JPH0750330B2 - 原板搬送用ベルトへのフイルム原板の止着方法 - Google Patents

原板搬送用ベルトへのフイルム原板の止着方法

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JPH0750330B2
JPH0750330B2 JP63260294A JP26029488A JPH0750330B2 JP H0750330 B2 JPH0750330 B2 JP H0750330B2 JP 63260294 A JP63260294 A JP 63260294A JP 26029488 A JP26029488 A JP 26029488A JP H0750330 B2 JPH0750330 B2 JP H0750330B2
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真 八幡
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この発明は、製版工程において用いられるベルト搬送式
焼付機に関し、殊に当該焼付機の原板搬送用ベルトフィ
ルム原板を止着する方法に関するものである。
《従来の技術》 製版作業においては、一枚のフィルム原板を印刷版等感
材上に反復して多面焼付けする作業がある。
このような場合には、一般に殖版機と称する焼付機が用
いられ、上記ベルト搬送式焼付機も殖版機の一種であ
る。
この種のベルト搬送式焼付機としては、本出願人が特開
昭60-10253号公報に提案した第8図〜第9図に示すもの
が知られている。
それは、機枠本体1の上面に昇降自在に設けられ、PS版
等の感材Pが載置される焼付台2と、縁枠4の下面に透
光板5を備え、焼付台2に対して開閉自在に設けられた
上枠3と、焼付台2に対してX−Y移動可能に設けら
れ、フィルム原板Sを保持して感材P上の所定位置にフ
ィルム原板Sを位置決めする原板搬送用ベルト7と、閉
止した上枠3の透光板5および焼付台2の間の空間を排
気して感材Pと原板Sとを密着させる排気手段(図示せ
ず)と、上枠3に付設されたマスク装置(図示せず)
と、焼付用光源9とを具備して成り、一枚の感材Pにフ
ィルム原板Sの絵柄Saを多面焼付けするように構成され
ている。
ところで、ベルト搬送式焼付機の原板搬送用ベルト7へ
フィルム原板Sを止着するには、従来次のようにしてい
た。
先ず、焼付台2を少し下降させた状態で原板搬送用ベル
ト7をX−Y移動させて基準位置に位置決めする。次い
で、焼付台2を上昇させてから、焼付台2上に位置決め
ピン11・11を介してフィルム原板Sを位置決めする。そ
して当該ベルト7にフィルム原板Sを接着テープ12で止
着する。
《発明が解決しようとする課題》 上記従来の接着テープ12によるフィルム原板の止着方法
では、次のような難点がある。
(イ) 用済みのフィルム原板Sをベルト7から取り外
す際に、接着テープ12がフィルム原板S又はベルト7に
残存するので、残存した接着テープ12を取り除く必要が
ある。次のフィルム原板を止着する際に邪魔になるから
である。このため接着テープの後始末をするのに手間を
要する。
(ロ) フィルム原板Sを止着するたびに、新しい接着
テープを必要とし、接着テープを多量に消耗する。
(ハ) フィルム原板Sは位置決めピン11・11により位
置決めされているが、接着テープ2を貼付ける際に、原
板Sが引張られて位置がずれることがあるため細心の注
意が必要となる。
本発明は上記のような難点を解消することを課題とす
る。
《課題を解決するための手段》 上記課題を解決するために、本発明は以下のように構成
される。
即ち、原板搬送用ベルトによりフィルム原板を搬送して
焼付台上の感光材料に対して位置決めし、焼き付けを行
うベルト搬送式焼付機における原板搬送用ベルトへのフ
ィルム原板の止着方法であって、 複数の抜欠部を有する原板搬送用ベルトの当該抜欠部上
面より接着テープを貼着する工程と、原板搬送用ベルト
と干渉しない位置において位置決めピンを介してフィル
ム原板を焼付台上に位置決めする工程と、原板搬送用ベ
ルトに対して焼付台を相対的に上昇させて、原板搬送用
ベルトの下面にフィルム原板の端部を重ね合わせる工程
と、接着テープを押圧することにより抜欠部を通して接
着テープでフィルム原板を原板搬送用ベルトの下面に止
着する工程と、を備えた原板搬送用ベルトのフィルム原
板の止着方法である。
《作用》 本発明に係る原板搬送用ベルトへのフィルム原板の止着
方法では、あらかじめ複数の抜欠部を有する原板搬送用
ベルトの抜欠部上面より接着テープを貼着しておき、原
板搬送用ベルトと干渉しない位置で、位置決めピンを介
してフィルム原板を焼付台上に位置決めする。次に、焼
付台を原板搬送用ベルトに対して相対的に上昇させるこ
とにより、原板搬送用ベルトの下面にフィルム原板の端
部を重ね合わせる。そして、抜欠部の上から接着テープ
を押圧すると、接着テープが抜欠部を通してフィルム原
板に接着し、フィルム原板が原板搬送用ベルトの下面に
止着される。
《実施例》 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明するが、先
ず、ベルト搬送式焼付機について簡単に説明する。
第5図は第8図に示したベルト搬送式焼付機の側板及び
光源等を取り外した状態を示す側面図、第6図は焼付台
の要部平面図、第7図は焼付台の正面図である。
このベルト搬送式焼付機は、従来例(第8図)において
説明したように、感材Pを位決め可能に載置する焼付台
2と、焼付台2に対して開閉自在に設けられた上枠3
と、焼付台2に対してX−Y移動可能に設けられた原板
搬送用ベルト7と、真空密着用の排気手段(図示せず)
と、上枠3の透光板5上に付設配置されたマスク装置
(図示せず)と、焼付用光源とを具備して成り、感材P
にフィルム原板Sの絵柄Saを多面焼付けするように構成
されている。
焼付台2は機枠本体1の上面に、図示しない昇降支持手
段を介して昇降可能に支持され、その所要位置に感材P
用の位置決めピン10・10と、フィルム原板用の位置決め
ピン11・11が出没自在に植設されている。
また、焼付台2の2ヶ所のコーナ部分には排気口14が取
付けられ、図示を省略した排気手段に連結されている。
上枠3は第5図に示すように、焼付台2に対して、全開
姿勢Aと半開姿勢Bと閉止姿勢Cとに適宜姿勢を切換え
得るように、一対のエアシリンダ6によつて開閉自在に
支持されており、全開姿勢Aで感材Pやフィルム原板S
の交換をなし、半開姿勢Bではベルト7をX−Y移動さ
せることにより、感材Pに対してフィルム原板Sを移動
させて位置決めし、閉止姿勢Cでは排気手段を作動さて
感材Pフィルム原板Bとを密着させ、引き続き光源9を
点灯して露光するように構成されている。
なお、第5図及び第6図中符号15はエアノズルであり、
ベルトに止着したフィルム原板Sの後端辺がX−Y移動
時に下方へ垂れ下がるのを防止するためのものである。
原板搬送用ベルト7は、例えば板厚0.2mm程度の金属製
無端ベルトで形成され、焼付台2の両側部に配置した一
対のプーリ16・16に張設されている。
そして、一対のプーリ16は図示しない駆動機構により、
プーリ間に当該ベルト7を設張した状態で接合(Y)方
向へ移動可能に設けられており、当該ベルト7に止着し
たフィルム原板Sを、焼付台2上の感材Pに対して、X
−Y移動させて所定位置に位置決めするように構成され
ている。
次に、本発明による原板搬送用ベルトへのフィルム原板
の止着方法について説明する。第1図は原板搬送用ベル
ト7とフィルム原板Sとの関係を示す要部平面図、第2
図は第1図のII-II線矢視縦断面図、第3図はフィルム
原板Sの止着要領を示す要部断面図である。
先ず、第2図に示すように焼付台2を下降させた状態
(第7図の仮想線の位置)で位置決めピン11を介してフ
ィルム原板Sを焼付台2上の基準位置に位置決めする。
なお、フィルム原板S自体にピン孔をあけないで、第1
図〜第2図に示すように、ピン孔をあけたガイドフィル
ムSfをあらかじめフィルム原板Sに貼着したものについ
ても、ここではフィルム原板と称する。
次いで原板搬送用ベルト7を焼付台2に対してX−Y移
動させて基準位置に停止させる。なお原板搬送用ベルト
7には複数の抜欠部8があけられており、これらの抜欠
部8を塞ぐように、ベルト7の上面にあらかじめ接着テ
ープ12を貼着しておく。
次いで、焼付台2を上昇させてベルト7の下側にフィル
ム原板Sfの一端辺Scを位置させる。このとき位置決めピ
ン11はベルト7の下面に当接して押し下げられるがピン
孔から離脱することはない。この状態で第3図に示すよ
うに、抜欠部8の上からオペレータが指先で接着テープ
12を押圧する。すると、抜欠部8を通して接着テープ12
がフィルム原板Sfに接着し、ベルト7の下面にフィルム
原板Sfを止着することができる。なお、抜欠部8の形状
は上記孔状のものに限らず、例えば第4図に示すよう
に、ベルト7の側辺に切欠部8bを形成したものでもよ
い。
以後は、前記したように上枠3を半開姿勢Bにしたまま
フィルム原板Sを感材P上を移動させて所定位置に位置
決めし、次いで上枠3を閉止した状態で密着露光し、か
かる一連の動作を反復することにより多面焼付を実行す
る。
用済みのフィルム原板Sを別のフィルム原板と交換する
には、先ず、ベルト7とフィルム原板Sとを相互に引き
離して用済みのフィルム原板Sを剥離する。次いで、別
のフィルム原板を上記同様焼付台2上に位置決めピン11
を介して位置決めした後、ベルト7を基準位置に移動
し、当該ベルト7の抜欠部8を通して接着テープ12でフ
ィルム原板Sをベルト7の下面に止着する。
そして、再び、前記一連の動作を反復することにより、
多面焼付けを実行する。
《発明の効果》 以上の説明で明らかなように、本発明によれば原板搬送
用ベルトの抜欠部を通して接着テープでフィルム原板を
当該ベルトの下面に止着するようにしたので次のような
効果を奏する。
(イ) 用済みフィルム原板をベルトから取り外す際
に、接着テープはベルトの上面に抜欠部を塞ぐようにし
て残存したままであり、次のフィルム原板を止着する際
に邪魔になることもない。従つて従来例のように接着テ
ープの後始末をする必要がないので、その手間を省くこ
とができる (ロ) ベルトの上面に抜欠部を塞ぐようにして残つた
接着テープを用いて、数回にわたり次のフィルム原板を
止着することができるので、従来例のように、フィルム
原板を交換する際に毎回接着テープを貼り替える必要が
ない。従つて接着テープの大幅な節約が可能となる。
(ハ) なお、フィルム原板をベルトに止着する際に
は、単に上から接着テープを押圧するだけで良いので、
簡単な操作で精度よく原板の貼付けができ、しかも貼付
作業に要する時間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明に係るフィルム原板の止着方法
を例示するための図であつて、第1図は原板搬送用ベル
トとフィルム原板との位置関係を示す要部平面図、第2
図は第1図のII-II線矢視縦断面図、第3図はフィルム
原板の止着要領を示す要部断面図、第4図は原板搬送用
ベルトの抜欠部の別実施例を示す平面図である。また第
5図〜第8図はベルト搬送式焼付機を例示する図であつ
て、第5図は要部側面図、第6図は焼付台の要部平面
図、第7図は焼付台の正面図、第8図はベルト搬送式焼
付機の斜視図、そして第9図は従来例を示す第6図相当
図である。 2……焼付台、7……原板搬送用ベルト、8……抜欠
部、12……接着テープ、S……フィルム原板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−10253(JP,A) 特開 昭56−168650(JP,A) 実公 昭50−24802(JP,Y1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原板搬送用ベルトによりフィルム原板を搬
    送して焼付台上の感光材料に対して位置決めし、焼き付
    けを行うベルト搬送式焼付機における原板搬送用ベルト
    へのフィルム原板の止着方法であって、 複数の抜欠部を有する原板搬送用ベルトの当該抜欠部上
    面より接着テープを貼着する工程と、 原板搬送用ベルトと干渉しない位置において位置決めピ
    ンを介してフィルム原板を焼付台上に位置決めする工程
    と、 原板搬送用ベルトに対して焼付台を相対的に上昇させ
    て、原板搬送用ベルトの下面にフィルム原板の端部を重
    ね合わせる工程と、 接着テープを押圧することにより抜欠部を通して接着テ
    ープでフィルム原板を原板搬送用ベルトの下面に止着す
    る工程と、 を備えた原板搬送用ベルトへのフィルム原板の止着方
    法。
JP63260294A 1988-10-14 1988-10-14 原板搬送用ベルトへのフイルム原板の止着方法 Expired - Lifetime JPH0750330B2 (ja)

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JPS56168650A (en) * 1980-05-30 1981-12-24 Dainippon Printing Co Ltd Method for affixing of film negative
JPS6010253A (ja) * 1983-06-29 1985-01-19 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 焼付装置

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