JPH01253748A - フィルム貼込装置 - Google Patents

フィルム貼込装置

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JPH01253748A
JPH01253748A JP63082463A JP8246388A JPH01253748A JP H01253748 A JPH01253748 A JP H01253748A JP 63082463 A JP63082463 A JP 63082463A JP 8246388 A JP8246388 A JP 8246388A JP H01253748 A JPH01253748 A JP H01253748A
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JP
Japan
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mount
film
pasting
head
base paper
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Application number
JP63082463A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Yoshimura
吉村 光雄
Hidetomo Sasaki
英知 佐々木
Nobuaki Honma
信明 本間
Takashi Kuramoto
蔵本 敬
Takeo Onkawa
恩河 武男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、台紙の所定位置にスキャナで分解された分解
フィルムを貼込むフィルム貼込装置に関する。
(従来の技術) 通常、多色印刷を行なう場合、写真原稿をスキャナによ
り色分解して、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M
)、シアン(C)、ブラック(B)の4色の分解フィル
ムを得、それぞれの分解フィルムを色別に台紙の所定位
置に貼込む。
そして、この分解フィルムの貼込まれた各色層の台紙に
基づいて各色層の版を製版し多色印刷するようになって
いる。
したがって、台紙への分解フィルムの貼込にあたっては
、絵柄相互はもとより同一絵柄の色違いフィルムの位置
精度を極めて正確でなければならない。
そこで、従来においては、たとえば実公昭55−368
30号で示すようなフィルム貼込装置を用いて分解フィ
ルムを台紙に貼込むようにしていた。この装置は、分解
フィルムがセットされる真空吸引面を′有する机台と、
この机台に対し回動自在に枢着され台紙がセットされる
真空吸引面を有するカバ一部材とを有した構成となって
いる。また、机台には分解フィルムに形成された位置決
めパンチ孔と係合して分解フィルムを所定位置に保持す
る分解フィルム固定ピンが、また、カバ一部材には台紙
に形成された位置決めパンチ孔と係合して台紙を所定位
置に保持する台紙固定ピンが配置された構成となってい
る。
そして、貼込にあたっては、分解フィルムおよび台紙を
それぞれの配置位置にセットするとともに分解フィルム
上に両面接着テープを貼り、この後、カバ一部材を机台
上に重合させることにより分解フィルムを台紙に貼込む
ようにしていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のフィルム貼込装置にお
いては、次のような問題がある。すなわち、机台側に分
解フィルム、カバ一部材側に台紙をセットしなければな
らず、作業領域が広範囲に及ぶとともに、カバ一部材を
手動操作により開閉しなければならず、その操作が非常
に面倒で作業性が悪かった。また、分解フィルムおよび
台紙を真空吸引して保持させた状態でカバ一部材を閉じ
て机台上に重合させる構成となっており、万が一1何等
かの原因で確実にセットされていなかった場合には、こ
れを矯正できず、ずれやしわ発生の原因となるため、極
めて慎重に作業しなければならないといった問題があっ
た。
さらには、手作業で1点ずつ見当合せをして張込んでお
り、これを4色分行なうと負担が大きくなり、特に経験
が浅い者はど大きく、よって経験者がほとんどを占めて
いる。
本発明は、上記事情に基づきなされたもので、その目的
とするところは、極めて高能率かつ正確に貼込が行なえ
、作業者の負担を大幅に軽減できるフィルム貼込装置を
提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記の課題を解決すべく、台紙の所定位置に
スキャナで分解された分解フィルムを貼込むフィルム貼
込装置であって、貼込台と、この貼込台上に設けられ前
記分解フィルムに形成された位置決めパンチ孔と係合し
て分解フィルムを所定位置に保持する分解フィルム固定
ピンと、前記貼込台上に設けられ前記台紙に形成された
位置決めパンチ孔と係合して台紙を所定位置に保持する
台紙固定ピンと、この台紙固定ピンにより位置決めされ
た台紙に重合される押えシートおよびこの押えシートを
介して台紙を分解フィルムに押付ける均しローラおよび
台紙の未重合部分を挟んで保持する台紙保持ローラ対を
搭載し前記貼込台の面に沿って移動することにより台紙
に分解フィルムを貼込む貼込ヘッドとを具備してなる構
成としたものである。
(作用) 本発明は、上記の構成とすることにより、台紙と分解フ
ィルムとを貼込台にセットでき、従来のように机台およ
びカバ一部材の両方に別けてセットするものに比べ作業
範囲を狭くすることが可能となる。また、貼込台の面に
沿って貼込ヘッドが移動することにより台紙を貼込金側
に押付けて台紙に分解フィルムを貼込むことができ、従
来のようにカバ一部材の開閉などの人為的操作が不要と
なり操作性の大幅な向上が可能となる。また、台紙に押
えシートを重ねその上から均しローラを押付けるため均
一な押付力で台紙と分解フィルムとを密着させることが
でき、良好な貼込が可能となる。さらに、徐々に一端側
から密着させる状態となり多少セット状態が損われてい
ても矯正させることができ、高い位置精度を確保するこ
とが可能となる。また、台紙保持ローラ対により台紙の
未重合部分を挟んで保持でき、台紙が不用意に垂下がっ
たりしないように手で押える必要が無く、しかも、適当
な張力を台紙に与えることができ、円滑かつ良好な貼込
状態を確保することが可能となる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して詳細に
説明する。
第17図は本発明のフィルム貼込装置の主要部分の概略
構成を示し、第2図は外観を示す。図中1は装置本体で
、この装置本体1の上面には、台ガラス2とオパール3
からなる貼込台4が設けられているとともに、装置本体
1の上面左端縁部には、貼込台4よりも一段低いヘッド
収納凹所5が形成されていて貼込ヘッド6のホームポジ
ションとなっている。さらに、装置本体1の前面上部右
側には、起動スイッチなどの操作部品7・・・などを配
置した操作盤8が設けられている。
また、貼込台4は、作業者Mによる作業がし易い高さに
設定されているとともに、その下面側には、蛍光灯など
の照明装置9が配置されていて下方から照明が当てられ
るようになっておりライトテーブルとして使用できるよ
うになっている。
また、前記貼込ヘッド6は、第1図および第3図に示す
ように、キャリッジ12に、押えシート巻取軸13.均
しローラ141台紙保持ローラ対15、台紙受台16等
を搭載することにより構成されている。
前記押えシート巻取軸13は、図示しないゼンマイばね
により常に巻取方向に回転力が与えられ一端をヘッド収
納凹所5の壁面に止め具17・・・(−個所のみ図示)
を介して固定した押えシート18を巻取るようになって
いる。
前記台紙保持ローラ対15は、金属ローラまたは硬度の
高いゴムローラからなる下部ローラ15aと、ウレタン
ゴムローラや一般の合成ゴムローラからなる上部ローラ
15bとで構成されている。また、下部ローラ15aは
、その両端支軸部をキャリッジ12の前後キャリッジフ
レーム12a、12aに取付けられたブツシュ(図示し
ない)により回転自在に支持され、上部ローラ15bは
、その両端支軸部を回動自在なアーム19.19の自由
端部に回転可能に取付けられている。そして、必要に応
じて上部ローラ15bを下部ローラ15aから離間させ
ることができるようになっている。
また、このように構成された貼込ヘッド6は、第4図に
示すヘッド移動機構20により、貼込台4の上面に沿っ
て左右方向(矢印a方向)に所定の速度で移動する構成
となっている。
ヘッド移動機構20は、つぎのような構成となっている
。すなわち、装置本体1内の前後フレーム21.21 
(第3図に前フレームのみ図示)の内側には、前記キャ
リッジ12の前後フレーム部12a、12aと一体の前
後キャリッジ支持杆22.22 (後キャリッジ支持杆
のみ図示)が垂直状態に配置されている。これらキャリ
ッジ支持杆22.22は、その中途部をそれぞれスライ
ダガイド23.23 (一方のみ図示)によって水平方
向に往復動自在に案内されたスライダ24゜24(一方
のみ図示)により上下動自在に支持された状態となって
いる。さらに、これらキャリッジ支持杆22.22は、
複数のスプロケット25・・・、25・・・を介してそ
れぞれ水平部26aおよび垂直部26bが形成されるよ
うに張設された無端状の駆動条体26,26 (一方の
み図示)に連結具27.27 (一方のみ図示)を介し
て連結された状態となっている。
また、駆動条体26,26が掛渡されたスプロケット2
5.25は、リバーシブルモータ30の駆動力が動力伝
達系31を介して前記スプロケット25.25に伝達さ
れることにより正方向あるいは逆方向に走行するように
なっている。動力伝達系31は、駆動条体26,26が
掛渡されたスプロケット25・・・、25・・・の内の
1つのスプロケット25.25の共通の回転軸32に取
付けられた従動スプロケット33と、前記リバーシブル
モータ30の駆動軸30aに取付けられた駆動スプロケ
ット34とを無端状の駆動条体35で連動させる構成と
なっている。
しかして、リバーシブルモータ30の正逆両方向の回転
により、駆動条体26,26とキャリッジ支持杆22.
22とを連結する連結具27゜27が、駆動条体26,
26の水平部26aおよび垂直部26bの部分を往復移
動することになり、貼込ヘッド6は貼込台4の上面に沿
って水平に往復移動するとともに装置本体1の左端縁部
(第4図の状態では右側)に位置した時にヘッド収納凹
所5内に収容されるようになっている。また、貼込ヘッ
ド6の水平移動時には、キャリッジ支持杆22.22の
下端部に取着されたガイドローラ36.36 (一方の
み図示)が水平ガイド37゜37(一方のみ図示)上を
走行し、貼込ヘッド6は平滑に移動するようになってい
るとともに、装置本体1の左端縁部に位置して下降した
時には前記ガイドローラ36がストッパ38上に乗った
状態となり貼込ヘッド6の高さ位置を一定に保ようにな
っている。
また、貼込ヘッド6に搭載された均しローラ14は、押
付力の調整が可能な状態かつ貼込ヘッド6の復動時に上
方に変位した位置にロックできる構成となっている。
すなわち、均しローラ14の一端支軸部14aは、第3
図、第5図および第6図に示すようにしてキャリッジフ
レーム12aに取付けられている。
なお、均しローラ14の他端支軸部14aも同様な取付
は構造となっており、重複するため説明は省略する。
均しローラ14の一端支軸部14aがキャリッジフレー
ム12aに形成された上下方向に長いガイド溝部40a
およびこのガイド溝部40aの上端部に連結されたロッ
ク溝部40bからなる逆し字状の透孔40,40を貫通
し、その外側に設けられたローラ支持機構41により支
軸部14aが前記透孔40に沿って移動できるように弾
性的に支持された状態となっている。
ローラ支持機構41は、均しローラ14の一端支軸部1
4aを回転自在に支承する軸受ブロック42と、キャリ
ッジフレーム12a、12aに突設されたブラケット4
3と、ブラケット43に穿たれた軸挿通孔44を遊挿し
て下端部を軸受ブロック42に連結した支持軸45と、
この支持軸45に外嵌され上端面をブラケット44の下
面に、下端面を支持軸45の下端鍔部45aの上面に圧
接した圧縮コイルばね46とにより構成されている。
また、ローラ支持機構41には、圧縮コイルばね46の
強さを適宜調整可能とする押付力調整機構47が組込ま
れている。すなわち、軸受ブロック42と支持軸45と
は、第6図に示すように軸受ブロック42に突設された
雄ねじ42aに支持軸45に形成された雌ねじ45bと
を螺合させることにより連結されており、支持軸45の
上端つまみ部45cを回すことにより支持軸45の下端
面と軸受ブロック41の上端面との隙間Gを可変できる
ような構造となっている。そして、この隙間Gを変える
ことによりい圧縮コイルばね46の押付力を変え、均し
ローラ14の押付力を調整する構成になっている。
一方、第1図ないし第3図に示すように、装置本体1の
右端側には、第1のカム板50.50が、また、左端側
には第2のカム板51.51が配置されている。そして
、貼込ヘッド6が往路の終端部、すなわち、右端側に到
達した際に、均しローラ14の両端支軸部14a、14
aが第1のカム板50.50に当たって押上げられ第1
図の右側部位に示すようにキャリッジフレーム12a。
12aのロック溝部40b、40bに係止するようにな
っている。また、均しローラ14が復路の終端部、すな
わち、左端側のヘッド収納凹所5に到達した際に、その
両端支軸部14a、14aが第2のカム板51.51に
あたり第1図の左側部位に示すようにキャリッジフレー
ム12a。
12aのロック溝部40b、40bとの係止動作が解除
されてガイド溝部40a、40aに落し込むようになっ
ている。
なお、第1図に示す55・・・はそれぞれ分解フィルム
固定ピン55a、55aを有した分解フィルム固定用ピ
ンバーであり、56は台紙固定ピン56a、56aを有
する台紙固定用ピンバーである。また、57は版下撮影
ネガ(あるいはポジ)、58は分解フィルム、59は台
紙、60は両面接着テープである。
また、貼込台4の右端上面には真空吸引孔65゜65(
第1図および第2図参照)が形成されてぃる。上記真空
吸引孔65.65は貼込台4を貫通するジヨイント66
、ホース67および図示しないバルブを介して真空源(
図示しない)と連通しておりバキューム機構68を構成
している。そして、貼込台4が右端側に移動したとき押
えシート18を貼込台4側に強く吸引させ、分解フィル
ム58と台紙59とを両面接着テープで強く接着するよ
うになっている。
次に、このように構成されたフィルム貼込装置を用いて
の貼込動作について、第7図ないし第9図を中心に説明
する。
まず、貼込に当たって、必要な分解フィルム58・・・
を用意する。たとえば、絵柄がA、B、C。
Dの四種類とすると、第7図に示すように、それぞれの
絵柄A、B、C,Dの各色ごとの分解フィルム58・・
・、すなわちイエロー用分解フィルムAy、By、C3
/、Dy、マゼンタ用分解フィルムAm、Bm、Cm、
Dm、シアン用分解フィルムAc、Bc、Cc、Dc、
ブラック用分解フィルムAb、Bb、Cb、Dbを用意
するとともに、これら同一絵柄の4色の分解フィルム5
8・・・たとえばAy、Am、Ac、Ab相互に位置ず
れが生じないように位置決めパンチ孔61.61を穿孔
した状態としておく。
ついで、第8図の(a)で示すように貼込台4上に版下
撮影ネガ(あるいはポジ)57を上から見て逆像になる
ように台紙固定用ピンパー56を介して固定し、版下撮
影ネガ(あるいはポジ)57の4隅をセロハンテープで
止める。このとき、台紙固定用ピンパー56も貼込台4
上にセロハンテープにより固定される。
ついで、第8図の(b)で示すように絵柄のレイアウト
に従って膜面を下向きにして分解フィルム58・・・を
分解フィルム固定用ピンパー55・・・を介して配置す
る。このとき、同一色の分解フィルム58・・・たとえ
ば第9図に示すようにイエロー用分解フィルムAV、B
Y、Cy、D)/を配置する。
このとき、これら分解フィルム58・・・の位置決めパ
ンチ孔61.61に、分解フィルム固定用ピンパー55
・・・の分解フィルム固定ピン55a。
55aを通し、分解フィルム固定用ピンパー55・・・
をセロハンテープにより版下撮影ネガ(あるいはポジ)
57に固定する。また、分解フィルム58・・・には台
紙59に接着させるための両面接着テープ60を印刷有
効面外に貼る。
ついで、第8図の(b)の二点鎖線で示すように、台紙
5つの一端部を台紙固定用ピンパー56を介して位置決
め固定し、他端側を貼込ヘッド6の台紙保持ローラ対1
5の下部ローラ15aと上部ローラ15bとの間を通し
て台紙受台16上に載せて保持する。
このとき、貼込ヘッド6は貼込台4より一段下がったヘ
ッド収納凹所5内にあって、はぼ貼込台4と同じ高さと
なっており、上記作業がやり易いようになっている。
このようにして、分解フィルム58・・・および台紙5
つのセットが完了した後、操作盤8の操作部品7である
起動スイッチを操作する。これにより、ヘッド移動機構
20の駆動源であるリバシブルモータ30が駆動し、第
8図の(c)で示すように貼込ヘッド6が均しローラ1
4の下面が貼込台4の上面と略同面となる位置まで一旦
上昇した後、水平方向に往動し始める。
この貼込ヘッド6の往動にともなって、第8図の(d)
および第6図で示すように、押えシート18、台紙59
1分解分解フィルムが重合されるとともに、均しローラ
14により押付けられ、両面接着テープ60が貼られた
分解フィルム58・・・が台紙59に転移接着される。
このとき、台紙59は押えシート18を介して押付けら
れるため台紙59と分解フィルム50・・・とを均一な
押付力で密着させることができ、良好な貼込が可能とな
る。さらに、ピンパー55゜56を介して固定された一
端側から徐々に密着される状態となり、分解フィルム5
8のセット状態が多少損われていても矯正させることが
でき、高い貼込精度を確保することが可能となる。また
、台紙59は台紙保持ローラ対15および台紙受台16
により未重合部分を保持されるため、台紙59が不用意
に垂下がったりしないように手で押える必要が無い。
また、押えシート18は、押えシート巻取軸13が図示
しないゼンマイばねにより巻取方向に常時付勢されてい
ることから適当なテンションが加えられた状態にあると
ともに、台紙59が台紙保持ローラ対15により保持さ
れて適当なテンションが加えられた状態にあるため、台
紙59と押えシート18とが弛みの無い状態で密着し、
位置精度の良い貼込が行なえることになる。
このようにして、貼込ヘッド6が往路の終端、すなわち
、装置本体1の右端側に到達すると均しローラ14の両
端支軸部14a、14aが第1のカム板51.51に当
り、第8図の(e)で示すように均しローラ14の両端
支軸部14a。
14aがキャリッジフレーム12a、12aに形成され
たロック溝部40b、40bに係止され、均しローラ1
4が上方に変位した状態に保持されるとともに、ヘッド
移動機構20のリバーシブルモータ30が停止してこの
位置に貼込ヘッド6が停止する。
ついで、タイマーにより任意に設定された時間後にヘッ
ド移動機構20のリバーシブルモータ30が逆回転し、
第8図の(f)、(g)で示すように、貼込ヘッド6が
復動する。この時、押えシート18は、押えシート巻取
軸13に順次巻取られるとともに、均しローラ14が上
方に変位した状態にあるため、押えシート18が既に転
移接着された台紙59と分解フィルム58・・・に接触
して貼込状態を損うようなことが無い。
ついで、貼込ヘッド6がヘッド収納凹所5に対向する位
置まで復動すると、貼込ヘッド6がヘッド収納凹所5内
に収容されるべく下降するとともに、第8図の(h)で
示すように、均しローラ14の両端支軸部14a、14
aが第2カム板51.51に当たって両端支軸部14a
、14aがロック溝部40b、40bから外れてガイド
溝部40a、40aに導かれ、均しローラ14が下方に
変位した状態となる。そして、貼込ヘッド6がヘッド収
納凹所5内に確実に収容された時点で、ヘッド移動機構
20のリバーシブルモータ30が停止する。
この後、イエロー用分解フィルム58・・・が貼込まれ
た台紙59を取り外し、他の3色、すなわち、マゼンタ
、シアン、ブラックの各色の分解フィルム58・・・を
順次セットして前述と同様にして台紙59に貼込むこと
になる。
しかして、上記の構成とすることにより、台紙59と分
解フィルム58・・・とを貼込台4にセットした状態で
貼込作業が行なえ、従来のように机台とカバ一部材とに
分ける必要がなくその作業範囲が狭くすることが可能と
なる。また、貼込台4の面に沿って貼込ヘッド6が移動
することにより台紙59を貼込台4側に押付けて台紙4
に分解フィルム58・・・を貼込むことができ、従来の
ようにカバ一部材の開閉などの人為的操作によるものに
比べ操作性の大幅な向上が可能となる。また、台紙59
に押えシート18を重ねその上から均しローラ14を押
付けるため均一な押付力で台紙59と分解フィルム58
・・・とを密着させることができ、良好な貼込が可能と
なる。さらに、徐々に一端側から密着させる状態となり
多少セット状態が損われていても矯正させることができ
、高い位置精度を確保することが可能となる。また、台
紙保持ローラ対15により台紙59の未重合部分を挟ん
で保持でき、台紙59が不用意に垂下がったりしないよ
うに手で押える必要が無く、しかも、適当な張力を台紙
59に与えることができ、円滑かつ良好な貼込状態を確
保することが可能となる。
また、たとえば分解フィルム58の貼込点数の多い作業
を行なう場合、均しローラ14の押圧だけでは分解フィ
ルム58・・・が台紙18に十分接着され難いが、本実
施例にあっては、貼込台4が右端側に移動したとき真空
吸引孔65.65を真空源に連通することにより押えシ
ート18を第8−狗の二点鎖線状態で示すように貼込台
4側に強く吸引させ、分解フィルム58と台紙59とを
両面接着テープで強く接着することができる。
なお、本発明は上記の一実施例に限らず、要旨を変えな
い範囲で種々変形実施可能なことは勿論である。
(発明の効果) °以上説明したように本発明によれば、極めて高能率か
つ正確に貼込が行なえ、作業者の負担を大幅に軽減でき
るフィルム貼込装置を提供できるといった効果を奏する
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はフィル
ム貼込装置を示す一部断面正面図、第2図は同じく概略
的斜視図、第3図は貼込ヘッドおよび均しローラ作動用
カム板を一部省略して示す概略的斜視図、第4図は貼込
ヘッド移動機構の構成図、第5図は貼込ヘッドの部分斜
視図、第6図は均しローラの支持機構部の構成説明図、
第7図は4つの絵柄をもとに作られた分解フィルムの平
面図、第8図(a)〜(h)はフィルム貼込装置の貼込
動作を示す説明図、第9図は貼込台上に版下撮影ネガお
よび分解フィルムを配置した状態を示す平面図である。 4・・・貼込台、6・・・貼込ヘッド、14・・・均し
ローラ、15・・・台紙保持ローラ対、18・・・押え
シート、55・・・分解フィルム固定用ピンバー、55
a・・・分解フィルム固定ピン、56・・・台紙固定用
ピンバー、56a・・・台紙固定ピン、58・・・分解
フィルム、5つ・・・台紙、60・・・両面接着テープ
、61・・・位置決めパンチ孔。 出願人代理人  弁理士 鈴江武彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 台紙の所定位置にスキャナで分解された分解フィルムを
    貼込むフィルム貼込装置であって、貼込台と、この貼込
    台上に設けられ前記分解フィルムに形成された位置決め
    パンチ孔と係合して分解フィルムを所定位置に保持する
    分解フィルム固定ピンと、前記貼込台上に設けられ前記
    台紙に形成された位置決めパンチ孔と係合して台紙を所
    定位置に保持する台紙固定ピンと、この台紙固定ピンに
    より位置決めされた台紙に重合される押えシートおよび
    この押えシートを介して台紙を分解フィルムに押付ける
    均しローラおよび台紙の未重合部分を挟んで保持する台
    紙保持ローラ対を搭載し前記貼込台の面に沿って移動す
    ることにより台紙に分解フィルムを貼込む貼込ヘッドと
    を具備してなることを特徴とするフィルム貼込装置。
JP63082463A 1988-04-04 1988-04-04 フィルム貼込装置 Pending JPH01253748A (ja)

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JP63082463A JPH01253748A (ja) 1988-04-04 1988-04-04 フィルム貼込装置

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JP63082463A JPH01253748A (ja) 1988-04-04 1988-04-04 フィルム貼込装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103265184A (zh) * 2013-05-07 2013-08-28 苏州威仕科贸有限公司 一种简单实用的辊子同步玻璃贴膜机
CN108861594A (zh) * 2018-09-06 2018-11-23 深圳孔雀科技开发有限公司 一种玻璃生产用过渡段台

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