JP2531394Y2 - エレベーターのパーキング運転装置 - Google Patents

エレベーターのパーキング運転装置

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JP2531394Y2
JP2531394Y2 JP10062691U JP10062691U JP2531394Y2 JP 2531394 Y2 JP2531394 Y2 JP 2531394Y2 JP 10062691 U JP10062691 U JP 10062691U JP 10062691 U JP10062691 U JP 10062691U JP 2531394 Y2 JP2531394 Y2 JP 2531394Y2
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Japan
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floor
elevator
parking
car
switch
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JP10062691U
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君久 伊藤
萬成 谷川
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はエレベーターのパーキン
グ運転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベーターのパーキング運転装
置は、実開平3−18071号公報記載のように、各階
にパーキングスイッチを設けて、任意の階床にかごを休
止させることができるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】台風などの大雨によっ
てビルに浸水が発生して、その水がエレベーター昇降路
内を落下し、かご上機器を冠水させるという水害からエ
レベーターを守るために、かごを冠水の被害の少ない上
層階に避難させ休止させる必要があり、上記従来技術
は、上層階に設けたパーキングスイッチを操作して、か
ごをその階に休止させた後階段を使って降りていかなけ
ればならないという肉体的な苦痛があった。
【0004】本考案の目的は、かごを容易に避難階へ休
止させることのできるエレベーターのパーキング運転装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、エレベータ
ーを運転状態と、予め定められた休止階へかごを休止さ
せる休止状態とに切り替えるパーキングスイッチを備え
たエレベーターのパーキング運転装置において、前記休
止階とは異なる避難階へ前記かごを休止させる避難階休
止スイッチを前記パーキングスイッチに設けることによ
り達成される。
【0006】
【作用】このように構成されているので、本考案はかご
を休止階へ休止させるスイッチと、台風時にかごを避難
階へ休止させるスイッチとを同一のパーキングスイッチ
に設けたことで、管理者が雨量の状況によりスイッチ操
作の選択ができるので、避難階休止等の操作が容易にか
つ安価にできるとともに、台風時にエレベーターのかご
上機器の冠水災害を防止することができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明
する。
【0008】図において、建物の任意の階、例えば建物
の出入口を有する1階のエレベーターのドアDの近傍に
設けられたパーキングスイッチPKは、エレベーターが
通常の運転を行なう運転1と、建物の1階にドアDを閉
じて休止状態となる休止2と、建物の上層階、例えばこ
の建物が5階床である場合、最上階の5階にかごを避難
させ休止状態にさせる避難3との表示が設けてあり、キ
ーガイド4に図示しないキーを挿入し回転させることに
よりこれらの表示を任意に選択できる。
【0009】パーキングスイッチPKの作動子Sの固定
端子Cは制御電源Pに接続され、パーキングスイッチP
Kが休止2側に操作されたとき作動子Sと接触する端子
2aと制御電源N間にかごを1階で休止状態とする休止
指令リレーAが接続されている。
【0010】また、パーキングスイッチPKが避難3側
に操作されたとき作動子Sと接触する端子3aと制御電
源N間にかごを5階まで避難させ休止状態とする避難休
止指令リレーBが接続されている。
【0011】一方、パーキンクスイッチPKが運転1側
に操作されたとき作動子Sと接触する端子1aと接続さ
れるリレーはなくエレベーターは平常運転となる。
【0012】次に動作について説明する。管理者が1階
1Fに設置されたパーキングスイッチPKを休止2側に
操作したとき、作動子Sが端子2aと接触しP−C−S
−2a−A−Nの回路が形成され休止指令リレーAが付
勢されることにより、エレベーターのかごは1階1Fに
呼び寄せられドアDを開き、所定時間後にドアDを閉じ
休止状態となる。
【0013】一方、台風等によりかごが冠水する恐れが
あるとき、パーキングスイッチPKを避難3側に操作す
ると、作動子Sが端子3aと接触しP−C−S−3a−
B−Nの回路が形成され避難休止指令リレーBが付勢さ
れる。避難休止指令リレーBの付勢によりエレベーター
のかごは一旦パーキングスイッチPKの設置階である1
階1Fに呼び寄せられ、ドアDを開いた後所定時間後に
ドアDを閉じ5階の避難階へ直行しドアを閉じたまま休
止状態となる。
【0014】
【考案の効果】本考案によれば、かごを休止階へ休止さ
せるスイッチと、台風時にかごを避難階へ休止させるス
イッチとを同一のパーキングスイッチに設けたことで、
管理者が雨量の状況によりスイッチ操作の選択ができる
ので、避難階休止階の操作が容易かつ安価にできるとと
もに、台風時エレベーターのかご上機器の冠水災害を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のエレベーターのパーキング運転装置の
一実施例を示すパーキングスイッチの正面図である。
【図2】本考案の一実施例が適用されるエレベーター乗
場の正面図である。
【図3】本考案の一実施例の要部構成を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
PK パーキングスイッチ 4 キーガイド 1a、2a、3a 端子 B 避難休止指令リレー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベーターを運転状態と、予め定めら
    れた休止階へかごを休止させる休止状態とに切り替える
    パーキングスイッチを備えたエレベーターのパーキング
    運転装置において、前記休止階とは異なる避難階へ前記
    かごを休止させる避難階休止スイッチを前記パーキング
    スイッチに設けたことを特徴とするエレベーターのパー
    キング運転装置。
JP10062691U 1991-11-12 1991-11-12 エレベーターのパーキング運転装置 Expired - Lifetime JP2531394Y2 (ja)

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JPH0542270U JPH0542270U (ja) 1993-06-08
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