JPH0750107Y2 - 等長ドライブシャフトの圧入装置 - Google Patents

等長ドライブシャフトの圧入装置

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JPH0750107Y2
JPH0750107Y2 JP9357889U JP9357889U JPH0750107Y2 JP H0750107 Y2 JPH0750107 Y2 JP H0750107Y2 JP 9357889 U JP9357889 U JP 9357889U JP 9357889 U JP9357889 U JP 9357889U JP H0750107 Y2 JPH0750107 Y2 JP H0750107Y2
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JP
Japan
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shaft
dummy
drive shaft
attachment
centering
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JP9357889U
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与志忠 荒川
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Toyota Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トランスアクルス等にドライブシャフトを圧
入する、等長ドライブシャフトの圧入装置に関するもの
である。
(従来の技術) トランスアクスルに等長ドライブシャフトを圧入する方
法として、ダミーシャフトを使用したものが、特開昭63
-191527号公報に開示されている。
この従来のダミーシャフトを使用した等長ドライブシャ
フトの圧入装置は、第13図に示すように、対向して設け
たドライブシャフト側アーム1とダミー側アーム2にそ
れぞれアタッチメント3,4を取付け、アタッチメント3
にはドライブシャフト5を支持し、アタッチメント4に
はダミーシャフト6を支持して、双方の軸線を一致さ
せ、圧入シリンダ7によりドライブシャフト5をトラン
スアクスル8に圧入するようにしている。9はトランス
アクスル8内に装着されているピニオンギヤである。
ドライブシャフト5は、第7図及び第8図に示すように
車種によって長さLや直径Dが異なる。そのため、軸線
Cを一致させなければならないという圧入の技術的な事
情から、第14図及び第15図に示すように、ドライブシャ
フト5の直径Dに合せて、支持したときの軸線Cから取
付け孔11までの寸法lが適合するアタッチメント3を選
定し、ボルト10にてドライブシャフト側アーム1にその
アタッチメント3を取換えるようにしていた。
又、ドライブシャフト5の長さが異った場合は、受圧面
12,13間の距離Lが異なることになり、このような場合
は、この距離Lに適合するダミーシャフト6を選定して
取換えるようにしていた。
(考案が解決しようとする課題) このように上記従来の等長ドライブシャフトの圧入装置
にあっては、ドライブシャフトの直径が変る度に、これ
に適合するアタッチメントを選定して取換えなければな
らなかったので、その選定及び取換えに時間を要し、生
産性が低いという問題がある。
又、アタッチメントの選定を間違えて取付けた場合にそ
の再選定及び取付け交換に時間を要すると共に、各種ド
ライブシャフトの大きさに合せたアタッチメントを、ド
ライブシャフトの数だけ用意しておかなければならず、
広い保管スペースを必要とするという問題がある。
本考案は、各種ドライブシャフトに適用可能なダミーシ
ャフトを用いてアタッチメントの取換頻度及びアタッチ
メントの種類を少なくした、等長ドライブシャフトの圧
入装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本考案に係る手段は、円弧支
持面を有するシャフト側アタッチメントとダミー側アタ
ッチメントを対向して設け、該ダミー側アタッチメント
の円弧支持面に支持されるダミーシャフトの芯出面をそ
れぞれ中心をずらせた複数の円弧面で形成したものであ
る。
(作用) このように構成したので、アタッチメントに支持された
ダミーシャフトを、アタッチメントに支持されているド
ライブシャフトの直径に合せて回わし、芯出面を選択す
ることにより、アタッチメントに支持されているドライ
ブシャフトとダミーシャフトの軸線を一致させることが
可能になる。
(実施例) 以下本考案の一実施例について詳細に説明する。第1図
及び第2図において、ダミーシャフト6の一端には芯出
面14a,14bが設けられている。芯出面14aは、ダミーシャ
フト6の中心00を中心にして半径r0の円弧面で形成さ
れ、芯出面14bは、中心00からl′寸法ずれた01点を中
心に半径r1の円弧で形成されている。受圧面13a,13b
は、中心00を中心とした円形になっていて、その外径
は、芯出面14a,14bに対して鍔を形成する大きさになっ
ている。そして、受圧面13a,13bはL′寸法離間してお
り、この受圧面13a,13bの間にも芯出面14a,14bが形成さ
れていて長さが異るトライブシャフト5(第13図)に対
応できるようになっている。第3図及び第4図は、受圧
面13を1個設けた場合であり、他の部分は第1図及び第
2図に示すダミーシャフト6と同じである。
第1図乃至第4図に示したダミーシャフト6は、芯出面
14a,14bの二面を設けたものであるが、第11図及び第12
図に示すようにその外形を多面にすることも可能であ
る。
第11図において、芯出面14cは、受圧面13(ダミーシャ
フト6)の中心00を中心として半径r0の円弧面で形成さ
れ、芯出面14aは中心00からずれた中心01を中心として
半径r1の円弧面で形成され、芯出面14bは、中心00から
ずれた02を中心に半径r2の円弧面で形成されている。又
第12図に示す芯出面14a,14b,14c,14dの四面も同様に、
中心00からそれぞれずれた01,02,03を中心にそれぞれ半
径r0,r1,r2,r3の円弧面で形成されている。
第1図乃至第4図、第11図及び第12図に示した芯出面の
半径rは、すべて等しくしてもよく、又その大きさを違
えて円弧面を形成してもよい。
要するに、半径rの中心が、中心00からそれぞれ異る距
離だけずれていれば足りる。
例えば、芯出面14の半径rを等しくした場合は、第5図
及び第6図に示すように、ダミー側アタッチメント4の
円弧支持面15に対し、一定の支持状態が得られる。
一方シャフト側アタッチメント3の円弧支持面16の半径
は、第6図に示すように、ドライブシャフト5の最大直
径に合せて決められる。
以上のように構成した本実施例の作用について次に説明
する。以下の説明は、第2図及び第4図に示した芯出面
14a,14bの二面を有するダミーシャフト6を例に行う。
第5図において、直径D1が大きなドライブシャフト5を
シャフト側アタッチメント3に支持している。この直径
の大きなドライブシャフト5に対して、ダミーシャフト
6の芯出面は14a側を使用し、両者の軸線Cを一致させ
る。
次に第6図に示すように、直径D2が小さなドライブシャ
フト6を同じシャフト側アタッチメント3を用いて支持
したときは、ダミーシャフト6を回わして芯出面14b側
をダミー側アタッチメント4の支持面15に支持すること
により、両者の軸線Cが一致する。
このように、シャフト側アタッチメント3を取換えるこ
となく、ダミーシャフト6を回わして、芯出面14a,14b
を使い分けすることにより、直径が異る二種類のドライ
ブシャフトの圧入が可能になる。
これを例えば、第11図及び第12図に示すように、三面及
び四面の芯出面14を有するダミーシャフト6を用いたと
きは、直径が異る三種類又は四種類のドライブシャフト
5を、シャフト側アタッチメント3を取換えることな
く、ダミーシャフト6の芯出面14を使い分けするだけで
両者の軸線を一致させ、圧入することが可能になる。
次に第7図及び第8図に示すように、ドライブシャフト
5の長さL1とL2のように異る場合について説明する。
先ず長さL1の場合(長い場合)第9図に示すように、受
圧面13を二面有するダミーシャフト6(第1図)を用い
て、受圧面13aを使用するように、ダミー側アタッチメ
ント4にダミーシャフト6を支持する。
又長さL2の場合(短い場合)第10図に示すように、受圧
面13bを使用するように、ダミー側アタッチメント4に
ダミーシャフト6を支持する。
このように二つの受圧面13a,13bを使い分けすることに
より、シャフト側アタッチメント3を取換えることな
く、長さが異る二種類のドライブシャフト5の圧入が可
能になる。
このように受圧面13a,13bを有するダミーシャフトを用
いた場合は、ドライブシャフト5の直径及び長さが異な
る多種類のドライブシャフト5について、シャフト側ア
タッチメント3を取換えることなく、圧入可能になる。
(考案の効果) 以上詳述した通り本考案によれば、ダミーシャフトの芯
出面を、それぞれ中心をずらせた複数の円弧面で形成し
たので、シャフト側アタッチメントを取換えることな
く、直径の異る多種類のドライブシャフトの圧入をする
ことができる。
これにより、シャフト側アタッチメントの取換頻度、及
び種類を少なくし、生産性を大巾に向上することができ
ると共に、シャフト側アタッチメントの保管スペースを
少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるダミーシャフトの側面
図、第2図は第1図の正面図、第3図は他の実施例の側
面図、第4図は第3図の正面図、第5図は直径の大きな
ドライブシャフトに対するダミーシャフトの使用態様を
示す模式図、第6図は直径の小さなドライブシャフトに
対するダミーシャフトの使用態様を示す模式図、第7図
は直径の大きなドライブシャフトの側面図、第8図は直
径の小さなドライブシャフトの側面図、第9図は長さが
長いドライブシャフトに対するダミーシャフトの使用態
様を示す側面図、第10図は長さが短いドライブシャフト
に対するダミーシャフトの使用態様を示す側面図、第11
図は三面の芯出面を有するダミーシャフトの正面図、第
12図は四面の芯出面を有するダミーシャフトの正面図で
ある。 第13図は、従来のダミーシャフトの使用態様を示す側面
図、第14図はアタッチメントの側面図、第15図は他のア
タッチメントの側面図である。 3,4……アタッチメント 5……ドライブシャフト 6……ダミーシャフト 12,13(13a,13b)……受圧面 14(14a〜14d)……芯出面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円弧支持面を有するシャフト側アタッチメ
    ントとダミー側アタッチメントを対向して設け、該ダミ
    ー側アタッチメントの円弧支持面に支持されるダミーシ
    ャフトの芯出面をそれぞれ中心をずらせた複数の円弧面
    で形成したことを特徴とする等長ドライブシャフトの圧
    入装置。
JP9357889U 1989-08-09 1989-08-09 等長ドライブシャフトの圧入装置 Expired - Lifetime JPH0750107Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9357889U JPH0750107Y2 (ja) 1989-08-09 1989-08-09 等長ドライブシャフトの圧入装置

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JP9357889U JPH0750107Y2 (ja) 1989-08-09 1989-08-09 等長ドライブシャフトの圧入装置

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JPH0333029U JPH0333029U (ja) 1991-04-02
JPH0750107Y2 true JPH0750107Y2 (ja) 1995-11-15

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ID=31642950

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JPH0333029U (ja) 1991-04-02

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