JPH0751106Y2 - パチンコ島台における玉返却装置 - Google Patents

パチンコ島台における玉返却装置

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JPH0751106Y2
JPH0751106Y2 JP1990128815U JP12881590U JPH0751106Y2 JP H0751106 Y2 JPH0751106 Y2 JP H0751106Y2 JP 1990128815 U JP1990128815 U JP 1990128815U JP 12881590 U JP12881590 U JP 12881590U JP H0751106 Y2 JPH0751106 Y2 JP H0751106Y2
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pachinko
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正博 竹内
芳生 若菜
誠 田結
英勝 竹内
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株式会社竹屋
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、パチンコ島台に設け且つ遊技客が獲得した景
品玉を前記パチンコ島台の内部に設けられる貯留タンク
に返却するよう構成した玉返却装置に関する。
【従来の技術】 従来、パチンコ遊技によって獲得した景品玉は、ホール
備え付けの玉箱に収容し、景品交換場または島台端に設
けた所定の玉返却装置まで持ち運び返却する方法が一般
的だった。 この場合、返却された景品玉を再度パチンコ島台に還元
させるために、返却された景品玉を一時的に貯蔵する通
称ベースタンクといわれる大型の玉タンクと、該玉タン
クと特定のパチンコ島台とを結んで玉タンクに貯蔵され
た玉を搬送する還元装置と、該還元装置で特定のパチン
コ島台に還元された玉を、他のパチンコ島台に移送して
各パチンコ島台に内蔵される玉量を均等化する均等装置
と、を設ける必要があった。このため、返却された景品
玉を各パチンコ島台に還元するために時間がかかるだけ
でなく、それらの装置を施工する時間や経費もかかり、
また、それらの装置が設置される遊技場の天井等の構造
が複雑となり、更に、それらの装置の維持管理に手間が
かかるという問題があった。 このような問題の一部を解決するために、本出願人は、
先に特願平1-307885号で玉返却装置をパチンコ島台に設
け、前記玉タンクおよび還元装置を省略したものを提案
した。しかしこれは、玉返却装置がパチンコ島台の島端
の装飾板に接した位置に設けられていたため、遊技者が
獲得した景品玉を入れた重い玉箱を遊技をしていたパチ
ンコ機から島端の玉返却装置まで運ばなければならず、
不便であると共に、他のパチンコ島台の玉返却装置に返
却される可能性が高くなり、パチンコ島台に貯蔵される
玉量が偏りするという問題があった。そこで、本出願人
は、上記特願平1-307885号の問題点を解決するために、
特願平2-271480号(以下、先行技術という)で玉返却装
置を各パチンコ機に対応してパチンコ島台に設け、パチ
ンコ機から獲得した景品玉を運ぶことなく該パチンコ機
が設置されているパチンコ島台へ返却するようにしたも
のを提案した。
【考案が解決しようとする課題】
ところが、この先行技術においては、賞球として払い出
される景品玉を貯留することなく、玉返却装置から直接
パチンコ島台下部に設けられた貯留タンクへ自動的に返
却する為、遊技者は、獲得した景品玉(特にパチンコ機
本体に設けられている上皿及び下皿に貯留しきれない景
品玉)を貯留して外部にアピールし優越感に浸るという
パチンコ遊技特有の醍醐味が消失されたものとなり、ま
た、パチンコ遊技場にとっても、遊技者が獲得した景品
玉を貯留できないことは、結果的にサービス状況を他の
遊技客にアピールできないこととなり、延いては売上の
減少になるという問題点があった。また、更に、上記先
行技術の玉返却装置においては、上述したように、獲得
した景品玉を貯留することができないので、パチンコ機
の上皿及び下皿に貯留玉がなくなったときには、パチン
コ遊技を続行できないという問題点もあった。 本考案は、上記した問題点に鑑みなされたもので、その
目的とするところは、遊技者がパチンコ遊技によって獲
得した景品玉を貯留できると共に、その貯留状態を外部
から視認でき、且つ貯留している景品玉を容易に取出す
ことのできるパチンコ島台における玉返却装置を提供す
ることにある。
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するため、本考案は、 各パチンコ機に対応するようにパチンコ島台に設けられ
且つ遊技客が獲得した景品玉を前記パチンコ島台の内部
に設けられる貯留タンクに返却する玉返却装置であっ
て、 該玉返却装置は、前記貯留タンクと連通し、且つパチン
コ島台を構成するカウンターに形成される玉返却通路
と、 前記パチンコ機から獲得した景品玉を貯留する貯留部
と、 該貯留部からの溢球を前記玉返却通路に流下させる溢球
玉通路と、 前記貯留部に貯留されている景品玉を、前記玉返却通路
へ流下制御する開閉弁と、 該玉返却通路に流入する景品玉を計数する計数装置と、 前記開閉弁を開閉駆動するレバー部材と、 を備え、 前記貯留部は、更に、前記パチンコ機から獲得した景品
玉の貯留量を外部から視認できる貯留景品玉量視認手段
と、 貯留している景品玉を取出すことができる貯留景品玉取
出手段と、 を備えたことを特徴とするものである。
【作用】
従って、本考案によれば、パチンコ機から遊技によって
獲得した景品玉は、パチンコ機の下皿から玉返却装置の
貯留部に貯留され、該貯留部に貯留しきれない景品玉
は、貯留部から自然に玉返却装置内に設けられた溢球玉
通路へと流出し、該溢球玉通路からパチンコ島台を構成
するカウンターに形成された玉返却通路へと流出する。
そして、玉返却通路を流下する景品玉は、計数装置で計
数されてパチンコ島台内に設けられた貯留タンクに返却
される。一方、玉返却装置に貯留されている景品玉は、
玉返却装置に設けられたレバー部材を操作することによ
り、貯留部に貯留されている景品玉を玉返却通路へ流下
制御している開閉弁を開放し、貯留部と玉返却通路とを
連通させて玉返却通路に流出させ、そして前記と同様計
数装置で計数されてパチンコ島台内の貯留タンクに返却
される。そのため、遊技者は、パチンコ機の下皿から景
品玉を玉返却装置に移動させる際には、玉の落下に注意
を向けていなくても、玉抜きされた景品玉が貯留部から
溢れ出ることがなく自動的に返却玉としてパチンコ島台
の内部に返却されるので、遊技に集中できることにな
る。また、パチンコ遊技により獲得した景品玉を、わざ
わざ重い玉箱を持ち運ぶことなく、パチンコ遊技をした
その場所で当該パチンコ島台に返却できるので、非常に
便利であり、また、遊技場にとってもパチンコ島台の玉
貯蔵量が偏ることがなくなるので、各パチンコ島台に架
設するパチンコ島台の玉貯蔵量を均等化するための樋等
の装置が省略でき、コストダウンが図れる。 更に、玉返却装置の貯留部には、貯留している景品玉を
外部から視認できるようになっているので、遊技者は、
獲得した景品玉(特にパチンコ機本体に設けられている
上皿及び下皿に貯留しきれない景品玉)を貯留して外部
にアピールし優越感に浸るというパチンコ遊技特有の醍
醐味を消失することなく、また、遊技場にとっても、サ
ービス状況を他の客に宣伝することができ、延いては売
上の向上につながる。 また更に、玉返却装置の貯留部には、貯留している景品
玉を取出せることができるので、パチンコ機の上皿及び
下皿に貯留玉がなくなったときには、即座にパチンコ機
の上皿に景品玉を発射玉(遊技玉)として補給でき、パ
チンコ遊技を続行することができる。
【実施例】
以下、図面に基づき本考案の実施例について説明する。 まず、第7図を参照して実施例に係るパチンコ島台Aの
構成について説明する。図において、パチンコ島台A
は、多数のパチンコ機1を横方向に列設できるようにほ
ぼ直方体に骨組み形成されており、その両側に下方から
腰板B、島台カウンター3、上部装飾板D、及びランマ
Eが形成されて構成されている。そして、パチンコ機1
は、島台カウンター3と上部装飾板Dとの空間にはめ込
むように設置されている。前記島台カウンター3は、パ
チンコ島台Aの垂直面に対してほぼ直行するように横方
向に突出して形成され、本実施例の要部を構成する玉返
却装置10が、島台カウンター3上部に各パチンコ機1に
対応して各々設けられている。 また、パチンコ島台Aの、腰板B内部には、各パチンコ
機1で使用されたパチンコ玉を回収する回収樋(図示省
略)が、パチンコ島台Aの両側端から中央に向けて斜設
され、回収樋の略終端に設置される貯留タンクCに玉を
移送貯留し、該貯留タンクCに接続して設置される図示
しない玉揚送装置によって、該貯留タンクCに貯留され
た玉を揚送し、パチンコ島台Aの上部に設けた各パチン
コ機1の補給機構に補給するようになっている。 次に、本考案の要部を構成する玉返却装置10について第
1図乃至第6図を参照して詳述する。玉返却装置10は、
第1図,第2図で示すように、パチンコ機1の下皿2に
設けた玉抜口から排出する景品玉を直下で受けるよう上
部を開放した略矩形箱状に形成されている。該矩形箱状
に形成された玉返却装置10の略中央には、第3図で示す
ように、ある程度の景品玉を貯留できる第1貯留部4が
設けられ、該第1貯留部4と玉連通口12を介して連通す
る第2貯留部5が形成されている。この第2貯留部5
は、貯留されている景品玉を手で容易に取り出すことが
できるよう、その側面部(左側)及び前後面部の周壁が
低く形成されて上面部が広く開放され、景品玉の貯留容
積が少なくなるようになっている。第2貯留部5及び第
1貯留部4が下皿2から玉抜きされた景品玉によって満
杯になると、第1貯留部4に貯留された景品玉が透視窓
部7から視認可能となり、他の客にもアピールできるよ
うになっている。第1貯留部4側が満タンになると、第
1貯留部4の後方に段差を有して立設された溢球玉通路
壁9によって形成される溢球玉通路11に流出するように
なっている。この溢球玉通路11の終端部には、第5図,
第6図に示すように上部開口部11Aが開設され、該上部
開口部11Aを開閉する開閉扉11Bが、後述する第2貯留部
5の開閉弁15と連動して開閉作用するよう設けられてい
る。また、溢球玉通路11は、その終端部が段差部35を有
して第2貯留部5の後方に位置する連絡通路18と接続さ
れており、更に該連絡通路18は、第5A図,第6A図で示す
ように、その終端部が島台カウンター3に開設して前記
貯留タンクCに連通している玉返却通路20と接続されて
いる。つまり、溢球玉通路11と連絡通路18は、上部開口
部11Aを境として接続されており、連絡通路18と玉返却
通路20は、島台カウンター3上面部を境として接続され
るようになっている。従って、第1貯留部4から溢れて
溢球玉通路11に流出した玉は、上部開口部11Aを通って
連絡通路18に流出し、更に連絡通路18に流出した玉は、
段差部35を通って玉返却通路20へ流出し、貯留タンクC
に返却されることとなる。尚、連絡通路18の終端近傍に
は、第5A図,第6A図に示すように、玉計数器30が設けら
れており、上記第1貯留部4から溢れて貯留タンクCに
返却される玉は、この玉計数器30によって計数されるよ
うになっている。 一方、第6図に示すように、前記第2貯留部5の後面下
部には、第2貯留部5と連絡通路18とを連通させる開口
部13が開設され、該開口部13を上下動する開閉弁15で開
閉するようになっている。更に、この開閉弁15の一側
(右側)には、開閉弁15と連動して上部開口部11Aを開
閉する開閉扉11Bが係合されている。先ず、開閉弁15
は、略矩形の平面板状に形成されて第2貯留部の後面下
部に位置し、その一側(左側)が第5A図,第6A図に示す
係合突起16Bによって後述する操作レバー16と連結され
ており、一方他側(右側)は、第5図,第6図で示すよ
うに、玉返却装置10の壁板に摺動自在に当接した状態に
なっている。次に、開閉扉11Bは、第5図,第6図に示
すように、略平行四辺形の平面板状に形成され、上部開
口部11Aの下側であって前記段差部35と玉返却装置10の
壁板に挟まれるように設けられており、その下端前縁部
が開閉弁15の上面に載るように開閉弁15とを係合してお
り、一方上端後縁部は、第5A図,第6A図で示すように、
玉返却装置10の後面壁板に摺動自在に当接した状態にな
っている。また、玉返却装置10の一側(左側)には、操
作レバー16が設けられており、この操作レバー16は、玉
返却装置10の側壁板内部に支軸部16Cで上下に揺動自在
に軸支されており、更にその後端部は、第5A図,第6図
A図で示すように係合突起16Bと連結されている。その
ため、操作レバー16を押し下げて支軸部16Cを中心に回
動させると、係合突起16Bが上昇するため、該係合突起1
6Bに連結されている開閉弁15も係合突起16Bに連動して
片持ち状に上昇し、開口部13が開かれて第2貯留部5と
連絡通路18とが連通する。更に、開閉弁15が上昇するこ
とで、該開閉弁15に係合している開閉扉11Bも開閉弁15
に連動して片持ち状に上昇し、開閉扉11Bが溢球玉通路1
1の玉出口になっている上部開口部11Aを閉塞する。従っ
て、玉返却装置10の第1貯留部4と第2貯留部5に貯留
されている玉は、操作レバー16を押し下げ操作すること
により、開口部13を通って連絡通路18に流出し、玉返却
通路20を流下して貯留タンクCに返却されることとな
る。このとき、第1貯留部4から溢れて溢球玉通路11に
流出した玉があっても、開閉扉11Bにより該溢れ玉が塞
き止められ溢球玉通路11内に滞留するので、上記操作レ
バー16により返却される玉と、溢球玉通路11から返却さ
れる玉とが連絡通路18内で合流することなく円滑に玉返
却通路10を流下して貯留タンクCに返却される。即ち、
操作レバー16を操作すると、開口部13は開かれると同時
に上部開口部11Aが閉塞されるので、開口部13からの返
却玉と上部開口部11Aからの返却玉が同時に連絡通路18
内に流入せず、このため両返却玉は相互に干渉すること
がなくなり、連絡通路18もしくは玉返却通路20内での玉
詰まり等のトラブルを防止することができるようになっ
ている。尚、操作レバー16が操作されて玉返却装置10か
ら貯留タンクCに返却される玉は、前記玉計数器30によ
って計数されるようになっている。 ここで玉返却装置10の一側に設けた玉の払い出しに係る
装置を説明する。先ず、玉返却装置10の略中央に形成さ
れる第1貯留部4の前面壁の略半分を透明部材の透視窓
部7で形成し、常時貯留されている玉量が外部から視認
可能となっている。透視窓部7の他側(右側)に第4図
で示すように、玉計数器30で計数された景品玉数を常時
表示する表示部22が設けられ、該表示部22の横に精算ボ
タン23が設けられている。精算ボタン23で精算すると印
字部25Aの印字装置(図示省略)によって印字されたレ
シートがレシート出口25より発行されるようになってい
る。印字部25Aは、第1図で示すように基台下部を箱型
に形成し、上部はハンドル操作に支障しない表面形状を
滑り台状に形成することでハンドル操作を容易とするも
のである。また前記表示部22の上部に一旦返却した景品
玉を再度玉貸し可能とする玉貸ボタン26A,26B,26C(例
えば100円,300円,500円に設定)を形成し玉返却装置10
の貯留玉がすべて終了した場合、パチンコ機1,1間に装
設される台間玉貸機と連動させ、前記表示部22に表示し
た預かり玉数範囲内の玉を上皿に払い戻し可能とする。 上記のように構成した玉返却装置10の作用を説明する。
賞球により多量の景品玉で上皿、下皿2が満杯になった
とき、下皿2の玉排出ボタンHを操作することにより、
下皿2に貯留されていた景品玉が玉返却装置10の第1貯
留部4に落下して貯留される。第1貯留部4に入った玉
は、底面が第2貯留部5側に下り傾斜で形成されている
為、第2貯留部5側から貯留される(第5図参照)。第
2貯留部5および第1貯留部4も景品玉で満杯となった
時は溢球玉通路壁9を乗り越え溢球玉通路11に流出し、
連絡通路18、玉返却通路20を通ってパチンコ島台A内部
の貯留タンクCに返却される。そしてこのとき、連絡通
路18の末端に装着される玉計数器30によって返却玉は計
数されその計数値を表示部22に表示される。このように
下皿2からの玉排出操作を行う時には、玉の落下に注意
を向けていなくても玉抜きされた景品玉が第1貯留部4
及び第2貯留部5から溢れ出ることがなく自動的に返却
玉としてパチンコ島台Aの内部に返却されるので遊技に
集中でき、また、即打込玉が必要の時は、第2貯留部5
の玉をすくいとることができるようになっている。また
玉返却装置10から全ての景品玉を玉抜きしたいときに
は、操作レバー16を下方に押し下げて開閉弁15を開放す
ることにより玉返却装置10の第2貯留部5および第1貯
留部4に貯留されている景品玉を連絡通路18,玉返却通
路20を通ってパチンコ島台A内部の貯留タンクCに返却
することができる(第6図参照)。これにより遊技客が
獲得した全ての景品玉をパチンコ島台Aの内部に返却す
ることができると共に、返却玉数が記憶されて表示部22
に表示される。また、この返却した時点で精算ボタン23
を操作することにより、印字装置によって印字したレシ
ートがレシート出口25より排出され返却玉の記憶がクリ
アされる。 従って、本考案によれば、遊技者は、パチンコ遊技によ
り獲得した景品玉を、わざわざ重い玉箱を持ち運ぶこと
なく、パチンコ遊技したその場所で当該パチンコ島台A
に返却できるので、非常に便利であり、また、遊技場に
とってもパチンコ島台Aの玉貯蔵量が偏ることがなくな
るので、各パチンコ島台Aに架設するパチンコ島台Aの
玉貯蔵量を均等化するための樋等の装置が省略でき、コ
ストダウンを図れる。 更に、玉返却装置10の第1貯留部4に透視窓部7を設
け、貯留している景品玉を外部から視認できるようにな
っているので、遊技者は、獲得した景品玉(特にパチン
コ機1本体に設けられている上皿及び下皿2に貯留しき
れない景品玉)を貯留して外部にアピールし優越感に浸
るというパチンコ遊技特有の醍醐味を消失することな
く、また、遊技場にとっても、サービス状況を他の客に
宣伝することができ、延いては売上の向上につながる。 また更に、玉返却装置10には、第2貯留部5を設け、貯
留している景品玉を手で容易に取出せることができるよ
うにしたので、パチンコ機1の上皿及び下皿2に貯留玉
がなくなったときには、即座にパチンコ機1の上皿に景
品玉を発射玉(遊技玉)として補給でき、パチンコ遊技
を続行することができる。 以上のように構成された玉返却装置10を、第7図で示す
ように、島台カウンター3上部のパチンコ機1の下皿2
に対応した位置にそれぞれ配設し固定する。尚、パチン
コ機1の取り替え作業を容易とするために玉返却装置10
を着脱自在に構成しても良い。尚、本実施例では玉返却
装置10を略矩形の一体形成で説明したが限定するもので
なく分割形成で構成しても良く実用新案登録請求の範囲
において、各種設設計変更して利用できることは言及す
るまでもない。
【考案の効果】
以上説明して明らかなように、本考案のパチンコ島台に
おける玉返却装置においては、パチンコ機から遊技によ
って獲得した景品玉は、パチンコ機の下皿から玉返却装
置の貯留部に貯留され、該貯留部に貯留しきれない景品
玉は、貯留部から自然に玉返却装置内に設けられた溢球
玉通路へと流出し、該溢球玉通路からパチンコ島台を構
成するカウンターに形成された玉返却通路へと流出す
る。そして、玉返却通路を流下する景品玉は、計数装置
で計数されてパチンコ島台内に設けられた貯留タンクに
返却される。一方、玉返却装置に貯留されている景品玉
は、玉返却装置に設けられたレバー部材を操作すること
により、貯留部に貯留されている景品玉を玉返却通路へ
流下制御している開閉弁を開放し、貯留部と玉返却通路
とを連通させて玉返却通路に流出させ、そして前記と同
様計数装置で計数されてパチンコ島台内に設けられた貯
留タンクに返却される。そのため、遊技者は、パチンコ
機の下皿から景品玉を玉返却装置に移動させる際には、
玉の落下に注意を向けていなくても、玉抜きされた景品
玉が貯留部から溢れ出ることがなく自動的に返却玉とし
てパチンコ島台の内部に返却されるので、遊技に集中で
きることになる。また、パチンコ遊技により獲得した景
品玉を、わざわざ重い玉箱を持ち運ぶことなく、パチン
コ遊技したその場所で当該パチンコ島台に返却できるの
で、非常に便利であり、また、遊技場にとってもパチン
コ島台の玉貯蔵量が偏ることがなくなるので、各パチン
コ島台に架設するパチンコ島台の玉貯蔵量を均等化する
ための樋等の装置が省略でき、コストダウンが図れる。 更に、玉返却装置の貯留部には、貯留している景品玉を
外部から視認できるようになているので、遊技者は、獲
得した景品玉(特にパチンコ機本体に設けられている上
皿及び下皿に貯留しきれない景品玉)を貯留して外部に
アピールし優越感に浸るというパチンコ遊技特有の醍醐
味を消失することなく、また、遊技場にとっても、サー
ビス状況を他の客に宣伝することができ、延いては売上
の向上につながる。 また更に、玉返却装置の貯留部には、貯留している景品
玉を取出せることができるので、パチンコ機の上皿及び
下皿に貯留玉がなくなったときには、即座にパチンコ機
の上皿に景品玉を発射玉(遊技玉)として補給でき、パ
チンコ遊技を続行することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、玉返却装置を島台に取り付けた部分斜視図で
ある。 第2図は、玉返却装置を島台に取り付けた部分拡大斜視
図である。 第3図は、玉返却装置の全体斜視図である。 第4図は、玉返却装置の部分拡大図である。 第5図は、玉返却装置内部状態拡大図である。 第5A図は、本考案作用図である。 第6図は、玉返却装置内部状態拡大図である。 第6A図は、本考案作用図である。 第7図は、本実施例に係る島台全体斜視図である。
【符号の説明】
1……パチンコ機、2……下皿、3……島台カウンタ
ー、4……第1貯留部、5……第2貯留部、7……透視
窓部、9……溢球玉通路壁、10……玉返却装置、11……
溢球玉通路、12……玉連通口、13……開口部、15……開
閉弁、16……操作レバー、16A……作用板、18……連絡
通路、20……玉返却通路、22……表示部、23……精算ボ
タン、30……玉計数器、A……パチンコ島台、C……貯
留タンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】各パチンコ機に対応するようにパチンコ島
    台に設けられ且つ遊技客が獲得した景品玉を前記パチン
    コ島台の内部に設けられる貯留タンクに返却する玉返却
    装置であって、 該玉返却装置は、前記貯留タンクと連通し、且つパチン
    コ島台を構成するカウンターに形成される玉返却通路
    と、 前記パチンコ機から獲得した景品玉を貯留する貯留部
    と、 該貯留部からの溢球を前記玉返却通路に流下させる溢球
    玉通路と、 前記貯留部に貯留されている景品玉を、前記玉返却通路
    へ流下制御する開閉弁と、 該玉返却通路に流入する景品玉を計数する計数装置と、 前記開閉弁を開閉駆動するレバー部材と、 を備え、 前記貯留部は、更に、前記パチンコ機から獲得した景品
    玉の貯留量を外部から視認できる貯留景品玉量視認手段
    と、 貯留している景品玉を取出すことができる貯留景品玉取
    出手段と、 を備えたことを特徴とするパチンコ島台における玉返却
    装置。
JP1990128815U 1990-11-29 1990-11-29 パチンコ島台における玉返却装置 Expired - Lifetime JPH0751106Y2 (ja)

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