JPH05289196A - 画像形成装置の照明装置 - Google Patents
画像形成装置の照明装置Info
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- JPH05289196A JPH05289196A JP4118239A JP11823992A JPH05289196A JP H05289196 A JPH05289196 A JP H05289196A JP 4118239 A JP4118239 A JP 4118239A JP 11823992 A JP11823992 A JP 11823992A JP H05289196 A JPH05289196 A JP H05289196A
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- Japan
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- light emitting
- printed circuit
- circuit board
- image forming
- lamp
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- Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 照明装置を構成する部品点数をできるだけ低
減したり、熱から受ける影響を少なくすることにより、
濃度ムラ、色ムラ等の発生を防ぎ、配光分布を向上し、
更に生産性の向上とコストダウン、サービスメンテナン
ス性の向上、装置の高寿命化を図った画像形成装置の照
明装置の提供。 【構成】 コンタクトガラス5上の原稿を照射するため
に副走査方向に配列した複数の発光ランプ1と、複数の
発光ランプを支持して各発光ランプに給電する一枚の長
尺なプリント基板9と、発光ランプからの発光光をコン
タクトガラス上の原稿に導く反射板2、3、4とを備え
た照明装置を有した画像形成装置において、反射板はプ
リント基板上から突出した該発光ランプを挿入せしめて
該反射板の反射面上に突出させる開口2aを有し、反射
板及びプリント基板は共に照明装置支持部13aに固定
されて一体的に走査方向に移動可能である。
減したり、熱から受ける影響を少なくすることにより、
濃度ムラ、色ムラ等の発生を防ぎ、配光分布を向上し、
更に生産性の向上とコストダウン、サービスメンテナン
ス性の向上、装置の高寿命化を図った画像形成装置の照
明装置の提供。 【構成】 コンタクトガラス5上の原稿を照射するため
に副走査方向に配列した複数の発光ランプ1と、複数の
発光ランプを支持して各発光ランプに給電する一枚の長
尺なプリント基板9と、発光ランプからの発光光をコン
タクトガラス上の原稿に導く反射板2、3、4とを備え
た照明装置を有した画像形成装置において、反射板はプ
リント基板上から突出した該発光ランプを挿入せしめて
該反射板の反射面上に突出させる開口2aを有し、反射
板及びプリント基板は共に照明装置支持部13aに固定
されて一体的に走査方向に移動可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真方式の画像形成
装置の照明装置の改良に関し、特に照明装置の部品点数
を低減して発光ランプの発熱から受ける影響を少なくす
る等、種々の利点を備えた画像形成装置の照明装置に関
する。
装置の照明装置の改良に関し、特に照明装置の部品点数
を低減して発光ランプの発熱から受ける影響を少なくす
る等、種々の利点を備えた画像形成装置の照明装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスを利用した複写機(ア
ナログ、デジタル、カラー)、ファクシミリ装置、プリ
ンタ等の画像形成装置の作像部は、ハロゲンランプ等か
ら成る光源等を備えた照明装置(スキャナ)からの発光
光をコンタクトガラス上の原稿面に照射することによっ
て得た原稿反射光を、予め一様に帯電した感光体上に照
射することにより静電潜像を形成し、この静電潜像上に
トナーを塗布することによって得た顕像を記録紙上に転
写、定着することにより画像形成を行っている。
ナログ、デジタル、カラー)、ファクシミリ装置、プリ
ンタ等の画像形成装置の作像部は、ハロゲンランプ等か
ら成る光源等を備えた照明装置(スキャナ)からの発光
光をコンタクトガラス上の原稿面に照射することによっ
て得た原稿反射光を、予め一様に帯電した感光体上に照
射することにより静電潜像を形成し、この静電潜像上に
トナーを塗布することによって得た顕像を記録紙上に転
写、定着することにより画像形成を行っている。
【0003】照明装置は一般に画像形成装置本体により
副走査方向に移動可能に支持された支持体(スキャナ本
体)と、該支持体に取り付けられる給電用プリント基板
と、該プリント基板に対して電気的機械的に接続された
発光ランプと、発光ランプからの光をコンタクトガラス
上の原稿に導く反射板等を有し、発光ランプはそのフィ
ラメントの中心部を反射板に対して適正な位置に設定す
ることが、照明効率を高め、照度ムラを低減する上で有
効である。
副走査方向に移動可能に支持された支持体(スキャナ本
体)と、該支持体に取り付けられる給電用プリント基板
と、該プリント基板に対して電気的機械的に接続された
発光ランプと、発光ランプからの光をコンタクトガラス
上の原稿に導く反射板等を有し、発光ランプはそのフィ
ラメントの中心部を反射板に対して適正な位置に設定す
ることが、照明効率を高め、照度ムラを低減する上で有
効である。
【0004】ところで、上記照明装置を構成する発光ラ
ンプの発熱エネルギーは大きく設定されており、とりわ
け大きな光量を必要とするカラー複写機においてはハロ
ゲンランプを用いてより大きな光量を確保するよう配慮
されている。特に青色を露光する際には発光ランプの発
熱エネルギーを一層大きくしない限り、感光体の感度特
性、色分解フィルタの分光透過率を高めるのに十分な露
光量を得ることができない。ところが、発光ランプの発
熱エネルギーが増大すると機内の温度が高まり以下に述
べるような種々の悪影響をもたらす。
ンプの発熱エネルギーは大きく設定されており、とりわ
け大きな光量を必要とするカラー複写機においてはハロ
ゲンランプを用いてより大きな光量を確保するよう配慮
されている。特に青色を露光する際には発光ランプの発
熱エネルギーを一層大きくしない限り、感光体の感度特
性、色分解フィルタの分光透過率を高めるのに十分な露
光量を得ることができない。ところが、発光ランプの発
熱エネルギーが増大すると機内の温度が高まり以下に述
べるような種々の悪影響をもたらす。
【0005】即ち、従来の照明装置(スキャナ)とし
て、主走査方向に沿って複数の発光ランプを配設すると
ともに各発光ランプ、反射板を夫々異なったプリント基
板上に固定し、該各プリント基板を照明装置支持体(ス
キャナ本体)に直接ネジ止め固定したものがある。しか
し、このように構成材料の異なる部品を細分化して組み
付けた構造であると、部品夫々の熱膨張率が異なるた
め、プリント基板のように機械的強度、剛性に優れてい
ない材料から成る部品は容易に変形し、発光ランプの支
持は主として機械的強度、剛性の強い材料から成る部品
に依存されることとなる。このため、発光ランプの照射
方向にもブレが発生する。また、反射板の変形によって
も反射光の照射方向にブレが生じる。このような事態が
発生すると、原稿面に対する配光分布及び感光体ドラム
面上における照度が不適正な状態となって濃度ムラ、色
ムラ等を招来し、画質の低下を著しいものとする。
て、主走査方向に沿って複数の発光ランプを配設すると
ともに各発光ランプ、反射板を夫々異なったプリント基
板上に固定し、該各プリント基板を照明装置支持体(ス
キャナ本体)に直接ネジ止め固定したものがある。しか
し、このように構成材料の異なる部品を細分化して組み
付けた構造であると、部品夫々の熱膨張率が異なるた
め、プリント基板のように機械的強度、剛性に優れてい
ない材料から成る部品は容易に変形し、発光ランプの支
持は主として機械的強度、剛性の強い材料から成る部品
に依存されることとなる。このため、発光ランプの照射
方向にもブレが発生する。また、反射板の変形によって
も反射光の照射方向にブレが生じる。このような事態が
発生すると、原稿面に対する配光分布及び感光体ドラム
面上における照度が不適正な状態となって濃度ムラ、色
ムラ等を招来し、画質の低下を著しいものとする。
【0006】また、一枚のプリント基板上に複数の発光
ランプを搭載して、このプリント基板を照明装置支持体
に直接ネジ止め固定する場合にも同様の問題が生じるた
め、ネジ止め箇所をランプからの照射光の光軸の中心付
近のみに限定して止めネジ個数を減少させる方法もある
が、熱膨張によりよりプリント基板の両端部が反りを起
こすため、原稿面の配光分布の不適正化、感光体ドラム
面上における照度ムラの発生が著しいものとなった。な
お、熱による変形に起因した不具合については、詳細な
説明中において図15、図16(a) (b) を参照しながら
詳細に説明する。
ランプを搭載して、このプリント基板を照明装置支持体
に直接ネジ止め固定する場合にも同様の問題が生じるた
め、ネジ止め箇所をランプからの照射光の光軸の中心付
近のみに限定して止めネジ個数を減少させる方法もある
が、熱膨張によりよりプリント基板の両端部が反りを起
こすため、原稿面の配光分布の不適正化、感光体ドラム
面上における照度ムラの発生が著しいものとなった。な
お、熱による変形に起因した不具合については、詳細な
説明中において図15、図16(a) (b) を参照しながら
詳細に説明する。
【0007】このようなところから、従来から感光体ド
ラムの線速を遅く設定すると共に発光ランプの発熱エネ
ルギー(供給電力)を小さくして機内温度の過昇を防止
することが行われているが、この制御方法は記録紙一枚
当たりの複写速度が遅くなって単位時間当たりの複写枚
数の少なくなり、結果として複写効率の低下をもたらす
という欠点を有している。
ラムの線速を遅く設定すると共に発光ランプの発熱エネ
ルギー(供給電力)を小さくして機内温度の過昇を防止
することが行われているが、この制御方法は記録紙一枚
当たりの複写速度が遅くなって単位時間当たりの複写枚
数の少なくなり、結果として複写効率の低下をもたらす
という欠点を有している。
【0008】また、照明装置の発光ランプとして例えば
ハロゲンランプを使用した場合には、機内の温度の上昇
に起因した種々の不具合の他にも、ランプ自体のバルブ
の管壁温度の上昇によって適正なハロゲンサイクルが得
られなくなり、黒化や、フィラメントの溶断が起こり易
くなって、ランプ寿命を縮める結果をもたらす。このた
め、適正なハロゲンサイクルを保つために、ランプに対
する適度な冷却が必要となる。ハロゲンランプのハロゲ
ンサイクルを一定に保つためには、管壁温度を250〜
550℃になるようにすればよいとされている。
ハロゲンランプを使用した場合には、機内の温度の上昇
に起因した種々の不具合の他にも、ランプ自体のバルブ
の管壁温度の上昇によって適正なハロゲンサイクルが得
られなくなり、黒化や、フィラメントの溶断が起こり易
くなって、ランプ寿命を縮める結果をもたらす。このた
め、適正なハロゲンサイクルを保つために、ランプに対
する適度な冷却が必要となる。ハロゲンランプのハロゲ
ンサイクルを一定に保つためには、管壁温度を250〜
550℃になるようにすればよいとされている。
【0009】このため、冷却ファンによる冷却力を増強
する方法も提案実施されているが、送風量の増大はトナ
ーや塵埃を浮遊させ易くし、これらが感光体、コンタク
トガラス、レンズ系、ミラー系に付着すると画像形成上
種々の悪影響をもたらすため、問題である。
する方法も提案実施されているが、送風量の増大はトナ
ーや塵埃を浮遊させ易くし、これらが感光体、コンタク
トガラス、レンズ系、ミラー系に付着すると画像形成上
種々の悪影響をもたらすため、問題である。
【0010】このような事情から発熱ランプの発熱エネ
ルギー(電力)を低く設定することが許されない反面、
機内の昇温により発生する種々の不具合を解消する手段
として十分なものはなく、これらの点の改善が望まれて
いた。
ルギー(電力)を低く設定することが許されない反面、
機内の昇温により発生する種々の不具合を解消する手段
として十分なものはなく、これらの点の改善が望まれて
いた。
【0011】また、従来の照明装置においては、発光ラ
ンプや反射板やプリント基板が照明装置支持体(スキャ
ナー本体)に対して多くの部品を介して組み付けられて
いるため、各部品の寸法精度のバラツキに起因して発光
ランプ、反射板の適正位置がずれを起こして照明効率の
低下をもたらす。このため、発光ランプ電力を不必要に
増大しない限り必要光量が得られないという事態が発生
し、画像形成装置全体の消費電力の増大、照度ムラによ
る画像濃度ムラや色ムラを起こすという問題があった。
ンプや反射板やプリント基板が照明装置支持体(スキャ
ナー本体)に対して多くの部品を介して組み付けられて
いるため、各部品の寸法精度のバラツキに起因して発光
ランプ、反射板の適正位置がずれを起こして照明効率の
低下をもたらす。このため、発光ランプ電力を不必要に
増大しない限り必要光量が得られないという事態が発生
し、画像形成装置全体の消費電力の増大、照度ムラによ
る画像濃度ムラや色ムラを起こすという問題があった。
【0012】
【発明の目的】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、照明装置を構成する部品点数をできるだけ低減した
り、熱から受ける影響を少なくすることにより、濃度ム
ラ、色ムラ等の発生を防ぎ、配光分布を向上し、更に生
産性の向上とコストダウン、サービスメンテナンス性の
向上、装置の高寿命化を図った画像形成装置の照明装置
を提供することを目的としている。
り、照明装置を構成する部品点数をできるだけ低減した
り、熱から受ける影響を少なくすることにより、濃度ム
ラ、色ムラ等の発生を防ぎ、配光分布を向上し、更に生
産性の向上とコストダウン、サービスメンテナンス性の
向上、装置の高寿命化を図った画像形成装置の照明装置
を提供することを目的としている。
【0013】
【発明の構成】上記目的を達成するため本願第1の発明
は、コンタクトガラス上の原稿を照射するために主走査
方向に一列に配列した複数の発光ランプと、該複数の発
光ランプを支持して各発光ランプに給電する一枚の長尺
なプリント基板と、発光ランプからの発光光をコンタク
トガラス上の原稿に導く一枚の長尺な反射板とを備えた
照明装置を有した画像形成装置であって、前記反射板は
前記プリント基板上から突出した該発光ランプを挿入せ
しめて該反射板の主反射面上に突出させる開口を有し、
反射板及びプリント基板は共に照明装置支持体に固定さ
れて一体的に副走査方向に移動可能であることを特徴と
する。
は、コンタクトガラス上の原稿を照射するために主走査
方向に一列に配列した複数の発光ランプと、該複数の発
光ランプを支持して各発光ランプに給電する一枚の長尺
なプリント基板と、発光ランプからの発光光をコンタク
トガラス上の原稿に導く一枚の長尺な反射板とを備えた
照明装置を有した画像形成装置であって、前記反射板は
前記プリント基板上から突出した該発光ランプを挿入せ
しめて該反射板の主反射面上に突出させる開口を有し、
反射板及びプリント基板は共に照明装置支持体に固定さ
れて一体的に副走査方向に移動可能であることを特徴と
する。
【0014】本願第2の発明では、前記プリント基板が
基材としてアルミニウム板或は鋼板を用い、該基材上に
絶縁層を介して前記給電用の導体パターンを形成した構
成であることを特徴とする。
基材としてアルミニウム板或は鋼板を用い、該基材上に
絶縁層を介して前記給電用の導体パターンを形成した構
成であることを特徴とする。
【0015】本願第3の発明では、前記絶縁層が紙フェ
ノール、紙エポキシ、ガラスエポキシ、ポリイミド、ポ
リアミドイミド等の樹脂材料から成ることを特徴とす
る。
ノール、紙エポキシ、ガラスエポキシ、ポリイミド、ポ
リアミドイミド等の樹脂材料から成ることを特徴とす
る。
【0016】本願第4の発明は、前記プリント基板面の
うち前記発光ランプを支持した面に露出した基材が、前
記反射板に設けた前記開口からの光を反射して照明光と
することを特徴とする。
うち前記発光ランプを支持した面に露出した基材が、前
記反射板に設けた前記開口からの光を反射して照明光と
することを特徴とする。
【0017】本願第5の発明では、前記画像形成装置
は、前記発光ランプ、プリント基板及び反射板へ冷却風
を吹き付ける冷却ファンを備えていることを特徴とす
る。
は、前記発光ランプ、プリント基板及び反射板へ冷却風
を吹き付ける冷却ファンを備えていることを特徴とす
る。
【0018】本願第6の発明では、前記冷却ファンから
の送風量を前記発光ランプの駆動状況に応じて変化させ
る制御手段を備えたことを特徴とする。
の送風量を前記発光ランプの駆動状況に応じて変化させ
る制御手段を備えたことを特徴とする。
【0019】以下、添付図面により本発明を詳細に説明
する。図1は本発明の照明装置を適用した画像形成装置
としてのカラー複写機の全体的な概略構成説明図であ
る。この複写機は、図面左右方向(副走査方向)に沿っ
て移動可能に支持された照明装置101と、照明装置1
01からの光を所定の経路を経て感光体上に導くミラー
系102と、投影レンズを保持したレンズキャリッジ1
03と、色分解手段としての色分解フィルタ104と、
感光体ドラム105と、黒トナーを感光体上に塗布する
黒現像器106と、カラートナーを塗布するカラー現像
器107と、感光体上の電荷を除去したり帯電する除帯
電器108と、感光体上の残留トナー等を除去するクリ
ーニング装置109と、記録紙上に感光体上の現像像を
転写する際に記録紙を保持する転写ドラム110と、記
録紙上のトナー像を定着させる定着装置111と、記録
紙を転写位置まで給紙する給紙装置112と、上記各制
御対象の動作を制御する制御装置113と、電源部11
4と、照明装置に冷却風を送風する冷却ファン115等
を有する。
する。図1は本発明の照明装置を適用した画像形成装置
としてのカラー複写機の全体的な概略構成説明図であ
る。この複写機は、図面左右方向(副走査方向)に沿っ
て移動可能に支持された照明装置101と、照明装置1
01からの光を所定の経路を経て感光体上に導くミラー
系102と、投影レンズを保持したレンズキャリッジ1
03と、色分解手段としての色分解フィルタ104と、
感光体ドラム105と、黒トナーを感光体上に塗布する
黒現像器106と、カラートナーを塗布するカラー現像
器107と、感光体上の電荷を除去したり帯電する除帯
電器108と、感光体上の残留トナー等を除去するクリ
ーニング装置109と、記録紙上に感光体上の現像像を
転写する際に記録紙を保持する転写ドラム110と、記
録紙上のトナー像を定着させる定着装置111と、記録
紙を転写位置まで給紙する給紙装置112と、上記各制
御対象の動作を制御する制御装置113と、電源部11
4と、照明装置に冷却風を送風する冷却ファン115等
を有する。
【0020】図2は照明装置の一部破断平面図であり、
図3は照明装置の正面断面図である。この照明装置10
1は、発光ランプ(ハロゲンランプ)1と、発光ランプ
の先端発光部の下方に位置する主反射板(主反射面)2
と、主反射板2の前方(図面左方)に連設され所定の傾
斜を有した対向反射板3と、主反射板2の後方に連接さ
れて上方へ湾曲した上側反射板4と、主反射板2と対向
反射板3との間に位置する開口であるスリット6と、コ
ンタクトガラス5に対向配置され板バネ7aにより支持
された第1ミラー7と、発光ランプ1を支持する給電用
の一枚のプリント基板9と、一体構造の一枚の反射板
2、3、4とプリント基板9とを保持する照明装置支持
体13(スキャナ本体)等を有する。
図3は照明装置の正面断面図である。この照明装置10
1は、発光ランプ(ハロゲンランプ)1と、発光ランプ
の先端発光部の下方に位置する主反射板(主反射面)2
と、主反射板2の前方(図面左方)に連設され所定の傾
斜を有した対向反射板3と、主反射板2の後方に連接さ
れて上方へ湾曲した上側反射板4と、主反射板2と対向
反射板3との間に位置する開口であるスリット6と、コ
ンタクトガラス5に対向配置され板バネ7aにより支持
された第1ミラー7と、発光ランプ1を支持する給電用
の一枚のプリント基板9と、一体構造の一枚の反射板
2、3、4とプリント基板9とを保持する照明装置支持
体13(スキャナ本体)等を有する。
【0021】図2に示すように発光ランプ1は主走査方
向に沿って所定の間隔で一列に配置されており、各発光
ランプ1は楕円曲線形状の主反射板2と上側反射板4と
の間に形成した開口部2aから、夫々主反射板(主反射
面)2の上方に突出するとともに、各ランプの軸線が光
学スキャン方向(副走査方向)と平行になり、且つ上下
反射板2、4の反射面の焦点面に先端の発光部が位置す
るように位置決め固定される。
向に沿って所定の間隔で一列に配置されており、各発光
ランプ1は楕円曲線形状の主反射板2と上側反射板4と
の間に形成した開口部2aから、夫々主反射板(主反射
面)2の上方に突出するとともに、各ランプの軸線が光
学スキャン方向(副走査方向)と平行になり、且つ上下
反射板2、4の反射面の焦点面に先端の発光部が位置す
るように位置決め固定される。
【0022】発光ランプ1からの照射光のうち、主反射
板2からの反射光は直接コンタクトガラス5上のスリッ
ト状照射部5aに到達するよう主反射板2の形状を設定
する一方、上側反射板4からの反射光は主反射板2の先
端に形成された対向反射板3により反射されて同様にス
リット状照射部5aに到達するよう上側反射板4の形状
を設定する。なお、コンタクトガラス5上の原稿面から
の反射光は、主反射板2と対向反射板3との間のスリッ
ト6を通って第1ミラー7にて反射してレンズ系に導か
れ、色分解フィルタ等を介して感光体105上に照射さ
れる。
板2からの反射光は直接コンタクトガラス5上のスリッ
ト状照射部5aに到達するよう主反射板2の形状を設定
する一方、上側反射板4からの反射光は主反射板2の先
端に形成された対向反射板3により反射されて同様にス
リット状照射部5aに到達するよう上側反射板4の形状
を設定する。なお、コンタクトガラス5上の原稿面から
の反射光は、主反射板2と対向反射板3との間のスリッ
ト6を通って第1ミラー7にて反射してレンズ系に導か
れ、色分解フィルタ等を介して感光体105上に照射さ
れる。
【0023】図4(a) (b) 及び(c) は照明装置101の
正面図、発光ランプの取り付け構造を示す断面図及びプ
リント基板の断面図であり、図5(a) 及び(b) はプリン
ト基板の構成を示す平面図及び左側面図である。これら
の図に示すようにプリント基板9上の給電用プリントパ
ターン9aに貫通形成したピン接続穴9bにランプピン
端子1aを挿着してハンダHにより固定することによ
り、発光ランプ1はプリント基板上に電気的、機械的に
固定される。また、プリント基板上の各発光ランプ1を
主反射板の開口2aから挿入して主反射板2上に突出さ
せた状態で一体構造の反射板2、3、4の先端部を照明
装置支持体13にネジ15により固定する。この際発光
ランプ1の軸線は光学スキャン方向と平行になるように
固定される。なお、反射板2、3、4と同時に上遮光板
11、照度補正板12も同時にネジ15により照明装置
支持体13に固定する。
正面図、発光ランプの取り付け構造を示す断面図及びプ
リント基板の断面図であり、図5(a) 及び(b) はプリン
ト基板の構成を示す平面図及び左側面図である。これら
の図に示すようにプリント基板9上の給電用プリントパ
ターン9aに貫通形成したピン接続穴9bにランプピン
端子1aを挿着してハンダHにより固定することによ
り、発光ランプ1はプリント基板上に電気的、機械的に
固定される。また、プリント基板上の各発光ランプ1を
主反射板の開口2aから挿入して主反射板2上に突出さ
せた状態で一体構造の反射板2、3、4の先端部を照明
装置支持体13にネジ15により固定する。この際発光
ランプ1の軸線は光学スキャン方向と平行になるように
固定される。なお、反射板2、3、4と同時に上遮光板
11、照度補正板12も同時にネジ15により照明装置
支持体13に固定する。
【0024】上記ハンダHが通常のハンダであると、ラ
ンプの温度上昇により溶融してしまうので、高温の条件
下でも溶融しない高温ハンダを用いる。高温ハンダとし
ては、1.錫と鉛系のハンダ(固相線240℃、液相線
270℃)、2.カドミウムと亜鉛系のハンダ(固相線
260℃、液相線280℃)、3.カドミウムと銀系の
ハンダ(固相線340℃、液相線375℃)、4.錫と
銀系のハンダ(固相線221℃、液相線255℃)等を
挙げることができる。プリント基板9は図4(b) (c) に
示すようにアルミ、鋼材等から成る基材9Aの表面に絶
縁層9Bを介して導電パターン9aや部品を形成、搭載
するようにしている。絶縁層の材料としては、紙フェノ
ール、紙エポキシ、ガラスエポキシ、ポリイミド、ポリ
アミドイミド等の耐熱性の樹脂材料等が好ましい。な
お、図2中符号14は照明装置支持体13を副走査方向
に移動させる際のガイドとなるスキャナーガイドロッ
ド、16は照明装置支持体13の他端をガイドするガイ
ドレール、17は側反射板、18はランプ給電ケーブル
である。
ンプの温度上昇により溶融してしまうので、高温の条件
下でも溶融しない高温ハンダを用いる。高温ハンダとし
ては、1.錫と鉛系のハンダ(固相線240℃、液相線
270℃)、2.カドミウムと亜鉛系のハンダ(固相線
260℃、液相線280℃)、3.カドミウムと銀系の
ハンダ(固相線340℃、液相線375℃)、4.錫と
銀系のハンダ(固相線221℃、液相線255℃)等を
挙げることができる。プリント基板9は図4(b) (c) に
示すようにアルミ、鋼材等から成る基材9Aの表面に絶
縁層9Bを介して導電パターン9aや部品を形成、搭載
するようにしている。絶縁層の材料としては、紙フェノ
ール、紙エポキシ、ガラスエポキシ、ポリイミド、ポリ
アミドイミド等の耐熱性の樹脂材料等が好ましい。な
お、図2中符号14は照明装置支持体13を副走査方向
に移動させる際のガイドとなるスキャナーガイドロッ
ド、16は照明装置支持体13の他端をガイドするガイ
ドレール、17は側反射板、18はランプ給電ケーブル
である。
【0025】ところで、各発光ランプ1、1、・・・・
は、図2に示すように光軸X−X位置に固定した発光ラ
ンプL104を中心とした対称位置に夫々該光軸から間
隔A、B、Cをおいて固定されたL101、L102、
L103、L105、L106、L107から成る第1
の発光ランプ群と、該光軸から間隔a、b、cをおいて
固定されたL201、L202、L203、L204、
L205、L206から成る第2の発光ランプ群の、2
つのランプ群から成り、図12に示した如き制御装置に
より給電制御される。この配置位置はあらゆる条件下で
必要とする照明分布が得られるように配慮されている。
なお、図12の制御装置(CPU)は特開昭62−20
0370号公報にも開示されているように、各ランプL
101〜107を直列に接続したランプ出力1は、CP
UからのSEG00〜SEG03の信号のON、OFF
の組み合わせにより可変とすることができる。
は、図2に示すように光軸X−X位置に固定した発光ラ
ンプL104を中心とした対称位置に夫々該光軸から間
隔A、B、Cをおいて固定されたL101、L102、
L103、L105、L106、L107から成る第1
の発光ランプ群と、該光軸から間隔a、b、cをおいて
固定されたL201、L202、L203、L204、
L205、L206から成る第2の発光ランプ群の、2
つのランプ群から成り、図12に示した如き制御装置に
より給電制御される。この配置位置はあらゆる条件下で
必要とする照明分布が得られるように配慮されている。
なお、図12の制御装置(CPU)は特開昭62−20
0370号公報にも開示されているように、各ランプL
101〜107を直列に接続したランプ出力1は、CP
UからのSEG00〜SEG03の信号のON、OFF
の組み合わせにより可変とすることができる。
【0026】本発明におけるハロゲン発光ランプの電力
数(W数)は、例えば、 L101、L104、L107 :40W L102、L103、L105,L106、L202〜L205:50W L201、L206 :60W と設定してあり、各群のW数は、第1群(L1群)は3
20W、第2群(L2群)は320Wであり、合計で6
40Wである。
数(W数)は、例えば、 L101、L104、L107 :40W L102、L103、L105,L106、L202〜L205:50W L201、L206 :60W と設定してあり、各群のW数は、第1群(L1群)は3
20W、第2群(L2群)は320Wであり、合計で6
40Wである。
【0027】各群のランプ間隔は、図2に示すように光
軸X−Xを基準として主走査方向に、 第1群 A=52mm, B=106mm, C=15
3mm 第2群 a=29mm, b=93mm, c=14
0mm となるように設定されている。このように配置すること
により、はじめて図10中のbに示すような良好な原稿
面の配光分布を得ることができ、その結果図11中のb
に示すように感光体ドラム面上でも照度ムラが少ないフ
ラットな露光分布を得ることができる。
軸X−Xを基準として主走査方向に、 第1群 A=52mm, B=106mm, C=15
3mm 第2群 a=29mm, b=93mm, c=14
0mm となるように設定されている。このように配置すること
により、はじめて図10中のbに示すような良好な原稿
面の配光分布を得ることができ、その結果図11中のb
に示すように感光体ドラム面上でも照度ムラが少ないフ
ラットな露光分布を得ることができる。
【0028】なお、図10中のbの数値を表で示すと次
表1のようになる。
表1のようになる。
【0029】
【表1】 本発明におけるランプの配列は、図17に示す特開昭6
2−200370号公報の例のように、ランプ配列の光
軸X−X上に第1のランプ郡L1に属するランプ(L1
04)を1個増設した構成となっており、このように構
成したことにより原稿面の配光分布は、第1群のランプ
を点灯した場合、第2群のランプを点灯した場合、第1
及び第2群を同時に点灯した場合のいずれの場合でも適
正なものとなる。
2−200370号公報の例のように、ランプ配列の光
軸X−X上に第1のランプ郡L1に属するランプ(L1
04)を1個増設した構成となっており、このように構
成したことにより原稿面の配光分布は、第1群のランプ
を点灯した場合、第2群のランプを点灯した場合、第1
及び第2群を同時に点灯した場合のいずれの場合でも適
正なものとなる。
【0030】ところで、第1のランプ群L1を85V、
320Wで点灯すると、消費電流は3.76Aになる。
これと同様に第2のランプ群L2を85V、320Wで
点灯すると、消費電流は同じく3.76Aになり、合計
では7.52Aになる。従来の1灯ランプで同様の発光
量を得ようとした場合には、85V、640Wのハロゲ
ンランプが必要であるが、例えば1灯ランプで320W
のランプ電力を得ようとする場合には、ランプへの印加
電圧を変える必要がある。印加電圧V1は、次式(1) で
表される。 V1 =(W/W0 )1/k ×V0 ・・・ (1) 該(1) 式に上記数値を代入すると、 V1 =(320/640)1/1.54×85≒56.5V R0 =v2 0/W0 =852 /640≒11.29Ω となる。ここで、Wは得ようとするランプ電力、W0 は
定格ランプ電力、V0は定格ランプ電圧、kは定数
(1.54)である。
320Wで点灯すると、消費電流は3.76Aになる。
これと同様に第2のランプ群L2を85V、320Wで
点灯すると、消費電流は同じく3.76Aになり、合計
では7.52Aになる。従来の1灯ランプで同様の発光
量を得ようとした場合には、85V、640Wのハロゲ
ンランプが必要であるが、例えば1灯ランプで320W
のランプ電力を得ようとする場合には、ランプへの印加
電圧を変える必要がある。印加電圧V1は、次式(1) で
表される。 V1 =(W/W0 )1/k ×V0 ・・・ (1) 該(1) 式に上記数値を代入すると、 V1 =(320/640)1/1.54×85≒56.5V R0 =v2 0/W0 =852 /640≒11.29Ω となる。ここで、Wは得ようとするランプ電力、W0 は
定格ランプ電力、V0は定格ランプ電圧、kは定数
(1.54)である。
【0031】従来の1灯ランプ85V、640Wを、3
20Wのランプ電力にするために、印加電圧56.5V
で点灯すると、消費電流は、 V1 /R0 =56.5/11.29=5A になる。また、印加電圧を大幅に下げることにより、ハ
ロゲンランプの色温度変動が大きくなる。このように、
2灯に分けたランプを切り換え制御することにより、1
灯ランプの場合よりも消費電流が少なくて済み、省電力
化を図ることが可能となる。
20Wのランプ電力にするために、印加電圧56.5V
で点灯すると、消費電流は、 V1 /R0 =56.5/11.29=5A になる。また、印加電圧を大幅に下げることにより、ハ
ロゲンランプの色温度変動が大きくなる。このように、
2灯に分けたランプを切り換え制御することにより、1
灯ランプの場合よりも消費電流が少なくて済み、省電力
化を図ることが可能となる。
【0032】図1中の符号115は照明冷却ファンであ
り、図3の矢印で示す送風経路のように、冷却風はプリ
ント基板9、反射板2、3、4及び発光ランプ1に吹き
つけられてこれを冷却させる。また、冷却ファン115
は、コンタクトガラス5の下面にも風を吹きつけること
により照明装置101の異常温度上昇によるコンタクト
ガラスの変色、破損を未然に防止している。
り、図3の矢印で示す送風経路のように、冷却風はプリ
ント基板9、反射板2、3、4及び発光ランプ1に吹き
つけられてこれを冷却させる。また、冷却ファン115
は、コンタクトガラス5の下面にも風を吹きつけること
により照明装置101の異常温度上昇によるコンタクト
ガラスの変色、破損を未然に防止している。
【0033】図6(a) (b) 及び(c) は温度過昇防止手段
として、温度ヒューズ21をプリント基板上に取り付け
た状態を示す平面図、左側面図及び右側面図であり、こ
れらの図に基づいて温度ヒューズの取り付け構造につい
て説明する。
として、温度ヒューズ21をプリント基板上に取り付け
た状態を示す平面図、左側面図及び右側面図であり、こ
れらの図に基づいて温度ヒューズの取り付け構造につい
て説明する。
【0034】温度ヒューズ21は外周面に円筒状の絶縁
チューブ(テフロン、シリコン等の耐熱材料)を被覆し
た感知部21cと、感知部21cの両端部から導出した
リード部21aと、各リード部21aの先端部をカール
させたネジ止め部21bとを有する。温度ヒューズ21
の取り付けに当たっては、まず、プリント基板9上のピ
ン接続穴9cに温度ヒューズ取付け台23から突設した
ピン部23aを挿着し、取付け台23の平面部がプリン
ト基板9に対して垂直な状態になるようにハンダ等によ
り固定する。そして、プリント基板9の端縁に形成した
切欠き9dを温度ヒューズ21のリード線21aのガイ
ドとして利用してリード線先端のネジ止め部21bを裏
面に導出させ、スプリングワッシャ25を介してネジ2
4により固定する。このとき、感知部21cはプリント
基板9面に密着することとなる。
チューブ(テフロン、シリコン等の耐熱材料)を被覆し
た感知部21cと、感知部21cの両端部から導出した
リード部21aと、各リード部21aの先端部をカール
させたネジ止め部21bとを有する。温度ヒューズ21
の取り付けに当たっては、まず、プリント基板9上のピ
ン接続穴9cに温度ヒューズ取付け台23から突設した
ピン部23aを挿着し、取付け台23の平面部がプリン
ト基板9に対して垂直な状態になるようにハンダ等によ
り固定する。そして、プリント基板9の端縁に形成した
切欠き9dを温度ヒューズ21のリード線21aのガイ
ドとして利用してリード線先端のネジ止め部21bを裏
面に導出させ、スプリングワッシャ25を介してネジ2
4により固定する。このとき、感知部21cはプリント
基板9面に密着することとなる。
【0035】この温度過昇防止手段は、例えば制御用素
子として双方向サイリスタを使用した場合の短絡事故等
のような点灯装置の異常により過電圧が発光ランプ1に
連続的に印加されたり、照明冷却ファン115の異常
(停止)による照明装置の異常温度上昇によるコンタク
トガラスの変色、損傷、発光ランプのプリント基板から
の離脱、プリント基板の燃焼等を未然に防止するために
取付けられるものであり、設定温度を越えてプリント基
板や周辺の温度が上昇すると、発光ランプ群L1、L2
への電圧の印加を遮断するように配線接続される(図1
2参照)。なお、温度過昇防止手段として、は、温度ヒ
ューズの他にもサーモスイッチを利用してもよい。
子として双方向サイリスタを使用した場合の短絡事故等
のような点灯装置の異常により過電圧が発光ランプ1に
連続的に印加されたり、照明冷却ファン115の異常
(停止)による照明装置の異常温度上昇によるコンタク
トガラスの変色、損傷、発光ランプのプリント基板から
の離脱、プリント基板の燃焼等を未然に防止するために
取付けられるものであり、設定温度を越えてプリント基
板や周辺の温度が上昇すると、発光ランプ群L1、L2
への電圧の印加を遮断するように配線接続される(図1
2参照)。なお、温度過昇防止手段として、は、温度ヒ
ューズの他にもサーモスイッチを利用してもよい。
【0036】次に図9(a) (b) (c) 及び(d) は一体構造
の反射板2、3、4の構成を示す平面図、正面図、側面
図及びA−A断面図であり、反射率の高い光輝アルミ合
金から構成する。
の反射板2、3、4の構成を示す平面図、正面図、側面
図及びA−A断面図であり、反射率の高い光輝アルミ合
金から構成する。
【0037】図15は従来の照明装置の構成説明図、図
16(a) 及び(b) は従来用いられていたスペーサ及び段
付きネジの構成説明図であり、以下に従来例の欠点を説
明しながら本願の利点を明らかにして行く。まず、前述
したように照明ランプ用プリント基板9は、反射板に固
定されているが、発光ランプ1のハロゲンサイクルを適
正値に保ったとしても、その周辺に配置された反射板
2、3、4、プリント基板9の温度は発光ランプ1の点
灯によって昇温し、変形等に起因した種々の不具合を生
ぜしめる。これを図15の従来例に基づいて説明すると
一般的に、反射板120は反射率の高い光輝アルミ合
金、照明装置支持体130は軟鋼板やアルミニウム、照
明ランプ用プリント基板119はガラスエポキシ等の材
料により夫々構成している。
16(a) 及び(b) は従来用いられていたスペーサ及び段
付きネジの構成説明図であり、以下に従来例の欠点を説
明しながら本願の利点を明らかにして行く。まず、前述
したように照明ランプ用プリント基板9は、反射板に固
定されているが、発光ランプ1のハロゲンサイクルを適
正値に保ったとしても、その周辺に配置された反射板
2、3、4、プリント基板9の温度は発光ランプ1の点
灯によって昇温し、変形等に起因した種々の不具合を生
ぜしめる。これを図15の従来例に基づいて説明すると
一般的に、反射板120は反射率の高い光輝アルミ合
金、照明装置支持体130は軟鋼板やアルミニウム、照
明ランプ用プリント基板119はガラスエポキシ等の材
料により夫々構成している。
【0038】しかしならが、温度上昇による各部品の熱
膨張率の違いにより、機械強度的な剛性の低い部品は剛
性が優れている材料の部品による支持に依存しつつ、変
形を起こし易くなる。例えば、各部品を通常の止めネジ
により締結すると、剛性が優れている照明装置支持体1
30に対して反射板120、照明ランプ用プリント基板
119が変形を起こすため、図10中のa,c,図11
中のa,cに示すように適正な原稿面の配光分布及び感
光体ドラム面上での照度ムラの少ないフラットが露光分
布を得ることができない。
膨張率の違いにより、機械強度的な剛性の低い部品は剛
性が優れている材料の部品による支持に依存しつつ、変
形を起こし易くなる。例えば、各部品を通常の止めネジ
により締結すると、剛性が優れている照明装置支持体1
30に対して反射板120、照明ランプ用プリント基板
119が変形を起こすため、図10中のa,c,図11
中のa,cに示すように適正な原稿面の配光分布及び感
光体ドラム面上での照度ムラの少ないフラットが露光分
布を得ることができない。
【0039】このような不具合を解消するため、従来は
各部品の取り付け穴をバカ穴にして、図16(a) に示し
た如き段付きネジ125により固定することも行われて
いるが、段付きネジの段の部分125aの公差、各部品
の板厚の公差のバラツキ(特に、プリント基板はt=
1.6に対して±0.19の寸法公差で通常作成されて
いる)により、段付きネジ125により各部品が固定さ
れて変形したり、各部品の密着が悪化して光学スキャン
時に振動が発生し、ジター画像(画像ブレ)や微振動に
弱い発光ランプのフィラメントの断線等を生じ易くな
る。そこで、段付きネジ125とプリント基板119と
の間に図16(b) に示した如き弾性材料から成るスペー
サ126を介在させることにより、各部品が熱膨張を起
こした場合における変形を低減させる配慮もなされてい
る。このようなスペーサを介在させることにより、図1
0中のb、図11中のbのように適正な原稿面上の配光
分布、及び感光体ドラム面上での照度ムラのないフラッ
トが露光分布を得ることが可能となり、振動も緩和でき
る。しかしながら、段付きネジとスペーサの分だけ部品
点数が増大するのでこの点の改善も望まれていたところ
である。
各部品の取り付け穴をバカ穴にして、図16(a) に示し
た如き段付きネジ125により固定することも行われて
いるが、段付きネジの段の部分125aの公差、各部品
の板厚の公差のバラツキ(特に、プリント基板はt=
1.6に対して±0.19の寸法公差で通常作成されて
いる)により、段付きネジ125により各部品が固定さ
れて変形したり、各部品の密着が悪化して光学スキャン
時に振動が発生し、ジター画像(画像ブレ)や微振動に
弱い発光ランプのフィラメントの断線等を生じ易くな
る。そこで、段付きネジ125とプリント基板119と
の間に図16(b) に示した如き弾性材料から成るスペー
サ126を介在させることにより、各部品が熱膨張を起
こした場合における変形を低減させる配慮もなされてい
る。このようなスペーサを介在させることにより、図1
0中のb、図11中のbのように適正な原稿面上の配光
分布、及び感光体ドラム面上での照度ムラのないフラッ
トが露光分布を得ることが可能となり、振動も緩和でき
る。しかしながら、段付きネジとスペーサの分だけ部品
点数が増大するのでこの点の改善も望まれていたところ
である。
【0040】本実施例では、照明装置支持体13とプリ
ント基板9が一体構造であるため、段付きネジと弾性体
から成るスペーサが不要であり、部品点数を削減してコ
スト、組付け工数を低減できる。しかも適正な原稿面上
の配光分布、及び感光体ドラム面上での照度ムラのない
フラットが露光分布を得ることが可能となる。また、段
付きネジを用いていないため、部品間の密着を良好に保
持することができ、スペーサを用いることなく振動発生
を防止できる。
ント基板9が一体構造であるため、段付きネジと弾性体
から成るスペーサが不要であり、部品点数を削減してコ
スト、組付け工数を低減できる。しかも適正な原稿面上
の配光分布、及び感光体ドラム面上での照度ムラのない
フラットが露光分布を得ることが可能となる。また、段
付きネジを用いていないため、部品間の密着を良好に保
持することができ、スペーサを用いることなく振動発生
を防止できる。
【0041】次に、照明冷却ファン115は前述のよう
に反射板、2、3、4の各部、発光ランプ1、照明ラン
プ用プリント基板9に冷却風を吹き付けることにより、
過熱により照明特性に影響を与えるこれらの部品を適性
温度に保持しているが、冷却効果を更に有効に発揮させ
るために、本実施例では図3に示すように照明装置支持
体13が反射板やプリント基板を支持する部分13aの
後端部を下方に傾斜屈曲させた屈曲部13bを設けて、
照明ファン115からの冷却風を積極的にプリント基板
9の下面に送り込んでいる。この屈曲部13bから照明
装置内部に進入した冷却風はプリント基板9の底面の開
口部9e(ランプの位置に合わせて開口されている)へ
導かれ、発光ランプ1、反射板2、3、4を冷却させる
こととなる。
に反射板、2、3、4の各部、発光ランプ1、照明ラン
プ用プリント基板9に冷却風を吹き付けることにより、
過熱により照明特性に影響を与えるこれらの部品を適性
温度に保持しているが、冷却効果を更に有効に発揮させ
るために、本実施例では図3に示すように照明装置支持
体13が反射板やプリント基板を支持する部分13aの
後端部を下方に傾斜屈曲させた屈曲部13bを設けて、
照明ファン115からの冷却風を積極的にプリント基板
9の下面に送り込んでいる。この屈曲部13bから照明
装置内部に進入した冷却風はプリント基板9の底面の開
口部9e(ランプの位置に合わせて開口されている)へ
導かれ、発光ランプ1、反射板2、3、4を冷却させる
こととなる。
【0042】図12はハロゲンランプの駆動制御とファ
ン駆動モータを制御する制御装置のブロック図であり、
この制御装置により各発光ランプ群L1、L2に対する
供給電圧に応じて冷却ファン115を切換え制御してい
る。本実施例では、各複写モード、原稿の色等に応じて
各露光毎に各発光ランプ群L1、L2に対する供給電圧
を切換え制御して各モードに応じて適正な露光量を得る
ようにしているが、発光ランプL1群又はL2群のいず
れか一方だけを点灯させた場合と、双方を同時に点灯さ
せた場合とでは、発光ランプの色温度に差ができ、いず
れか一方のランプ群だけを点灯させた場合にはランプ管
壁温度が低下し、逆に双方を同時点灯させた場合にはラ
ンプ管壁温度は高くなる。
ン駆動モータを制御する制御装置のブロック図であり、
この制御装置により各発光ランプ群L1、L2に対する
供給電圧に応じて冷却ファン115を切換え制御してい
る。本実施例では、各複写モード、原稿の色等に応じて
各露光毎に各発光ランプ群L1、L2に対する供給電圧
を切換え制御して各モードに応じて適正な露光量を得る
ようにしているが、発光ランプL1群又はL2群のいず
れか一方だけを点灯させた場合と、双方を同時に点灯さ
せた場合とでは、発光ランプの色温度に差ができ、いず
れか一方のランプ群だけを点灯させた場合にはランプ管
壁温度が低下し、逆に双方を同時点灯させた場合にはラ
ンプ管壁温度は高くなる。
【0043】このため、例えば白黒コピーモード、シン
グルカラーモード、フルカラーモード等の複写モードに
応じて、照明冷却ファン115の風量を変化させてラン
プ管壁温度を一定に保持し、適正なハロゲンサイクルを
働かせる必要が生じる。本実施例では、例えば各色露光
(黒色Bk,青色B、緑色G、赤色R)毎に発光ランプ
L1、L2の点灯を切り替える際に、照明冷却ファン1
15の風量をも露光量に応じて変化させるようにした構
成が特徴的である。これを図13のフローチャートの基
づいて説明すると、図示しない操作部のコピースタート
ボタンをONすることにより、モードをスタートさせる
(ステップ1)。Bk,G,R露光の場合のように発光
ランプ群L1、又はL2のいずれか一方だけしか点灯し
ない場合には(ステップ2、7)、図14に示すように
ファントリガ信号1をOFF、ファントリガ信号2をO
Nすることにより照明冷却ファン115に対して+15
Vを印加し、ファンモータを通常の速度で回転させる
(ステップ8)。
グルカラーモード、フルカラーモード等の複写モードに
応じて、照明冷却ファン115の風量を変化させてラン
プ管壁温度を一定に保持し、適正なハロゲンサイクルを
働かせる必要が生じる。本実施例では、例えば各色露光
(黒色Bk,青色B、緑色G、赤色R)毎に発光ランプ
L1、L2の点灯を切り替える際に、照明冷却ファン1
15の風量をも露光量に応じて変化させるようにした構
成が特徴的である。これを図13のフローチャートの基
づいて説明すると、図示しない操作部のコピースタート
ボタンをONすることにより、モードをスタートさせる
(ステップ1)。Bk,G,R露光の場合のように発光
ランプ群L1、又はL2のいずれか一方だけしか点灯し
ない場合には(ステップ2、7)、図14に示すように
ファントリガ信号1をOFF、ファントリガ信号2をO
Nすることにより照明冷却ファン115に対して+15
Vを印加し、ファンモータを通常の速度で回転させる
(ステップ8)。
【0044】次に、B露光を行う場合には、発光ランプ
群L1、L2の双方が同時点灯するため(ステップ
3)、ファントリガ信号2をOFF、ファントリガ信号
1をONすることにより照明冷却ファン115に対して
+24Vを印加し、強い送風力を得られるように高速回
転させる(ステップ4)。コピー動作が終了した時には
(ステップ5)、ファントリガ信号1、ファントリガ信
号2の双方をOFFすることにより冷却ファン115の
回転を停止させる(ステップ6)。
群L1、L2の双方が同時点灯するため(ステップ
3)、ファントリガ信号2をOFF、ファントリガ信号
1をONすることにより照明冷却ファン115に対して
+24Vを印加し、強い送風力を得られるように高速回
転させる(ステップ4)。コピー動作が終了した時には
(ステップ5)、ファントリガ信号1、ファントリガ信
号2の双方をOFFすることにより冷却ファン115の
回転を停止させる(ステップ6)。
【0045】なお、上記実施例では各露光ごとに冷却フ
ァンの風量を切り替えるように制御しているが、露光量
以外の要素、例えばコピーサイズ、点灯電圧に応じて切
換えたり、または照明装置、コンタクトガラスの適所に
温度検知素子を設けて検知信号を制御装置(CPU)に
出力することにより冷却ファンの風量を段階的に変化さ
せるようにすれば、発光ランプのハロゲンサイクルをよ
り安定させることができる。
ァンの風量を切り替えるように制御しているが、露光量
以外の要素、例えばコピーサイズ、点灯電圧に応じて切
換えたり、または照明装置、コンタクトガラスの適所に
温度検知素子を設けて検知信号を制御装置(CPU)に
出力することにより冷却ファンの風量を段階的に変化さ
せるようにすれば、発光ランプのハロゲンサイクルをよ
り安定させることができる。
【0046】
【発明の効果】まず本発明は、一枚の長尺なプリント基
板9上から突出した発光ランプ1を挿入せしめて反射板
の反射面上に突出させる開口2aを反射板2に形成し、
反射板1及びプリント基板2、3、4は共に照明装置支
持体に固定されて一体的に走査方向に移動可能であるの
で、部品点数を削減し、低コスト化、組付け作業性向
上、品質の安定化、調整作業の簡易化、照明装置の生産
性の向上を図ることができる。また、ランプの交換が必
要となった場合には、プリント基板と共に交換すれば良
く、個々のランプを交換する場合に必要とされていた照
明効率、照度ムラ等の調整が不要となり、しかも着脱が
容易であることからサービス作業性、メンテナンス作業
性を向上することができる。
板9上から突出した発光ランプ1を挿入せしめて反射板
の反射面上に突出させる開口2aを反射板2に形成し、
反射板1及びプリント基板2、3、4は共に照明装置支
持体に固定されて一体的に走査方向に移動可能であるの
で、部品点数を削減し、低コスト化、組付け作業性向
上、品質の安定化、調整作業の簡易化、照明装置の生産
性の向上を図ることができる。また、ランプの交換が必
要となった場合には、プリント基板と共に交換すれば良
く、個々のランプを交換する場合に必要とされていた照
明効率、照度ムラ等の調整が不要となり、しかも着脱が
容易であることからサービス作業性、メンテナンス作業
性を向上することができる。
【0047】また、プリント基板9の基材9Aとしてア
ルミニウム板或は鋼板を用い、該基材上に絶縁層9Bを
介して給電用の導体パターン9aを形成した構成である
ため、温湿度に対する寸法安定性が、従来のプリント基
板に比して単位当たりのたわみ量がアルミニウムハ1/
2,鋼材は1/4と少ないため、変形しにくく、適正な
配光分布(照度分布)の維持が容易であり、ムラのない
安定したコピー画像を得ることができる。放熱性の点で
も従来の基板に比して、アルミは10倍、鋼材は5倍で
あるため、実装部品や基板自身の温度上昇を抑制する効
果を有する。従来のプリント基板に比して単位荷重当た
りの歪みが小さく、割れが発生する虞れがない。従来の
プリント基板よりも加工性が優れているので、穴形状、
穴の位置精度、寸法公差を正確化し易いので、部品を実
装した時の位置精度を向上し、調整作業をより簡易化で
き、照明ユニットの生産性を高め、コストを低減でき
る。
ルミニウム板或は鋼板を用い、該基材上に絶縁層9Bを
介して給電用の導体パターン9aを形成した構成である
ため、温湿度に対する寸法安定性が、従来のプリント基
板に比して単位当たりのたわみ量がアルミニウムハ1/
2,鋼材は1/4と少ないため、変形しにくく、適正な
配光分布(照度分布)の維持が容易であり、ムラのない
安定したコピー画像を得ることができる。放熱性の点で
も従来の基板に比して、アルミは10倍、鋼材は5倍で
あるため、実装部品や基板自身の温度上昇を抑制する効
果を有する。従来のプリント基板に比して単位荷重当た
りの歪みが小さく、割れが発生する虞れがない。従来の
プリント基板よりも加工性が優れているので、穴形状、
穴の位置精度、寸法公差を正確化し易いので、部品を実
装した時の位置精度を向上し、調整作業をより簡易化で
き、照明ユニットの生産性を高め、コストを低減でき
る。
【0048】また、前記絶縁層が紙フェノール、紙エポ
キシ、ガラスエポキシ、ポリイミド、ポリアミドイミド
等の耐熱性の樹脂材料から成るので、温度上昇による変
形を防止して強度を高め、長期におけるプリント基板の
耐久性を確保できる。また、プリント基板面のうち発光
ランプを支持した面に露出した基材9Aが、反射板に設
けた開口2aからの光を反射して照明光として有効利用
するようにしているので、照明効率が向上する。特にア
ルミやアルマイト処理した基材にあっては有効である。
また、一体構造の反射板2、3、4とプリント基板とに
よって箱形のシールドケースを構成して発光ランプを包
囲しているので、電気磁気シールド効果を発揮して、外
部へのノイズ波及を防止できる。
キシ、ガラスエポキシ、ポリイミド、ポリアミドイミド
等の耐熱性の樹脂材料から成るので、温度上昇による変
形を防止して強度を高め、長期におけるプリント基板の
耐久性を確保できる。また、プリント基板面のうち発光
ランプを支持した面に露出した基材9Aが、反射板に設
けた開口2aからの光を反射して照明光として有効利用
するようにしているので、照明効率が向上する。特にア
ルミやアルマイト処理した基材にあっては有効である。
また、一体構造の反射板2、3、4とプリント基板とに
よって箱形のシールドケースを構成して発光ランプを包
囲しているので、電気磁気シールド効果を発揮して、外
部へのノイズ波及を防止できる。
【0049】また、発光ランプ、プリント基板及び反射
板へ冷却風を吹き付ける冷却ファンを備えているため、
機内の他の部分に対する悪影響を防止できる。例えば、
コンタクトガラスの破損、外装カバーの変形、ランプの
寿命の短期化、異常画像発生を防止できる。また、冷却
ファンからの送風量を発光ランプの駆動状況に応じて変
化させる制御手段を備えているため、発光ランプの管壁
温度を常に適正値に保持することができ、ランプの黒化
による原稿面の配光分布及び露光分布の光量ムラに起因
して発生する異常画像、フィラメントの断線等を防止
し、照明装置の高寿命化、部品交換頻度の低減を図るこ
とができる。
板へ冷却風を吹き付ける冷却ファンを備えているため、
機内の他の部分に対する悪影響を防止できる。例えば、
コンタクトガラスの破損、外装カバーの変形、ランプの
寿命の短期化、異常画像発生を防止できる。また、冷却
ファンからの送風量を発光ランプの駆動状況に応じて変
化させる制御手段を備えているため、発光ランプの管壁
温度を常に適正値に保持することができ、ランプの黒化
による原稿面の配光分布及び露光分布の光量ムラに起因
して発生する異常画像、フィラメントの断線等を防止
し、照明装置の高寿命化、部品交換頻度の低減を図るこ
とができる。
【図1】本発明の照明装置を搭載した画像形成装置の一
例を示す概略図である。
例を示す概略図である。
【図2】本発明の一実施例の照明装置の構成を示す一部
破断平面図である。
破断平面図である。
【図3】図2の照明装置の正面縦断面図である。
【図4】(a) (b) 及び(c) は図2の照明装置の正面図、
ランプの取り付け状態を示す断面図及びプリント基板の
断面図である。
ランプの取り付け状態を示す断面図及びプリント基板の
断面図である。
【図5】(a) 及び(b) はプリント基板の構成を示す平面
図及び左側面図である。
図及び左側面図である。
【図6】(a) (b) 及び(c) は温度ヒューズの構成を示す
平面図、左側面図及び右側面図である。
平面図、左側面図及び右側面図である。
【図7】(a) 及び(b) は温度ヒューズの構成説明図であ
る。
る。
【図8】(a) 及び(b) は取付け台の構成説明図である。
【図9】(a) (b) (c) 及び(d) は一体構造の反射板の構
成を示す平面図、正面図、側面図及びA−A断面図であ
る。
成を示す平面図、正面図、側面図及びA−A断面図であ
る。
【図10】原稿面の配光分布を示す図である。
【図11】感光体ドラム面上での露光分布を示す図であ
る。
る。
【図12】各発光ランプ群と、冷却ファンを駆動制御す
る制御装置を示すブロック図である。
る制御装置を示すブロック図である。
【図13】本発明による冷却ファンの駆動制御手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図14】ファンモータをON、OFF制御するための
回路構成の一例を示す図である。
回路構成の一例を示す図である。
【図15】従来の照明装置の構成説明図である。
【図16】(a) 及び(b) は従来用いられて板スペーサ及
び段付きネジの構成説明図である。
び段付きネジの構成説明図である。
【図17】従来例の発光ランプの配列を示す図である。
1 発光ランプ(ハロゲンランプ)、2 主反射板、2
a 開口部、3 対向反射板、4 上側反射板、5 コ
ンタクトガラス、6 スリット、7 第1ミラー、9
プリント基板、9a 給電用プリントパターン、9b
穴、9A 基材、、9B B 絶縁層、13 照明装置
支持体(スキャナ本体)、15 ネジ、L101、L1
02、L103、L105、L106、L107 第1
の発光ランプ群、L201、L202、L203、L2
04、L205、L206 第2の発光ランプ群、
a 開口部、3 対向反射板、4 上側反射板、5 コ
ンタクトガラス、6 スリット、7 第1ミラー、9
プリント基板、9a 給電用プリントパターン、9b
穴、9A 基材、、9B B 絶縁層、13 照明装置
支持体(スキャナ本体)、15 ネジ、L101、L1
02、L103、L105、L106、L107 第1
の発光ランプ群、L201、L202、L203、L2
04、L205、L206 第2の発光ランプ群、
Claims (6)
- 【請求項1】 コンタクトガラス上の原稿を照射するた
めに主走査方向に一列に配列した複数の発光ランプと、
該複数の発光ランプを支持して各発光ランプに給電する
一枚の長尺なプリント基板と、各発光ランプからの発光
光をコンタクトガラス上の原稿に導く一枚の長尺な反射
板とを備えた照明装置を有した画像形成装置であって、 前記反射板は前記プリント基板上から突出した該発光ラ
ンプを挿入せしめて該反射板の主反射面上に突出させる
開口を有し、該反射板及びプリント基板は共に照明装置
支持体に固定されて一体的に副走査方向に移動可能であ
ることを特徴とする画像形成装置の照明装置。 - 【請求項2】 前記プリント基板が基材としてアルミニ
ウム板或は鋼板を用い、該基材上に絶縁層を介して前記
給電用の導体パターンを形成した構成であることを特徴
とする請求項1記載の画像形成装置の照明装置。 - 【請求項3】 前記絶縁層が紙フェノール、紙エポキ
シ、ガラスエポキシ、ポリイミド、ポリアミドイミド等
の樹脂材料から成ることを特徴とする請求項2記載の画
像形成装置の照明装置。 - 【請求項4】 前記プリント基板面のうち前記発光ラン
プを支持した面に露出した基材が、前記反射板に設けた
前記開口からの光を反射して照明光とすることを特徴と
する請求項1記載の画像形成装置の照明装置。 - 【請求項5】 前記画像形成装置は、前記発光ランプ、
プリント基板及び反射板へ冷却風を吹き付ける冷却ファ
ンを備えていることを特徴とする請求項1、2、3又は
4記載の画像形成装置の照明装置。 - 【請求項6】 前記冷却ファンからの送風量を前記発光
ランプの駆動状況に応じて変化させる制御手段を備えた
ことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置の照明装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4118239A JPH05289196A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 画像形成装置の照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4118239A JPH05289196A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 画像形成装置の照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05289196A true JPH05289196A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=14731685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4118239A Pending JPH05289196A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 画像形成装置の照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05289196A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015008466A (ja) * | 2007-01-31 | 2015-01-15 | 株式会社リコー | 照明装置 |
-
1992
- 1992-04-10 JP JP4118239A patent/JPH05289196A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015008466A (ja) * | 2007-01-31 | 2015-01-15 | 株式会社リコー | 照明装置 |
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