JPH0248903B2 - Teichakusochi - Google Patents

Teichakusochi

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JPH0248903B2
JPH0248903B2 JP189482A JP189482A JPH0248903B2 JP H0248903 B2 JPH0248903 B2 JP H0248903B2 JP 189482 A JP189482 A JP 189482A JP 189482 A JP189482 A JP 189482A JP H0248903 B2 JPH0248903 B2 JP H0248903B2
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JP
Japan
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temperature
heat
fuse
roller
heater
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JP189482A
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JPS58118681A (ja
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Michiro Shigenobu
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Canon Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、熱線を発する加熱源を有する定着装
置に関する。詳細には、過熱防止機能を備えた定
着装置に関する。
以下、複写機等の画像形成機器に適用される加
熱定着装置を例にあげて説明する。
従来の加熱定着装置では、過熱防止手段は、ハ
ロゲンヒータ等の加熱源によつて加熱されるロー
ラ周面に接触あるいは非接触にかかわらず、その
ローラの表面温度の変化を検知できる位置に設け
られている。これは、ローラ及びローラ周辺の雰
囲気温度が規則的変化を行うようにヒータの温度
制御を行つているため、他の温度的影響をできる
限り小さくするためである。
しかしこのような加熱防止手段では、熱応答性
(反応時間)が悪く、例えば大電流を直接制御す
るような温度スイツチを用いた場合、それ自体熱
容量も大きく熱応答性が劣ることが問題であつ
た。
そこで本発明は、熱応答性を高めて温度変化が
急激な加熱源の過昇防止をも行うことのできる定
着装置を提供するものである。
上記本発明は、熱線を発する加熱源を内部に有
する加熱定着ローラと、この加熱定着ローラの過
昇温を検知して加熱源への電力供給路を遮断する
過昇温防止部材と、を有する定着装置において、
上記過昇温防止部材は上記加熱源からの熱線を直
接受けるように配置されていることを特徴とする
ものである。
以下、本発明の一実施例を説明する。
第1図及び第2図は、本発明の一実施例を適用
した複写機の加熱定着ローラの側断面図及び横断
面図である。
図において、1は定着ローラでアルミニユウム
製円筒である。この定着ローラ1は、軸受け2に
よつて両端(他端は図示せず)が回転自在に保持
されている。そしてこのローラ1の内部には、ほ
ぼその全幅にわたつてハロゲンヒータ4が設けら
れている。このハロゲンヒータ4は、枠体7に取
付けられた電極3によつてローラ1のほぼ中央部
に支持され、この電極3を介して電源と連結して
通電される。また5はサーミスタで、ローラ1表
面に当接して設けられており、ローラ1表面温度
を検知する。また6は温度ヒユーズで、ハロゲン
ヒータ4の発する熱線を直接感知できる位置に、
本実施例ではローラ1の端部1aの開口8に設け
られている。そしてこのヒユーズ6は、枠体7に
取付けられたリード線13を介してヒータ4と電
源11(第3図)との間に直列に接続されてい
る。
ここで第3図を用いて、ローラ1の温度制御に
ついて説明する。
まず定着ローラ1は、電極3によつて支持され
たヒータ4により加熱される。そして定着ローラ
1表面に当接された温度検知手段としてのサーミ
スタ5の検知温度に応じて、温調回路10からの
信号によりスイツチ12がON・OFFしてローラ
1表面を一定温度に保つよう制御される。この際
温調回路10は、室温から定着に必要な温度まで
ローラ1表面温度を立ち上げるとき、ハロゲンヒ
ータ4が定格最大の出力を出すよう制御し、一旦
定着に必要な温度まで達すると、それ以後は位相
制御により1/2の出力を出すように制御する。
そして万一、ヒータ4が規定温度以上の熱を発
するような状態となつた場合、ヒユーズ6は直接
この定格温度以上の熱を受けて溶断する。ヒユー
ズ6が熱により溶断すれば、ヒユーズ6はヒータ
4と電源11との間に直列に接続されているた
め、直ちにヒータ4への電力の供給が停止され
る。この際特にヒユーズ6は、ヒータ4からの熱
線を直接受ける位置に設けられているため、ヒー
タ4の過昇発熱に迅速に応答して溶断することが
でき、速やかに異常状態を解消することができ
る。なお図中13はリード線で、ヒータ4に電力
を供給する。
さらに第4図に、他の実施例を示す。
本実施例は、ローラ1の非通紙部にスリツト1
4を設け、このスリツト14と対向するローラ1
外側にヒユーズ6を配置したものである。この例
によつても、ヒータ4からの熱線を直接感知する
ことができる。なお本実施例の場合、スリツト1
4に沿つて断熱材15を設けて、スリツト14か
らの熱が外部へ漏れるのを遮断しても良い。
さらに第5図に、他の実施例を示す。
本実施例は、ヒユーズ6のヒータ4と対向する
反対側に収光用の反射笠16を設けたものであ
る。これによつて、ヒユーズ6の熱応答性をさら
に高めることができる。
第6図及び第7図にさらに他の実施例を示す。
本実施例はともに、第4図及び第5図に示した
実施例のヒユーズの代りに、黒く塗つたヒユーズ
17を用いたものである。このヒユーズ17は、
断熱性かつ非光沢性の黒色塗料17a(一例とし
て、日東工業(株)製「テツゾール」(商品名))で被
覆されている。これによつて熱の吸収効率をあげ
ることができ、熱の応答性をさらに高めることが
できる。なお黒色塗料で被覆する他に、例えば熱
吸収性の物質でコーテイングしても良い。
次に第8図を用いて、本発明の効果を示す。第
8図は、本発明の実施例と従来例との、熱応答性
の比較実験結果である。
まず出願人は、第1図・第2図に示した実施例
において、アルミニウム製の肉厚2mmの定着ロー
ラに、1.2kwのハロゲンヒータを内部に設けた装
置で実験を行つた。そして、このハロゲンヒータ
に全波で交流100Vを印加し、1.2kwの出力で定
着ローラを加熱したところ、第8図のグラフ(A)に
示すごとく、時間の経過とともにローラ表面温度
も上昇し、例えば約20秒で200℃まで上昇した。
そして高精密温度ヒーズの196℃±1.67℃定格
のヒユーズをハロゲンヒータと直列に接続し、異
状を想定し、電力を供給し続ける実験を行つたと
ころ、約55秒後にヒユーズは溶断し(図中TB
示す)ハロゲンヒータへの電力の供給が断たれ
た。このとき定着ローラの表面温度は瞬時約540
℃に至つたものの、溶けるには至らなかつた。な
おグラフ(B)は、時間(秒)とヒユーズ周辺の雰囲
気温度との関係を示したものである。
続いて、従来のローラ表面の温度変化を検知す
るためローラ表面から4mmの位置に設けた同じ温
度ヒユーズで実験したところ、139℃±1.67℃定
格の温度ヒユーズが切れる(図中TCで示す)ま
でに約80秒もかかり、このときすでにアルミニユ
ウム製の定着ローラは溶けて変所してしまつた。
なお、139℃±1.67℃定格の温度ヒユーズでは、
長時間200℃近い定着ローラ近傍におかれると雰
囲気温度が上がつてしまい、正規の使用状態で溶
断してしまうのでさらに高い169℃を定格としな
ければならなかつた。グラフ(C)は、時間(秒)と
ヒユーズ周辺の雰囲気温度との関係を示したもの
である。
また第6図に示した実施例で、黒塗りのヒユー
ズを用いた場合の実験結果をグラフ(D)に示す。や
はり同じ定格の温度ヒユーズを用いて実験したと
ころ、約45秒でヒユーズが溶断した(図中TD
示す)。これを黒く塗つていない温度ヒユーズ
(グラフ(B))と比較すると、同一条件で約10秒早
く温度ヒユーズが溶断したことになり、定着ロー
ラ表面温度は約440℃と黒く塗らない場合に比較
し約100℃低い状態で電力の供給を停止すること
ができた。
さて第9図に、前記実施例を用いた定着装置の
一例を示す。図において、20は加圧ローラで、
定着ローラ1との間に末定着画像21を有するシ
ートPを挾持搬送する。そして、末定着画像21
をヒータ4からの熱でシートP上に加熱定着す
る。なおローラ20は、芯金20aの周面にゴム
等の弾性部材20bが被覆されたものである。そ
して、定着ローラ1はモータMからの駆動力をチ
エーン21,ギア22,23で伝達されて回転
し、加圧ローラ20はこの定着ローラ1に従動回
転する。なおモータMからの駆動力は、加圧ロー
ラ20に伝達されても良い。なお図においては、
枠体あるいは軸受け等は省略した。
このように前記実施例は、従来例のように一旦
ローラを加熱し、その副射熱を検知するという方
法ではないので、より早く温度ヒユーズを加熱す
ることができるため、196℃定格のヒユーズでも
約55秒で溶断される。
また本実施例では、ウエイト・アツプ時電力を
全波で1.2kw供給し、コピー時あるいはスタンバ
イ時位相制御し約700w供給するようにしたので、
同一ヒータから発せられる熱線量が大きく異な
り、通常の場合温度ヒユーズを溶断することはな
い。実験的に種々の紙を通過させ検討したが、温
度ヒユーズは位相制御され光量を低下させたヒー
タによつては180℃までしか上がることはなく、
196℃定格の温度ヒユーズは正常な使用ではいか
なる場合も溶断することはなかつた。さらに、位
相制御されたまま、温調回路の異状で点灯しつづ
けた場合従来のタイプと同程度の時間で溶断し
た。従つて、光量を制御によりウエイト・アツプ
時など特別の場合を除き、低下させて通常の使用
をするようにすると良い。なお前記各実施例で
は、熱によつて変化する熱応答性部材として、熱
によつて溶断するヒユーズを用いた例のみを示し
たが、本発明はこれに限定されず、例えばバイメ
タル式あるいは磁気式等も用いること勿論であ
る。
以上述べたように本発明は、熱応答性の向上し
た定着装置を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を用いた定着ローラ
の側断面図、第2図はその横断面図、第3図はブ
ロツク図、第4図は他の実施例の側断面図、第5
図はさらに他の実施例の斜視図、第6図は他の実
施例の断面図、第7図は他の実施例の斜視図、第
8図は実験結果を示したグラフ図、第9図は定着
装置の斜視図である。 図において、1…定着ローラ、2…軸受け、3
…電極、4…ハロゲンヒータ、5…サーミスタ、
6…温度ユーズ、7…枠体、8…開口、10…温
調回路、11…電源、12…スイツチ、13…リ
ード線、14…スリツト、16…反射笠、17…
ヒユーズ、17a…黒色塗料、20…加圧ロー
ラ、21…チエーン、22,23…ギア。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱線を発する加熱源を内部に有する加熱定着
    ローラと、この加熱定着ローラの過昇温を検知し
    て加熱源への電力供給路を遮断する過昇温防止部
    材と、を有する定着装置において、 上記過昇温防止部材は上記加熱源からの熱線を
    直接受けるように配置されていることを特徴とす
    る定着装置。 2 上記過昇温防止素子は熱により溶断する温度
    ヒユーズである特許請求の範囲第1項記載の定着
    装置。 3 上記過昇温防止部材は黒色塗料で被覆されて
    いる特許請求の範囲第1項もしくは第2項記載の
    定着装置。
JP189482A 1982-01-09 1982-01-09 Teichakusochi Expired - Lifetime JPH0248903B2 (ja)

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JP189482A JPH0248903B2 (ja) 1982-01-09 1982-01-09 Teichakusochi
US06/453,160 US4541708A (en) 1982-01-09 1982-12-27 Heating-fixing device

Applications Claiming Priority (1)

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JP189482A JPH0248903B2 (ja) 1982-01-09 1982-01-09 Teichakusochi

Publications (2)

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JPS58118681A JPS58118681A (ja) 1983-07-14
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JPH0518771Y2 (ja) * 1986-11-14 1993-05-18
JPH09179439A (ja) 1995-12-26 1997-07-11 Sharp Corp 定着装置の安全装置
US6367972B1 (en) * 1998-09-29 2002-04-09 Ishizuka Electronics Corporation Non-contact temperature sensor with temperature compensating heat sensitive elements on plastic film
WO2019216089A1 (ja) * 2018-05-07 2019-11-14 三菱電機株式会社 フィルムラミネート方法、プリント回路板のフィルムラミネート方法およびプリント回路板の製造方法

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