JPH07508923A - 分離した泡状被覆物を塗布する装置及び方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 分離した泡状被覆物を塗布する装置及び方法本発明は、概略的には、以下の同日 に出願された米国特許出願に関連するものである。

名称　発明者 分離した泡状被覆用の装置と方法　Ｊ、Ｂｅｎｅｃｋｅ：Ａ、（：１ｅｐｌｉｋ ：Ｔ、Ｂｕｒｍｅｓｔｅｒ 出願番号筒 繊維空気スプレー用の分割　Ｍ、Ｇ１１ｌ；Ｊ、Ｂｅｎｅｃｋｅ；されたスロッ トダイ　Ａ、Ｃ１ｅｐｌｉｋ；Ｔ、Ｂｕｒ＋ｗｅｓｔｅｒ出願番号第 ボトルへ出願番号環用方法と装置　Ｌ、ＨａｕｓｅｒＨＪ、Ｂｅｎｅｃｋｅ；＾ 、Ｃ１ｅｐｌｉｋ：Ｔ、Ｂｕｒ＊ｅｓｔｅｒ：出願番号筒　Ｒ，Ｅｖａｎｓ 電子回路基板への正角の　Ｂ、Ｂｏｇｅｒ；Ｊ、Ｂｅｎｅｃｋｅ：被覆処理用方 法と装置　Ａ、Ｃ１ｅｐｌｉｋＨＴ、Ｂｕｒｓｅｓｔｅｒ：出願番号筒　賛、Ｇ １１１ 分離した粘着性被覆処理用方法と装置　Ｊ、Ｒａｔｅｒｓａｎ：Ｊ、Ｂｓｎｅｃ ｋｅ：＾、Ｃ１ｅｐｌｉｋ；Ｔ、Ｂｕｒｍｅｓｔｅｒ；出願番号筒　關、Ｇ１１ ｌ これらの出願は特に本願に取入れられるものである。

本発明は、基体への被覆の処理に関するものであり、特に、シャープな、方形の 切り起こし端及び切り落とし端を備えている、分離した、均一な泡状被覆を基体 に処理することに関するものである。

多くの工業上の用途においては、予め定められた領域に分離した、よく画成され た均一な被覆を施すことが要求される。このような被覆は、例えば、ボックスフ ラップシール、非均−な表面へのフオームの塗布、基体上への粘着性のクッショ ン材料の施行、及びその他の被覆操作のような、種々の積層（ラミネート）処理 において非常に有用である。

分離した基体領域のラミネートのための分離した泡状被覆（フォームコ°−ティ ング）及び粘着材の製作においては、例えば、材料の糸引きなしに、シャープな 、スフウェアな切り起こし端及び切り落とし端を備えた非接触塗布処理において 、広い、均一な泡状被覆を確保することが望まれている。現在知られている処理 では、いずれもこの用途に完全に適したものはない。

発泡した粘着材または被覆をラミネートのために適用するために種々の装置が使 用されている。従来の接触コーターは、摩損、基体の指針、並びに伸張の許容誤 差の点で固有の欠点があった。他の泡生成装置では基体への接触の前に泡を霧状 化または分散させるために空気流を使用している。

ボール紙または箱フラップシール操作において使用する際には、従来の粘着性の 発泡装置では、発泡ノズルを取り付けるためには、これが基体に対して交互に引 っ込められ及び差し込められるようにするために、特別のブラケット（ｂｒａｃ ｋｅｔｒｙ　）を必要とした。

従来の発泡装置１よ特定の用途に有用であるものの、予め定められた基体領域上 への分離した泡状被覆を生成することができる装置と方法を提供することが現在 型まれている。

従って、本発明の目的は、分離した基体領域上に断続的に存在する、シャープな 、スフウェアな先導端及び後続端を備えた、広域にわたる、均一な、発泡した粘 着性の被覆を作製することにある。

本発明の他の目的は、分離した、予め定められた領域に、シャープな、スフウェ アな側面、先導端及び後続端を備えた、発泡した熱可塑性の被覆材料を断続的に 非接触で塗布する方法と装置を提供することにある。

本発明の他の目的は、シャープな、方形（スフウェア）の、側面、先導端及び後 続端を備えた、幅広な、均一な分離した泡状被覆を作製するためのスロットノズ ル装置と方法を提供することにある。

このため、本発明の好ましい実施例は、スロットノズル、スロットノズルの各側 止においてスロットノズルから押し出されまたは発出した泡状被覆材料の広がり の各側止に空気の流れを突き当てるための細長い空気チャネル、並びにスロット ノズルへの泡状材料の供給及び空気チャネルへの空気の供給をコントロールし、 これにより予め定められた間隔でこれらが開始及び停止されて堆積された被覆に おいてシャープでスフウェアな先導及び後続端を生成するための手段とを含むも のである。

一実施態様においては、両側への空気の始動は、押し出しの始動に先立ち、また 押し出しが停止された後まで持続される。他の実施態様では、ノズルの一方の側 止の空気は押し出しが開始される前に開始し、また押し出しが停止される前に終 わるとともに、ノズルの他方の側止の空気は押し出しの始動後に開始し、また押 し出しが停止された後も持続される。

押し出しの停止後における空気流の持続は、ノズルまたはノズル内に残った泡状 材料を空気流内及び基体上に引き出して、突き当てを起こしてしまう、したがっ て、押し出し停止後における空気停止の遅延は、良好なシャープな、方形の被覆 パターン切り落としを生成するように予め定められるが、残った泡状材料がノズ ルから引き出されて糸引きを起こしてしまう程には長くてはいけない、空気始動 及び停止遅延は好ましくはマイクロ秒のオーダーである。

本発明は、予め定められた下地の基体領域に調整された、非接触塗布プロセスに より施された、シャープな側端及びシャープな、方形の、先導及び後続端を備え た、均一で１幅広いまたは広域な泡状被覆を生成するものである。

上記及び他の目的並びに長所は、本発明の好ましい実施例の以下の詳細な記載及 び図面から容易に明白となる。

第１図は本発明を例示した一部断面の図式的な側面図であり、第２図は本発明に よるスロットノズルコーターの一部断面の立面的な側面図であり、 第３図は第２図の装置の一部断面の立面的な正面図であり、本発明の制御及びフ ローの特徴を図式的に示したものであり、第４図は第２図のスロットノズルダイ の分解図であり、第４Ａ図は第４図に示したシム（詰め金）の他側の部分図であ り、第５図は分離したフオームコーティング塗布における本発明の一実施例の用 途を例示した図式的な図であり、第６図は本発明にしたがって分離した泡状被覆 を上部に配置した基体の側面図であり、 第７図は本発明により達成可能な方形の泡状パターンを例示した図である。

明細書 図面を参照して、以下に、シャープで方形の切り起こし端及び切り落とし端を備 えた、分離した、均一な泡状被覆を発生するための装置を説明する。第１図に、 本発明による、グイ手段３０及び空気並びに泡状材料の制御の種々の特徴を例示 している。グイ手段３０は、２つのダイハーフ（グイブロック）３１．３２、並 びに２つの空気ブロック３３．３４を有している。各ダイブロック３１．３２は 、下方に垂下した突起３５．３６を有している。ダイハーフ３１゜３２は、それ らの間に押し出しスロット３７を画成している。スロット３７は、ダイハーフ３ １の面３８及びダイハーフ３２の面３９により画成されている０面３８は１図示 したように、面３９に対して並置されている。押し出しスロット３７は、細長い スロットノズルまたは押し出し出口４０において終端している。

図面に示したように、空気ブロックは出口４０の下側まで延在して機械的な損傷 からのある程度の保護がなされている。

ダイハーフ３２は、第４図にその詳細をより良く示したように、泡状材料を受容 し、またこの材料をダイハーフ３２の「被覆ハンガー」部４２に導くための通路 ４１を有している０分割されたシム４５が、第４図に最も良く示すとともにその 一部を第１図に示したように、ダイハーフ３１と３２の並置された面３８と３９ の間に位置している。シム４５は、複数の細長い突起４６を有していて、それら の間に複数の細長いチャネル（溝）またはスロット４７が画成されている。

突起の夫々は、好ましくはシャープなチップ（先端）４９を有する、下流側にテ ーパー付けされた端部分４８を有していて該端部分４８は、好ましくはシムの下 側端５０と横一線の同じ高さとされていて、また細長いスロットノズル押し出し 出口４０（第１図）と横一線の同じ高さとされている。第１図では、便宜上、シ ム４５の頂上部分５１だけを示した０代替シム４５ａ（第４Ａ図）では、尖った チップ５２（先端）が、好ましくは１インチの２０００または３０００分の１程 度だけ、出口４０をやや越えて延在している。同様に、開いた、非分割のシムを 使用することもできる。

第１図に戻って、上部のダイハーフ３１．３２の夫々には、ダイの上面から夫々 の下側の面５７．５８まで延在する、空気通路５５゜５６が設けられている。各 ダイハーフ３工、３２はまた、夫々面５７及び５８から垂下した傾斜面５９．６ ０を有している。傾斜した面５９及び６０は、後述するように、空気通路、つま り空気スロット６１及び６２の一部を画成している。

次に、空気ブロック３３及び３４については、これらの夫々は、第１図に示した ように、夫々の面５９．６０に並置された空気スロット６１及び６２の他の側を 画成する、傾斜面６３及び６４を夫々有している。空気ブロック３３及び３４の 夫々は、ダイハーフ３１．３２の夫々の下側の面５７及び５８に並置された、上 面６５．６６を有している。

細長い空気充満空間であるブレナン６７．６８が空気ブロック３３．３４の夫々 に形成されている。ブレナン６７．６８は第４図にも示されている。空気通路６ ９及び７０は夫々の空気ブロック３３及び３４内に夫々形成されており、また面 ６５及び６６から夫々のブレナン６７．６８の下側の部分７１．７２まで夫々延 在している。ブレナン６７．６８の夫々は、主として空気ブロック３３及び３４ 内に画成されている。しかしながら、ダイ手段３０が組み立てられた時には、夫 々のブレナン６８．６９の頂上領域はダイハーフ３１．３２の下側の面５７及び ５８により画成される。これらの面５７．５８はまた、空気通路７３及び７４の 上側の部分を形成し、これらの夫々はそれらの関連するブレナン６７及び６８か ら空気スロット６１及び６２に個別に導びかれている。したがって、第１図の右 手側を見ると、空気は通路５５を通って空気ブロック３３内の通路６９に、また そこからプレナン６７に至ることが判る９図示はしないが、通路５５．５６と通 路６９．７０との夫々のシールのための、　「０リング」を夫々のダイハーフ及 び空気ブロックの境界面に使用することができる。プレチン６フ内の圧縮空気は 通路７３を通って空気スロット６１内に移動する。

同様にして、空気はダイハーフ３２内の通路５６に導入され、またここから空気 通路７０内に、そしてブレナン６８の下側内に移動する。プレナン６８からは、 圧縮空気は空気通路７４を通って空気ブロック３４の空気スロット６２内に向か うようにされている。

次に、第１図の上側部分を参照して、コントローラ７５が、図示したように、加 熱された、圧縮された空気を通路５５及び５６への夫々の導入を制御するために 、上記のようにこれらの通路及び下流鋼の空気通路を加圧すべく、バルブＶ−１ 及びＶ−２に作動的に連結されていることが判る。同時に、コントローラ７５は 、材料通路４１及びグイ手段３０の内側の被覆ハンガー領域４２への被覆材料の 供給を制御するために、泡状材料制御バルブに作動的に相互連結されている。コ ントローラ７５は、公知のような、適当な形態のものを使用することができるが 、１つの典型的なコントローラは、オハイオ州、ウェストレイクのノードソン　 コーポレーション（Ｎｏｒｄｓｏｎ　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ　）により製造さ れた、ＰＣ−１０パターンコントローラを含んでいる。このＰＣ−１０パターン コントローラ７５は、後述するように、通路５５及び５６内への空気の発生を、 同時または個別的に開始及び停止するとともに、バルブ７６を通過する泡状材料 の流れを開始及び停止するように機能して５通路４１へ被覆材料を断続的に個別 に供給し、また予め選択された時間に定量の圧縮された加熱空気を通路５５及び ５６に対して供給する。

空気スロット６１及び６２は、押し出しスロット３７の延在方向に対して角度を つけて方向付けされている。したがって、スロット３７を通して押し出し出口４ ０の外方に泡状被覆材料が押し出された時には、空気スロット６１と６２を通し て移動する空気は、被覆のために存在する下地の基体上に材料がかかるまたは付 着する前に。

材料に突き当たる。

次に、第２及び３図を参照して、これらには本発明による押し出し装置のより全 体図が示されている。第２図に示したように、グイ手段３０は、空気及び泡状材 料バルブをグイ手段３ｏに作動的に相互連結する押し出し本体８ｏに夫々相互連 結された。空気バルブＶ−１，Ｖ−２、並びに泡状材料バルブ７６に相互連結さ れている。

便宜上、空気バルブＶ−２の一部を第２図では部分断面として示した。バルブＶ −１、Ｖ−２は同じであるため、バルブＶ−２だけを説明する。このような空気 バルブは、ノードソン　コーポレーション（Ｎｏｒｄｓｏｎ　Ｃｏｒｐｏｒａｔ ｉｏｎ）により、ドイツ国、Ｌｕｎｅｂｕｒｇのノードソンエンジニアリング（ Ｎｏｒｄｓｏｎ　Ｅｎｇｉｎｅｅｒｉｎｇ）を通して。

部品番号２６５７０１として製造及び販売される。これら以外ににも他の適当な 空気バルブを使用することができる。

バルブＶ−２は、バルブチャンバ８３と制御チャンバ８４を画成するバルブ本体 ８２を有し、これら２つのチャンバはダイヤフラム８５による分離されている０ 貫通孔８７を有する延在部８６が弁本体８２から垂下し、また押し出し本体８０ の穿孔８８内に延在して。

それらとともに環状のチャンバ８９を形成している。チャンバ８９は、バルブ本 体８２内で、チャンバ８３と相互連結した環状の通路９０と相互連結している。

ｆｌ状のチャンバ９１が、バルブ本体８２内で同様に画成され、またチャンバ８ ３と相互連結している。制御空気がチャンバ８４に向かう時には、ダイヤフラム ８５は環状の通路９０を環状の通路９１から封じ込めるために下方に押される。

他方、制御チャンバ８４内の圧力が減少した時には、ダイヤフラムは第３図に示 した位置まで上方に移動する。入り口の環状チャンバ８９内の加熱され及び加圧 下にある空気は、環状の通路９０を通り、チャンバ８３及び環状の通路９１を通 って、出口穿孔８７内に連通ずる。出口穿孔８７は、第１図に詳細に示したよう に１通路９２を通って、上側のダイハーフ３２内の空気通路５６に連結され、空 気はここからプレナン６８に移動し、及び空気スロット６２内に移動できる。

同様に方法により、空気バルブＶ−１は空気を押し出し本体８゜内の空気通路９ ３に選択的に供給し、またここから上側のダイハーフ３１の空気通路５５に供給 するように動作する。空気はこの通路５５を通ってプレチン６フ内に移動し、ま たここから空気スロット６１に移動する。

泡状の被覆材料バルブ７６は、泡のような、被覆材料のグイ手段３０への流れを 開始及び中断するために選択的に制御することができる、適当な流体材料バルブ とすることができる。このような適当なバルブの１つとして、オハイオ州、ウェ ストレイクのノードソンコーポレーション（Ｎｏｒｄｓｏｎ　Ｃｏｒｐｏｒａｔ ｉｏｎ）により製造されたモデル番号ＥＰ５１の、つりあいバルブがある。この 種のバルブは、バルブがその開いた位置と閉じた位置との間で切り換えられる時 における圧力の顕著な変化を最小限にするものである。バルブ７６はボート９７ 上に載置されたステム９６を有している。制御空気が入口９８に供給された時に は、ステム９６は持ち上げられてチャンバ９９内の泡状材料がボート９７を通っ て上部ダイハーフ９７の通路４１内に流れるのを許容するようになる。泡状材料 は入口１００を通ってチャンバ９９内に導入される。出口１０１はまた、ステム ９６がボート９７上に載置された時に加圧された泡状材料を受容するために、チ ャンバ９９に相互連結されている。

バルブ７６に泡状材料を供給するための適当な装置が利用される。

このような装置は、１０２に図式的に示した。適当な装置であればどのようなも のでも利用できるが、適当な装置の１つの特定の形態としては、オハイオ州、ウ ェストレイクのノードソン　コーボレーシ」ン（Ｎｏｒｄｓｏｎ　Ｃｏｒｐｏｒ ａｔｉｏｎ）により製造された。ＦｏａｍＭｅｌｔ（登録商標）Ｓｙｓｔｅｍで ある。他の適当な装置としては、同じ会社により製造された、ＦｏａｍＭｉｘ（ 登録商標）Ｓｙｓｔｅｍである。このようなシステムとしては、例えば、米国特 許第４゜０５９．７１４号及び４．７７８．６３１号に記載されており、これら はここに組み入れられる。

第３図は、バルブ７６及びＶ−１への種々の制御入力を図式的に示したものであ る。第３図に示したように、コントローラ７５は、制御空気をバルブＶ−１及び Ｖ−２に供給するために制御空気供給源１０５に相互接続されている。加圧空気 源１０６は、空気ヒーター１０７に相互接続されていて、上記したように、該ヒ ータは処理空気をバルブＶ−１及びＶ−２に供給し、夫々の空気スロット６１゜ ６２に送る。夫々のバルブＶ−１，Ｖ−２が開いた時、コントローラ７５はまた 、制御空気の供給のための制御空気供給源と相互に接続されていて閉及び開の（ 第３図に示した）ソレノイド制御バルブを通してバルブ７６を開いたり閉じたり する。

特に第１図を、また第４図に示したダイ手段３０の詳細を参照して、空気ブロッ ク３３．３４内のブレナン６７と６８は、上記したように、空気通路７３と７４ の下側の面７３Ａ、７４Ａに夫々連通しており、また、ブレナン６７と６８の上 側の部分から発出した空気は通路７３と７４を通り、次いで下方に夫々の空気ス ロット６１゜６２を通って移動する。

次に、上側のダイハーフ３２のいわゆる「被覆ハンガー」部分４２を第４図を参 照して説明する。　「被覆ハンガー」ダイは一般的に知られている０例えば、ホ ットメルト粘着材を取扱うための被覆ハンガー型のダイの１つが米国特許第４． ６８７．１３７号に開示されており、これはここに組み入れられる。その構造の 違いは、これが連続した押し出しスロットダイではな（て、複数のダイ出口を扱 うことにある。このようなダイはとこで使用できるが、本発明のグイ手段３０は 、傾斜面１１１と連通しただんだん浅くなる寸法部１１０のアーチ状（ａｒｃｕ ａｔｅ　）のスロットまたは溝を有する、　「被覆ハンガー」部分４２を組み入 れているものである０面１１１は、底面１１２に面したその下側部分が上側部分 よりも面３９の平面に近付くように、傾斜している。スロット１１０は１面１１ １内で流れが途切れることがないまでそのボート１１３からの距離につれて減少 する深さのものである。

減少する深さのアーチ状なスロットｌｌＯには、通路４１に相互連絡された泡状 材料ボート１１３によって供給がなされる。使用の際には、泡状材料は、圧力を かけて通路４１に供給され、ボート１１３を通ってアーチ状なスロット１１０に しみ出て、そこから面１１１上に流れてダイ面３９の浮き上がった被覆ハンガー 形状部分４２の全体、及びダイハーフ３２の面３９に並置されたシム４５の側部 に広がる。

シム４５のスロット４７は、面１１２のちょうど上にある、被覆ハンガーのダイ 領域４２の下側部分に連通した上部端を有しており、これにより、流体の泡状材 料がスロット４７内に、次いで下方に押し出し出口４０に流れる。このようにし て、被覆材料は被覆ハンガ一部分４２の全体、及びシム４５のスロット４７の上 側の端の夫々を横切って極めて等しい圧力で広がり、これにより、被覆材料は、 シム４５のスロット４７内において比較的に等しい圧力で、押し出しスロット３ ７を通って移動することができる。第６図に示したように、泡状材料はスロット ４７を通り、また次いで押し出し出口４０の外方に押し出される。

分割されたシム４５の長所について考察すれば、突起４６の間のスロット４７の 幅は、シムの厚さの約２倍であることが好ましい。

シム４５の１つの厚さは約、００４”　（０，００４インチ）であり、また一方 、スロットの幅、つまり１つの突起４６から横の次の突起４６までは約、００８ ”　（ｏ、ｏｏｓインチ）である、他のシム４５では、例えば、シムの厚さは約 、００８“　（０，００８インチ）であり、また並置された突起の間の分割され たスロットの幅は約。

０１６”　（０，０１６インチ）である。

したがって、本発明のように、ダイスロットが分割されなしＡ従来のスロットダ イと同じ基本重量被覆（コーティング）をダイが作り出す場合には、ダイ面３８ ．３９の間の全体のスロット厚さは２倍になる。よって、従来のスロットダイで は、小さな基本重量被覆のために、００２”　（０，００２インチ）のスロット 厚さが必要であったが、本発明では、００４”　（０，００４インチ）のスロッ ト厚さで同じ基本重量被覆を得ることができ、すなわち２倍得ることができる。

よって１本発明のスロットダイは１．００３”　（０，００３インチ）の潜在的 な詰まりを生じさせる粒子を通過することができるのに対して、　従来の連続し たスロットダイでは通過させることができない（製造された同じ基本的な重量の 被覆に対して）。

シムの厚さに対するスロット幅の比率は好ましくは約２対１であるが、この比率 は種々の被覆厚さを製造するために変えることができる。

シム４５．４５ａ並びにそれらの要素の幅と厚さのパラメータは広範囲に変える ことができる。このパラメータは、所望の平方メータ当たりの被覆の基本的重量 、所望の凝集度、被覆材料の粘度あるいは他の要因に従って変えられる。

被覆ハンガ一部分４２の一態様においては、さらに、面３９から面Ｉｌｌに戻る までの面１１２は約、０２０”　（０，０２０インチ）の幅である。スロット４ ７の頂上は、シムが面３８．３９の間に実施可能に配置されている時には、約、 ０５０”　（０，０５０インチ）である、満１１０のその面３９からの最も深い 深さは、面３９から約、１２５”　（０，１２５インチ）である０面１１１の頂 上領域は、面１１１から約１７１６”　（１７１６インチ）であり、また面３９ の底から戻って約、０２０”　（０，０２０インチ）である０面３９を横切る被 覆ハンガーの幅は約３８ｍｍである。

上記した装置の使用について述べれば、規定された予め定められたまたは分離し た基体への塗布のためには、装置は押し出し出口４０から押し出される泡状の被 覆材料の各鋼上にスロット６１及び６２からの熱い空気を突き当てることができ る。突き当てた空気は被覆材料の発出した広がりと係わりあって、これを基体に 運ぶ、端制御は均一であり、パターンの密度は２５％空き（オーブン）から被覆 が適用される用途に応じて選択される。コントローラ７５は、押し出し出口４０ への泡状材料の運搬の開始及び停止に対して異なる時間及び／または間隔で、押 し出された被覆材料への空気の印加の開始及び停止を操作する。

例えば、操作の好ましい一例として、スロット６１．６２を通る空気の流れは、 泡状材料のスロット３７内への運搬及び出口４ｏを通っての排出の開始のために バルブ７６が動作する時の時間に対してわずかな時間だけ前に開始される。空気 は被覆の付着のために継続される。付着期間の終了時には、バルブ７６がまず操 作されて被覆材料の出口４０を通っての押し出しが終わる。短い遅延の後に、ス ロット６１及び６２を通っての空気の流れが停止される。このような操作におけ る遅延の量は、ホットメルトの特性に応じて、変化するけれども、この時間間隔 は一般的には好ましくはマイクロ秒のオーダーである。−例として、例えば、空 気の始動とホットメルトの押し出しの始動との間は１７００マイクロ秒であり、 またホットメルトの停止と空気の停止との間は２１００マイクロ秒である。この 時間を越えての空気の流れの継続は、押し出し出口において残存する泡状材料の 引き抜きを起こし、付着した被覆の糸引きの原因となる。

さらに、本発明は、付着期間の間にスロット６１または６２を個別的にあるいは これらを一緒に通して空気の選択的な印加を意図したものであり、特に基体上に 付着された被覆の開始及び終了の接触位置をより正確に規定できるようにしたも のである。このような操作のモードの一例が第５図に示されており、ここでは装 置は、例えば、分離した泡状被覆なウェブ形態の基体に適用するために利用して いる。このような被覆はまた、箱フラップ、あるいはイレギュラーな基体のよう な分離した基体にも適用することができる。

第５図では、基体ウェブは図の左手側の位置Ｆ−１において示されている。Ｆ− １において示したように、空気流れはスロット６１を通って開始されるが、スロ ット３７を通しての泡状被覆材料は押し出されておらず、また空気スロット６２ を通しての空気流れも開始されていない０位置Ｆ−２におけるウェブに移動する と、泡状の流体の流れが開始され、またこれにはスロット６１を通っての空気流 れが突き当てられる。スロット６１を通しての空気流れは第５図に示したように ほぼ右から左方向において下方に移動するので、被覆材料はシャープな、方形の 先導端１２１を形成する。その後、並びに被覆操作の残りのほとんどの期間は、 ウェブ位置Ｆ−３に示したように、スロット６２を通しての空気流れが開始され 、またスロット６１を通しての空気流れを継続する。被覆操作の終りには、スロ ット６１を流れる空気は、被覆材料の押し出しの終了の寸前（位置Ｆ−４）に終 了する０次いで、位置Ｆ−５に示したように、被覆材料の流れは終了するととも に、スロット６２を通しての空気の流れはその後も短時間持続される。この操作 により、泡状材料はシャープで、方形の後方端１２２を形成する。このようにし て、第６図に示したように、ウェブ１２０上に複数の分離した泡状被覆１２３が 形成される。

したがって、第５図に対して、後行の空気が最初に開始され、また最初に停止さ れ、また、第５図に示したように適用の機械方向に対しての、先行する空気は、 被覆材料の押し出しの後に開始され、また被覆材料の押し出しが終わった後に停 止される。この方法により、泡状被覆材料上に角度付けされた空気によりウェブ １２０上の泡状被覆材料が糸引きとなることがなく、しかもウェブ１２０上の被 覆材料の切り落とし端及び切り起こし端がシャープで、方形の形態で維持される ようになる。

本発明は、異なる粘性の被覆材料の広い範囲に有用である。ここで、材料の供給 圧力及び戻し圧力は、これら２つの圧力の差がＩＢＡＲ（バール）を越えない関 係とすることが重要である。

さらに、現在の情報を基礎として、方形でシャープな切り起こし及び切り落とし を備えた均一なパターンを生成するために最小の流れ割合が必要となる。

また、種々の寸法、間隔、圧力及び材料の選定が利用されるものである。よって 、例えば、基体の速度が約７０メ一トル／分であるとすれば、泡の流れが空気が 開始された後に基体の２ｍｍの移動の時に開始され、また空気の流れは押し出し 停止を過ぎて基体の５ｍｍの移動の時に停止される。

本装置及び本方法により生成された上述した特別な被覆パターンは多孔性または 不浸透性、つまり開口または閉じたセルであり、また被覆パターンは好ましくは 分離した基体上に分離した形態で、例えば、良好な、スフウェアなシャープな切 り起こし及び切り落としを備え、並びにパターンの先行端及び後行端のための糸 引きがないとともに、同時に、パターンの両側が平行でシャープに付着されて、 作製される。

第７図に、本発明により達成される、シャープな端付きの、方形の被覆パターン を例示した。第７図では、分離した泡状被覆１７０−１７３が本発明によって基 体１７４に塗布されている。各分離した被覆は、２つのシャープに画成された側 端１７５．１７６、シャープに画成された先導端１７７、並びにシャープに規定 された後続端１７８を有している。端１７５，１７６は先導端及び後続端１７７ ．１７Ｂに対して直角（スフウェア）である、実質的に糸引きはない。

したがって、本発明は、シャープでスフウェアな端のパターンを備え、種々の用 途において糸引きのない、断続的な非接触の泡状被覆の操作を提供するものであ り、該パターンが適用される他の基体あるいは構成要素への基体の堆積を含むも のである。

本発明の上記及び他の変更ならびに特徴は、本発明の範囲を逸脱することなしに 当業者には容易に自明であり、出願人は本発明が添付した請求の範囲によりのみ 制約されることを意図している。

ＦＩＧ、　１ ＦＩＧ、４ 特表千７−５０８９２３　（９） ＦＩＧ、７ フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、・ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、　ＭＣ，ＮＬ、ＰＴ、ＳＥ ）、０Ａ（ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、　ＣＩ、　ＣＭ、　ＧＡ、　ＧＮ、　ＭＬ 、　ＭＲ，ＮＥ、　ＳＮ。

ＴＤ、　ＴＧ）、　ＡＴ、　ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＢＹ。

ＣＡ、ＣＨ，ＣＺ、ＤＥ、ＤＫ、ＥＳ、ＦＩ、ＧＢ、ＨＵ、Ｊ　Ｐ、　ＫＰ、　 ＫＲ，ＫＺ、　ＬＫ、　ＬＵ、　ＭＧ、　ＭＮ、　ＭＷ、　ＮＬ、　ＮＯ，ＮＺ 、　ＰＬ、　ＰＴ、　ＲＯ，ＲＵ。

ＳＤ、ＳＥ、ＳＫ、ＵＡ、ＶＮ （７２）発明者　チープリク、アーサードイツ、リューネブルグ　デー−２１２ ０，フェルドシュトラッセ　３ （７２）発明者　バーメスター、トーマスドイツ、プレッケド　デー−２１２２ ，ゾンネンヴエグ　あ （７２）発明者　ギル、マイケル、エル。

アメリカ合衆国、　４４１４５　オハイオ、ウェストレイク、フリーフサイド　 ドライヴ

Claims (26)

【特許請求の範囲】
1. １．スロットノズルの細長いスロット出口を通って泡状材料を押し出すステップ と、 泡状材料に空気の流れをかけるステップと、並びに次いで泡状材料を基体に塗布 するステップとを含む泡状材料を基体に分離した領域内で塗布する方法。
2. ２．前記出口から泡状材料を断続的に押し出すステップと、被覆すべき分離した 基体領域に泡状材料を断続的に塗布するステップとを含む請求の範囲第１項記載 の方法。
3. ３．空気の流れを前記泡状材料の押し出しの前に開始するステップと、泡状材料 の押し出しを停止して更に予め定められた期間だけ空気の流れを持続させるステ ップとを含む請求の範囲第２項記載の方法。
4. ４．細長いスロットノズルから泡状の被覆材料を押し出すステップと、 押し出した被覆材料に空気をある角度で突き当てるステップと、次いで押し出し た被覆材料を基体上に堆積させるステップと、被覆する材料の押し出し及び突き 当て空気流を予め選択された異なる時間で開始及び停止することにより、平らな 先導端と後続端を備えた分離した被覆を作り出すステップとを含む、基体に分離 した泡状材料を塗布する方法。
5. ５．被覆する材料の押し出し及び突き当て空気流を開始及び停止するステップは 、前記突き当て空気流を開始するステップと、次いで被覆材料の押し出しを開始 するステップと、次いで被覆材料の押し出しを停止し、回路基板上の分離した被 覆を画成するステップと、その後に空気流を停止するステップとを含む請求の範 囲第４項記載の方法。
6. ６．押し出した泡状の被覆材料上にその両側から空気を突き当てるステップを含 む請求の範囲第５項記載の方法。
7. ７．被覆材料上にその両側から空気を突き当てるステップを含み、更に、 前記スロットノズルの一方の側において第１の突き当て用の空気の流れを開始さ せるステップと、 次いで回路基板への塗布のために前記ノズルから被覆材料を押し出すステップと 、 次いで前記スロットノズルの他方の側から、前記押し出された被覆材料上へ第２ の突き当て用の空気の流れを開始させるステップと、前記第１の突き当て用の空 気の流れを停止させるステップと、次いで前記材料の押し出しを停止するステッ プと、次いで前記第２の突き当て用の空気の流れを停止させるステップとを含む 請求の範囲第５項記載の方法。
8. ８．スロットノズルダイのスロットに断続的に泡状材料を供給するステップと、 前記スロット内の泡状材料を、分離した流れで前記スロットノズルから放出され る、複数の押し出した材料の流れに分割するステップと、 前記複数の流れを一緒に合流させ、泡状材料の途切れない流れを形成するステッ プと、 表面上への堆積のため並びにクモの巣状のものを前記面上に水平に担持するため の泡状被覆を作製するために、前記途切れない流れの両側上に空気の流れを突き 当てるステップとを含む、分離した泡状被覆を作製する方法。
9. ９．前記スロットノズルダイからの泡状材料の押し出しの前に前記空気の流れを 開始し、前記スロットノズルタイからの前記泡状材料の押し出しを停止した後に 前記空気の流れを停止するステップを含む請求の範囲第８項記載の方法。
10. １０．細長いスロット出口を有し、該スロット出口を通って泡状の被覆材料が押 し出されるスロットノズルと、前記スロットノズルヘの泡状材料の流れを制御す るためのバルブ手段と、 前記スロット出口から押し出された泡状の被覆材料上に少なくとも１つの空気流 れを突き当てるための少なくとも１つの前記スロット出口に近接した空気スロッ トと、 前記スロット出口からの泡状の被覆材料の押し出しの前に空気の流れを開始させ るための手段とを含む、基体への塗布のための泡状被覆を作製するための装置。
11. １１．泡状の被覆材料の押し出しを停止した後に空気の流れを停止させるための 手段を更に含む、請求の範囲第１０項記載の装置。
12. １２．少なくとも２つの空気スロットを含み、前記スロット出口から押し出され た泡状の被覆材料上に空気を突き当てるために、１つは前記スロット出口の各側 に近接している請求の範囲第１１項記載の装置。
13. １３．前記スロット出口から泡状の被覆材料がしみ出した後まで前記空気スロッ トの１つからの突き当て用空気を遅延させ、かつ前記泡状の被覆材料の押し出し が停止した後まで前記空気スロットの１つからの空気の流れを持続させるための 手段を更に含む、請求の範囲第１２項記載の装置。
14. １４．泡状の被覆材料が押し出される前に他の空気スロットからの空気の流れを 開始させ、かつ前記泡状の被覆材料の押し出しが停止する前に前記他の空気スロ ットからの空気の流れを停止させるための手段を更に含む、請求の範囲第１３項 記載の装置。
15. １５．前記スロットノズル内において少なくとも前記スロット出口まで延在し前 記スロット出口を泡状の被覆材料がにじみ出る複数のスロット出口に分割するた めの手段を更に含む、請求の範囲第１０項記載の装置。
16. １６．前記分割する手段が、その間にスロットを面成する複数の並置された細長 い突起を有するシムを含み、前記突起が前記スロットノズルの出口において終端 するテーパー付けされた端を有する、請求の範囲第１５項記載の装置。
17. １７．２つの並置された細長い突起の間の距離が前記シムの厚さの約２倍である 、請求の範囲第１６項記載の装置。
18. １８．前記分割する手段が前記スロット出口を越えて外方に延在する、請求の範 囲第１項記載の装置。
19. １９．前記分割する手段が、その間にスロットを画成する複数の細長い並置され た突起を有するシムを含み、前記突起が前記スロットノズルの出口を越えて延在 する点までテーパー付けされた端を有する、請求の範囲第１８項記載の装置。
20. ２０．前記スロットノズルがスロットノズルタイ内に配置されており、 押し出しのスロットをそれらの間に画成するタイハーフを有し、該タイハーフは 前記押し出しスロットを構成する互いに平行な内方に向き合う面とテーパ付けさ れた外方壁とを有するテーパ付けされた突出部を有していて、該テーパ付けされ た外方壁は夫々、前記押し出しスロットに関してある角度で配置された２つの空 気チャネルの内側面を画成していて、 ２つの空気ブロックを有し、各空気ブロックが、前記テーパー付けされた外方壁 の一方の近傍において作動的に並置されて配置されたテーパー付けされた面を有 することにより、前記クイハーフのテーパ付けされた外方壁と該空気ブロックの テーパ付けされた面との間に前記空気チャネルが構成されていて、前記タイブロ ック内において空気ブレナンを有し、各前記ブレナンの上側の部分を夫々の空気 チャネルに相互連絡する、各空気ブロック内において空気通路を有し各前記ブレ ナンの下側の部分に空気を供給するための、各空気ブロック内における空気通路 とを有する、請求の範囲第１０項記載の装置。
21. ２１．各タイハーフ内に空気通路を含み、各タイハーフの空気通路は、前記ブレ ナン内に空気を供給するために前記空気ブロック内の前記空気通路の１つに作動 的に相互連結されている、請求の範囲第２０項記載の装置。
22. ２２．空気チャネルに供給するための前記空気通路が、前記夫々のタイハーフと 空気ブロックの並置された面により画成される、請求の範囲第２０項記載の装置 。
23. ２３．前記夫々の空気ブレナンが前記夫々のタイハーフと空気ブロックの並置さ れた面により画成される、請求の範囲第２０項記載の装置。
24. ２４．前記スロットノズル内において、少なくとも前記スロット出口まで廷在し 、前記スロット出口を、そこから泡状の被覆材料がにじみ出す複数のスロット出 口に分割するための手段を更に含み、各前記スロット出口からにじみ出る前記泡 状材料が、空気がの突き当たる前に、連続した被覆ウェブを形成するために、隣 接するスロット出口からにじみ出る泡状材料内に併合される、請求の範囲第１０ 項記載の装置。
25. ２５．前記スロットノズルが粘着材料を受容及び通過させる細長いチャンネルを 画成するタイ面を有するスロットノズルタイを含み、前記細長いチャンネルが前 記細長いスロット出口内で終端し、前記チャンネル内におけるで前記タイ面の間 に配置されたシムを有し、前記シムはそれらの間にスロットを画成する複数の細 長い突起を有し、 前記突起は少なくとも前記細長いスロット出口まで延在し、またそれらの間に泡 状材料が複数の分離した流れでにじみ出る複数のスロット出口を画成し、並びに 泡状材料のウェブを作製するために、前記スロットノズルタイから発出する泡状 材料上に空気の流れを突き当てるための手段を含む、請求の範囲第１０項記載の 装置。
26. ２６．スロットダイと、 前記スロットタイに泡状材料を供給するための手段とを含み、前記スロットタイ は、泡状材料が発出する細長いスロット出口を有し、 前記スロット出口から発出する泡を横切る方向に空気流が向かいように配置され 、かつ泡状材料をスロット出口から離れる方向に搬送するために泡状材料に対し て角度をつけた少なくとも１つの空気スロット手段を含む、泡を発生させるため の装置。