0752215Y2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=31852203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10619890U Expired - Fee Related JPH0752215Y2 (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 水洗便器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0752215Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004181077A (ja) * | 2002-12-05 | 2004-07-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トイレ装置 |
-
1990
- 1990-10-08 JP JP10619890U patent/JPH0752215Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0465872U (ja) | 1992-06-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |