JPH0750740Y2 - 複写機の照明装置 - Google Patents

複写機の照明装置

Info

Publication number
JPH0750740Y2
JPH0750740Y2 JP1989000316U JP31689U JPH0750740Y2 JP H0750740 Y2 JPH0750740 Y2 JP H0750740Y2 JP 1989000316 U JP1989000316 U JP 1989000316U JP 31689 U JP31689 U JP 31689U JP H0750740 Y2 JPH0750740 Y2 JP H0750740Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
lighting device
substrate
temperature
emitting lamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989000316U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0295041U (ja
Inventor
行男 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP1989000316U priority Critical patent/JPH0750740Y2/ja
Publication of JPH0295041U publication Critical patent/JPH0295041U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0750740Y2 publication Critical patent/JPH0750740Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はハロゲンランプなどの発熱性の発光ランプが基
板に配設されている複写機の照明装置に関する。
(従来の技術) 第5図において符号1は原稿台としてのコンタクトガラ
スを示し、このコンタクトガラス1には複写される原稿
が設置される。コンタクトガラス1上の原稿はハロゲン
ランプなどによって構成されている照明装置2によって
照明される。符号8は冷却ファンを示し、送風によって
照明装置2を冷却するようになっている。
照明装置2による照明によって生じた原稿からの反射光
は、反射ミラー3、4、5に反射され、結像レンズ6を
通過し、さらに反射ミラー7に反射され、色分解フィル
タ9を通過し、感光体としての感光体ドラム10に結像光
として照射される。
色分解フィルタ9は現像色に応じてブルー、レッド、グ
リーンのフィルタ9a、9b、9cを選択できるように90度ず
つ回転できるようになっている。
感光体ドラム10の周面に形成されている感光層は帯電装
置12により帯電されており、色分解フィルタ9の内のブ
ルーフィルタ9aを通過した結像光によってイエロー成分
からなる静電潜像が形成され、このイエロー静電潜像は
イエロー用現像装置20によって現像され、感光体ドラム
10上にはイエロートナー像が形成される。
一方、給紙装置15から転写ドラム14に転写紙が供給さ
れ、この転写紙は転写ドラム14上に保持される。そして
転写ドラム14上の転写紙に、感光体ドラム10上のイエロ
ートナー像が転写される。
続いて、照明装置2、レッドの分解フィルタ9b、グリー
ンの分解フィルタ9cおよび対応する現像装置21、22等の
作用によって、マゼンタトナー像、シアントナー像が、
転写ドラム14上の転写紙に転写される。
そして、各色のトナー像が形成された転写紙は、分離爪
17などの作用によって転写ドラム14から剥離され、定着
装置19へ搬送され、転写紙上のトナー像が定着されて、
機外に排出される。
照明装置2の詳細な構成を第6図に示す。
第6図においてハロゲンランプ25は光揮アルミニウム製
の反射板26の開口部26aに挿入されている。照明装置2
はコンタクトガラス1に沿って移動し、ハロゲンランプ
25から発せられる光は、反射板26によって反射され、コ
ンタクトガラス1上のスリット状照明部分29の原稿を照
明して、光学スキャンが行われる。
ハロゲンランプ25はエポキシ樹脂製のプリント基板30上
に一定間隔をおいて配設されている。ハロゲンランプの
ランプピン端子25aは、プリント基板30の回路上に半田
付けされている。プリント基板30は支持フレーム33にね
じ止めされている。
一般的に複写機の照明装置に使用されるハロゲンランプ
は発熱量が多く、特にカラー複写機は多くの光量を必要
とする。したがって照明装置2の故障によって過剰な電
圧がハロゲンランプ25に連続して印加された場合や、冷
却ファン8の故障によって照明装置2の冷却が適切に行
われなかった場合には、照明装置2が異常な高温を帯
び、照明装置2や付近の装置の破損、さらにコンタクト
ガラス1が割れたり、複写機の外装カバーが変形してし
まうことになる。そして最悪の場合、火災を発生するこ
とになる。
そこで、照明装置2が異常な高温となった場合にハロゲ
ンランプ25への通電を遮断する安全機構が必要になる。
従来の安全機構を第7図、第8図、第9図に示す。
第7図の安全機構では、サーモスイッチ40をコンタクト
ガラス1の近傍に配置し、このサーモスイッチ40によっ
て感知されるコンタクトガラス1の温度が一定以上にな
った場合にハロゲンランプ25への通電が遮断される。
第8図に示す安全機構では、温度ヒューズ42を照明装置
2の近傍に配置し、照明装置2が異常に発熱し、この発
熱によって雰囲気中の温度が上昇した場合に、温度ヒュ
ーズ42が切れて、ハロゲンランプ25への通電が遮断され
る。
第9図に示す安全機構では、温度ヒューズ42を、照明装
置2の反射板26に取付けて、この温度ヒューズ42によっ
て、反射板26が異常な高温となった場合に、温度ヒュー
ズ42が切れて、ハロゲンランプ25への通電が遮断され
る。
(考案が解決しようとする課題) 第7図に示す安全機構では、光学スキャンのため照明装
置2が移動するので、コンタクトガラス1の温度が一定
的に変化せず、正確な温度感知を行うことができない。
また故障などによって光学スキャン中に照明装置2が停
止した場合、照明装置2の停止位置がサーモスイッチ40
の設置箇所から離れていると、コンタクトガラス1の温
度上昇の感知が遅れて、照明装置2等を破損してしまう
おそれがある。
第8図に示す安全機構では、温度ヒューズ42によって雰
囲気中の温度を感知することにしているので、気流など
によって温度が著しく変動することになる。したがって
正確な温度感知が期待できず、さらに温度ヒューズ42の
配置箇所の決定も難しくなる。
第9図に示す安全機構では、反射板26の寸法などにばら
つきがあるため、温度ヒューズ42が反射板26に密着しな
かったり、温度ヒューズ42の反射板26に対する当りが強
すぎたり、片当りなどによって反射板26が変形してしま
い、温度ヒューズ42の温度感知を適切に行うことができ
なくなったり、反射板26による適切な反射を行うことが
できなくなり、感光体ドラム10に対する照明むらを発生
することになる。
また反射板26の温度を基準として、ハロゲンランプ25の
通電を遮断するようにすると、エポキシ樹脂製のプリン
ト基板30は光揮アルミニウム製の反射板26より熱伝導性
が小さいので、反射板26とプリント基板30とに温度差が
大きく、このためハロゲンランプ25の半田付けが溶融し
てしまうことになる。よってハロゲンランプ25がプリン
ト基板30から脱落し、光量むらが生じることによって照
明装置の配光分布や、感光体ドラム10の露光分布が発生
し、複写画像に濃度むら、色むらが生じることになる。
半田が溶融した状態で、照明装置2によって光学スキャ
ンが行われると、ハロゲンランプ25が振動してしまい、
複写画像に色ずれが発生し、さらにハロゲンランプ25の
フィラメントの断線が生じたり、ハロゲンランプ25が反
射板26に当って破損したりすることになる。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記従来の問題点を解決するためになされた
ものであり、原稿を照明するため基板上に設置されてい
る発熱性の発光ランプと、この発光ランプからの発熱に
よる温度を感知して、この感知した温度が一定以上にな
ると発光ランプへの通電を遮断する通電遮断手段とを有
する複写機の照明装置において、前記通電遮断手段は前
記基板に密着または、わずかな隙間をおき配置してなる
複写機の照明装置である。
(作用) 本考案によれば、通電遮断手段は前記基板に密着また
は、わずかな隙間をおき配置しているので、通電遮断手
段が基板の温度を感知し、この感知された温度が一定以
上になると、通電遮断手段によって発光ランプへの通電
が遮断される。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図から第4図に示す本考案の複写機の照明装置は、
第5図に示した複写機と同じ複写機に装備されるもので
あり、通電遮断手段を基板に取付けた点を除き、従来例
とその構造を同様とするので、実施例については通電遮
断手段について説明するにとどめ、その他の構成につい
ては説明を省略する。
第1図において発光ランプとしてのハロゲンランプ25が
配設されているプリント基板30には、通電遮断手段とし
ての温度ヒューズ50が取付けられている。この温度ヒュ
ーズ50はハロゲンランプ25に通電するための制御回路に
接続されている。
この温度ヒューズ50の詳細な構成を第2図から第4図に
示す。
温度ヒューズ50は感知部50aと、この感知部50aの両側か
ら突出して備えられているリード部50bとによって構成
されている。リード部50bの先端は円弧状に巻かれてお
り、カール部50cが形成されている。感知部50aには、四
ふっ化エチレン樹脂やシリコン樹脂などによって製作さ
れている絶縁チューブが嵌合されている。
リード部50bは、プリント基板30に形成されている切欠
き30aに、はめ込まれて位置決めされている。カール部5
0cには、ねじ53がスプリングワッシャ54を介して挿入さ
れ、このねじ53によって、プリント基板30の下面に設け
られているヒューズ取付け台56に取り付けられている。
実施例の照明装置では、照明装置2の故障などによって
プリント基板30の温度が一定以上になると、温度ヒュー
ズ50aが切れてハロゲンランプ25への通電が遮断され
る。
本考案の照明装置では、通電遮断手段としての温度ヒュ
ーズ50がプリント基板30に対して、ねじ53によって固定
されており、取外しが可能である。
したがって、温度ヒューズ50が切れた場合に、温度ヒュ
ーズ50のみを交換することができ、温度ヒューズ50をプ
リント基板30に半田付け下場合のようにプリント基板30
自体を交換する必要がなく、経済的である。
また、温度ヒューズ50をプリント基板30に半田付けによ
って固定するようにすると、半田付け時の熱によって、
温度ヒューズ50が切れてしまうおそれがあり、さらに温
度ヒューズ50の位置決めも難しい不具合があるが、本考
案の照明装置によれば、かかる不具合も防止できるよう
になる。
なお、実施例では、温度ヒューズ50をプリント基板30に
対し絶縁スリーブ52を介して密着させているが、温度ヒ
ューズ50をプリント基板30にわずかな隙間をおいて配置
するようにしてもよい。また実施例においては通電遮断
手段として温度ヒューズを用いているが、これに限らず
サーモスイッチなどを使用することも可能である。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、通電遮断手段は前記基板
に密着または、わずかな隙間をおき配置したので、照明
装置の異常加熱を正確に感知することができるようにな
る。したがって、照明装置やその周辺の装置などの破
損、変形、また複写画像の濃度むら、色むら、色ずれの
発生、さらに発光ランプの破損、照明装置の寿命低下を
防止することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部を破断して示す本考案の複写機の照明装置
の平面図、第2図は温度ヒューズの取付け部分の上面
図、第3図は同正面図、第4図は同下面図、第5図は複
写機の概略を示す図、第6図は第5図に示す複写機に装
備されている照明装置の断面図、第7図から第9図は従
来の照明装置の模式図である。 2……照明装置、25……ハロゲンランプ、30……プリン
ト基板、50……温度ヒューズ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を照明するため基板上に設置されてい
    る発熱性の発光ランプと、この発光ランプからの発熱に
    よる温度を感知して、この感知した温度が一定以上にな
    ると発光ランプへの通電を遮断する通電遮断手段とを有
    する複写機の照明装置において、前記通電遮断手段は前
    記基板の発光ランプ取付側において該基板に密着また
    は、わずかな隙間をおき配置されていることを特徴とす
    る複写機の照明装置。
  2. 【請求項2】通電遮断手段は基板に対し着脱自在に取付
    けられている実用新案登録請求の範囲第1項記載の複写
    機の照明装置。
JP1989000316U 1989-01-06 1989-01-06 複写機の照明装置 Expired - Lifetime JPH0750740Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989000316U JPH0750740Y2 (ja) 1989-01-06 1989-01-06 複写機の照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989000316U JPH0750740Y2 (ja) 1989-01-06 1989-01-06 複写機の照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0295041U JPH0295041U (ja) 1990-07-27
JPH0750740Y2 true JPH0750740Y2 (ja) 1995-11-15

Family

ID=31199233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989000316U Expired - Lifetime JPH0750740Y2 (ja) 1989-01-06 1989-01-06 複写機の照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0750740Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0418286Y2 (ja) * 1987-07-01 1992-04-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0295041U (ja) 1990-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4090520B2 (ja) 照明装置発光ランプまわりの冷却構造
US4259565A (en) Method of controlling heaters for copying apparatus
JPH0750740Y2 (ja) 複写機の照明装置
KR0131008Y1 (ko) 전자사진 방식을 이용한 기기의 정착부 과열 방지장치
JPS602586Y2 (ja) 電子写真複写機の過昇温防止装置
JP2978571B2 (ja) 画像形成装置
JPH05289196A (ja) 画像形成装置の照明装置
JPS5854364A (ja) フラツシユ定着装置
JPH01224742A (ja) 露光照明装置
JPH05297480A (ja) 複写機等の原稿照明装置
JP2511150Y2 (ja) 複写機の照明装置
JPS6246187Y2 (ja)
JPS6137002Y2 (ja)
JPH0844233A (ja) 熱定着装置
JPH04333039A (ja) スリット露光型照明装置
JPH04333040A (ja) スリット露光型照明装置
JPS606841Y2 (ja) 温度,湿度保護装置
JP2011242454A (ja) 加熱装置および画像形成装置
JPS589185A (ja) 感光体面の異常検出方法
JP2000047518A (ja) 定着装置および画像形成装置
JPH06131061A (ja) ヒータの断線検出回路
JPH0792619B2 (ja) カラー複写機の照明装置
JPH07111539B2 (ja) 複写機の照明装置
JPS645299Y2 (ja)
JP2536813Y2 (ja) 定着装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term