JPS645299Y2 - - Google Patents

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JPS645299Y2
JPS645299Y2 JP428384U JP428384U JPS645299Y2 JP S645299 Y2 JPS645299 Y2 JP S645299Y2 JP 428384 U JP428384 U JP 428384U JP 428384 U JP428384 U JP 428384U JP S645299 Y2 JPS645299 Y2 JP S645299Y2
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JP
Japan
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sheet
temperature
light
light source
small opening
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JP428384U
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JPS60117518U (ja
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本発明は光源としてハロゲンランプ等を使用す
る照明系の異常検出装置に関し、詳しくは光源の
異常点灯時の異常昇温による本体および照明装置
の破損防止を図るために用いる安全装置のセンサ
部としての異常検出装置に関する。
従来より、複写機に代表される画像記録装置、
あるいは原稿画像を投影するオーバーヘツドプロ
ジエクター等の画像を光で投影する装置等では、
光源としてハロゲンランプ等を用いた照明系が使
用されており、このような照明系は相当に熱を生
ずるために、周囲ないし照明系自体の異常昇温に
よる破損、性能劣化を防ぐための工夫がなされて
いる。そしてこのような工夫の主なものは温度セ
ンサー等を用いているものであるが、従来のこの
種の装置は次の様な構成および欠点があつた。
画像領域に影響を与えない位置に温度検知素
子を設け、光源からの光線を受けるタイプ。
構成は簡単ではあるが、光源から遠いために
素子の応答速度は遅い。
反射板に開口を設け、開口部からの光を温度
検知素子に導くタイプ。
応答性は高められるが、開口を設けるために
照明系として求められる光量の低下および光量
の分布不良を生ずる。
反射板およびその近辺の温度を検知するタイ
プ。
応答速度が遅い。また照明系冷却フアンが回
転中には反射板が冷却されるために検知部の温
度は低くなり、照明系の集光部(原稿ガラス)
が異常に昇温しても検知できない。
本考案は、照明ランプの異常点灯時の熱線によ
る機械破損等を防止するために、応答性の良い温
度検知を可能とし、また照明光量および光量分布
に影響を可及的に小ならしめた照明系の異常検出
装置の提供を目的としてなされたものである。
而してかかる目的を達成するための本考案より
なる照明系異常検出装置の特徴とするところは、
照明光源と、この照明光源を囲み一部に小開口を
設けた反射板と、小開口を閉塞する耐熱性且つ高
反射率のシートと、このシートの上記照明光源と
は反対側に配置された温度検知素子とを有するよ
うに構成したところにある。
本考案において使用されるシートは、一般に導
電性部材で構成される反射板との間での電気的遮
断性を確保するために、絶縁性のものが使用され
るが、このような問題のない場合には絶縁性のも
のでなくとも使用できる。また小開口を通して温
度検知素子に熱線を与え、また反面において、照
明系本来の光量および光量分布のムラを生じない
ように光を反射する性質を、前記シートは備えて
いる必要があり、これらの関係に従つて該シート
の厚み、色等が選択される。また小開口に対向す
る温度検知素子の性能、対向配置の関係によつて
も前記シートの性質は選択される。特にシートの
色は重要であるが、具体的には、特に温度検知素
子を小開口に略嵌合させてその間にシートを介在
させるような場合、透明ないし半透明のものから
白色のものが使用できる。更には色彩を有するも
のでも使用可能であるが、色彩を有するものであ
る場合には、明度の高いものが好ましい。
また透明ないし半透明シートを使用する場合に
は、温度検知素子が開口部に比べて充分な表面積
をもちかつ表面反射率が高いことが要求される。
以下本考案を図面に示す実施例に基いて説明す
る。
なお以下の実施例は電子写真複写機に本考案を
適用した場合のものである。
第1図は本考案の一実施例の断面図を示し、光
源である照明ランプ1はハロゲンランプであり、
これを反射板2で囲い、原稿ガラス3上に載せた
原稿を照明ランプ1および反射板2により照明
し、集光された光束4は原稿を照射後スリツト5
を経て、レンズ系およびミラー系(いずれも図示
せず)を介して感光ドラム(図示せず)に結像す
るようになつている。この照明装置において、照
明ランプ1が通常のシーケンスおよび通常の点灯
電圧で駆動されれば、同時に冷却フアン6により
通風されるために熱による破損は全くない。しか
しながら、冷却フアン6が回転しない場合に点灯
し、もしくは冷却フアン6が回転していても異常
に高い点灯電圧で点灯した場合(すなわち何らか
の故障が生じた場合)には、昇温量が設計値以上
になり危険である。特に反射板2および原稿ガラ
ス3の集光部は高温になり破損する恐れが大とな
る。
そこでこれを防止するための異常検出装置とし
て、本例では反射板2の一部で光源1に近い部分
に小開口12を設け、この小開口を耐熱・絶縁シ
ート7を貼つて閉塞すると共に、これに表面が黒
色の温度検知素子8を小開口12に対向させて設
けている。第2図に示す様に、該温度検知素子8
は光源1に直列に接続されていて、ランプ点灯回
路(以下CVRという)9により通電される。ま
たCVR9はシーケンス回路10によりon−offさ
れる。シート7の絶縁性は、既述したように、温
度検知素子8と反射板2との絶縁性を保つための
ものである。
前記構成において、反射板2に形成した小開口
は、一般に棒状に長い照明ランプ1の軸方向につ
いて、充分に小さい円形等の開口として設ければ
よい。またシート7としては、本例では透明、半
透明、白色更には反射光量に影響を生じない限り
色彩を有するものでも使用できる。このようなシ
ートとしては具体的にはポリテトラフルオロエチ
レンの1mm以下程度のシート体等を使用できる
が、耐熱性を有し、および必要な絶縁性と適当な
色のものであればこれに限定されるものでないこ
とは言うまでもない。
前記温度検知素子8としては、サーモスイツチ
等の素子の他、特に溶断タイプの温度ヒユーズを
用いることができる。特に温度ヒユーズを使用し
た場合には、これを第2図に示したように照明ラ
ンプ1と直列させることにより、異常検出時の照
明ランプ1の消灯手段ともなる利益が得られる。
なおこの温度検知素子は、熱容量の小さいものを
使用し、また表面を黒色とすること等により応答
性を高めることが望ましい。
以上の第1図および第2図の構成によれば、照
明系の温度異常昇温を応答性よく検出することが
でき、また照明系の本来の性能に支障を生じない
効果がある。
第3図は温度検知素子8をシリコンチユーブ1
1で覆つた例を示し、前例と応答速度は変らない
が、組立上の作業性は向上する効果がある。
第4図は温度検知素子8をシート7から離間対
向させた構成とした例を示すものであり、反射板
2からの熱伝導の影響を受けなくするためのもの
である。この構成は、例えば冷却フアン6が回転
中であつてもランプが異常点灯しているというケ
ースにおいて、反射板の温度は低下するが、原稿
ガラス3は昇温するという異常を招く場合に有効
となる。
以上述べたように、本考案よりなる照明系の異
常検出装置は、照明装置の本来の性能低下を招く
ことなく、その異常昇温を応答性よく検出でき、
その実用上の利益は大なるものである。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は本考案の一実施例を示す照明系の
断面図、第2図は回路図、第3図および第4図は
それぞれ他の実施例を示す照明系の断面図であ
る。 1……照明ランプ、2……反射板、3……原稿
ガラス、4……光束、5……スリツト、6……冷
却フアン、7……シート、8……温度検知素子、
9……ランプ点灯回路(CVR)、10……シーケ
ンス回路、11……シリコンチユーブ、12……
小開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 照明光源と、この照明光源を囲み一部に小開口
    を設けた反射板と、小開口を閉塞する耐熱性且つ
    高反射率のシートと、このシートを介して温度検
    知する温度検知素子とを有することを特徴とする
    照明系異常検出装置。
JP428384U 1984-01-17 1984-01-17 照明系異常検出装置 Granted JPS60117518U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP428384U JPS60117518U (ja) 1984-01-17 1984-01-17 照明系異常検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP428384U JPS60117518U (ja) 1984-01-17 1984-01-17 照明系異常検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60117518U JPS60117518U (ja) 1985-08-08
JPS645299Y2 true JPS645299Y2 (ja) 1989-02-09

Family

ID=30479705

Family Applications (1)

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JP428384U Granted JPS60117518U (ja) 1984-01-17 1984-01-17 照明系異常検出装置

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JPS60117518U (ja) 1985-08-08

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