JP3257514B2 - 製版機の露光光学装置 - Google Patents

製版機の露光光学装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷用マスターを製
作する製版機に関し、特に、原稿の画像をマスター紙の
感光面に露光するための露光光学装置に関する。
【0002】
【背景技術】周知のように、印刷用マスターを製作する
製版機においては、露光光学装置を用いて原稿台上に位
置された原稿の画像をマスター紙の感光面に露光し、同
マスター紙の静電潜像を現像することにより印刷用マス
ターを得る。
【0003】即ち、図4及び図5はこのような目的に使
用される従来の露光光学装置を示し、原稿台A上の原稿
Zはその四方に位置された反射傘b付照明ランプBで均
一な表面照度に照明される。そして、原稿台Aの原稿押
えガラスCには原稿Zからの光を投影レンズDに向かっ
て反射する対物ミラーEが対向され、同対物ミラーEか
らの反射光が前記投影レンズDにより露光ステージ(図
示せず)上のマスター紙Xの感光面に結像され、同感光
面に原稿画像が潜像化されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近の製版
機では小型化の要求に伴って、当然に露光光学装置の小
型化も求められるが、焦点距離の短い投影レンズDを用
いて、前述した光学系の小型化露光光学装置を計画する
と、マスター紙Xに形成される画像に濃度ムラが生じ、
印刷用マスターの品質が劣化することがある。つまり、
この画像ムラは、焦点距離の短縮化に伴って、図4に示
すように照明ランプBからの直接光が投影レンズDに入
射してしまい、同直接光が投影レンズDに対する外乱光
となったり、図5に示すように、照明ランプBからの直
接光が対物ミラーEの表面に部分的に当たって、これら
の照明ランプBの映り込みでマスター紙Xの表面の露光
量が部分的に大きくなることによる。
【0005】また、マスター紙Xの表面での画像ムラ
は、図4に示すように、原稿Zよりも充分に広い面積と
される原稿押えガラスCの周辺部の表面からの反射光が
原因のひとつでもある。即ち、焦点距離が短い場合、投
影レンズDと同じ側に位置された照明ランプBの直接光
は、原稿押えガラスCの周辺部表面で反射されて対物ミ
ラーEの表面に入射して反射されるけれども、対物ミラ
ーEからの同反射光は原稿押えガラスCの画像領域内へ
向かうため、同反射光で原稿Zの一部が強く照明され、
部分的な照度差となる。
【0006】本発明の目的は、以上に述べたような従来
の製版機の露光光学装置の問題に鑑み、照明ランプから
の直接光や反射光が原因となるマスター紙表面での濃度
ムラを解消できる製版機の露光光学装置を得るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、原稿が位置される原稿押えガラスの四方
に複数の照明ランプを位置して原稿を照明し、原稿押え
ガラスに対向させた対物ミラーで原稿からの光路を反射
屈折させ、前記対物ミラーの露光ステージ側に位置させ
た短焦点投影レンズにより対物ミラーからの反射光を露
光ステージ上のマスター紙の表面に結像する製版機の小
型化露光装置において、前記原稿押えガラスと前記対物
ミラーとの中間に原稿からの入射光の光軸に対して略直
角な面内に位置する平板枠状の露光部マスクを位置し、
同露光部マスクの開口縁から略直角に折り立てる複数の
スカート壁で前記投影レンズ及び前記対物ミラーへの前
記照明ランプからの直接光の入射を防止する製版機の露
光光学装置を提案するものである。
【0008】後述する本発明の好ましい実施例の説明に
おいては、 1)前記原稿押えガラスの周辺部の表面には光散乱面が形
成され、同周辺部表面からの前記照明ランプの直接光の
反射光が対物ミラーに到達するのを防止する構造が説明
される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1から図3について本発
明の実施例の詳細を説明する。図1から図3は本発明の
露光光学装置を施した製版機を示し、機体1の上部には
巻芯Yにロール状に巻かれたマスター紙Xが装填される
マスター紙供給装置が位置され、同マスター紙Xの先端
部が給紙ローラ2で一定長さだけ繰り出され、カッター
3によりカットされる。
【0010】そして、カットされたマスター紙Xは巻き
ぐせを除去する搬送ローラ4の回転運動により帯電器5
を通過され、無端状送りベルト6aをもつ露光ステージ
6に供給され、同露光ステージ6の表面に一時的に停止
される。即ち、前記露光ステージ6の側方には、原稿Z
をセットできる原稿台7を含む露光光学装置が位置さ
れ、同原稿台7の原稿押えガラス7Aには、図1の紙面
と直角な方向に原稿台7を機体1から引き出した状態で
原稿Zをセットできる。同原稿台装置7の原稿Zの画像
は、対物ミラー8を介して投影レンズ9に取り込まれ、
同投影レンズ9により露光ステージ6の表面のマスター
紙Xに露光される。
【0011】原稿画像の露光を終えたマスター紙Xは、
前記露光光学装置の下方にある本発明の湿式現像装置1
0に送られ、同現像装置10において感光面に現像液が
スプレーされ、現像部電極10aを通過する間に潜像化
された原稿画像がトナーで現像される。また、現像後の
マスター紙Xは現像装置10に引き続く定着装置11の
加熱板11a及び加熱板11bを通過する間に加熱・乾
燥され、トナー像を定着された後、機体1の左側部に設
けた排紙トレー12に排出される。
【0012】図2及び図3は本発明による露光光学装置
の詳細を示し、前述した原稿台7上の原稿Zはその四方
に位置された反射傘13aをもつ照明ランプ13A,1
3B,13C,13Dで照明される。そして、原稿台7
の原稿押えガラス7Aには原稿Zからの光を投影レンズ
9に向かって反射する前述した対物ミラー8が対向さ
れ、同対物ミラー8からの反射光が前記投影レンズ9に
より露光ステージ6上のマスター紙Xの感光面に結像さ
れ、同感光面に原稿画像が潜像化されることになるのは
従来と同様である。
【0013】本発明によれば、前記原稿台7の原稿押え
ガラス7Aと前記対物ミラー8との間には、対物ミラー
8の入射野を解放した枠状の露光部マスク16が位置さ
れ、この露光部マスク16の付設により、前記対物ミラ
ー8及び前記投影レンズ9への照明ランプ13A,13
B,13Dからの直接光の入射が防止される。即ち、金
属板で加工される同露光部マスク16の開口部には、長
さLの複数のスカート壁16aが直角に切り起こされる
ので、図示のように、照明ランプ13A,13B,13
Dからの直接光が投影レンズ9及び対物ミラー8に直接
に入射することがなくなる。
【0014】また、原稿Zよりも充分に大きな面積とさ
れる原稿押えガラス7Aの周辺部表面は対物ミラー8に
直角に近い角度で対面する照明ランプ13Cからの入射
光を拡散させる光散乱面17(約700メッシュの梨地
面)が形成され、同光散乱面17により同部から対物ミ
ラー8へ向かって照明ランプ13Cの反射光が反射する
のが阻止される。
【0015】図示実施例による製版機の露光光学装置
は、以上のような構造であるから、焦点距離の短い小型
の露光光学装置を得ることができる。つまり、スカート
壁16aをもつ露光部マスク16を原稿押えガラス7A
と対物ミラー8の間に付設し、同露光部マスク16で対
物ミラー8や投影レンズ9への照明ランプ13A,13
B,13C,13Dの直接光の入射を阻止させるので、
マスター紙Xの表面での照明ランプ13A,13B,1
3C,13Dの直接光による悪影響をなくせる。また、
非画像部である原稿押えガラス7Aの周辺部表面に光散
乱面17を形成して、照明ランプ13Cからの同面での
反射を散乱させるため、対物ミラー8を経由して同面か
ら原稿Zの画像面に映り込む光を阻止でき、この結果、
焦点距離の短い投影レンズ9を使用した小型の露光光学
装置を達成できる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、照明ランプからの直接光が原因
となるマスター紙表面での濃度ムラを解消できるため、
焦点距離の短い小型の露光光学装置を得ることができ
る。また、請求項2記載の発明によれば、対物ミラーを
経由して同面から原稿Zの画像面に映り込む光を阻止し
た、小型の露光光学装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による露光光学装置を施した製版機の全
体断面図である。
【図2】同露光光学装置の垂直方向断面図である。
【図3】図2の3−3線に沿う同露光光学装置の断面図
である。
【図4】従来の露光光学装置の垂直方向断面図である。
【図5】図4の5−5線に沿う同露光光学装置の断面図
である。
【符号の説明】
X マスター紙 Z 原稿 6 露光ステージ 7 原稿台 7A 原稿押えガラス 8 対物ミラー 9 投影レンズ 13A〜13D 照明ランプ 13a 反射傘 14 投影レンズ 15 対物ミラー 16 露光部マスク 16a スカート壁 17 光散乱面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−211631(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 27/32 G03G 13/26 G03G 15/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿が位置される原稿押えガラスの四方
    に複数の照明ランプを位置して原稿を照明し、原稿押え
    ガラスに対向させた対物ミラーで原稿からの光路を反射
    屈折させ、前記対物ミラーの露光ステージ側に位置させ
    た短焦点投影レンズにより対物ミラーからの反射光を露
    光ステージ上のマスター紙の表面に結像する製版機の小
    型化露光装置において、前記原稿押えガラスと前記対物
    ミラーとの中間に原稿からの入射光の光軸に対して略直
    角な面内に位置する平板枠状の露光部マスクを位置し、
    同露光部マスクの開口縁から略直角に折り立てる複数の
    スカート壁で前記投影レンズ及び前記対物ミラーへの前
    記照明ランプからの直接光の入射を防止することを特徴
    とする製版機の露光光学装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿押えガラスの周辺部の表面には
    光散乱面が形成され、同周辺部表面からの前記照明ラン
    プの直接光の反射光が対物ミラーに到達するのが防止さ
    れたことを特徴とする請求項1記載の製版機の露光光学
    装置。
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