JP2511150Y2 - 複写機の照明装置 - Google Patents

複写機の照明装置

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JP2511150Y2
JP2511150Y2 JP1989000317U JP31789U JP2511150Y2 JP 2511150 Y2 JP2511150 Y2 JP 2511150Y2 JP 1989000317 U JP1989000317 U JP 1989000317U JP 31789 U JP31789 U JP 31789U JP 2511150 Y2 JP2511150 Y2 JP 2511150Y2
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行男 野口
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  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はハロゲンランプなどのように発熱性の高い発
光ランプを基板上に装備している複写機の照明装置に関
する。
(従来の技術) 第3図において符号1は原稿台としてのコンタクトガ
ラスを示し、このコンタクトガラス1には複写される原
稿が設置される。コンタクトガラス1上の原稿はハロゲ
ンランプなどによって構成されている照明装置2によっ
て照明される。符号8は冷却ファンを示し、送風によっ
て照明装置2を冷却するようになっている。
照明装置2による照明によって生じた原稿からの反射
光は、反射ミラー3、4、5に反射され、結像レンズ6
を通過し、さらに反射ミラー7に反射され、色分解フィ
ルタ9を通過し、感光体としての感光体ドラム10に結像
光として照射される。
感光体ドラム10の周面に形成されている感光層は、帯
電装置12に帯電されており、前記結像光によって、感光
体ドラム10上には静電潜像が形成される。
この感光体ドラム10上の静電潜像は、ブラック現像装
置13によって現像され、感光体ドラム10上にトナー像が
形成される。
一方、給紙装置15から転写ドラム14に転写紙が供給さ
れ、この転写紙は転写ドラム14上に保持される。そして
転写ドラム14上の転写紙に、感光体ドラム10上のトナー
像が転写される。
そして、トナー像が形成された転写紙は、分離爪17な
どの作用によって転写ドラム14から剥離され、定着装置
19へ搬送されて、転写紙上のトナー像が定着されて、機
外に排出される。
なお、カラー複写を行う場合には、露光、静電潜像の
形成、現像、転写ドラムへの転写が、マゼンタ、シア
ン、イエローの各色毎に行われる。
照明装置2の詳細な構成を第4図、第5図に示す。
同図において、符号25は発光ランプとしてのハロゲン
ランプを示し、第5図に示すように、ハロゲンランプ25
はランプ支持基板としてのエポキシ樹脂製のプリント基
板上に一列に複数装備されている。ハロゲンランプ25の
ランプピン端子25aは、プリント基板30の回路上に接続
固定されている。
ハロゲンランプ25は光揮アルミニウム合金製の反射板
26の開口部26aに挿入されている。この反射板26はねじ4
0によって本体フレーム42に固定されている。ハロゲン
ランプ25から発せられる光は、反射板26によって反射さ
れ、コンタクトガラス1上のスリット状照明部分29の原
稿を照明する。
プリント基板30は、ねじ32によって軟鋼やアルミニウ
ムによって構成されている基板支持体としての支持フレ
ーム33に固定されている。さらにこの支持フレーム33は
支持台39にねじ43によって固定され、この支持台39はね
じ44によって本体フレーム42に固定されている。
(考案が解決しようとする課題) ハロゲンランプは発熱量が多く、特にカラー複写機に
おいては、感光体ドラム10の感度特性、色分解フィルタ
9の分光透過率との関係からハロゲンランプの発光量を
多くしないと、適正な露光を行うことができない。した
がって充分な発光量を得ようとすると、照明装置2はか
なりの高熱を帯びることになる。
前記のようにプリント基板30、反射板26は各々異なる
材料によって構成されており、各々熱膨張率が異なるの
で、各部品間に引張、圧縮力が発生し、機械的強度、剛
性の低いプリント基板30が変形してしまうことになる。
プリント基板30が変形すると、原稿面に対する適切な配
光分布が得られなくなり、感光体ドラム10に対する照度
むらが発生し、複写画像に濃度むら、色むらを生じるこ
とになる。
かかる問題点を解決する手段としては、感光体ドラム
10の周速を低くして、ハロゲンランプ25の発光量を低く
し、発熱を押えることも考えられるが、そのようにする
と、複写速度の低下を招いてしまうことになる。
また、冷却ファン8の風力を上げることも考えられる
が、トナーや塵埃などが浮遊し、これらが感光体ドラム
10、コンタクトガラス1、レンズ系、ミラー系に付着し
て、複写画像に悪影響を及ぼすおそれがある。
さらにプリント基板30の熱膨張による変形に対する自
由度を向上させるため、プリント基板30を支持フレーム
33に固定しているねじの数を減らし、ねじ止めをハロゲ
ンランプ配置箇所付近のみとすることも試みたが、プリ
ント基板30の両端が反ってしまい、原稿面に対する適切
な配光分布を得ることができず、複写画像に濃度むらな
どを生じることになる。またプリント基板30の固定が不
完全になるため、原稿照明の際に、プリント基板30が振
動してしまい、画像ぶれやハロゲンランプ25のフィラメ
ントの断線が発生した。
またプリント基板30、反射板26などの各部品をを取付
けているねじ32、40に段付ねじを用い、このねじの取付
け穴を長穴やばか穴にして、各部品の熱膨張に対応させ
ることも試みたが、段付ねじの段部の公差や、段付ねじ
の締め付けによる各部品の変形によって各部品の取付け
部分への密着性が悪くなり、上記と同様に画像ぶれなど
が発生することなる。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記従来の問題点を解決するためになされ
たものであり、複写されるべき原稿を設置する原稿設置
部と、この原稿を照明するための複数の発光ランプが一
列に配置されているランプ支持基板と、このランプ支持
基板が支持される基板支持体と、原稿からの反射光によ
って露光され静電潜像が形成される感光体とを有してい
る複写機において、前記ランプ支持基板が前記基板支持
体に、前記複数の発光ランプの並び方向と垂直な方向
に、弾性部材を介して、複数のねじで、上記弾性部材に
弾性力を付与して取り付けられていることを特徴とする
複写機の照明装置である。
(作用) 本考案によれば、ランプ支持基板が基板支持体に弾性
部材を介して取付けられているので、発光ランプからの
発熱によって照明装置を構成する各部品間に引張、圧縮
力が発生しても、この力は弾性部材によって吸収され、
各部品の内、機械的強度、剛性の低いランプ基板が変形
することはない。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図、第2図、第3図に示す複写機の照明装置は、
弾性部材を特に具備した点を除き、従来例とその構造を
同様とするので、実施例については弾性部材取付け部分
に関して記載するにととどめ、その他の構成については
従来例と同じ符号を付してその説明は省略する。
プリント基板30を支持フレーム33に固定する段付ねじ
32の頭部32aとプリント基板30との間には弾性部材とし
てのスペーサ50が介在され、ねじ頭部32aによって押圧
固定されている。つまり、複数の発光ランプの並び方向
と垂直な方向にねじ止めされている。このスペーサ50は
四フッ化エチレン樹脂やシリコンなどによって製作され
ている。
支持フレーム33を支持台39に固定しているねじ43の頭
部43aと支持フレーム33との間にもスペーサ50と同様な
材質によって構成されているスペーサ51が介在させられ
ている。さらに支持台39を本体フレーム42に固定してい
るねじ44の頭部44aと支持台39との間には上記と同様の
材質によって構成されているスペーサ53が介在させられ
ている。
実施例の照明装置では、ハロゲンランプ25の発熱によ
って、照明装置が高熱を帯び、照明装置を構成している
プリント基板30などに引張、圧縮力が発生しても、これ
らの力はスペーサ50、51、53によって吸収される。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、ランプ支持基板を基板
支持体に弾性部材を介して取付けるようにしたので、照
明装置を構成する各部品の熱膨張率の違いよって発生す
る引張、圧縮力が弾性部材に吸収されるようになる。し
たがって、機械的強度、剛性の低いランプ支持基板が変
形してしまうことを防止することができるようになる。
よって原稿面に対する配光分布が不適切となったり、感
光体に対する照度むらの発生を防止でき、複写画像の濃
度むら、色むらの発生を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の複写機の照明装置の断面図、第2図は
一部を破断して示す照明装置の平面図、第3図は複写機
の概略を示す図、第4図は従来の複写機の照明装置、第
5図は一部を破断して示す従来の照明装置の平面図であ
る。 1……コンタクトガラス、2……照明装置、10……感光
体ドラム、25……ハロゲンランプ、30……プリント基
板、32……ねじ、33……支持フレーム、50……スペーサ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複写されるべき原稿を設置する原稿設置部
    と、この原稿を照明するための複数の発光ランプが一列
    に配置されているランプ支持基板と、このランプ支持基
    板が支持される基板支持体と、原稿からの反射光によっ
    て露光され静電潜像が形成される感光体とを有している
    複写機において、 前記ランプ支持基板が前記基板支持体に、前記複数の発
    光ランプの並び方向と垂直な方向に、弾性部材を介し
    て、複数のねじで、上記弾性部材に弾性力を付与して取
    り付けられていることを特徴とする複写機の照明装置。
JP1989000317U 1989-01-06 1989-01-06 複写機の照明装置 Expired - Lifetime JP2511150Y2 (ja)

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JP1989000317U JP2511150Y2 (ja) 1989-01-06 1989-01-06 複写機の照明装置

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JPH0295042U JPH0295042U (ja) 1990-07-27
JP2511150Y2 true JP2511150Y2 (ja) 1996-09-18

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ID=31199235

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63137342U (ja) * 1987-02-28 1988-09-09
JPS63150949U (ja) * 1987-03-25 1988-10-04

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JPH0295042U (ja) 1990-07-27

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