JPH0743863Y2 - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JPH0743863Y2
JPH0743863Y2 JP1989126394U JP12639489U JPH0743863Y2 JP H0743863 Y2 JPH0743863 Y2 JP H0743863Y2 JP 1989126394 U JP1989126394 U JP 1989126394U JP 12639489 U JP12639489 U JP 12639489U JP H0743863 Y2 JPH0743863 Y2 JP H0743863Y2
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JP
Japan
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temperature
incandescent lamp
lighting
lamp
incandescent
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JP1989126394U
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JPH0364419U (ja
Inventor
行夫 柴田
孝幸 安部
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東陶機器株式会社
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、たとえば洗面化粧台等の鏡に付属した照明ボ
ックス等の照明装置に関する。
〔従来の技術〕
洗面化粧台の化粧鏡の周りには、ボールランプや蛍光灯
を内蔵した照明ボックス等が設けられている。これらの
照明器具は、使う人の顔が見えやすいように照度を適切
にしまた光源の位置を工夫する等の構造となっている。
照明ボックスは、蛍光灯等を光源として内蔵しその前面
に合成樹脂等の透光性のカバーを備えたものが一般的で
ある。このようなカバーを設けることによって、照明し
たときの雰囲気が醸し出され、化粧等に最適な照明空間
を造ることができるようになっている。また、特に洗面
化粧台等では化粧の際に色合を良くするために、蛍光灯
に代えて白熱燈等を利用したり、蛍光灯とこれらの光源
を組み合わせる等の照明が採用されることも多い。
〔考案が解決しようとする課題〕
蛍光灯だけの場合ではその発熱量が比較的小さいことか
ら、照明ボックスをカバーによって閉じた空間としても
支障はない。ところが、白熱燈等は、蛍光灯に比べると
発熱量がかなり大きい。このため、カバーによって照明
ボックスの内部を閉じていると、熱気が停滞して内部温
度が高くなる。
一方、カバーや化粧鏡本体等は主として合成樹脂のシー
トを利用したり、化粧鏡本体を木製品とすることが多
い。このような素材であると、熱気による照明ボックス
内の温度上昇の影響を受け、合成樹脂の場合では熱可塑
性であると変形や歪を生じ、木製の化粧鏡本体であれば
炭化してしまう。このため、カバーが化粧鏡本体から外
れたり、木の強度が低下したりして、使用に耐えられな
い事態を招きやすい。また、規定したワット数以上のも
のを組み込むと発熱量が格段に上がるので、変形等が激
しくなるほか、照明カバーに手を触れると火傷等を負う
恐れもある。
以上のように、発熱量が高い光源を採用したときには、
照明装置の内部温度の上昇によって様々な障害を生じる
という問題があった。
そこで、本考案は、照明装置の内部温度の上昇を検知し
て設定温度以上になったときに光源への通電を停止し過
熱を防ぐことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、白熱灯及び蛍光灯を内蔵した照明ボックスを
備えた照明装置において、前記照明ボックスの内部であ
って前記白熱灯の近傍にその周囲温度を検出する温度セ
ンを備え、前記温度センサによる温度検知によって前記
白熱灯及び蛍光灯への通電をそれぞれ独立して制御する
系を備えていることを特徴とする。
〔作用〕
照明ボックスの内部の光源を点灯するとその発熱によっ
て内部温度が上昇する。これに対し、照明ボックスの中
に設けた温度センサが内部温度を検知し、上限温度にな
ると光源への通電を停止して内部温度を降下させる。温
度降下によって許容温度に達したことを温度センサが検
知すると、光源へ再び通電されて点灯する。このよう
に、照明ボックスの内部温度を検知することによって、
点灯及び消灯を自動的に行い、内部温度上昇による過熱
を防止する。
〔実施例〕
第1図は本考案の照明装置を洗面化粧台に組み込む例を
示す要部の横断面図、第2図は要部の分解斜視図であ
る。
第4図は洗面化粧台の正面図であり、キャビネット10の
上にカウンター11が設置され、このカウンターに洗面器
11a、吐水ヘッド11b及び湯水混合栓11cが取り付けられ
ている。そして、カウンター11の奥側には化粧鏡本体12
が立ち上げられている。
第5図は化粧鏡本体12の部分切欠正面図、第6図は平面
図である。
化粧鏡本体12はカウンター11に連結する背板12aを備え
てその前面に鏡Mを固定すると共に、下片を除く鏡Mの
周囲には照明ボックス13,14,15が設けられいる。そし
て、これらの照明ボックス13〜15には、蛍光灯21及び白
熱鏡22がそれぞれ設けらる。すなわち、上の照明ボック
ス13には、1本の蛍光灯21が組み込まれ、左右の照明ボ
ックス14,15にはそれぞれ1本の蛍光灯21と2個の白熱
燈22が設置されている。そして、右側の下部には操作パ
ネル16が組み込まれ、その表面には鏡Mの裏面に設けた
曇り止めヒータ(図示せず)用の防曇スイッチ16a,白熱
燈22及び上の蛍光灯21の点灯スイッチ16b-1,左右の蛍
光灯21の点灯スイッチ16b−2及びコンセント16cがそれ
ぞれ設けられている。
なお、化粧鏡本体12の左右両端には前面に袖鏡12bを設
けたサイドキャビネット12cが組み込まれ、これらのサ
イドキャビネット12cと鏡Mとの間に縦の姿勢の照明ボ
ックス14,15がレイアウトされる。
縦配置の照明ボックス14,15は、その前面に設ける照明
カバー1によって蛍光灯21及び白熱燈22を包み込んで構
成され、間接照明として鏡Mの前に立つ人を照明する。
また、上端の照明ボックス13にも箱状の照明カバー13a
が備えられている。
照明カバー1は、熱可塑性の合成樹脂を素材とした透光
性のものであり、第1図のように前記及び鏡M側を向く
面を互いに直交させた横断面を持つ投光面1a,1bとし、
それぞれの縁部には取付け代1c,1dを形成している。ま
た、上端及び下端を外気に開放したものとし、光源の発
熱による対流を利用して下端から空気を上端に向けて流
すようにし、熱気が照明ボックス14,15の中に溜ること
を抑えるようにしている。
白熱燈22は第1図及び第2図に示すように、背板12aに
固定した陶器やエンジニアリングプラスチック等を素材
としたソケット2に差し込まれ、このソケット2には鋼
板を利用した反射板3が一体に固定されている。反射板
3は白熱燈22の背部及び左右の側面を覆う平面形状を持
ち、背板12aやサイドキャビネット12c側への放熱を抑え
ると共に前面へ光を反射して光度を高くする役目を果た
している。また、サイドキャビネット12c側に伸びる片
には、白熱燈22及び照明ボックス14,15内の温度を検知
するための温度センサ4が固定されている。この温度セ
ンサ4は、それ自信が外界の温度に適応してバイメタル
の原理によって回路の通電のオン,オフを行うものであ
り、第5図に示すように4個の白熱燈22のそれぞれに1
個ずつ組み込まれている。なお、このような温度センサ
に代えて、サーミスタ等を用いて検知した温度を操作盤
16に組み込んだ制御部に信号を入力し白熱燈22への通電
のオン・オフを制御するようにしてもよい。
第3図は温度センサ4の横断面図であり、ケーシング4a
に2本のリード線4b,4cを接続し、内部には樹脂ビード4
d,これに基端を差し込んだスナップアクション式の熱応
動素子4e,その先端に設けた可動接点4f及びケーシング4
aに固定した固定接点4gが設けられている。ケーシング4
aは取付け板3aによって反射板3の内面に固定され、そ
の表面を温度検出面として機能するように構成する。ま
た、温度センサ4は、第5図に示すように4個の白熱燈
22の近傍にそれぞれ設けられ、照明ボックス14,15の全
体温度を把握して通電を制御するシステムとする。
ここで、第3図の状態では可動接点4fが固定接点4gに接
触してリード線4b,4cが導通し、白熱燈22への通電が可
能な状態となっている。また、温度が上昇すると熱応動
素子4eが温度を検知して第3図において下に弓状に反る
方向へ曲がり、可動接点4fが固定接点4gから離れる。こ
の状態ではリード線4b,4cの間の導通がなくなり、白熱
燈22への通電が停止される。
このような通電及び停止を行うときの臨界温度は、熱応
動素子4eの特性によって決定される。すなわち、検知温
度が75℃となったときに熱応動素子4eが反り変形して可
動接点4fが固定接点4gから離れ検知温度が55℃になった
ときには第3図の状態に復帰して通電可能となるよう
に、熱応動素子4eの特性を設定する。したがって、白熱
燈22や蛍光灯21の点灯後に、照明ボックス14,15内の温
度雰囲気が75℃になると、白熱燈等22への通電が停止さ
れ、蛍光灯21のみが続けて点灯する。そして、白熱燈22
の消灯によって内部温度が下がっていき55℃程度になる
と再び通電されて白熱燈22が点灯する。
このような白熱燈22の点灯及び消灯は、温度センサ4を
各白熱燈22にそれぞれ付属しているのでその周りの温度
雰囲気が前記の条件になったときの白熱燈22を消灯した
り点灯させるようにすることができる。すなわち、白熱
燈22の全てが一度に消灯するのではなく、各白熱燈22周
りの温度条件によってそれぞれ白熱燈22が独立して消灯
したり点灯したりする。このため、温度上昇しても白熱
燈22が全て消えることはなく、化粧の最中であっても支
障なく使える。
なお、温度センサ4をサーミスタ等としてその信号を制
御部に入力ような構成とすれば、一方の照明ボックス14
又は15の1個の白熱燈22が消灯温度条件に達したとき、
他方の白熱燈22も消灯させる等の制御も可能である。
また、温度センサ4によって白熱燈22のみの通電及び非
通電を行うのに代えて、蛍光灯21も含めて制御するよう
にすることも無論可能である。この場合、上限温度に達
すると照明ボックス14,15の蛍光灯21及び白熱燈22の全
てが消灯し、上の照明ボックス13のみが点灯し、夜間に
使用するときでも支障がない。
また、本実施例の場合には、照明カバー1内の対流熱の
影響で上部に配置した白熱燈22周りの温度が下部に比べ
て高くなる。このため、温度センサ4の臨界温度を上部
より下部を低く設定し、上部配置の温度センサ4は75℃
で通電停止及び55℃で通電開始するように、また下部配
置の温度センサ4は70℃で通電停止及び50℃で通電開始
するように設定する。
以上の構成において、照明ボックス14,15の中の蛍光灯2
1や白熱燈22を点灯して内部温度が上昇して75℃となる
と、白熱燈22のみ又は蛍光灯21も含めて消灯し、内部温
度の上昇を防いで過熱を抑えることができる。このた
め、照明カバー1やその周りの化粧鏡本体12やサイドキ
ャビネット12cへの熱影響が小さく、部材の変形や炭化
等が防止される。したがって、光源として白熱燈等の発
熱量の大きなものも使っても、照明ボックス14,15及び
その周りの部材の保全が図られ、耐久性を向上させた製
品として供給できる。また、白熱燈22等の利用もできる
ので、蛍光灯21だけの照明よりも色合を醸し出すことが
でき、化粧等に好適に利用できる。更に、照明カバー1
の表面温度も抑えられるので、手で触れても火傷等を負
うこともない。
また、白熱燈22又は蛍光灯21の消灯によって照明ボック
ス14,15の内部温度が下がって55℃程度となると、温度
センサ4内の可動接点4fが固定接点4gに接触して導通
し、再び白熱燈22又は蛍光灯21が点灯する。
このように照明ボックス14,15内の温度変化に伴って、
白熱燈22のみ又は蛍光灯21を自動的に点灯させたり消灯
させたりでき、温度上昇の上限を抑えることができる。
このため、たとえばメーカー側の規格以上のワット数の
蛍光灯21や白熱燈22をユーザーが使ったとしても、温度
上昇がなく災害の防止にもなる。また、照明カバー1の
上端及び下端を外気に開放しているので、下端から上端
への対流を利用して空気を流すことができ、照明ボック
ス14,15の内部温度の上昇度を下げることによって、通
電の停止が必要でない使い勝手とすることもできる。
なお、実施例では洗面化粧台について説明したが、合成
樹脂製の化粧鏡やその他の照明設備にも本考案が適用で
きることは無論である。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案では、照明装置の中の光源の発熱
による温度上昇を検知し、上限温度に達したときには光
源への通電を停止し、その後の温度降下によって再び通
電を開始するようにしている。このため、照明装置の内
部温度の上昇が抑えられ、合成樹脂や木材を素材とした
部材の変形や炭化を防止することができ、耐久性を大幅
に向上させることができる。また、白熱燈等の比較的発
熱量の大きなものも利用できるので、蛍光灯だけの照明
に比べて色合を醸し出すことができ、化粧等に最適に利
用できる。
また、白熱灯及び蛍光灯のそれぞれが独立して通電を制
御されるので、或る特定の白熱灯の周りの温度だけが高
温となったような場合では、この白熱灯のみが消灯して
残りは点灯を継続する使い勝手が可能となり、全ての光
源が消えてしまうなどの不都合もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の照明装置の要部を示す横断面図、第2
図はその分解斜視図、第3図は温度センサの断面図、第
4図は洗面化粧台の正面図、第5図は化粧鏡本体の一部
切欠正面図、第6図は平面図である。 1:照明カバー、1a,1b:投光面 1c,1d:取付け代、2:ソケット 3:反射板、3a:取付け板 4:温度センサ、4a:ケーシング 4b,4c:リード線、4d:樹脂ビード 4e:熱応動素子、4f:可動接点 4g:固定接点 10:キャビネット、11:カウンター 11a:洗面器、11b:吐水ヘッド 11c:湯水混合栓、12:化粧鏡本体 12a:背板、12b:袖鏡 12c:サイドキャビネット 13,14,15:照明ボックス 16:操作パネル 21:蛍光灯、22:白熱燈 M:鏡

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】白熱灯及び蛍光灯を内蔵した照明ボックス
    を備えた照明装置において、前記照明ボックスの内部で
    あって前記白熱灯の近傍にその周囲温度を検出する温度
    センサを備え、前記温度センサによる温度検知によって
    前記白熱灯及び蛍光灯への通電をそれぞれ独立して制御
    する系を備えていることを特徴とする照明装置。
JP1989126394U 1989-10-27 1989-10-27 照明装置 Expired - Lifetime JPH0743863Y2 (ja)

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JP1989126394U JPH0743863Y2 (ja) 1989-10-27 1989-10-27 照明装置

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JP1989126394U JPH0743863Y2 (ja) 1989-10-27 1989-10-27 照明装置

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JPH0364419U JPH0364419U (ja) 1991-06-24
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JPH0364419U (ja) 1991-06-24

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