JPS6120867B2 - - Google Patents

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JPS6120867B2
JPS6120867B2 JP15058278A JP15058278A JPS6120867B2 JP S6120867 B2 JPS6120867 B2 JP S6120867B2 JP 15058278 A JP15058278 A JP 15058278A JP 15058278 A JP15058278 A JP 15058278A JP S6120867 B2 JPS6120867 B2 JP S6120867B2
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JP
Japan
Prior art keywords
roller
fixing
pressure roller
temperature
fixing roller
Prior art date
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Expired
Application number
JP15058278A
Other languages
English (en)
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JPS5577771A (en
Inventor
Ryoichi Namiki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPS5577771A publication Critical patent/JPS5577771A/ja
Publication of JPS6120867B2 publication Critical patent/JPS6120867B2/ja
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子写真複写機の定着装置に関する
ものである。電子写真複写機は、コピー用紙に静
電気力で付着させたトナーを加熱、加圧すること
により溶融し、融着による定着を行なうが、この
加熱および加圧は第1図に示すように、コピー用
紙1を上下から挾圧するローラー2,3を加熱す
ることにより行なわれる。コピー用紙1上のトナ
ー4が接する方のローラー2は、定着ローラーと
呼ばれヒーター5を備えており、もう一方のロー
ラー3は加圧ローラーと呼ばれ、コピー用紙1を
定着ローラー2に向けて加圧する。両ローラー
2,3は矢印A,B方向に回転駆動され、この回
転により矢印C方向に走行するコピー用紙1は、
定着ローラー2からの熱を与えられて定着作用を
受ける。加圧ローラー3の加熱のために、それに
もヒーターを設けたものもあるが、普通は構造を
簡単にするため加圧ローラー3にはヒーターを設
けず、定着ローラー2からの伝導熱を利用してい
る。また、両ローラー2,3は常に転接している
ものもあるが、ローラー2,3の寿命を延ばすた
めに、定着時期以外は両ローラー2,3を離して
おくものもある。いずれにしても、定着ローラー
2の表面温度を検出して、ヒーター5への通電を
制御し温度を一定の範囲に制御している。
ところで、従来の定着装置においては、前記温
度制御が必ずしも適格に行なわれてはいなかつ
た。第2図はその様子を示すものであつて、横軸
は時間、縦軸は各ローラー2,3の表面温度を示
すものである。定着ローラー2の表面温度は、そ
れが直接に温度制御されつつ加熱されているた
め、グラフaで示すように電源を供給してから比
較的早い時間t1において所定の温度T1に達する。
加圧ローラー3の表面温度はそれが常時定着ロー
ラー2に転接しているものと、定着動作中にのみ
定着ローラー2に転接するものとで差がある。グ
ラフbは定着ローラー2に対して常時転接してい
る方式の加圧ローラー3の表面温度を示すもので
ある。加圧ローラー3は、起動時から定着ローラ
ー2に転接しているので、それからの伝導熱を受
けて前記t1より少し長い時間t2の経過後、所定の
温度T2に達し、定着動作開始時点t3からしばらく
すると動作温度T3に落着く。グラフb′は定着動
作中にのみ定着ローラー2に転接し、常時はそれ
から離れるようにした方式の加圧ローラー3の表
面温度を示すものである。加圧ローラー3は定着
ローラー2から離れているため、それからの輻射
熱を受けるだけであり、その表面温度の上昇には
長い時間が必要である。そして、この図で示すよ
うに未だ充分な表面温度に達する以前に定着動作
が開始されるおそれがある。定着動作開始後は、
定着ローラー2からコピー用紙1を介して伝えら
れる伝導熱により動作温度T3に達する。
以上のことから明らかなように、定着ローラー
2の表面温度を一定に保つても、加圧ローラー3
の表面温度がグラフb,b′に示すように変動する
ので、定着むらや未定着のコピーが生じるおそれ
がある。特に加圧ローラー3を常時は定着ローラ
ー2から離しておく方式のものは、定着可能にな
る時間が長くなり、それ以前において行なわれた
コピーは定着不良になるばかりでなく、定着ロー
ラー2から離れている間は回転しないため、その
表面温度が不均一になり、定着むらが生じる。
本発明は、前記の問題点を解決することを目的
とするものであつて、加圧ローラーを不要時には
定着ローラーから離しておくことにより、両ロー
ラーの寿命の延伸を図りつつ加圧ローラーの表面
温度を検出して、それにより定着ローラーの加熱
を制御すると共に、加圧ローラーの定着ローラー
への接離をも制御し、加圧ローラーの温度上昇を
速めかつ均一にすることを特徴とするものであ
る。
次に本発明を第3図に示す実施例によつて説明
する。ヒーター5は定着ローラー2にのみ設けら
れており、加圧ローラー3には設けられていな
い。加圧ローラー3は、図示しないスプリングの
作用により、鎖線で示すように定着ローラー2か
ら離れるように付勢されているが、支点6を中心
に回動するレバー7によつて実線で示すように定
着ローラー2に圧接される。レバー7の前記回動
力はその自由端に設けた電磁プランジヤー8によ
つて与えられる。電磁プランジヤー8は、互に並
列に接続したスイツチ9,10を介して電源11
に接続される。スイツチ9は、加圧ローラー3の
表面温度を検出するサーミスタ12に接続された
温度制御器13によつて制御され、該温度が第1
の設定値より下つた際にオンとなり、それより高
い第2の設定値より上つた際にオフとなる。温度
制御器13はこの他にヒーター5への通電も制御
する。スイツチ10はコピー操作と関連して開閉
され、定着動作中はオンになり、それ以外はオフ
に保たれる。なお、14は定着ローラー2の駆動
用のモーターであつて、電磁プランジヤー8と並
列に接続されている。
複写機に電源を供給すると準備状態になるが、
加圧ローラー3の表面温度は未だ第1の設定値以
下であるため、スイツチ9がオンになり、電源1
1が電磁プランジヤー8とモーター14に供給さ
れる。またヒーター5にも通電が行なわれる。そ
の結果、定着ローラー2はヒーター5によつて加
熱されつつ、モーター14によつて矢印A方向に
回転する。加圧ローラー3は電磁プランジヤー8
が付勢されているため、定着ローラー2に転接
し、矢印B方向に回転しつつそれからの伝導熱を
与えられる。このようにして加圧ローラー3はそ
の全周に亘つて加熱されるので、その表面温度が
比較的短時間で均一に上昇し、定着可能温度に達
する。加圧ローラー3の表面温度が第2の設定値
に達するとスイツチ9がオフとなるので、電磁プ
ランジヤー8とモーター14への通電が断たれ、
加圧ローラー3は鎖線で示すように定着ローラー
2から離れると共に、定着ローラー2の回転が停
止する。このようにして待機状態になるが、コピ
ー操作が行なわれないままに時間が経過すると、
加圧ローラー3は定着ローラー2から離れてしか
も停止しているため、その表面温度が低下する。
そして、この表面温度が第1の設定値以下になる
と、それに応動してスイツチ9がオンになるの
で、再び定着ローラー2が回転すると共に加圧ロ
ーラー3が定着ローラー2に転接し、加圧ローラ
ー3の加熱が再開される。なお、ヒーター5は温
度制御器13によつてその通電を制御されている
ので、加圧ローラー3の表面温度は一定値以上に
はならない。なお、加圧ローラーが金属ローラー
又は10〜200ミクロンプラステイツクコーテイン
グされた金属ローラーの場合、停止したまま接触
させるだけでも温度を所定に保つことが出来る。
以上のような待機状態においてコピー操作が行
なわれると、スイツチ10がオンになるので、ス
イツチ9とは関係なく電磁プランジヤー8とモー
ター14に電源11の供給が行なわれ、定着ロー
ラー2の回転と加圧ローラー3の転接とが行なわ
れる。したがつて、それらの間を通過するコピー
用紙1は両ローラー2,3によつて加熱と加圧作
用を受け定着される。
前記第1の設定温度と第2の設定温度との差
は、加圧ローラー3の表面温度の変動巾になるの
で、これを小さくするには両設定温度が接近して
いる方が好ましいが、その反面、それらを接近さ
せると、スイツチ9のオン・オフの頻度が高くな
り、加圧ローラー3がその都度定着ローラー2に
接離するので好ましくない。この周期は20秒以上
にすることが望まれるので、温度制御器13はそ
の程度の時間遅れを持つようにするのがよい。サ
ーミスタ12に代えて、バイメタル式のサーモス
イツチを用いれば、その応答時間は1分以上にも
なるので、返えつて好都合である。また、サーミ
スタ12等の温度検出器を加圧ローラー3の表面
から離して設置するのも応答を遅らせる上で効果
がある。
使用されるコピー用紙1の巾が第4図に示すよ
うに狭いものであり、それが多数連続して通紙さ
れる場合には、非通紙部W2は、コピー用紙1に
より熱を奪われないため、通紙部W1に比し高温
になる。したがつて、このような高温部分の温度
を検知したのでは、所期の動作を期待できないの
で、温度検知は通紙頻度の高い位置、すなわち巾
方向の中央あるいは片側基準で通紙する場合は基
準側で行なうべきである。そして、非通紙部W2
に対しては送風による冷却を行なうとか、熱媒体
液を用いたローラーにより温度分布の均一化を図
るのがよい。
第3図に示す実施例において、両ロール2,3
を40φ×400mmにし定着ローラー2をシリコンゴ
ムで、加圧ローラー3をテフロン(登録商標)コ
ートしたローラーで構成し、1KWの赤外ランプ
をヒーターとして、加圧ローラー3の表面温度を
80〜100℃に設定し、定着ローラー2の表面温度
を180℃にしたところ、良好な定着作用が得られ
た。
なお、前記実施例においては、加圧ローラー3
の加圧手段として電磁プランジヤー8を用いた
が、これはモーターで駆動されるカムを用いても
よい。
本発明は以上のように、加圧ローラーと定着ロ
ーラーとを接離可能にして、定着動作以外の期間
には両ローラーを離隔させるので、常時両ローラ
ーが転接したままのものに比して、ローラーの寿
命を延伸させることができ、しかも加圧ローラー
の表面温度を検出してそれが設定値以下に低下し
た際には、前記期間中においても両ローラーを転
接させるので、定着ローラーからの加圧ローラー
への熱伝導が、その全周に亘つて均一に行なわれ
る。したがつて、両ローラーの温度変化を抑える
ことができ、定着むらや未定着のコピーの発生を
防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は定着装置の側面図、第2図はその温度
特性を示すグラフである。第3図は本発明の実施
例を示す側面図、第4図は同正面図である。 1……コピー用紙、2……定着ローラー、3…
…加圧ローラー、5……ヒーター、8……電磁プ
ランジヤー、9,10……スイツチ、12……サ
ーミスター、13……温度制御器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 加熱源を備えた定着ローラーと、これに転接
    する加圧ローラーとの間に、コピー用紙を通紙す
    る定着装置において、加圧ローラーと定着ローラ
    ーとを接離可能にして、定着動作以外の期間には
    両ローラーを離隔させると共に、加圧ローラーの
    表面温度を検出して、該温度が設定置以下に低下
    した場合には両ローラーを前記期間中においても
    転接させるようにしたことを特徴とする電子写真
    複写機の定着装置。
JP15058278A 1978-12-07 1978-12-07 Fixing device of electrophotographic copier Granted JPS5577771A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15058278A JPS5577771A (en) 1978-12-07 1978-12-07 Fixing device of electrophotographic copier

Applications Claiming Priority (1)

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JP15058278A JPS5577771A (en) 1978-12-07 1978-12-07 Fixing device of electrophotographic copier

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Publication Number Publication Date
JPS5577771A JPS5577771A (en) 1980-06-11
JPS6120867B2 true JPS6120867B2 (ja) 1986-05-24

Family

ID=15500027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15058278A Granted JPS5577771A (en) 1978-12-07 1978-12-07 Fixing device of electrophotographic copier

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JPS5577771A (en) 1980-06-11

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