JP3964523B2 - フィルム貼付装置およびこれを用いたフィルム貼付方法 - Google Patents

フィルム貼付装置およびこれを用いたフィルム貼付方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はフィルムを被貼付物に貼付するフィルム貼付装置に関し、特にしわや気泡を生じることなく均一にフィルムを貼付することのできるフィルム貼付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
産業上のさまざまな分野において、薄膜状のフィルムを任意の部材に貼付する作業が必要となる場合がある。
例えば、液晶表示装置の基板上にカラーフィルタを形成する際に、片面に粘着性を有するカラーフィルタ形成用フィルムを基板上に貼付する場合などが挙げられる。そして、カラーフィルタ形成用フィルムにレーザ光を照射してレーザ焼付を行い基板を着色するという作業を、赤、緑、青の3色のフィルムについて任意の順で行い、カラーフィルタを作製する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このカラーフィルタ形成用フィルムを基板上に貼付する時、フィルムにしわがよったり、フィルムと基板の間に気泡が残ったりしやすく、カラーフィルタが確実に形成されないなどの問題を生じていた。これまでに、フィルムと基板の間に気泡を残さないようにするため、基板上のフィルムにローラーをかけつつ貼付する方法などがあったが、作業に手間や時間がかかり、しかもその効果は不十分であった。
あるいは、フィルム貼付作業の効率を向上させるために、フィルム供給の方法についても検討を行う必要があった。
上記の点に鑑み、本発明は、液晶表示装置のカラーフィルタ形成用フィルムの貼付作業のようなフィルム貼付作業において、しわや気泡を生じることなくフィルムを被貼付物に均一に貼付することのできるフィルム貼付装置およびフィルム貼付方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明者らは、しわや気泡を生じることなくフィルムを被貼付物に均一に貼付するためには、貼付しようとするフィルムにおいて、面内のあらゆる方向にほぼ均一な張力(以下、等方均一張力という)を付加した状態で被貼付物に貼付すること、フィルムと被貼付物の界面の空気を除去するため、フィルムを貼付する面の中央部から周辺部に向かってフィルムを順次貼付すること、の2つの条件を満たせばよいことを見いだした。すなわち、本発明に係るフィルム貼付装置は、凹部を有し、この凹部を塞ぐようにフィルムを支持する枠体と、この枠体にフィルムを支持させた際に枠体とフィルムにより密閉された凹部内に気体を導入するための気体導入手段と、枠体に支持されたフィルムと対向するように被貼付物を支持する被貼付物支持部と、枠体に支持されたフィルムと被貼付物支持部上の被貼付物が接近、離間する方向に移動させる移動手段と、前記枠体が降下した時に前記貼付面の角に当接する第2の枠体とを具備したことを特徴とする。
【0005】
このようなフィルム貼付装置を使用すると、フィルムの周縁部が枠体に支持されているため、枠体とフィルムにより密閉された凹部内に気体を導入することで、フィルム面に等方均一張力を与えることができるとともに、フィルム面は凸状に膨出する。この状態でフィルムと被貼付物を接近させると、フィルムは被貼付物の貼付面の中央部から周縁部へと貼付されるので、フィルム貼付時に生じるしわや気泡を貼付面の中央部から周縁部へ逃がすようにすることができる。また、フィルムにはあらゆる方向に張力がほぼ均一にかかっているため、張力が不均一にかかった状態でフィルムを貼付した場合に生じる恐れのある一方向へのフィルムの縮みなどが起こることはなく、貼付後にフィルム面にしわを形成することはない。
【0006】
また、前記フィルム貼付装置には、被貼付物に貼付されたフィルムの周囲を切断するフィルム切断手段が備えられていてもよい。このような切断手段が設けられていれば、人手を使用することなく被貼付物に貼付されたフィルムの不要部分を容易に切除する、あるいはフィルムから被貼付物に貼付された部分を切り出すことができ、作業効率を向上させることができる。さらに、前記フィルム貼付装置には、前記枠体にフィルムを連続的に供給するフィルム供給機構が備えられていてもよい。このような供給機構が設けられていれば、1つの被貼付物ごとに新たなフィルムをセットする必要がなく、フィルムの供給が連続的に行えるので、作業効率を向上させることができる。前記被貼付物は、液晶表示装置を構成する基板であり、前記フィルムはカラーフィルタ形成用フィルムであればよい。これにより、しわのないカラーフィルタを効率的に形成することが可能になる。前記枠体が下降した時に前記貼付面の角に当接する切欠部を更に備えていてもよい。さらに、前記切欠部の近傍には、弾性部材から構成されるフィルム押さえが更に設けられているのが好ましい。
【0007】
本発明に係るフィルム貼付方法は、上記フィルム貼付装置の枠体にフィルムを支持させて、このフィルムにより密閉された枠体の凹部内に気体導入手段から気体を導入して内圧を高めることで枠体に支持されたフィルムを凸状に膨出させた後、移動手段を作動させて枠体に支持されたフィルムを被貼付物に接近させていき、フィルムを被貼付物の貼付面の中央部から外周部へと貼付することを特徴とする。
【0008】
すなわち、フィルム貼付装置の枠体でフィルムを支持し、これにより密閉空間となる枠体凹部に、気体導入手段から気体を導入して内圧を高めることで、枠体に支持されたフィルム面に等方均一張力を与えることができ、フィルムを凸状に膨出させることができる。この状態で、フィルムを被貼付物に接近させていき、フィルムを被貼付物の貼付面の中央部から外周部へと貼付することで、フィルムにしわや気泡を生じることなく被貼付物に貼付することができる。また、フィルムに与える張力を、フィルムが支持された枠体内部の気体の圧力を変更することで調節することができ、貼付条件の最適化を容易に行うことができる。また、前記被貼付物は、液晶表示装置を構成する基板であり、前記フィルムはカラーフィルタ形成用フィルムであればよい。これにより、しわのないカラーフィルタを効率的に形成することが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明について詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態例のみに限定されるものではない。
図1および図2は本実施の形態のフィルム貼付装置の一例を示す概略構成図であり、図1は本装置の要部を示す部分断面図、図2は平面図である。これは、液晶表示装置のカラーフィルタ形成用フィルム貼付装置の例である。
図1および図2に示すとおり、本実施の形態のフィルム貼付装置1は、天板4a、外枠4b、ピストン5(移動手段)、基台8(被貼付物支持部)、支柱9、スプリング10、フィルム固定用ゴム11から概略構成されている。
【0010】
図1に示すように、エアシリンダーのピストン5の下端に天板4aの中央部が固定されるとともに、天板4aの下面周縁部には外枠4bが隙間なく固定されており、これら天板4aと外枠4bで枠体4が構成されている。そして、枠体4の下面に貼付すべきフィルム14が支持されるようになっている。一方、基台8の中央部には、フィルムを貼付する基板13(被貼付物)が支持されるようになっている。従って、エアシリンダーの作動によりピストン5が上下動することで、枠体4に支持されたフィルム14と基板13が接近、離間するようになっている。
【0011】
図2に示すように、枠体4は矩形の板部の四隅に円形の板部が設けられた形状となっており、各円形板部には孔がそれぞれ設けられている。
図1および図2に示すように、基台8の四隅には支柱9、9…が固定され、枠体4の孔を挿通しており、枠体4が基台8に対して平行に上下動するようになっている。各支柱9、9…の外周部にはスプリング10、10…がそれぞれ設けられ、外枠4bの下端にはフィルム固定用ゴム11が密着できるように構成されている。このフィルム固定用ゴム11は、枠体4と同様の平面形状を有するものであって、フィルム固定用ゴム11の四隅にも、支柱9が挿通する孔部が形成されている。外枠4bの下面とフィルム固定用ゴム11は、互いに密着することで、フィルム14を保持できるようになっている。そして、フィルム14を枠体4の下面に支持させた際には、枠体4とフィルム14によって閉空間15が形成され、枠体4とフィルム固定用ゴム11が密着することで、閉空間15内の気密状態が保持できるようになっている。
【0012】
また、図2に示すように、枠体4の一側部には孔が形成されており、この孔が図示しない空気供給源に配管を通じて接続され、閉空間15内に空気を導入するための空気導入路16となっている。天板4a、外枠4bおよびフィルム14で形成される閉空間15には、この空気導入路16から空気が供給されるようになっている。さらに、閉空間15内に供給する空気量は適宜制御できる構成となっており、閉空間15内の空気圧が制御可能となっている。
【0013】
図1に示すように、天板4aの下面には内枠6が固定されており、枠体4が下降した際に基板13上面の角に当接する位置に切欠部が設けられ、切欠の内面にゴムなどの弾性材料からなるフィルム押さえ7が設けられている。このフィルム押さえ7は、枠体4が下降した際の内枠6と基板13との接触を緩衝する役目を果たすと同時に、基板13の縁部でフィルム14を確実に押さえる役目を果たすものである。基台8の上面中央部にはステージ8aが設けられており、その上にフィルム14が貼付される基板13が固定されるようになっている。ステージ8aの周囲にはこれを囲むようにカッター12が設けられている。図3に示すように、このカッター12の刃先の高さは、ピストン5が最下点に達した時のカッター12の位置におけるフィルム14の高さより若干高い位置にある。これにより、ピストン5が最下点に達する直前にカッター12の刃先がフィルム14に当接し、これを切断することができる。
【0014】
図2に示すように、基板13は図2中の左側から図示しない搬送機構によりフィルム貼付装置1に連続的に供給されるようになっており、フィルム貼付済の基板13は図2中の右側へ搬送されるようになっている。この時、フィルム貼付装置1の図2中の右側にレーザ焼付を行う装置を設置してもよい。
また、フィルム14は図2中の下側から、図示しないフィルム供給機構によりフィルム貼付装置1に連続的に供給されるようになっており、使用した残りのフィルム14は図2中の上側へ搬送されるようになっている。
【0015】
次に、本実施の形態のフィルム貼付装置1を用いて基板13上にフィルム14を貼付する手順について図1から図3を用いて説明する。
まず、初期状態では、ピストン5が図1中の上方に上昇しており、外枠4bとフィルム固定用ゴム11の間に隙間が形成されている。その隙間にフィルム14が挿入され、ピストン5が下降するとフィルム14が外枠4bとフィルム固定用ゴム11に挟み込まれる。この時、天板4a、外枠4bおよびフィルム14が閉空間15を形成する。また、基台8の上面中央部のステージ8a上に、フィルム14を貼付する基板13が固定される。
【0016】
天板4a、外枠4bおよびフィルム14が閉空間15を形成した状態で、空気導入路16から閉空間15に空気が導入されると、閉空間15内の圧力は上昇する。これによりフィルム14は図1に示すように図中下方に向かって凸状に膨出する。この状態が保たれたままピストン5が下降すると、スプリング10、10…が縮み、凸状に膨出しているフィルム14の最下部が基板13の上面中央部に接触する。フィルム14の基板13側の面は粘着性を有しており、フィルム14は基板13に接触した部分から順に基板13の上面に貼り付いていく。
【0017】
さらにピストン5が下降すると、フィルム14と基板13との接触部分は、基板13の上面中央部から周縁部へと広がってゆき、図3に示すようについには基板13の上面全面にフィルム14が貼付される。
最後に、フィルム押さえ7がフィルム14の貼付された基板13の周縁部を押さえることで、基板13の上面にフィルム14を完全に貼付するとともに、カッター12がフィルム14に当接し、基板13に貼付されたフィルム14の貼付部周囲を切断する。
【0018】
1枚の基板13の貼付作業が終了すると、ピストン5が上昇し、外枠4bとフィルム固定用ゴム11の間に隙間ができた状態で、フィルム供給機構が作動しフィルム14の切りとられた部分が図2中上側へ搬送され、新しいフィルム14の面が図中下側からフィルム貼付装置1に供給される。
また、貼付作業の終了した基板13が、搬送機構により図2中右側へ搬送(排出)され、次に貼付作業を行う基板13が図中左側からフィルム貼付装置1に供給される。
【0019】
このように、本実施の形態のフィルム貼付装置1においては、天板4a、外枠4bおよびフィルム14で形成される閉空間15の圧力を上昇させることでフィルム14の面に等方均一張力を加えて凸状に膨出させるとともに、基板13の上面中央部から周縁部に向かってフィルム14を貼付することで、しわがよったり、貼付面に気泡を生じたりすることなくフィルム14を基板13の上面に貼付することができる。
さらに、閉空間15内に供給する空気量は適宜制御できる構成となっており、閉空間15内の空気圧が制御可能となっているので、フィルム14に与える張力を、枠体4とフィルム14から構成される閉空間15内の空気圧を変更することで調節することができ、貼付条件の最適化を容易に行うことができる。
【0020】
また、前記フィルム貼付装置1には、基板13に貼付したフィルム14の周囲を切断するカッター12が備えられているので、フィルム14の基板13に貼付された部分を、貼付作業を行うとともに切り出すことができ、手間を省いて作業効率を向上させることができる。この時、ピストン5を上下動させればよく、カッター12を動かす必要はないので、フィルム貼付装置1に駆動機構などをさらに備える必要はない。
【0021】
前記フィルム貼付装置1には、フィルム14を連続的に供給するフィルム供給機構が備えられているので、フィルム14の供給を連続的に行うことができ、手間を省いて作業効率を向上させることができる。
また、前記フィルム貼付装置1には、基板13を搬送する搬送機構が備えられているので、基板13をフィルム貼付装置1に連続的に供給することができ、手間を省いて作業効率を向上させることができる。
【0022】
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば、枠体4は天板4aおよび外枠4bから構成されているが、枠体4は1つの構成要素からなっていてもよい。また、上記実施の形態ではフィルム14を移動させて基板13に貼付しているが、基板13だけを移動させても、両者を移動させるように構成しても差し支えない。あるいは、上記実施の形態では切断手段としてカッター12を使用しているが、切断手段は刃物に限ることはなく、フィルム14の材質によってはニクロム線などを用いて熱により切断するようにしても差し支えない。
上記実施の形態は、液晶表示装置のカラーフィルタ形成用フィルムの貼付装置についてのものであるが、本発明はこれ以外にも、産業上のさまざまな分野において、薄膜状のフィルムを任意の部材に貼付する作業に適用することが可能である。
【0023】
【発明の効果】
上述のごとく、本発明のフィルム貼付装置は、凹部を有し、この凹部を塞ぐようにフィルムを支持する枠体と、この枠体にフィルムを支持させた際に枠体とフィルムにより密閉された凹部内に気体を導入するための気体導入手段と、枠体に支持されたフィルムと対向するように被貼付物を支持する被貼付物支持部と、枠体に支持されたフィルムと被貼付物支持部上の被貼付物が接近、離間する方向に移動させる移動手段と、前記枠体が降下した時に前記貼付面の角に当接する第2の枠体とを具備したことを特徴とするものであって、枠体の凹部を塞ぐように支持されているフィルムに、枠体とフィルムにより密閉された凹部内に気体を導入することで張力を均一に加えることができる。凸状に膨出したフィルムを被貼付物の貼付面の中央部から周縁部へと貼付するので、フィルム貼付時に生じるしわや気泡を、貼付面の中央部から周縁部へ逃がすようにすることができる。フィルムには張力が均一にかかっているため、貼付後に一方向に縮むなどしてフィルム面にしわを形成することはない。更に、枠体の下降時に貼付面の角に当接する第2の枠体を具備しているので、フィルム貼付時に生じるしわや気泡の問題を解消することができる。
【0024】
前記フィルム貼付装置に、被貼付物に貼付したフィルムの周囲を切断する切断手段が備えられていることで、被貼付物に貼付されたフィルムの不要部分をすぐに切除することができ、手間を省き作業効率を向上させることができる。
また、前記フィルム貼付装置に、フィルムを連続的に供給する供給機構が備えられていることで、1つの被貼付物ごとに新たなフィルムをセットする必要がなく、作業効率を向上させることができる。
【0025】
本発明のフィルム貼付方法は、フィルム貼付装置の枠体にフィルムを支持させて、フィルムにより密閉された枠体の凹部内に気体導入手段から気体を導入して内圧を高めることで枠体に支持されたフィルムを凸状に膨出させた後、移動手段を作動させて枠体に支持されたフィルムを被貼付物に接近させていき、フィルムを被貼付物の貼付面の中央部から外周部へと貼付することを特徴とするものであって、枠体に支持されたフィルム面に等方均一張力を与えることができ、この状態でフィルムを貼付するので、被貼付物にフィルムをしわや気泡を生じることなくフィルムを貼付することができる。この時、フィルムに与える張力を、フィルムが支持された前記枠体内部の気体の圧力を変更することで調節することができ、貼付条件の最適化を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態のフィルム貼付装置の一例を示す概略構成図(部分断面図)である。
【図2】 本実施の形態のフィルム貼付装置の一例を示す概略構成図(平面図)である。
【図3】 本実施の形態のフィルム貼付装置の動作を示す概略構成図(部分断面図)である。
【符号の説明】
1 フィルム貼付装置
4 枠体
4a 天板
4b 外枠
5 ピストン
6 内枠
7 フィルム押さえ
8 基台
9 支柱
10 スプリング
11 フィルム固定用ゴム
12 カッター
13 基板
14 フィルム
15 閉空間
16 空気導入路

Claims (8)

  1. フィルムを被貼付物に貼付するためのフィルム貼付装置であって、凹部を有し、該凹部を塞ぐように前記フィルムを支持する枠体と、該枠体に前記フィルムを支持させた際に枠体とフィルムにより密閉された前記凹部内に気体を導入するための気体導入手段と、前記枠体に支持されたフィルムと対向するように前記被貼付物を支持する被貼付物支持部と、前記枠体に支持されたフィルムと前記被貼付物支持部上の被貼付物をこれらが接近、離間する方向に移動させる移動手段と、前記枠体が降下した時に前記貼付面の角に当接する第2の枠体とを具備し、前記フィルムを前記被貼付物の貼付面の中央部から周縁部に向けて貼付することを特徴とするフィルム貼付装置。
  2. 被貼付物に貼付されたフィルムの周囲を切断するフィルム切断手段が備えられていることを特徴とする請求項1記載のフィルム貼付装置。
  3. 前記枠体にフィルムを連続的に供給するフィルム供給機構が備えられていることを特徴とする請求項1または2に記載のフィルム貼付装置。
  4. 前記被貼付物は、液晶表示装置を構成する基板であり、前記フィルムはカラーフィルタ形成用フィルムであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のフィルム貼付装置。
  5. 前記枠体が下降した時に前記貼付面の角に当接する切欠部を更に備えることを特徴とする請求項に記載のフィルム貼付装置。
  6. 前記切欠部の近傍には、弾性部材から構成されるフィルム押さえが更に設けられることを特徴とする請求項に記載のフィルム貼付装置。
  7. 請求項1ないしのいずれか一項に記載のフィルム貼付装置の枠体にフィルムを支持させて、該フィルムにより密閉された前記枠体の凹部内に気体導入手段から気体を導入して内圧を高めることで枠体に支持されたフィルムを凸状に膨出させた後、前記移動手段を作動させて枠体に支持されたフィルムを被貼付物に接近させることで、フィルムを被貼付物の貼付面の中央部から周縁部へと貼付することを特徴とするフィルム貼付方法。
  8. 前記貼着物は、液晶表示装置を構成する基板であり、前記フィルムはカラーフィルタ形成用フィルムであることを特徴とする請求項に記載のフィルム貼付方法。
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