JPH0752141Y2 - エレベータの浸水退避制御装置 - Google Patents
エレベータの浸水退避制御装置Info
- Publication number
- JPH0752141Y2 JPH0752141Y2 JP1989108290U JP10829089U JPH0752141Y2 JP H0752141 Y2 JPH0752141 Y2 JP H0752141Y2 JP 1989108290 U JP1989108290 U JP 1989108290U JP 10829089 U JP10829089 U JP 10829089U JP H0752141 Y2 JPH0752141 Y2 JP H0752141Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- elevator
- floor
- top floor
- registered
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エレベータの制御装置に関する。
従来、かご上浸水を検出する装置を有するエレベータに
おいて、浸水を検出したエレベータはかご内の乗客の有
無に関係なく最上階へ退避させていた。
おいて、浸水を検出したエレベータはかご内の乗客の有
無に関係なく最上階へ退避させていた。
上記従来技術は、かご上浸水を検出したエレベータに乗
客が乗つている場合について乗客への配慮がされておら
ず、エレベータに乗つている乗客がかご上浸水によつて
被害を受ける為、乗客に対し多大な迷惑を掛けてしまう
恐れがあつた。
客が乗つている場合について乗客への配慮がされておら
ず、エレベータに乗つている乗客がかご上浸水によつて
被害を受ける為、乗客に対し多大な迷惑を掛けてしまう
恐れがあつた。
本考案の目的は、かご上浸水時のかご内乗客に対して、
浸水による被害を最小限に抑えることにある。
浸水による被害を最小限に抑えることにある。
本考案は上記目的を達成するために、エレベータのかご
上浸水を検出する浸水検出装置と、この浸水検出装置が
かご上浸水を検出した時に動作して、エレベータを最上
階へ退避させる制御を行う退避制御手段を備えたエレベ
ータの浸水退避制御装置において、前記退避制御手段
は、前記浸水検出装置がかご上浸水を検出した時に、か
ごが上昇中であり、かつ、かご呼びが登録されていた時
には、最寄階にかごを停止させた後、ドア開閉動作が終
了したら、かごを最上階へ退避させ、かご呼びが登録さ
れていなかつた時には、そのままかごを最上階へ退避さ
せ、前記浸水検出装置がかご上浸水を検出した時に、か
ごが下降中であつた時は、かご呼び登録の有無に関係な
く最寄階にかごを停止させた後、ドア開閉動作が終了し
たら、かごを最上階へ退避させる退避制御を行うように
したものである。
上浸水を検出する浸水検出装置と、この浸水検出装置が
かご上浸水を検出した時に動作して、エレベータを最上
階へ退避させる制御を行う退避制御手段を備えたエレベ
ータの浸水退避制御装置において、前記退避制御手段
は、前記浸水検出装置がかご上浸水を検出した時に、か
ごが上昇中であり、かつ、かご呼びが登録されていた時
には、最寄階にかごを停止させた後、ドア開閉動作が終
了したら、かごを最上階へ退避させ、かご呼びが登録さ
れていなかつた時には、そのままかごを最上階へ退避さ
せ、前記浸水検出装置がかご上浸水を検出した時に、か
ごが下降中であつた時は、かご呼び登録の有無に関係な
く最寄階にかごを停止させた後、ドア開閉動作が終了し
たら、かごを最上階へ退避させる退避制御を行うように
したものである。
浸水検出装置がかご上浸水を検出した時に、退避制御手
段は、かごが上昇中の時と下降中の時とで異なる退避制
御を行う。即ち、かごが上昇中の場合は、かご呼びが登
録されていた時には、最寄階にかごを停止させた後、ド
ア開閉動作が終了したら、かごを最上階へ退避させ、か
ご呼びが登録されていなかつた時には、そのままかごを
最上階へ退避させる。かごが下降中の場合は、かご呼び
登録の有無に関係なく最寄階にかごを停止させた後、ド
ア開閉動作が終了したら、かごを最上階へ退避させる退
避制御を行う。
段は、かごが上昇中の時と下降中の時とで異なる退避制
御を行う。即ち、かごが上昇中の場合は、かご呼びが登
録されていた時には、最寄階にかごを停止させた後、ド
ア開閉動作が終了したら、かごを最上階へ退避させ、か
ご呼びが登録されていなかつた時には、そのままかごを
最上階へ退避させる。かごが下降中の場合は、かご呼び
登録の有無に関係なく最寄階にかごを停止させた後、ド
ア開閉動作が終了したら、かごを最上階へ退避させる退
避制御を行う。
以下、本考案の一実施例を第１図に運転フローチヤー
ト、第２図に運転回路図を用いて説明する。第２図にお
いて、43SKは、かご上浸水検出リレーのコイル、43SKM
は、最寄階停止指令リレーのコイル、43SKGは、最上階
出発指令リレーのコイル、12は、下降走行時付勢するリ
レーの接点、11は、上昇走行時付勢するリレーの接点、
10は、エレベータの方向性にかかわらず、走行時に付勢
するリレーの接点、900Rは、図示しない回路より最上階
停止検出の時、付勢させるリレーの接点、500Rは、かご
呼びが登録された時に付勢するリレーの接点、40Rは、
図示しない回路より、最寄階停止後、ドア開閉終了した
ことを検出するリレーの接点、43SKMDは、図示しない回
路より、最寄階に停止したことを検出した時のリレーの
接点、43SK1，43SK2は、リレー43SKの接点、43SKG1は、
リレー43SKGの接点、43SKM1は、リレー43SKMの接点、C
P,CNは、操作電源である。
ト、第２図に運転回路図を用いて説明する。第２図にお
いて、43SKは、かご上浸水検出リレーのコイル、43SKM
は、最寄階停止指令リレーのコイル、43SKGは、最上階
出発指令リレーのコイル、12は、下降走行時付勢するリ
レーの接点、11は、上昇走行時付勢するリレーの接点、
10は、エレベータの方向性にかかわらず、走行時に付勢
するリレーの接点、900Rは、図示しない回路より最上階
停止検出の時、付勢させるリレーの接点、500Rは、かご
呼びが登録された時に付勢するリレーの接点、40Rは、
図示しない回路より、最寄階停止後、ドア開閉終了した
ことを検出するリレーの接点、43SKMDは、図示しない回
路より、最寄階に停止したことを検出した時のリレーの
接点、43SK1，43SK2は、リレー43SKの接点、43SKG1は、
リレー43SKGの接点、43SKM1は、リレー43SKMの接点、C
P,CNは、操作電源である。
次に第１図フローチヤートに沿つて第２図の運転回路図
の動作説明をする。
の動作説明をする。
かご上浸水検出装置により、浸水を検出すると、43SK
は、付勢される。そこで、かご内に乗客がいる場合、図
示しない回路より、500Rのリレーが付勢され、CP-500R-
43SK1-43KM−CNにより43SKM付勢されると共にCP-43SKM1
-101-43SKMにより、最寄階停止し走行指令10が開路する
まで自己保持される。43SKMが付勢されることにより、
図示しない回路より、エレベータは、最寄階に停止す
る。最寄階停止後、図示しない回路より最寄階停止検出
リレー43SKMDが付勢されると共に最寄階停止後、ドア開
閉終了したことにより40Rが閉路するため、CP-43SKMD-4
0R-43SK2-43SKG-CNの回路構成で、リレー43SKGが付勢さ
れ、最上階へ出発指令される。又、リレー43SKGは、CP-
43SKG2-900R-43SK2-43SKG-CNにより最上階停止検出指令
900Rが付勢され開路するまで自己保持される。
は、付勢される。そこで、かご内に乗客がいる場合、図
示しない回路より、500Rのリレーが付勢され、CP-500R-
43SK1-43KM−CNにより43SKM付勢されると共にCP-43SKM1
-101-43SKMにより、最寄階停止し走行指令10が開路する
まで自己保持される。43SKMが付勢されることにより、
図示しない回路より、エレベータは、最寄階に停止す
る。最寄階停止後、図示しない回路より最寄階停止検出
リレー43SKMDが付勢されると共に最寄階停止後、ドア開
閉終了したことにより40Rが閉路するため、CP-43SKMD-4
0R-43SK2-43SKG-CNの回路構成で、リレー43SKGが付勢さ
れ、最上階へ出発指令される。又、リレー43SKGは、CP-
43SKG2-900R-43SK2-43SKG-CNにより最上階停止検出指令
900Rが付勢され開路するまで自己保持される。
次にかご内に乗客がいない場合について説明する。まず
下降走行時は、下降走行指令により接点12が閉路してい
るため、CP-12-43SK1-43SKM-CNにより、リレー43SKMが
付勢され最寄階停止が指令される。上昇走行時は、上昇
走行指令により接点11が閉路しているため、CP-11-500R
-43SK2-43SKG-CNの構成で、リレー43SKGが付勢され、最
上階出発指令が発せられ図示しない回路より継続して最
上階に停止するまで走行させる。
下降走行時は、下降走行指令により接点12が閉路してい
るため、CP-12-43SK1-43SKM-CNにより、リレー43SKMが
付勢され最寄階停止が指令される。上昇走行時は、上昇
走行指令により接点11が閉路しているため、CP-11-500R
-43SK2-43SKG-CNの構成で、リレー43SKGが付勢され、最
上階出発指令が発せられ図示しない回路より継続して最
上階に停止するまで走行させる。
以上説明したように本考案によれば、浸水検出装置がか
ご上浸水を検出した時に、かごが上昇中に場合は、かご
呼びが登録されていた時には、最寄階にかごを停止させ
た後、ドア開閉動作が終了したら、かごを最上階へ退避
させ、かご呼びが登録されていなかつた時には、そのま
まかごを最上階へ退避させ、また、かごが下降中の場合
は、かご呼び登録の有無に関係なく最寄階にかごを停止
させた後、ドア開閉動作が終了したら、かごを最上階へ
退避させるようにしたので、かご上浸水時に、かご内に
乗客が居てかご呼びが登録されたいた時には、乗客を速
やかにかご外に避難させることができ、乗客に対して浸
水による被害を未然に防止できると共に、かごが下降中
の場合の反転運転を安全に、しかも、特別な運行制御に
よらずに行うことができる。
ご上浸水を検出した時に、かごが上昇中に場合は、かご
呼びが登録されていた時には、最寄階にかごを停止させ
た後、ドア開閉動作が終了したら、かごを最上階へ退避
させ、かご呼びが登録されていなかつた時には、そのま
まかごを最上階へ退避させ、また、かごが下降中の場合
は、かご呼び登録の有無に関係なく最寄階にかごを停止
させた後、ドア開閉動作が終了したら、かごを最上階へ
退避させるようにしたので、かご上浸水時に、かご内に
乗客が居てかご呼びが登録されたいた時には、乗客を速
やかにかご外に避難させることができ、乗客に対して浸
水による被害を未然に防止できると共に、かごが下降中
の場合の反転運転を安全に、しかも、特別な運行制御に
よらずに行うことができる。
第１図は本考案の一実施例になるエレベータの制御装置
を示す運転フローチヤート、第２図は、第１図の運転回
路図である。 43SK……かご上浸水時検出用リレー、43SKM……最寄階
停止指令リレー、43SKG……最上階出発指令リレー、10
……走行指令、11……UP走行指令、12……DN走行指令、
40R……ドア開閉終了指令、43SKMD……最寄階停止検出
指令、900R……最上階停止検出指令、500R……かご内乗
客検出指令（かご呼び）。
を示す運転フローチヤート、第２図は、第１図の運転回
路図である。 43SK……かご上浸水時検出用リレー、43SKM……最寄階
停止指令リレー、43SKG……最上階出発指令リレー、10
……走行指令、11……UP走行指令、12……DN走行指令、
40R……ドア開閉終了指令、43SKMD……最寄階停止検出
指令、900R……最上階停止検出指令、500R……かご内乗
客検出指令（かご呼び）。
Claims (1)
- 【請求項１】エレベータのかご上浸水を検出する浸水検
出装置と、この浸水検出装置がかご上浸水を検出した時
に動作して、エレベータを最上階へ退避させる制御を行
う退避制御手段を備えたエレベータの浸水退避制御装置
において、前記退避制御手段は、前記浸水検出装置がか
ご上浸水を検出した時に、かごが上昇中であり、かつ、
かご呼びが登録されていた時には、最寄階にかごを停止
させた後、ドア開閉動作が終了したら、かごを最上階へ
退避させ、かご呼びが登録されていなかつた時には、そ
のままかごを最上階へ退避させ、前記浸水検出装置がか
ご上浸水を検出した時に、かごが下降中であつた時は、
かご呼び登録の有無に関係なく最寄階にかごを停止させ
た後、ドア開閉動作が終了したら、かごを最上階へ退避
させる退避制御を行うものであることを特徴とするエレ
ベータの浸水退避制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989108290U JPH0752141Y2 (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | エレベータの浸水退避制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989108290U JPH0752141Y2 (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | エレベータの浸水退避制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0346476U JPH0346476U (ja) | 1991-04-30 |
| JPH0752141Y2 true JPH0752141Y2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=31656934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989108290U Expired - Lifetime JPH0752141Y2 (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | エレベータの浸水退避制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0752141Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002159418A (ja) * | 2000-11-27 | 2002-06-04 | Jakuetsu Kankyo Jigyo:Kk | 小児用便器と便座 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58197161A (ja) * | 1982-05-11 | 1983-11-16 | 三菱電機株式会社 | エレベ−タの自動点検運転装置 |
| JPS60213673A (ja) * | 1984-04-06 | 1985-10-25 | 株式会社日立製作所 | 昇降機浸水時の運転装置 |
-
1989
- 1989-09-18 JP JP1989108290U patent/JPH0752141Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0346476U (ja) | 1991-04-30 |
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