JP3112221B2 - 液晶セルのギャップ出し方法 - Google Patents

液晶セルのギャップ出し方法

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JP3112221B2
JP3112221B2 JP05208244A JP20824493A JP3112221B2 JP 3112221 B2 JP3112221 B2 JP 3112221B2 JP 05208244 A JP05208244 A JP 05208244A JP 20824493 A JP20824493 A JP 20824493A JP 3112221 B2 JP3112221 B2 JP 3112221B2
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茂之 高木
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晴雄 瀬藤
章五 中島
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Sintokogio Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2枚の電極付ガラス基板
をシ−ル接着剤を介して仮止めした液晶セルのギャップ
出し方法に関する。
【0002】
【従来技術と問題点】従来上記のような液晶セルのギャ
ップ出しは、ガラス基板の周縁上下を弾性パッキンによ
りクランプし、2枚のガラス基板の背面に圧縮気体を作
用させてギャップ出しをするものが特開昭63−163
423号公報等により公知にされている。しかしこのよ
うな液晶セルのギャップ出しにおいては、圧縮気体がガ
ラス基板と、弾性パッキンとの間から漏れるのを防ぐた
めに弾性パッキンによるクランプ圧力を高めにする必要
があり、このためガラス基板の弾性パッキンに接する部
分は潰れ過ぎてしまいギャップ精度が悪くなる問題があ
った。本発明は上記の問題に鑑みて成されたもので2枚
のガラス基板の周縁を含む全面に均等な圧力を作用させ
て液晶セルのギャップ出しをする方法を提供することを
目的とする。
【0003】
【問題解決のための手段】本発明における液晶セルのギ
ャップ出し方法は、2枚の電極付ガラス基板をシ−ル接
着剤を介して仮止めした液晶セルを、上面に枠体を設け
た加圧板の枠体上に載置する工程と、該液晶セルを載置
した加圧板を上方に配置されてその下面に枠体を設けた
加圧板に対し、前記液晶セルの上面が上方の枠体との間
に微少な隙間を画成するまで上昇させる工程と、該両加
圧板と両枠体及び2枚のガラス基板とにより画成する両
空間に圧縮気体を同時に供給して該液晶セルを空中に浮
き上がらせて空中で保持すると共に両ガラス基板の外面
に圧縮気体による圧力を作用させて両ガラス基板間のギ
ャップを所定間隔に縮少させる工程とから成る。
【0004】
【作用】本発明は上記のような解決手段を採用すること
により、液晶セルを空中に浮かせた状態で保持しながら
ガラス基板全面に均等な圧力を作用させて液晶セルのギ
ャップ出しをすることになり、ガラス基板の周縁部にお
いても余分な力が加わらないためギャップ精度が向上さ
れる。
【0005】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳しく説
明する。図1は液晶セルのギャップ出しを行なっている
状態を示す模式図であって、図示されない昇降コントロ
−ル機構により昇降される下加圧板1の上面には下枠体
2が密閉固着されており、該下枠体2の内側上部は上広
がりに傾斜した傾斜面2Aが形成されている。また前記
下加圧板1には側面から中央部を通って上面に抜け下枠
体2内に開口する圧縮気体の給気孔1Aが穿孔されてお
り給気孔1Aは図示されない窒素ガス供給源に開閉弁な
どを介して連通されている。さらに下加圧板1の上方に
は紫外線を透過する材質で成る上加圧板3が固定配設さ
れていて、該上加圧板3の下面には、上枠体4が密閉固
着されている。また該上枠体4の内側下部は下広がりに
傾斜した傾斜面4Aが形成されていると共に側部には圧
縮気体の給気管4Bが貫通挿入されている。該給気管4
Bと前記給気孔1Aとは同一配管を介して窒素ガス供給
源に連通されている。
【0006】このように構成された装置は2枚の電極付
ガラス基板5、6を紫外線硬化性樹脂で成るシ−ル接着
剤7、7を介して仮止めした液晶セルSのギャップGを
均一に縮少させるものであるがその手順としては前記下
枠体2の上部に液晶セルSを載置した後下加圧板1を所
定位置まで上昇させる(図1の状態)。この下加圧板1
の上昇は下枠体2上の液晶セルSの上面が、前記上枠体
4の下面との間に微少な隙間を画成するまで上昇させ
る。次に給気孔1A及び給気管4Bを介して下加圧板
1、下枠体2及びガラス基板5で画成する空間8と、上
加圧板3、上枠体4及びガラス基板6で画成する空間9
に窒素ガスを供給する。
【0007】このようにして窒素ガスを空間8、9へ供
給することにより液晶セルSは図1のように空中に浮き
上がり、ガラス基板5、6の外表面に圧縮気体(窒素ガ
ス)による均一な圧力を加えるようになると共に窒素ガ
スは上下枠体4、2とガラス基板6、5との間の隙間か
ら排出されて、液晶セルSを空中で保持しながらギャッ
プGを図示されないスペ−サ−の高さまで均一に縮少
し、ギャップ出しが行なわれる。この状態を続ける中で
上加圧板3の上方から液晶セルSに向けて紫外線が照射
され紫外線硬化性樹脂で成るシ−ル接着剤7、7を硬化
させて液晶パネルが製造される。尚、上記実施例におい
てはシ−ル接着剤7、7として紫外線硬化性樹脂を使用
し、紫外線を照射して硬化させているが熱硬化性樹脂を
シ−ル接着剤として使用し空間8、9に加熱圧縮気体を
供給して熱により硬化させるようにしてもよい。この場
合上加圧板3は紫外線を透過させる材質にする必要はな
くなる。その後、窒素ガスの供給を停止させ、下加圧板
1を下降させて製造された液晶パネルを取り出し新しい
液晶セルを下加圧板1の上に載せて上記の作動をくりか
えし行なうものである。尚実施例では上下枠体4、2に
傾斜面4A、2Aを設けているが特別に設けなくてもよ
い。
【0008】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなように
液晶セルを微少な隙間を保って空中で保持した状態にし
て圧縮気体を液晶セルの外表面に作用させてギャップ出
しを行なうためガラス基板に機械的なクランプ圧力を加
えずに保持でき、ガラス基板の保持による変形がなくな
り、ギャップ精度が向上する。また圧縮気体によりガラ
ス基板を均一に押圧するためギャップ精度はさらに向上
されることになり液晶パネル構造の歩留りが向上される
等種々の利点があり、その効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すものにして液晶セルのギ
ャップ出し状態を示す模式図である。
【符号の説明】
1 下加圧板 1A 給気孔 2 下枠体 3 上加圧板 4 上枠体 4B 給気管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1339 505 G02F 1/13 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の電極付ガラス基板をシ−ル接着剤
    を介して仮止めした液晶セルを、上面に枠体を設けた加
    圧板の枠体上に載置する工程と、該液晶セルを載置した
    加圧板を、上方に配置されてその下面に枠体を設けた加
    圧板に対し、前記液晶セルの上面が上方の枠体との間に
    微少な隙間を画成するまで上昇させる工程と、該両加圧
    板と両枠体及び2枚のガラス基板とにより画成する両空
    間に圧縮気体を同時に供給して該液晶セルを空中に浮き
    上がらせて空中で保持すると共に両ガラス基板の外面に
    圧縮気体による圧力を作用させて両ガラス基板間のギャ
    ップを所定間隔に縮少させる工程と、から成る液晶セル
    のギャップ出し方法。
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