JPH0715904Y2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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JPH0715904Y2
JPH0715904Y2 JP11432788U JP11432788U JPH0715904Y2 JP H0715904 Y2 JPH0715904 Y2 JP H0715904Y2 JP 11432788 U JP11432788 U JP 11432788U JP 11432788 U JP11432788 U JP 11432788U JP H0715904 Y2 JPH0715904 Y2 JP H0715904Y2
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JP
Japan
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casing
lid
timer
sanitary washing
display device
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Application number
JP11432788U
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JPH0237973U (ja
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哲博 片宗
満 百富
重成 門松
孝夫 坂間
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Koito Industries Ltd
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Koito Industries Ltd
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、たとえば腰掛式の水洗便器に一体化して局部
洗浄用として使用する衛生洗浄装置に関する。
〔従来の技術〕 従来から、局部洗浄機能を備えた衛生洗浄装置を水洗便
器に一体化したものが利用されている。衛生洗浄装置
は、加熱した洗浄水をノズル装置に送り込んで局部洗浄
を可能としたもので、この洗浄に必要な加熱系や配管系
を備えると共にノズル装置の駆動系を設けている。そし
て、これらの各機能の制御のための制御部を組み込むと
共に、操作用の操作パネルをケーシングの表面に設けて
いる。
また、局部洗浄のみでなく洗浄後の乾燥のための温風フ
ァンを付属したり、臭気を消臭するための消臭機能を備
えたものである。そして、これらの機能を拡充に伴う制
御の方法も様々に変化し、たとえば洗浄水を加熱するヒ
ータや暖房便座への通電を人が使う時間帯に応じてタイ
マ制御する等の手段が採用されている。このタイマ制御
は、夜間等のように使用しない時間帯ではヒータ等への
通電を停止しておく等によって、節電を図ることを一つ
の目的としたものである。
タイマ制御のために配置するタイマ及びその表示装置
は、時間設定等のために、ケーシングの表面側に設けて
手元操作できるように配置される。ここで、衛生洗浄装
置は水周り機器の一種であるため、タイマ,その表示装
置及び設定スイッチ等が水に被らないようにすることが
必要である。
第8図はこのような防水構造のために従来から採用され
てきたケーシング内へのタイマ組み込みの例を示すもの
である。図示のように、ケーシング50の内部にタイマの
表示装置51を配置し、その近くに設定スイッチ52を設け
ている。そして、ケーシング50の表面には、表示装置51
等を水から守ためにカバー53を開閉自在に取り付けてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
このようなカバー53を備えておけば、表示装置51や設定
スイッチ52等を保護でき、漏電等の事故を防ぐことがで
きる。
しかし、表示装置51はカバー53に遮られて外からは見え
ないので、機器の作動時間を確認するにはその度毎にカ
バー53を開く必要があり、使い勝手の面で難点がある。
また、設定のためにカバー53を開いたときに、誤って水
が中に入り込むこともあり、この場合には表示装置51が
水を直に被ってしまう問題もある。
そこで、本考案は、カバー等を開くことなくタイマの表
示装置の確認が行えしかも防水対策も十分にして故障を
防げるようにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の衛生洗浄装置は、以上の目的を達成するため
に、ケーシングの内部に局部洗浄用のノズル等の機器を
備え、これらの機器の作動を制御する制御部を組み込ん
だ衛生洗浄装置において、前記制御部の系に含まれるタ
イマ等の表示部を前記ケーシングの内部に備え、該表示
部の大きさに対応するように前記ケーシングに開口を設
けると共に該開口を光透過性のカバーで塞ぎ、更に前記
ケーシングに蓋を開閉自在に設け、該蓋に前記表示部用
の覗き窓を設けたことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例により本考案の特徴を具体的に
説明する。
第1図は本考案の要部を示す正面縦断面図、第2図はそ
の側面断面図である。また、第3図は本考案の衛生洗浄
装置を備えた水洗便器の斜視図である。
第3図において、腰掛式の便器本体Aの後部側の上面を
跨いで衛生洗浄装置Bが配置され、そのケーシング1に
便座1a及び便蓋1bを開閉自在に備えている。ケーシング
1の内部には、局部洗浄用の温水を供給するための温水
タンクやバルブユニット等が配置され、便器本体Aのボ
ール部aに向けて進退動作する局部洗浄用のノズル1cを
備えている。また、右端側のケーシング1の下部側を消
臭カセット用の収納チャンバ2としている。
第4図は収納チャンバ2側のケーシング1を示す側面図
であり、前記のように収納チャンバ2の内部には消臭カ
セットCを下部側に収納し、内蔵した排気ファン(図示
せず)によってボール部aから空気を吸引した後に消臭
して外部に排気するようにしている。そして、ケーシン
グ1の上端には、洗浄機能や乾燥等の機器の作動調整や
タイマ設定等の操作部をカバーする蓋3が開閉自在に取
り付けられている。
第5図は蓋3及びケーシング1の上部を取り除いて示す
操作部の平面図であり、ケーシング1の内部にインシュ
レータ4が固定されている。このインシュレータ4に
は、洗浄水加熱用の温水タンク及び便座1aのヒータ等の
通電時間帯を設定するタクトスイッチ型の設定スイッチ
4aを設けると共に、ディジタル式のタイマの表示装置5
が備えられている。タイマの表示装置5及び設定スイッ
チ4aはコード4bによって制御部(図示せず)に結線さ
れ、タイマ制御により洗浄,乾燥,便座1bの暖房から消
臭カセットCによる消臭等の機能を作動させる系を持た
せている。
タイマの表示装置5を含む操作部は、第2図に示すよう
にケーシング1の上面に設けた凹部内に位置している。
そして、設定スイッチ4a及び表示装置5の真上に対応す
る部分には、それぞれ開口6a,6bを開け、その上に薄肉
の合成樹脂シートを利用したカバー7を貼り付けてい
る。カバー7は第1図に示すハッチを施していない部分
を透明又はカラー彩色した光透過性の覗き窓7aとし、各
設定スイッチ4aの上に対応する部分は、それぞれのスイ
ッチの種類を識別するための表示が設けられる。つま
り、タイマの表示装置5はカバー7の下にあっても覗き
窓7aから透けて見え、設定スイッチ4aの上のカバー7を
押すとこのカバー7が弾性変形してタクトスイッチ型の
各設定スイッチ4aを操作することができる構造となって
いる。なお、8はインシュレータ4に取り付けた操作摘
みであり、各機器の作動の設定等に利用する。
一方、操作部の上に配置される蓋3は、第6図に示すよ
うに、前後方向の2個所に突起3aを設けている。そし
て、この突起3aをケーシング1の保持孔1dに嵌め込むこ
とによって開閉可能に支持される。蓋3は、これを閉じ
たときにタイマの表示装置5の真上に対応する部分に、
透明又は光透過性の合成樹脂シートを貼り付けた覗き窓
3bを設けている。すなわち、第1図及び第2図に示すよ
うに、蓋3の覗き窓3b及びケーシング1に設けたカバー
7の覗き窓7aがそれぞれ表示装置5の上側に位置し、蓋
3を閉じたままでもこの表示装置5を外から見ることが
できる。
以上の構成において、タイマ制御を利用して洗浄から消
臭までの各機能を作動させることができる。そして、タ
イマの設定を表示する表示装置5は、覗き窓3b,7aによ
って外部から簡単に見ることができるので、従来のよう
に蓋をいちいち開けて確認する必要がない。
また、タイマ制御の設定を設定スイッチ4aや操作摘み8
によって行うときは、第7図のように蓋3を開いてこれ
らを取り扱う。この場合でも、タイマの表示装置5や設
定スイッチ4aはカバー7の下にあるので、外部からのは
ね水等が被さっても濡れることはない。したがって、蓋
3が閉じているときは無論のこと、これが開いていても
表示装置5部分に水が浸入することはなく、漏電等によ
る事故や故障を確実に防ぐことができる。
なお、以上の実施例ではタイマの表示装置について述べ
たが、その他に衛生洗浄装置用として利用され得る各種
の表示装置の場合でも同様な構造を持たせることができ
る。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案の衛生洗浄装置において
は、タイマ等の表示装置の表面をカバーで覆うと共にそ
の上方に開閉自在な蓋を設け、これらのカバー及び蓋に
それぞれ覗き窓を備えることによって蓋を開くことなく
表示装置を確認できるようにしている。このため、従来
のようにタイマ設定を確認する度にいちいち蓋を開く必
要がなくなり、使い勝手が向上する。また、蓋を開いて
いるときでも表示装置はカバーによって保護されている
ので、外部からの水の浸入を確実に防ぐことができ、漏
電やその他の事故を生じることなく安全に使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の衛生洗浄装置の要部を示す正面縦断面
図、第2図はその側面縦断面図、第3図は衛生洗浄装置
を備えた水洗便器の斜視図、第4図はケーシングの側面
図、第5図はケーシング内のインシュレータ部分を示す
平面図、第6図は蓋の連結構造を示す分解斜視図、第7
図は蓋を開いたときの概略縦断面図、第8図は従来例を
示すものである。 1:ケーシング、1a:便座 1b:便蓋、1c:ノズル 1d:保持孔、2:収納チャンバ 3:蓋、3a:突起 3b:覗き窓 4:インシュレータ、4a:設定スイッチ 5:表示装置、6a,6b:開口 7:カバー、7a:覗き窓 8:操作摘み A:便器本体、a:ボール部 B:衛生洗浄装置、C:消臭カセット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 門松 重成 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小 糸工業株式会社内 (72)考案者 坂間 孝夫 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小 糸工業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングの内部に局部洗浄用のノズル等
    の機器を備え、これらの機器の作動を制御する制御部を
    組み込んだ衛生洗浄装置において、前記制御部の系に含
    まれるタイマ等の表示部を前記ケーシングの内部に備
    え、該表示部の大きさに対応するように前記ケーシング
    に開口を設けると共に該開口を光透過性のカバーで塞
    ぎ、更に前記ケーシングに蓋を開閉自在に設け、該蓋に
    前記表示部用の覗き窓を設けたことを特徴とする衛生洗
    浄装置。
JP11432788U 1988-08-30 1988-08-30 衛生洗浄装置 Expired - Lifetime JPH0715904Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11432788U JPH0715904Y2 (ja) 1988-08-30 1988-08-30 衛生洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11432788U JPH0715904Y2 (ja) 1988-08-30 1988-08-30 衛生洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0237973U JPH0237973U (ja) 1990-03-13
JPH0715904Y2 true JPH0715904Y2 (ja) 1995-04-12

Family

ID=31354971

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JP11432788U Expired - Lifetime JPH0715904Y2 (ja) 1988-08-30 1988-08-30 衛生洗浄装置

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JP2002370882A (ja) * 2001-06-14 2002-12-24 Sugiyasu Industries Co Ltd 階段昇降機

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JPH0237973U (ja) 1990-03-13

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