JPH0751390Y2 - 車両用表示装置 - Google Patents
車両用表示装置Info
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- JPH0751390Y2 JPH0751390Y2 JP1990050744U JP5074490U JPH0751390Y2 JP H0751390 Y2 JPH0751390 Y2 JP H0751390Y2 JP 1990050744 U JP1990050744 U JP 1990050744U JP 5074490 U JP5074490 U JP 5074490U JP H0751390 Y2 JPH0751390 Y2 JP H0751390Y2
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/01—Head-up displays
- G02B27/0101—Head-up displays characterised by optical features
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- B60K35/60—
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q3/00—Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors
- B60Q3/10—Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors for dashboards
- B60Q3/14—Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors for dashboards lighting through the surface to be illuminated
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- G—PHYSICS
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- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
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- G07C5/08—Registering or indicating performance data other than driving, working, idle, or waiting time, with or without registering driving, working, idle or waiting time
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- G—PHYSICS
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- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 車速等の運転情報を表示する表示器の表示像をフロント
ガラス視界のダッシュボード近傍で運転席側に反射する
ことにより運転情報をドライバーに提供するようにした
車両用表示装置に関する。
ガラス視界のダッシュボード近傍で運転席側に反射する
ことにより運転情報をドライバーに提供するようにした
車両用表示装置に関する。
従来、この種の表示装置として例えば第7図に示すもの
がある。
がある。
この表示装置は、車速等を表示する表示器10をダッシュ
ボード20のフロントガラス30寄りに配設するとともに、
フロントガラス30のダッシュボード20との境界近傍に暗
色系の反射処理部30aを形成し、表示器10の表示像をフ
ロントガラス30内面の反射処理部30aの位置で運転席側
に反射するようにしたものである。
ボード20のフロントガラス30寄りに配設するとともに、
フロントガラス30のダッシュボード20との境界近傍に暗
色系の反射処理部30aを形成し、表示器10の表示像をフ
ロントガラス30内面の反射処理部30aの位置で運転席側
に反射するようにしたものである。
これによって、表示は反射処理部30aの暗色を背景にし
てフロントガラス10の視界内に現れるようになり、ドラ
イバーが運転中に視線をそれほど移動しなくても表示を
視認でき所謂ヘッドアップディスプレイになっている。
また、表示の背景が暗色になるため表示のコントラスト
が高いという利点がある。なお、反射処理部30aは、例
えば第8図(a)に示したように、フロントガラス30に
暗色等のセラミック塗装40を施したり、同図(b)に示
したように、フロントガラス30の合わせガラスの合わせ
面の間に黒色等の不透過フィルム40′を挟み込むように
している。
てフロントガラス10の視界内に現れるようになり、ドラ
イバーが運転中に視線をそれほど移動しなくても表示を
視認でき所謂ヘッドアップディスプレイになっている。
また、表示の背景が暗色になるため表示のコントラスト
が高いという利点がある。なお、反射処理部30aは、例
えば第8図(a)に示したように、フロントガラス30に
暗色等のセラミック塗装40を施したり、同図(b)に示
したように、フロントガラス30の合わせガラスの合わせ
面の間に黒色等の不透過フィルム40′を挟み込むように
している。
しかしながら、上記のような従来の表示装置によれば、
車両の外から見てもフロントガラス30に暗色の反射処理
部30aが見えるため、外観意匠が損なわれるという問題
がある。また、フロントガラス30に反射処理部30aを形
成するようにしているため、製造工程が制約されたり、
メンテナンス等を行う場合にも作業が大掛かりになると
いう問題がある。
車両の外から見てもフロントガラス30に暗色の反射処理
部30aが見えるため、外観意匠が損なわれるという問題
がある。また、フロントガラス30に反射処理部30aを形
成するようにしているため、製造工程が制約されたり、
メンテナンス等を行う場合にも作業が大掛かりになると
いう問題がある。
本考案は、表示器の表示像をフロントガラス視界のダッ
シュボード近傍で運転席側に反射させることによりヘッ
ドアップディスプレイとする車両用表示装置において、
表示の背景を暗くして表示のコントラストを高めなが
ら、車外から見ても暗色系の反射処理等によって外観意
匠を損なわないようにすることを課題とする。
シュボード近傍で運転席側に反射させることによりヘッ
ドアップディスプレイとする車両用表示装置において、
表示の背景を暗くして表示のコントラストを高めなが
ら、車外から見ても暗色系の反射処理等によって外観意
匠を損なわないようにすることを課題とする。
上記の課題を解決するためになした本考案の車両用表示
装置は、表示面を上に向けてダッシュボードに配設され
た表示器の表示像をフロントガラス視界のダッシュボー
ド近傍で運転席側に反射させるようにした車両用表示装
置であって、プリズム頂点で会合する第1界面または第
2界面を反射面とするプリズムを、プリズム頂点の方向
を運転席側に傾斜させてフロントガラス下部に配設し、
ダッシュボードの表示器の表示像を第1界面または第2
界面で運転席側に反射させるとともに、第3界面に暗色
面を配し、第2界面を、第3界面からの光について運転
席側の視点に対する全反射面としてなることを特徴とす
る。
装置は、表示面を上に向けてダッシュボードに配設され
た表示器の表示像をフロントガラス視界のダッシュボー
ド近傍で運転席側に反射させるようにした車両用表示装
置であって、プリズム頂点で会合する第1界面または第
2界面を反射面とするプリズムを、プリズム頂点の方向
を運転席側に傾斜させてフロントガラス下部に配設し、
ダッシュボードの表示器の表示像を第1界面または第2
界面で運転席側に反射させるとともに、第3界面に暗色
面を配し、第2界面を、第3界面からの光について運転
席側の視点に対する全反射面としてなることを特徴とす
る。
本考案の車両用表示装置において、表示器の表示像は、
フロントガラス視界の下部に配設されたプリズムの第1
または第2界面で運転席側に反射され、運転席からは、
フロントガラス視界のダッシュボード近傍に表示器の表
示像を視認することができる。
フロントガラス視界の下部に配設されたプリズムの第1
または第2界面で運転席側に反射され、運転席からは、
フロントガラス視界のダッシュボード近傍に表示器の表
示像を視認することができる。
また、暗色面はプリズムの第3界面に対向されるととも
に、プリズムの第2界面は、この第3界面からの光につ
いて運転席側の視点に対する全反射面とされているの
で、運転席から第1界面を見込んだときに暗色面が第2
界面で全反射して見え、表示像は暗色系を背景にして表
示される。
に、プリズムの第2界面は、この第3界面からの光につ
いて運転席側の視点に対する全反射面とされているの
で、運転席から第1界面を見込んだときに暗色面が第2
界面で全反射して見え、表示像は暗色系を背景にして表
示される。
一方、フロントガラスの外側からプリズムを見るとき、
第2界面をプリズム頂点と反対側から斜めに見るように
なるため、このプリズムは透明状態として見える。
第2界面をプリズム頂点と反対側から斜めに見るように
なるため、このプリズムは透明状態として見える。
第1図は本考案第1実施例の車両用表示装置を示す図で
あり、図において、1は車速等を表示する自発光式の表
示器、2は透明アクリルを三角柱状に成形したプリズ
ム、3はフロントガラス、4はダッシュボード、5は運
転席側の視点である。なお、表示器1としては、蛍光表
示管(VFT)、発光ダイオード(LED)、バックライト付
液晶表示素子(LCD)などを使用することができる。
あり、図において、1は車速等を表示する自発光式の表
示器、2は透明アクリルを三角柱状に成形したプリズ
ム、3はフロントガラス、4はダッシュボード、5は運
転席側の視点である。なお、表示器1としては、蛍光表
示管(VFT)、発光ダイオード(LED)、バックライト付
液晶表示素子(LCD)などを使用することができる。
表示器1はダッシュボード4内で表示面を上方に向けて
配設され、プリズム2は第1界面2Aを運転席側に向ける
とともに第2界面2Bをフロントガラス3の内面と密接さ
れ、第1界面2Aと第2界面2Bが会合するプリズム頂点P
の方向を運転席側に傾斜した状態でダッシュボード4に
配設されている。また、第1界面2Aは蒸着膜6等を形成
して反射率20%程度の反射処理が施され、第3界面2Cに
は黒色の塗装処理層7が形成されている。
配設され、プリズム2は第1界面2Aを運転席側に向ける
とともに第2界面2Bをフロントガラス3の内面と密接さ
れ、第1界面2Aと第2界面2Bが会合するプリズム頂点P
の方向を運転席側に傾斜した状態でダッシュボード4に
配設されている。また、第1界面2Aは蒸着膜6等を形成
して反射率20%程度の反射処理が施され、第3界面2Cに
は黒色の塗装処理層7が形成されている。
そして、表示器1からの表示光(表示のための放射光)
はプリズム2の第1界面2Aで反射されて運転席側の視点
5に向けられ、この視点5からプリズム2を見ると第1
界面2A内に表示器1による表示が視認される。これによ
って、運転者はフロントガラス3の視界内に表示を視認
することができるようになり、ヘッドアップディスプレ
イが構成されている。
はプリズム2の第1界面2Aで反射されて運転席側の視点
5に向けられ、この視点5からプリズム2を見ると第1
界面2A内に表示器1による表示が視認される。これによ
って、運転者はフロントガラス3の視界内に表示を視認
することができるようになり、ヘッドアップディスプレ
イが構成されている。
第2図はプリズム2の作用を説明する図である。いま、
図に示したように、運転席側から第1界面2Aに入射角θ
で入射して第2界面2Bにおける入射角が臨界角θRにな
る光線Lを考えると、第1界面2Aにおける入射角θ1が
光線Lの入射角θより小さな光線l1は、第2界面2Bに
おける入射角θ1Bが臨界角より小さくなって第2界面2B
からフロントガラス3に透過する。また、第1界面2Aに
おける入射角θ2が光線Lの入射角θより大きな光線l2
は、第2界面2Bにおける入射角θ2Bが臨界角より大きく
なって第3界面2C側に全反射される。
図に示したように、運転席側から第1界面2Aに入射角θ
で入射して第2界面2Bにおける入射角が臨界角θRにな
る光線Lを考えると、第1界面2Aにおける入射角θ1が
光線Lの入射角θより小さな光線l1は、第2界面2Bに
おける入射角θ1Bが臨界角より小さくなって第2界面2B
からフロントガラス3に透過する。また、第1界面2Aに
おける入射角θ2が光線Lの入射角θより大きな光線l2
は、第2界面2Bにおける入射角θ2Bが臨界角より大きく
なって第3界面2C側に全反射される。
ここで、上記の光線追跡を逆に考えるとわかるように、
第1界面2Aに対してθより小さな角度で見込む場合には
プリズム2は透過体として見え、θより大きな角度で見
込む場合は第2界面2Bが全反射面となって第3界面2Cが
見えることになる。
第1界面2Aに対してθより小さな角度で見込む場合には
プリズム2は透過体として見え、θより大きな角度で見
込む場合は第2界面2Bが全反射面となって第3界面2Cが
見えることになる。
すなわち、プリズム2を見込む角度は、入射角θを境に
してプリズム2が透明状態として見える範囲(透過領
域)と不透明状態(暗色)として見える範囲(全反射領
域)とに分けられる。
してプリズム2が透明状態として見える範囲(透過領
域)と不透明状態(暗色)として見える範囲(全反射領
域)とに分けられる。
運転席側の視点5は、プリズム頂点Pを見込む第1界面
2Aに対する角度がθ以上になる位置に設定されており、
この視点5から第1界面2Aを見ると、第3界面2Cを透し
て塗装処理層7の黒色に見える。
2Aに対する角度がθ以上になる位置に設定されており、
この視点5から第1界面2Aを見ると、第3界面2Cを透し
て塗装処理層7の黒色に見える。
したがって、前記のように第1面Aで視認される表示は
黒色を背景にして視認され、コントラストの高い表示と
なる。
黒色を背景にして視認され、コントラストの高い表示と
なる。
一方、フロントガラス2の外側からプリズム2を見た場
合を考えると、第2図に示したように、前記運転席側と
同様に、第2界面を見込む角度に対して透明状態として
見える透過領域と不透明状態として見える全反射領域と
に分けられるが、プリズム2はプリズム頂点Pの方向が
運転席側に傾斜しているので、車両前方など通常の目線
の高さからフロントガラス3を見る方向は、透過領域に
含まれる。
合を考えると、第2図に示したように、前記運転席側と
同様に、第2界面を見込む角度に対して透明状態として
見える透過領域と不透明状態として見える全反射領域と
に分けられるが、プリズム2はプリズム頂点Pの方向が
運転席側に傾斜しているので、車両前方など通常の目線
の高さからフロントガラス3を見る方向は、透過領域に
含まれる。
したがって、プリズム2は車外に対しては透明状態にな
り、外観意匠を損なうことがない。
り、外観意匠を損なうことがない。
また、上記の実施例では、表示器1の表示像をプリズム
2の第1界面2Aで反射するようにしているので、この第
1界面2Aの傾き角度を変えることにより、表示器1のダ
ッシュボード4上での位置を変えることができ、設計内
の自由度が増す。
2の第1界面2Aで反射するようにしているので、この第
1界面2Aの傾き角度を変えることにより、表示器1のダ
ッシュボード4上での位置を変えることができ、設計内
の自由度が増す。
さらに、フロントガラス3に対して別体のプリズム2で
表示像を反射するようにしているので、製造工程が制約
されず、メンテナンス等を行う場合にも作業が楽にな
る。
表示像を反射するようにしているので、製造工程が制約
されず、メンテナンス等を行う場合にも作業が楽にな
る。
第3図は本考案第2実施例の車両用表示装置を示す図で
ある。なお、以下の実施例において、第1実施例と同様
のものには同符号を付記してある。
ある。なお、以下の実施例において、第1実施例と同様
のものには同符号を付記してある。
この第2実施例では、表示器1はプリズム2の第3界面
2Cに対向して配設され、第3界面2Cの黒色の塗装処理層
7′は、表示器1の表示パターン以外の部分だけに形成
されている。なお、表示器1の表示面は塗装処理層7′
に密接した状態で配設されている。
2Cに対向して配設され、第3界面2Cの黒色の塗装処理層
7′は、表示器1の表示パターン以外の部分だけに形成
されている。なお、表示器1の表示面は塗装処理層7′
に密接した状態で配設されている。
視点5とプリズム2の位置関係は第1実施例と同様にな
っており、第2界面2Bは視点5に対して全反射面となっ
ている。したがって、視点5から第1界面2Aを見ると、
表示器1の表示像が第2界面2Bで反射して視認され、そ
の表示像の表示パターン以外の部分が塗装処理層7′に
よって黒色の背景となる。
っており、第2界面2Bは視点5に対して全反射面となっ
ている。したがって、視点5から第1界面2Aを見ると、
表示器1の表示像が第2界面2Bで反射して視認され、そ
の表示像の表示パターン以外の部分が塗装処理層7′に
よって黒色の背景となる。
なお、プリズム2は、第1実施例と同様に車外に対して
は透明状態になり、外観意匠が損なわれない。また、プ
リズム2はフロントガラス3と別体であるので、製造工
程が制約されず、メンテナンス等を行う場合にも作業が
楽になる。
は透明状態になり、外観意匠が損なわれない。また、プ
リズム2はフロントガラス3と別体であるので、製造工
程が制約されず、メンテナンス等を行う場合にも作業が
楽になる。
第4図は本考案第3実施例の車両用表示装置を示す図で
あり、この第3実施例の表示器1はケース体8に収容さ
れ、このケース体8の表示器1の表示面側には表示器1
の表示パターンの部分を除いた黒色板9が取付けられて
いる。
あり、この第3実施例の表示器1はケース体8に収容さ
れ、このケース体8の表示器1の表示面側には表示器1
の表示パターンの部分を除いた黒色板9が取付けられて
いる。
また、ケース体8は、黒色板9がプリズム2の第3界面
2Cに密接する状態と離間する状態とになるように、プリ
ズム2に対向する方向に移動可能になっている。すなわ
ち、ダッシュボード4内にはモータ11が固定され、その
駆動軸にはピニオン12が取付けられ、さらに、このピニ
オン12に噛合する減速歯車13は表示器1の下面に摺接面
を当接させたカム14に連結されている。また、ケース体
8は図示しない部材によって表示面に対して直角方向に
摺動自在に支持されるとともに、スプリング15によって
カム14側に付勢されている。
2Cに密接する状態と離間する状態とになるように、プリ
ズム2に対向する方向に移動可能になっている。すなわ
ち、ダッシュボード4内にはモータ11が固定され、その
駆動軸にはピニオン12が取付けられ、さらに、このピニ
オン12に噛合する減速歯車13は表示器1の下面に摺接面
を当接させたカム14に連結されている。また、ケース体
8は図示しない部材によって表示面に対して直角方向に
摺動自在に支持されるとともに、スプリング15によって
カム14側に付勢されている。
そして、モータ11が回転されると、ピニオン12と減速歯
車13によってカム14が回転され、ケース体8はカム14の
回転位置に応じて第5図(a)または同図(b)の状態
に往復移動される。
車13によってカム14が回転され、ケース体8はカム14の
回転位置に応じて第5図(a)または同図(b)の状態
に往復移動される。
これによって、表示器1前面の黒色板9は、プリズム2
の第3界面2Cに接触した状態と離れた状態とに切り換え
られる。
の第3界面2Cに接触した状態と離れた状態とに切り換え
られる。
第6図は第3実施例に係わるブロック図であり、制御部
100は、マイクロコンピュータ、モータ11を駆動する駆
動回路、表示駆動回路等で構成され、この制御部100に
は、車速センサー200、ダッシュボード4等に配された
操作スイッチ300、カム14の回転位置を検出するポテン
ショメータ400が接続されている。
100は、マイクロコンピュータ、モータ11を駆動する駆
動回路、表示駆動回路等で構成され、この制御部100に
は、車速センサー200、ダッシュボード4等に配された
操作スイッチ300、カム14の回転位置を検出するポテン
ショメータ400が接続されている。
そして、制御部100は、操作スイッチ300がONにされる
と、ポテンショメータ400の検出状態を監視しながらモ
ータ11を駆動して、ケース体8を第5図(a)の位置に
し、車速センサー200で検出される車速を表示器1に表
示する。また、操作スイッチ300がOFFにされると、同様
にモータ11を駆動してケース体8を第5図(b)の位置
にし、表示器1の車速表示を停止する。
と、ポテンショメータ400の検出状態を監視しながらモ
ータ11を駆動して、ケース体8を第5図(a)の位置に
し、車速センサー200で検出される車速を表示器1に表
示する。また、操作スイッチ300がOFFにされると、同様
にモータ11を駆動してケース体8を第5図(b)の位置
にし、表示器1の車速表示を停止する。
このように、この実施例では、操作スイッチの操作によ
り表示を行う場合と、表示を行わない場合とを切り換え
ることができ、しかも、表示を行わない場合は、第5図
(b)に示したように、プリズム2の第3界面2Cから外
光Qが入射するため、この第3界面2Cが第1界面2Aおよ
び第2界面2Bと略同じような明るさになり、非表示状態
でフロントガラス3内に暗色の部分(黒色板9)が視認
されることがなくドライバーに煩わしさを与えることも
ない。
り表示を行う場合と、表示を行わない場合とを切り換え
ることができ、しかも、表示を行わない場合は、第5図
(b)に示したように、プリズム2の第3界面2Cから外
光Qが入射するため、この第3界面2Cが第1界面2Aおよ
び第2界面2Bと略同じような明るさになり、非表示状態
でフロントガラス3内に暗色の部分(黒色板9)が視認
されることがなくドライバーに煩わしさを与えることも
ない。
また、第1および第2実施例と同様に、プリズム2は車
外に対しては透明状態になり、外観意匠が損なわれな
い。さらに、プリズム2はフロントガラス3と別体であ
るので、製造工程が制約されず、メンテナンス等を行う
場合にも作業が楽になる。
外に対しては透明状態になり、外観意匠が損なわれな
い。さらに、プリズム2はフロントガラス3と別体であ
るので、製造工程が制約されず、メンテナンス等を行う
場合にも作業が楽になる。
以上説明したように本考案の車両用表示装置によれば、
プリズム頂点で会合する第1界面または第2界面を表示
像の反射面とするプリズムを、プリズム頂点の方向を運
転席側に傾斜させてフロントガラス下部に配設し、ダッ
シュボードの表示器の表示像を第1界面または第2界面
で運転席側に反射させるとともに、第3界面に暗色面を
配し、この第3界面からの光について第2界面を運転席
側の視点に対する全反射面としたので、表示器の表示像
は、フロントガラス視界の下部で全反射面となる第2界
面の暗色系を背景に表示され、かつ、プリズムをフロン
トガラスの外側に対しては透明状態にすることができ
る。
プリズム頂点で会合する第1界面または第2界面を表示
像の反射面とするプリズムを、プリズム頂点の方向を運
転席側に傾斜させてフロントガラス下部に配設し、ダッ
シュボードの表示器の表示像を第1界面または第2界面
で運転席側に反射させるとともに、第3界面に暗色面を
配し、この第3界面からの光について第2界面を運転席
側の視点に対する全反射面としたので、表示器の表示像
は、フロントガラス視界の下部で全反射面となる第2界
面の暗色系を背景に表示され、かつ、プリズムをフロン
トガラスの外側に対しては透明状態にすることができ
る。
したがって、表示のコントラストの高いヘッドアップデ
ィスプレイとしながら、車外から見ても暗色系の反射処
理部等がなく、外観意匠も優れたものとなる。さらに、
反射体としてのプリズムはフロントガラスに対して別体
になっているので、製造工程が制約されず、メンテナン
ス等を行う場合にも作業が楽になる。
ィスプレイとしながら、車外から見ても暗色系の反射処
理部等がなく、外観意匠も優れたものとなる。さらに、
反射体としてのプリズムはフロントガラスに対して別体
になっているので、製造工程が制約されず、メンテナン
ス等を行う場合にも作業が楽になる。
第1図は本考案第1実施例の車両用表示装置を示す図、 第2図は実施例におけるプリズムの作用を説明する図、 第3図は本考案第2実施例の車両用表示装置を示す図、 第4図は本考案第3実施例の車両用表示装置を示す図、 第5図は第3実施例における異なる駆動状態を示す図、 第6図は第3実施例に係わるブロック図、 第7図はフロントガラス下部に反射処理部が形成された
従来の車両用表示装置を示す図、 第8図は同表示装置における反射処理部を示す図であ
る。 1……表示器、2……プリズム、2A……第1界面、2B…
…第2界面、2C……第3界面、3……フロントガラス、
4……ダッシュボード、5……視点、7,7′……塗装処
理層、9……黒色板。
従来の車両用表示装置を示す図、 第8図は同表示装置における反射処理部を示す図であ
る。 1……表示器、2……プリズム、2A……第1界面、2B…
…第2界面、2C……第3界面、3……フロントガラス、
4……ダッシュボード、5……視点、7,7′……塗装処
理層、9……黒色板。
Claims (2)
- 【請求項1】表示面を上に向けてダッシュボードに配設
された表示器の表示像をフロントガラス視界のダッシュ
ボード近傍で運転席側に反射させるようにした車両用表
示装置であって、 プリズム頂点で会合する第1界面または第2界面を反射
面とするプリズムを、プリズム頂点の方向を運転席側に
傾斜させてフロントガラス下部に配設し、ダッシュボー
ドの表示器の表示像を第1界面または第2界面で運転席
側に反射させるとともに、第3界面に暗色面を配し、第
2界面を、第3界面からの光について運転席側の視点に
対する全反射面としてなることを特徴とする車両用表示
装置。 - 【請求項2】前記暗色面は前記表示器の表示面における
表示パターン以外の部分とされ、該表示器の表示像を前
記プリズムの第2界面を介して運転席側に反射するよう
にしたことを特徴とする請求項1記載の車両用表示装
置。
Priority Applications (4)
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---|---|---|---|
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DE4116043A DE4116043C2 (de) | 1990-05-17 | 1991-05-16 | Fahrzeug-Anzeigevorrichtung |
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JP1990050744U JPH0751390Y2 (ja) | 1990-05-17 | 1990-05-17 | 車両用表示装置 |
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---|---|
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JPH0751390Y2 true JPH0751390Y2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
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Family Applications (1)
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Country Status (4)
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JP (1) | JPH0751390Y2 (ja) |
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JPH03103822U (ja) * | 1990-02-13 | 1991-10-29 |
-
1990
- 1990-05-17 JP JP1990050744U patent/JPH0751390Y2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-05-14 GB GB9110409A patent/GB2245380B/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-05-16 US US07/700,970 patent/US5172100A/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-05-16 DE DE4116043A patent/DE4116043C2/de not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
GB2245380A (en) | 1992-01-02 |
JPH0411132U (ja) | 1992-01-30 |
DE4116043A1 (de) | 1991-11-21 |
GB2245380B (en) | 1993-10-27 |
DE4116043C2 (de) | 1994-07-07 |
GB9110409D0 (en) | 1991-07-03 |
US5172100A (en) | 1992-12-15 |
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---|---|---|---|
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