JPS6230238A

JPS6230238A - 複写機の露光方法

Info

Publication number: JPS6230238A
Application number: JP17026485A
Authority: JP
Inventors: Tatsuo Maeda; 達夫前田; Eiji Nimura; 栄司丹村
Original assignee: Mita Industrial Co Ltd
Current assignee: Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Priority date: 1985-07-31
Filing date: 1985-07-31
Publication date: 1987-02-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】３、０のｉ　なｉ゛（産業上の利用分野）本発明は、電子写真式、ジアゾ式等の複写機の露光方法
に関する。

（従来の技術）電子写真式複写機は、帯電工程により一様に帯電された
感光体ドラム表面に原稿画像を露光して。

該表面に原稿画像に対応した静電潜像を形成し。

該静電潜像をトナーにより現像して転写紙に転写する。

このような電子写真式複写機における原稿画像の露光は
、ｉ３明な原稿裁置台上に原稿紙を載せ、ハロゲンラン
プにより原稿紙を露光し、原稿紙にて乱反射された拡散
光を１選択的に感光体ドラムに投射して、感光体ドラム
表面に原稿画像に対応した静電潜像を形成することによ
り行われる。

このような露光方法では、原稿紙にて反射される光によ
り原稿画像を感光体に露光するので、原稿を高強度の光
にて露光しなければ、感光体表面に原稿画像の静電潜像
を形成することができない。

従って１発光強度の大きいハロゲンランプ等を使用しな
ければならない。しかし、ハロゲンランプ等の２発光強
度の大きなランプは数百ワットの電力を消費する。さら
に、ランプ自体はもとより周囲を著しく加熱するため、
複写機内の温度を下げるための冷却装置が必要となる。

（発明が解決しようとする問題点）本発明は、上記従来の技術の問題点を解決するものであ
り、その目的は、ハロゲンランプのような消費電力が大
きく１周囲を過度に加熱させるような露光手段を用いる
必要がなく、従って複写機内の昇温を防止し得て冷却フ
ァン等の冷却装置を要しない複写機の露光方法を提供す
ることにある。

本発明の他の目的は、トレーシングペーパー等の透光性
の用紙に書かれた図面等の複写に好適な複写機の露光方
法を提供することにある。本発明のさらに他の目的は、
ジアゾ式複写機に適用し得て。

該ジアゾ式複写機において拡大・縮小された複写画像が
容易に得られる複写機の露光方法を提供することにある
。

（問題点を解決するための手段）本発明は複写すべき原稿を載置する透光性の原稿台と反
射鏡の反射面との間に透光性の原稿紙を配置し、露光手
段からの光が前記透光性原稿台および前記透光性原稿紙
を透過し１次いで前記反射鏡の反射面にて反射されて感
光体表面に原稿像を露光してなり、そのことにより上記
目的が達成される。

（実施例）以下９本発明の露光方法の一実施例を、その実施に使用
される装置に基づいて説明する。

本発明の露光方法の実施に使用される電子写真式の複写
機は１図に示すように、複写機本体１０の略中央に感光
体ドラム１を有する。該感光体ドラム１は基体ドラム１
１の表面に感光層１２を形成したものである。複写機本
体１０の複写機上面には、透光性のガラスでなる原稿台
２　（コンタクトガラス）が複写機本体１０の上面に対
し摺動可能に配されている。感光体ドラム１と原稿台２
との間に原稿像の露光手段としての蛍光灯３が配設され
ている。

原稿台２の上面には、トレーシングペーパーのような、
透明あるいは半透明の、いわゆる透光性を有する原稿紙
５が載置される。

原稿台２上に１１２ｉされたこの原稿紙５は、原稿押え
６により押さえられる。該原稿押え６の原稿紙５側の面
には反射鏡７が取付けられている。該反射鏡７の反射面
は、原稿紙５に密着し得る。

蛍光灯３と感光体ドラム１との間には、適当な光学系４
が介装されており、蛍光灯３により露光された原稿画像
は、該光学系４により感光体ドラム１の感光層１２表面
に結像され、該表面に原稿画像に対応した静電潜像が形
成される。

感光体ドラム１の周囲には、従来の電子写真式複写機と
同様に、感光体ドラム１表面に形成された静電潜像にト
ナーを付着して現像する現像装置。

現像されたトナー像を転写紙に静電的に転写する転写装
置、転写紙を感光体ドラム１から分離させる分離装置、
感光体ドラム１表面の残留トナーを除去するクリーニン
グ装置、感光体ドラム１表面の残余の電荷を消去する除
電装置等が配設されている。

（作用）斯かる構成の複写機の作用は次のとおりである。

トレーシングペーパー等の透光性の原稿紙５は。

透光性の原稿台２上に載置される。そして、原稿紙５に
原稿押え６を当接させる。これにより原稿押え６に取付
けられた反射鏡７は原稿紙５に密着する。このような状
態で蛍光灯３を点灯し、原稿台２を複写機本体１０上面
に沿って摺動させると蛍光灯３からの光は、透光性の原
稿台２および透光性の原稿紙５を透過し２反射鏡７の反
射面にて反射される。そして、この反射光により、原稿
紙５上の原稿画像が露光される。露光された原稿画像は
、光学系４を介して感光体ドラム１における感光１？Ｊ
１２の表面に露光され２感光層１２の表面には。

原稿画像に対応した静電潜像が形成される。以下。

静電潜像がトナーにより現像され、そのトナー像が転写
紙に静電的に転写されるのは、従来の電子写真式の複写
機と同様である。

上述の実施例において、露光手段としての蛍光灯３は、
原稿紙５上における照度が約７０００　Ｌｕｘであるの
に対し１反射鏡７にて反射された後の感光体ドラム１に
おける感光層１２の表面における照度は約５０００　Ｌ
ｕｘであった。露光手段としてハロゲンランプを使用し
た従来の複写機の場合には、原稿紙による拡散光にて感
光体を露光するので、感光体ドラムの感光層表面におい
て５６００　Ｌｕｘ程度の照度を得るには、原稿紙上に
おいて致方〜数十万Ｌｕｘの照度が必要であった。

なお３本発明においては２反射鏡にて反射される光によ
り原稿画像を露光しており、従来のように原稿紙にて乱
反射された光を選択的に用いて露光するものとは異なる
。従って、露光手段としては、蛍光灯に限らず、原稿紙
を均一な光強度にて露光でき、原稿紙上において数千〜
致方Ｌｕｘの照度が得られるものが使用し得る。また１
反射鏡の反射面が原稿に密着するように設けておくこと
が。

像の二重写しを防止するために必要である。

また、上述の実施例では、電子写真式の複写機について
説明したが１本発明に係る露光方法は。

ジアゾ式の複写機にも適用し得る。この場合、透光性の
原稿紙と、複写画像が形成される感光紙とを分離して配
設し、蛍光灯等の露光手段から投射されて反射鏡にて反
射された光により原稿紙を露光し、その光により感光紙
を直接露光して原稿画像を感光紙上に形成する構成とす
ればよい。

（効果）本発明によれば、このように、消費電力が大きく１発光
強度が大きいハロゲンランプを露光手段として使用する
必要がなく、従って消費電力を小さくし得、また高温に
ならないために冷却のための特別の装置を必要としない
。また、原稿台上の原稿紙は、透光性であるため、原稿
面と原稿台とを接触させる必要がない。従って、原稿面
を上方に向けての複写が可能となり、原稿台上の原稿紙
の位置合せが容易にできる。

さらに１本発明をジアゾ弐複写機に適用した場合には、
原稿紙と複写画像が形成される感光紙とを分離させた状
態での複写が可能となり３反射鏡にて反射され、原稿紙
を露光した光が、感光紙に達するまでの経路内に、適当
な光学系を介装させることにより、拡大・縮小された複
写画像が得られる。

４、図　の九パな云゛Ｈ図面は本発明の実施に使用される装置の一例であり、電
子写真式複写機の要部模式図である。

１・・・感光体ドラム、２・・・原稿台、３・・・蛍光
灯。

４・・・光学系、５・・・原稿紙、６・・・原稿押え、
７・・・反射鏡、　１０・・・複写機本体、１１・・・
基体ドラム、１２・・・感光層。

以上

Claims

【特許請求の範囲】１、複写すべき原稿を載置する透光性の原稿台と反射鏡
の反射面との間に透光性の原稿紙を配置し、露光手段か
らの光が前記透光性原稿台および前記透光性原稿紙を透
過し、次いで前記反射鏡の反射面にて反射されて感光体
表面に原稿画像を露光する複写機の露光方法。２、前記感光体は電子写真式複写機における感光体ドラ
ムである特許請求の範囲第１項に記載の複写機の露光方
法。３、前記感光体はジアゾ式複写機における感光紙である
特許請求の範囲第１項に記載の複写機の露光方法。４、前記露光手段は、均一な光強度分布を有し、感光体
表面における照度が数千Ｌｕｘ程度である特許請求の範
囲第２項に記載の複写機の露光方法。５、前記露光手段は蛍光灯である特許請求の範囲第４項
に記載の複写機の露光方法。