JPH07507889A - 3重冗長遠隔フィールド装置を有するプロセス制御インタフェース・システム - Google Patents

3重冗長遠隔フィールド装置を有するプロセス制御インタフェース・システム

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JPH07507889A
JPH07507889A JP5517460A JP51746093A JPH07507889A JP H07507889 A JPH07507889 A JP H07507889A JP 5517460 A JP5517460 A JP 5517460A JP 51746093 A JP51746093 A JP 51746093A JP H07507889 A JPH07507889 A JP H07507889A
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ホゼスカ,ロバート ジェイ.
グリーンウィス,ドナルド ジェイ.
カビット,グレゴリー ジェイ.
シーハン,ジョセフ ジュニア.
トーマス、ローウェル ブイ.
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ザ、ダウ、ケミカル、カンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3重冗長遠隔フィールド装置を有するプロセス制御インタフエース中システム 〔発明の背景〕 本発明は、プロセス制御コンピュータと遠隔配置されたそのフィールド計装設備 との間のインタフェースに関する。より詳しくは1本発明は、冗長光フアイバ経 路によって冗長プロセス制御コンピュータと通信する3重冗長遠隔フィールド装 置の分散型ネットワークを含むプロセス制御インタフェース・システムに関する 。
あらゆる自動化プロセス制御システムの設計において達成しようとする目標の中 で、最も困難かつ捕捉したい目標は、可能であれば一度スタートすれば数年間も 無停止で物理的プロセスを制御するという厳しい要求に耐え得る高精度、高速か つ高信頼性の制御システムを提供することである。このことが特に当てはまるの は、コンピュータ・システムの修理のために大規模な複合プロセスの運転を停止 させるコストが、プロセスの運転を再開しようとする場合に要する時間、労力お よび浪費により莫大となり得る。化学プラントでのプロセス制御用途に関してで ある。
最大の経済効率および最適な製品品質を得るために。
より包括的なプロセス制御の自動化をめる要求が、質および複雑化の両方におい て増大し続けている。化学プロセスの運転ためのコンピュータ利用制御への依存 度が増すにつれて、所望の制御作業のすべてを完遂するために多数のコンピュー タを協動させなければならないことは明らかである。このために、当然ながら、 最大の故障許容力がめられる制御システムはさらに複雑化される。
プロセス制御コンピュータ・システムの信頼性を高めるために、プロセスの能動 的制御に使用される1台以上のコンピュータに対してバックアップコンピュータ を配備する多数の試みがこれまでなされている。しかし、アクティブコンピュー タからバックアップコンピュータへの制御の迅速な引渡しは、物理的プロセスの 運転に影響を与える装置への連続的または透過的な移転を目標とする場合には、 達成は困難である。さらに、制御の移転を行うべき条件は、複雑となり、正常運 転中に必要とされるプロセッサ時間を消費する可能性がある。
この課題への別の解決法は、3台のアクティブ作動コンピュータによる3重冗長 性を供給することである。3台のコンピュータプロセッサを備えることは確かに 制御システムの全コストを増大させるが、意思決定のための「多数決」の利用が 可能となる。この多数決の利益は。
それらのコンピュータのうちの1台の故障に耐える能力をそのコンピュータ・シ ステムに付加するだけでなく。
行なわれる決定が正確であることを保証するためにも役立つ。即ち、何らかの決 定に対する3台のコンピュータのうちの2台が一致すれば、その決定が最終的に 正しい可能性は高くなる。
それにもかかわらず、3重冗長制御が望ましいとわかっていても、真に効果的な 3重冗長制御システムを得るには、その3重冗長制御システムの各種領域内での 内部故障の取扱いを含め、無数の設計上の課題にまず直面しなければならない。
1組の3台以上のコンピュータ間の相互関係を適切に管理するために多数の試み がなされているが、特に大規模化学プロセス制御への利用に関しては、なおかな りのこの技術を進歩させなければならない。
従って1本発明の主たる目的は、制御される物理的プロセスに影響を及はし得る プロセス制御システムの精度と、ならびに故障に対する全システムの許容度の両 者を最大にするために、冗長プロセス制御コンピュータト通信する3重冗長フィ ールド・コンピュータ装置の分散型ネットワークを提供することにある。
本発明の第2の目的は、連続制御中のプロセスに影響を及はすことなく上記の各 コンピュータ装置への更新ソフトウェアの同報通信ダウンロードを可能にする。
3重冗長フィールド・コンピュータの分散型ネットワークを提1共することにあ る。
本発明の第3の目的は、制御中の物理的プロセスに影響を与えたり、残りの1台 以上のコンピュータに制御を行なわせる必要なく、上記コンピュータ装置に含ま れる上記コンピュータの1台の回路基板の交換を行なうことのできる3重冗長フ ィールド・コンピュータ装置を提供することにある。
本発明の第4の目的は、フィールド入出力の独自の裁定プロセスを可能にする3 重冗長フィールド・コンピュータ装置を提供することにある。
本発明の第5の目的は、誤りの可能性のある出力信号を自動的にアボートするこ とのできる3重冗長フィールド・コンピュータ装置を提供することにある。
本発明の第6の目的は、コンピュータ装置に含まれるいずれか2台のコンピュー タを一時的にリセットすることができ、さらに必要な場合、残りのコンピュータ をより永続的にリセットすることができる。3重冗長フィールド・コンピュータ 装置を提供することにある。
本発明の第7の目的は、未処理のセンサ情報を解釈するための1個以上の「スマ ート」多機能入力回路、および、所要の出力値が得られる方法を独立して決定す るための1個以上の「スマート」出力回路を存する1 3重冗長フィールド・コ ンピュータ装置を提供することにある。
本発明の第8の目的は、連続的に制御されているプロセスに対して非干渉的な、 ディジタルおよびアナログ両出力回路の試験方法を提供することにある。
本発明の第9の目的は、負荷状態のもとて定期的に試験することができる高電流 出力電源回路およびバックアップバッテリを有する3重冗長フィールド・コンピ ュータ装置を提供することにある。
〔発明の要約〕
上記の目的を達成するために1本発明は、2つ以上の同時能動通信チャネルを有 する双方向通信ネットワークによって意思決定冗長プロセス制御コンピュータと 接続されている。複数の独立型の遠隔配置された3重冗長フィールド・コンピュ ータ装置を提供する。これらの各フィールド・コンピュータ装置は、未処理のア ナログおよびディジタルの入力信号を裁定された入力値信号へ所定の時に変換す るための、少なくとも3個1組の冗長フィールド・コンピュータを含む。これら の冗長フィールド・コンピュータによって行われる入力裁定方法により。
有効な入力信号の間で多数決一致が得られなかった場合に、5elect HI GHおよび5elect LOW等の各入力信号について1選択可能な複数のデ フオールド入力条件が可能となる。
これらの裁定された入力値信号を含むメツセージは。
各フィールド・コンピュータ装置から冗長プロセス制御コンピュータへマルチレ ベル・光ファイバ・ネットワークによって転送される。この光ファイバ・ネット ワークにより、実際の通信試験が可能となり1 また、信号分配の基本レベルで の信号伝送方向が通信障害の場合には逆向きとなるように設計されている。適切 なプロセス制御の決定が下されると、フィールド・コンピュータ装置は。
冗長プロセス制御コンピュータからこの光ファイバ・ネットワークによって出力 値信号を受信する。
また、フィールド・コンピュータ装置は、物理的プロセスの運転に影響を及ぼす 装置へ伝送される各出力信号用の1組の個別のアボート回路を含む。これらのア ボート回路は、事実上、出力値信号は3台の各冗長フィールド・コンピュータに よって個別に裁定せしめられる。このソフトウェア裁定プロセスは、Fail  5AFEおよびFail LAST等の選択可能な複数のデフオールド出力条件 を含む多段階多数決手続きの使用を伴う。
デフオールドの各入出力条件は5例えば、冗長プロセス制御コンピュータにおけ るような、ソフトウェアの実施によって決定される。本発明に従うソフトウェア の実施により、デフオールド各入出力条件は、プロセス条件の変更に応答して迅 速に変更することができる。
本発明のその他の特徴および利点は、好ましい実施例の詳細な説明および以下の 添付図面を読むことによってより明白となるであろう。
〔図面の簡単な説明〕
図1は3本発明に従ったブ0セス制御インタフェース・システムの略図である。
図2は1図1に示した光フアイバ通信ネットワークの部分の略図であり、特にこ のネットワークの多機能ブレークアウト回路を示す図である。
図3は1図1に示したプロセス制御インタフェース・システムのブロック図であ る。
図4は1図1のプロセス制御インタフェース・システムにおけるデータ通信の流 れを示すブロック図である・図5は1図1に示した3重冗長フィールド・コンピ ュータ装置のプロセッサ・シャーシの透視図である。
図6A〜6Uは1図5に示した3重冗長フィールド・コンピュータのうちの1台 の略図である。
図7A〜7Cは2本発明に従ったスマート・シリアル入力回路の略図である。
図7D〜7Mは3図7A〜7Cのスマート・シリアル入力回路の動作に関する一 連の流れ図である。
図8A〜8Eは2本発明に従ったマルチモード・パルス入力回路の略図である。
図8F〜8Qは1図8A〜8Eのマルチモード・/<ルス入力回路の動作に関す る一連の流れ図である。
図9A〜9Dは1本発明に従った抵抗測定回路の略図である。
図10Aは、ディジタル出力信号用アボート回路を特に示す、3重冗長フィール ド・コンピュータ装置の一部のブロック図である。図10Bは、アナログ出力信 号用アボート回路を特に示す、同様のブロック図である。
図11A〜11Cは、非干渉試験の可能なディジタル出力回路の略図である。
図12A〜12Fは1本発明に従ったスマート・アナログ出力回路の略図である 。
図13A〜13Dは1本発明に従ったネットワーク・コントローラ回路の略図で ある。
図14A〜14Eは1図4に示したブレークアウト・シリアル通信回路の略図で ある。
図15Aは1図1に示したネットワークで利用されている光ファイバ・レシーバ 回路の略図である。図15Bは1図1に示したネットワークで利用されている先 ファイバ・トランスミッタ回路の略図である。
図16A〜16Gは、3重冗長フィールド・コンピュータ装置の電源回路の略図 である。
図17A〜171は2本発明に従ったディジタル入出力値に対する裁定方法を示 す一連の流れ図である0図18A〜18Tは1本発明に従ったアナログ入出力値 に対する裁定方法を示す一連の流れ図である。
図19A〜19Mは1図10Aに示したディジタル出力回路の非干渉試験方法を 示す一連の流れ図である。
図20A〜20Vは、アナログ・アボート・スイッチの設定方法および、フィー ルド入出力コンピュータ・コントローラによる図10Bに示したアナログ出力回 路の非干渉試験の実施方法を示す一連の流れ図である。
図21A〜21Sは1図10Bに示したスマート・アナログ出力回路の各々の動 作を制御するソフトウェアの一連の流れ図である。
図22A〜22Rは1図21Bに示した出力制御ルーチンを示す一連の流れ図で ある。
図23A〜231は、アナログ出力回路によって実行される非干渉試験方法を示 す一連の流れ図である。
図24A〜24G、25A〜25Z、26A〜26Zおよび27A〜27Mは1 本発明に従った。ソフトウェアのダウンロード方法を示す一連の流れ図である。
〔好ましい実施例の詳細な説明〕
図1について説明する。分散型3重冗長入出カフイールド・コンピュータ装置1 2によるネットワークを有するプロセス制御インタフェース・システム1oが示 されている。これに関しては1図1には例示のために2台のフィールド・コンピ ュータ装置12のみを含んでおり。
また、このインタフェース・システム10は相当数のフィールド・コンピュータ 装置12を取り扱える能力を有することを評価しなければならない。例えば1本 発明に従った1実施例では、インタフェース・システム10は。
最大64台のフィールド・コンピュータ装置12を使用することができる。
フィールド・コンピュータ装置12は、フィールド計装設備と集中プロセス制御 コンピュータ・システムとの間の基本インタフェースとして機能する。以下に述 べる実施例では、集中プロセス制御コンピューターシステムは、一般に、1組の 冗長プロセス制御コンピュータから成り1 これらは総称的に参照番号14で示 す。2台の同時動作プロセス制御コンピュータの冗長性は、単一の意思決定プロ セス制御コンピュータに優るある種の故障許容度上の利点を有するが1本発明の 原理はいずれかの特定のプロセス制御コンピュータの設計または構成に限定され るものではないことを評価するべきである。従って。
例えば、適切な状況のもとでは図1に示した2台のプロセス制御コンピュータ1 4の代わりに1台だけの、または、3台のプロセス制御コンピュータを利用する ことが望ましいこともあり得る。
本実施例では、冗長プロセス制御コンピュータ14は。
フィールド・コンピュータ装置12から送信される全部の信号に対して並行して 動作することが好ましい。すなわち、プロセス制御コンピュータ14の各々は、 フィールド・コンピュータ装置12からそれらの冗長コンピュータによって受信 されたデータにもとづいて独立した決定を下すことができる。プロセス制御コン ピュータ14によってなされた決定は、最終的に適切なフィールド・コンピュー タ装置12によって特定の出力装置(例えば。
弁、ポンプのモータ、反応器の加熱器)へ送信される出浄書(内容に変更なし) 力信号値を決定する。これらの出方信号値は、好ましくは、そらの信号が適正な フィールド・コンピュータ装置12へ伝送される前に、2台のプロセス制御コン ピュータ14の間で少なくともある程度まで一致が計られるが。
2組の別個の出力信号値がフィールド・コンピュータ装置へ通信される可能性も あることを評価しなけれならない。これに関しては、フィールド・コンピュータ 装置12から受信された入力値は、プロセス制御コンピュータ14において裁定 されることができ、その結果出力値の一致または裁定が不要となる。従って、プ ロセス制御コンピュータの両方がその後、同一セットの裁定入力値により作動す ることになる。調停可能な値の裁定の好ましい形態の例としては、各プロセス制 御コンピュータ14にある。対応する出力値表が所定の時間の間に比較され。
それらの値の一方をフィールド・コンピュータ装置12へ送信される各出力値信 号として選択することができる。
この出力制御値の選択は、制御されているプロセスの適切な判断基準にもとづい て行われ1例えば、Rightプロセス制御コンピュータ14bによって決定さ れた値が所定の百分率限(例えば、2゜5%)内にあれば、Leftプロセス制 御コンピュータ14aによって決定された値が使用される。あるいはまた、それ らの値が所定の百分率限界外であると判明した場合、LeftおよびRight 両方のプロセス制御コンピュータ14の異なる出力制御値がそれぞれ、適正なフ ィールド・コンピュータ装置12に送られるようにすることもできる。または、 LeftおよびRightのプロセス制御コンピュータからの異なる出力制御値 の選択は、ソフトウェア実行優先権にもとづいて行うこともできる。従って1例 えば、あるプロセス条件のもとでは、その値がLeftおよびRightいずれ のプロセス制御コンピュータによって決定されたかにかかわらず、高位または低 位いずれか一方の値をフィールド・コンピュータ装置12へノ送信用に選択する ことがより適切とみなされることもできる。
各プロセス制御コンピュータ14は、好ましくは、ネットワーク・コントローラ 16.ネットワーク・コントローラ用デバッグ・パネル18.および、各種先フ ァイバ・コンジット24が接続される光ファイバ・マウントボード22を支持す るトレー20を含んでいる。図13A〜13Dに関連してより完全に説明するが 、ネットワーク・コントローラ16は、光ファイバ・コンジット24によるプロ セス制御コンピュータ14との間の通信トラヒックを指示するために使用される 。デバッグ・パネル18は、ネットワーク・コントローラ16の特定の動作への 窓口を提供するためにディスプレイおよび一連の数値/機能キーを有する。
図15Aおよび15Bに関連してより十分に説明するように、各光ファイバ・マ ウントボード22は、1@気信号を光信号に変換するために必要な送信回路およ び光信号を電気信号に変換するために必要な受信回路を含む。
光ファイバ・コンジット自体に関していえば1 これらの従来の光伝導体はガラ スまたはプラスチック製とすることができる。しかし、ガラスファイバを使用す れば、著しく大きな伝送距離を得ることができることは評価されるべきである。
光ファイバ・コンジットは、その高速スルーブツトおよび十分なセキュリティに よりフィールド・コンピュータ装置12とプロセス制御コンピュータ14との間 でメツセージを搬送するために利用されることが好ましいが、適当な用途では他 の適切な通信媒体も使用することができることが評価されるべきである。
図1に示す通り、各プロセス制御コンピュータ14を各フィールド・コンピュー タ装置12と接続する光ファイバ・ネットワークは、各冗長フィールド・コンピ ュータ用の一連のブレークアウト回路26を含む。図14A〜14Eに関連して より完全に説明するように、これらの各ブレークアウト回路は、複数のフィール ド・コンピュータ装置12と冗長プロセス制御コンピュータ14の1台との開の 多重化シリアル通信を容易にするように設計されている。
従って1例えば、ブレークアウト回路26aは、Leftプロセス制御コンピュ ータ14aと最大10台のフィールド・コンピュータ装置12との間の多重化シ リアル通信を可能にするように構成されている。ブレークアウト回路26aはさ らに、Leftプロセス制御コンピュータ14aと複数組のフィールド・コンピ ュータ装置12との間の多重化シリアル通信を可能にするように構成されている ブレークアウト回路26bと光ファイバ・コンジット28を介して接続されてい る。これに関しては、ブレークアウト回路26aは、ブレークアウト回路26b への1組のフィールド・コンピュータ装置12を表わしている。
ブレークアウト回路26bが、主ポート30および中継ボート32の両者によっ てLeftプロセス制御コンピュータ14aと接続されていることに注目しなけ ればならない。詳しくは、光ファイバ・コンジット34は。
ブレークアウト回路26bの主ポート30とLeftプロセス制御コンピュータ 14aとの間を接続しており。
光ファイバ・コンジット36は、ブレークアウト回路26bの中継ポート32と Leftプロセス制御コンピュータ14aとの間を接続している。それにより、 光ファイバ・コンジット34および36は、Leftプロセス制御コンピュータ 14aおよびブレークアウト回路26bをめぐるリングを形成する。以下で詳述 するように。
これらのブレークアウト回路は1通信を多重化するだけでなく、主ポート30で 受信されたメツセージをさらに中継ポート32へ搬送する能力を有するという点 で、多機能であるように設計されている。また、メツセージを中継できるという この能力により1図4に関して説明するように、ネットワーク距離の延長が可能 となる。
さらに、ネットワーク・コントローラ16も、メツセージがプロセス制御コンピ ュータ14aからブレークアウト回路26bの中継ポート32へ伝送されるよう に指示する能力を有する。この重要な特徴により1通信が光ファイバ・コンジッ ト34を通して続けることができない場合に1通信を重大な遮断を伴わずに継続 することができる。即ち、プロセス制御コンピュータ14aとブレークアウト回 路26bとの間のリングの信号通信の方向は1通信障害の場合に逆向きにするこ とができる。
また、R4ghtプロセスプロセス制御コンピュータ14b−ルド・コンピュー タ装置12との間のほぼ同一の通信ネットワークが、ブレークアウト回路26c および26dならびにそれらの関係する光ファイバ・コンジットによって与えら れていることが図1から評価されるべきである。従って、信号分配の基本(すな わち、第1の)レベルにおける信号の流れの方向を変更できる能力が、各自のネ ットワーク・コントローラ16を介してLeftおよびRightのプロセス制 御コンピュータと接続されたネットワーク通信リングの各々に供給されることが 評価されるべきである。
本発明に従えば、これらの各ネットワーク通信リングの完全性は、いずれかの信 号がフィールド・コンピュータ装置12に送信される前に試験される。実際1本 発明により、ネットワーク全体の完全性は、信号通信プロセスの予備部分として 定期的に試験されることができる。
従って9例えば、全プロセスおよび通信のサイクルが1秒の場合、最低限の基本 ネットワーク通信リングの完全性は好ましくは1秒ごとに試験され、この完全性 検査は無駄なまたは不完全な通信を回避するのに役立つ。
特に図1によれば、同期パルス(例えば、1バイトメツセージ)が、ネットワー ク・コントローラ16から。
光ファイバ・コンジット34.ブレークアウト回路26bおよび光ファイバ・コ ンジット36によって形成されるリングへ伝送される。この同期パルスの目的は 、信号がその反時計回り方向で正しく伝送されているかどうかをLeftプロセ ス制御コンピュータが判断できるようにすることにある。この点に関しては、所 定の時間(例えば、300マイクロ秒のタイムアウト)内に光ファイバ・コンジ ット36を介してブレークアウト回路26bの中継ポート32から同期パルスを 受信するということは1通信経路内の切断またはネットワークのこの部分での信 号の正しい伝送を妨害するような回路障害がまったく存在しないことを示す。同 様の同期パルスはその後。
反対方向でネットワーク・コントローラ16から伝送される。すなわち、光ファ イバ・コンジット36.ブレークアウト回路26bおよび光ファイバ・コンジッ ト34によって形成されるリングへ伝送され、信号が時計回り方向で正しく伝送 されているかどうかをLeftプロセス制御コンピュータが判断できる。
図2によってさらに十分に評価できるように、複数のブレークアウト回路26を 、ネットワークに信号分配の基本レベルを供給するために直列に接続することの できることも明らかである。この点に関して1図示されたリングを囲って第1の 同期パルスが循環に成功すれば、各ブレークアウト回路26e〜26kがこのパ ルスを受信し中継できたことが裏付けられる。より詳しくは、各ブレークアウト 回路26は好ましくは、それ自身を識別する信号をネットワーク・コントローラ 16に伝送することによってその同期パルスに応答する。しかし例えば。
ブレークアウト回路26kがその同期パルスをネットワーク・コントローラ16 に中継し戻さなければ、その後の反対方向への同期パルスの伝送により、信号の 遮断が発生した場所を確定するのに役立つのみならず、プロセス制御コンピュー タ14およびそのネットワーク・コントローラ16が信号分配の基本レベルにお いて各ブレークアウト回路26との間で信号の送受信を行なうために必要な必要 な経路を決定することが可能になる。完全性試験プロセスの結果として、ネット ワーク・コントローラ16は、各フィールド・コンピュータ装置12との信号の 送信または受信に要する経路情報をランダム・アクセス・メモリ(RAM)に記 憶する。即ち、フィールド・コンピュータ装置12の一部に向けられた信号は、 先ファイバ・コンジット34によって伝送されるが、フィールド・コンピュータ 装置12の他の部分に向けられた信号は、同一の全タイミングサイクル(例えば 、1秒)の期間に光ファイバ・コンジット36によって伝送することができる。
また図2は、ブレークアウト回路26が、ブレークアウト回路26e〜26fお よび26h〜26j等の信号リピータとして機能するのに役立つことを示してい る。
従って、フィールド・コンピュータ装置12がプロセス制御コンピュータから相 当の距離(例えば、1.6km)にある場合、このような遠隔のフィールド・コ ンピュータ装置が正確な信号受信ができるようにするのに必要な信号転送を行う ために、1個以上のブレークアウト回路を使用することができる。
再び図1について説明すれば、各フィールド・コンピュータ装置12は、プロセ ッサ・シャーシ38.DCシヤーシ40および拡張DCシャーシ42を含むこと が示されている。プロセッサ・シャーシ38は、フィールド入出力コントローラ としても引用される3個の冗長フィールド・コンピュータ回路、ならびに、それ らの関係するアナログ入力(AI)処理回路、アナログ出力(A O)処理回路 およびディジタル出力(D O)処理回路を含んでいる。本発明の1形態では、 ディジタル入力(DI)回路はフィールド入出力コントローラ回路基板に含める こともできる。図1に示すように、プロセッサ・シャーシは、フィールド・コン ピュータ装置12の各冗長コンピュータ回路用のデバッグ・パネル44を備えて おり。
技術者はこれらの回路の選択された内部動作を視覚的に知ることができる。DC シャーシ40は一般に3つの機能を提供する。DCシャーシ40の基本機能は、 DCフィールド計装設備用に接続点を提供することである。さらに、DCシャー ン40は、a信ネットワークの光ファイバ・コンジット46および48を終端さ せるために利用される先ファイバ・マウント・ボードの取付は場所となる。また 、DCシャーン40は、フィールド・コンピュータ装置12の回路素子をフィー ルドで生じる可能性がある高エネルギ・サージ(例えば、落N)から保護するた めに使用される受動素子回路基板の取付は場所ともなる。この受動素子回路基板 はアナログおよびディジタルの各入力信号用の受動素子回路を含む。それらの受 動素子回路は、正の温度係数(PCT)の抵抗器およびツェナーダイオードを従 来の回路保護構成内に含む。拡張DCシャーン42は、ディジタル入力およびア ナログ入力の必ずしも全部がDCシャーシ40によって収容され得ない場合に、 増設のD1回路およびA1回路ならびに受動素子回路の取付は場所となる。
図1はまた。プロセッサ・シャーン38の各冗長コンピュータ回路が好ましくは 分離型電源50に接続されることを示している。この電源用回路50については 1図16A〜16Gによって説明する。これらの各電源用回路50は、好ましく はそれ自身のバックアップ用バッテリ52を備えている。バックアップ用バッテ リ52により、電源として通常に供給されている交流電源が一時的に使用不能と なった場合に、フィールド・コンピュータ装置12の無停電作動が容易となる。
従って1電源50のいずれか1個が故障するかまたはフィールド・コンピュータ 装置12への交流電力供給が遮断されても、そのフィールド・コンピュータ装置 12により制御されている基本的な物理的プロセスには影響を及ぼさないことが 評価されるべきである。また、電力の損失恐れを回避するための選択肢として、 従来の無停電電源装置を使用できることも評価すべきである。
図3について説明する。分散型インタフェース・システム10のブロック図が示 されている。これに関しては。
図3では1両方向で示されている矢印54を用いて、信号通信の流れの双方向性 が示されている。さらに図3は。
各ブレークアウト回路26が好ましくはデバッグ・パネル56を備えていること を示している。ここで説明する各デバッグ・パネル、すなわちデバッグ・パネル 18゜44および56は単に、これらのデバッグ・パネルが取付けられている各 種回路の保守または修理においてフィールド技術者を支援するために備えられて いる。さらに図3は1 フィールド・コンピュータ装置12に接続されているデ ィジタル入力、ディジタル出力、アナログ入力およびアナログ出力用の一般的装 置も示している。しかし、後述の説明から評価されるように、各フィールド・コ ンピュータ装置12は、相当数の上記のようなフィールド計装設備の入出力を処 理することができる。
図4について説明する。インタフェース・システム10のデータ/コマンド/プ ログラム信号通信の流れのブロック図である。これに関しては、3個の円形58 〜62が、フィールド・コンピュータ装置12への例示的な信号入力を示すため に使用されている。従って1例示アナログ入力信号58は4〜20mAの電流信 号入力を有することができ1例示ディジタル入力信号60はスイッチの開閉を指 示する信号を有することもできる。これらの信号がフィールド・コンピュータ装 置12によって受信されると、それらの信号は「生データ」と呼ばれ(ブロック 64)、また、その生データの全部がフィールド・コンピュータ装置12の各冗 長コンピュータ回路によって読み取られることが評価されるべきである。フィー ルド・コンピュータ装置12の各冗長コンピュータ回路は、それ自体の1組の対 応する入力センサを備えることができるが1冗長コンピユ一タ回路の各々が同一 の入力信号を受信することが好ましい。特定のプロセス状態を検出するために2 個以上のセンサを備えることが望ましい場合にも、なお各冗長コンピュータ回路 がそれらの対応する各センサから入力信号を受信することが好ましい。
このような場合、冗長コンピュータ回路は、それらの対応する各信号を個別の入 力信号として処理することになる。すなわち、流体の流れにおける同一位置での 流体の流量を検出するために3個の流量計を使用した場合、3個の冗長コンピュ ータ回路はそれぞれ、それらの3つの入力信号の各々を処理し、それらの3つの 入力信号をそれぞれ相互隣接通信によって相互に共用する。このようにして、そ れらの冗長コンピュータ回路の全電源を、正確な決定を最終的に下すための最善 の機会が得られるように利用することができる。また、ブロック64は、生デー タ信号がDOT値およびAOT値を含むことを示していることにも注目しなけれ ばならない。これらの値は。
フィールド計装設備に送信された出力値がプロセス制御コンピュータ14aおよ び14bから受信された指令値に従っているかどうかを、フィールド・コンピュ ータ装置12の適当な回路およびソフトウェアが判断できるようにするために使 用される。フィードバック信号またはトランク信号である。これらのフィードバ ンク信号またはトラック信号はまた。出力が所要の状態にあることの保証として 想定される使用に備えて、プロセス制御コンピュータ14aおよび14bへ送信 される。
生データ信号が受信されると、各冗長コンピュータ回路は個別にそのデータが妥 当であるかどうかを判断する(ブロック66)。この最初の妥当性検査は、入力 回路基板が正しく装着されていなかったり、動作不能であったりした場合に生じ るような、不正確な入力データの送信を防止するのに役立つ。また、各冗長コン ピュータ回路はそれぞれがフィールドから読み取ったデータの交換も行う。アナ ログ人力信号の場合、各冗長コンピュータ回路は、それぞれの入力データ信号と 隣接コンピュータ回路からの入力データ信号との間の差異をチャネルごとに所定 の許容限界にもとづいて比較照合し、その信号が比較的広い範囲の許容水準内に あるか比較的狭い範囲の許容水準内にあるかを判断する。
各入力の妥当性が確認された信号は1図17A〜17Eおよび図18A〜18N の流れ図によってより十分に説明する通り、冗長コンピュータ回路によって個別 に裁定される(ブロック68)。妥当性検証されたデータ信号がソフトウェアに おいて裁定されると、冗長コンピュータ回路は、光ファイバ・コンジット46〜 48によりプロセス制御コンピュータ14aおよび14bへ転送すべき特定の入 力値を選択する(ブロック70)。この点に関しては、フィールド・コンピュー タ装置12には3個の冗長コンピュータ回路が含まれでいるが、この実施例では 信号を搬送するために2組の先ファイバ・コンジット46〜48だけが使用され ていることに注意しなければならない。従って、裁定されたデータ信号は、3個 の冗長コンピュータ回路のうちの2個からブレークアウト回路26(ブロック7 2〜74)およびネットワーク・コントローラ16(ブロック76)を介して、 プロセス制御コンピュータ14aおよび14bへ同時に送信されることが評価さ れるべきである。
プロセス制御コンピュータ14aおよび14bが各自のプロセス制御を決定を下 すと、(個別のまたは一致した)出力信号が、LeftおよびRight両方の ネットワーク・リングを経て適切なフィールド・コンピュータ装置12へ同時に 送信される。本発明に従えば、出力値信号をLeftおよびRight両方のネ ットワーク環を経て適切なフィールド・コンピュータ装置12へ同時に送信する 必要はない。詳細に言えば、ここで、LeftおよびRightのプロセス制御 コンピュータ14aおよび14bのネットワーク・コントローラ16は。
それ、らのクロックのタイミングがそれぞれのプロセス制御コンピュータのクロ ック信号に対して好ましくはソフトウェアで1秒に1回ずつ調整されているとし ても、各自のクロックのもとづいて動作することに注目しなければならない。同 様にして、プロセス制御コンピュータの一方(例えば、コンピュータ14b)は 、好ましくは自己のクロック信号を他方のプロセス制御コンピュータ(例えば、 コンピュータ14a)のクロック信号に合わせる。同様に、フィールド・コンピ ュータ装置12の各冗長コンピュータ回路のクロックは、好ましくは各プロセス 制御サイクルについてそれらのクロックのいずれか(例えば、Leftコンピュ ータ回路)に合わせられる。
従って、プロセス制御コンピュータ14aおよび14b。
ネットワーク・コントローラ16およびフィールド・コンピュータ装置のそれぞ れのクロックは、そのクロック信号を所要の許容差(例えば、4ミリ秒)内に維 持するために定期的な調整を行うことができることに注目しなければならない。
いずれにせよ、出力値信号がフィールド・コンピュータ装置12で受信されると 、それらは冗長コンピュータ回路の各々に通信され、ブロック78の「未裁定デ ータ」となる。その後1本発明に従えば、各冗長コンピュータ回路は、ソフトウ ェア上でこれ頓の出力値信号を個別に裁定する(ブロック80)。最後に、各冗 長コンピュータ回路は1図10AおよびIOBに関して以下で詳述する1組のア ボート回路を介して、裁定された出力値信号をフィールド・ディジタル出力値装 置84およびフィールド・アナログ出力値装置86へ送信する(ブロック82) 。しかし、ここで、アボート回路が、ソフトウェア裁定を通じて冗長コンピュー タ回路により決定を行わせる点に注目しなければならない。
プロセッサ・シャーシ40の透視図を示す図5について説明する。プロセッサ・ シャーシ40は一般に金属製ハウジング88およびマザーボード90を有する。
マザーボード90は、ハウジング88の背面によって垂直に支持されているので 、バックブレーン・ボードと称することもある。このバックブレーン・ボード9 0は、バックブレーン・ボードに装着される各種回路基板を接続するために必要 なコネクタおよび導体を含んでいる。この点に関しては1図5は、フィールド・ コンピュータ装置12に含まれる3個の冗長コンピュータ回路92〜96の各々 について1個別の回路基板を備えていることを示している。このようにして、こ れらの3個の個別のコンピュータ回路基板92〜96のいずれも、他のコンピュ ータ回路基板の動作に影響を与えずに迅速に取り外し交換することが可能である ことが評価されるべきである。
実際、これらのコンピュータ回路基板92〜96のいずれも、修理または交換の 場合、プロセッサ・シャーシ40から引き抜くだけでよい。しかし、このコンピ ュータ回路基板の電力は、その回路基板がプロセッサ・シャーシ40から取り外 され、再設置される間、一時的に遮断されていることが好ましい。いずれにして も、修理されているフィールド・コンピュータ装置からの出力信号によって物理 的プロセスが制御され続けていても、他のコマンドまたはソフトウェアの変更は いっさい不要である。
図5はまた1個別のアナログ入力回路基板、ディジタル出力回路基板およびアナ ログ出力回路基板もバックブレーン・ボード90に装着されることを示している 。これらの各入出力回路基板は、場合に応じて複数の異なる信号入出力を取り扱 える能力がある。また、高速アナログ入力回路基板も、交流波形電源システムに おける電気的パラメータを測定するためにフィールド・コンピュータ装置12内 のシャーシ位置のいずれか1つに含めることが可能であることに注目しなければ ならない・この高速パワーアナライザの説明は、Glazerらにより共有譲渡 された1990年3月30日出願の“HighSpe6d Power Ana lyzer+と題する特許出願番号箱502,050号、現在、米国特許番号筒 5,151,868号に見ることができる。この米国特許は、参照により本書と 一体を成す。
図6A〜6Uについて説明する。冗長コンピュータ回路のうちの1個の略図につ いて説明する。単純化するために、この冗長コンピュータ回路またはフィールド 入出力コントローラは、以下では総称的にコントローラ100と称する。また、 この実施例では、コントローラ100はコンピュータ回路92〜96の各々につ いて複製されることも評価しなければならない。しかし、妥当な用途においては 他の適切な冗長コンピュータ回路を使用することができ、また、必ずしもその冗 長コンピュータ回路の全部を代替させるのではなく、それらの回路の1個以上を 更新された回路と代替させることもできることが評価されるべきである。
図6Aは、コントローラ100がマイクロプロセッサ回路チップU40を含んで いることを示している。本発明の1形態では、このマイクロプロセッサU40は Inte1社製のマイクロプロセッサ・チップ80G31BH−1を有するが、 用途または技術上の前進が保証されれば、上記チップまたは本明細書中に示した 他の回路チップのいずれについても、他の適切なチップを使用してよいことが評 価されるべきである。また、コントローラ100のこのマイクロコンピュータ核 は、128Kx8のE P ROMメモリ (58255P−551)U41゜ 128Kx8のバッテリ・バックアツプRAMメモリ(58255P−551) U42およびメモリ・アドレス・ラッチ(74HC573)を含む。コントロー ラ100のマイクロコンピュータ核はさらに1図6Bに示したメモリ・コントロ ーラ(EP1810)U44を含む。
この実施例では7コントローラ100のプログラムは。
上記のEPROM回路またはバッテリ・バックアツプRAM回路のいずれか一方 に記憶させることができる。バッテリ・バックアップRAMの使用は、少なくと もある面で特に有利である。すなわち、バッテリ・バックアツプRAMメモリU 42は、更新されたプログラムが、そこに記憶された情報の変更に関してメモリ ・デバイスを電気的に構成する必要なく、いずれかの使用可能な通信タイムスロ ットで光ファイバ・ネットワークを通じてプロセス制御コンピュータ14aおよ び14bからコントローラ100ヘダウンロードできるようにするのに役だって いる。
重要なことであるが、更新プログラムを1個以上のフィールド・コンピュータ装 置12ヘダウンロードするプロセスが、制御されている物理的プロセスの進行中 の運転を妨害しないことに注目しなければならない。さらに詳細に言えば、一度 に1個のコントローラ100のプログラムしか更新さないので、その結果、残り の他の2個のコントローラは、各自の現用プログラムのもとてフィールド人出力 を処理し続けることができる。本発明の1形態テは、RAM U42は、実際の プログラム記憶要求条件が64Kを超えないが、128にバイトの記憶容量を有 する。これにより、データおよびプログラム・メモリの両者を同一チップ上に格 納することができる。記憶容量を倍にすることによって、プログラム・メモリの 現在の内容を分配することなく、コントローラがプロセス制御を行っていない間 に、更新されたプログラムをロードし、検証することが可能になる。この妥当性 検査が完了した後、その更新プログラムは1次のプログラム・サイクルで使用さ れるためにRAM U42の下位64にのメモリ・ロケーションへ移される。
更新されたプログラムがフィールド・コンピュータ装置12のコントローラ10 0の1つのRAM U42に正しくダウンロードされると1続いて、順に他のコ ントローラ100のRAM U42にロードされる。以下で説明するように、各 コントローラ100は、コントローラ100の1つに送られた更新プログラムへ の、フィールド・コンピュータ装置i!12の別のコントローラのRAMメモリ U42への複写を可能にする1相互隣接シリアル通信リンクを含んでいる。この ような相互隣接通信リンクにより、また、コントローラの1つに対して、かかる 動作が要求された場合には、別のコントローラのプログラム・メモリを完全に復 元させることができる。従って1分散型インタフェース・システム10の各フィ ールド・コンピュータ装rIL12は、フィールド・コンピュータ装置でいかな る手動工程も行う必要なく、また、物理的プロセス自体においていかなる遮断も 伴わずに、更新されたアブリケーンコン・プログラムを備えることができる。実 際、フィールド・コンピュータ装置12の一部または全部が全体的にアドレス指 定されたネットワーク・メツセージによって更新されたプログラムを同時に受信 する光ファイバ・ネットワークにより同報通信ダウンロード動作を使用すること も可能である。すなわち、プロセス制御コンピュータ14aおよび14bは1選 択したフィールド・コンピュータ装置へメツセージを送るために、対応する各ブ レークアウト回路26のアドレスを同報メツセージ内に設定することによって1 分散型インタフェース・システム10の適当な数だけのフィールド・コンピュー タ装置12に更新プログラムを送信することができる。
RAMメモリU42およびROM <およびブートストラップ)メモリU41は 、多重化アドレス/データ・バスPO(ピンPO−1〜PO−7)および共通ア ドレス・バスP2(ピンP2−0〜P2−7)を共用する。これに関しては、メ モリ・アドレス・ラッチU43は、コントローラ100の各種構成要素により使 用されるために多重化アドレス/データ・バスからアドレス・バスAD(ピンA D−0〜AD−7)を生成する。すなわち。
メモリ・アドレス・ラッチU43は、EPROMメモリU41などの構成要素に よる以後の使用のためにピンPO−1〜PO−7でアドレスまたは部分アドレス を捕捉する。例えば、ピンAD−0,AD−3およびAD−7は、プログラム可 能な論理デバイスであるメモリ・コントローラU44に向けられる。これらのア ドレス・ピンおよび他の必要な入力ビン(例えば、/WR)のディジタル状態に 応じて、メモリ・コントローラは、そのチップの内部ソフトウェア構成に従って 出力信号を生成する。
このような出力の一例として、メモリ・コントローラは。
RAMメモリU42の/CEポートに送られる/RAM信号を生成する。この特 定のメモリ・コントローラU44からの信号によって、RAMメモリ・チップU 42はメモリ・コントローラによって生成されるr/RAM−WRJ信号等の他 の関係する信号との組合わせによりデータを読み書きすることができる。
図6Aにはまた1手動リセット・スイッチSW4も示されており、これは、技術 者がコントローラ100のマイクロプロセッサU40をリセットできるようにす るためにフィールド・コンピュータ装置12のフロントパネルに従来通りに配置 させることができる。しかし1本発明に従えば、フィールド・コンピュータ装置 12のいずれか2つのコントローラによりオペレータ介入を要さずに残りのコン トローラをリセットできる隣接制御リセット回路102が備えられている。この リセット回路102は、NIR8TおよびN2RSTの2つの人力信号を有する 。これらの信号はそれぞれ、そのコントローラに対する他の隣接コントローラの うちのいずれかからのリセット要求を表している。NIR5T信号は光カプラ( MOC8021)U36に向けて送られ、N2R8Tその隣接コントローラの少 なくとも一方がそのリセット要求信号のディジタル・ステータスを変えるまでは 、当該コントローラの動作が禁止される。本発明にもとづく動作方法に従えば、 非応答コントローラは、そのコントローラを永久的にリセットさせるという決定 が下される前に、一時的にリセットされる。非応答コントローラを一時的にリセ ットするための最初の決定は、好ましくは。
2つの連続したプロセス制御サイクル(例えば、2秒)の間に何効な入出力通信 メツセージが受信されなかった後に下される。従って、この方法は少なくとも1 つのプロセス制御サイクルの隣接コントローラ間の通信に対する故障許容を見込 んでいることが評価されるべきである。
非応答コントローラが一時的にリセットされた後所定の時間内に(例えば、20 秒)隣接コントローラとの通信を開始しない場合、隣接コントローラは個別にそ の非応答コントローラの永久リセットを要求する。非応答コントローラが交換ま たは修理されると、永久リセット状態は、それまで非応答状態にあったコントロ ーラを再始動するために、隣接コントローラの適切なデータ・テーブル位置にあ るソフトウェア値の変更によって終了させることができる。また、各コントロー ラ100は、好ましくは、必要に応じて健全性解析のために記録が使用できるよ うに、各々が隣接コントローラのリセット状態の要求を行った回数のカウントを 維持する。
各コントローラは、好ましくは、1プロセス制御サイクル(例えば、1秒)に3 回各自の隣接コントローラと通信することに注目しなければならない。詳細に言 えば。
コントローラの各々は隣接コントローラと以下の信号を通信する。すなわち、フ ィールドから受信された入力信号、プロセス制御コンピュータの一方から受信さ れた出力信号、および、以下で詳述する各種診断信号である。
本発明の1形態では、これらの通信はそれぞれ、所定の時間ウィンドウ(例えば 、8ミリ秒ごと)中で生起することができる。
また、マイクロマネージャ回路U28は2通常+5vのVCCm力線の電圧を監 視する。この監視機能により。
このVCCm力線が瞬時にも所定の電圧(例えば、+3V)を下回った場合、一 時的リセット状態が適用され得る。さらにマイクロマネージャ回路U28は、V CC電力線がOvにまで低下した場合に、RAMメモリU42の供給電源をリチ ウム・バックアップ用バッテリB1に切り換えるためにも用いられる。マイクロ マネージャ回!8 U 281i P ROT −CE RA M信号を制御す ル。コノ信号は通常、CERAM信号の後に続くが、バッテリ・バックアップ状 態の間は高位にラッチされる。重要なことだが、この手順により、上記のメモリ 回路は、いずれの新しいデータも各自のメモリ・ロケーションに書き込むことを 禁止される。この手順は、停電によるR A Mメモリに含まれるデータの破壊 の可能性を防止するために用いられる。
光カブラU35およびU36は、コントローラ100をその2つの隣接コントロ ーラから電気的に絶縁していることも指摘しなければならない。この実施例では 、コントローラのいずれか]っの電気的障害がその隣接コントローラの動作に影 響を及ぼさないようにする目的で。
冗長コンピュータ100の間の通信経路全部を絶縁するために光カブラが受信端 で使用されている。
図6AのマイクロプロセッサU40からの相互隣接信号送信は1図6Hのシリア ル通信ドライバ(74H138)U38によって容易となる。図6Hに示すよう に。
マイクロプロセッサU40のシリアル出力ボートからのTXDATA信号は、シ リアル通信ドライバU38の/G2B入カポートに結合される。従って、シリア ル通信ドライバU38は、マイクロプロセッサU40からのTXDATA信号を 、複数の異なる通信経路の1つ以上に送るために使用されていることが評価され るべきである。
これらの通信経路はNFITXD信号およびNF2TXD信号を含み、これらの 信号はそれぞれ、異なる隣接コントローラ100へのシリアル通信信号を表わし ている。
また、4つの追加のシリアル通信出力信号ストリームも備わっている。すなわち 、TXDATAAO,TXDATAAI、TXDATAA6およびTXDATA l 1である。TXDATAAO信号は、アナログ出力値の搬送および以下に説 明する非干渉試験を指示するためにフィールド・コンピュータ装置12のアナロ グ出力回路に向けて送られる。これに関しては、プロセス制御コンピュータ14 aおよび14bからフィールド・コンピュータ装fi!12へ送信されたアナロ グ出力値信号は、その後。
コントローラ100のマイクロプロセッサU40によって処理され(例えば、ソ フトウェア裁定)、シリアル通信ドライバU38を介してフィールド・コンピュ ータ装置の適切なアナログ出力回路基板に送られることが評価されるべきである 。さらに、裁定されたアナログ出力値信号は9本発明に従えばその必要がまった くないために。
いずれの隣接コントローラにも送信されないことに注目しなければならない。従 って、ここで、他のコントローラのいずれも各自のアナログ出力回路に送信され た特定のアナログ出力値号に気づいていないことが評価されるべきである。他の 3つのシリアル通信信号(TXDATAl、、TXDATA6およびTXDAT AI 1)は、数値および構成データを要求するために特定のアナログ入力回路 へ送信される。
図6Hのシリアル通信トライバU38の最後の残りの2つの出力信号は、MAI N XMIT信号およびPRT XMIT信号である。M A I N X M  I T信号は。
先ファイバ・ネットワークを介してのプロセス制御コンピュータ14aおよび1 4bの一方との通信のために。
図15Bに示すようなトランスミッタ回路へ送られる。
これに関しては、MAIN XMIT信号はフィールド・コンピュータ装置12 に接続されたブレークアウト回路26の適切なボートに送られる。PRT XM IT信号は単に、所要の場合に付加的な通信能力を提供するにすぎない。Lef tおよびRightのコントローラ間のフィールド・コンピュータ装置12の中 間スロットに装着されるコントローラ100に関しては、この特定の実施例では 、MAIN XMIT信号およびPRT XMIT信号用には接続はまったく用 意されてない。しかし、特に3台の冗長プロセス制御コンピュータ14が設けら れている場合、光ファイバ・ネットワークは、フィールド・コンピュータ装置1 2に含まれる各コントローラ100に1組の光ファイバ・コンジットを備えるよ うに修正することが可能であることが評価されるべきである。
図60は、マイクロプロセッサU40の多重化データ/アドレス・バスPOに結 合されている信号分配回路104を示す。マイクロプロセッサU40からこの信 号分配回路104へ送られた信号は、1組の8進形り型ラッチ回路(74HC5 73)U37およびU32によって緩衝される。ラッチ回路U32はコントロー ラ100のデバッグ・パネル44へ信号を送信するために使用され。
他方、ラッチ回路U37は他の複数の回路チップによって用いられる信号分配バ スRP(ピンRP−0〜RP−7)を生成する。図60でRPババス接続された 回路チップの各々は、8ビツト・アドレス指定可能ラッチ回路(75HC259 )を有する。
ラッチ回路U30およびラッチ回路U39の一部は。
バックブレーン・ボード90を介してコントローラ100と接続されている特定 のディジタル出力回路へ個々のディジタル出力「セット」信号を送信するために (ピン5DO−1〜5DO−10)使用されている。従って。
プロセス制御コンピュータ14aおよび14bからフィールド・コンピュータ装 置12へ送信されるディジタル出力値信号は、以後、コントローラ100のマイ クロプロセッサU40によって処理され(例えば、ソフトウェア裁定)、ラッチ 回路U30およびU39を経てフィールド・コンピュータ装置の適切なディジタ ル出力回路基板に向けて送信されることが評価されるべきである。
ラッチ回路U22.U26.U34およびU39は。
アナログ出力「アボート」信号AAOおよびディジタル出力「アボート」信号A DOを、それぞれ、隣接コントローラのアナログ出力回路ディジタル出力回路へ 送信するために使用される。例えば、ラッチ回路U22はディジタル出力「アボ ート」信号ADO2−3〜ADO2−10を生成し、ラッチ回路U26はディジ タル出力[アボート」信号ADOI−2〜ADOI−9を生成する。
この表記は、ラッチ回路U22からのディジタル出力「アボート」信号の全部が 、この特定のコントローラ回路に対して「隣接コントローラ2」と指定されるコ ントローラ100のディジタル出力回路へ向けて送信されることを表す。同様に 、ラッチ回路U26からのディジタル「アボート」出力信号の全部は、「隣接コ ントローラ1」と指定されるコントローラのディジタル出力回路へ向けて送信さ れる。また、ADOI−9およびADO2−9等に対応する最後の桁を持つ特定 の信号は、同一のディジタル出力チャネルに関係している。従って、一連の対応 するディジタル出力「アボート」信号は、フィールド・コンピュータ装置12内 の隣接コントローラのディジタル出力回路へ送信されることが評価されるべきで ある。
アナログ出力「アボート」信号に関しては、これらの信号が本質的にアナログで はないことが評価されるべきである。むしろ、ディジタル出力「アボート」信号 の場合と同様、アナログ出力「アボート」信号は、高位ディジタル状態(論理の 1)または低位ディジタル状態(論理の0)のいずれかである。さらに、ディジ タル出力「アボート」信号およびアナログ出力「アボート」信号の両者について 対応する表記を使用している。従って。
一連の個別のアナログ出力「アボート」信号は、フィールド・コンピュータ装置 12内の隣接コントローラの各々のアナログ出力回路に送信されることが評価さ れるべきである。以下でのアナログ出力回路およびディジタル出力回路の説明( 例えば1図10A〜10B)によってより明白になるように、これらの出力「ア ボート」信号は、コントローラ100の各々によりソフトウェア裁定の決定を行 わせるために使用される。これらの裁定の決定は、上述のディジタル出力「セッ ト」信号およびアナログ出力信号によって表わされる。
図60の信号分配回路104は、コントローラ100の各種機能のために使用さ れるラッチ回路U33も含んでいる。例として、FANON、C00LONおよ びHEATON等の、フィールド・コンピュータ装置内部を許容温度範囲内に維 持するためのいくつかの温度制御信号が示されている。これらの信号名が示すよ うに、フィールド・コンピュータ装置12は、そのフィールド・コンピュータ装 置がこのような対策が望ましい環境に配置された場合に、1個以上のファン、ヒ ータおよび/または空冷装置を装備することができる。BAT信号は、電源回路 50に関連して説明する負荷試験を開始するために、バッテリ52の充電器をオ フにするために使用される。BATOFF信号は、バッテリ52の電力を排流す る際にフィールド・コンピュータ装置への+5v電力線を遮断するために使用さ れる。同様に、/C0N5ERVE信号は、バッテリの電力を保存するためにフ ィールド・コンピュータ装置への+26V電力線をオフにするために使用される 。XGFLT信号は、フィールド拳コンピュータ装置の地電位と真の地電位との 間の差異を試験する回路を制御するために使用される。
DEADSET信号は、デツトマンタイマ・アボート開始回路として使用される 再トリガ可能な単安定マルチバイブレータ回路(74LS122)U21に向け て送信される。これに関しては、キャパシタC49および抵抗R102が基本パ ルス時間を決定し、また、DEADSET信号が、/ABRES出力信号および DEAD出力信号が各自の遮断状態に切り替わるのを防止するために使用される 。図60に示す通り、/ABRES出力信号は、ラッチ回路U22.U26.U 30.U34およびU39の/CLRポートに向けて送信される。従って。
/ABRES出力信号は、DEADSETストローブがマイクロプロセッサU4 0からマルチバイブレーク回路U21のリトリガ・タイマへ受信されない場合に 、上記の指示されたラッチ回路を全部同時にリセットさせる働きをする。DEA DSET信号は、マイクロプロセッサU40が正しく機能している時には各プロ セス制御サイクルに1回送信される。DEAD信号は、アナログ出力回路がフィ ールドへ電力を送らないようにするために。
アナログ出力回路に向けて送信される。
また1図6Bは、PLD回路U44が、上述の数個の回路チップのイネーブル・ ポートに送られるデマルチプレクスされた出力信号(OUTO〜0UT7)を生 成することを示している。例えば、0UT5信号はラッチ回路U22へ送信され 、このラッチ回路をイネーブルにさせ、線RP−0でHIGH/LOWデータ信 号を捕捉し。
その信号を線RP−3〜RP−3によってアドレス指定された出力ポートへ向け て送る。さらに、0UT6および0UT7信号は1図6Kに関して説明するディ ジタル−アナログ・コンバータ回路U1に向けて送信される。
PLD回路U44はまた。デマルチプレクスされた出力信号(INO〜lN6) も生成し、これらの信号は図6Fおよび6Gに示した各種「読み取り」回路に向 けて送信される。従って1例えば、PLD回路U44からのIN3信号は1図6 Fに示したリモート・アドレス「読み取り」回路106のトライステート・/り ・ソファ回路(74HC244)U16のイネーブル・ポート(/IGおよび/ 2G)に向けて送信される。これに関しては。
スイッチSW1およびSW2 (230034G)はコントローラ100のフィ ールド・アドレスを決定し、このアドレスは、プロセス制御コンピュータ14a および14bの一方からのメゾセージを受信するか、または、それへのメツセー ジを形成することが望ましい場合、/<スPOからマイクロプロセッサU40に よって読み取ることができる。また1図6Fはリモート・アドレス「読み取り」 回路106に類似の「読み取り」機能回路107も示している。この「読み取り 」機能回路107は、コントローラ100に対して、そのコントローラおよび/ または他のハードウェア特定設定値の電源供給設定をマイクロプロセッサ40に 知らせるために設定されたスイッチSW3を含んでいる。さらに「読み取り」機 能回路107は、デバッグ・パネル44で押されたキーに応答する一連のKEY O−KEY3信号を含む。これらのキーは1機能キー、記憶素子を読み取るため のキー、および、値をメモリ・ロケーションに入れるためのキーを含んでいる。
図6Dは、さらに別の「読み取り」回路108を示している。この「読み取り」 回路は1組のジャンパ線J7〜JIOを含んでおり、これらのジャンパiJ7〜 J10は、マイクロプロセッサU40に対して、コントローラ100にいずれの ハードウェア・バージョン/リヴイジョンが使用されているかがわかるようにす るために使用することができる。さらに、スイッチSW6は、将来の拡張用の空 間を提供するために使用されている。ジャンパ線J7〜JIOおよびスイッチS W6によって供給された信号は、トライステート・バッファ回路(74HC24 4)U61によって捕捉され、マイクロプロセッサU40のPOババス送信され る。
図6Eは、8進形フリップフロップ回路U62およびLEDバンク(LEDBA RIO)LEDIから成る表示回路109を示している。この表示回路は、技術 者が保守の際にコントローラの各種健全性の徴候を容易に知ることができるよう に、コントローラ回路基板上に使用されている。
図6Gについて説明する。3@01組の「読み取り」回路110〜114が示さ れている。これらの「読み取り」回路は1図7A〜7Cおよび図8A〜8Fに示 されているような複数のアナログ信号入力回路から読み取られるデータを解釈す る方法をマイクロプロセツサU40に知らせるために使用されている。例えば、 TYPEACおよびTYPEDC信号は、Left拡張シャーン42からの入力 信号が交流(AC)信号または直流(DC)信号を表しているかをマイクロプロ セッサU40を知らせる。さらに、バッファ回路U23〜U27へ送信されるF AMI−5AおよびFAMI−5Bなどの信号は。
それぞれ、マイクロプロセッサU40によって使用されなければならない広域線 形化ルーチンのディジタル指示を与える。例えば、これらの信号は、マイクロブ ロセ・ノサU40によって受信されたある信号がスマート入力回路基板から送信 されたちのであるか、または、標準入力回路基板から送信されたものであるかを 指示する。AITYPEl−AおよびAITYPE3−B信号は、マイクロプロ セッサU40によって使用される予定の特定の線形化ルーチンを指示する(例え ば、J形態電対とS形態電対)。
バッファ回路U31は、Al5ENSE1〜5等の信号を受信し、これらの信号 は入力回路基板および出力回路基板がフィールド・コンピュータ装置12に取付 けられているかどうかをマイクロプロセッサU40に知らせる。スイッチSW4 は、USE−DOAClなどの信号を構成するために使用されており、これらの 信号は、コントローラ10がLeft、MiddleまたはRightのいずれ のコントローラとして使用されているかをマイクロプロセッサU40に知らせる 。
図6Iは、複数のディジタル入力信号を図6Jに示す主マルチプレクサ回路(5 06)Ullに向けて送信するように構成された。16チヤネル・マルチプレク サ回路(506A)tJ9を示している。さらに詳しくは、ディジタル入力信号 はMDI−1〜MDI−10で示されている。これらの信号は図6Tおよび6U に示すプルダウン回路から得られる。アドレス線HDEVO〜HDE■3は、こ れらのディジタル入力信号の一つを主マルチプレクサ回路Ullへの出力として 選択するために使用されている。マルチプレクサ回路U9の出力ボートは。
主マルチプレクサ回路Ullへの送信のためのDILOCAL信号を生成するた めに、電圧ホロワとして構成されている演算増幅器(3140A)に接続されて いる。
図6Jの主マルチプレクサ回路Ullは、逐次近似回路116を介してマイクロ プロセッサU40へ連続パターンで送信するために複数の異なる入力信号のうち の1つを個別に選択するために使用されている。これらの入力信号は、アナログ ・レベルまたはアナログ・シリアル入力信号(例えば、MAI6−10L)、ア ナログ出力ステータス・トラック信号(例えば、AOT)、隣接コントローラか らのシリアル通信信号(例えば、NP2RXD)、および、光ファイバ・ネット ワークからのシリアル通信信号(例えば、MAIN RCV)を含む。また、主 マルチプレクサ回路Ullは、Left拡張シャーシ42のディジタル入力回路 からの複数の多重化アナログ電圧レベル信号を表すDI DISTANT信号。
および、同シャーシのアナログ入力回路からの複数の多重化アナログ電圧レベル 信号を表すDo DISTANT信号を受信する。DACCAL信号は、DAC 回路U1の外部校正を行うために使用することができる信号である。BOARD  FUNC信号は9図6にのマルチプレクサ回路UIOからの複数の多重化信号 を表す。DOLOCAL信号は、トラック値および非干渉試験からの戻り値とい った。1個以上のディジタル出力回路基板からの複数の多重化情報信号を表現す る。
逐次近似回路116は、抵抗R41を介して主マルチプレクサUllからの多重 化出力を受信する。逐次近似回路ユ16により、マイクロプロセッサU40はマ ルチプレクサUllがらの信号出力の電圧レベルを判断することができる。これ に関しては、主マルチプレクサU11からの出力は、コンパレータ(LM339 )U3への一方の入力を供給する。コンパレータU3への他方の入力は、逐次近 似回路116の連続部分として図6Kに示されたディジタル−アナログ・コンバ ータDAC回路(DAC708KH)Ulによって供給される・詳しくは、逐次 近似回路により、マイクロプロセッサU40は。
単一の信号入力線RXDATAによって複数のディジタルオよびアナログ両方の 入力信号を受信できるようになる。これは、DAC回路U1からの変化するVO UT信号レベルに応答してコンパレータU3の出力のオン/オフ切換えによって 行われる。マイクロプロセンサU40ハ、コンハレータU3が出力状態を変える その時まで。
RPババス介してDAC回路U1に一連の異なるディジタル電圧レベルを送信す る。これに関しては、マイクロプロセッサU40は好ましくは、許容範囲の中間 のディジタル電圧レベルから始めて、その値の高低を判断し。
その点から段階的に上下させることにより、バイナリ・サーチを実行する。マイ クロプロセッサU40はその後。
DAC回路U1へ送信された最後のディジタル電圧レベルの自己の知識によって 主マルチプレクサUllからの電圧レベル出力を判断する。従って、この逐次近 似手順とマルチプレクサの使用との組合わせにより、上述によらなければフィー ルド・コンピュータ装置12によって収集されるディジタルおよびアナログ入力 信号の全部を読み取るために必要となる入力ビンの数が、著しく減ることが評価 されるべきである。
また1図6には、DAC回路U1が、RPババスらのアドレス線DACO〜DA C2を生成する。8進形り形フリップフロップ回路(74HC374)U17を 介してアドレス指定されることを示している。さらに、このフリップフロップ回 路は、アドレス線LDEVO〜LDEV3も生成し、これらのアドレス線はレベ ル・シフト・バッファ回路(NC14504B)U18およびU19へ向けられ ている。これらのLDEVアドレス線は。
マルチプレクサ回路U9.UIOおよびUllに望ましい構成の要求に従って、 015V信号から0/15V信号へシフトされる。同様に、アドレス線P1−4 〜P1−7は・マルチプレクサ回路Ullへのアドレス線HP1−4〜HPI− 7を生成するためにバッファ回路(MC14504B)U13によってシフトさ れる。これに関しては、上記のマルチプレクサ回路の地電位GNDは。
OVてはなく10vに設定されていることに注目しなければならない。この理由 は1選択された特定のマルチプレクサのビン(506)が+VとGNDとの電位 差を22vに制限しているからである。しかし、GND電位を10Vに設定する ことにより、+v電位を25.5Vに。
また、−v電位を一5vに設定することができ、それにより、マルチプレクサ回 路は+/−15V11源により動作することが可能となる。このような構成では 、マルチプレクサ・チップが正しく動作できるようにするためにLDEVアドレ ス信号のレベルをシフトすることが必要である。
図6Kに示す通り、マルチプレクサ回路U10は、BOARD FUNC信号に よる主マルチプレクサUllへの選択および送信のために複数の多様な信号を受 信する。これらの入力信号には、基準電圧の現在の状!!!(例えば、+10V REF)、および、各種温度レベル(例えば、BDTEMP)が含まれる。
図6Lは、コントローラ回路基板またはその付近の温度の指示を行なうために使 用されている単純な温度センサ回路118を示している。この温度は、(AD5 02)QlBおよび抵抗R52によって形成されたトランスデユーサ回路によっ て検知され、キャパシタC13によってろ波される。
図6Mは、2個の温度制御出力回路120および122を示している。出力回路 120は図60のラッチ回路U33からのrHEATONJ信号に応答し、出力 回路122は同ラッチ回路からのC00LON信号に応答する。光カブラU14 およびU15は、それぞれ、光信号PHEATおよびPCOOLの送信による外 部加熱装置および冷却装置からコントローラ100を電気的に絶縁するために使 用されている。これらの光カブラは、1に源(TI317C)Q17およびQ1 8.ならびに、HEATON信号またはC00LON信号のいずれか一方の同時 生起によって駆動される。
図6Nは、指定の湿度および温度信号用のフィルタ回路124を示している。例 えば、外部温度信号人力EXTEMP−1は、その出力ではMEXTEMPと示 されており、これはその後1図6にのマルチプレクサ回路U10に送信される。
この外部温度信号は、冗長低温側基準接合点温度信号として使用することができ る。湿度信号HUMITY 1は、フィールド・コンピュータ装置ハウジング8 8内のセンサから得ることができる。これらの温度信号の1つ以上が、PHFA T信号またはPC00L信号が生成されるべきかどうかを判断するためにマイク ロプロセッサU40によって使用される。本発明の1形態では、フィールド・コ ンピュータ装置12の内部環境は10〜50℃の温度範囲に維持されることが好 ましい。
図60は、隣接コントローラと通信するための図6Hに示したシリアル通信ドラ イバ回路U38と連係して動作する。極く単純な・rンビーダンス回路126を 示す。
詳しくは1回路126は、それぞれ隣接コントローラの1個へのシリアル通信信 号を表すNFITXDおよびNF 2TXD信号を受信する。このインピーダン スにより。
コントローラ100の外部の信号線で短絡が発生した場合に、ドライバ回路U3 8が損傷から保護される。また。
図65が、隣接コントローラからの通信を受け付けるだめのシリアル通信受信回 路128を示していることにも注目されたい。これらの隣接コントローラの信号 は、光絶縁のために光カプラ回路U12へ渡される。これらの信号はその後、信 号NP2RXDおよびNPIRXDとして主マルチプレクサ回路Ullへ送信さ れる。
前述の通り、この相互隣接通信経路は、入出力値信号の他、更新または改訂され たブ0グラム・データを搬送するために使用することができる。従って、フィー ルド・コンピュータ装置12の3個のコントローラ100の間でのシリアル通信 用送信回路および受信回路の組合わせにより、フィールド・コンピュータ装置は 、コントローラによる上記のようなデータの相互交換によって入力データおよび 出力データの両方を裁定する能力が得られることが評価されるべきである。その 結果、Leftコントローラ回路基板92が光ファイバ・コンジット48を介し てフィールド計装の出力値信号を受信すると、それらの信号はLeftコントロ ーラ回路基板によってMiddleコントローラ回路基板94およびRight コントローラ回路基板96へも送信される。同様に、Rightコントローラ回 路基板96が光ファイバ・コンジット46を介してフィールド計装の出力値信号 を受信すると、それらの信号はRightコントローラ回路基板ニヨってMid dleコントローラ回路基板94およびLeftコントローラ回路基板92へも 送信される。
このようにして、3個のコントローラ回路基板92〜96の各々は、ソフトウェ ア上での独立した裁定に使用することができる3組の出力値信号を供給される。
本発明の1形態では、Middleコントローラ回路基板94は、Leftコン トローラ回路基板92またはRightコントローラ回路基板96のいずれかか ら出力値信号を受信する。出力値信号の裁定手順のさらに詳細な決定が1図17 F〜171および図180〜18Tに関連して行われる。
図6Pは、接地欠陥状態が発生したことを信号GNDFLTおよびマルチプレク サU9によってマイクロプロセッサU40に知らせるために使用される。接地欠 陥回路130を示している。これに関しては、XGFLT信号は図6Cのラッチ 回路U33から得られ、GNDFAULT信号はバンクブレーン・ボード90を 介してフィールドから得られる。接地欠陥状態は、シャーシの接地とFLTGN D端子との間の電位差が極めて小さくなった時に発生する。マイクロプロセッサ U40は、プロセス制御コンピュータ14が使用できるエラー・ビットを設定す ることによってこの状態に応答する。
図6Qおよび6Rは、コントローラ100に含まれる2個の典型的な電力調整回 路を示しているにすぎない。
図6Rに示した出力信号MM15は一15V電力線を監視できるようにするため に使用される。同様の電カニA!!回路はフィールド・コンピュータ装置12の 他の回路基板にも備わっている。上述の説明から評価されるべきであるが、コン トローラ100は、コントローラの各部を形成する回路チップを駆動させるため に複数の異なる電圧を必要とし、これらの電力調整回路は所要の電圧を生成する ために使用される。
図6Tおよび6Uはそれぞれ、ディジタル入力プルダウン回路132および13 4を示している。これらの回路の各々は、Q12といった電源回路(TL317 )を含んでおり、この回路は、指示された各ディジタル入力信号線(例えば、D I−1〜DI−5)に関係する電流ループによって2.5mAを駆動させるよう に設定されている。上記のディジタル入力線は1例えば、1組のスイッチ接点の 開閉を検知するために使用することができる。これらのスイッチの1個が開いて いる場合、電源は不首尾により2.5mAをほぼ無限大の負荷に押し上げようと し、その結果、検知線(例えば、MDI−1)からの測定電圧は20Vを超える ことになる。これらのスイッチの1個が閉じていれば、関係するディジタル入力 線は低インピーダンス経路を通じて接地に引き込まれ。
それと接続された検知線(例えば、MDI−1)は、はぼ2.5〜765■でマ ルチプレクサU9へ信号レベルを送信する。この電圧は、フィールド・コンピュ ータ装置12へのその信号入力に接続されているコントローラ回路基板の数に応 じて異なる。これに関しては、検知された電圧が1.5Vを下回った場合、マイ クロプロセッサU40は、検知回路の抵抗がディジタル入力回路が正しく動作し ていれば得られるはずの値を下回ることがら。
フィールド短絡状態が発生したと仮定することに注目すべきである。
次に図7A〜7Cについて説明する。アナログ信号情報処理用のスマート・シリ アル入力回路200の略図が示されている。この入力回路200は、5つの個別 の入力チャネルで受信された信号を非同期で処理することができる。これらの各 チャネルは、アナログ人力信号情報を表現するディジタル信号のストリームを受 信するようになっている。本発明の1形態では、フィールド・コンピュータ装置 12は、3個の冗長コンビ二−タ回路92〜96の各々についてこのような「ア ナログ」入力回路を3個使用することができる。これに関しては、入力回路20 0は1図5のプロセッサ・:/ヤーン40に示したカード・スロットの1つ(例 えば、Al1−5およびAl6−10)に設置される。図5に示していないが、 Al11−20アナログ入力回路についてもスロットが設けられている。従って 、フィールド・コンピュータ装置12は最大20個の個別のアナログ入力信号を 扱えることが評価されるべきである。
入力回路200は、適切なディジタル・ストリームを生成する適切なトランスミ ッタ・デバイスと連係して動作するように設計されている。好ましくは、アナロ グ信号を読み取り、それらからディジタル・ストリームまたはメツセージを生成 するために、(シリーズ100,200または300の)Smart Pres sureTransmitter、Smart Temperature Tr ansmitterまたはSma r tMAGNEW Flow Trans mitterといった。Honeywe 11社のトランスミッタが使用されて いる。これらのHoneywel1社のトランスミッタは、毎秒約3回、3つの 部分から成るディジタル・メツセージを生成する。詳しくは、このディジタル・ メツセージは、トランスミッタの状態、検知された基本アナログ値および構成/ ステータス・データを含む。また。
ディジタルメツセージは1頭部温度といったような二次変数値を含むこともでき る。
入力回路200は、トランスミッタから受信した生のデータを単にコントローラ 100へ送信する以上のことを行う能力があるという点で、「スマート」回路で あると言える。この点に関しては、入力回路200は、トランスミッタからのシ リアル・データ・ストリームを解読し、これらのストリームをコントローラ10 0に適合するフォーマットに変換する(それは最終的に、全値16ビツト符号付 き整数%としてプロセス制御コンピュータ14に送信される)、入力回路200 はまた。コントローラがデータを解釈したり、あるいはまた1通知されたエラー ・メツセージを送信するために利用することができる各種エラー・ビットも提供 する。これらのエラー・ビットは3例えば、“No Xm1tter()ランス ミッタなし)m ビット、”Parity Error(パリティ・エラー)゛  ビットおよび“Comm Error(a信エラー)“ビットを含む。“No  Xm1−tter” ビットは、トランスミッタが、所定の時間(例えば、3 82ミリ秒)内に入力回路200にシリアル・データ・ストリームを送信できな かった場合に設定される。Parity Error’ ビットは以下の場合に 設定される。a)先行メツセージの完了後48゜9ミリ秒未満に人力信号が検出 された場合、b)そのシリアル通信によって組み立てられている現在のバイトが パリティ試験に失敗した場合、または、C)スタート/ストップ・ビットのバイ ナリ値が誤っている場合。また。
入力回路200は、コントローラ100に対して、それが入力回路から受信する メツセージの「検査合計」検証をコントローラに実行させるメツセージを公式化 する・また、コントローラ100のデバッグ・パネル44も。
フィールド・コンピュータ装置12において上記のエラー・ビットを含むステー タス・バイトを調べるために利用することができる。例えば、技術者は1問題の ある特定のステータス・バイトのメモリ・アドレスを入力するためにデバッグ・ パネルを使用することができ、そのバイトの内容はデバッグ・パネルの表示装置 による目視検査のために表示される。
図7Aは、入力回路200用のレシーバ回路202を示す。1個のレシーバ回路 202しか示されていないが。
入力回路200は各トランスミッタについて個別のレシーバ回路を当然含むこと を評画しなければならない。コネクタ・ピンC3は、トランスミッタからレシー バ回路202ヘデイジタル信号ストリームを搬送するために回路の入口点として 使用されている。レシーバ回路202はさらに、以後の処理のために適切なディ ジタル信号レベル入力HONI (例えば、Hi gh : +5V、Low: OV)を生成するためにコンパレータ(LM339)AU5を使用する。コンパ レータAU5は好ましくは1回路への電圧入力が1.25Vを超えた時に論理の 0が検出され、0.83Vを下回った時に論理の1が検出されるように、0.4 2Vのヒステリシス・バンドにより0゜9vでトリガするように反転モードに設 定されている。
HON1信号は1図7Bに示す16MHzマイクロマイクロプロセッサ31)A U2のP1ポートに向けて送信される。マイクロプロセッサAU2によって使用 されるプログラムを記憶するために8Kx8 EFROM(27HC64)チッ プAU1が使用されている。このEFROMチップAUIは、マイクロプロセッ サAU2のP2ボートとは直接接続されており、POポートとはメモリ・アドレ ス・ラッチ(HC573)AU3を介して間接的に接続されている。マイクロプ ロセッサAU2からの多重化データ出力は、TXDATA信号によってコントロ ーラ100へ送信される。TXDATA信号は。
コントローラ100の主マルチプレクサUllに接続されたMAIプレフィック ス信号の1つと対応する。また。
マイクロプロセッサAU2は、コネクタ・ピンCI2から出ているRXDATA 信号線によってコントローラ100から信号を受信する。
図70は、入力回路200用の構成回路204を示す。
構成回路204は、4つの出力線(TYPEI〜TYPE4)を有するスイッチ ASWIを含む。これらの各線には、抵抗器バンク・チップARPIを介してプ ルアップ抵抗が接続されている。さらに、16進インバータ回路(HCO4)A U4からのインバータが、絶縁された1組の構成ラインをマイクロプロセッサA U2へ供給するためにスイッチASWIからの出力線の各々に接続されている。
これら各線に関するスイッチ位置は、(P3バスを介して)マイクロプロセッサ AU2に対して、適切な4ビツト・コードを用いて、レシーバ回路の各々に接続 されたトランスミッタ・デバイスの形式を知らせるために使用される。また、ス イッチの出力線はコントローラ100にも向けられている。これらの出力線は1 図6Gに示すAITYPEプレフィックス信号に対応する。
図7D〜7Mについて説明する。スマート・シリアル入力回路200の動作に関 係する一連の流れ図が示されている。これに関しては1図7Dは、Al5ERM AINと名付けられた全体流れ図206を示している。この流れ図206は、1 つ以上の割り込みのイネーブルによって終了する初期化ブロック208を含む。
その後。
プログラムの流れの制御はブロック210に移され、ここで、FIOと指示され ているデータの要求がコントローラ100から送られているか否かが判断される 。データが要求されていれば、UPLOADルーチンが呼び出される(ブロック 212)。UPLOADルーチンは図7Fに示されている。アップロード要求が 存在しなければ、マイクロプロセッサAU2は1図7Eの流れ図によって読み取 られたデータの全部が分析されたかどうかを判断する(ブロック214)。一連 のデータ割り込みに応答して受信されたデータが分析されていなければ1図7G (7)ANALYZEルーチンが呼び出される(ブロック216)。
図7F1.t、UPLOADルーチン212が、コントローラ100への7デバ ツグ・バイトの送信を含むことを示している(ブロック218)。これらのバイ トは好ましくはマイクロプロセッサAU2の内部RAMメモリに記憶されており 、それらはコントローラのデバッグ・パネル44によってアクセスすることがで きる。
図7Gは、ANALYZEルーチンが、受信されたアナログ入力信号の各々につ いて図7Hに示す5ERV■CEルーチン220を呼び出すことを示している。
ANALYZEルーチンは、トランスミッタがらのディジタル信号ストリームに ついて各種の妥当性検査を実行する。
例えば、流れ図220は、チャネルがクリアである(CHNCLR)かどうかを 判断するブロック222.チャネルがシリアル・データ・ストリームから情報バ イトを組み立てる処理中であるかどうかを判断するブロック224を含む。バイ トが組み立てられている途中であれば。
ブロック225で、処理中の情報が正しい割り込みによるものであるかどうかが 判断される。その後、正しいスタート・ビット、パリティ・ビットおよびストッ プ・ビットカ受信されたかどうかを判断するためにビット°カウントが使用され る。上記の設問のいずれかについて応答が否定であれば、BADPARITYビ ットが設定される(ブロック226)。データがそれらの検査に合格した場合、 ビット・バッファ(BITBUFF)の内容がメモリ・バッファMBUFFにコ ピーされ(ブロック228)、以後のアップロード・バッファUPBUFFへの 転送(ブロック229)に備える。その後、アップロード・バッファの内容は、 アップロード要求に応答してコントローラ100へ送信される。
図71〜7Mは、入力回路200からコントローラ100によって受信された信 号の解釈に関係するプログラムの流れ図を示す。これに関しては、Al31の流 れ図は、Smart AI Interfaceルーチンを呼び出すセットアツ プ・ブロック230を含む。Smart AI Interfaceルーチンは 、5ミリ秒のタイムアウトを与えており、この時間内にアップロード応答が受信 され1通信エラーについて検査されなければならない。通信エラーが検出された 場合、ステータス検査ルーチン5TCHKが呼び出される。5TCHKルーチン は、検出されたエラー(例えば1間違ったパリティ・ビットまたは検査合計ビッ ト)に応じて、1個以上の特定のエラー・ビットを設定する。通信エラーがまっ たく検出されなければ1図7J〜7LのOKA I Sルーチンへの飛越しが行 われる(ブロック232)。
図7Jのブロック234に示された通り、OKAISルーチンは、入力回路20 0から送信されたメツセージに一次変数値が含まれているかどうかを判断する。
−改変数値が有効であると判断されれば、フラグが設定され。
これにより1次の不合格に際してFail−Last@がプロセス制御コンピュ ータ14に送信される(図7にのブロック236)。その後1図7MのIETO PSルーチンが呼び出され(ブロック238)、−次値を固定小数点値に変換し 、その値を許容入力の最大スケール値の百分率として記憶する。間違った一次値 が受信された場合は1判断ブロック240で、そのプロセス制御サイクルについ てFa i l−La s を条件が設定されていたかどうかが判断される。設 定されていれば、I&後の既知の有効な一次値がプロセス制御コンピュータ14 に送信され、フラグは次のプロセス制御サイクルでNot Fail−Last に設定される。しかし、Fail−Last条件が要求されていなければ、その −次値は最大許容値の100%に相当する数によりロードされる(ブロック24 2)。
ブロック244〜246および判断ブロック248は。
二次値(例えば、 fA度)が存在する場合、その値が全スケールの百分率に変 換されることを示している。判断ブロック250は、0KAIS手順のこの部分 が検知された5つのアナログ入力全部について実施されることを示している。判 断ブロック252は、コントローラ100がその後、ブロック258によって記 憶されていた。チャネル11〜15の一次変数を正しいI RAMロケーション にロードすることを示している。ブロック254゜判断ブロック256およびブ ロック258は、この組み合わせにより、チャネル11〜15の一次変数を一時 的に記憶し、チャネル16〜2oのデータを収集するためにこのルーチンを再実 行する。これにより、このルーチンの1度の呼出しで10個のデータ・チャネル を処理することができる。OKA I Sルーチンの終結は、アナログ入力信号 がその時点でフィールド・コンピュータ装置のコントローラによる以後のソフト ウェア裁定に使用可能であることを示す。
lN8A〜8Eについて説明する。本発明に従ったマルチモード・パルス入力回 路300の略図が示されている。
この入力回路300は1本明細書において「パルス列ボードJ (PTB)回路 とも称する。PTB回路300は。
高精度(例えば、測定値の0.075%)で周波数をa1定する(I Hz−6 5kHz)、および/または。
パルスをカウントする(1〜32767バルス/秒)ために使用することができ る5チヤネル・アナログ入力回路ドーターボードである。PTB回路300は3 つの異なる動作モードを有するので、コントローラ100は。
周波数の算定およびパルス・カウントの両方に同一のデータを用いるが、2つの 異なるデータ(すなわち、パルスまたは周波数の)処理方法、および、そのアナ ログ・データの3つの異なる(すなわち、パルスのみ1周波数のみまたは両方) 出力方法を有する。周波数モードでは。
コントローラ100のAI子テーブル格納された周波数値は、以下で詳述するよ うに1疑似浮動小数点形式になっている。この形式は、疑似浮動小数点変換が、 プロセス制御コンピュータ14に送信される最終値に0.025%を超える誤差 を生じないようにするために好ましい。
パルス・カウント・モードでは、真の整数がAI子テーブル格納されている。最 終報告値以後に受信されたパルスの数は、AI子テーブル格納された整数として プロセス制御コンピュータ14に報告される。PTB回路300によって受信さ れた値がそれぞれの範囲を超えている場合、コントローラ100は好適に全範囲 の値を報告する。
フィールド・コンピュータ装置12は毎秒、その入力データの全部をプロセス制 御コンピュータ14aおよび14bへ好適に報告するので、IHz未満の測定周 波数値は、フィールド・コンピュータ装置が1秒に1度でしかその測定値を更新 できないことから、特別な問題を呈することが評価されるべきである。従って、 PTB回路300は、1パルスが検出された時間間隔においてIHzの周波数を 報告するようになっている。報告された1秒内にパルスが検出されなければ、ゼ ロの値がプロセス制御コンピュータ14に送信される。パルス列がある期間のゼ ロ入力の後に始まり、かつ、PTB回路300が周波数モードになっている場合 、最初の1秒は周波数値を報告するために使用されない。この最初の1秒は。
その秒に受信されたパルスの総数を報告するために使用される。次の1秒におい てのみ、データは真の周波数値となる。この手順は、既知の時間間隔にわたる総 パルス数の和をめるために利用される。1秒を超えてパルスがまったく受信され なければ、PTB回路300は時間間隔を測定することはできない。
図8Aは、PTB回路300用のレシーバ回路302を示す。これに関しては、 レシーバ回路302が、PTB回路300に接続された各入力パルス信号チャネ ルについて備えられなければならないことが評価されるべきである。レシーバ回 路302は、この受動素子ボードに設けられた保護により、ホール効果デバイス といったパルス放出トランスデユーサにこの回路を結合するために使用されてい るコネクタBC3を含む。また、レシーバ回路302は1図8Dに示す抵抗VR 3といったPTC抵抗を介して接地への経路を作る。Al−ICと示された信号 線も含む。レシーバ回路はさらに、抵抗RLPおよびキャパシタCLPから成る 低域フィルタを含む。この低域フィルタは、これがなければフィールド配線に生 じ得る何らかの高周波ノイズを効果的に除去する。また。
抵抗RLPおよびキャパシタCLPは、レシーバ回路302のいくつかの他の受 動構成要素を含む機能モジュール・チップBUI Bとも接続されていることに 注目されたい。キャパシタCLPは、フンパレータ(LM339)BU12の飽 和を防止するためにパルス信号の負に向かう部分をGNDにクラ゛/ブするダイ オード(IN5819)CR4と並列に接続されている。
コンパレータBU12は、ろ波されたパルス信号入力および、10V電源から得 られる基準電位を受信する。
この基4i位は、スレッショルド抵抗RTH,IOK抵抗R14およびヒステリ シス抵抗RHから成る分圧器網によって設定される。パルス信号がこの基準電位 を上回ると、コンパレータB U ]、 2の出力はGNDまで引き下げられる 。コンパレータBUI 2のその低出力は、事実上、抵抗R14を抵抗RHと並 列にさせる。この効果により、スレッンヨルド抵抗は低下し、コンパレータの出 力はより長時間低位に留まる。これによって、入力パルス信号の低レベル・ノイ ズによって生じる可能性がある不要な発振は実質的に排除される。
受動構成要素RTH,RH,RLPおよびCLPの6値は、好ましくは、大規模 信号用途のための以下の近似式に従って決定される。
RTH−(100,000/Vth)−10,000式中、Vth= (0,3 0)X Amaxここで、Amaxは信号の最大振幅である。
RH−((1/Vh)−115)X50,000式中、Vh−2X(ピーク−ピ ーク・ノイズ・レベル)RLPxCLP−T 式中、T= (1/Fmax)x (入力のデユーティ・サイクル)/3.14 とT−(1/Fmax)X (1−デユーティ”サイクル)/3.14は、いず れか小さいほうにもとづく。また、Fmaxは信号の最大周波数である。これに 関しては、Vthは、入力が高位入力とみなされるに十分な大きさの電圧を有す るとコンパレータBU12が判断するようなスレッシシルト電圧であることに注 目しなければならない。ヒステリシス抵抗RHの値は、レシーバ/検出器回路3 02に適正なヒステリシス量を与えさせるように選択されなければならない。こ の文脈において、ヒステリシスは、スレッンヨルド値と、その信号が低位とみな されるほど十分に降下したとコンパレータBU12が判断した値との差である。
レシーバ回路302におけるヒステリシスの供給は、中程度の周波数で低振幅の ノイズがコンパレータBU12の出力に影響を与えないようにする上で有効であ る。Tの値は、Fmaxにおける最も高速な成分の周期である。この計算は、は とんどの信号が等しい時間周期(例えば、50%のデユーティ・サイクル)でオ ン/オフ状態にならないことから、有用である。従って。
20%のデユーティ・サイクルのパルスを通過させるためには、低域フィルタは 、真のFma xよりも1/(2xO,2)すなわち2.5倍大きい周波数を処 理できる能力がなければならない。逆に言えば、デユーティ・サイクルが50% より大きければ、低域フィルタは、50%のデユーティ・サイクルによって予想 されるFmaxよりも高い周波数の信号のゼロ部分を処理できる能力がなければ ならない。従って5例えば、75%のデユーティ・サイクルを有するパルス信号 は、1/(2x(1−0,75))すなわち2倍のFma xに備えて設計され たフィルタがなければならない。これに関しては、CLPの値は、RLPの値が 1Ωないし10にΩの範囲にあることができるように選択されることが好ましい 。人力信号の周波数が比較的低い場合(例えば、50 Hz)。
機能モジュールBU1Bによって以下の値が与えられるべきである。すなわち、 RTH−10に、RH−100に、RLP−2,7におよびCLP−1001) f。
大規模信号用途では、RHにより近似値に生じる誤差は小さく、従って、vth の計算を標準分圧器にすることができる。しかし、小規模パルス信号の場合、そ の誤差は著しく大きくなり得る。従って、Vthの1%より大きいヒステリシス ・レベルについては以下の式を使用するべきである。
10000XRI( RTH−一−−−−−−−−−−−−−−−−−−一一一一−−−−−−−−− −−−(100000+ (IOXRH) (10000XVhc) RH10 000ここで、Vhcは、コンパレータBU12からの高値出力(例えば、5■ )である。この公式を使用するには。
RHの値が既知でなければならない。これに関しては。
RHの値は以下の公式に従って近似計算することができる。
(5Vh)X50000 パルス信号がコンパレータBU12を通過すると、その信号は、キャパシタC8 (0,001マイクロ)により比較的緩慢な立ち上がり時間を有する反転された 015V信号となる。信号の遷移を高速化し、信号をより精確なディジタル形式 に整形するために、ヒステリシスを有するインバータ・ゲート(74LS14) BU6が使用されている。このインバータ・ゲートBU6により。
信号の立ち上がり時間が改筈され、出力パルス信号PTB1をその回路が受信し たパルス列の本来の方向に反転される。
図8Bに示す通り、各レシーバ回路302からのバルス信号出力(PTBI〜P TB5)は、プログラム可能論理デバイス(Altera 1810)BU7に 結合されている。プログラム可能論理デバイスBU7は。
(各入力パルスチャネルについて1個ずつの)5個の内部カウンタを提供するよ うに設定されており、その関係する内部アドレス指定は、このデバイスがメモリ マツブト入出力デバイスとしてアドレス指定されることが可能なように設定され ている。これに関しては、プログラム可能論理デバイスBU7の内部構成は、ア ドレス線によって駆動される論理により設定されている各自の出力制御線を備え た5個の個別の8ビツト・カウンタのようにみえる。このプログラム可能論理デ バイスの出力に必要な多重化機能は、このデバイスにとって内部的であるトライ ステート・バッファを用いて実現される。これらの内部カウンタは、1/2のサ ンプリング・レート(すなわち、ナイキスト限界)よりも大きい周波数を有する ノくルスを測定可能にする。
図8Bはまた。PTB回路300が、マイクロプロセッサ(80C31)BU2 . メモリ・アドレス・ラッチ(HC573)BU3および8Kx8 EPRO M BUlを含むことを示している。ジャンパ線J1は、256KまでのEFR OMについてはピン1と2との間に。
256に以上のE P ROMについてはピン2と3との間に設定される。マイ クロプロセッサのクロック信号を生成するために使用されている16MHz水晶 発振器BY1は、このPTB回路の測定誤差を最小にするために。
+10.005%の精度であることが好ましい。マイクロプロセッサBU2がプ ログラム可能論理デバイスBU7のカウンタにアクセスすると、マイクロプロセ ッサはカウンタの値を読み出し、現在のカウントから以前のカウントを減算する ことにより経過したパルスの数をめる。この手順は、最大255のパルスが同一 期間の間に生起できるようにしている。また、PTB回路300は、フィールド における故障修理の助けとして1回路が正しく機能している時にオン状態になっ ている発光ダイオードLED1を含むことに注目すべきである。緑色灯の点滅は 、コントローラ100がPTB回路300をリセットしようとしていることを示 す。デバッグφパネル44は、PTB回路300のエラー・バイトの内容を見る ために使用することができる。例えば、このエラー・バイトの個々のビットは、 コントローラ100とPTB回路300との間の通信障害が生じていたかどうか 、または、特定の入力パルス・チャネルで読み取りエラーが発生していたかどう かを示す。
コントローラ100との通信に関して、マイクロプロセッサBU2に接続された RXDATA信号線は、コントローラへのデータ送信要求といったコントローラ 100からの信号を受信するために使用されている。逆に。
TXDATA信号線は、処理済のパルス・データをコントローラ100へ転送す るために使用されている。 図80は電流ドライバ回路404を示しており、こ の回路は、PTB回路300から各自の電力を受信するために必要なパルス・ト ランスデユーサのために使用されている。この電流ドライバ回路は、25mAの 電流を約17Vでフィールド・デバイスに供給するように設計されている。同様 の電流ドライバ回路は、上述の入力回路200といった他の入力回路基板でも使 用することができる。図80に示すように、各パルス・トランスデユーサは、電 流ドライバ(LM317)BUl5といった個別の電流ドライバを介して各自の 電力を受信することができる。
図8Eは、PTB回路300の動作モードを設定するために使用されるスイッチ 回路306を示す。これ1;関しては、スイッチB SWIは、PTB回路30 0の5つのチャネル全部の機能を設定する。例えば、0が選択されていれば1周 波数モードに使用することができ、また。
3が選択されていればパルス・カウント・モードに使用することができる。さら に、4を選択すると周波数モードおよびパルス・カウント・モードの両方を使用 可能にさせることができる。この点、コントローラ1001t。
PTB回路300に含まれるチャネルの各々について周波数データおよびパルス ・カウント・データの両者の1組をプロセス制御コンピュータ14へ送信する。
スイッチBSWIの出力線は1図8Bに示したマイクロプロセッサBU2のP1 ボートに接続されている。従って、このスイッチにより、PTB回路300をフ ィールドにおいて構成することができると同時に、データを最終的に処理すべき 方法をコントローラ100が知るための方法も提供される。
図8F〜8Qについて説明する。PTB回路300の動作に関係する一連の流れ 図が示されている。図8F〜8JはPTB回路300自体に常駐するソフトウェ アに関するものであり1図8に〜8Qはコントローラ100に常駐するソフトウ ェアに関するものである。さらに詳しくは2図8F〜8Jによって示されたソフ トウェアは。
1〜5個のパルス信号入力をサンプリングし、受信パルス数を合計し、その経過 時間を測定し、そのデータをコントローラ100へ返信することを担当している 。対照的に1図8に〜8Qによって示されたソフトウェアは。
PTB回路300から送達されたデータを受け取り、それを周波数値および合計 パルス・カウントに変換し、それらの値をプロセス制御コンピュータ14へ要求 に応じて送信することを担当している。
図8FはPTB回路300の全体流れ図308を示す。
この流れ図308は1図8Gに示されているシステム初期化ルーチン(ブロック 310)を含んでいる。初期化が完了すると、PTB回路300のマイクロプロ セッサBU2のプログラムは、コントローラ100からデータ通信が要求されて いるかどうかを確かめるための検査を行なう。応答が否定であれば、プログラム は処理すべきデータが存在するかどうかを確認する。パルス・データが受信され ていれば、プログラムの制御は1図8Hに示すデータ処理ルーチンへ送られる( ブロック312)。
全部のデータが処理されると、プログラムの制御は通信要求を検査するために返 される。コントローラ100がデータの要求を行っていれば、データ送信ルーチ ンが呼び出される(ブロック3〕4)。データ送信ルーチンは図81に示されて いる。
図8Fはまた1図8Jに示されている割り込み/サンプリング・ルーチンも含む (ブロック316)。この割り込みルーチンは、サンプリング・レートの精度を 保証するためにクロック制御されているので、他のいず゛れのプログラム制御ブ ロックとも接続されていない。詳しくは2割り込みルーチンは、マイクロプロセ ッサBU2のクロック信号T1によって制御されている(図8Gのブロック31 8を参照)。その割り込みは、好ましくは。
精確な時間間隔てサンプリングが行われるようにするために、PTB回路300 の他のプログラムされた機能の全部に対して優先権を有する。本発明の1形態で は、サンプリング・レートは1/1999秒の間隔を有する。
この特定のサンプリング・レートが有利であると考えられる理由は、このレート がマイクロプロセッサBU2の命令7秒の最大数(1,333,333)に等分 できること、および、最大誤差を0.05%に維持できることである。以下に詳 述するように、このサンプリング・レートは、好ましくは各種命令を実行するた めに要する時間の長さについて補償される。
図8Jに示す割り込みルーチン316の機能は、プログラム可能論理デバイスB U7のカウンタをサンプリングし、そのデータを以後の分析に備えてバッファに 格納することである。これは、4連続回数5つの内部カウンタの各々を読み取り (すなわち、チャネル1のカウンタを4回読み取り1次にチャネル2のカウンタ を4回読み取り178.というように)、そのデータをマイクロプロセッサBU 2の一時バソファに格納することによって行われる。この手順は1図8Jのブロ ック320〜322によって示されている。割り込みルーチン316はその後、 読み取られたデータの妥当性を立証するために(例えば1判断ブロック324〜 328)、各チャネルについて等しかった最初の2つの連続した読み取りを見つ けるためにそれらの読み取りを分類する。その後ルーチンは1割り込みの間の空 き時間に走行するデータ処理ルーチン312によって使用されるようにデータの バッファを充填し始める(例えば、ブロック330〜332)図8Hに示すデー タ処理ルーチン312の責務は、バッファのデータを見て、パルスが着信したか どうかを判断し、その判断にもとづいて動作することである。これを実行するた めに、マイクロプロセッサBU2にはPTB回路300の各チャネルについて5 個のレジスタが維持されている(ブロック338〜339)。これらのレジスタ はそれぞれ、Total Pu1ses(パルス合計)、Total Inte rrupts(割り込み合計)、Number of Interrupts( IIIり込み数)、Interrupts 5inceLast Pu1se  (最終パルス後割り込み)、および、Previous Counter Re ading(前回カウンタ読み取り)と称する。丁otal Pu1sesレジ スタは、(1秒間隔において)コントローラ100への最終送信以来カウントさ れたノくルス数を内容とする。これは、PTB回路300がパルス・カウント・ モードになっている時にプロセス制御コンピュータ14へ送信された実際の値で ある。Total Interruptsレジスタは、Total Pu1se Sレジスタの最初のパルスと最後のパルスとの間に生した割り込み数を含む。す なわち、Total Interruptsレジスタは、コントローラ100へ の前回の送信前に受信された最後のパルス(立上がり区間)により開始し、コン トローラへのその送信前に受信された最後のパルスにより終了するインタバル・ タイマとなる。
Interrupts 5ince La5t Pu1seレジスタの数は+  2 k Hzより低速なパルス列(すなわち、サンプリング・レートよりも低い パルス列)について使用される。このレジスタは、Ek終パルスが検出されてか ら生起した割り込みの数を格納し、TotaI Interruptsレジスタ が、マイクロプロセッサBU2がTotal Pu1sesレジスタを読み取っ ている間に生じた割り込みの数を正当に反映できるようにする。Previou s Counter Readingレジスタは、プログラム可能論理デバイス BU7から得た最終カウンタ読み取りを格納し、これは。
サンプリング間に受信されたパルス数をめるために使用される。
データ処理ルーチン312の説明に入る前に1割り込みルーチン316が、クロ ックT1によって制御されるタイマを制御するためのブロック336を含むこと に注目しなければならない。マイクロプロセッサBU2の命令セットは実行のた めに1サイクルまたはサイクルのノ〈ス°サイクルを要する命令を含むので、精 確な時間間隔後に割り込みが発生しなければならないソフトウェアを書く際に問 題が生じる。それは、この特定のマイクロブ0セツサが現在の命令を終了するま では割り込みにサ−ビスしないからである。この問題の好ましい解決策は。
マイクロプロセッサBU2のTl’カウントアツプ″カウンタ・レジスタに、r F F F FJがら割り込みが発生するまでに経過したバス・サイクル数を引 いた値をロードすることである。Tlカウンタはその後ooooにヒツトするま でカウントアツプし、その時になると割り込みが発生する。従って1例えば21 バス・サイクル命令の場合2割り込みルーチンは、(その割り込み呼び出しの処 理に要する時間を見込んで)Tlの値が6の時に開始するが、2バスサイクル命 令の開始の割り込みは、Tlカウンタが7の値を有する時に割り込みルーチンに 入る。T1の値を適当な定数に加算し、その値をT1カウンタ・レジスタにロー ドすることによって1割り込み間の平均時間を一定にさせることが可能である。
この定数は1割り込み間に要するバス・サイクル数およびタイマーの値とタイマ ーへのロードとの間のバス・サイクル数によってめられる。従って5例えば1割 り込みが1/1999秒ごと(すなわち、667バス・サイクルごと)に望まれ 、読み取り動作とロード動作との間に5バス・サイクルを要する場合、Tlレジ スタにロードされる値は次のようになる。FD69−FFFF 666 dec 、+5 dec、 図8Hに示すように、データ処理ルーチン312は。
初めにInterrupts 5ince La5tPulseレジスタの全部 を実施する(ブロック338)ことによって機能する。次に1割り込みルーチン 316によって生成されたバッファがらの現在のカウント「CC」が、Prev ious Counter Readingレジスタの値と比較照合され、パル スを受信したかどうかが判断される(判断ブロック34o)。パルスを受信して いなければ、ルーチンは次のチャネルからのデータを処理するために移行する( ブロック342)。
パルスを受信していれば、パルスの数が対応するTotal Pu1sesレジ スタに加えられる(ブロック344〜348)。また、Interrupts  5ince La5t Pu1seレジスタの値がTotalInterrup tsレジスタに加えられ(ブロック350)、Interrupts 5inc e La5t Pu1seレジスタの値がゼロにされ(ブロック352)、そ− ′の処理は次のチャネルに移行する(ブロック354)。
図81は、コントローラ100からのデータ要求に応答して呼び出されるデータ 送信ルーチン314を示す。
これに関しては、PTB回路300はまず、デバッグ・データの7バイトの内容 をコントローラ100に送信する(ブロック356)。その後、エラー・バイト および。
サンプリング・レートといった定数が送信される(ブロック358)。次いで、 最終秒で読み取られたTotal Pu1sesレジスタの値、および、Tot alPulsesレジスタを読み取っている間に発生したT。
tal Interruptsレジスタの値が入力チャネルの各々について送信 される(ブロック36o)。最後に、XSUM/<イトを除く、送信された全部 のバイトの排他的論理和が送信される(ブロック362)。
図8には、PTB回路300から受信されたデータを処理するためのコントロー ラ100で用いられるソフトウェアの全体流れ図364を示す。この流れ図36 4は。
図8Lに示したデータ取得ルーチンから始まる(ブロック366)。コントロー ラ100がPTB回路300からデータを得られなければ、コントローラはPT B回路を3秒間リセットモードにさせ(ブロック368)、エラー・カウントを 1ずつ増やしくブロック370)、先行する秒のデータを、そのグループのアナ ログ入力が間違ったデータであることを示すフラグとともにプロセス制御コンピ ュータ14へ送信する(ブロック372)。
データが誤りなく受信されていれば(判断ブロック374)、プログラムは、そ の生のデータを3合計パルス(ブロック376)および疑似浮動小数点形式(ブ ロック378)の両者に変換する。合計パルス・カウント・モードの場合、プロ グラムは受信したパルスの数を受け取り、その値をアナログ入力テーブルAI  XRAMに入れる(ブロック376)。この変換ルーチンは図8Mに示されてい る。周波数モードの場合(ブロック378)、Total Pu1sesおよび Total Interruptsデータを疑似浮動小数点値に変換するために 数学的操作が実行される。これは、24ビツト中間結果を形成することに始まり 、その結果を周波数を符号化するために使用される16ビツト疑似浮動小数点形 式に変換することによって完了する。2つの部分から成るプロセスである。この 疑似浮動小数点数は、4の指数のべき乗と小数部の仮数とを有する16ビツト値 である。
その指数部は、(小数部を維持しながら)元の周波数を割ることができる4の最 小のべき数から1を減じた数を表わす。このため、1の小数部が許されないので 、1未満の数を表わすことができない。しかし、この手順により最大65535 まで表わすことができる。例えば、7692 Hzの周波数の場合、この周波数 の値を割ることができ1かつ、小数部を保持する4の最小のべき数は。
47−16384である。4のべき乗の指数部は“1を減じた“形式で格納され るので、その浮動小数点数の上位3ビツトに格納される指数の値は6である。仮 数部の値は、指数部に格納された4のべき乗の値の小数部としての周波数である 。それは8191 (IFFFh、 ここでhは16進数を表す)の小数部であ る13ビツト整数である。すなわち、仮数部の値を8191で割り、その答えに 、1を加えたべき指数の4の累乗を掛けると1元の周波数になる。従って、上述 の例では、小数部の仮数は次のようになる。
−0.4694824 この小数部の仮数は、3845 (10進)または0FO5hとして、使用可能 な13ビツトに格納される。従って、7692 Hzの周波数について生成され る最終の疑似浮動小数点値は、以下の通りである。
1100111100000101−CFO5この疑似浮動小数点変換プロセス の概要を図8Nに示す。これに関しては1図80は、パルス・データの数を24 ビツト仮数に変換するためのブロック380の詳細流れ図を示す。同様に1図8 Pは、24ビツト仮数を16ビツト疑似浮動小数点形式に変換するためのブロッ ク382の詳細流れ図を示す。最後に、図8Qは2周波数の値がIHz未満の場 合に調整を行うためのブロック384の流れ図を示す。
図80に関して、以下の点に注目しなければならない。
いずれのパルスも存在しなければ(ブロック386)。
周波数の24ビツト仮数値はゼロとして格納される(ブロック388)。パルス の数(すなわち、ToatlPulsesの値)が255未満であれば、指数値 EXPはゼロに設定され、定数には800hに設定される(ブロック390)。
変数RPS (Reads PerSecond)は″読み取り7秒”を表し、 °これは毎秒に発生する割り込みの数である(すなわち、1999dec)、定 数5oohおよび08hは、16ビツト疑似浮動小数点変換を行う際にいずれの 解も失われないように24ビツトの返答を適正な位置にスライドさせるために必 要とする。これらの定数は、第12番目のビット位置から値1を、それが16ビ ツト疑似浮動小数点値で属する位置にスライドさせる。また、これらの定数の使 用は、除算ルーチンの限界値を超えるまでにより多数のビットが計算されるので 、精度を高めるという付加的な利点を有する。
図8Pの流れ図382に示す通り、疑似浮動小数点値への変換は、24ビツト結 果の第14以上の上位ビットをポーリングすることによって行われる。それらの いずれかがゼロでなければ、その結果は2つの位置ずつ右へシフトされ(すなわ ち、4で割られる)、指数は1だけ増やされる(ブロック392)。このシフト ・プロセスは、ビット14.15および16がゼロになるまで続けられる。結果 が13ビツトまで変形されると(ブロック394)、シフトオフされた最終ビッ トはその13のビットに丸め戻される。そのビットが1であれば、その13ビツ ト(r)仮数に1が加算される(ブロック396)。
これにより、その疑似浮動小数点数の誤差は0.025%まで低下する。最後に 、指数部が、その16ビツト周波数値の上位3ピツ) (16,15,14)に 論理和をとられる(ブロック398)。最終結果が65535を超えると、その 出力は正の全値、すなわち65535に強制される。最終結果が1未満であれば 1図8Qの流れ図384によって示される通り、1の表現にされる。その後、プ ロセス制御コンピュータ14は、真の周波数値を得るために多数の秒についてパ ルスを平均化することができる。
図9A〜9Dについて説明する。本発明に従った多機能ブリッジ回路400が示 されている。このブリッジ回路400は、5つの温度または重量の値をシ1定す るために使用することができる。詳しくは、ブリッジ回路400は1図9Dのス イッチCSWIを用いて温度測定の構成に組み込まれた場合、標準の白金抵抗温 度計(RTD)または高負荷型抵抗温度計に適応するように設計されている。さ らに、ブリッジ回路400は2重ff1cI定用の機器構成に組み込まれた場合 は1重量測定用ロードセルの配線を受け入れる(例えば、A Dの励起、および 、Bを正にした状態でのBCのmV大入力。図9Dに示す通り、ブリッジ回路4 00は、スイッチ設定により、温度を摂氏形式または華氏形式で記録するように コントローラ100に通知することもてきる。
図9Cは、温度7重ニドランスデューサへ電力を供給するだめの電圧回路402 を示す。図9Bは、これらの各トランスデユーサ用のブリッジ回路に対して行わ れる多線入力信号のる波を示している。図12Aに示すように、これらの入力信 号はマルチプレクサ(506A)CUlおよびCU2に向けて送られる。マルチ プレクサCU2からの出力信号は、電圧ホロワ構成として示されている演算増幅 器(314OA)CU5に接続されている。
演算増幅器CU5からの出力信号MAI Lは、コントローラ100の主マルチ プレクサUllに送信される。
マルチプレクサCU2からの出力信号はまた。差動増幅器回路(AD521)C U3へ一方の入力を供給している。差動増幅器回路CU3への他方の人力は、マ ルチプレクサCUIから受信する。差動増幅器回路CU3からの出力は、演算増 幅器(3140A)CU4によって増幅され、信号MAI Hとしてコントロー ラ100の主マルチプレクサUllへ向けて送信される。図8Aは。
また較正および利得を目的として使用される1組の抵抗を有する。精密抵抗アセ ンブリ(S2CH)CU6を示している。
図10Aについて説明する。特にディジタル出力信号のアボート回路を示すため に、3重冗長フィールド・コンピュータの一部の簡略ブロック図が示されている 。これに関しては、ディジタル出力回路500〜504のそれぞれに1組のアボ ート回路が配置されている。図10Aから評価されるように、各コントローラ9 2〜96にはそれ自身のディジタル出力回路を備えている。従って。
フィールド・コンピュータ装置12は、ディジタル出力信号がフィールドへ送信 されなければならない時は常に。
3個の冗長ディジタル出力回路500〜504の1組を有することが評価される べきである。これらの冗長ディジタル出力回路は、好ましくは、複数の出力信号 チャネル(例えば、1〜10個の個別のディジタル信号チャネル)を有するが1 図10Aには説明のためにこれらのチャネルの1つのみを示した。
コントローラ92〜96はそれぞれ、フィールドへ出力されるべき各ディジタル 出力信号用の各自のディジタル出力回路500〜504へSET DODC信号 を送信する。これらの各SET DODC信号は、コントローラ92〜96の各 々において個別に実行される裁定プロセスの結果を表現する。上述の通り、プロ セス制御コンピュータ14aおよび14bからフィールド・コンピュータ装rI !、12によって受信されたディジタル出力値信号は、冗長コントローラ92〜 96の各々によって共用される。いずれかの特定のディジタル出力信号値(すな わち、高位値または低位値)の送信がうまく完了し、コントローラ92〜96の 全部がその値を正しく処理したとすれば、SET DODCL、SET DOD CMおよびSET DODCR信号は同一になる。接尾部り、MおよびRはこの 場合、その信号がLeft(L)、 Mi dd l e (M)またはRig ht(R)のコントローラから発したものである示すために使用されているにす ぎない@しかし、これらのSET DODC信号が同一ではない場合がある。さ らに、あるディジタル出力回路からのディジタル出力信号がフィールドへ送信さ れないようにすることが望ましい場合もあり得る。
図10Aに示された通り、ディジタル出力回路500〜504の各回線からの出 力導体は、ディジタル制御デバイス508(例えば、電磁弁)に接続されている 共通ノード506で一体に連結されている。これは、ディジタル出力回路500 〜504のいずれか1個からの出力信号が高位であれば、デバイス508は、他 の2個のディジタル出力回路が低位出力信号を生成したとしても。
高位入力信号を受信し得るということを意味する◎しがし、このような状況は1 本発明に従えば、冗長アボート回路510〜514の併用により発生しないよう になっている。
図10Aに示された通り、アボート回路510〜514はそれぞれ、1組の3個 の電気制御スイッチ516〜520(例えば、MO5FETデバイス)を含む。
スイッチ516はSET DODC信号によって制御される@しかし、スイッチ 516が閉になることができても、スイッチ518および520のうちの少なく とも1個が閉じていない限り、高位出力信号(例えば、26V)はデバイス50 8に送信できない。スイッチ518および520は、他の2個の隣接コントロー ラによって生成されるrABORTJ信号により制御される。例えば、アボート 回路510の場合、スイッチ518はコントローラ96からのrABORT R LJ倍信号よって制御され、スイッチ520はコントローラ94らのABORT ML信号によって制御される。図60に示す通り。
これらのABORτ信号は各コントローラのマイクロプロセッサU40によって 個別に決定される。 従って。
コントローラ92が高位のSET DODCL信号をフィールドに送信するため に、コントローラ92は。
(高位ABORT M L信号によって)コントローラ94の、または、(高位 ABORT RL信号によって)コントローラ96のいずれか一方の同意または 一致を必要とすることが評価されるべきである。このようにして、コントローラ 92〜96によって決定されたソフトウェア裁定は、ディジタル出力回路500 〜504においてアボート回路510〜514によって実施される。
コントローラ94および96が、コントローラ92からの特定のディジタル出力 信号がフィールドへ送信されないようにするべきであると決定した場合、コント ローラ94および96はそれぞれ、その特定のディジタル出力信号について低位 のABORT信号を生成し、これによリアボートスイッチ518〜520を開に させる。
各ディジタル出力回路500〜504は、ディジタル出力回路500のTEST II1522等のTEST線を含む。ダイオード524等のダイオードは、デバ イス508に見られるように共通電圧からディジタル出力回路(および、それに よりTEST線)を絶縁するためにも含まれている。TRACKフィードバック 線526も。
デバイス508への入力として表現される実際のディジタル状態を各コントロー ラ92〜96が確認できるようにするために設けられている。図11A〜11C によってさらに詳細に説明するように、ディジタル出力回路500〜504は、 非干渉試験を容易に行なえるように設計されている。ディジタル出力回路500 〜504の非干渉試験方法は1図19A〜19Mによって説明する。
図10Bについて説明する。本発明に従った冗長アナログ出力回路600〜60 4のブロック図が示されている。これに関しては、アナログ出力回路600の詳 細ブロック図が示されているが、また隣接コントローラの同一のアナログ出力回 路602〜604を示すために単一のブロックが使用されている。アナログ出力 回路600のブロック図に詳細に示しであるので、この回路の略図の説明は図1 2A〜12Gに示す通り多少省略されている。いずれにせよ1図10Bは、アナ ログ出力回路600は、アナログ出力回路に含まれた各アナログ出力信号(例え ば、5つの独立チャネル)についてアボート回路606を含むことを示している 。アボート回路606は。
アボート・スイッチDNlおよびDN2が全体としてスイッチ520および5】 8の配置に対応している限りにおいて、上述の通りアボート回路510に類似し ている。
しかし、ディジタル信号ではなくアナログ信号が送信されるということから、ス イッチ516の代わりに増幅器が使用されている。さらに、MOSFETの代わ りに先アイソレータがアボート・スイッチとして使用されている。従って、各冗 長アナログ出力回路600〜604は。
ディジタル出力回路500〜504にアボート回路が設けられているという同じ 理由から、アボート回路が設けられているということが評価されるべきである。
アナログ出力回路600は1図10Bにおいてコントローラ100として総称さ れている。その回路のコントローラから命令を受信する。これに関しては、アナ ログ出力回路600は、コントローラ100から各チャネルについて所要の出力 値を受信し、アナログ出力回路は。
その出力値がどのようにして得られるかを決定するようにコントローラによって 保持される。こうした理由から。
かつ、アナログ出力回路がそれ自身で非干渉試験を実施できる能力により、アナ ログ出力回路は、その間に他の必要な機能を実行するためにコントローラ100 を解放する「スマート」回路であるとみなされる。これらの目標を達成するため に、アナログ出力回路600は、マイクロプロセッサおよび、ブロック610に よって示されているように、コントローラ100から相対的に独立して動作する ために必要な支援回路を備えている。
本発明に従った知的独立の能力は、共通のフィールド・デバイスを共通の出力値 に対して3個の並列に動作するアナログ出力回路によってどのように駆動すべき かを決定するという観点からも重要である。これは1本実施例のように、変化す る条件に対する高速応答が望まれる場合、特に難しい問題である。これに関して は、各アナログ出力回路600〜604は、各チャネルで所要の出力値を得るた めにそれぞれのコントローラ92〜96によって命令される。従って、各アナロ グ出力回路600〜604により、各プロセス制御サイクル(例えば、1秒)ご とに1度ずつ各自のコントローラからアナログ出力回路へ個別に与えられる目標 出力値に応答してフィールド・デバイスを駆動させることが要求される。そのた め、アナログ出力回路は故障許容力を得る目的からプロセス制御サイクル中に相 互の相対的独立を保って動作することが望ましいので、不安定な出力を生じる可 能性がある。しかし1本発明に従えば、知的であり、かつ、独立的な出力制御方 法が、マイクロコンピュータ制御回路610を通じて各アナログ出力回路に与え られる。これらの方法によれば、出力レベルの共用が最適に行えるだけでなく、 各アナログ出力回路が変化する条件に高速で応答することも可能である。
このアナログ出力回路用マイクロプロセッサは、能動的に動作する各出力チャネ ルの多重化出力信号電圧値をディジタル アナログ・コンバータ回路612ヘデ イジタル形式で送信する。ディジタル アナログ・コンバータ回路612からの アナログ出力値はその後、増幅器回路614によって逐次的に処理され、マルチ プレクサ回路616へ送られる。マルチプレクサ回路616はその後、増幅され たアナログ出力信号を、rAo IJ信号用のアボート回路606等の適当なア ボート回路へ向けて送信する。
ディジタル出力回路500〜504用のアボート回路510〜514の場合と同 様に、アナログ出力回路用の各アボート回路は、フィードバック信号を生成する ように構成されている。アボート回路606に関しては、このフィードバック信 号の装備は抵抗618および1対の信号線620〜622を有するものとして示 されている。
信号線620は、抵抗618の上流側で高位フィードバック信号rMEHIJを 供給し、信号線622は5抵抗618の下流側で低位フィードバック信号MEL  1を供給する。さらに、アナログ制御出力デバイス630で受信されている実 際のアナログ出力信号をアナログ出力回路600〜604がそれぞれ&f、HH できるようにするために、トラック抵抗624および1対の信号線626〜62 8がフィールド・コンピュータ装置12によって供給される。信号線626は、 トラック抵抗624の上流側で高位トラック信号AOT H1を供給し、信号線 628は、トラック抵抗624の下流側で低位トラック信号AOT L 1を供 給する。さらに、アボート回路606はまた。増幅器608の直後にフィードバ ック信号OAT 1を供給する信号線632を含むように示されている。このよ うにして、この点までのアナログ出力回路600の操作性は、後述の非干渉試験 方法に従った開条件においてアボート・スイッチDNIおよびDN2の両者によ って試験することができる。
図10Bに示す通り、アナログ出力回路600は、差動増幅器638に送給する 1対のマルチプレクサ回路634〜636を含む。このマ/l/チプレクサ回路 634〜636は、フィールドへ送信される出力に正比例する。
フィードバック抵抗とトラック抵抗との間の電圧降下を指示する信号を生成する ために、対応する高位/低位信号を差動増幅器638への入力として逐次的に対 にするように、アナログ出力回路のマイクロプロセッサからのアドレス命令にも とづいて動作する。従って1例えば。
MEH−1信号は、MEL−1信号がマルチプレクサ636の出力に生じると同 時に、マルチプレクサ634の出力に生しることになる。増幅段階の後1最終マ ルチブレクサ640は、それらの差動電圧信号、0AT−1〜0AT−5信号、 または、地電位参照マルチプレクサ出力をアナログ−ディジタル・コンバータ回 路642へ順次送信するために使用されている。アナログ−ディジタル・コンバ ータ回路642はさらに1分析のためのマイクロプロセッサ・ブロック610に 接続されている。
アナログ出力回路600は、好ましくは、その試験がフィールドに対して非干渉 的であるような方法でその出力を試験することができる5チヤネル(0〜22  ma)回路デバイスである。また、アナログ出力回路600は7高速デバイスと しても設計されており、その結果、3個の冗長アナログ出力回路600〜604 のうちの1個が故障した場合、他のアナログ出力回路が比較的短時間(例えば、 80ミリ秒)内にその余分な負荷を引き受ける。アナログ出力回路600の動作 は、この回路がコントローラ100から受信した出力値(例えば、設定値)に応 答することから、比例積分(PI)制御ループを付与するものとして最もよく説 明することができる。この出力値は、好ましくは、最大出力能力(例えば、22 ma)の分数または百分率である。上述の通り、実際のフィールド出力は、フィ ールド・コンピュータ装置12の受動素子回路基板に配置されているトラック抵 抗624の間で各冗長アナログ出力回路600〜604によって測定される。ト ラック信号に生じるあらゆるノイズをろ波除去するために、最終トラック値とそ の測定値との間の差の1/4が最終トラック値に加算される。その差が8%より も大きければ、大きな誤差に対するシステムの応答を高速にするために、旧トラ ック値は完全に置換される。
アナログ出力回路600のソフトウェア制御ループは。
トラック抵抗624間の電圧と所要の出力値との間での比較を含む。その後、所 要の出力値と測定トラック値との間の誤差の分数(最大1/4)が所要のディジ タル−アナログ出力値(すなわち、積分値)に加算され、その値がアナログ出力 回路600のマイクロプロセッサのメモリに記憶される。この増強された値はそ の後、ディジタル−アナログ・コンバータ回路612に送信され、マルチプレク サ616を経て指定のアボート回路(例えば。
アボート回路606)に送信される。アナログ出力回路600は、MEフィード バック抵抗618間の電圧降下を測定することによってフィールド・デバイス6 30に供給される総出力に対する自己の寄与を決定する。これは、アナログ出力 回路600が、後述の非干渉試験方法においてフィールド・デバイス630に対 して出力の100%を寄与するように保証するために行われる。アナログ出力回 路600はまた。差動増幅器608が正しく動作しているかどうかを判定するた めに、(図10Bに示すそのDAC−OUT信号によって)OAT信号をディジ タル−アナログ・コンバータ回路616の出力と比較する。例えば、フィールド ・デバイス630に対して過大な電力が送信されており、かつ、そのチャネルの 出力がゼロでなければなければならないのに、ゼロではないことをOAT測定値 が示している場合、アナログ出力回路600は、そのチャネルを使用禁止にし、 コントローラ100に対してOAT<>DAC信号によりフラグを立てる。
また9アナログ出力回路600は、フィールドに対して過大な電力を送信するよ うな故障の場合に、アボート・スイッチ(例えば、アボート・スイッチDNIお よびDN2)の自動適用も行う。アボート・スイッチを開にするための一次経路 は、当該チャネルがゼロ出力を有するように命令された時にそのチャネルのアボ ート・スイッチを開にするゼロ出力保証機構である。アボート・スイッチを開に するための二次経路は、アナログ出力回路600〜604のうちの1個以上の要 求によって導入される。例えば、アナログ出力回路についである特定の出力チャ ネルが、そのアナログ出力回路自身の分析にもとづいて、2%高すぎる場合、そ のアナログ出力回路は。
自己のコントローラに対してアボート・スイッチDNIまたはDN2のいずれか 一方を開にすることにより、その違反している出力チャネルをアボートさせるよ うに要求する。しかし、それらのアボート・スイッチは隣接コントローラに対し ても応答するので、アボート要求情報の交換はコントローラ・レベルで要求され る。本発明の1形態に従えば、コントローラ92〜96の各々の間でのアボート 要求の交換は、その次の出力通信サイクル(例えば1次のプロセス制御サイクル )において行われる。コントローラ92〜96のうちいずれか2個のコントロー ラが、アナログ出力回路600〜604のうちの1個のある特定のチャネルを使 用禁止にすると一致した場合、それらのコントローラは、違反しているアナログ 出力回路のアボート・スイッチDNIおよびDN2の両方を開にするために必要 な信号を要求する。アナログ出力回路が特定の出力チャネルのアボートを要求し たが。
隣接コントローラのどちらもそのチャネルのアボートを要求していなければ、ア ボートの不一致が発生する。こうした不一致は、あるチャネルの順次的な不一致 の数をカウントし、そのカウントが所定の値(例えば、32(10進)、20( 16進))を超えた時にプロセス制御コンピュータ14aおよび14bに対して 好ましくはエラーのフラグを立てることによって処理される。あるチャネルにつ いてアボートの不一致がまったく存在しなければ、そのチャネルのカウンタはゼ ロになる。アボート・スイッチを開にするための二次経路は、各コントローラ1 00に裁定による決定を行わせることが評価されるべきである。従って、3個の アナログ出力回路600〜604のうちのいずれも、隣接コントローラによって 他のアナログ出力回路へ送信された裁定出力値を知る必要はない。
さらに、アナログ出力回路が不動作状態にあると決定された場合、隣接コントロ ーラは、その回路をフィールドから絶縁するために、その不動作アナログ出力回 路のチャネルの全部のアボート・スイッチを開にする。これに関しては、アナロ グ出力回路は、スマート・アナログ出力回路基板が通信を行っていない場合、そ の回路のメモリ試験に不合格した場合、ディジタル−アナログ、コンバータ回路 612の試験に不合格した場合、または。
アナログ−ディジタル・コンバータ回路642の試験に不合格した場合に不動作 状態であるとみなされる。その不動作アナログ出力回路に責任を有するコントロ ーラ100は、それ自身のアナログ出力回路の損失のために。
隣接アナログ出力回路のアボート・スイッチを開にすることはない。それよりも 、そのコントローラは、それらの他のアボート・スイッチの開状聾が保証されて いるがどうかを判断するために、コントローラーコントローラ間の通信を検査す る。これにより、故障の順序は、3−2−〇ではなく、3−2−1という順序が 可能になる。
従って、ただ1個の作動アナログ出力回路が残っていれば、出力をゼロにするよ うに命令されない限り、そのアナログ出力回路の作動チャネルのアボートはいっ さい行われない。
コントローラーコントローラ間の通信故障の場合1通信できないコントローラ1 00に対応するアナログ出力回路のアボート・スイッチは開にされない。この手 続きにより、後述のFail 5AFE/LAST機構が正しく動作することが できる。通信が行える残りの2個のコントローラはその後、2重冗長フィールド ・コンピュータ装置として動作し、この場合、アボート回路を開とするには1個 だけのアボート要求がめられる。両方の隣接コントローラが通信できない場合、 アボート要求はサービスされることはなく、ソフトウェア裁定におけるFail  5AFE/LAST選択がアナログ出力の全部についてフィールド・コンピュ ータ装置からの出力を制御する。
1対のアボート・スイッチが過度な高出力により開にされた場合、これらのアボ ート・スイッチは、そのアナログ出力回路の交換が検知されるか、または、その アナログ出力回路のコントローラ100が再始動した後にのみ、閉じられること が好ましい。この手続きの例外は。
特定の出力チャネルに対して3重アボート要求が存在する場合に生じる。こうし た場合、そのチャネルのアボート・スイッチの全部がフィールドへの出力の全損 失を防ぐために再び閉じられる。
上述の説明から、1個以上の出力チャネルに関係した故障は、適切なアボート・ スイッチDNIおよびDN2を開にするために2つのプロセス制御サイクルをと ることができるということが評価されるべきである。従って。
例えば、1秒の全プロセス制御サイクルの場合、アナログ出力回路からコントロ ーラヘアボート要求を通信するために1秒間が使用され、さらに、コントローラ ーコントローラ間の通信を可能にするためにさらに1秒が使用される。しかし、 フィールドへのゼロ出力時のアボートは、コントローラ92〜96がプロセス制 御コンピュータ14aおよび14bからゼロ出力値を受信した同じサイクルに発 生する。
図11A〜11Cについて説明する。ディジタル出力回路500〜504の略図 が示されている。図11Aは。
図10Aに図示したアボート回路510の略図を示す。
同様に、このようなアボート回路がフィールド・コンピュータ装置12の各ディ ジタル出力チャネルに設けられていることに注目すべきである。すなわち、10 個のディジタル出力チャネルを有するフィールド・コンピュータ装置では、10 個のアボート回路の1組が3個のコントローラ92〜96について設けられてお り、従って。
合計30個のアボート回路を持っている。
図11Aは、スイッチ516〜520がそれぞれMOSFET (IRFD12 0) トランジスタを有することを示している。これらの各トランジスタは、ト ランジスタ516の光アイソレータ(PS2603)DUl等の光アイソレータ からそれぞれのゲート信号を受1gする。
光アイソレータDUIのrSET DODC−IJ入力信号は、概ね2図10A のrSET DODC−LJ倍信号対応する。同様に、rABORTl−IJ入 力信号は図10AのrABORT R−LJ倍信号対応し。
rABORT2−IJ入力信号は図10AのrABORT M−LJ倍信号対応 する。図10Aにおけるトランジスタ518〜520の並列接続は、これら2個 のトランジスタのドレーン端子およびソース端子が結合されていることによって 1図11Aにおいて証明されている。
トランジスタ516のソース端子もトランジスタ518〜520のドレーン端子 に接続されており、トランジスタ516のドレーン端子はヒユーズrDFIJを 介して(図工1Cに示す)+26V電源DPSIに接続されている。すなわち、 トランジスタ516は、トランジスタ518および520の両者と直列に接続さ れている。プルダウン抵抗(100K)RP7およびダイオード(IN459A )524は、ダイオード524の下流側でrDODc−IJで示された出力線を 付与するためにトランジスタ518〜520のソース端子に接続されている。従 って、トランジスタ516が高fnrsET D。
DC−IJ倍信号よってオンにされ、トランジスタ518〜520の少なくとも 一方が各自のゲート信号によってオンにされると、これらのトランジスタの導通 状態は。
+26v電源からrDODc−IJ出力線へ電流が流れるようになる。トランジ スタ516の導通は電力をフィールド・デバイス508に送るために必要なので 、このトランジスタはパワー・スイッチと呼ぶことができる。
対照的に、トランジスタ518〜520は、そのパワー・スイッチが閉じた(す なわち、トランジスタ516が導通状態またはオンになっている)時に電力がフ ィールド・デバイスに送られないようにするために組み合わせて動作することか ら、アボート・スイッチと呼ぶことができる。
上述の通り、ディジタル出力回路500〜504は非干渉試験を実行できるよう に設計されている・これに関しては、アボート回路510が、トランジスタ51 6のドレーンおよびソース端子間に並列に接続された抵抗(IOK)RPl、お よび1 トランジスタ520のドレーンおよびソース端子間に並列に接続された 抵抗(10K)RP3を含むことに注目すべきある。さらに1図11Fは、TE ST−1線522が、トランジスタ518〜520のソース端子、プルダウン抵 抗RP7およびダイオード524のアノードの間に備わったノードまたは接合点 に接続されていることを示している。従って、抵抗RPI、RP3およびRP7 は、トランジスタ516〜520を選択的に励起させ、TEST−1線によって 電圧の変化を検出させる分圧器網となることが評価されるべきである。例えば、 トランジスタ516がオンになイードバック信号の流れを供給することが評価さ れるべると、このトランジスタによって抵抗RPIが事実上短絡するので、TE ST−1線の電圧は上昇する。同様に。
トランジスタ518〜520のいずれか一方がオンになると、その導通している トランジスタによって抵抗RP3が事実上短絡するので、TEST−1線の電圧 は上昇する。しかし、トランジスタ516およびトランジスタ518〜520の 一方が導通状態に切り替わらない限り。
実質的に電流は流れない。
図11Bは、ディジタル出力回路500のフィードバック回路526を示す。フ ィードバック回路526は。
アドレス線HDEV−0〜HDEV−3およびイネーブル線HP3−5を通じて コントローラ100によってアドレス指定される。1組のマルチプレクサ回路D U33およびDU35を含む。各ディジタル出力チャネルのTEST線はマルチ プレクサDU3Bへの入力信号として接続されているが、これらの各チャネルの D OD C78号はマルチプレクサDU35への入力信号として接続されてい る。マルチプレクサDU33およびDU35からの出力線528および530は それぞれ、一体に結合されており、これらの出力線の多重化フィードバック信号 はその後、直列に接続されている1組の演算増幅器(3140A)DU32およ びDU31を介して処理される。
従って、各ディジタル出力回路500〜504は、それぞれのコントローラ92 〜96へ直列に多重化されたフするアナログ・レベルに変換せしめる。
きである。
図12A〜12Fについて説明する。アナログ入力回路600〜604の略図が 示されている。図12Aは。
図10Bでブロック610として示したマイクロコンピュータ回路の略図を示し ている。このマイクロコンピュータ回路610は、16MHzマイクロマイクロ プロセッサ31)EU3. メモリ・アドレス・ラッチ回路(HC573)EU 2,8Kx8 CMO3EPROM (57C64)EUIおよびプログラム可 能論理デバイス(EP910)EU4を含む。マイクロプロセッサEU3は、コ ントローラ100からのシリアルRXDATA線で各アナログ出力チャネルの出 力値を受信し、シリアルTXDATA線でステータス・データをコントローラへ 送信する。EPROM EUIは、アナログ出力回路600のオペレーティング ・プログラムを記憶するために使用されている。PLD EU4は、アナログ出 力回路600の特定部分の機能を制御する各種信号を生成するために使用されて いる。例えば、PLD EU4からのDACWR信号およびDACA信号は1図 12Bのディジタル−アナログ・コンバータ回路612に送信され、このD/A コンバータ回路にマイクロプロセッサEU3のデータ・バス(DATA < 7 0 >)のディジタル符号化アナログ値を収集せしめ、その符号値を対応マイク ロコンピュータ回路610はまた。アナログ出力回路600(SAO(Smar t Analog 0utput)回路基板と称する場合もある)の健全状態の 視覚表示を行うための緑色および赤色のLEDを含む。
この回路基板が正しく機能していれば、赤色LEDは消灯し、緑色LEDが点灯 している。しかし、コントローラのマイクロプロセッサは、アナログ出力回路6 00とコントローラ100との間の通信が故障した場合のように、一定の条件の もとでは緑色LEDが点滅する。同様に、赤色LEDは、マイクロプロセッサ回 路610が正しく機能していない場合やそのコントローラ100と通信しようと 試みている場合に1点滅させてもよい。赤色LEDは、非干渉試験に不合格した 場合、SAO回路基板のチャネルがアボートされた場合またはトラック上の問題 が検出された場合のような、いくつかの想定される条件のもとでは点灯する。逆 に、緑色LEDは、SAO回路基板のハードウェア構成要素が故障したり、コン トローラ100の故障が発生した場合、消灯する。従って。
これらのステータスLEDは、好ましくは、各種異なる問題が2個のLEDだけ でフィールド検査において視覚的に識別できるように、複数の用途に利用される ことは評価されるべきである。
図12Bは1図10Bに関連して説明した。デイジタルーアナログ・コンバータ 回路612.増幅器回路614およびマルチプレクサ回路616を示す。これに 関しては、D/Aコンバータ回路612 (AD7248)は。
12ビット分解能を有するが、絶対精度の設計は不要であることが評価されるべ きである。むしろ1本発明の制御方法に従えば、D/Aコンバータ612の精度 は、わずかな変更を行える能力に較べほとんど重要でない。
増幅器回路614は演算増幅器EU34 (3140A)を有する。この一段増 幅器は、IOVの最大出力を最大22、IVまで昇圧する2、21倍率器となる 。これに関しては、この増幅器の出力と反転入力との間の帰還区間に1.21に Ω抵抗を使用することが好ましい。これにより1非反転入力を通じて排流し得る 電流の量を制限することによって10Vを超える差分入力を防止し、その結果、 このデバイスは、復帰するまでに数秒かがる可能性がある正帰還モードに入るこ とが防止される。この構成によりまた。増幅器回路が、1.21にΩ抵抗と連係 して、その入力を2.21倍増幅できるようになる。
図12Cは1図10Bに関連して説明したアボート回路606を示している。こ れに関しては、演算増幅器(3140A)EU15または608は、マルチプレ クサ616からの5ET−AOI信号に応答する。しかし。
アボート回路606は、マイクロコンピュータ回路610またはコントローラ1 00のいずれか一方が正しく機能していない場合、電力がフィールドに送信され ないようにする装備を有する。詳しくは、演算増幅器EU15は、マイクロプロ セッサEU3のP1バスの適切なピンにおける低位信号によるトランジスタEQ 3の導通によって使用禁止にされ得る。すなわち、アナログ出力回路600は、 自己のアナログ出力をゼロに引き下げることができる。さらに1図12Dのデツ トマン・タイマ回路649からの低位DEADMAN信号の存在も、演算増幅器 EUI 5からのアナログ出力をゼロに引き下げさせる。デツトマン・タイマ回 路649のタイマ(LSI22)EU9は、DEADMAN信号を高位に維持す るために、コントローラ100がらの周期的なりEADSET信号パルスに応答 する。従って、DEADSETパルスが所定時間(例えば、64ミリ秒)以内に 受信されなイ場合、アナログ出力回路600は、自動的にそのアナログ出力線の 全部をゼロに引き下げる。
ディジタル・アボート回路510の場合と同様、アナログ°アボート回路606 は、アナログ出力回路600をその隣接アナログ出力回路602〜604から電 気的に絶縁するために光アイソレータ(EuB6およびEuB6)を含む。しか し、これらの光アイソレータ(ILD31)はまた、そのアナログ出力回路が接 続されているフィールド制御デバイスを駆動させる電流を通過させることもでき る。従って、演算増幅器EU15からの出力線646は、光アイソレータEU3 2およびEuB6の各々のトランジスタのコレクタ端子に接続されている。
さらに、アボート回路606は、ME抵抗618をトラック抵抗624から分離 するダイオード648を含むことに注目すべきある。
図12Eは1図10Bのマルチプレクサ回路634が実際上、マルチプレクサE U24およびEU26を有することを示している。同様に9図10Bのマルチプ レクサ回路636がマルチプレクサEU23およびEU25を有することも示し ている。従って、差動増幅器゛回路638も、演算増幅器(OPA2107)E UII、(OPA2107)EU21および(OPA602)EUI2の計5個 の1組を有する。演算増幅器EU11は、接地に対する下記信号の測定を可能に するME低抵抗よびトラック抵抗からの多重化されたrOUT−LJ倍信号よび rOUT−HJ倍信号供給する。演算増幅器EU21は、演算増幅器EU21お よびEU12により形成される差動増幅器638の第1段としてマルチプレクサ の出力を緩衝する。差動増幅器638によって生成されたrA/D I NJ倍 信号、マルチプレクサの出力間の増幅された(例えば、4.545倍増幅された )電圧差を表わす。
差動増幅器回路638は 3,2V max)ラック差分をIOVに変換するた めに4.545の利得を与える。この増幅により、アナログ・コンバータ642 の全範囲が利用可能になる。さらに、上記の演算増幅器は。
それぞれ、−5Vの負レールおよび+26Vの正レールを有することに注目すべ きである。これに関しては、演算増幅器は5Vの負レールおよび3Vの正レール の範囲で動作する。また、演算増幅器のスルーレートは、IV/ミリ秒より大き く、また、電圧オフセットは出来るかぎり低くあるべきである。このようにして 、差動増幅器回路638は、相対的に高速で動作し、供給レールに近い良好さで 実行し、広範囲にわたり同相成分電圧を拒絶する能力を有する。
図12Fは、アナログ出力回路600が、rOUT−L」信号、rOUT−HJ 倍信号よびrA/D I NJ倍信号受信し、これらの信号をrOAT−1〜0 AT−5」信号により多重化することによって完結することを示す。マルチプレ クサ640のアナログ出力は、演算増幅器(OPA602)EU5によって処理 された後、A/Dコンバータ(ADS574)642によってディジタル信号ス トリームに変換される。A/Dコンバータ642はアナログ出力回路600のマ イクロプロセッサU3のDATA<7 0>バスに接続されている。
図13A〜13Dについて説明する。ここではネットワーク・コントローラ16 の略図が示されている。前述の通り、ネットワーク・コントローラ16は、光フ ァイバ・ネットワーク全体の通信管理者として機能し、好ましくは、少なくとも 500キロボーの速度で通信できる能力を有する。ネットワーク・コントローラ 16は1図13Aに示す通り、それ自身のマイクロコンピュータ回路800を備 える。マイクロコンピュータ回路800は。
マイクロプロセッサ(80C31BH−1)FUIo。
32にプログラム・メモリFUI1.32にデータ・メモリFU6.PLDメモ リ・コントローラ・チップFU5およびラッチ回路チップFU2〜FU3を有す る。この点、マイクロコンピュータ回路800は、設計上2図6Aのコントロー ラ100と同様であり1両者の回路の設計では、同一または類似の構成装置を使 用することができる・また、16MHz発振器回路802もマイクロプロセッサ FUIOに接続されて示されており、これは、マイクロプロセッサFUIOがプ ロセス制御コンピュータ14からMODSYNCIN同期信号を受信しても、ネ ットワーク・コントローラ16がそれ自身のクロックにもとづいて動作するよう に指示する役割を果たす。
ネットワーク・コントローラ16は1図13Bに示す16ビツト幅Bバスにより 自己のプロセス制御コンピュータ14と接続されている。ネットワーク・コント ローラ16はまた。プロセス制御コンピュータ14から、それらの2台のコンピ ュータ・システム間の通信を容易にする1組の符号化制御信号(rMOD−DO 〜MOD−D3J 、rMOD−CPおよびMOD−3TJ)を受信する。これ に関しては、これらの符号化制御信号はデコーダ回路(22V10)FUI3へ 接続されており、この回路は、それらの制御信号を復号化し1図13Aおよび1 3Bに示す回路へ送信する。従って1例えば、「/MODSETDATAJ信号 は、Bバスに供給されたデータを収集するために、1組のトライステート・フリ ップフロップ回路(74HT574)FU14〜FUI 5へ送信される。同様 に、r/MODREADATAJ信号は、1組のラッチ回路FU16およびFU I7に送信され、これらの回路に、マイクロプロセッサFUIOのPOババス収 集されたデータをプロセス制御コンピュータのBバスへ通過させる。また、上記 のフリップフロップ回路FU14〜FU17は、マイクロプロセッサFU10の ADババス接続されている。3:8デコ一ダ回路(74HC138)FU4から イネーブル/クロック信号を受信する。
図13Bはまた。フリップフロップ回路FU18が。
プロセス制御コンピュータ14からのBバスとネットワーク・コントローラ16 のマイクロプロセッサFUIOのPOババスの間の以降の入力のインタフェース となることも示している。これに関しては、プロセス制御コンピュータが、ネッ トワーク・コントローラ16に対して5ETCODE信号を送信し、この信号は 、プロセス制御コンピュータ14によってどのようなデータ要素がフリップフロ ップ回路FU14〜FU15にロードされたかをネットワーク・コントローラ1 6に知らせるために使用される。さらに1プロセス制御コンピユータ14は。
新しいプロセス制御サイクル(例えば、新しい秒)の始まりを示すために使用さ れる。所定の設定符号値(例えば、16進数の10)をフリップフロップ回路F U18に送信する。この符号が送信されるはずの予想時間中に。
ネットワーク・コントローラ16は、新しいプロセス制御サイクルの始まりを検 出するためにフリップフロップ回路FU18を短い周期で繰り返しポーリングす る。新プロセス制御サイクル設定符号が検出されると、マイクロプロセッサFU IOは、それ自身の対応するクロック信号を読み取り、格納する。その後1マイ クロプロセツサFUIOは、そのクロック・データを格納する適切なレジスタを 、ネットワーク・コントローラ16のクロック信号をプロセス制御コンピュータ 14のクロック信号に調整できる量だけ変更する。最後に1図13Bには。
信号線KEYO〜KEY3によってネットワーク・コントローラ16のデバッグ ・パネル18のキーボードに接続されているデコーダ回路(74HC541)F UIが示されている。デバッグ・パネル18への通信は1図13Aに示したPR DBUG信号によって行われる。従って1図13Bに示す回路は、プロセス制御 コンピュータ14との双方向通信およびデバッグ・パネル18との双方向通信の ために、マイクロプロセッサFUIOのP。
バスの多重化使用を効果的に行う方法を付与することが理解されるべきである。
図13Cは、ネットワーク・コントローラ16のレシーバ回路804を示す。こ のレシーバ回路804は一般に、マルチプレクサ回路FU8.ディジタル−アナ ログ・コンバータ回路FU12およびコンパレータ回路FU7を含む。マルチプ レクサ回路FU8は、ネットワーク・コントローラ回路基板のエツジ・コネクタ から出ている1組の個別の信号線であるRXDバスに接続されている。これらの 信号線は1両方向で通信できるネットワーク・コントローラの能力を表わしてい るMAIN RXD信号線およびREPEAT RXD信号線を含む。これに関 しては、MAIN RXD信号線は最終的に、後述のインタフェース回路を介し て、−図1に示した2本の光ファイバ・ケーブル34の両方と接続されている。
同様に、REPEAT RXD信号線は最終的に、2本の光ファイバ・ケーブル 36の両方と接続されている。このようにして、各ネットワーク・リングの両ケ ーブルは。
1個の通信リンクを形成するために使用されている。マルチプレクサ回路FU8 はさらに、NEIGHI RXDおよびNEIGH2RXDと表示した信号線と も接続されている。これらの隣接信号線のうちの一方は、プロセス制御コンピュ ータ14aおよび14b間の高速光通信を受信するために使用することができる 。隣接信号線の他方は、プロセス制御コンピュータ14が3台の冗長プロセス制 御コンピュータから構成されている場合に。
当該の通信を容易にするために使用することができる。
あるいはまた、それらの隣接信号線は、プロセス制御コンピュータ間の補助的な 冗長通信リンクを提供するために使用することもできる。
コントローラ100に関する多くの入力信号の場合と同様に、ディジタル−アナ ログ・コンバータ回路FU12およびフンパレータ回路FU7は、マイクロプロ セッサFUIOに接続されるRXDATA信号を生成するために協同で動作する 。この構成により、最終的にマイクロプロセッサFUIOへの単一の信号線を生 成する同一の回路によって、複数のアナログ信号およびディジタル信号の両方が 処理可能となる。
図13Dは、ネットワーク・コントローラ16のトランスミッタ回路806を示 す。詳しくは、トランスミッタ回路806は、デコーダ/デマルチプレクサ回路 (74HC138)FU9を有するものとして示されている。
デコーダ回路FU9は、マイクロプロセッサFUIOのアドレス・バスP1に接 続されており、また、光ファイバ・ネットワークに信号を送信するためにマイク ロプロセッサからTXDATA信号を受信する。デコーダ回路FU9は1図13 Cに関連して説明したRXD信号の相補形である信号を生成する。若しくは、M AIN TXD信号は最終的に光ファイバ・ケーブル34の一方に接続され、R EPEAT TXD信号は最終的に光ファイバ・ケーブル36の一方に接続され る。同様に、NEIGHI TXDまたはNEIGH2TXD信号の一方は、プ ロセス制御コンピュータ14aおよび141)間に通信リンクを提供するために 使用することができる。
図14A〜14Eについて説明する。ブレークアウト・シリアル通信回路26の 略図が示されている。これに関しては、ブレークアウト回路26は、ネットワー ク・コントローラ16といくつかの回路上の類似点を有する。
詳しくは、(図14Aに示す)ブレークアウト回路26のマイクロコンピュータ 回路808は、ネットワーク・コントローラ16のマイクロコンピュータ回路8 00と類似している。マイクロコンピュータ回路808は、マイクロプロセッサ (80C31BH−1)GUl、32にプログラム・メモリGU13,32にデ ータ・メモリ・チップGUII、PLDメモリ・コントローラ・チップGU14 .および、ラッチ回路チップGU3およびGU8を含んでいる。さらに、(図1 4Dの)ブレークアウト回路26のトランスミッタ回路810は、ネットワーク ・コントローラ16のトランスミッタ回路806と同様であり、(図14Dの) ブレークアウト回路26のレシーバ回路812はネットワーク・コントローラの レシーバ回路804と同様である。
図14Bは電源回路814を示しており、この図は。
ブレークアウト回路26が、プロセス制御コンピュータ14(MODで示されて いる)または外部電源からその電力を受信できることを示している。図14Cは 、ブレークアウト回路26で使用可能な各通信信号線のためのコネクタS1〜5 15を示す。これらのコネクタはさらに、それぞれ図15Aおよび15Bに示す 回路等の、光ファイバ・レシーバ回路および光ファイバ・トランスミッタ回路と 接続されている。従って1例えば、MAINRXD信号およびMAIN TXD 信号はコネクタS1を介して接続され、REPEAT RXD信号およびREP EAT TXD信号はコネクタS3を介して接続される。さらに、「ブレークア ウト」の名称が示すように、ブレークアウト回路26によって受信された信号を 。
個別のフィールド・コンピュータ装置12と関係する特定の通信チャネルに向け て送信するために、1組のコネクタ56〜S15が備えられている。
従って、ブレークアウト回路26は最大10台までのフィールド・コンピュータ 装置12について通信信号のマルチブレクシングまたはデマルチブレクシングを 行う能力を有することが評価されるべきである。さらに、ブレークアウト回路2 6が1図2のブレークアウト回路26eに関して示したような、「リピータ」機 能を付与するように機器構成できることも評価されるべきである。
これに関しては、MAIN RXD信号線で受信された信号は、マイクロプロセ ッサGUIOによって処理され。
REPEAT TXD信号線により1図2のブレークアウト回路26fといった 次のブレークアウト回路へ転送することができる。このようにして、ブレークア ウト回路26eを、信号のりトランスミッタとして使用することができる。
図14Eは、ブレークアウト回路26の信号転送機能を制御するために使用され るコンフィギユレーション回路816を示す。詳しくは、ブレークアウト回路2 6のメイン/リピート・ボート30〜32と通信チャネルCH1〜CHIOとの 間での信号のマルチブレクシングまたはデマルチブレクシングを容易にするため に、1組のスイッチGSWIおよびGSW2が設けられている。本発明の1形態 では、スイッチGSWIは開始チャネルを判断するために使用され、スイ・ソチ G SW2は終了チャネルを判断するために使用される。従って、これらの2個 のレンジ・スイッチの組み合わせにより、マイクロプロセッサGUIOは、いず れの組の隣接チャネルがフィールド・コンピュータ装置12に能動的に接続され て0るかを知ることができる。対照的に、スイッチG SW3を設定することに より、ブレークアウト回路が信号分配の−次レベルで接続されているか(例えば 9図1のブレークアウト回路26bと266)、 または、ブレークアウト回路 が信号分配の二次レベルで接続されているか(例えば1図1のブレークアウト回 路26aと260)をマイクロプロセッサGUIOに知らせることが出来る。
スイッチGSW3を設定すると、ブレークアウト回路がリピータとして使用中で あるかどうかがマイクロプロセッサGUIOに報知される。さらに図14Hには 、ブレークアウト回路26のデバッグ・パネル56を「RPDBUGJバスを介 してマイクロプロセッサGUIOに結合するために使用されるコネクタGSSも 示されている。
図15Aおよび15Bについて説明する。2個の光ファイバ・インタフェース回 路の略図が示されている。詳しくは1図15Aはレシーバ回路900を示し1図 15Bはトランスミッタ回路902を示している。レシーバ回路900は、高速 コンパレータ回路(LT1016)HU4に給電する光−電気コンバータ回路H U2を含む。
高速コンパレータ回路HU4は、光入力信号の光学的可変成分に対応する電気的 可変成分を有するrRX OU丁」信号を生成する。通信信号を伝導するために プラスチック光ファイバを使用する場合、コンバータHU2には、HP−252 2コンバータを使用することが好ましい。しかし、ガラス光ファイバを使用する 場合は、コンバータHU2にはHP−2402コンバータを使用することが好ま しい。
図15Bのトランスミッタ回路902は、電気−光コンバータ回路HUIに給電 するNANDゲート(75451)HU3を含む。通信信号を伝導するためにプ ラスチック光ファイバを使用する場合、コンバータHUIには、HP−1522 コンバータを使用することが好ましい。しかし、ガラス光ファイバを使用する場 合は、コンバータHU2にはHP−1404コンバータを使用することが好まし い。
図16A〜16Gについて説明する。電源回路50の略図が示されている。電源 回路50は、最大5台のフィールド・コンピュータ装置に給電可能な500W電 源である。これに関しては、1個の電源回路が、各フィールド・コンピュータ装 置12のコントローラ92〜96のうちの対応する1個だけに給電するために使 用されることが好ましい。すなわち、1!源回路50のいずれか1個は、1〜5 台のフィールド・コンピュータ・装置のLeftコントローラ92に電力を供給 するために使用することができる。電源回路50はまた。1個以上のブレークア ウト回路26へも給電するために使用することができる。さらに電源回路50は 、その交流入力電力に停電があった場合に電力を得ることができるバッテリ52 に充電するためにも使用される。バッテリ52は、好ましくは、直列に接続され た1組2個の12V完全密閉形電池である。
また、この電源回路は1図1に示したように、それ自身の筐体に好適に収容され ている。筐体は、フィールド・コンピュータ装置12,1組の電源回路50およ び1組のバッテリ52を収容するように設けることもできる。
電源回路50の筐体は、好ましくは、電源回路50の各種機能面の状態を指示す る1組のLEDを備えている。
例えば、1個のLEDは電源回路50が交流電力を受信しているということを指 示するために、また別のLEDはバッテリ52が十分な使用可能電力を有するこ とを示すために使用することができる。後述のように、電源回路50は、負荷試 験を行ってバッテリ52を試験できる能力を有する。
図16Aは、コントローラ100からのFANON信号に応答するファン・コン トローラ回路904を示す。
このFANON信号は、光アイソレータ回路IU8のトランジスタを導通させ、 それにより電源回路50の筐体内のファンに電力を送る。ファンへの電力は、コ ネクタS3のビン1〜4に接続されている1対の温度検知デバイス(AD592 )によって生成される信号から供給することもできる。電源筐体内で検知された 温度が十分に高い場合、温度検知デバイス(図示せず)によりファン(図示せず )が始動する。コントローラ100が電源回路の温度を監視し7必要に応じてフ ァンを始動できるようにするために、 P OW E R−T E M P信号 がコントローラ100へ返信される。
図168+!、AC120V*t:はAC240Vf)いfれか一方の電力を受 信することができる電力コンバータ回路906を示す。また1図16Bは、電源 回路50に交流電力が使用可能であることを検知するために使用される光アイソ レータ回路(H11G2)IUIも示している。同図には示されていないが、好 ましくは適切なACコンバータ(例えば、Victor Vl−FKE6−CM X回路)が、r+HVJ tijよびr−HVJ で表示された線上で変調直流 電力を生成するために使用される。
3個(7)200W1t[回路(V−200)P33〜PS5の1組が、その高 圧入力電力を調整されたDC28V出力に変換するために並列に接続されている 。出力電圧を精確に+28Vに調節するために分圧器回路R3〜R5が使用され ている。この電圧レベルはバッテリ52に充電するために必要である。バッテリ 52は、これらのバッテリへの電流流量を制限するために使用されている正温度 係数(PTC)の抵抗VR2〜VR7のバンクを介して、充電される。バッテリ 52が過度の電流を流すと。
PTC抵抗が発熱し、バッテリへの電流流量を制限する。
この充電電圧は、バッテリ52を図16Bの充電回路に接続するために使用され ている図16Cに示すリレーに2への導線908で送電される。これに関しては 、バッテリ52の1個以上の組の正の端子は、リレーに2の下流側で導線910 に接続されている。リレーに2は。
コントローラ100から得られるrLOAD TEST−BJ倍信号よって制御 される。このLOAD TEST−B信号は、バッテリの充電状態を試験するた めにバッテリ52を充電回路から切り離すために使用される。
後述の通り、この試験は、バッテリが1個以上のフィールド・コンピュータ装置 12の一次電源を供給するように要求された場合に引込まれる電流量を反映する ような負荷条件のもとで実施される。
この″負荷“試験を実施するために、バッテリ52は。
低11!流引込み負荷(例えば、125Ω)と高電流引込み負荷(例えば、0. 75Ω)の間で交互に切り換えられる。低電流負荷は(5wの)抵抗R28およ びR29によって与えられるが、高電流負荷はコネクタ「B4」のピン3−6間 で提供される。高電流負荷は、並列の1対のDale HLZ−1651,5Ω 電力抵抗器等の。
バッテリ52から最大許容電流を引き出す能力のあるいずれかの抵抗素子である ことができる。スイッチに1は。
コントローラ100から間接的に受信するrLOAD−TEST−AJ倍信号応 答して、試験手順においてバッテリ52を高電流負荷および低電流負荷に交互に 接続するために使用される。このLOAD TEST信号により、約180秒間 高位信号を生成するように構成された(555)タイマ回路IU9がリセットさ れる。光アイソレータ回路IU7およびIUIOについて示した極性−??、L OAD TEST−AF号およ[LOAD TEST−B信号は、実際上コント ローラ100がらの同一の信号とすることができる。すなわち、バッテリ52は LOAD TEST−B信号が高位の間に充電され、また、タイマ回路IU9は リセット状態に保持される。しかし、LOAD TEST−B信号が低位になる と、スイッチに2が作動し、バッテリ52の正端子をスイッチに1に接続する。
その後、タイマ回路IU9はカウントを開始し、バッテリ52を約60秒間高電 流負荷に切り換える。その後、バッテリ52は低電流負荷に切り換えられる。
負荷試験中、バッテリ電圧BATTERY Vは1分離回路(AD202)IU 3を介してコントローラ100によって測定される。これに関しては、バッテリ の放電電圧は、負荷と蓄電量との関数である。従って、コントローラ100は、 rBATTERY VJ倍信号高電流負荷の既知の抵抗値とからおおよその蓄電 量をめることができる。すなわち、コントローラ100は、電源回路50が約6 0秒間の間コントローラに高電流負荷バッテリ値で給電する負荷試験を行なう。
低電流負荷はまた。必要に応じて、バッテリ52を完全に放電させるために使用 することができる。分離回路IU3およびIU4は、電源回路50が2つの個別 の接地電位(GND)を有することが出来るように使用されている。バッテリの GNDから分離されたGND電位は、以下、l5OGNDと称する。
電源回路50はまた。この回路の状態またはバッテリ52の状態に関連する他の 数種の信号も生成する。例えば1図16Cは、電源回路50が、BATT LO W信号を生成するコンパレータ回路(LM339)IU6を含むことを示してい る。rBATT LOWJ信号は。
その名称が示す通り、バッテリ電圧が低すぎるかどうか(例えば、10V未満) を指示する。同様に、rBATTERY>26VJ信号は、バッテリ電圧が高す ぎる(例えば、26.IVを超える)ことを指示するために。
コンパレータ回路IU6の1つに使用される。rCHARGERVJ倍信号、バ ッテリ52に充電するために電圧が印加されていることをコントローラ100に 知うせるために使用される。この充[電圧が25Vを超えていれば、コンパレー タ回路IU6の1つが、高位CHARGEROK倍信号生成する。このコンパレ ータの切替え点は、調整器(AD587)IU5.抵抗R20およびR23によ って4.17Vに設定されているので。
CHARGERV信号は抵抗R32−R31間で分圧される。
図16Dについて説明する。1群の5個の電源回路50の制御インタフェース回 路912が示されている。制御インタフェース回路912は、rFANONおよ びIC0NSERVEJ m製(M号等の、:7ン)O−ラ100b’ ラ(7 ) ニアマント信号を解釈するための1対のデコータ回路(22V10)JUI およびJU2を含んでいる。後述の通り、IC0NSERVE信号は、フィール ド・コンピュータ装置への26Vの給電を停止するために使用サレル。BATO FF信号は、フィールド・コンピュータ装置への5Vの給電を停止するために使 用される。これに関しては、コントローラ100はまず、電源回路50に対して 、26V電源を遮断してバッテリ電力を一定に保ち、続いて、(コントローラ1 00によって決定された)適切な時間が経過した後に5Vffi源を遮断するよ うに指示できることが評価されるべきである。rBATTESTJ信号は、rL OAD TEST−AJおよびrLOAD TEST−BJ倍信号相当するrL OAD TEST−ONJ信号を生成するために使用される。
図16Eおよび16Fは、電源回路50によって給電される各フィールド・コン ピュータ装置12用に複製されている1組のコネクタ回路914および916を 示している。コネクタ回路914は単に、フィールド・コンピュータ装置12の 各々に送信される各種コマンド信号を示すにすぎない。同様に、コネクタ回路9 16は、ヒユーズCB1およびCB2を介して各フィールド・コンピユータ装置 12への26V電源およびvCC電源の送信を示す。
図16Gは、電源回路50の出力電源回路918を示す。出力電源回路918は 2図16BのコンバータI!Is3〜PS5から出力される+28V電源に対応 する。
rVsOtJRcEJと称する電源線を含む。VSOURCE線は、3つの15 0Wコンバ一タ回路(Vl−200)KPS2〜KPS4および100Wコンバ ータ回路(Vl−200)KPSIに送電する。コンバータ回路KPS2〜KP S4は協同して線920−922間に+26Vil源を生成し、コンバータ回路 KPS1は線922−924間に+5■電源を生成する。+5v電源の出力を電 源のセンス回路に接続するためにジャンパ線KJ3〜KJ4が設けられているこ とに注目すべきである。
1組の光カプラ(MOC8021)KUI〜KU4が。
5HUTDOWNお、Jl、び5 V OF F :] 7 ンド信号に応答し てコンバータ回路KPSI〜KPS4のオン/オフ動作を制御するために使用さ れている。詳しくは、(ICONSERVE信号から導出された)高位5HUT DOWN信号により、光アイソレータ回路KUIは不導通状態になり、それによ りトランジスタKQIが導通ずる。
これにより、コンバータKPS2〜KP S4に人力するゲート信号は低位にさ れ、その結果、これらのコンバータは遮断される。これはさらに、+26V電源 をフィールド・コンピュータ装置から取り除くことになる。同様の制御手順は、 光アイソレータ回路KU4およびトランジスタKQ2による+5■電源の遮断に も利用される。
さらに、光アイソレータ回路KU2およびKU3は、因16Bのコンバータ回路 PS3〜PS5がACallで電力を受信している際にコンバータ回路KPSI 〜KPS4を同時にオン状態にさせるために、+2Bv線926に応答する。
図17A〜171および図18A〜18Tについて一般的に説明する。本発明に 従ってフィールド・コンピュータ装置12において実行される裁定方法を例示す るために1連の流れ図が示されている。図17A〜17Eはディジタル入力の裁 定に関係しており1図17F〜17エはディジタル出力の裁定に関係している。
同様に1図18A〜18Nはアナログ人力の裁定に関係して1図180〜18T はアナログ出力の裁定に関係している。
フィールド・コンピュータ装置12のソフトウェア裁定方法を全体的に正しく把 握するために、以下の観察を行うことができる。これらの方法は、フィールド・ コンピュータ装置12に含まれる3個のコントローラ92〜96の各々に与えら れる入出力値における一致および不一致に応答してそれらの入出力値がどのよう に選択されるかについての1本発明に従った手順を表している。これに関しては 、これらの裁定方法はコントローラ92〜96の各々によって実行されるという ことを評価することが重要である。また、これらの各裁定方法は各プロセス制御 サイクル(例えば、毎秒)内で実行されるということも評価されるべきである。
一般に、これらの裁定方法で使用される数値データはまず、最初の段階として妥 当性を検査されなければならない。次に、少なくとも2個のコントローラからの 数値データ(すなわち、AO,A I、D I :jたはDo値)が一致する場 合、最左端の値が選択される。すなわち、Leftコントローラ92およびM  i d d l e :]ントローラ94が一致している場合、Leftコント ローラ92でめられたAIまたはDIの値がプロセス制御コンピュータ14へ送 信される。同様に、Middleコントローラ94およびRightコントロー ラ96が一致している場合、Middleコントローラ94でめられたAOまた はDoの値がフィールドへ送信される。しかし、コントローラ92〜96の各々 がこの裁定プロセスを実行するので、これらのコントローラは1人出力値につい てチャネルごとに異なる一致組合せによる裁定された値を送信することが可能で あることを評価すべきである。そのような状況が発生し得るのは1例えば、コン トローラ92〜96との間の通信故障の結果、あるコントローラのデータ値が他 の2台のコントローラと共用し得ない場合である。
3つの妥当なデータ値が存在するが、3台のコントローラ92〜96のいずれも 一致していない場合は1本発明に従って、ソフトウェアにより選択可能なデフオ ールド条件がその値について使用される。入力値の場合、Select−Hig h値またはSelect−Low値の間でプロセス制御コンピュータ14への送 信の選択が行われる。出力値の場合、Fail−3afe値またはFail−L ast値の間でフィールドへの送信の選択が行われる。本発明の利点の一つは、 これらのソフトウェアにより選択可能なデフオールド条件が、フィールドにおい て変化している条件に応答して行い得る最も効果的なプロセス制御の決定を行な うために迅速に変更できる。という点である。本発明の1形態では、これらのデ フオールド値条件は、変更することができ、フィールド・コンピュータ装置によ って処理されている各入出力チャネルの各プロセス・サイクルの信号通信によっ てフィールド・コンピュータ装置12へ送信される。
それらのデフオールド値条件は2通信割り込みが最新のデフオールド値条件の適 用を妨げないように、コントローラ92〜96の各々に記憶されているが、やは り最も適切なデフオールド値条件が適用されるように手順が設けられている。例 えば、あるプロセスが最初に開始される時、最も適切な出力デフオールド条件は Fail−5afe値(例えば、ゼロ出力)とすることができる。
しかし、そのプロセスが一定期間正しく運転された後は。
最も適切な出力デフォールト値条件をFail−Last条件とすることができ る。これに関して、Fail−Last条件は、プロセス制御コンピュータ14 からの通信が失われた場合、最も新しく裁定されたデータ値を問題のチャネルに 適用する。妥当なデータ間の完全な不一致に応答してアナログ出力にFail− Last条件が呼び出さねた場合、最新の裁定データ値に数値的に最も近い値が 選択される。入力値または出力値のいずれにもまったく妥当なデータが使用でき ない場合は、最新の裁定データ値を使用しなければならない。
図17A〜17Eについて説明する。ディジタル入力データの裁定に関する流れ 図が示されている。これらの流れ図を説明する前に、3個のコントローラ92〜 96はそれぞれ、この裁定プロセスを独立して実行することに注目すべきである 。しかし、Middleコントローラ94は、このコントローラに追加の先ファ イ/く通信リンクが増設されない限り、自己の裁定結果をプロセス制御コンピュ ータ14に送信することはない。そのような光フアイバ通信リンクは1例えば、 3台のプロセス制御コンピュータ14が配備された場合に使用されるべきである 。
図17Aはディジタル入力データの裁定の全体流れ図1000を示している。ブ ロック1002は、第1の1O個のディジタル入力チャネルのデータ値がメモリ にロードされることを示す。これらのデータ値は9図61に示したコントローラ 100のマルチプレクサU9から得られたものである。次に、裁定プロセスを設 定するために、各種定数、ポインタおよびカウンタが初期化される(ブロック1 004)。ディジタル入力回路がコントローラ回路基板に含まれているか、また は、シャーシ取り付はディジタル入力回路が取り付けられていることをマイクロ プロセッサU40が検出した場合、妥当なデータが使用可能であることを示すた めに「グツド・ビット」が設定される(ブロック1006)。
判断ブロック1008〜1010は、有効な相互隣接通信メツセージがコントロ ーラで受信されているかどうかについて(例えば、検査合計の計算によって)検 査する。すなわち、コントローラ92は有効データ通過メツセージがコントロー ラ94〜96から受信したかどうかを確認するために検査し、コントローラ94 は有効データ通過メツセージがコントローラ92〜96から受信したかどうかを 確認するために検査する。次に、コントローラは、第1のチャネルの有効ディジ タル入力値を「取得」する(ブロック1011)。その後、このチャネルの有効 ディジタル入力値は、N1(例えば、コントローラ94)値、N2(例えば、コ ントローラ96)値およびME(例えば、コントローラ92)値から、裁定ソフ トウェア用のLeft値、Middle値およびRight値に変換される(ブ ロック1012)。
この時点で、流れ図1000は、一連の3個の破線ブロック1014〜1018 を示しており、これらはそれぞれ個別の流れ図を表わしている。詳しくは、“D etermine Send−Low−ブロック1014は図17Bに、”De termine which Input to 5end”ブロック1016 は図17C〜17Dに、 “Set/C1ear DICBit”ブロック10 18は図17Eに示されている。これらの流れ図に示した処理工程が完了すると 、第1のチャネルの裁定ディジタル入力値がプロセス制御コンピュータ14への 送信のためにメツセージ・バッファに格納される(ブロック1020)。その後 プログラムは、ディジタル入力値の全部が裁定されるまで1次のディジタル入力 チャネルについて「取得」および「裁定」を行うために反復的にループバックす る(ブロック1022)。このプロセスは、特に3台のプロセス制御コンピュー タ14が与えられている場合、各コントローラ92〜96によって実行されるこ とにやはり注目すべきである。しかし。
図1に示した実施例では、Leftコントローラ92およびRightコントロ ーラ96のみがそれぞれ裁定結果をそれぞれのプロセス制御コンピュータ14a および14bに送信する。
図17Bの流れ図1014は、プロセス制御コンピュータ14へLowデフオー ルド値が送信されるべきかどうかの判断を示している。これに関しては、流れ図 1014は、有効な5end LowビットがLeft:]ントローラ92.M iddleコントローラ94およびRightコントローラ96のいずれか1個 について使用可能かどうかを確認する(例えば2判断ブロック1030〜103 2)ための検査を行なう。一致があれば、最左端の5end Lowビットが使 用される(例えば。
ブロック1034)。しかし、2個の有効なSendLowビットだけが存在す る時にそれらの有効な5end Lowビットの間に不一致があれば、i新の有 効5end Lowビットの状態が使用される(例えば、ブロック1036〜1 038)。
図17C〜17Dの流れ図1016は、各ディジタル入力チャネル用の基本裁定 ルーチンを示している。プロセスはLeftディジタル人力の妥当性の試験から 始まるが(ブロック1040)、Leftコントローラ92の値に対する明らか な偏向は、その選択がシステムおよびソフトウェアの全体的な統一を促進すると しても、不要であることが評価されるべきである。Leftディジタル人力値が 有効であれば、Middleディジタル人力値の妥当性が検査される(ブロック 1042)。さらに1両方の値が有効であり、それらが一致していれば(ブロッ ク1044)、プロセス制御コンピュータ14への送信にはLeftディジタル 入力値が選択される(ブロック1046)。すなわち、Leftコントローラ9 2およびMiddleコントローラ94の両者が高位のディジタル値を与えた場 合、メモリに記憶されたディジタル値は、最終的にプロセス制御コンピュータ1 4へ送信される値のデータ・テーブルにLeft値が送られることになることを 示している。それでも、プロセスはこの時点で終了するわけではない。有効なデ ィジタル入力値がRightコントローラ96から得られればLeft−Rig htの一致判断が行われる(ブロック1048)。不一致があれば(例えば、L eft−高位。
Right−低位)、Left−Right比較ビットrDICLRJが「設定 」される。すなわち、DICLRビットに高位/1の値が与えられる(ブロック 1050)。これらの特定の比較ビットは、カウントされ、かつ/または、各プ ロセス制御サイクルでプロセス制御コンピュータ14に送信され、その結果、継 続不一致の指示が得られる。これに関しては、フィールドへのサービス・コール が行われなければならないこと、または、適切な状況では特定のディジタル入力 回路またはコントローラ100が停止されなければならないことを決定するため に、蓄積された比較ビットは使用することができる。
流れ図1016の残りの部分は全体として、上述の分析に従っている。しかし、 ブロック1o52は、Left−Middleの不一致が存在し、かつ、Rig htディジタル入力値が有効ではない場合に、Arbitration Fai lure(裁定失敗)ビットが設定されることを示している点に注目すべきであ る。この時点で2判断ブロック1054は、プロセス制御コンピュータ14が、 デフオールド値として低位値を送信するように要求したかどうかを確認するため にプログラムが検査することを示している。応答が否定の場合、その値が高位で あればLeft値が選択され(ブロック1056)、Left値が低位であれば M i d d I e値が選択される(ブロック1058)。この理由は、低 位のLeft値との不一致が存在していたために、Middle値は高位でなけ ればならないからである。Send−Lowデフオールド値が要求されていれば 、まず初めにLeft値が高位であるかどうかを確かめるために検査される(ブ ロック1060)。ブロック1058および1062が暗示しているように、最 終的に低位の値がプロセス制御コンピュータ14に送信される。
図17Hの流れ図1018は、汎用ディジタル入力比較ビットDICの状態の判 断を示している。特定の比較ビットの状態から、いずれか2つの有効ディジタル 入力値の間に不一致が検出された場合、このDICビットが設定される(ブロッ ク1064)。そうでなければ、DICビットはクリアされる(ブロック106 6)。
図17F〜171について説明する。以下、ディジタル出力値の裁定方法を説明 する。これに関しては2図17F〜171の流れ図は全体としてディジタル入力 値に関する上述の分析に従っていることがわかる。従って。
例えば1図17Fの流れ図1068は図17Aの流れ図10001:対応し1図 17G(7)流れ図1°o7oは図17Bの流れ図1014に対応する。しかし 、流れ図1070の場合、Fail−Last要求がプロセス制御コンピュータ 14からフィールド・コンピュータ装置12へ送信されたかどうかに関して判断 が行われる。
図17Hの流れ図1072は、各ディジタル出力チャネルの基本裁定ルーチンを 示している。ディジタル出力の選択は全体としてディジタル入力の選択に関して 説明した分析に従っているので、若干の注釈を行うに留める。
詳しくは、ブロック1074は、特定のNoma t chビット(すなわち、 比較ビット)およびNegotiation Failureビット(すなわち 、DOAFビット)の両者が5その2個のディジタル出力値だけが同一でない場 合に設定されることを示している。さらに。
ブロック1076は、DOAFビットが、Left、MiddleおよびRig htのディジタル出力値のいずれも有効でない場合に設定されることを示してい る。
ブロック1076はまた1本発明が通信の故障に対応する機構を提供することを 示している。詳しくは、プログラム可能な“タイムアウト・カウンタ”が初期値 から減分される。これによらなければ1通信が再確立されるまで、出力状態に何 らかの変更も行われないことになる。
この場合に、プロセス制御コンピュータ14から所要のタイムアウト値を送信す ることができ、これはその後。
全部のディジタルおよびアナログ出力のフェールセーフ・タイムアウト・カウン タとして使用するためにコントローラ92〜96によって裁定される。例えば、 このタイムアウト値は、Fail 5afe状態からFailLast状態まで の秒数を表すとすることができる。
判断ブロック1078は、タイムアウトが発生したかどうかを検査する(例えば 、ゼロのカウンタ値)ために使用されている。タイムアウトがまだ発生していな ければ。
判断ブO−/り1080でFail−Lastデフオールド値が要求されたかど うかが試験される。Fail−Listデフオールド値が要求されていれば、ブ ロック1082は、最新の裁定ディジタル出力値がフィールド(例えば、ディジ タル出力回路500)に送信されることを示している。Fail−Lastデフ オールド値が要求されていなければ、Fail−5afe値(例えば。
低位、ゼロまたは不活動状態)がフィールドに送信される(ブロック1084) 。タイムアウト状態が発生していれば1判断ブロック1078およびブロック1 084により、Fail−5afe値がフィールドに送信されることが示される 。
図171の流れ図1086は、全体として1図17Hの流れ図1018に対応す る。しかし、ブロック1088は、処理されている特定のディジタル出力チャネ ルのいずれか2個のコントローラの値の間に不一致が見られる場合に、汎用ディ ジタル出力比較ビットDOCが設定されることを示している。最後に1図17F のブロック1090は1選択されたディジタル出力値が、適切なディジタル出力 回路のチャネルへの以降の送信のためにメモリ・テーブル・ロケーションに格納 されることを示している。
図18A〜18Nについて説明する。アナログ入力データの裁定の流れ図が示さ れている。これに関しては。
図1.8 Aおよび1.8 Bは、接続して、アナログ入力データの裁定の全体 渡れ図1100を示す。最初の手順として、ブロック1102は、プログラムが 3個のアナログ入力回路600〜604の各々からのFamily−Typeコ ードを検査することを示している。ブロック1102によって表わされた処理工 程の詳細は1図18Cおよび18Dに示されている。詳しくは、プログラム・ル ーチンは、2組のアナログ入力回路の各々から有効なFami l y−Typ eコードが受信されたかどうかを確かめることにより開始する(例えば1判断ブ ロック1104〜1108)。次いでプログラムは、裁定を実施するコントロー ラのFami +y−Typeコードと他の2個のコントローラのFami l y−”Typeコードとの間に一致が存在するか否かを決定する(例えば1判断 ブロック1110〜1112)。一致が見られれば。
それぞれの場合に特定のOKビットが設定される(例えば、ブロック1114〜 1116)。しかし、rMEJコードとrNe ighborlJ :]−ドの 場合のように。
ある特定の一致が見られなければ、「N o m a、 t c h、 Jビッ トが設定されることになる(図18Dのブロック1118)。
裁定を実施するコントローラはその入力データを処理する方法を知っているので 、プログラムの流れは、第1のチャネルについて3個のアナログ入力回路からデ ータ値を取得するために1図18Aのブロック1112へ飛び越して戻る。判断 ブロック1124は、プログラムがその後、Neighborlアナログ入力回 路に関していくつかの試験を行なうことを示す。詳しくは、裁定を実施するコン トローラは、Neighborlの回路基板が取り付けられているかどうか、ま た、Neighborlアナログ入力回路に関するそのコントローラから完全な 通信メツセージが受信されているかどうかを確かめるために検査する。これに関 しては、上記の検査は。
MEおよびN1の回路基板のFami 1y−Typej−ドについてOKビッ トが設定されているかどうかを確かめることによって実施できることに注目すべ きである。
次に、裁定を実施するコントローラによって受信されたアナログ値と(相互隣接 通信メツセージによって)Neighborlアナログ入力回路から受信された アナログ値との間の差異が判断される(ブロック1126)。
アナログ値のその差異はその後、Narrow Tolerancej、きい値 と比較照合される(ブロック1130)。このNarrow Toleranc e値は。
使用しているアナログ入力検知ハードウェアの形式に応じて異なる。例えば、4 〜20 mA電流ループ入力値を供給するセンサの場合、Narrow Tol eranCe値は0.6%に設定することができる。すなわち。
MEの値が10.0mAで、Neighborlの値が9.88〜10.12m Aであったとすれば、これらの値はNarrow Toleranceによる一 致の範囲内であると判断されよう。熱電対から得られる値のように、極めて安定 している他のアナログ入力値に関しては、相当厳密なNarrow Toler ance値を使用することができる。
ブロック1132は、Narrow Toleranceによる一致が存在する 場合にNeighborlNarrow Toleranceビ・ノドが設定さ れることを示している。しかし、そのNeighborlの値がNarrow  Toleranceの範囲から外れていた場合、その値が少なくともWide  Toweranceの範囲内にあるかどうかを判断するために試験が行われる( ブロック1134)。このWideT。
1erance値は、Narrow Tolerance値の2倍の値といった ように、適宜の緩やかな値である。後述の通り、Narrow Toleran ce値試験は、以下In 5ervice (rサービス状態」)と称するが、 初めて入力チャネルを裁定に適格にさせるために使用される。対照的に、Wid e Tolerance試験は、以前に適格とされた入力チャネルが「サービス 状態」のままでいられるようにするために使用される。ME値とNeighbo rl値が十分に一致している場合、Wide Toleranceビットが設定 される(ブロック1136)。この判断の結果に関わらず、プログラムはその後 、Neighbor2アナログ入力回路基板が取り付けられていることを前提と して。
Neighborlの値の試験と同様にしてNe i ghbor2の値の試験 に進む(例えば1判断ブロック1138−1142)、次いで、Neighbo rlおよびNe i ghbo r2の両者のアナログ入力回路基板が取り付け られており、また、必要なt自互隣接通信メツセージが受信されていることを前 提として、これら2個の回路からのアナログ入力値は、Narrow Tole rance値試験およびWide Tolerance値試験を受ける(例えば 1判断ブロック1144〜1148)。その後、 ME、Neighborlお よびNetghbor2の値は、ソフトウェア裁定のためにLeft、Midd leおよびRightの値に変換される(ブロック1150)。
次に、ブロック1152〜1156によって示す通り。
Left、MiddleおよびRightの各アナログ入力値に対して一連の「 サービス状態」試験ルーチンが行われる。これらの各ルーチンは、それらの値が 「サービス状態」のままでいるべきかどうかを判断するために使用される。「サ ービス状態」の名称の意義は、ある値「サービス状態」であるとまず判断されな ければならないということである。図18Eはブロック1152の流れ図を1図 18Fはブロック1154の流れ図を1図18Gはブロック1156の流れ図を 示す。これら3つの流れ図は類似しているので、Leftアナログ入力回路の流 れ図1152のみを説明する。
図18Hの流れ図1152かられかるように、プログラムは、Left入力値に ついてIn−5erviceビツトがすてに設定されているという前提により開 始される。しかし、Left入力値のpamily TYpeコードが間違って いれば(判断ブロック1158) 。
In−3erviceビツトはクリアされる(ブロック1160) 。Fami  l y−Typeコードが正しければ、プログラムは、Left入力値のIn −3erviceビツトが現在設定されているかどうかを検査する(判断ブロッ ク1162)。In−5erviceビツトが設定されていれば、Middle 入力値のIn−5erviceビツトが検査される(判断ブロック1164)、 Middle入力値のIn−8erviceビツトが設定されていれば、プログ ラムは、L−MWide Toleranceビットが設定されているかどうか を検査する(判断ブロック1166)。このW i d eTolerance 試験に合格すれば、Left In−5erviceビツトが設定されたままと なる。試験に合格しなければ1判断ブロック1168〜1170に示した手順と 同様にして、Right入力値が試験されるoL−RWide Toleran ceビットが設定されていなければ、M−RWide Toleranceビッ トが検査される(判断ブロック1172)。
判断ブロック1166〜1172によって表現された一連の試験のすべてに不合 格であった場合、Left 1n−Serviceビットはクリアされる(ブロ ック1160)。
Left、MiddleおよびRightのそれぞれの値について「サービス状 態」の指示について試験を行なった後1図18Bの流れ図1100はブロック1 014に進む。これに関しては、ブロック1o14は、ディジタル入力に関して 図17Bに示したものと同一の流れ図を参照していることに注目すべきである。
従って、デフオールド条件の場合にプロセス制御コンピュータ14が低位入力値 を要求したかどうかを決定するプロセスは。
ディジタル入力およびアナログ入力の両方について同じであることが評価される べきである。
アナログ入力の裁定プロセスはその後1図18Bのブロック1174によって示 した基本選択ルーチンに進む。
ブロック1174によって表わされた流れ図は1図18H〜18Jに集合的に示 されている。このプログラムはまず、Left、MiddleまたはRight の値のいずれかが「サービス状態」であるかどうかを確認する(例えば1図18 Hの判断ブロック1176〜1180および図181の判断ブロック1182〜 1184)。
これらの値のいずれも処理中のアナログ入力チャネルについて「サービス状態」 でなければ、裁定を実行するコントローラはそれ自身の値を選択しくブロック1 186)、Arbitration Failureビットが設定される(ブロ ック1188)。しかし、Left値およびM i d d I e値が(各自 のIn 5erviceビツトの設定から「サービス状態」であると判明した場 合。
これら2つの値はWide Tolerance値試験を受ける(判断ブロック 1190)。Left値およびM i d d l e値が十分に一致していれ ば、Left値が選択されることになる(判断ブロック1192)。
重要なことであるが、ブロック1192はまた。Differenceで示され た値が1選択されたLeft値と加算または減算されることを示している。選択 値とDifference値との和は、後述のように、不合格の際のプロセスの 衝突を回避するために使用される。
最終のプロセス・サイクルにおいてLeftアナログ入力値が選択された場合、 Difference値はゼロであり、現在のプロセス・サイクルからのLef t値が修正されることなくプロセス制御コンピュータ14へ送信される。しかし 、Left値が現在のサイクルにおいて「サービス状態」でないと判明し、Mi ddle値がプロセス制御コンピュータ14への送信に選択された(例えば1図 181のブロック1194)場合、Difference値がM i d d  l e値と加算または減算される「オフセット」となり、その結果の値がプロセ ス制御コンピュータ14へ送信される。
従って1例えば、最終プロセス制御サイクルのLeft In 5ervice 値が10.00 mAで、同プロセス制御サイクルのMiddle In 5e rvice値が10.05mAであるとすれば、10.00 mAの有効な値が プロセス制御コンピュータ14に送信されることになる。しかし1次のプロセス 制御サイクルにおけるLeft値が使用不能であり、Mi dd le In  5ervice値がそのサイクルについて選択された場合、!!に終プロセス制 御サイクルにもとづき0゜05のDi f f e rence値が、裁定を実 行しているコントローラによって、現在のMiddle 1口 5ervice 値から減算される。すなわち、現在のMiddle In 5ervice値が 10.12であるとすれば、この量から0.05が引かれ、そのチャネルのアナ ログ入力値は10.07mAとしてプロセス制御コンピュータ14へ送信される 。各コントローラ92〜96が図18H〜]、 8 Jに示した裁定プロセスを 実行するので、これらのコントローラは、プロセス制御コンピュータ14へのア ナログ入力値の送信前に1選択された現在のMiddle In 5ervic e値と加算または減算されるべき特定のDif ference値を知っている はずであることが理解されよう。あるいはまた、Difference値はプロ セス制御コンピュータ14へ送信されてから、プロセス制御コンピュータによっ てアナログ入力値の解釈が行えるようにすることも可能であることが評価される べきである。
Left値が選択されたとしても、裁定プロセスはその時点で終了するわけでは ない。判断ブロック1196によって示すように、プログラムは、Right値 が現在「サービス状態」であるかどうかの決定に進む。Right値が「サービ ス状態」であれば、Left−Rightの値の組合せおよびRight−Mi ddleの値の組合せの両方についてWide Tolerance試験が行わ れる(判断ブロック1198〜1200)。
これらの試験のいずれかに不合格の場合、特定のR−M比較ビットといった適切 な比較ビットが設定される(ブロック1202)。このようにして、プロセス制 御コンピュータ14は、最終的に、In 5erviceアナログ入力値の間の 不一致を知らされることができる。こうした不一致の数はカウントされ、オペレ ータを変更したり、妥当な状況では影響を受けたコントローラ100を停止させ るなどして、1!続的な不一致の際にはとられるべき適切な応答を行わせること ができる。
M i d d l e値等の、3個のアナログ入力値のうちの1個が「サービ ス状態」にはない場合、プログラムは。
残りの2つのIn 5ervice値の間の比較に進む(例えば、ブロック10 24)。それら2つのIn 5ervice値がWide Tolerance による一致の状態にあれば、Arbitration Failureビットが 設定される(ブロック1206)。さらに、ブロック1206は、影響された特 定の比較ビットも設定され得ることを示している。この不一致が新たな不合格を 表していれば(ブロック1208)、最終プロセス制御サイクルの裁定アナログ 入力値がプロセス制御コンピュータ14に送信される(ブロック1210)。
しかし、この不合格が直前のプロセス制御サイクルで存在していた場合、プログ ラムは、プロセス制御コンピュータ14が低位デフオールド値を要求しているが どうかを確認する(判断ブロック1212)。いずれの場合も。
プログラムは、2つのIn 5ervice値のうちのどちらが他方よりも大き いかを確認する(判断ブロック1214〜1216)。低位の値が要求されてい た場合。
ブロック1218−1220は、その2つのIn 5ervice値のうちの低 い方の値が送信されることを示している。同様に、ブロック1220〜1222 は、そのアナログ入力についてSe l ec t−Lowビットが設定されて いない場合に、それらの2つのIn 5ervice値のうちの高い方の値が送 信されることを示している。いずれにせよ、ブロック1218〜1222から、 Dif ference値も裁定プロセスにおいて因子となることがある。また は、それが選択されたアナログ入力値とともにプロセス制御コンピュータ14へ 送信することができる。ということが評価されるべきである。
図181および18Jの残りの部分は、Left値および/またはM i d  d l e値か「サービス状態」でない場合について、上述と同様の判断ツリー 解析を実行するので、これらの流れ図についての説明はこれ以上不要てあろう。
再び図18Bについて説明する。ブロック1224は1組のDi f f e  rence値が次のプロセス制御サイクル中で使用されるために計算されること を示している。
更に詳しくは1選択された実際値とLight、MiddieおよびLeftの 各値との間の差が計算され、記憶される。Left値が選択されるとDiffe rence値はゼロとなるはずである。しかし上に示した実施例では、Lef  t−Middleの組合わせ値についてのDi f f e rence値は最 大0.05となる。類似のDi f f e rence値はまた。Left− Rightの組合わせおよびMidd le−Right(7)組合わせに対し ても、これらの値がその時のIn−5ervice値である場合には、計算され る。
つぎにブロック1226から1230で示したように。
1組のIn−5ervice試験ルーチンがLeft。
M i d d l eおよびRightの各アナログ入力値に与えられる。こ れらの各ルーチンは、これらの値が次のプロセス制御サイクル用に「サービス状 態」に置かれているかどうかを決定するために使用される。図18にはブロック 1226用の流れ図であり1図18Lはブロック1226用の流れ図、また図1 .8Mはブロック1230用の流れ図である。これらの3つの流れ図が類似して いるのでLeftアナログ入力値についての流れ図のみについて説明する。
判断ブロック1232はLeft値が既にサービス状態にあれば、その値がサー ビス状態をそのままを継続していることを示している。しかしLeft値がサー ビス状態にない場合には判断ブロック1234〜1238は。
Middle値とRight値のそれぞれのサービス可能性について検査するこ とを示している。M i d d I e値とRight値が共にサービス状態 にあれば、これらの値はそれぞれLeft値と比較されてrNarrOWTol eranceの一致があるか決定される(判断ブロック1240〜1242)、 もし両方のtJarr。
w Tolerance試験にバスすると、Left値用のIn−5ervic eビツトが次のプロセス制御サイクル中で使用されるように設定される(ブロッ ク1244)。しかし、Le f t−Midd leのNarr。
w Tolerance試験をバスせず、またLeft−RightのNarr ow Tolerance試験をバスすると(ブロック1246)、Le f  を値とプロセス制御コンピュータに送られる入力値との間の差が計算される(ブ ロック1248)。つぎに判断ブロック1250がLeft−5ent値がNa rrow ToleranCe許容範囲しきい値より小さいかどうかを試験する 。このLeft−5ent値がNarrow Toleranceしきい値より 小さいと、Left iトが設定される(ブロック1266)。従って1例えば n−5erviceビツトが設定される。小さくなければLeft値はサービス 状態外のままに残される。
Left値とRight値がサービス状態にあることが認められ、Middle 値がサービス状態外にあった場合には、Left−RightのNarrow  T。
1erance試験をバスすることのみがLeft i。−5erviceビツ トを設定するために必要である(判断ブロック1252)。Lef t、Mid dleおよびRightのいずれの値もサービス状態にあることが見いだされた 場合には、Middle値とRight値の1つが少なくともrgoodJであ るかどうかをプログラムがチェックする(判断ブロック1254−1256)。
この点に関しては、good値はアナログ入力基板が差し込み接続され、また完 全な隣接間メツセージが受け取られた場合の値である。Le f t−Midd  1eまたはLeft−Rightの組合わせのいずれかがNarrow To lerance試験をバスすると(1258〜1260)、Left 1n−8 erviceビツトが設定される(例えばブロック1262)。
この方法がLeft、MiddleおよびRightの各アナログ入力値につい て完結されると、ブロック1264の流れ図が図18Nに示したように実行され る。
この場合、いずれかの特定アナログ入力比較ビット(AIC)が設定されている と、汎用アナログ入力比較ピッは「どの出力を使用するかの決定」ブロック10 70おLeft値とM i d d l e値の間の比較がWideTo1er ance試験に不合格となると(判断プロ・ツク1268)、AICビットが設 定される。
よび「セット/クリアAOCビット」ブロック1278中に含まれる。図18P 〜18Sはブロック12761:ついての流れ図である。Fig、18Tはブロ ック12がプロセス制御コンピュータ14によって行なわれたか否かが決定され る(判断ブロック1288)。Fail−Last要求が行なわれない時には、 その2つの有効なアナログ出力値の最低値がフィールド(判断ブロック1290 )に送られる。この2つのアナログ入力値の最低値によって、アナログ出力チャ ネルに対してFail−8afe選択が行なわれる。
Fail−Last値がプロセス制御コンピュータ14により要求されると、プ ログラムの進行によって、この2つの有効アナログ出力値のいずれが最終裁定出 力値に最も近かかったかが検知される。例えば、ブロック1292に示されてい るように、Rightアナログ出力値と最終裁定出力値との間の差が計算される 。同様にブロック1294は、Leftアナログ出力値と最終裁定出力値との間 の差が計算されることを示している。次に判断ブロック1296はこれらの2つ の差を比較し、その最低の差がRi gh を値またはLeft値を状況に応じ て選択するために使用される。
最終的に図187の流れ図1278は汎用のアナログ出力比較ビットrAOcJ を設定またはクリアするために使用される。この点に関しては2判断ブロック1 298〜1302およびブロック1304は、設定すべき特定の比較ビットが見 いだされた時にAOCビットが設定されることを示している。また特定の比較ビ ットが認められない時には、不一致が検知されなければクリアされない。
ここで注目すべきことは、アナログ出力ドラック「AOTJの値とディジタル出 力ドラックrDOTJの値とが1本明細書で説明したアナログ出力値とディジタ ル出力値の裁定との関係で説明したところと類似の方法で裁定することが出来る ことである。実際に、コントローラ92および96により受信されたクロック信 号もまた同様な方法で裁定することが出来る。この点に関しては。
クロック信号の裁定は好ましくは、どのクロック信号を選択すべきかを決定する ために図170!提示した分析法に従う。
図19A〜19Mについて説明する。本発明のディジタル出力回路500〜50 4の非干渉試験を行なう方法を説明するための1組みの流れ図を示す。この試験 法には、受動および能動の試験方法が含まれている。図19A〜19Cは連結し て非干渉試験プロセスについての全体の流れ図1400を示している。ブロック 1402〜1406および判断ブロック1408〜1416によって示されてい る様に、一連の健全性チェックがディジタル出力回路の試験前に行なわれる。こ の場合、如何なるエラーも、試験すべきディジタル出力回路用の直前のプロセス サイクルから見いだされてはならず、また試験を行なっているコントローラ10 0はその隣接するコントローラとの通信を行なうことが出来なければならない。
判断ブロック1408〜1416によって提示されたいずれかの条件が満たされ ない場合には1図19B中の流れ図1400が引続いて行なわれ、近似エラーコ ードの設定されることが示される。
ディジタル出力回路について試験を行なうことが出来る場合には9判断ブロック 1418は、隣接コントローラ用のディジタル出力回路がエラーについて検査さ れることを示している。何らかのエラーが見つかるとブロック1420の受動試 験方法は迂回される。図19D〜19Eは互いに連結して、受動試験方法のため の流れ図を示す。受動試験方法は所定の時間にコントローラ92〜96中のただ 1つのディジタル出力回路で行なうことが出来たが、92〜96のコントローラ がそれぞれ同時に受動試験方法を行なうことが出来た。これは、受動試験方法の 実施中は隣接コントローラ間での能動的な協動は必要ないからである。
ブロック1422と、操作終了ブロック1424〜1426および判断ブロック 1428によって示したように、受動試験はチャネル1から始まり、エラーに直 面しなければ10のチャネルのすべてを含むループを経て元に戻る。判断ブロッ ク1430は、試験中のチャネルの状態が変化したか否かを検出することを示し ている。チャネルの状態が変化していると、プログラムは進行して。
次のチャネルの試験を行なう。しかしこのループの初回の通過時には、返答は無 く、試験電圧とトラック電圧が読み込まれる(ブロック1423〜1434)。
判断ブロック1436は、コントローラ100が試験中のチャネルがオンまたは オフのいずれにあるかを、裁定されたコマンド値から決定することを示している 。そのチャネルがオンを指令されると、コントローラは試験電圧(例えばTES T−1)が所定のしきい値レベル(例えば19V)よりも高いかについてチェッ クする。
試験電圧がこのレベルよりも高位にあると、この試験部分は合格となり、またプ ログラムはループバックして操作終了OKブロック1440を経て次のチャネル の試験に進む。試験電圧が低すぎると1種々のエラーが多数発生していることが ある(例えばヒユーズ切れまたは設定したスイッチが開となる)ので適当なエラ ーコードが設定される。エラーが検出されると、この実施例では受動試験は終了 する。しかしその他のチャネルも適当な使用状態で受動試験を行なうことが出来 ることを評価すべきである。
このチャネルがオフ状態にあるように指令されると。
判断ブロック1446でコントローラ100が所定の低試験レベル(例えば35 0mV)よりも高いかどうかが検査される。試験電圧がこのレベルよりも低いと 、検査中のアボート回路中のヒユーズ(例えば図11Aのヒュ−ズDF 1)に ついてオーブンヒユーズ状態が検出され。
また適当なエラーコードが設定される。試験電圧が所定の低試験レベルを超える と、コントローラ100によりトラック電圧が判断ブロック1448での低トラ ツクレベルより(例えば4.4V)よりも低いかどうかが検査される。トラック 電圧がこの低レベルよりも高いと、コントローラ100によりそのトラック電圧 が判断ブロック1450での所定の高トラツク電圧(例えば]4.4V)よりも 低いかどうかが検査される。トラック電圧がこの高レベルよりも高いときには、 エラーが存在する。
しかし正確なエラー源は決定出来ず、従って試験は他のチャネルについて継続さ れる。この点に関しては、以下に説明する能動試験方法をエラー源の確定を容易 にするために使用する必要がある。
トラック電圧が低電圧レベルよりも低い場合には、更にエラーの検出される恐れ があるかどうかを決定するために検査が行なわれる。すなわち、チャネルがオフ のときには、トラック電圧は所定の低レベルよりも低くい筈であるが1表面に現 われない隠された問題の残っていることがある。この場合には試験電圧が、アボ ート回路のダイオード524に関係したエラーがあるか否かについて検査される (判断ブロック1452)。試験電圧が所定の高試験電圧(例えば15.8V) よりも高いときは。
コントローラに依ってオープンダイオード条件が決定され、適当なエラーコード が設定される(ブロック1454)。これに関しては、これらのエラーコードが コントローラ100に依って用いられ、隣接するコントローラに依るチャネルの アボートを要求することの出来ることに注目しなければならない。更に、試験を 行なっているコントローラはそのディジタル出力回路中のエラーの存在をプロセ ス制御コンピュータ14に、そのプロセス制御コンピュータへ送られる次のメツ セージで送信することが出来る。プロセス制御コンピュータ14はまたフィール ド・コンピュータ装置が、健全且つ良好なプロセスに依る分析のために特定のエ ラーコードまたはステータスビットを伝送することを要求することも出来る。こ の点に関しては、プロセス制御コンピュータ14は、健全。
良好な分析を行なえるような別のコンピュータに接続スることが出来ることに注 目しなければならない。
試験電圧が所定の高電圧レベルよりも低いことが検知されると、コントローラ1 00は試験電圧およびトラック電圧を比較することによってダイオード524の 両端に電圧降下があるか試験を行なう(判断ブロック1456)。電圧降下が認 められなければ、コントローラ100は短絡ダイオード条件が存在すると決定し 、適当なエラーコードを設定する(ブロック1458)。電圧降下が検知される と、コントローラ100はトラック電圧が判断ブロック1459での所定の最低 レベル(例えば240mV)より低いか否かについて検査する。トラック電圧が この最低レベルよりも低いときには、コントローラ100はこのチャネルが受動 試験に合格したことを決定する。トラック電圧が最低レベルよりも高いと、コン トローラ100はフィールドでエラーの発生したことを判別し5また適当なエラ ーコードを送信する(ブロック1460)。高、低および最低のしきい値は、そ れぞれ+26Vの電源電圧レベルと図11Aに図示したアボート回路中の抵抗器 PR1,PR3,およびPH1に対して設定された抵抗値に依って決定される。
上に述べたところから、ディジタル出力チャネルのいずれも試験方法の一部とし て意図的にオンまたはオフに設定してはならないので、コントローラ100が、 ディジタル出力基板の各チャネルの受動試験を行なうことが出来ることについて 、評価されるべきである。この点について1図19Aのブロック1462ては、 コントローラ100がディジタル出力回路の機能を試験信号およびトラック信号 に依って受動的に検出し1分析するある一定期間予約されなければならないこと を指摘されている。
更に1本発明に従う受動試験が、遭遇する恐れのあるエラーの種類を、フィール ド中の出力制御装置に関係したエラーを含めて1判別する能力を有していること を評価しなければならない。
更に詳しく図19Bについて説明する。コントローラ100は、能動試験方法に 進む前に、受動試験方法の時間の期限が切れるまで(例えば10 ms)待合わ せる(ブロック1464)。次いでコントローラ92〜96のいずれが能動試験 方法を行なうかの判断を行なう。本発明の1つの形態では、それぞれの異なるコ ントローラが各プロセス制御サイクルの能動試験を受けることが好ましい。これ はプロセス制御コンピュータ14の「第2の」クロック値をブロック1466中 に示したようにフィールド・コンピュータ装置12中に含まれるコントローラの 数(即ち3)で割ることに依って達成される。剰余はどのコントローラが能動試 験を受けるかを決定するために使用される。例えば12秒の読み取り時には、剰 余は0である。従って。判断ブロック1468に依って示されているように、L eftコントローラ92は、このプロセス制御サイクル中に能動試験を行なう( 操作終了ブロック1470)。更に判断ブロック1468の結果は、他の2台の コントローラ94〜96が聴取モードに入ることを示している(操作終了ブロッ ク1472〜1473)。
図19F〜19Gは能動試験方法のための全体の流れ図1470の方法図である 。この点に関して、Leftコントローラ92の第1チヤンネルは能動試験方法 の操作説明に使われる。コントローラ92のディジタル出力回路500が適切な 位置にあり、かつディジタル出力回路500〜504(判断ブロック1474〜 1482)のいずれにもエラーが発見されなかったとすると、ブロック1482 はディジタル出力チャネルの1つが能動試験方法のために選択されることを示し ている。この具体的な実施例においては、1回のプロセス制御サイクルの間には ただ1つのディジタル出力チャネルのみが試験される。したがって、プロセス制 御サイクルを1秒に設定しているディジタル出力回路500〜504内の全ディ ジタル出力チャネル10個の能動試験に要する時間が30秒であることを評価す べきである。試験のためのインライン状態にあるチャネルに変更がなく (判断 ブロック1484)、かつこのチャネルの受動試験によりフィールドエラーが発 見されなかった場合には、このチャネルがオンもしくはオフのいずれにあるかに ついて決定がなされる(判断ブロック1488)。このチャネルがオフのときに は能動オフ試験が行なわれる(操作終了ブロック1490)。チャネルがオンの ときには能動オン試験が行なわれる(操作終了ブロック1492)。
能動オフ試験のための流れ図1490を図19Hに示す。流れ図1490に示す ように、能動オフ試験は一連の3つの個別試験で構成され(ブロック1494〜 1498)、これらはすべてエラーが検出されない場合に完了する。最初の試験 では(ブロック1494)、5ETDODC−1信号が1図11Aのトランジス タ516をオンにするために1 コントローラ92によってHlghに設定され る。ブロック1494には詳細には示されていないが、トランジスタ518〜5 20は、チャネルがオフのときにアボートスイッチが自動的に開くようにプログ ラムされているために、ともにオフとなる。したがって、トランジスタ516が 導通してもアボート回路510によりフィールドデバイス508が駆動されるこ とはない。抵抗器が導通しているトランジスタ516の短絡回路を構成するので 、TEST−1電圧値号は、アボート回路510内の抵抗分割ネットワークによ り決定される量だけ上昇する。したがって、ブロック1494に示すように、コ ントローラ92は電圧が十分に増加したこと(デルタ試験)、およびTEST− 1電圧がその最大許容値以下にあることを確認する。この試験に不合格であった 場合には、能動試験エラーピットが設定される。その結果のいかんにかかわらず 、SET DODC−1信号はオフ状態に戻る。判断ブロック1500は。
コントローラ100が能動エラーピットが設定されたかどうかを確認し、設定さ れた場合にはプログラムの流れは図19Fの能動エラー手順1502の方に切り 変ることを示している。
エラーが発生しなかった場合には、第2の能動オフ試験が行なわれる(ブロック 1496)。この試験中に。
コントローラ100はその隣接−1コントローラ(例コントローラ94)に対し て、トランジスタ518をオンにするためにABORTI−1信号をHighに 設定するよう要求する。しかし、SET DODC−1信号がLowのままであ るので、アボート回路510はフィールドデバイス508を駆動することができ ない。いずれにしても、レジスタRP3は導通しているトランジスタ518によ り効率的に短絡されるのでTEST−1信号電圧は上昇するはずである。コント ローラ100はこの適切な電圧レベルの上昇が達成されたかを確認し、上昇して いなかった場合には能動試験エラービットを設定する。次に、コントローラ92 は隣接コントローラにABORTI−1信号をLow状態にトグルバックするよ うに要求する。判断ブロック1504ではコントローラ92が次にこのメゾセー ジが通信エラービットを介して受信されたか確認することが示されている。
エラーが発生しなかった場合には1次に第3の能動オフ試験が行なわれる(14 98)。この試験は、ABORT2−1信号が残りの隣接コントローラ(例えば 、コントローラ96)によりトグルされること以外は、第2能動オフ試験と丁度 鏡像関係にある。エラーが発生しなかった場合には、プログラム制御は1次のプ ロセス制御サイクル内の次のディジタル出力チャネルを試験するために1図19 Gの流れ図にループバックする(操作終了ブロック1506)。
図191〜19Jに進むと能動オン試験1492の流れ図が示されている。能動 オン試験は一連の5つの試験方法(フロック1508〜1516)で構成されて いる・試験ブロック1508において、SET DODC−1信号はLowに設 定され、ABORTI−1およびABORT2−1信号はHighのままである 。したがって。
コントローラ92はTESTI電圧レベルがデルタ電圧分だけ下がっていること を確認する。SET DODC−1信号は次にそのHigh状態にトグルバック する。
試験ブロック1510においては、ABORTI−1信号はLowにトグルされ (隣接1コントローラを通して)、一方ABORT2−1信号およびSET D ODC−1信号はHighである。したがって、コントローラ92はTEST− 1信号が電圧降下を受けていないことを確認する。もしも電圧降下が検知される と、適正な導通状態にあるトランジスタ520によりTEST−1信号はその電 圧レベルに維持されるので、トランジスタ520、光アイソレータDU3および ABORT2−1信号に関連した障害が発生している。第3の能動オン試験(ブ ロック1512)では、ABORT2−1信号がLQWにトグルされることを除 き、第2能動オン試験が繰り返される。
第4の能動オン試験(ブロック1514)においては。
コント0−ラ92はその隣接両コントローラ94〜96にABORTI−1信号 およびABORT2−1信号をLowに設定するよう要求する。次に、コントロ ーラ92はTESTI電圧レベルが所定のデルタ電圧分だけ下がっていることを 確認する。この間、他の2つのコントローラ94〜96はフィールドデバイスを 駆動し続ける。
最後に、第5の能動オン試験において、コントローラ92は試験中のチャネルの ためにその隣接側コントローラ94〜96にそれぞれのSET Dot)C−1 信号をLOWにスイッチするよう要求する。これが発生すると。
アボート回路510のみがフィールドデバイス508を駆動することが理解され るべきである。したがって、コントローラ92は、必要に応じてアボート回路5 10が独力でフィールドデバイス510を駆動できるこを確かめるために、TE ST1m圧レベルがニレベルいなことを確認する。さらに、ダイオード524の 両端の電圧降下の有無をまたダイオードが適正に機能していることを確かめるた めに確認する。エラーが発見されなかった場合には1次にプログラム制御はノー エラ一方法に進み。
次の試験すべきチャネルを設定する(ブロック1518)能動オフ試験および能 動オン試験の間、隣接コントローラ94〜96は、それぞれのABORTI−1 信号。
ABORT2−1信号およびSET DODC−1信号を変更する要求に従うこ とにより、コントローラ92と協動する必要があることを理解すべきである。こ の協動は図19に〜19Mの聴取モードの方法1472により達成される。これ らの隣接間通信は各プロセス制御サイクルごとに1回特定の時に行なわれる人出 力データ交換外にあるので2図61〜6Kに示す逐次近似のD/A変換回路はコ ントローラ92からの信号変更要求を受信するように各コントローラ94〜96 において設定されなければならない(ブロック1520)。次に各コントローラ 94〜96により内部タイマーが設定される(ブロック1522)が、これらの コントローラは内部に信号変更要求もしくはコマンドを必ず受信しなければなら ない。このとき適切なコマンドを受信できなかった場合には(判断ブロック15 24)、図19Bのゲットアウト手続き1526が実行される。
判断ブロック1528〜1530は、コントローラ92がコントローラ94〜9 6に信号を送って能動試験処理を終了させることが出来ることを示している。受 信したコマンドが終了試験コマンドでなかったときには、隣接コントローラ94 〜96は受動試験の間にそれぞれのディジタル出力回路502〜504上になん らかのエラーが発生したかを確認する(ブロック1532)。エラーが発生して いると、自己のエラーを検出している隣接コントローラはコントローラ92に対 し要求コマンドを実行できない旨の返信を行ない(1534)、 コントローラ 92からの追加メツセージを期待する時間を設定する(ブロック1536)。な んらかの基板エラーが存在すると能動試験は終了するが、このときコントローラ 92は好ましくは終了試験コマンドに応答する。このような場合、受動試験中に どのチャネルについてエラーが検出されたかの識別が記憶されると同時に、エラ ーの種類を表わすエラーコードが記憶される(ブロック1534)エラーが検知 されなかった場合には、隣接コントローラ94〜96はコントローラ92がAB ORT信号内の特定の変更を要求したか(判断ブロック1540〜1542)、 またはSET信号内の変更を要求したかどうかを決定する(判断ブロック154 4)。例えば、アボート・オン・コマンドの場合、隣接コントローラ94〜96 はコマンド・メツセージで影響を受けるチャネルを抽出しくブロック1546) 、フィールドエラーの有無を確認する(判断ブロック1548)。試験中のチャ ネルのフィールドデバイスにエラーが検出されなかった場合には、各コントロー ラ94〜96はチャネルがオンであることを確認する(判断ブロック1550) 。チャネルがオンであれば、アボート・トランジスタ(例えば、トランジスタ5 18)はすでにオンになっている。したがって、この時点でアボートオン・コマ ンドを受信するコントローラは不良メツセージを受信したことを決定しく操作終 了ブロック1552)、 コントローラ92にコマンドを実行できない旨の応答 メツセージを送信する(ブロック1536)。しかし、チャネルがオフであった 場合には、コントローラ94〜96は、どのアボートスイッチがオフ状態への変 更コマンドを受1ブたのかを決定する(ブロック1554)。。
次に図19Mのリセット・ウェイト・ルーチン1556が実行される。
図19Mのリセット・ウェイト・ルーチン1556は。
受信したコマンドをエコーバックするコントローラ92に応答メツセージを送信 する隣接コントローラ94〜96から開始される(ブロック1558)。このエ コーバック手順によってコントローラ92はそのメツセージが適切に受信された ことを知ることが出来る。次にコントローラ94〜96はコントローラ92が命 令してきた特定のスイッチをオンもしくはオフにしくブロック1560)、タイ マーを設定してこのスイッチがそれ以前の状態に自動的にトグルバックできるよ うにする(ブロック1562)。タイマーがゼロ(もしくは所定のタイムアウト 値)に達する前にコントローラ92からのトグルバック・メツセージが受信され ないと、該当する隣接コントローラは自動的にこのスイッチをそれ以前の状態に トグルバックする(ブロック1564)。さもなけば、コントローラ94〜96 はそれぞれのスイッチをリセットして(ブロック1566)、コントローラ92 にエコー・メツセージで応答する(ブロック1568)。最終的には1図19G に示すように、コントローラ92は隣接コントローラにメツセージを送信して能 動試験手順を終了する(ブロック1570〜1572)。 上記のように、各ア ナログ出力回路600〜604はそれぞれのアボート機能および駆動機能につい て試験することができるGこれらの試験は、フィールドに供給されているアナロ グ出力値を妨害しないので非干渉試験と考えられる。
非干渉試験は1つのアナログ出力回路600〜604の5つのチャネルすべてに 同時に行なわれ、かかる試験は好ましくはコントローラ92〜96のすべておよ びそれぞれのアナログ出力回路が完全に機能しているときにのみに行なわれる。
1つのアナログ出力回路がこの非干渉試験を受けている間、他の2つの隣接アナ ログ出力回路の少なくとも1つがフィールドへの希望出力電力を維持するために 必要な電流を発生する。
図20A〜20Vは1本発明に従ってアボートを決定し、アナログ出力回路60 0〜604の非干渉試験を指示するコントローラ92〜96のソフトウェアにつ いての1組の流れ図である。この点に関して1図20Aはこのコントローラ・ソ フトウェアについての全体的な、即ち主流れ図1600である。説明を容易にす るために。
このソフトウェアによる操作を、コントローラ92を例にとって説明する。しか し、これらの操作はコントローラ92〜96の各々により同時に行なわれること を評価すべきである。ブロック1602はアボート決定に必要なデータを示し、 非干渉試験は外部RAMメモリ(図6AのU42)からコントローラのマイクロ プロセッサの内部RAM (図6AのU3O)にコピーされる。次に。
コントローラ92は破線ブロック1604〜1612に示すような1組のルーチ ンを順次に行なう。必要アボート計算ルーチン16o4を図20B−2OLに示 す。非干渉(NI)試験を選択し設定するルーチン1606を図20M〜20P に示す。スマート・アナログ出力(SAO)基板への通信ルーチン1608を図 20Q〜20Sに示す。エラー処理ルーチン1610をl5i020T〜20U に示す。アボート位置のハードウェア通信ルーチン1612を図20Vに示す。
これらのすべてのルーチンが完了すると、プロセス情報(PI)システムが必要 とする必要状態バイトが作成される(ブロック1614)。
最終的にI RAMデータがXRAMにコピーバラクサレる(ブロック1616 )。
図20B〜2OLについて説明する。必要アボート計算ルーチン1604を示す 。これに関しては2図20Bはこのルーチンの全体的流れ図である。ブロック1 618は、NlおよびN2出力通信から送信されたデータをハードウェアのアボ ート不一致があるかについて検査することを示す。ハードウェアのアボート不一 致は、MEコントローラ92が特定のチャネルをアボートし且つ隣接するコント ローラN1〜N2のいずれもが特定のチャネルをアボートしなかったときに発生 する。この状態が存在すると、不一致のアボートスイッチは閉じる@いずれにし ても、隣接コントローラからのアボート要求は。
要求データにより識別されたSAOのチャネル用のアボート・スイッチを開とす ることにより与えられる(1620)。次いでコントローラ92がアボート要求 をクリアし1次のプロセス制御サイクルのためにそれ自体の独自のアボート決定 処理を開始する(ブロック1622)。
判断ブロック1624〜1626は、隣接SAO基板のいずれかが交換されたか を決定するために使用され。
交換された場合にはブロック1628〜1630は交換されたSAO用のアボー ト・スイッチは交換されたSAOを動作させるために閉となること示す。次に、 コントローラ92はそのSAO基板が、最後のプロセス制御サイクルの間に1通 信を送ったかどうかを確認する(判断ブロック16B2)。通信が送られていな いか、また問題が報告された場合には、フラグを設定してこのSAO基板力じ休 止状態゛にあるとみなされていることを示す(ブロック1634)。次に同様の 手続きが、コントローラ94〜96から提供されたメツセージにより1両隣接5 AOi板について行なわれる(判断ブロック1636〜1638)。隣接コント ローラ94〜96がともにコントローラ92と通信できなかった場合には、この 時点でアボート・スイッチはコントローラ92により開とならない(判断ブロッ ク1640)。このため、コントローラ92〜96のいずれも互いに通信できな くてもFail 5afe/La5t機構により決定された出力はフィールドに 到達することができる。
コントローラ92がその隣接コントローラの少なくとも1つと通信できた場合に は、開要求アボート開ルーチン1642が実行される。
開要求アボートルーチン1642を図20C〜20Jに示す。次にコントローラ 92は図20にのアボート不一致処理ルーチン1644を実行する。最後に、コ ントローラ92は図20Lのアボートクリーンアップ・ルーチン1646を行な う。
図20C〜20Jについて説明する。必要アボートの開ルーチン1642をここ で説明する。判断ブロック1648は、初期チェックを行なってコントローラ9 2用のSAO基板が休止状態にあるというフラグが立てられていることを確認す ることを示している。このSAO基板が動作可能すなわち機能しているとみなさ れると、プログラム制御は図20Hの“A゛点にジャンプする。しかし、このS AO基板が休止状態にあるとみなされても。
コントローラ92はなおかつ5つのアナログ出力チャネルすべてについてのアボ ート決定処理の設定を行ない。
またこれらのチャネルの第1となるものを示す(ブロック1650)。判断ブロ ック1652〜1655は、隣接SAO基板のいずれかが休止状態にあるとして 、フラグが立てられているか確認の行なわれることを示している。
両隣接SAO基板が機能している場合には1判断ブロック1658〜1660を 使用し、コントローラ94〜96により中継されている。各隣接SAO基板がら の”00CHME−0“フラグの存在を検出する。この状態信号の°0OCH” は”Out Of Contr。
I High’を表す。上述のように、SAO基板のいずれかがフィールドへ流 れる電力が大きすぎる(例えば。
最低許容値の2%以上を超える)ことを検出すると、かかる発生を検出したSA O基板は自己をゼロに低下しようとする。フィールドに送信されている電力の影 響外に自己を低下することができ(すなわち、ME−0)且っ00CH条件が存 在していれば、自己のコントローラからのメツセージを通して隣接コントローラ に通信するためのOut Of Contorol High ME−0フラグ を立てる。このように1例えば、コントローラ92が°NI 0OCHME−0 “信号受信して、”N2 00CHME−0°フラグが立てられていない場合に は、ブロック1662は、コントローラ92がN2と命名されたコントローラ( 例えば、コントローラ96)上の最初のチャネル用のアボート・スイッチを開に することを示す。
この動作が行なわれるのは、この点でN1と命名されたコントローラ(例えば、 コントローラ94)のSAO基板は問題源ではないことが明確だからである。し かし。
コント0−592が−NI 0OCHME−0’および°N2 00CHME− 0°の両信号を受信すると。
フラグが立てられて未制御電力がこのアナログ出力チャネル用のフィールドに送 信されていることをプロセス制御コンピュータ14に知らせる(ブロック166 4)。
判断ブロック1652への返答がYESで判断ブロック1654への返答がNo の場合には、コントローラ92は’ N2 00CHME−0°フラグを探す( 判断ブロック1666)。この信号が存在すると、コントローラ92はフィール ド・フラグへの未制御電力を設定する(ブロック1668)。さらに、特別な手 段として。
コントローラ92はN1と命名したコントローラ用のSAO基板のこのチャネル のアボートスイッチを再度間にする。これは、(アボートスイッチが開となって いるべきであるが)、N1コントローラがコントローラ92と通信することがで きず、またN2 SAOが負荷を駆動できるように思われるが、NI SAO基 板がフィールドに誤って大量の電力を送る可能性があるからである。
判断ブロック1670およびブロック1672は、N゛l5AOが適正に機能し ており且っN2 5Aoh&板が休止している(もしくはこのプロセス制御サイ クルでそのコントローラがコントローラ92と通信していなかった)ときに、こ の方法に従うことを示している。判断ブロック1652と1654がともにYE Sと返答した場合には、このチャネルのトリプル・アボート・フラグはクリアさ れる(ブロック1674)。このフラグは、フィールドへの電力の全面的損失を 防ぐため、アボートスイッチを閉にできるように使用される。
図20Dは、5つのアナログ・チャネルのすべてが処理完了されるまでこのプロ セスを継続し且つ反復することを示している。さらに1図20E−Jは結合して 、このプロセスがコントローラ92のSAO基板が機能しているときと同様の方 法で行なわれることを示しており。
隣接SAO基板は機能しても機能していなくともよい。
ここで1例えば、コントローラ92が、隣接コントローラが通信できなかったか もしくはそれぞれのSAO基板が休止状態にあるとみなされているときは1判断 ブロック1676はそれ自体の°0OCHME−0°フラグの存在について試験 されることを示している。この例では、ブロック1678は、コントローラ92 が非影響レベルまで自己を低下させなかったので(例えば、ゼロ出力)、適正な 二の電力がSAO基板のフィールドに送られていることを示している。これと対 照的に、このSAO自体が低下した場合には、フィールド・フラグへの未制御電 力が設定され、このチャネル用のN1およびN2アボートスイッチはコントロー ラ92により開となり。
電力を出力していないことを保証する(ブロック1680)。
さらに8図20Fの判断ブロック1682にYESと返答した場合は、上記のプ ロセスにより動作可能なときに、隣接コントローラ94〜96はそれぞれ単独で 必要なアボート決定処理する(例えば、コントローラ92のSAO基板のアボー トスイッチを開にする)ことに注目すべきである。さらに1図20Jの判断ブロ ック1684にNoと返答した場合は、セーフ不一致フラグが立てられることを 示す(ブロック1686)。この状態は。
全SAO基板が機能しており1両N1およびN2コントローラから通信を受け、 コントローラ92のSAO基板が’ 0OCHME=O” を設定シ、且ツ他ノ 2ツノSAO基板がそれぞれの”0OCHME−0″フラグを立てていない状態 である。この状態において、3つのSAO基板が機能しているためにセーフ不一 致フラグが立てられ、従ってアボートを開にすべきかどうかを決定する多数決意 思決定の使用が可能となる。セーフ不一致フラグは1図20にのアボート不一致 ルーチンに問題が起きたことを知らせるために使われる。しかし1判断ブロツク 1684にYESと返答した場合には、コントローラ92はこのチャネルのN1  アボートスイッチを開にする(ブロック1688)。これは、2つのSAO基 板(MEおよびN2)がそれぞれ単独でフィールドへの出力が高すぎることを認 め、また単独でそれぞれの出力を非影響レベルに下げたが、しがしN1 コント ローラのSAO基板が気づかなかったことによる。
図20Kについて説明する。図20Bのアボート不一致処理ルーチン1644の 流れ図である。このルーチンは、このコントローラのSAO基板”0OCHME −0′フラグと他の2つの機能SAO基板間のセーフ不一致の数を記録する各ア ナログ出力チャネル用に設定されているカウンタを検査する。このカウンタが5 つのアナログ出力チャネルのいずれか1つについて高くなりすぎると(例えば、 10進数32)、アボート不一致エラー・フラグが立てられる(ブロック169 0)。このエラー・フラグによりコントローラ92はそれ自身のSAO基板を遮 断するが、これは、隣接基板と不一致であるとこの基板が必要な場合にも出力を 駆動できない(即ち。
出力が低すぎる)からである。判断ブロック1692およびブロック1694〜 1696は、継続的不一致のみが過度の過渡状態を除くために蓄積されることを 示している。
図20Lについて説明する。図20Bのアボートからのクリーンアップ・ルーチ ン1646の流れ図である。
このルーチンは、隣接するコントローラ94〜96がともにコントローラ92の SAO基板のチャネルの1つのアボートスイッチを開としたことをコントローラ 92に知らせている状況に応答するために使用される。コントローラ92がまた このチャネルのアボートスイッチを開にした場合には、このチャネルの両アボー トスイッチがコントローラ92により閉とされ、少なくとも隣接するSAO基板 の1つがフィールドに電力を送ることができる(ブロック1698)。コントロ ーラ92がそのチャネルのアボートを開にしていない場合には、SAO基板は、 その基板のチャネルの1つがアボートされ、その基板が修理のために除去されな ければならないので、停止するように告げられる。
図20M〜20Pについて説明する。本発明の非干渉試験方法の好ましい形態を 示す。この場合、これらの流れ図は図20AのNl試験の選択およびセットアツ プルーチン1606を説明している。判断ブロック1700は、この試験を実施 するコントローラがその両隣接コントローラと通信でき且つコントローラの少な くとも1つが最終プロセス・サイクル内にプロセス制御コンピュータ14と通信 できた場合にのみその試験の開始されることを示している。同様に1判断ブロッ ク1702は、なんらかのエラーが発生した場合には、かかるエラーが訂正され るまで非干渉試験方法はバイパスされることを示している。
判断ブロック1704で示したように、非干渉試験は。
プロセス制御コンピュータ14のクロック信号に従って。
正確に5分の倍数で開始するようにタイミングがとられている。これに関しては 、各フィールド・コンピュータ装置12は、LeftおよびRightプロセス 制御コンピュータ14a〜14bの両方から毎秒同期パルスを受けとる。それに 従ってコントローラ92〜96が、それぞれのクロックを調整する。非干渉試験 は次にこのクロックを使用して特定時間のスケジュールに従う。アナログ出力回 路の1つが試験ルーチンを完了するのに約1゜5分かかるので、5分間の間隔で 全アナログ出力回路600〜604の非干渉試験の完了に十分の時間がとれる。
この場合1次表から非干渉試験の好ましいタイミング操作が確認できる。木表の 表示時間は、プロセス制御コンピュータ14a〜14bのデバッグ・パネル18 上に表示される時間である。この表で識別される各試験番号は図20J〜20M で確認される特定試験方法と一致する。
時間 表示時間 動 作 00: 00−00: 35 00: 00−00: 23 Left試験#1 00:36 00:24 試験#2 00 : 37 00 : 25 試験#300 : 38 00 : 26  試験#400 : 39 00 : 27 試験#500:40oo 二28  :lj#6 00:41−01:21 00:29−01:15 試験#701 : 22− 01 : 57 01 :16−01 : 39 Middle試験#101: 58 01:3A 試験#2 01:59 01:3B 試験#3 02 : 00 02 : 00 試験#402二01 02:01 i逼[# 5 02 : 02 02 : 02 試験#602:03−02:43 02 二 〇B−02: 2B a#702:44−03:19 02+2C−03:13  Right試験#103:20 03:14 試験#2 03 : 21 03 :15 試験#303 : 22 03 :16 試験 #403:23 03:1’7 試験#5 03:24 03:18 試験#6 03:25−04:25 03:19−04:05 試験#7これら7Nの試験 を次に説明するが、これらの試験は以下のように識別される。試験#1は、試験 を実施するコントローラ(この例ではコントローラ92)がそのアナログ出力電 流の影響をコマンドにょる出力値の0%まで徐々に低下させるので、「ランプダ ウン」試験と呼ぶこともできる。N1およびN2コントローラのSAO基板は、 各低下時に適切な出力を維持するためにそれぞれの出力電流を増加することによ って反工6する。N ]、コントローラのSAO基板は好ましくは出力の多数決 に影響するよう命令を受ける。この操作は通常数秒間を要する。
この工程で故障が報告された場合には、この故障の原因はブロッキング・ダイオ ード648の短絡によるものである(図12Cに示す)。
試験#2は、コントローラ92用のSAO基板にフィールドに送られている電流 に影響しない大きさの電圧を出力するよう命令するので、「試験電圧発生」試験 と呼ぶこともできる。すなわち、試験電圧レベルはブロッキング・ダイオード6 48のしきい値より低く設定される(例えば、400mV)。この工程で故障が 報告された場合には、故障原因は演算増幅器608が希望試験電圧レベルを出力 できなかったことにある。
試験#3は、DNlおよびDN2アボートスイッチを開くよう指令するので、r MEアボート」試験と呼ぶことらてきる。コントローラ92用の5AOu板は、 実際に出力電圧がゼロがどぅがを決定するために、接地に対するMEレジスタ6 18のプラス側の出力を測定する。
この場合、これら全試験において、5つの各チャネルは同時に試験されることが 好ましいということに注目すべきである。したがって、試験#3の実施中は、コ ントローラ92のSAO基板上の全アナログ出力チャネルがアボートされること になる。
試験#4は、DNlアボートスイッチが開のときにDN2アボートスイッチが閉 となるので、「N2アボートスイッチ」試験と呼ぶこともできる。コントローラ 92のSAO基板は1次に、アボート試験電圧(例えば、400mV)が各チャ ネルの出力に存在するがどうかを決定するために、接地に対するMEレジスタ6 18のプラス側の出力を#j定する。
試験#5はデツトマン回路の試験である。これは試験#3を繰り返すことがら開 始して、DNIおよびDN2アボートスイッチが開であることを確認する。次に 、デツトマン回路を起動させ、電圧を出力してデツトマンの起動を検出し、デツ トマンが起動したがどうかを決定する。試験#6は、DNlアボートスイッチが 閉のときにはDN2アボートスイッチが開であること以外は、試験#4を繰り返 す。
試験#7は、コントローラ92のSAO基板が最終的には全コマンド出力値を1 00%フィールドに駆動するよう指令されるので、rklE100%負荷」試験 と呼ぶこともできる。したがって、DNIおよびDN2アボートスイッチは閉と なり、NlおよびN2コントローラのSAO基板は徐々に0%に低下する。次に 、コントローラ92のSAO基板は、そのMEレジスタの624の各チャネル出 力を測定して、そのSAO基板がいずれの隣接SAO基板からも援助を受けずに 要求された出力値を駆動できることを確認する。
図20Mに戻ると、ブロック1706は、この方法が繰り返されるたびに試験時 間が1秒だけ増分されることを示している。3つの各コントローラ92〜96の 7種の試験が上表に明記した時間表に従うという事実から。
この時間カウントすなわち時間値は一連の判断ブロック1708〜1724を通 して評価される。さらに2本発明の非干渉(Nl)試験を識別するために2桁の 名称を図20M〜20Pの流れ図に使用していることに注意すべきである。第− 桁はNl試験を行なうコントローラを識別し、第2桁は特定の試験番号に関する ものである。
この点について、第−桁は、0°、゛1°、°2゛または”X”のいずれかであ る。°0゛の数字はMEコントローラのことで1 ここで例としてとりあげてい るコントローラ92である。数字° 1′および”2″はそれぞれN1およびN 2コントローラである。°x゛の桁はコントローラ92〜96のいずれをも示す ことができる自由決定数である。さらに、°X°指定は試験番号桁の自由決定数 としても使用することができる。
このように、試験時間が0〜35秒の間の場合には、“X1°で示したように、 コントローラは最初の試験(すナワチ、試験#1)が抽出されるようにする(ブ ロック1726)。次に、Nl試験法を行なうコントローラは。
それがLeftコントローラであるかM i d d 1 eコントローラであ るかを確認する(判断ブロック1728〜1730)。この実施例では1判断ブ ロック1728への答えはYESであり、プログラムは図20Pのブロック17 32に進む。ブロック1732ではコントローラ92のSAO基板が試験番号″ Ox”を抽出できるようにしているが、これは方法°X”においてこの点ですで に試験#1として識別されている。このNl試験法もまたその他のコントローラ 94〜96内においてそれぞれ単独に、しかし同時的に行なわれるので、このプ ログラムは、これら各コントローラについて1図20Pの点。
C”もしくは°D°にそれぞれジャンプする。この点について1点”C”もしく は”D”はNl試験プログラムの他の部分用のエントリ点を提供することは評価 すべきである。従って1例えば1判断ブロック1734〜1738は、どの試験 が現在抽出されつつあるかにより、プログラムの流れを異なる手順に導くのに用 いられる。試験#3〜#5の場合は、試験#1で要求されたようにコントローラ 92のチャネルを低下することができることを条件として、Rightコントロ ーラ96はその隣接コントローラN2(すなわち、コントローラ92)用のアボ ートスイッチを開にしなければならない(ブロック1740)。試験#6の場合 には、Rightコントローラによりコントローラ92は5AOi板上の各チャ ネルのアボートスイッチは閉となる(ブロック1742)。
最後に、ブロック1744は、!&終秒のNl試験番号およびこの秒の試験番号 が記憶されることを示している。
次のプロセス制御サイクルの間、この実施例では1秒間5図20M〜20PのN l試験方法が反復される。このように、各コントローラ92〜96はSAO基板 上で行なわれるNl試験を指示する。さらに、これらのコントローラもまた、実 施中の特定の試験番号により要求された通りに、アボートスイッチをトグルしま た低下/上昇して互いに協動し合うことを評価すべきである。各にコントローラ は独立的に同一の試験方法プログラムを行なうので、この協動は上記の時間表に より提供される。
すなわち、1つのコントローラが他方のコントローラに必要な動作をとるように 要求もしくは指令する必要はない。むしろ1判断ブロック1700〜17o2に 明記した問題条件の1つが検出されないかぎり、コントローラ92〜96は時間 を見て、適切な動作を行なう。
図20Q〜図2O5について説明する。rsAoボード通信」ルーチン1608 の流れ図を図20Aに示す。
このルーチンはコントローラとそのSAOボード間の双方向通信を容易にするた めに使用される。この場合、コントローラとそのSAOボード間の第】のデータ 交換は。
「1次」通信(例えば、NI試験方向や出力値)と呼ばれる。反対に、SAOボ ードとコントローラ間のその後のデータ交換はいづれも「2次」通信(例えば、 トラック値)と呼ばれる。従って1図20Qは1次通信(端子1746)と2次 通信(端子1.748)の2つの入力点を示す。
図200は連続して実行される複数の通信セットアツプ・ブロックを示す。これ に関連1−で、セットアツプ・ブロック1750が初期のウェイクアップ・メツ セージをSAOボードに提供しており、それに対してSAOボードが特定のタイ ムアウト時間内に応答しなければならないことに注目すべきである。SAOボー ドが正しく応答すると、データはSAOボードと交換される(処理ブロック17 52)。妥当性検査に不合格となると(例えば、検査合計不正確)、適当な不良 通信フラグが立てられる(処理ブロック1754−1756)。さらに、データ 表に古いデータが残るのを防ぐために、アナログ出力ドラック(rAOTJ ) 値のすべてがゼロになるため。
古いデータを技術者が誤って解釈するのを防ぐことが出来る。
図2ORは適切な状況情報と状況値が、メツセージの1次通信であるか2次通信 であるかに応じて記憶されることを示している(ブロック1758−1760) 。さらに1判定ブロック1762が非干渉試験中の不合格を確認するのに使用さ れる。コントローラ92などのコントローラは、隣接コントローラに送信される フラグを設定することによって、Nl試験手順を停止するかまたは継続するかを 応答する(処理ブロック1764−1766)。この応答に関係なく、いかなる 試験の不合格もフォールスアラームであることを示すためにコントローラ92の SAOボード用フラフラグてられる(処理ブロック1768)。以下からもわか るように、このフラグはこの手順の後半部ではクリアされることもできる。
コントローラ92は次に5つのアナログ出力チャネルの各々について、Nl試験 エラーカウンタの検査を開始する(処理ブロック1770)。最終秒に実行され たNl試験が試験#1でも試験#7でもない場合は、SAOボードにより試験不 合格が報告されたか否かによって。
N1試験カウンタは増分または減分される(処理ブロック1772−1774) 。試験不合格が報告されて試験エラーカウンターが所定の限度(例えば16進数 の30)を超えると、フラグが隣接コントローラに送られ試験が停止され戻り検 出しフォールスアラームフラグがクリアされる(処理ブロック1776−177 8)。これに関連しては、Nl試験方法はNl試験方法を停止するが否かを判別 する前に、一時エラーの報告を許可することを評価すべきである。
図20Sはコントローラ92がNl試験の不合格を再度検査することを示す(判 断ブロック1780)。これはNl試験不合格が発生したが試験エラーカウンタ が所定の限度を超えていなかっ場合に、「試験不合格」フラグをクリアするため に行なわれる。かかる不合格が検出されるとフォールスアラーム・フラグがクリ アされ、コントローラ92のSAOボードが遮断するように指示される(処理ブ ロック1782)。この方法は各アナログ出力チャネルについて反復される(処 理ブロック1784、判断ブロック1786)。新しいエラーが検出されると、 Nl試験報告も生成される(処理ブロック1788)。
図20Tから図20Uについて説明する。「エラー処理」ルーチン1610の流 れ図を図20Aに示す。このルーチンは最終プロセス制御サイクル中にSAOボ ードが交換されたか否かを検査することから開始され、引き続きその他の操作が 健全に進行しているかを検査する(判断ブロック1790−1798)。状況報 告が不合格を表示したり、もしくはコントローラがSAOボードからの通信を受 信できなかった場合は、SAOボードには休止のフラグが立てられて、コントロ ーラがSAOボ−ド用のアボートスイッチを開にするよう隣接コントローラに要 求する(図20Uの処理ブロック1800)。
しかし、SAOボードに最終プロセス制御サイクルに対して作動中のフラグが立 てられた場合は、エラー処理ルーチンがアナログ入力チャネルの各々がらのデー タを検査する(処理ブロック18’lO)。
判断ブロック1812は「回復Jカウンタの値を検査するものであり、これはコ ントローラ92が隣接コントローラのいづれとも通信不能な場合に、再同期する ための時間をシステムに与えるために使用される(図20Uの判断ブロック18 14と処理ブロック1816参照)。
回復カウントがゼロでないと、システムが同期されるのでアボートが開になるの を防ぐためroOcHME−0」状況バイトがクリアされる(処理ブロック18 18)。アナログ出力チャネルのいづれかで試験不合格が検出されると、Nl試 験が停止される(処理ブロック1820)。rOAT<>DACJエラーのフラ グが立てられると、検査中の特定のチャネルの隣接コントローラ94−96に対 してアボート要求が送信される(処理ブロック1822)。これはrOAT<  >DACJエラーが。
このチャネルのSAOボードの演算増幅器608が正しく機能していないことを 示しているからである。
図20Uはまた。コントローラからSAOボードへの通信が不完全である状態を 処理をするために「リトライ」カウンタが使用されることを示す(判断ブロック 1824)。リトライカウンタが所定値より大きい(例えば5)場合には1問題 を訂正しようと試みてSAOボードのハードウェアをリセットさせる(処理ブロ ック1826)。
すなわち、SAOボードとの通信に生じる問題をコントローラに探知させるため に1図20Qの処理ブロック1754からの不良通信フラグが使用され、何度も 探知を繰り返した後にコントローラは、有効な通信を復元しようと試みてSAO ボードのマイクロプロセッサEU3をリセットする。
図20Vについて説明する。「ハードウェアにアボートポジションを送信」ルー チン1612の流れ図を図2OAに示す。このルーチンは各アナログ出力チャネ ルに対するアボート決定情報を検査し、隣接するSAOボードの各アボートスイ ッチを開閉することによって応答する(処理ブロック1828−1830)。コ ントローラがフィールドに送信すべく裁定したアナログ出力値が検査することに も注意すべきである(判定ブロック183もゼロの場合は、コントローラ92は SAOボー゛ド上のこれらのチャネルのアボートスイッチを開にするように。
隣接するコントローラにフラグを送る(処理ブロック1834)。
図21Aから図21Sについて説明する。1組の流れ図によってSAOボード上 のソフトウェアの常駐を示す。
図22A−22Sと図23A−231に関連して、さらにSAOボードソフトウ ェアの流れ図についても説明する。上記の説明からもわかる通り、このソフトウ ェアはSAO回路ボード600から604のそれぞれのプログラムメモリ回路E UIの中に含まれている。
流れ図1900は1図21C−図21Dに示した開始ルーチン1902の呼び出 しで始まる。SAOボードのマイクロプロセッサEU3は、好ましくはメモリか らソフトウェアのバージョンレベルを読み取り(操作ブロック1904)、続い てSAOボードのハードウェア構成要素を試験する(操作ブロック1906)。
このハードウェアの試験ルーチンを図21E−図21Kに示す。SAOマイクロ プロセッサはつぎに「デツトマン」状態が存在するか否かを検査する(判断ブロ ック1908)。
「コントローラ100が遮断しSAOボード上のマイクロプロセッサが遮断する か、もしくはSAOボード自体が診断試験の目的で「デツトマン」状態になった 場合に「デツトマン」状態が存在しつる。「デツトマン」状態になると、アナロ グ出力チャネルのすべてがゼロになり(処理ブロック1910)、SAOボード が演算増幅器608を不能にする機能の試験中でなければ、プログラムは図21 Cの開始ルーチン1902内のウオームスタート時点にジャンプする。簡単にす るため図21Aに示されではいないが、SAOボードがこの「デツトマン」機能 を試験中であるか否か決定するために、この時点で検査されることもできる。こ の「デツトマン」試験は以下に図23E−図23Gに関連して説明する。SAO ボードが「デツトマン」機能を試験中であると、流れ図1900内の操作ブロッ ク1904など適切な場所に戻る前に、「デツトマン」試験が反復して実行され る(例えば30回)。
さらに図21Aは、SAOマイクロプロセッサの内部タイマから過剰量の多くの 割り込みを受信すると、SAOボードが再スタートすることのできることを示し ている(判断ブロック1912)。これらタイミングの合った割り込みは、SA Oボード用のコントローラがらの通信が適切な時間内に受信されたが否かを、S AOマイクロプロセッサが判別できるような方法を提供する。
SAOボードが「動作中」であれば、SAOマイクロプロセッサは「デッドセッ ト」信号をストローブしく操作ブロック1914)、通信ルーチンを呼び出す( 処理ブロック1916)。通信ルーチンを図21Mに示す。
この通信ルーチンの後で、試験ルーチンが呼び出される(処理ブロック1918 )。試験ルーチン1918を図21Lに示す。ルーチンはその後フィールドから フィードバック・データを収集するために実行される(処理ブロック1920) 。この「データを読み込む」ルーチンを図21N−図210に示す。次に1図2 1Rの「エラー条件を処理する」ルーチン1922が実行される。プログラムは その後「出カニ1算」ルーチン1924へと進むが、これを図22A−図22S に一括して示す。この後、非干渉試験ルーチン1926が実行される。こf7) NI試験ルーチンを一括して図23A−231に示す。
一度これらの全工程が実施されると、SAOマイクロプロセッサは処理のため次 のチャネルを指示しくブロック1.928)、5つのアナログ出力チャネルのす べてが行なわれるまでその手順を繰り返す(判断ブロック1930)。SAOマ イクロプロセッサは1次に、コントっ−ラ92(ブロック1932)等のコント ローラからの最後の通信後、「5チヤネルサイクル」のその記録を更新し、フィ ールドループを検査するのに適切な時間がどうかを決定する(判断ブロック19 34)。フィールドループを検査するルーチン(例えばフィールドループ値を測 定する)を図215に示す(ブロック1936)。
いずれの場合も、SAO基板用のメインプログラムは。
最終的には、プログラムを連続して繰り返すために最終的に開始点までループバ ックする。このように、各プロセス制御サイクルごと(例えば、1秒ごと)に、 フィールドループを測定しハードウェアを試験をすることを評価しなければなら ない。
図2ICから図21Dについて説明する。スタートアップ・ルーチン1902の 流れ図を示す。一連の試験を行なうため、SAO基板ハードウェアがフィールド にパワーを送る準備ができていないことを示すために赤色LEDがオンになる( ブロック1938)、この場合、最初の試験はSAO基板用のデータメモリに関 連する(基板1940)。この試験は以下に述べるコントローラのデータメモリ 用のメモリ試験に類似している。SAO基板がコールドスタートに入っているた め、SAOによって実行されるプロセスサイクル数を追跡するカウンタはハード ウェア試験ルーチンが正しく機能できるように「01」にセットされる(ブロッ ク1942)。
図2ICから21Dに示すように、ハードウェア試験ルーチンはスタートアップ ・ルーチン中、4つの異なる時点で実行される(ブロック1944−1950) 。このハードウェア試験ルーチンを一括して図21Eから図21Kに示す。この 点に関して、SAO基板用のハードウェア構成部品の試験を繰り返す必要がない ことに注目すべきである。むしろ、この試験ルーチンはSAO基板の最終操作の 信頼水準を上げるための特別な測定として。
予備時間中、実行される。従って1例えば、ハードウェア試験ルーチンはコント ローラがSAO基板と通信しようとしている時間の合間に行なわれる(判断ブロ ック1952−1954)。上記のように、コントローラは。
タイミング情報を送り、値を出力し、且つコントローラ/SAO通信リンクが正 しく機能していることを保証するために、SAO基板と2度通信する(ブロック 1956−1958)。最後に2赤色LEDがオフとなり(ブCl ツク196 0)、デツトマンタイマーがリセットされる(1962)。
図21E〜図21Gについて説明する。ハードウェア試験ルーチンの全体の流れ 図1906が示されている。
これがSAO基板の第1サイクルである場合には、SAOマイクロプロセッサは 差動増幅器638への「0ボルト」人力を1図12F(ブロック1968)に示 すマルチプレクサEU23−EU26によって読み取る。読み取り中の電圧が仕 様内にあるかどうかを判別するために検査を行なう(判断ブロック1970)。
この電圧が正しい仕様レベルの範囲外にあると、ルーチンはA/Dの変換問題に フラグを立てる(ブロック1972)。ADC問題フラグルーチンを図21Hに 示す。SAOマイクロプロセッサはマルチプレクサEU24への入力として図1 2Bに示す「1/8基準」信号を読み取る(ブロック1974)。この電圧信号 レベル(例えば、、275ボルト)は1図21Jから21にの「スロープ計算」 ルーチン中使用するために記憶される(ブロック1976)。この電圧信号が仕 様内にあるかどうか判別するために検査を行なう(判断ブロック1978)。こ の点に関して、rl/8基準」信号用の差動増幅器638が発生する値は所定の 範囲に対して試験される(例えば、1.25V+/−0,078V)。同様の方 法はまた「1/2基準」信号(例えば、1.l0V)に対して実行される。
図21Fに示すように、SAOマイクロプロセッサによりD/A変換器(rDA cJ )612は一連の異なる電圧レベル(ブロック1980−1986)を出 力し。
次いで、A/D変換器(rADcJ )642を経てDACからの実際の出力し く判断ブロック1988−1994)。これらの電圧のいずれかが仕様範囲外と 判別される場合、rDAC問題フラグ」ルーチン1996が行なわれる。図21 Hと211に示すように、ADC問題フラグルーチン1972とDAC問題フラ グルーチン1996は必要な問題カウンタ(ブロック1998−2000)を必 要に応じて増分または減分する。さらに1問題カウントが所定の限界を超える場 合には、これらのフラグルーチンのいずれかまたは両方が赤色LEDをONにす ることがある(判断ブロック2002およびブロック2004)。図21Gに示 すように、この問題カウンタが評価され(判断ブロック2006−2010)、 問題がハードウェア試験ルーチンを通過している間に検知されない場合には問題 カウンタは減分される(ブロック2012)。この問題カウンタが十進数2を超 えると、赤色LEDはオンとなり、SAO基板が遮断される。DAC試験に対し て行なったのと同様の方法が演算増幅器608の試験にも実施可能である。例え ば、DAC612に対し所定電圧(例えば2.2V)を出力するよう指示するこ とができ、0UT−Hおよび0UT−L信号についてこれらの信号が仕様内にあ るかどうかを読み取ることができる。
図213−21Kについて説明する。「スロープ計算」ルーチン1976の自明 の流れ図を示す。流れ図かられかるように、このルーチンは1/2と1/8の基 準信号レベル間に作成した人工の線のスロープを計算し、a1定値に等しくなる まで、記憶したスO−ブを調節するように操作し、コづつ値を区切る(ルーチン を通過するごとの)。ルーチンによって作成されたこれらの値は、アナログ回路 により導入されたオフセットおよびゲインエラーのフィールド測定値を修正する ために使用される。
図21Lについて説明する。図21Aの試験ルーチン1918の流れ図を示す。
このルーチンはSAO基板がフィールド・コンピュータ装置12そのものよりむ しろ試験治具に差し込まれるかどうかを検知する(判断ブロック2014)。S AOM板が試験治具に差し込まれている場合、所定の出力値はSAO基板の操作 を試験するために使用される。(ブロック2016)図21Mについて説明する 。図21Aの通信ルーチン1916の流れ図を示す。これは自明の流れ図である が。
図21Aの判断ブロック1912に示したウォッチドッグ割り込みがオフとなり (ブロック2018)、このルーチン(2020)の間に続いてリセットされる ことに注目すべきである。
図21Nについて説明する。図21Aの「データ読み取り」ルーチン1920の 流れ図を示す。このルーチンのADCコンバータ制御ブロック2022を図21 0の流れ図に示す。この点に関して、SAOマイクロプロセッサは差動式カマル チブレクサEU25からEU26おヨヒコンバータ入カマルチブレクサEU23 からEU24用に特定な入力信号選択を指令する必要があることを評価しなけれ ばならない。「データ読み取り」ルーチンは次に図21Pの「直線化」ルーチン 2024に進む。
図2IPに示すように、「スロープ計算」ルーチンから測定したスロープ値が評 価される(判断ブロック2026)。スロープ値が1より大きい場合には、この スロープ値は指令出力値と比較される(判断ブロック2028)。出力値がスロ ープの2倍以上である場合には、データの直線化の結果として数学的にオーバー フローとなるため、「直線化」ルーチンは終了する。その他の場合は。
ブロック2030に示すように計算を行なう。この計算の目的は、アナログ回路 により導入されたオフセットおよびゲインエラーの測定電圧を修正することにあ る。
「直線化」ルーチン2024がいったん完了すると。
「データ読み取り」ルーチン1920は図2IQの[トラックろ波」ルーチン2 032に進む。このルーチンは新たに測定したトラック値と最後の5チヤネルサ イクルのこのチャネルで行なわれる計算から記憶されるトラック値とを比較する ことから開始される(プロ・ツク2034と判断ブロック2036)。新しいト ラ・ツクと古いトラックの間の差の絶対値が最初の所定量を超えると、古いトラ ック値が完全に新しいトラック値と置換され、指令した出力値を達成しようとし て自らSAO基板の応答の速度を上げる(ブロック2038)。トラ・ツク値の この差の絶対値が第1の所定量以下であると、この差が第2の低所定量以下であ るかどうか調べるために検査が行なわれる(判断ブロック2040)。この判断 の結果により「不安定なトラック」フラグがセットされるかどうかを決定する。
いずれにしても、差値を4で割り(ブロック2042)、差値が正か負かによっ て、この割った差値の一部が古いトラック値に加算または減算される(判断ブロ ック2044およびプロ・ツク2046−2048)。記憶したトラック値の比 例変化によりトラ・ツク信号上に発見したほとんどの騒音がろ波される。
「データ読み取り」ルーチン21NはマルチプレクサEtJ25からEU26を MEレジスタ高高低低値指示し。
これらの値を読み取り記憶する(ブロック2050)。
次に同様の操作がマルチプレクサ640によってOAT値に対して行なわれる( ブロック2052)。
図21Rについて説明する。図21Bの「エラー条件を処理する」ルーチン19 22の流れ図を示す。この自明の流れ図は赤色LEDフラグがどのようにセット されDACをランプダウンするためにどのように使用されるかを示す(ブロック 2054)。この点に関して、ランプダウンDACルーチン2054を図221 との関係で説明する。同様に、rDACのフィールド送信」ルーチン2056を 図220との関係において説明する。
図213について説明する。図21Bの「フィールド・ループ検査」ルーチン1 936の流れ図を示す。この流れ図かられかるように、SAOマイクロプロセッ サはそれぞれの各アナログ出力チャネルについて実際の出力信号を測定し、この 信号の大きさで識別される検査を行なう(判断ブロック2058−2062)。
フィールドに送信される信号がこれらの試験限界のいずれかの範囲外にある場合 には、適当なフラグが立てられるか、または以後の処理のために確保される(ブ ロック2064−2068)。これらの試験では、フィールド負荷はインダクタ ーと直列のレジスタによってモデル化され、駆動されている負荷は50と470 ohms (+/−30゜hms)の間にあることが前提となっている。従って 。
例えば1判断ブロック2060と2062は、接地に対してトラックレジスタの 低位側からの測定値と、この出力値の最大および最低許容電圧とを比較する。し かし。
チャネル用の出力値(ブロック2058)が2mA未満であるときは、出力値が この大きさよりも小さいと現在のハードウェアでは信号を確実に読み取ることが できないため、ループ抵抗検査をおこなわないことに注目しなければならない。
1、 OOo h m P T Cレジスタがトラックレジスタ624の低い側 とフィールドループの間で直列に接続さることが好ましいことに注目しなければ ならない。従って。
最大と最小の許容測定値は全目盛幅で(例えば、22mA)下記の式から4算で きる。
Vmax −(Rmax + Rptc) 本 (22mA) 。
ここでRma x−470ohm Vmin−(Rmim + Rptc)*(22mA)。
ここでRm i m −50o h mこれらの式を使って、いかなる希望出力 値についても9判断ブロック2060−2062が用いる最大および最低電圧レ ベルを(mAで)計算できることは評価すべきである。従って、フィールドルー プルーチン1936が用いる試験は、詳しくはSAO基板用コントローラによっ て指令される出力値に合せて設計されている。
図22Aについて説明する。同図は図21Bの出力計算ルーチン1924の全体 の流れ図である。この出力制御ルーチンは図22Bに示(7た設定ルーチン21 00を含んでいる。この点に関しては1図22Bは指令された出力値の初期評価 が行なわれることを示している(判断ブロック2104)。出力値が最大許容値 のほぼ100%であれば、処理中のチャネルについての出力はこの最大値の直下 のレベルに強制設定される(ブロック2104)。こねは99.75%より上の 出力が現われることが出来るように、また22 mA未満の電流がフィールドに 送信されないように行なわれる。
出力制御ルーチンはまた図22Cに更に詳細に示した計算ルーチンを含んでいる 。出力値と測定したトラック値の間の差である出力エラーが計算されると(ブロ ック3208)、アナログ出力の増加または減少が発生するかどうかが決定され 、また適当な状g標識が設定される。
図22Aについて説明する。出力制御ルーチンの残部をスキップすべきかどうか について、FP価が行なわれる(判断ブロック2112)。この場合、出力制御 ルーチンは、エラー条件処理ルーチン(Handle Error Condi tion ルーチン)に依り基板上で問題が検出された時にはスキップされる。
出力制御ルーチンが実行されることになっている時には、赤色のLEDがONで あるかどうかチェックされる(判断ブロック2114)。赤色LEDがONであ ると、計算した出力エラーが大き過ぎるか否かについて決定がなされる(判断ブ ロック2116)。エラーが大き過ぎると(例えば。
3.5%)、このSAO!板が制御されていることを示すフラグが立てられ(ブ ロック2118)、また制御外(Out of Control)ルーチン21 20が実行される。上記以外の場合には1反対の表示のフラグが立てられ、SA O基板はその出力をゼロに戻しくブロック2122)、また制御ルーチン212 4が実行される。
これまで説明してきた方法から理解出来るように、3つのSAO基板600〜6 04は、互いに効果的に競合して本発明に従って負荷を駆動する。しかし、いず れのSAO基板も他のSAO基板の1つが出力を制御していることを検出すると 1非寄与レベルへの復帰を開始する。
このようにして、3つのSAOM板のうち1つのみが作動して、他のSAO基板 の1つがその寄与を指令された出力値を達成するために必要であると決定した場 合を除いて、常時負荷を駆動する。
赤色LEDがOFFであると、戻り計算(BackCalculation)ル ーチン2126が実行される。この戻り計算ルーチンを図22D〜22Hに示す 。
22D〜22Eから分かるように、戻り計算ルーチンは「戻り計算」定数を設定 し、またこの定数を出力エラーから減算または加算するために用いられる(ブロ ック2128)。戻り計算定数はPI制御ループに於いてトラック測定値の差( Sへ〇M板の間の何らかのハードウェアの差に依る)を説明するために、またそ れによって出力寄与の交換が最も円滑に行なわれるように使用される。
戻り計算定数は出力値とトラック値との間の差である(ブロック2130)。こ の場合、戻り計算の計算値がNl試験が実行中である等の要因に依存しているこ とを評価すべきである。それはこれらが全SAO基板が責任を交換しなければな らないサイクルであるからである。
すなわち、駆動基板はその出力をゼロに下げなければならず、またその他の基板 はその出力を駆動しなければならない。
一度戻り計算ルーチン2126が実行されると、「出力制御中(Output  in Control)7Jルーチン2136がSAOマイクロプロセッサに依 って実行される。出力制御中ルーチン2136は、その実行中に評価されている 条件に依って制御中ルーチン2124または制御外ルーチン2120のいずれか に終了するので疑問形がとられている。制御中出力ルーチン2136を図22F 〜22Hに一括して示す。この場合1図22Fは一連の評価が行なわれ、Nl試 験が行なわれているかを決定しく判断ブロック2140)、 またそうならば、 現在どの試験が行なわれているかを確認する(判断ブロック2140〜2148 )。これらの質問に対する返答とそれらの従属質問に対する返答(即ち1判断ブ ロック2152〜2164)、はSAO基板がどのモードにあるかを決定する。
特に1図22Fは3つの操作モード、即ち「厳しい制御(Thight con trol)」、「モニタリング(Monitoring)J、および「クリア状 態(Stay clear)Jを識別する。
操作モードの使用は図22F〜33Hの概観および以下に説明から明らかになる であろう。
Nl試験が「00」であるときは、如何なるNl試験も実際に行なわれていない ことが理解されるべきである。
判断フロック2152〜2154により示されているように、厳しい制御モード は、SAO基板のフィールド出力への寄与が指令された出力値の0%以外である ことを前提としている。図22Gの判断ブロック2166は。
出力エラー(出力値−トラックの差)が厳しい偏差範囲(例えば22 mAの0 .05%)内にあることを示している。出力がこの厳しい偏差範囲外にあれば1 図22Hに示したように制御外ルーチン2120が実行される。
それ以外の場合には、「制御中」ルーチンが実行される。
SAO基板が出力に何らの寄与をもしないときには(判断ブロック2154)、 クリア状態モードが前提されている。クリア状態モードでは、出力エラーが1. 6%のような広い偏差範囲外にあるかどうかのチェックおこなわれる。出力エラ ーがこの広い偏差範囲内にあれば「制御中」ルーチン2124が実行される。
Nl試験が試験#1であるときには(判断ブロック2142)SAO基板が指令 された出力値の50%より多くを駆動しているかどうかについての決定が行なわ れる(判断ブロック21.56 )。返答がYESであれば1判断ブロック21 66の「厳しい制御」評価が行なわれる。
その他の場合には、SAO基板はモニタリングモードが前提になっている。モニ タリングモードでは、SAO基板が何らかの出力を駆動そているかについての決 定が行なわれる(判断ブロック2170)。返答がYESであれば、出力エラー が0.10%のようなモニタ偏差内にあるかのチェックが行なわれる(判断ブロ ック2172)。この質問に対する返答がNOであれば、「制御外」ルーチン2 120が実行される。しかし、この質問に対する返答がYESであれば、出力値 が11定されたトラック値よりも大きいかどうかについての決定が行なわれる( 判断ブロック2174)。判断ブロック2174の決定は、またNl′:i験が rol−07Jであり、また出力が広い偏差内に在るときにも行なわれる(判断 ブロック2178)。
出力値がトラック値よりも大きければ(判断ブロック2174)、r制御中」ル ーチン2124が実行される。
トラック値よりも大きくなければ、「制御中コルーチンに入る前に一連の質問が 提出される(判断ブロック2180〜2190)。したがって1例えばNl試験 が試験#07であり、また出力が最大可能出力の93.75%を超えて達成され なければランプダウンDACルーチン2192が実行される。この作用により2 2mA以上のフィールドへの送信が防止されるが、ここでブロック2174でト ラックが既に出力値よりも大きく確立されていることに注目しなければならない 。
ランプダウンDACルーチン2192を図221の流れ図に示す。この場合には 、流れ図には、SAO基板が出力値の25%より以上を駆動しているかどうかに 依って、出力が比較的小さなまたは大きな増分でランプダウンされることを示し ている(判断ブロック2194)。
例えば、使用される増分定数が小さいと(ブロック2196)、出力はこのルー チンに約0.1%/ c a l lでランプダウンされることがある。コント ローラ92〜96は特定のプロセス制御タイミングサイクルで作動するが、これ は厳密にはSAO回路基板600〜604につイテは、SAOマイクロプロセッ サは繰り返してこノブログラムを(図21A〜21Bに示したように)出来るだ け速く実行するので、当て嵌まらない。換言すれば。
各SAO基板はコントローラ92〜96のプロセス制御1サイクル(例えば、1 秒)当たりほぼ50〜100回そのプログラムの全てを実行することが出来る。
図22Hはまた。出力エラーがモニタ偏差よりも大きいと判別される点まで解答 されるならば、一連の質問を使用することが出来る(判断ブロック2190)。
パワーランプダウンDACルーチン2198が図223の簡単な流れ図に示され ている。この点に関しては、出力がモニタ偏差の許容限界を超えるでいるのが検 出されたという事実のために、利用されるデクリメント速度が非常に速いことが 評価されるべきである。
図22Fはまた。ME SAO基板が所要の出力値の100%を駆動することが 判別したときには常に「厳密制御」モードが前提となっていることを示している (判断ブロック2158.2162〜2164)。100%駆動でなければ1判 断ブロック2158.2162〜2164のいずれかに対する返答がONである ときには。
モニタリングモードが前提になっている。同様に、MESAO基板が出力の何れ をも駆動していないときは(判断ブロック2150および2160)、rクリア 状態」モードが前提になっている。
図22Kに「制御中」ルーチン2124についての流れ図を示す。このルーチン は「殆ど制御外(Almost Out of Control)High M E−0」フラグをクリアすることに依って開始される(ブロック)。このフラグ は「制御外」カウンタが予め設定した限界に達した後に0OCHME−0条件が 発信されないことを知らせるためにクリアされる。次いで出力値が最大許容出力 値の99.7%よりも大きかどうかについて評価が行なわれる(判断ブロック2 202)。出力値が本質的にこの最大値よりも小さい時は、プログラムのフロー は「制御外」カウンタが減分されるこのルーチンの終了までスキップダウンする (ブロック2204)。
しかし、出力値がその最大値にあると、更に3回の評価が行なわれる(判断ブロ ック2206〜2210)。Nl試験が試験番号#o1がら#o6までの1つで あるときには、「制御外」カウンタが減分される。しがしNl試験が判断ブロッ ク22o6にリストされた試験の1つであると、ランプダウンDACルーチン2 192が実行される。同様に、Nl試験が試験#o7であり、またSAO基板が 最大出力値の93.7%より以上を出力している時は、ランプダウンDACルー チン2192が実行される。
ランプダウンDACルーチン2192がこの時点で実行される場合には、フィー ルドへの出力ルーチン2212が図22Nと連結して検討される。フィールドへ の出力ルーチン2212はまた。一度「制御中」ルーチン2124が完了した場 合に実行される次のルーチンとして。
図22Aに示されている。ところでSAO基板の出力を増加させるように決定さ れた場合には、最も早い機会にバックオフさせるようにすることが好ましい。
「制御外」ルーチン2120の流れ図を示す図22L〜22Mについて説明する 。このルーチンは検出したエラー量等の多数の係数に応答してDAC出力を変化 させるために使用される。最初に、ブロック2214が二のルーチンが以後のル ーチンをスキップさせることを示している。これは、出力が正しくないければ、 Nl試験が実行されるべきではないからである。次に、stblingwait カウンタが計数される。siblingwaitカウンタは出力エラーに対する 反応を遅らせ。
その代わりに隣接SAO基板の1つが反応出来るようにするために使用される。
この時、「制御外」カウンタの計数が増分される(ブロック2220)。次に、 DAC出力値を変化させる速度を決定するために出力エラー量が計量される(判 断ブロック2222−2224)。
図22Lに示したように、出力エラーが負であるがどうかに依ってプログラムが 分岐される(判断ブロック2226)。もしこの差が負であれば、DAC値はそ れに従って減少される(図22F、ブロック2228)。さもなければ、DAC 値は適当な値まで増加する(ブロック2230)。従って1例えばDAC値はブ ロック2232で10vの出力に設定され、もしトラックの出力値が最大電圧値 に達しないようにデバイスが構成されていれば、フィールドに20Vを送る無駄 な試みを防止する。
この作動に依って、外したフィールド線を接続したときに、衝突する機会が低下 する。
フィールドへの出力ルーチン2212の簡略流れ図を示す図22Nについて説明 する。準備工程(ブロック2234)後に、このルーチンは単に2バイト値をデ ィジ御ルーチンを呼出すだけである。
再び図22Aについて説明する。実行する次のルーチンを「試験#07エラーチ エツク」ルーチン2238であることが示されている。このルーチンは図22P の流れ図に示されている。図22Pに示されているように。
一連の評価が行なわれ、Nl試験不合格カウンタが加算されるべきかを決定し、 また不合格になった試験が多すぎると(判断ブロック2244)、Nl試験不合 格のフラグを立てる(ブロック2242)。この場合、試験#07中ME SA O基板は単独でその各チャネルの全出力を駆動していなければならないというこ とが想起される。従ってSAO基板が全出力を単独で駆動しておらず。
その出力電圧は最大になっており、また電流がフィールドに流れているときは、 Nl試験不合格カウンタは所要の目標に達するのにある期間を必要とする。しか し、出力の駆動の目標が単独で正当な期間内に達成することが出来ない(例えば Nl試験不合格カウンタが30を超えている)ときには、エラー状態のフラグが 立てられる。
図22Aは、実行すべき最終ルーチンが出力問題処理ルーチン2246であるこ とを示している。出力問題処理ルーチン2264は図22Q〜22Rに示されて いる。
これらの3つの図から分かるように、このルーチンは特定の条件に応じて数値ま たは種々のフラグを設定したりチャネルの「制御外」カウントが所定の値(例え ば53)を超えないときは、3つの異なるフラグがクリアされる(判断ブロック 2248)。「制御外」が所定値を超えたときは、そのトラックの測定値が出力 値よりも小さいか否かについて評価が行なわれる(判断ブロック2252)。返 答がYESであれば、「殆ど制御外Hi ghJ 。
「制御外HighJおヨヒ「制御外High ME−OJのフラグがクリアされ る(ブロック2254)。更に。
フィールドへの出力があるべき値よりも低いときは。
「制御外LowJフラグが設定される。
逆ニ、エラーが高レベル側にあるときは(ブロック2250がONを発生する) 、[制御外h i ghJのフラグが立てられ、「制御外L o w Jのフラ グがクリアされる(ブロック2258)。次いで演算増幅器トラック信号OAT が、ゼロに近いかを見るために計数される(判断ブロック)。ゼロでないときは 、DACが前もってその出力を低下するように指令されているので、OAT信が 所要の応答を示さない時は、rOAT<>DACJフラグが立てられる(ブロッ ク2264)。
図22Rは、出力値とトラック測定値との間の差がアホート偏差値1例えば2% 、よりも大きいときは(判断ブロック2268〜2270)、r殆ど制御外Hi ghMe−OJフラグがまず設定され(ブロック22266)、「制御外」カウ ントゼロになる(ブロック2265)。次にこのルーチンをパスしている間に、 エラーカウントが所定の数値を超えていない時は、「殆ど制御外High ME =OJフラグがクリアされないと(2274)、r制御外High ME=OJ フラグが立てられる(2272)。このようなOOCHME−0ビツトの設定時 にこの遅れを強制することによって、誤りエラーのレポートが防止される。
ここで1図218のNl試験ルーチン1926についての1組の流れ図を示す図 23A〜231について説明する。判断ブロック2300は1例えばエラーが「 エラー条件処理」ルーチンに依って検出されているときに。
Nl試験がスキップされることがあることを示している。
判断ブロック2302はNl試験ルーチンが、試験#00の記号が利用されない 1秒間の期間中実施されないことを示している。更に1判断ブロック2304〜 2306はNl試験ルーチンが、エラーが試験されるチャネルで発生したとき、 またはSAO基板用のコントローラが最低値(例えば4 mA)よりも小さい出 力値を指令したときには、実行されない。指令された出力値がゼロに近いときに Nl試験が延期されている間は、Nl試験は。
何れかの出力チャネル用のアボートスイッチが開であり。
試験を完全に行なうこと(例えば試験#7)が不可能であるので、延期させるこ とが好ましい。
このSAO基板またはその他のSAO基板の1つが試験中であるときに(判断ブ ロック2308)、このSAO基板はどんな試験が行なわれているが検知する。
この点に関して、このSAO基板(例えばSAO回路基板600)は、何らかの 必要な動作がそのコントローラ(例えばコントローラ92)に依ってとられるの で、試験#12〜16のための何らかの動作をとる必要があることを評価すべき である。試験#11が実施中である場合には(判断ブロック2310)、Nl試 験ルーチンは、このSAO基板がN1の名称を与えられた隣接SAO基板(例え ばSAO基板602)によって必要な出力が与えられていることを前提とするよ うに実行される。ただしこの点に於いて注意すべきは、Nl試験ルーチン12が 特に試験#21について試験を行なっているのではないことである。これはNI  SAO基板が実行しているN1試験ルーチンが、その隣接N1としてN2 S AO基板を指定されているという事実に依るためである。換言すれば、Nl試験 ルーチン1926は、いずれかのSAO基板が、他のSAO基板に依って出力の 与えられることを前提として、そのSAO基板を優先するように構成される。こ の場合、この特殊な試験は全出力を想定するSAO基板の能力を評価するのであ るから、最も近い時点で試験#7を完了したSAO基板が優先される。
実施中のNl試験が試験#11でない場合には、シブリング待ちカウンタがクリ アされて、必要ならば直ちに動作が行なわれる(ブロック3212)。次いで、 実施中のNl試験が試験#17またが#27であるかどうかが決定される(図2 3bの判断ブロック2314)。返答がNoであれば、Nl試験ルーチン192 6がこのコールに対して終了される。しかし、これらの2つの試験の1つが実施 中であるときは、シブリング待ちカウンタに試験中のSAO基板にその出力をラ ンプアップさせることの出来る値が加えられる。ここでこのSAO基板が出力の 何れかを駆動しているかどうかについて決定がなされ(判断ブロック2318) 、その結果適当なランプダウン速度が選定され(ブロック2192および219 8)、また出力値がフィールドへ送られる(ブロック2212)。DAC出力が ゼロでないと、このSAO基板はランプダウンをか終了していないことを示すフ ラグが立てられる(ブロック2320)。
このSAO基板が現在試験中であると(判断ブロック2308)、このSAOサ イクル中の低位のNlルーチンがすべてスキップされることを示すフラグが立て られる(ブロック2322)。次に試験#07が実施中であるか(判断ブロック 2324)または試験#11が実施中であると、このSAO基板が何らかの動力 を駆動しているかいなかについて、ME抵抗器にかかる電圧を検査することに依 って決定がなされ(判断ブロック2326)、また適当なフラグが立てられる( ブロック22328)。次にフィールドへの貢献が、ME抵抗器の両端の電圧降 下を検査することによって、評価される(判断ブロック2330〜2336)。
このSAO基板が出力の100%を駆動しており、DAC出力が最高値にあり。
またトラック出力が適正値にあると、Nl試験は合格となって終了する。合格で なければ、Nl試験ルーチン1926を実行中に更に判別を行ない、適当な行動 を取ることが必要である。例えば、このSAO基板は出力値の25%より以上を 駆動し、また出力値の100%未満を駆動しているときは(判断ブロック233 6)、DACに供給される値に0605%が加えられる。次にNl試験ルーチン 1926は、このSAO基板の出力に対する寄与を評価するために再びコールさ れるまでこの点にある。DAC出力がその最大値にあり、またこの基板が出力の 100%を駆動していないときには、試験不合格カウンタが増加する。
図23Aの判断ブロック2324に対する返答がONであると、Nl試験ルーチ ン1926は図23CのrAJ点まで飛び越し、他のNl試験のうちのどれが行 なわれているかチェックを開始する(図23Cの判断ブロック2342〜234 4.図23Dの判断ブロック2346〜2368.図23Hの判断ブロック23 50および図23Hの判断ブロック2352)。図23C〜231を概観すれば 分かるように、Nl試験ルーチンは各Nl試験に特有の方式に従っている。その ため1例えば、試験#01の場合には、SAO基板はそれ自体の出力を、ゼロに 到達するまで、低下させようとする(判断ブロック2354〜2356)。一度 山力がゼロになると、Nl試験ルーチン1926は図231の「01点まで飛び 越す◎この低下が不成功であると、コントローラはこのチャネルを試験しないと いうフラグを立て、サイクル中の以後の試験に依って隣接基板の問題点が突き止 められる。
図231に示したように、ME抵抗器の接地に対して低位側の測定電圧がゼロの DAC出力にとって高すぎないかがチェックされる(判断ブロック)、電圧が高 すぎるときには(例えば0.037)、ダイオードが短絡しており、またNI試 験不合格カウンタが加算される(ブロック22360)。次いでNl試験不合格 カウンタ自体について、現在のカウントが所定の限度(例えば不合格40回)を 超えたか検査される(判断ブロック2362)。この不合格カウントは、SAO 基板がコントローラ92〜96により使用されるプロセス制御サイクルに比較し て、より頻繁に繰り返してプログラムを実行することを考慮に入れて、コントロ ーラにより維持される不合格カウント(例えば不合格数1のみがコントローラの レベルで許される)に較べて相対的に高く設定される。
カウント限界を超えると、Nl試験不合格の発生したことを示すフラグが立てら れる(ブロック2364)。しかし1判断ブロック2366および追加の人力点 ”B”および°により示されているように、Nl試験不合格フラグは、このSA O基板がそれに隣接する5AOC基板とは対照的に、Nl試験を行なっている時 にのみ立てられる。
試験#02の場合に於いては9図23Dは、SAO基板がこのチャネルをのレベ ルを低下させることが出来たかどうか決定するためにDAC出力がM1定される ことを示している(判断ブロック236g)。このチャネルがゼロまで低下する ことが出来たと仮定すると、SAOマイクロプロセッサはチャネル出力をアボー ト試験電圧に設定しくブロック2370)、出力する時間を決定せしめ(ブロッ ク2372)、また演算増幅器トラックじOAT” )の電圧信号を測定する( ブロック2374)ことが出来る。次いでこのチャネルのOAT電圧レベルが所 期のまたは受信可能な帯域1例えば150〜700mV、内にあるかどうかにつ いて決定がなされる(判断ブロック2376)。もし返答がYESであれば、試 験#02がこの特定のチャネルを合格として完了する。
しかし、もしも返答がNOであればNl試験ルーチン1926が図231の”E ”点までジャンプし、Nl不合格カウンタが計数増加する。いずれにしても、各 アナログ出力チャネルが、Nl試験ルーチン1926が主SAOプログラム19 00から呼び出されるごとに順番に使用されることを評価しなければならない。
試験#03の場合に於いて図23Eは、このチャネルがゼロに低下することが出 来(判断ブロック2380)。
また十分に低い(例えば150 mV)かどうか判別することが出来たときは( 判断ブロック2382)・ Nl試験ルーチン1926が最終的にME抵抗器の 接地に対して高位側の電圧を測定する(ブロック2378)。電圧が十分に低く ないと、アボートスイッチのいずれか1つまたは両方が開とならない。この場合 には、DNIおよびDN2のアボートスイッチが、上で説明したタイムチャート に従ってそれぞれ独立に、NlおよびN2コントローラに依って開となることに 注目しなければならない。
試験#5の場合には1図23E〜23Gは2回試験が行なわれることを示してい る。まず、ATV信号が発生している間に、アボートスイッチDNIおよびDN 2がME抵抗器の11定に依って再度試験される。このとき試験に合格したとき には、演算増幅器を使用禁止状態にする能力が試験される。この試験はまずSA O基板のデツトマンが「開」であるかチェックすることに依って行なわれる(判 断ブロック2386)。このチェックはマイクロプロセッサ610に図12Dの デツトマンタイマ649からのrD E A DJ倍信号読み取らせることによ って行なわれる。その返答がYESであると、演算増幅器608が使用禁止状態 になる。返答がNoであるときには、試験を行なっている演算増幅器608の演 算のすべてが使用禁止状態になる(ブロック2388)。次いでDACが「デツ トマン試験電圧」、たとえば3V、を出力するように指令される(ブロック23 90)。N0TDEAD信号が再確認され(判断ブロック2392)。
次いでデツトマンが開でなければ試験中のチャネルに対するQAT信号が読み取 られる(ブロック2394)。
この場合、SAO基板の演算増幅器608は、すべて再使用可能状態にあり(ブ ロック2396)、またOAT電圧が十分に高いか確認される(判断ブロック2 398)。OATが十分に高いと(例えば「デツトマン試験電圧」レベル)、ま たはデツトマンが既に開状態にないときには、演算増幅器は使用禁止状態にある (ブロック2400)。次にOAT電圧が測定される(ブロック2402)。そ の後、DACCがATVレベルにリセットされ(ブロック2402)、また演算 増幅器が再使用可能となる(ブロック2406)。この工程後1演算増幅器を使 用禁止にすることが可能かどうかを見るために。
デツトマン電圧入力からの電圧がtpj定される(判断ブロック2408))。
試験#04〜06の場合には(判断ブロック2352)、図23Hに電圧測定が ME抵抗器の高位側で行なわれることが示されている(ブロック2410)。こ こで。
アボートスイッチDNIおよびDN2を開閉する必要な工程が前述のタイムチャ ートに従って隣接コントローラにより処理されることが評価されるべきである。
上記の実施例の説明から理解されることは、フィールド・コンピュータ装置12 が所定のプロセス制御サイクルに従って作動することである。換言すれば、フィ ールド・コンピュータ装置の信号通信および処理機能はすべて2例えば1秒間隔 の、信号制御サイクル内に実行される。各ネットワーク・コントローラ16およ びフィールド・コンピュータ装置のコントローラ91〜96用のクロック信号は すべてこのプロセス制御サイクル中に調整されてクロック信号を一定の許容誤差 内に維持するが。
これらのインタフェースシステムの構成装置間の協働を容易にするために、一般 に調節可能なタイムラインが与えられている。例えば1本発明の1つの形態では 、同期化メツセージが新たなプロセス制御サイクルの始めにネットワーク・コン トローラ16により各フィールド・コンピュータ装置12へ送られる。フィール ド・コンピュータ装置12は順次この2バイトのメツセージを一定の期間(例え ば1.5m5)探索する。ネットワーク・コントローラ16が必要な通信経路を 決定すると、コントローラは適当なデジタル出力およびアナログ出力を各フィー ルド・コンピュータ装置に送る。次いでコントローラ92〜96が前述のそれぞ れ独立の裁定法を実行するために情報を交換する。しかし、ネットワーク・コン トローラ16からの通信をフィールド・コンピュータ装置が受信しないとき、ま たはコントローラ92〜96の1つが隣接コントローラからの通信かを受信しな いときに於いても、これらの構成装置は適当な期間後にそれぞれのタスクの実行 を開始する。その結果例えば、それ以前に与えられたFail−Lastおよび Fail−3afe命令は前述の出力裁定法に従って実施される。
更に、動作タイムラインもまた前述のように、デジタル出力およびアナログ出力 の非割り込み試験を周期的に実行させることが出来なければならない。タイムラ インはまた更にシステム構成装置の試験を行なえるように構成されなければなら ない。例えば、利用可能なタイムスロット内でコントローラ92〜96の各々の RAMメモリ42を試験することが有利なこともある。この試験はある特定の値 (例えば16進数55)をRAMメモリの未使用部分の各記憶位置に書き込み1 次いでメモリのこの部分の完全束を検証するために各記憶位置を読み出すことに よって行なうことが出来る。次いで人出力データテーブルの1部をRAMメモリ のこの検証された部分に移動することも出来、またこのデータを取り出したメモ リ部分を同様の方法で検証することも出来る。しかし。
別の値(例えばを16進数AA)をこのメモリの使用部分に書き込むことが好ま しい。でデータは次いで、記憶エラーのないことが決定されると、置き換えるこ とが出来る。このようにして、RAMメモリ42の全体を周期的に試験すること が出来る。記憶エラーが発見されると。
このメモリ部分は再度試験され、および/または一般「問題」状態ピットを設定 してプロセス制御コンピュータ14にエラーの存在すことを知らせる。前述のそ の他のエラーがある時にも、プロセス制御コンピュータがRAMメモリU42中 のエラーを識別する特定のエラーピットの状態を要求することも出来る。
総括的に図24A〜27Mについて説明する。本発明に従って更新されたソフト ウェアをダウンロードする方法について説明するために、−組のフローチャート が示されている。この点に関しては1本発明は制御中の物理的プロセスを害する ことなくプロセス制御インタフェースシステム10を通して更新されたソフトウ ェアをダウンロードする能力を有利に提供するものである。更に詳しくは1本発 明は更新されたソフトウェアまたは新規のソフトウェアを、ネットワーク・コン トローラ16の1つからインタフェースシステム内の各ブレークアウト回路26 およびインタフェースシステム内の各フィールドコンピュータに選択的に伝送せ しめることが出来る。
従って1本発明による分散型プロセス制御インタフェースシステム10の各主要 構成装置に格納されているソフトウェアは、単独で更新されるかまたはグループ ごとに一括更新される。換言すれば、各フィールド・コンピュータ装置12用の ソフトウェアを一度に更新し、また各ブレークアウト回路26用のソフトウェア を他の時点で更新することが有利なことがある。逆に、インタフェースシステム の更新を、ブレークアウト回路26から始めてフィールド・コンピュータ装置1 2で終わるようにすることが適当であることもある。
これらの各更新操作を、プロセス制御操作を続けている間に1行なうことの出来 ることも重要である。例えば。
プロセス制御コンピュータ14a〜14bの1つがプロセス制御用に使用されて いる間に、他のプロセス制御コンピュータを切り替えて、より多くのダウンロー ド操作の1つを実行させることも出来る。本発明の方法とシステムの別の利点は 、更新したソフトウェアのダウンロードを、同様のダウンロード操作中の複数の ブレークアウト回路26またはフィールド・コンピュータ装置12に対して行な うことも出来る。従って1例えば各フィールドコンピュータについてダウンロー ド方法が有効に実行されたことが検証された時は、新規のソフトウェアを受信し た各フィールド・コンピュータ装置12内の冗長コンピュータ92〜96は、こ の同じプロセス制御サイ欠ルのソフトウェアを用いてスタートアップすることも 出来る。
本発明の1つの形態に於いて、インタフェースシステムの構成装置であって、そ れらのシステム構成装置のいずれかが新規のソフトウェアでスタートアップする ことか出来るようになる前にその新規のソフトウェアがアドレスを割り当てられ たすべてのインタフェースシステム構成装置について、ダウンロード操作の実行 されたことが検証されることが好ましい。換言すれば、フィールド・コンピュー タ装置12中のLeftコントローラ92が新規のソフトウェアを完全に正確に 受け入れたことが検証されると、それらの装置は新規のソフトウェアでスタート アップする出来るようになる。そうでなければ。
すべてこれらのコントローラ92に以前含まれていた古いソフトウェアを使用し てバックアップするように指令される。この時点で、ダウンロード方法を再度試 みてもよく、または新規のソフトウェアの正確であることが検証不可能であった コントローラ用のハードウェアをチェックすることも出来る。
更新されたソフトウェアがすべてのLeftコントローラ92について検証され ると、これらのコントローラにこのソフトウェアのコピーを、各フィールド・コ ンピュータ装置12中のMi dd l eコントローラ94に伝送するように 指令される。この点に関して、フィールド・コンピュータ装置12中のコントロ ーラ92〜96の間の直列通信リンクにより、他のコントローラの1つまたは両 方に更新されたソフトウェアのコピーを転送することが出来ることが評価される べきである。別法として。
LeftコントローラとMiddleコントローラ92〜94が更新されたソフ トウェアで操作されていると。
Rfghtコントローラ96ははこの更新されたソフトウェアのコピーをプロセ ス制御コンピュータ(例えばプロセス制御コンピュータ14b)から受け取るこ とも出来る。換言すれば、プロセス制御コンピュータ14aは。
そのプロセス制御操作に戻り、またプロセス制御コンピュータ14bはダウンロ ード操作に切り替えることが出来る。
勿論1両方のプロセス制御コンピュータ14a〜14bは、プロセス制御の立脚 点から遮断することが出来、従って、各フィールド・コンピュータ装置のLef tコントローラ92およびRightコントローラ96は共に同一の更新ソフト ウェアを受け取ることが出来る。いずれにしても、プロセス制御操作を行なって いるプロセス制御コンピュータ14a〜14bの両方によって行なうことの出来 る唯一のダウンロード機能は、プロセス制御コンピュータ14a〜14bが本発 明に従うこの方法に関係する必要はないので、更新されたソフトウェアをLef tコントローラ92またはRightコントローラ96のいずれかからMidd leコントローラへ転送することにある。
フィールド赤コンピュータ装置本体rFemmaiJ2420の概略流れ図を示 す図24.Aについて詳細に説明する。流れ図2420は、rDOWNLDFJ ビットがダウンロード・コマンドに応答して設定されていなければ(判断ブロッ ク2424)、各フィールド・コンピュータ装置12は一般に前述のプロセス制 御活動を行なっていないことを示している(ブロック2422)。
rDOWNLDFJビットの設定は1図24Bに示した直列ボート割り込みルー チン2426によって実際に実行される。この特別の使い方では、フィールド・ ダウンロード・コマンドは、コマンドrl13Jとして簡単に識別される。S  OWN L D Fビットをクリアする前に(ブロック2430)、このビット の値は、このコントローラが新規のソフトウェアを受け取りつつあることを隣接 コントローラに知らせるために隣接通信メツセージ中に、加えられる。この動作 によって、隣接コントローラが更新されたソフトウェアを受け取っているコント ローラをリセットしようとする試みが防止される。図240のフィールド通信ル ーチン「FcommJが、プロセス制御コンピュータ14からダウンロード・コ マンドを受信するために使用される。 プロセス制御コンピュータ14がダウン ロード中コマンドを発行すると、フィールド・コンピュータ装置12は図24E 〜24G中に示されたrFIo down LDJルーチンへ飛び越す。
FIODwun LDルーチン2432は1本明細書中では、ダウンロードルー チンとして引用されることがある。この流れ図から明らかなように、FIODO WN LDルーチンに依って図26G〜26pおよび図27I〜27M中に示さ れた一連のサブルーチンにメインルーチンが与えられる。これらのサブルーチン に依りフィールド・コンピュータ装置はダウンロードされたソフトウェアを受信 し、このソフトウェアがフィールド・コンピュータ装置用に向けられたものであ るか検証することが出来る。しかし、さらにこれらの流れ図について述べる前に 、ダウンロード・コマンドの伝送について始めに検討する。
「ネットメイン」プログラムまたはルーチン2500の概略流れ図を示す図25 Aについて説明する。ここ1こおいて、ネットメインプログラム2500はネッ トワーク・コントローラ16用のメインプログラムを表わす。
このネットメインプログラムは1例えばrDo Pr。
cess ControlJプロ・ツク2502で示したような通常のプロセス 制御タイムラインに従う。ただし。
ネットメインプログラムの主ループ中の初期の時点で。
ダウンロード操作が要求されているかどうかが決定される(判断ブロック250 4)。この要求は1図25Bζこ示した流れ図中に設定されたrDOWNLDJ ビットカ(存在するかチェックすることに依って決定される。DOWNLDビッ トが設定されると、ネットメインプログラムは1図25C〜25Hに全般的に示 したGET C0DEルーチンへ飛び越す。設定されない時には、プロセス制御 コンピュータがプロセス制御管理を中止しなければ、フィールド・コンピュータ 装置12から受信したデータをプロセス制御コンピュータ14へ転送する等の。
通常のプロセス制御機能が実行される。
その後、NC0MMルーチン2508が実行される。
このルーチンは図25Pの流れ図によって示される。この流れ図が示すようにN C0MMルーチンはフィールド・コンピュータ装置12のM i d d l  eコントローラ94に更新したソフトウェアのロードに関係している。さらに明 確に言うと、NC0MMルーチンはコマンドがMiddleコントローラ94に 更新したソフトウェアをロードするために入力されているか確認する(判断ブロ ック2510)。図258のCBTDECルーチンについて以下の説明から理解 出来るように、Middleダウンロードに対する要求はデバッグパネル18を 介してオペレータによって人力される。M i d d l eダウンロードが 要求されると、特殊コマンドが図250に示す送信コマンドルーチン2514に よりフィールド・コンピュータ装置のすべてにネットワーク・コントローラ(ブ ロック2512)によって下流側に送信される。M i ddieコントローラ 94のすべてが一緒に更新されることが好ましい場合、適当な用途で、すべての Mtddleコントローラ94ではなく、一部を選択することが許されることを 評価されなければならない。
M i d d 1 eダウンロード・コマンドはプロセス制御コンピュータ1 4a〜14bの1つに接続された各ブレークアウト回路26に包含された図24 DのBCOMMルーチンによって受信および実行される。B COM Mルーチ ン2516によりM i d d 1 eダウンロード・コマンドは出力ポート のすべてを通り、FCOMMルーチン2518により、各フィールド・コンピュ ータ装置中で操作される。FCOMMルーチンを図24Cに示す。FCOMMル ーチン2518はMiddleダウンロード・コマンドをXRAMに書き込み、 そのコマンドは1図26Q〜26Rの5IDE LOADルーチン2520によ って読み出される。Leftコントローラ92またはRightコントローラ9 6の5IDE LOADルーチン2520はMiddle:7ントローラ94の ポートアドレスを決定し、Middleダウンロード・コマンドをM i d  d 1 eコントローラに送信し返答を聴取する。M i d d l eコン トローラ94にある図26SのNE I GHBORサブルーチン2522はこ のコマンドを受信し、コマンドを送信した隣接コントローラから受信するために シリアルポートを設定して、そのプロセス制御タイムラインから図24E〜24 GのFIODOWN LDルーチン2524に飛越して、新規のソフトウェアを 受信する。
その間に、NC0MMルーチン2508は図26R〜26SのCHECK MI Dルーチン2526を使用可能にしく図26Pのブロック2528)、CHEC K−MIDルーチンが実行される待ち時間を初期設定する。
CHECK MIDルーチン2526はLeftコントローラ92またはRig htコントローラ96のいずれかからの更新されたソフトウェアのコピーがうま (M 1ddleコントローラ94に転送されることを検証するために使用され る。この場合、Middleコントローラ94は検査合計計算と比較を行ない、 完了に成功すると、検査合計について送信コントローラに応答する。これらの検 査合計は「排他的論理和」、「循環排他的論理和」および「コード合計」の検査 合計から成る。これらの検査合計はM i d d l eコントローラ94に 送信されたソフトウェアコードに組込まれている検査合計と比較される。送信コ ントローラはMiddleフントローラ94からの検査合計を比較し、独自の検 査合計に一致すれば、正常な入力通信中に、ネットワーク・コントローラに送信 されるバイト中に1ビツトが設定される。
一度検査合計良好メッセージのすべてがネ・ノドワーク・コントローラ16によ って受信されると、同様の確認メツセージがネットワーク・コントローラ16の デバッグパネル18に表示される。デバッグパネル18に検査合計良好メツセー ジを表示することにより、オペレータはM id d l eコントローラ94 が新ソフトウェアで始動可能であることを知ることができる。この場合、オペレ ータは、デバッグパネル18のボタンを押して図26PのNC0MMルーチン2 508を経由して各フィールド中コンピュータ装ri112に「トランスプラン ト」コマンドを送信することが出来る。しかし、すでに検査合計エラーが検出さ れていると、「コールドフィート」コマンドは自動的にNC0MMルーチン25 08を通してフィールド・コンピュータ装置のすべてに送信される。コールドフ ィートコマンドは、古いまたは前のソフトウェアを使って、Middleコント ローラ94を始動させる(すなわちリセットされる)。この効果への適切なメツ セージはまたデバッグパネル18に表示される。
共通のボタンデコーダrCBTDECJルーチン2528の関連部分を図25B に示す。CBTDECルーチン2528は好ましくはデバッグパネルを含む各イ ンタフェースシステムの構成装置、(すなわち、ネットワーク・コントローラ1 6.ブレークアウト・サーキット26とフィールド・コンピュータ装置12)に 含まれる点で共通であるとみなされる。このため、CBTDECルーチン252 8にはこの構成装置がリストに挙げた各機能に対するネットワーク・コントロー ラ16であるがどうかについての決定が含まれている(例えば1判断ブロック2 530)。CBTDECルーチンで識別される機能はそれぞれ特定のダウンロー ド操作に関係している。
eコントローラ94へのダウンロードを開始するために使用される。判断ブロッ ク2532が示すように、インタフェースシステム1oによれば、Leftまた はRightコントローラの少なくとも1つが更新したソフトウェアの受信に成 功した後では、Middleダウンロード・コマンドを送信することができるの みである。オペレータが一度適当なデバッグパネルボタンを押すと。
MID LOADビットが設定される(ブロック2534)。このとき1つ以上 のメツセージをデバッグパネルに「ローディングMiddleフィールド110 」などと表示されることもできる(表示ブロック2536)。
機能IDは新しいソフトウェアコードがアドレス指定された構成装置のすべてに 、コールドフィートコマンドを送信するために使用される。この場合、ダウンロ ードされたソフトウェアコードは無視され、構成装置は古いソフトウェアコード で始動する。
同様に機能ICはオペレータがトランスプラント・コマンドを新しいソフトウェ アコードがアドレス指定されたすべてのデバイスに送信できるようにするために 使用される。トランスプラント・コマンドはまたネットワーク・コントローラ1 6がプロセス制御タイムラインを実行しているときには、Middleコントロ ーラ94を新しいソフトウェアコードで始動するために、NC0MMルーチン2 508によって送信できる。このコマンドがいったん受信されると1図26Dの REPROGルーチン2538が実行される。REPROGルーチン2538は 新たにダウンロードされたソフトウェアをデータメモリから(例えばXRAM) プログラムメモリにコピーする。CBTDECルーチン2528は、検査合計の 検証によりエラーの存在が示されているときには、トランスプラント・コマンド を送信できないことに注目しなければならない。(判断ブロック2540)機能 IBは新しいソフトウェアをプロセス制御コンピュータ14a〜14bの1つが らネットワーク・コントローラ16に内蔵されたXRAM回路に転送するために 使用される。機能IBを選択することよりコマンドコードrl 13Jはネット ワーク・コントローラ16から送信される。この場合1判断ブロック2542は このプロセス制御コンピュータが現在プロセス制御用に使用されているときには 、この機能が実行されないことを示す。
新しいソフトウェアコードを受信する下流側のデバイスまたはインタフェースシ ステムはブレークアウト回路26の「始動と停止」スイッチから決定される。ブ レーク続するか未知であるため、そのオプションが選択される場合2 これらの デバイスのすべてがブレークアウト回路を目的とした新しいコードを受信するこ とが好ましい。
この場合、好ましい方法は、受信デバイスが新しいソフトウェアコードを使用す るべきがどうがを決定するために、新しい「オーバーヘッド」ソフトウェアコー ドが。
下流側で使用可能な組み込みプログラムIDをもつようにすることである。ネッ トワーク・コントローラ16は初めにどのデバイスがコールからプロセス制御コ ンピュータまでの下流側で接続されているかわかっているが。
どのデバイスが現在接続されているかを決定するために。
ダウンロード操作の前に、ネットワーク・コントローラ16が光フアイバネット ワークをポーリングできることを評価しなければならない。
ダウンロードしたブレークアウトの回路ソフトウェアコードとフィールド・コン ピュータ装置のソフトウェアフードの検証は光フアイバネットワークの公知のフ ィールド・コンピュータ装置i!f12をポーリングすることによりネットワー ク・コントローラ16に於て完了する。この点に関しては、各ブレークアウト回 路が、このソフトウェアをブレークアウト回路に接続されているデバイスに送信 する前に、受信される新しいブレークアウト回路ソフトウェアを検証するのが好 ましいことに注目しなけ回路26fが完全または正確な送信を受けていないこと を検出したときは、このソフトウェアはブレークアウト回路26gに送信されな い。本発明の1つの形態では。
ブレークアウト回路にはこのソフトウェアを検査するための十分なフリーメモリ を持っていないために、新しいフィールド・コンピュータ装置ソフトウェアの正 精度を検証するようには意図されていない。さらに詳しくは。
新しいブレークアウト回路ソフトウェアは単一送信(例えば32K)を必要とす るだけなのに対し、新フィールド°コンピュータ装置ソフトウェアは2つのパケ ットで送信される(例えば各32K)。しかし、ブレークアウト回路26の記憶 容量は適切な用途では増加できることは理解されなければならない。
ネットワーク・コントローラ16は公知のフィールド・コンピュータ装置12の すべてから、送信したプログラムの検査合計と一致する検査合計を受信すると、 デバッグパネル18のメツセージプロンプトにより、新しいソフトウェアコード で始動するか、または古いソフトウェアコードで始動するかをオペレータに選択 させる。しかし、公知のフィールド・コンピュータ装置12のいずれかから検査 合計メツセージを要求している時に、ネットワーク・コントローラ16が検査合 計不良またはタイムアウトを受信すると、これらのデバイスのすべてに自動的に 古いソフトウェアで始動させるためのコールドフィートコマンドコードが送信さ れる。実際に、公知のフィールド・コンピュータ装置12のすべてが良好な検査 合計メツセージを送信したとしても、オペレータが所定タイムアウト期間内でプ ロンプトされた選択に応答しないときには、インタフェースシステムが自動的に 古いソフトウェアで始動することが好ましい。いずれにしても。
タイムアウトタイマーが検証処理の間に終了すると、ダウンロード操作は自動的 にデバッグパネル18に表示された「タイム−アウト」メツセージで終了する。
一度DOWNLDビットがCRTDECルーチン2528(ブロック2544) の機能IBによって設定されると、このビットは図25Aのネットメインルーチ ン2500によって検出される。このため順次ネット・ワークコントローラ16 が図25C〜25EのGET−C0DEルーチン2506にジャンプする。GE T−CODEルーチン2506はどのデバイスがソフトウェア更新用に選択され るかを検出し、それに応じて反応する。判断ブロック2546に示されているよ うに、フィールド・コンピュータ装置12のM i d d I eコントロー ラ94はGET C0DEルーチン2506を通ってダウンロードできる。しか し、この方法はプロセス制御コンピュータ14a〜14bの両方がプロセス制御 操作に関して「ダウン」である時にのみ、実行される。この場合。
GET C0DEルーチンは図25Hに示すJUMPOUTルーチン2548を 呼出す。JUMPOUTルーチン2548は連続したダウンロード・コマンドを 1秒間のバーストでネットワーク16のメインボートから送信する。これらの連 続ダウンロード・コマンドによってブレークアウト回路26および/またはフィ ールド・コンピュータ装置!12の一方がプロセス制御タイムラインからジャン プし、さらに上流側で命令を探索する厳しい受信ループに(タイムアウトタイマ ーが作動状態で)加わる。この時点から、ダウンロードと検証処理が自動的に行 なわれる。
M i d d l eコントローラ94がこの時点でダウンロ−−ド処理と関 係しない場合には、・ネット・ワーク・コントローラはプロセス制御コンピュー タ14から新しいソフトウェアを受信する。本発明の1つの形態では、このソフ トウェアは下記の4ブロツク、または4パケツトで送信することがか好ましい。
: (1)ネットワークソフトウェア(例えば32K)(2)ブレークアウト回 路ソフトウェア(例えば32K)および(3)フィールドゆコンピュータ装置ソ フトウェア(例えば各32にのパス2回)。この場合、rWhich 0neJ 読取りブロック2550はこれらのソフトウェア転送について番号(1)、(2 )および(3)で示されている。フィールド・コンピュータ装置ソフトウェアは 送信またはパスを2回必要とするので1判断ブロック2552はネットワーク・ コントローラ16が番号(3)の第2のパスを受信しているかどうかを確認する ことを指示する。何らかの別の番号が検出されると、転送要求は不良選択(判断 ブロック2554)とみなされ、ネットワーク・コントローラ16はネットメイ ンルーチンに戻る(ブロック2556)。
ソフトウェア転送要求が受け入れ可能である場合、ネットワーク・コントローラ は、転送中のソフトウェアがネットワーク・コントローラ・ソフトウェアである かどうかを決定する(判断ブロック2558)。ソフトウェアがネットワーク・ コントローラ・ソフトウェアでないと、空の°MT”であることを確認するため にF2O表を検査する(図25Dの判断ブロック2560)。この場合、用語F IOはフィールド人力/出力を表わし、フィールド・コンピュータ装置の簡単な 別の表現である。
F2O表が空でないか、もしくはソフトウェアがネ・ノドワーク・ソフトウェア である場合には、ネットワーク・コントローラ16はソフトウェアの次の32に ノくケ・ノドを要求する(ブロック2562)。ネットワーク・コントローラ1 6は2次に、プロセス制御コンピュータ14からの次のコマンド・コードを探す (ブロック2564)。コマンド・コードは図25Gに示すように2ノ(イトで 受信される。
これがFIOソフトウェア用の第2回目のパスでない場合には(判断ブロック2 566)、検査合計はXRAMに記憶される(ブロック2568)。この時点で 、ネットワーク・コントローラ16はこのソフトウェアがF10ソフトウェアで あることを確認しく判断ブロック2570)、 ソフトウェアがFIOソフトウ ェアでないときには送信の精度を検証する(ブロック2572)。この場合1図 250は検証ルーチン2572の流れ図である。検査合計がソフトウェアに組み 込まれた検査合計と一致しなかったときには(判断ブロック2574)、デバッ グ・パネル18に″検査合計不良“のメツセージが表示され、ネットワーク・コ ントローラ16は末端の。
旧゛プログラムに戻る(ブロック2576)。
検査合計が転送ソフトウェア内に組み込まれたものと一致したときには、ネット ワーク・コントローラ16はこのパケットがネットワーク・コントローラ・ソフ トウェアであるかどうかを確認する(判断プロ・ツク2578)。ソフトウェア がネットワーク・コントローラでないと。
ネットワーク・コントローラ16は図25Hのジャンプアウト・ルーチン254 8を呼び出して、下流側のデノ(イスを受信ループ内に入れる(ブロック258 0)。ネットワーク・コントローラはついで次のソフトウェア転送を要求する( ブロック2582)。ネ・ノドワーク・コントローラ16は次に受信したソフト ウェアがFIOソフトウェアであるかどうかを確認する(判断ブロック2584 )。そのソフトウェアがFIOソフトウェアであると、第1回目のバスであるか 第2回目バスであるかを検査する(判断ブロック2586)。第1バスであると 々には、ネットワーク・コントローラ16は”Which One”番号を(4 )にバンブして第2バスを設定する(ブロック2588)。第2バスであるとき には。
ネットワーク・コントローラは図25に〜25Nのダウンロード・プログラム検 証ルーチン2590を呼び出す。
ダウンロード・プログラム検証ルーチン2590が旧プログラムのブロックへ復 帰して終了しなかった場合にはメツセージをデバッグパネル18に表示して(ブ ロック2592)、オペレータが新しいプログラム(ブロック2594)を実行 するかもしくは旧プログラムへ復帰(ブロック2596)するかを選択できるよ うにする。
図251は新プログラム・ルーチン2594を示し。
図25Jは旧プログラム・ルーチン2596を示す。この点について、新プログ ラム・ルーチン2594は図26D〜26Fの再プログラム・ルーチン2538 を呼び出すことに注目すべきである。図25Hに示すように。
新プログラム・ルーチン2594は図25Bの機能ICの選択に応答して実行さ れる。この場合1機能ICが選択されるとネットワーク・コントローラ16から コマンド・コード”114“が転送される。図25Eもまた旧プログラム・ルー チン2596が図25Bの機能IDの選択に応答して実行されることを示してい る。機能IDが選択されるとネットワーク・コントローラ16がらコマンド・コ ード”115”が転送される。ダウンロード・プログラム検証ルーチン259o は図25Fに示すようにゲット・ワン・ルーチン2598を呼び出す。ゲット・ ワン・ルーチン2598は1例えば1秒間のタイムアウト等のために、相対的に 大きい遅延を提供する方法である。図25Fに示すように、ゲット・ワン・ルー チンは数個のカウンタの数値の減分を制御する(例えば、ブロック2600)。
 ブレークアウト回路26のダウンロード・プロセスに戻ると1図24DのBC OMMルーチン2516は1図25T〜25Uのブレークアウトダウンロード・ ルーチン26o2を呼び出す。図25T〜25Uに示すように、ブレークアウト ・ダウンロードルーチン2602は図252のジャンプアウト・ルーチン260 4.図27DのRcv In1tルーチンおよび図25Yのゲット ワン・ルー チン2608などの。
各種のサブルーチンを呼び出す。ブレークアウト・ダウンロード・ルーチン26 o2はまた。ネットワーク・コントローラ16によりプロセス制御コンピュータ 14がら受信した各種コマンドに応答する。例えば、ブレークアウト・ダウンロ ード・ルーチン26o2は、コマンド118に応答して1図25V〜25Wの検 査合計サブルーチン2610を呼び出す。コマンド118は、送信デバイスから の要求で、転送ソフトウェアで受信した検査合計を受信デバイスに返送する。こ れにより、送信デバイスはこれらの検査合計と自己のプログラムの記憶内に組み 込まれた検査合計とを比較することができる。同様に、ブレークアウト・ダウン ロード・ルーチン2602は、コマンド122に応答して1図26A〜26Bの 受信サブルーチン2612を呼び出す。次いで受信サブルーチン2612は図2 5Xのダウンロード・サブルーチン2614を呼び出す。ブレークアウト・ダウ ンロード・ルーチン2604はまたコマンドコードをダウンストリーム側のデバ イスにバスする図26Cのチルオール・サブルーチン2616を呼び出す。
ソフトウェアがブレークアウト回路ソフトウェアであると判別すると(判断ブロ ック2618)、ブレークアウト・ダウンロード・ルーチン2602は図250 の検証ルーチンVXRAM2572を呼び出す。検査合計が正しいと(判断ブロ ック2620)、図26Dのりプログラム・ルーチン2538を実行する。さも なければ。
不良合計メツセージを表示して(ブロック2622)。
ブレークアウト回路は最終的にタイムアウトを実施して既存ソフトウェアに戻る 。図250はまたブレークアウト・ダウンロード・ルーチン2602は、既存ソ フトウェア・コード上での開始に使用するコマンド115にも応答することを示 している(ブロック2624)。この場合、チルオール・サブルーチン2616 がこのコマンドをダウンストリーム側にバスするために呼び出され。
ブレークアウト回路26のメイン・プログラムヘジャンプする(ブロック262 6)。
図24E〜24Gについて再び説明する。FIOダウンロード・ルーチン252 4には1図25T〜25Uのブレークアウト・ダウンロード・ルーチン2602 との類似点が多いことが評価される。従って2例えば、FlOダウンロード・ル ーチン2524は、コマンド122に応答して図26Gの受信ルーチン2524 を呼び出す。
さらに、コマンド114は、フィールド・コンピュータ装置12にダウンロード ・コードがFIOソフトウェアかどうかを判別せしめる(判断ブロック2628 )。受信したソフトウェアがFIOソフトウェアでない場合には1図27Iの旧 プログラム・サブルーチン2630を呼び出す。さもなければ1図250の検証 ルーチン2572を呼び出す。
FIOダウンロード・ルーチン2524が、コマンド123に応答して、隣接サ ブルーチンを呼び出すこともまた評価されるべきである。隣接サブルーチン26 32を図26に〜26Jに示す。隣接サブルーチン2632は、1つのコントロ ーラ100から同じフィールド・コンピュータ装置12内の両隣接コントローラ に新ソフトウェアを転送するために使用される。この場合、隣接サブルーチン2 632は2wR接lコントローラにおいてシリアルポートを指示しくブロック7 634)、 コマンドコード113信号のバーストが送信されて隣接コントロー ラをそのプロセス制御タイムラインから出す(ブロック2636)。次に隣接2 コントローラにおけるシリアルポートを指示しくブロック2638)、コマンド コード113信号がこのコントローラに送信される(ブロック2640)。使用 可能データ・モード・コマンド、コード122もまたこれらのコントローラに送 信される。
コマンド・コード122を受信すると、隣接コントローラは受信サブルーチン2 524にブランチし1次いで検証ルーチン2572により検査合計試験を行なう 。
図24Gはまた。FIOダウンロード・ルーチン2524がコマンドコード12 4を確認することを示している(判断ブロック2642)。このコマンドコード は。
新ソフトウェアを受信した隣接コントローラに対する要求であって、検査合計を 送信コントローラに送り返す。
この場合、隣接コントローラがコマンドコード124を転送する前に隣接コント ローラがソフトウェアを受信し検証するのに十分な時間待つことに注目すべきで ある。
検査合計が送信コントローラのプログラム内に組み込マれた検査合計に一致した ときには、他の隣接コントローラについてこの処理を縁り返す。検査合計が一致 しなかつたときは、送信コントローラがそのメイン・プログラムの開始点にジャ ンプしてダウンロード処理を終了する。
マイサイド受信ルーチン2644の流れ図である図26Vについて説明する。フ ィールド・コンピュータ装置12のプログラムがRAM内に記憶されているので 、マイサイド受信ルーチン2644は、フィールド・コンピュータ装W内に設置 されたばかりのコントローラ100内ににオーバヘッド・ソフトウェアをロード するために使われる。マイサイド受信ルーチン2644はプログラム・ソースを 探すことから始める。この場合、新しいコントローラは自己の隣接1コントロー ラを指示しくブロック2646)、次に図26Wの隣接サブルーチン2648を 呼び出す。隣接サブルーチン2648はコマンドコード120信号をこの隣接コ ントローラに送信しくブロック2650)、次いで、コマンドコーF121信号 応答を待つ(ブロック2652)。設定したタイムアウト時間内に新コントロー ラが期待応答を受信しないときは、隣接2コントローラでこの処理を繰り返す( ブロック2654)。また1期待応答を受信しないときは、新しいコントローラ は、インターフェース・ネットワークからそのプログラム・ソフトウェアを受信 するために。
メイン・シリアルポートを指示する(ブロック2656)。新コントローラはそ のメインボートを指示しているときにコマンドコード113を検出すると、F! 0ダウンロード・ルーチン2524にジャンプして上記説明のようにそのソフト ウェアを受信する。
新コントローラが期待コマンドコード121を受信しないときには1図26X〜 26Yのコマン:J・サブルーチンを呼び出してオーバヘッド・ソフトウェアを 受信する。図26Q 〜26Rのモジュール5ide Load内の隣接コント ローラは、コマンドコード120を受信すると、この要求を送信してきたポート のアドレスを記憶シ、コマンドコード121を返答し、このコマンドコードをX RAM内のDOWNバイトに書き込む。5ide Loadルーチンの次の呼び 出しで、送信隣接コントローラが、新コントローラにコマンドコード122を送 信してこのコントローラをデータ受信モードに置き。
自己のプログラム記憶PRAMがらのプログラム記憶1ブロツクを送信する。こ のプログラム転送方法においては、新ソフトウェアを受信コントローラのプログ ラム記憶に直接書き込み、プログラムを実行開始するまで検証は行なわない。転 送に失敗した場合にはマイサイド受信ルーチン全体を再度繰り返す。
本発明を図を用いて説明してきた。これに関しては。
当業者は前記開示内容を知ったならば本発明の精神から逸脱することなくして1 本明細書に説明した特定の実施例に変更を加え得ることは明らがである。ががる 変更は。
添付の特許請求事項の範囲および精神によってのみ制限される本発明の範囲内に あるものとみなす。
要約書分散形3重冗長入出カフイールド・コンピュータ装置(12)のネットワ ークを有するプロセス制御インターフェース・システム(10)。本システムに は複数の独立型の遠隔配置された3重冗長フィールド・コンピュータ装置(12 )が含まれており、これらの装置は少なくとも2つの同時能動通信チャネル(4 6,48)を有する双方向通信ネットワークを介して、意志決定冗長プロセス制 御コンピュータ(14)に接続されている。
フィールド・コンピュータ装置はそれぞれ、入力信号および出力信号の両方を裁 定するための、少なくとも3台の冗長フィールド・コンピュータ(92,94, 96)を1組含んでいる。フィールド・コンピュータ装置はまた。物理的プロセ スの操作に影響を及ぼすデバイス(84,86)に送信される各出力信号用の個 別アボート回路を含んでいる。これらのアボート回路は多数決手続きにより、3 台の各冗長フィールド・コンピュータにより。
それぞれ個別に裁定された出力値信号を有効に実行する。
FIG、3 FIG、4 +、)6V O/lと特殊入力MUX −二一二=−= 巳P。
FIG、7D FIG、7F FIG、7G FIG、7E FIG、7M ′p・テ ェニ==、コD。
二xx 、已E。
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DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、SE) 、0A(BF、BJ、CF、CG、 CI、 CM、 GA、 GN、 ML、  MR,SN、 TD。
TG)、 AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CH。
CZ、DE、DK、ES、FI、GB、HU、JP、KP、 KR,KZ、 L K、 LU、 MG、 MN、 MW、 NL、No、NZ、PL、PT、R○ 、 RU、 SD、 SE。
SK、UA (72)発明者 グレイ、ティモジ−ジェイ。
アメリカ合衆国ミシガン州、サジノー、プランテーション、661 (72)発明者 ゴードロー、ディージ ダブリュ。
アメリカ合衆国ミシガン州、ミドランド、スタージョン、クリーク、パークウェ イ、(72)発明者 ホゼスカ、ロバート ジェイ。
アメリカ合衆国ミシガン州、サジノー、ビーン、ストリート、2319 (72)発明者 グリーンウィス、ドナルド ジェイ。
アメリカ合衆国ミシガン州、ミドランド、バーリントン、2201 (72)発明者 カビット、グレゴリ−ジエイ。
アメリカ合衆国ミシガン州、フリーランド、ロックスリー、レイン、8856 (72)発明者 シーハン、ジョセフ ジュニア。
アメリカ合衆国ミシガン州、ミドランド、ベリー、コート、5613 (72)発明者 トーマス、ローウェル ブイ。
アメリカ合衆国テキサス用、レイク、ジャクソン、アーモンド、ドライブ、22 5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.物理的プロセスに影響を及ぼすプロセス制御の決定を行なうプロセス・コン ピュータ手段(14)を有するプロセス制御システムにおいて, 分散形インターフェース・システム(10)が,少なくとも2つの能動双方向通 信チャネル(46,48)を有する通信ネットワークを介して,前記コンピュー タ手段に接続された,復数の独立型の遠隔配置された3重冗長コンピュータ装置 (12)であって,前記3重冗長コンピュータ装置がそれぞれ, 前記物理的プロセスと組み合わせたセンサから,生のアナログ入力信号とディジ タル入力信号とを受信するための手段(200)と, 前記の各入力信号を裁定するための手段(92,94,96)と, 前記裁定入力信号を前記ネットワークを介して前記プロセス・コンピュータ手段 に送信するための手段(902)と, 前記プロセス・コンピュータ手段から出力値信号を受信するための手段(900 )と, 前記プロセス・コンピュータ手段から受信した前記出力値信号を,個別に冗長裁 定するための手段(92,94,96)と, 前記物理的プロセスと関連する装置(84,86)に接続された1組の個別アボ ート回路(510,606)を介して,前記の各裁定出力値信号を処理するため の手段(500,600)とを含むことを特徴とするシステム。 2.請求項1記載のプロセス制御システムであって,前記出力値信号を裁定する ための前記手段が,ソフトウエアにより選択可能な複数のデフォルト条件を含む ことを特徴とするプロセス制御システム。 3.請求項1記載のプロセス制御システムであって,前記ネットワークが前記の 各通信チャネルについて,少なくとも1つの信号分配レベルにある通信信号フロ ーの方向を,個別に変える制御装置を含むことを特徴とするプロセス制御システ ム。 4.請求項3記載のプロセス制御システムであって,前記ネットワークが,前記 プロセス・コンピュータ手段と前記の各3重冗長コンピュータ装置との間の,双 方向シリアル通信の方向を指示するための,複数の相互接続されたブレークアウ ト回路を含むことを特徴とするプロセス制御システム。 5.請求項4記載のプロセス制御システムであって,前記第1のブレークアウト 回路が,前記プロセス・コンピュータ手段から前記プロセス・コンピュータ手段 に接続されて,前記3重冗長コンピュータ装置の所定のグループに対して通信を 行ない,また複数の第2のブレークアウト回路が,前記第1のブレークアウト回 路に接続されて特定の3重冗長コンピュータ装置に対して通信を行ない,前記第 2の各ブレークアウト回路が複数の前記3重冗長コンピュータ装置に接続されて いることを特徴とするプロセス制御システム。 6.請求項5記載のプロセス制御システムであって,前記の各ブレークアウト回 路が,前記ブレークアウト回路の何れかを第1または第2のブレークアウト回路 として構成せしめることを可能とするための手段を含むことを特徴とするプロセ ス制御システム。 7.請求項6記載のプロセス制御システムであって,前記の各ブレークアウト回 路が,前記ブレークアウト回路の何れかを所定の信号長で受信信号を反復可能と するための手段を含むことを特徴とするプロセス制御システム。 8.請求項1記載のプロセス制御システムであって,前記ネットワークが,前記 プロセス・コンピュータ手段から複数の前記3重冗長コンピュータ手段へ前記ネ ットワークを介して,更新されたソフトウエアを同報通信ダウンロードするため の手段を含むことを特徴とするプロセス制御システム。 9.請求項3記載のプロセス制御システムであって,前記の各通信チャネルが, 前記ネットワーク用の第1の信号分配レベルに於いて,前記プロセス・コンピュ ータ手段に接続された物理的な光ファイバーリングを形成することを特徴とする プロセス制御システム。 10.請求項1記載のプロセス制御システムであって,前記3重冗長コンピュー タ装置が3台の冗長コンピュータを含んでおり,また個別のアボート回路が前記 の各冗長コンピュータからの各裁定された出力値用に投げられており,特定の裁 定出力値信号用のその3つのアボート回路からの出力が,一括連結されて前記物 理的プロセスと関連したデバイスに共通の出力を提供することを特徴とするプロ セス制御システム。 11.1組の少なくとも3台の冗長コンピュータ(92,94,96)を有する フィールド・コンピュータ(12)であって, 前記冗長コンピュータと関連し,前記フィールド・コンピュータの各入力チャネ ルおよび出力チャネルに対するアナログおよびディジタル入力信号を受信し,そ れぞれ別個に裁定するための手段(1000,1100)と,前記の各冗長コン ピュータからのそれぞれ個別に裁定された出力信号を,前記の各出力チャネルと 関連する1組の出力回路(500,600)に依り処理するための手段であって ,前記の各出力回路が前記冗長コンピュータの1台から,前記出力回路に接続さ れたプロセス制御デバイス(84,86)へのフィールド出力値信号の送信を防 止するためのアボート手段(510,606)を有することを特徴とするフィー ルド・コンピュータ。 12.請求項11記載のフィールド・コンピュータであって,前記冗長コンピュ ータのいづれか2台が,残りの冗長コンピュータをリセット状態に保持せしめる ことを可能とするための前記の各冗長コンピュータ間に,専用の相互隣接通信手 段を含んでいることを特徴とするフィールド・コンピュータ。 13.請求項11記載のフィールド・コンピュータであって,前記の各冗長コン ピュータが,1台のコンピュータ・プロセッサと,複数のアナログ信号源および ディジタル信号源からのシリアル入力信号を,前記コンピュータ・プロセッサが 単一の導線を通して受信できるようにするための,シリアル入力回路手段とを含 んでおり,前記シリアル入力信号が前記の別の各冗長コンピュータからの個別の 隣接信号を含んでいることを特徴とするフィールド・コンピュータ。 14.請求項11記載のフィールド・コンピュータであって,前記の各出力回路 が,前記の各出力チャネル用の個別のアボート回路を含んでおり,特定の出力チ ャネルの前記の各個別アボート回路用の出力導線を一括接続することにより,少 なくとも3つの個別アボート回路を1組として各プロセス制御デバイスに設ける ことを特徴とするフィールド・コンピュータ。 15.請求項11記載のフィールド・コンピュータであって,前記裁定手段が, ソフトウエアにより選択可能な複数の入出力デフォルト条件を含むことを特徴と するフィールド・コンピュータ。 16.請求項14記載のフィールド・コンピュータであって,前記の各冗長コン ピュータが出力信号値を,前記の各出力チャネル用の前記1組のアボート回路中 の,前記の1つのアボート回路に送信し,前記の各冗長コンピュータが,また前 記の各出力チャネル用の前記1組のアボート回路中の,残りのアボート回路に個 別のアボート信号値を送信することを特徴とするフィールド・コンピュータ。 17.請求項11記載のフィールド・コンピュータであって,さらに,前記の各 冗長コンピュータと前記アボート回路の1つとの間に設置された少なくとも1つ のアナログ出力回路を含んでおり,前記の各アナログ出力回路が裁定されたアナ ログ出力信号を,自己調整手段によって別個に決定される方法により,冗長コン ピュータの命令する前記アナログ出力回路用の,所要の出力レベルに到達せしめ るための自己調整手段を有していることを特徴とするフィールド・コンピュータ 。 18.請求項11記載のフィールド・コンピュータであって,さらに,前記の各 冗長コンピュータ用の少なくとも1つのアナログ入力回路を含んでおり,前記ア ナログ入力回路が,所定の期間の間複数の異なる入力パルス信号を報告するため の選択可能なモード手段を有しており,前記の選択可能なモード手段がパルスカ ウントを報告するための第1のモードと,平均周波数値を報告するための第2の モードとを含むことを特徴とするフィールド・コンピュータ。 19.請求項11記載のフィールド・コンピュータにおいて,前記の各出力回路 が,前記冗長コンピュータによる前記出力回路の非干渉試験を実行せしめるため の手段を含むことを特徴とするフィールド・コンピュータ。 20.少なくとも3台の冗長コンピュータ(92,94,96)を有するフィー ルド・コンピュータ・システムからアナログ・デバイス(86)を制御する方法 であって, 前記の各冗長コンピュータにアナログ出力回路(600)を設けて,その出力信 号を前記アナログ・デバイスの共通制御出力に結合させる工程と, 前記の各アナログ出力回路において,前記アナログ・デバイスに送信された前記 アナログ出力回路の合計出力が,前記アナログ・デバイスヘの制御入力のアナロ グ・レベルから所定の限界まで偏位しているかどうかを,独立して決定する工程 と, 斯かる偏位により,前記アナログ回路の出力が,アナログ・デバイスヘの制御入 力に与えられるアナログ・レベルに寄与することができないレベルに個別に設定 されていることを,前記の各アナログ出力回路のいずれかが検知する工程と, 前記アナログ出力回路の2つ以上が,そのアナログ出力信号を強制的に前記の非 寄与レベルに設定したか否かを決定する工程と, 前記のアナログ出力回路の2つ以上が,そのアナログ出力信号を強制的に前記の 非寄与レベルに設定した場合には,かかるアナログ出力回路のアナログ出力信号 をそれぞれの冗長コンピュータが命令するレベルに復帰させ,残りのアナログ出 力回路のアナログ出力信号を前記の非寄与レベルに設定するための工程とを有す る方法。 21.請求項20記載の方法において,前記の非寄与レベルが,実質的にはゼロ の出力レベルであることを特徴とする方法。 22.請求項20記載の方法において,前記の各アナログ出力回路が前記の所定 の限界を超えて出力レベルの偏位するアナログ出力信号を発生するか否かの前記 決定を個別に行なうことを特徴とする方法。 23.請求項22記載の方法において,前記の各アナログ出力回路が,定期的に 非干渉試験法を実行し,前記試験法が,アナログ出力回路が前記アナログデバイ ズヘの制御入力のアナログレベルに実質的に寄与出来ない少なくとも1つの試験 レベルに強制的にアナログ出力を設定する工程と, そのアナログ出力信号が前記の試験レベルに達したか否かを決定する工程と, 試験後のアナログ出力回路のアナログ出力信号を,その冗長コンピュータの命令 するレベルまで復帰させる工程とを有することを特徴とする方法。 24.一組の冗長プロセス制御コンピュータ(14a,14b)および前記物理 的プロセスに関連するセンサ(58,60,62)から複数の生のアナログおよ びディジタル信号入力を受信することができるとともに,少なくとも1つのプロ セス制御デバイス(84,86)への出力信号を発生することのできるフィール ド装置(12)を有するコンピュータシステムにおいて故障発生に対する実質的 な許容力を有するコンピュータにより実行されるプロセス制御方法であって,前 記フィールド装置内に含まれている少なくとも3台の冗長フィールド・コンピュ ータにおいて少なくとも若干の前記の原始入力信号を裁定された入力値信号に変 換することと, 少なくとも若干の前記の裁定された人力値信号を復数の通信チャネル(46,4 8)により前記一組の冗長プロセス・コンピュータに同時送信することと,少な くとも2台の前記冗長プロセス・コンピュータからの出力値信号を前記複数の通 信チャネルにより前記フィールド装置に同時送信することと, 前記の各冗長フィールド・コンピュータにおいて前記出力値信号を独立して裁定 して,前記の各冗長フィールド・コンピュータが前記フィールド装置の受信する 前記の各出力値信号用に個別の裁定された出力信号を発生させることと, 少なくとも1台の前記裁定出力信号の前記プロセス制御デバイスヘの送信するこ とを禁止することのできる出力実行装置(510,606)により前記裁定出力 信号を処理することとを特徴とするコンピュータにより実行されるプロセスの制 御方法。 25.請求項24記載の方法において,前記の各冗長フィールド・コンピュータ がその裁定されたアナログ出力信号を各プロセス制御デバイスに実際に送信され たアナログ出力信号と比較するアナログ出力回路を含み,また前記アナログ出力 回路の1つが所定の限界を超える偏位を検出したときには,その裁定された出力 信号を強制的に非寄与レベルに設定することを特徴とする方法。 26.請求項24記載の方法であって,隣接する2つのいずれの冗長フィールド ・コンピュータも前記の第3の冗長フィールド・コンピュータの裁定出力信号の 送信を禁止することが出来ることを特徴とする方法。 27.請求項26記載の方法であって,前記出力実行装置が冗長フィールド・コ ンピュータの裁定された各出力信号用のアボートスイッチを有しており,前記の 各アボートスイッチが隣接する冗長フィールドコンピュータによって制御されて ,特定の出力チャネルに対して前記アボートスイッチが連給して開作動し裁定出 力信号の送信を禁止することを特徴とする方法。 28.請求項27記載の方法であって,裁定出力値がゼロである任意の出力チャ ネルに対するアボートスイッチを開作動する工程を含むことを特徴とする方法。 29.請求項27記載の方法であって,前記のいずれの冗長フィールド・コンピ ュータも,その隣接冗長フィールド・コンピュータが前記出力チャネルの少なく とも1つのアボートスイッチを開とすることを要求することが出来ることを特徴 とする方法。 30.少なくとも3台の冗長コンピュータ(92,94,96)を有するフィー ルド・コンピュータ(12)内の入出力信号を処理する方法であって,対応する 入力信号間で多数決一致に達することが出来ない場合において,多数決およびソ フトウエア選択可能な複数の入力値条件の1つを使用することに依って,前記の 各冗長コンピュータにおいて独立して対応する複数の入力データ信号を裁定する 工程(1000,1100)と, 対応する出力信号間で多数決一致に達することが出来ない場合において,多数決 およびソフトウェアによる選択可能な複数の入力値条件の1つを使用することに 依って,前記の各冗長コンピュータにおいて独立して対応する複数の出力データ 信号を裁定する工程(1068,1274)とを有することを特徴とする方法。 31.請求項30記載の方法であって,前記入出力データ信号の妥当性を検査す る工程と,正しいデータ信号のみを裁定せしめる工程とを含む方法。 32.請求項30記載の方法において,前記ソフトウエアによる選択可能な入力 値条件が,Select−High条件とSelect−Low条件とを含むこ とを特徴とする方法。 33.請求項30記載の方法において,前記ソフトウエアによる選択可能な出力 直条件が,Fail−Safe条件とFail−Last条件とを含むことを特 徴とする方法。 34.請求項30記載の方法において,前記ソフトウエアによる選択可能な入出 力値条件を,各プロセス制御サイクルに依って変化させることが出来ることを特 徴とする方法。 35.請求項30記載の方法であって,対応するアナログ人力データ信号対につ いて少なくとも1回許容試験を行なう工程と,その中から前記許容試験をパスし たアナログ入力データ信号のみの裁定を可能とする工程とを含むことを特徴とす る方法。 36.請求項35記載の方法であって,対応するアナログ入力データ信号対に対 して広帯域および狭帯域の両許容試験を行ない,初期プロセス制御サイクル中で の裁定に対応するアナログ入力データ信号を限定するために前記狭帯域の許容試 験をパスすることが要求され,また以後のプロセス制御サイクル中での裁定に対 応するアナログ入力データ信号を限定し続けるために前記狭帯域の許容試験をパ スすることが要求されることを特徴とする方法。 37.請求項30記載の方法であって,対応する各アナログ入力信号間で差の値 を決定し,また直前のプロセス制御サイクルに対応する差の値を合計して現在の プロセス制御サイクルに対して裁定されたアナログ入力値とすることを特徴とす る方法。 38.請求項33記載の方法において,最後に裁定したアナログ出力値に最も近 いアナログ出力値をFail−Last条件下で選択することを特徴とする方法 。 39.請求項30記載の方法において,対応する入力データ信号と出力データ信 号間の特定の不一致を示す信号を発生することを特徴とする方法。 40.少なくとも1つの制御回路(100)と複数の出力回路(500,600 )とを有するフィールド・コンピュータ装置(12)内にあって,電源システム (50)が, 異なる電圧レベルを有する複数の電力線を提供するための手段と, 少なくとも1つのバックアップ用バッテリー電源(52)を提供するための手段 と, 前記電力線の1つから前記バッテリー電源を充電するための手段(K2,910 )と, 高電流負荷条件下での前記バッテリー電源の蓄電容量を定期的に試験するための 手段(K1,1U9)と,前記電力線の少なくとも1つから前記出力回路への電 送を禁止することによって,前記バッテリー電源の蓄電容量が第1の所定のしき い値に達したときに,前記バッテリー電原から得られる電力を一定に保つための 手段(912,918)とを備えていることを特徴とする電源システム。 41.請求項40記載の電源システムであって,さらに前記バッテリー電源の蓄 電容量が第2の所定しきい値に達したときに,前記バッテリー電源からの電力を ターンオフする手段を有することを特徴とする電源システム。 42.請求項40記載の電源システムにおいて,前記バッテリー電源の蓄電容量 を試験する手段が,前記バッテリー電源を高電流負荷と低電流負荷に交互に接続 するための切換え手段と,前記バッテリーが前記高電流負荷に接続されたときに 前記バッテリー電源の電圧レベルを測定するための検出手段とを含むことを特徴 とする電源システム。 43.少なくとも3台の冗長コンピュータ(92,94,96)を制御する方法 であって,前記の各冗長コンピュータにおいて隣接する冗長コンピュータに関連 する所定のエラー条件の有無を検出する工程と, 前記冗長bコンピュータの1台が前記所定のエラー条件を検出したときに隣接す る冗長コンピュータに対するリセット条件を要求する工程と, 前記冗長コンピュータの2台が前記の隣接する冗長コンピュータに対する前記所 定のエラーを検出したときに,隣接する冗長コンピュータに対するリセット条件 を発生する工程(102)とを有することを特徴とする方法。 44.請求項43記載の方法において,前記所定のエラーが検出された前記隣接 冗長コンピュータを一時的にリセットすることを特徴とする方法。 45.請求項44記載の方法において,前記冗長コンピュータの2台が所定時間 の経過後に再び前記所定のエラー条件を検出したときに,一時的にリセットされ ている隣接冗長コンピュータが永久に不能になることを特徴とする方法。 46.請求項44記載の方法において,前記の所定のエラー条件が通信故障であ ることを特徴とする方法。 47.請求項40記載の方法において,前記の各冗長コンピュータがその電源系 統の少なくとも1つをモニタし,また前記モニタされた電源系統が所定のレベル より下がると,前記冗長コンピュータのいずれもがそれ自体のリセット条件を発 生できることを特徴とする方法。 48.プロセスデータを格納するためのRAMメモリ(U42)を有するプロセ ス制御フィールド・コンピュータ(12)を制御する方法であって,前記プロセ ス制御フィールド・コンピュータ用の電源系統の少なくとも1つをモニタする工 程と, 前記のモニタされている電源系統が所定のレベルに下がったときに前記RAMメ モリヘの書込み操作を阻止する工程と, 前記RAMメモリヘの電源をバックアップ用バッテリー電源(B1)に切り換え る工程(U28)とを特徴とする方法。 49.少なくとも3台の冗長コンピュータ(92,94,96)を有するフィー ルド・コンピュータ装置内の1組の対応するディジタル出力回路(92,94, 96)の受動非干渉試験を行なう方法において,複数の出力チャネルを有する前 記の各ディジタル出力回路が,複数の前記出力チャネルの受動試験を行なうため に所定の時間を提供する工程と, 前記の所定時間中に前記の複数の出力チャネルの受動試験を行なう工程(140 0)とを有し,前記の復数の各出力チャネルの前記受動試験が,前記チャネルが オンのときに第1の信号の振幅を第1の所定の高試験レベルと比較する工程と, 前記チャネルがオフのときに第2の信号の振幅を所定の低トラック信号と比較す る工程とを有しており,前記第1の信号と第2の信号が前記ディジタル出力回路 に関連する異なる信号であり,また前記の各比較工程が異なるエラー条件を決定 することとを特徴とする方法。 50.請求項49記載の方法であって,受動試験中の出力チャネルがオンのとき に,前記第1の信号の振幅を第2の所定の高試験レベルと比較する工程を含むこ とを特徴とする方法。 51.請求項50記載の方法であって,受動試験中の出力チャネルがオンであっ て,かつ第2の信号の振幅が前記所定の最低トラック信号より低いときに,第2 の信号の振幅を所定の最低トラック・レベルと比較する工程を含むことを特徴と する方法。 52.請求項51記載の方法において,前記第1の信号と第2の信号によって, 前記ディジタル出力回路からの高出力信号を送信するダイオードの反対側の電圧 レベルを表示せしめることを特徴とする方法。 53.請求項52記載の方法であって,前記第1の信号と第2の信号を比較して 試験中の出力チャネルがオンのときに,前記ダイオードによる電圧降下の存在す ることを決定する工程を含むことを特徴とする方法。 54.請求項49記載の方法において,前記出力チャネルを,前記所定時間中に 逐次試験することを特徴とする方法。 55.請求項54記載の方法において,前記の各対応ディジタル出力回路用の出 力チャネルを,種々の所定時間中に試験することを特徴とする方法。 56.請求項49記載の方法であって,試験中の出力チャネルがディジタル状態 を変更したと決定されたときに,出力チャネルの受動試験を一時的に停止する工 程を含むことを特徴とする方法。 57.それぞれ対応する冗長コンピュータ(92,94,96)によって制御さ れる,少なくとも3台の冗長ディジタル出力回路(500,502,504)を 有するフィールド・コンピュータ装置(12)内の,ディジタル出力回路(50 0)の非干渉試験方法において,前記の各ディジタル出力回路が複数の出力チャ ネルを有しており,前記の各出力チャネルが,前記冗長コンピュータ中の1台に よって制御される電源スイッチ(516)と,隣接する冗長コンピュータによっ てそれぞれ制御される1組のアボートスイッチ(518,520)とを有してお り, (a)前記ディジタル出力回路の1つについて能動試験を行なう第1の出力チャ ネルを選択する工程と,(b)選択された出力チャネルが,前記電源スイッチが 閉で,前記アボートスイッチの少なくとも1つが閉であるオンの状態にあるか, または少なくとも前記電源スイッチが開であるオフ状態にあるかを決定する工程 と,(c)選択された出力チャネルがオフ状態にある場合に,一連の能動オフ試 験を行なう工程と, (d)選択された出力チャネルがオン状態にある場合に,一連の能動オン試験を 行なう工程と, (e)前記ディジタル出力回路の1つについて能動試験を行なうために,次の出 力チャネルを選択し,能動試験を行なう次の出力チャネルについて(b)から( d)に記載する工程を反復する工程と、 (f)全ての前記ディジタル出力回路について全ての前記出力チャネルの能動試 験が行なわれるまで,(b)から(e)に記載の工程を周期的に反復する工程と を有することを特徴とする方法。 58.請求項57記載の方法において,前記一連の能動オフ試験が,順次能動試 験中のディジタル出力回路の選択された出力チャネル用の前記の各アボートスイ ッチを個別に閉とし,次いで開とする工程と,試験信号レベルが前記の各アボー トスイッチの閉に応答して,所定の限度だけ変化するか否かを決定する工程とを 含むことを特徴とする方法。。 59.請求項58記載の方法であって,前記アボートスイッチが,能動オフ試験 を行なう冗長コンピュータによって,隣接する各冗長コンピュータに送信される コマンドに応答して閉となり,前記アボートスイッチが次いで所定時間後に,前 記の各隣接冗長コンピュータによって開となることを特徴とする方法。 60.請求項58記載の方法において,前記一連の能動オフ試験が,前記アボー トスイッチのすべてが開の間,前記電源スイッチを閉とし,次いで開とする工程 を含むことを特徴とする方法。 61.請求項57記載の方法において,前記一連の能動オン試験が, (a)前記アボートスイッチがすべて閉状態にある間,前記電源スイッチを開に して,前記試験信号レベルが第1の所定限度だけ変化するか否かを決定し,前記 電源スイッチを閉にする工程と, (b)前記の各アボートスイッチを順次開閉し,前記の試験信号レベルが変化し たか否かを決定する工程と,(c)前記アボートスイッチのすべてを開にして, 前記試験信号レベルが第2の所定限度だけ変化したか否かを決定する工程と, (d)前記電源スイッチと前記アボートスイッチのすべてを開にして,前記試験 信号レベルが第3の所定限度だけ変化したか否かを決定し,前記電源スイッチを 閉にし,前記アボートスイッチのすべてを閉にする工程とを含むことを特徴とす る方法。 62.請求項61記載の方法であって,前記アボートスイッチが能動オン試験を 行なう冗長コンピュータによって,隣接する各冗長コンピュータに送信されるコ マンドに応答して閉となり,前記アボートスイッチが引き続いて所定時間後に, 前記の各隣接冗長コンピュータによって開となることを特徴とする方法。 63.請求項62記載の方法において,前記の各隣接コンピュータが,前記能動 オン試験を行なう冗長コンピュータから受信したコマンドが実行可能か否かを決 定し,前記の各隣接コンピュータが前記能動オン試験を行なう冗長コンピュータ に,実行可能な各受信コマンドを返送することを特徴とする方法。 64.対応する冗長コンピュータ(92,94,96)によってそれぞれ制御さ れる,少なくとも3台の冗長ディジタル出力回路(500,502,504)を 有するフィールド・コンピュータ装置内のディジタル出力回路(500)の非干 渉試験の方法において,前記の各ディジタル出力回路が複数の出力チャネルを有 しており,前記の各出力チャネルが前記冗長コンピュータ中の1台によって制御 される電源スイッチ(516)と,隣接冗長コンピュータによってそれぞれ制御 される1組のアボートスイッチ(518,520)とを有しており,前記の複数 の出力チャネルの受動試験を行なうために所定の時間を提供する工程と, 前記出力チャネルのオンもしくはオフの状態に関係なく,前記所定の時間中,前 記複数の出力チャネルの受動試験を行なう工程と, 前記所定時間の満了後に,能動試験のための前記ディジタル出力回路の1つにつ いて,少なくとも前記出力チャネルの1つを選択する工程と, 一連の能動試験を行なう工程であって,前記能動試験が,選択した出力チャネル がオフ状態にあるときは複数の能動オフ試験を含み,また選択した出力チャネル がオン状態にあるときは複数の能動オン試験を含む工程とを含むことを特徴とす る方法。 65.請求項64記載の方法において,前記の複数の各出力チャネルの前記受動 試験が,前記チャネルがオンのときに第1の信号の振幅を第1の所定の高試験レ ベルと比較する工程と, 前記チャネルがオフのときに第2の信号の振幅を所定の低トラック信号と比較す る工程とを含み,前記第1の信号と第2の信号とが前記ディジタル出力回路に関 連する異なる信号であり,前記の各比較工程が異なるエラー条件を決定すること を特徴とする方法。 66.請求項64記載の方法において,前記複数の能動オフ試験が,順次能動試 験中のディジタル出力回路の選択出力チャネル用の前記の各アボート・スイッチ を個別に閉とし,次いで開とする工程と,試験信号レベルが,前記の各アボート ・スイッチの閉作動に応答して,所定の限度だけ変化するか否かを決定する工程 とを含むことを特徴とする方法。 67.請求項64記載の方法において,前記の復数の能動オフ試験が, (a)前記アボート・スイッチがすべて閉状態にある間,前記電源スイッチを開 にして,前記信号レベルが第1の所定の限度だけ変化するか否かを決定し,前記 電源スイッチを閉にする工程と, (b)前記の各アボート・スイッチを順次開閉し,前記試験信号レベルが変化し たか否かを決定する工程と,(c)前記アボート・スイッチのすべてを開にして ,前記試験信号レベルが第2の所定限度だけ変化したか否かを決定する工程と, (d)前記電源スイッチと前記アボート・スイッチのすべてを開にして,前記試 験信号レベルが第3の所定限度だけ変化したか否かを決定し,前記電源スイッチ を閉にし,前記アボート・スイッチのすべてを閉にする工程とを含むことを特徴 とする方法。 68.対応する冗長コンピュータ(92,94,96)によってそれぞれ制御さ れる,少なくとも3つの冗長アナログ出力回路(600,602,604)を有 するフィールド・コンピュータ装置(12)内のアナログ出力回路(600)の 非干渉試験方法であって,前記の各アナログ出力回路が複数の出力チャネルを有 しており,前記の各出力チャネルが前記冗長コンピュータ中の1台に応答するア ナログ信号ドライバ(608)と,隣接冗長コンピュータによってそれぞれ制御 される1組のアボート・スイッチ(DN1,DN2)とを有しており,(a)前 記非干渉試験を受けるべき前記アナログ出力回路の1つを選択する工程と, (b)前記の選択したアナログ出力回路の少なくとも1つの前記出力チャネル用 のアナログ信号ドライバについて,そのアナログ信号レベルを,少なくとも1台 の前記隣接冗長コンピュータのアナログ信号レベル出力を増大せしめ得る時間中 ,所定のレベルに低減せしめて,このアナログ信号レベルを前記非干渉試験を開 始する前に,この出力チャネル用のフィールド・デバイスに与えられた状態に維 持する工程と, (c)前記フィールド・デバイスに与えられたアナログ信号レベルが,前記アナ ログ信号ドライバからのアナログ信号レベルが低減している時間中に,所定量だ け低減したか否かを決定する工程と, (d)前記アナログ信号ドライバのアナログ信号レベル出力を,低減する前に与 えられたアナログ信号レベルに復元する工程とを有することを特徴とする方法。 69.請求項68記載の方法であって,前記の選択したアナログ出力回路用の複 数のアナログ信号ドライバからのアナログ信号レベル出力が同時的に低減され, 従って複数の前記出力チャネルが同一時間内に試験されることを特徴とする方法 。 70.請求項69記載の方法において,前記の選択したアナログ出力回路用の前 記のすべてのアナログ信号ドライバからのアナログ信号レベル出力が同時的に低 減され,従って前記のすべての出力チャネルが同一時間内に試験されることを特 徴とする方法。 71.請求項68記載の方法において,前記の所定のレベルが,そのレベルに於 てアナログ信号ドライバがもはや前記フィールド・デバイスに送信されるアナロ グ信号レベルに,実質的に影響を与えないレベルであることを特徴とする方法。 72.請求項71記載の方法において,前記の所定レベルのレベルヘの影響が実 質的にゼロであることを特徴とする方法。 73.請求項68記載の方法において,前記アナログ信号ドライバのアナログ信 号レベル出力が,前記フィールド・デバイスに与えられたアナログ信号レベルが 前記アナログ信号ドライバからのアナログ信号レベルが低減している時間内に, 前記の所定量だけ低減したと決定された場合には,低減前に与えられたアナログ 信号レベルに復元することを特徴とする方法。 74.対応する冗長コンピュータ(92,94,96)によってそれぞれ制御さ れる,少なくとも3つの冗長アナログ出力回路(600,602,604)を有 するフィールド・コンピュータ装置(12)内のアナログ出力回路(600)の 非干渉試験方法であって,前記の各アナログ出力回路が複数の出力チャネルを有 しており,前記の各出力チャネルが前記冗長コンピュータ中の1台に応答するア ナログ信号ドライバ(608)と,隣接冗長コンピュータによってそれぞれ制御 される1組のアボート・スイッチ(DN1,DN2)とを有しており,(a)前 記非干渉試験を受けるべき前記アナログ出力回路の1つを選択する工程と, (b)前記の裁定したアナログ出力回路の少なくとも1つの前記出力チャネル用 のアナログ信号ドライバにより与えられたアナログ信号レベルが,所定のしきい 値レベルよりも低いか否かを決定する工程と,(c)前記アナログ信号ドライバ について,そのアナログ信号レベルを,この出力チャネル用のフィールド・デバ イスに与えられたアナログ信号レベルを変化させることのない所定の試験レベル まで増大させる工程と,(d)前記アナログ信号ドライバからのアナログ信号レ ベル出力が,所定の試験レベルに到達できたか否かを決定する工程とを有するこ とを特徴とする方法。 75.請求項74記載の方法において,前記所定の試験レベルが,前記の選択し たアナログ出力回路の出力チャネル内のブロッキング・ダイオードの順方向のカ ットイン・ポテンシャルよりも低い電圧レベルであることを特徴とする方法。 76.前記プロセス制御コンピュータと複数の前記フィールド・コンピュータ装 置(12)間で,双方向通信を行なうネットワーク制御装置(16)を備えたプ ロセス制御コンピュータ(14)用の分散形インターフェース・システム(10 )において通信を指示する方法であって, 復数の第1のブレークアウト回路(26b)間に通信リンクを提供する工程であ って,前記ネットワーク制御装置によりリングを形成し,前記ネットワーク制御 装置が信号を前記リングを回っていずれかの方向に送信することができるように する工程と, 前記の各第1ブレークアウト回路と少なくとも1つの第2ブレークアウト回路( 26c)の間に通信リンクを設定する工程と, 前記の各第2ブレークアウト回路と複数の前記フィールド・コンピュータ装置の 間に通信リンクを設定する工程と, 前記リングを回るメッセージを一方の方向に送信し,次に前記リングを回る前記 メッセージを反対の方向に送信する工程と, 前記の各メッセージに対する応答を,所定の時間内に前記ネットワーク制御装置 が受信したか否かを決定する工程と, 前記の決定に応答して前記の各フィールド・コンピュータ装置への通信経路を記 憶する工程とから成ることを特徴とする方法。 77.請求項76記載の方法において,各プロセスサイクルごとにデータ通信が 許可される前に前記方法が反復されることを特徴とする方法。 78.請求項77記載の方法において,前記の各第1および第2のブレークアウ ト回路が,前記各メッセージをそれぞれのフィールド・コンピュータ装置へ送信 し,前記の各フィールド・コンピュータ装置が前記メッセージヘの応答を送信す ることを特徴とする方法。 79.請求項78記載の方法において,少なくとも前記メッセージの1つが,前 記の各フィールド・コンピュータ装置がクロック信号を前記プロセス制御コンピ ュータのクロック信号に調整できるようにすることを特徴とする方法。 80.請求76記載の方法において,少なくとも2台のプロセス制御コンピュー タを備え,前記の各プロセス制御コンピュータと前記の各フィールド・コンピュ ータ装置間の双方向通信を可能にするために,対応する1組の第1および第2の ブレークアウト回路を備えていることを特徴とする方法。 81.リバイズしたコンピュータ・プログラムを複数のフィールド・コンピュー タ装置(12)に同時的にインストールする方法であって,前記の各フィールド ・コンピュータ装置が,物理的プロセスを制御するための出力信号を継続発生す る少なくとも3台の冗長コンピュータ(92,94,96)を有し, ソース・コンピュータ(14)から前記フィールド・コンピュータ装置に信号を 送信するための通信ネットワークを設定し,前記通信ネットワークがネットワー ク制御装置(16)と復数のブレークアウト回路(26)を有する工程と, 前記リバイズしたコンピュータ・プログラムを前記ネットワーク制御装置を介し て前記ソース・コンピュータから前記フィールド・コンピュータ装置内の第1の 前記冗長コンピュータに送信する工程と, 選択した前記の各フィールド・コンピュータ装置内の前記の第1台目記冗長コン ピュータにおいて,前記のリバイズしたコンピュータ・プログラムの送信の妥当 性を検査する工程と, 前記の各フィールド・コンピュータ装置内の第1の前記冗長コンピュータにおい て,前記のリバイズしたコンピュータ・プログラムを起動する工程であって,前 記のリバイズしたコンピュータ・プログラムをすでに受信している前記の各フィ ールド・コンピュータ装置内で,前記のリバイズしたコンピュータ・プログラム の妥当性が確認されると,前記の各フィールド・コンピュータ装置が前記のリバ イズしたコンピュータ・プログラムを受信した状態となる工程とを有することを 特徴とする方法。
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