JP2000039026A - スイングアーム用軸受ユニット - Google Patents
スイングアーム用軸受ユニットInfo
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- JP2000039026A JP2000039026A JP10207775A JP20777598A JP2000039026A JP 2000039026 A JP2000039026 A JP 2000039026A JP 10207775 A JP10207775 A JP 10207775A JP 20777598 A JP20777598 A JP 20777598A JP 2000039026 A JP2000039026 A JP 2000039026A
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- Japan
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- outer ring
- bearing unit
- bearing
- thickness
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C35/00—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
- F16C35/04—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
- F16C35/06—Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
- F16C35/07—Fixing them on the shaft or housing with interposition of an element
- F16C35/077—Fixing them on the shaft or housing with interposition of an element between housing and outer race ring
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/04—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
- F16C19/06—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/54—Systems consisting of a plurality of bearings with rolling friction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハウジングの強度を十分確保し、かつ軸受ユ
ニットに大きなトルク変動が現われない軸受ユニットを
提供する。また、軸受の外輪を圧入で入れてもラジアル
すきまが小さくなりにくいハウジングを提供する。 【解決手段】 本発明においては、その一端にスイング
アームに固定される回転軸と、回転軸方向に並設され、
各内輪が回転軸に圧入または接着された2個のころがり
軸受と、ころがり軸受の間に設けられた外輪間座と、両
ころがり軸受の外輪が圧入される筒状のハウジングと、
を有するスイングアーム用軸受ユニットにおいて、ハウ
ジングの肉厚は軸方向全体にわたって一様であって、外
輪の肉厚の5%から20%の間としている。
ニットに大きなトルク変動が現われない軸受ユニットを
提供する。また、軸受の外輪を圧入で入れてもラジアル
すきまが小さくなりにくいハウジングを提供する。 【解決手段】 本発明においては、その一端にスイング
アームに固定される回転軸と、回転軸方向に並設され、
各内輪が回転軸に圧入または接着された2個のころがり
軸受と、ころがり軸受の間に設けられた外輪間座と、両
ころがり軸受の外輪が圧入される筒状のハウジングと、
を有するスイングアーム用軸受ユニットにおいて、ハウ
ジングの肉厚は軸方向全体にわたって一様であって、外
輪の肉厚の5%から20%の間としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスクド
ライブ用のロータリアクチュエータ(スイングアームの
回転部分)を支承するころがり軸受ユニットに関する。
ライブ用のロータリアクチュエータ(スイングアームの
回転部分)を支承するころがり軸受ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】図3に基づいて従来例を説明する。図3
は、従来のハードディスクドライブ用のロータリアクチ
ュエータの回転部分を支承する転がり軸受ユニットの構
成を示す断面図である。軸受ユニット50は、回転軸5
2、円筒状のハウジング56、及び両者間に介装された
2個の玉軸受54からなる。軸52と軸受54の内輪5
8は圧入または接着で互いに固定されている。ハウジン
グ56には両端に段部60が設けられており、軸受54
の外輪62は、この段部56の端面に当接するようにハ
ウジング56に圧入または接着で固定されている。
は、従来のハードディスクドライブ用のロータリアクチ
ュエータの回転部分を支承する転がり軸受ユニットの構
成を示す断面図である。軸受ユニット50は、回転軸5
2、円筒状のハウジング56、及び両者間に介装された
2個の玉軸受54からなる。軸52と軸受54の内輪5
8は圧入または接着で互いに固定されている。ハウジン
グ56には両端に段部60が設けられており、軸受54
の外輪62は、この段部56の端面に当接するようにハ
ウジング56に圧入または接着で固定されている。
【0003】このような構成とすることにより、2個の
玉軸受54は軸52及びハウジング56に対しての所望
の位置に固定されるため、軸受ユニット50はハードデ
ィスクドライブ用のロータリアクチュエータに必要とさ
れる高速かつ精密な揺動回転を実現することができる。
玉軸受54は軸52及びハウジング56に対しての所望
の位置に固定されるため、軸受ユニット50はハードデ
ィスクドライブ用のロータリアクチュエータに必要とさ
れる高速かつ精密な揺動回転を実現することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
軸受ユニット50は、そのハウジング56の両端に環状
の段部60が設けてあることにより次のような課題があ
る。
軸受ユニット50は、そのハウジング56の両端に環状
の段部60が設けてあることにより次のような課題があ
る。
【0005】すなわち、ハウジング56の強度を十分確
保するためには両端部57のラジアル方向の厚みを厚く
せざるをえず、その結果、ハウジングの肉厚の増加分だ
け軸受ユニット50の外径が大きくなる。さらに、軸受
54の外輪62はハウジング56に圧入されるが、ハウ
ジングの肉厚が厚いために外輪62に対する半径方向内
向きの拘束力が大きくなるためラジアルすきまが小さく
なり、この状態で軸受ユニット50を駆動させると、外
輪62とボール64の摩擦が大きくなり、駆動のトルク
が大きくなる。また、玉軸受54が軸52と、ハウジン
グ56との間の空間に対して斜めに挿入される場合があ
り、この場合には玉軸受54のラジアルすきまに偏りが
生ずるため、ラジアルすきまの最も大きい部分と最も小
さい部分をピークとして軸受ユニット50に大きなトル
ク変動が現われる。
保するためには両端部57のラジアル方向の厚みを厚く
せざるをえず、その結果、ハウジングの肉厚の増加分だ
け軸受ユニット50の外径が大きくなる。さらに、軸受
54の外輪62はハウジング56に圧入されるが、ハウ
ジングの肉厚が厚いために外輪62に対する半径方向内
向きの拘束力が大きくなるためラジアルすきまが小さく
なり、この状態で軸受ユニット50を駆動させると、外
輪62とボール64の摩擦が大きくなり、駆動のトルク
が大きくなる。また、玉軸受54が軸52と、ハウジン
グ56との間の空間に対して斜めに挿入される場合があ
り、この場合には玉軸受54のラジアルすきまに偏りが
生ずるため、ラジアルすきまの最も大きい部分と最も小
さい部分をピークとして軸受ユニット50に大きなトル
ク変動が現われる。
【0006】そこで、本発明の目的は、ハウジング56
の強度を十分確保し、かつ軸受ユニット50に大きなト
ルク変動が現われない軸受ユニット50を提供すること
にある。また、本発明の別の目的は、軸受54の外輪6
2を圧入で入れてもラジアルすきまが小さくなりにくい
ハウジングを提供することにある。さらに、本発明の別
の目的は、軸受ユニット50の外径を小さくすることに
ある。
の強度を十分確保し、かつ軸受ユニット50に大きなト
ルク変動が現われない軸受ユニット50を提供すること
にある。また、本発明の別の目的は、軸受54の外輪6
2を圧入で入れてもラジアルすきまが小さくなりにくい
ハウジングを提供することにある。さらに、本発明の別
の目的は、軸受ユニット50の外径を小さくすることに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては、その
一端にスイングアームに固定される回転軸と、軸方向に
並設され、各内輪が軸に圧入または接着された2個のこ
ろがり軸受と、ころがり軸受の間に設けられた外輪間座
と、両ころがり軸受の外輪が圧入されるハウジングと、
を有するスイングアーム用軸受ユニットにおいて、ハウ
ジングは段部を有さずストレートであって、その肉厚は
一様であって、外輪の肉厚の5%から20%の間として
いる。また、ハウジングを薄くしたことによる強度不足
を補うためまた、予圧を受けるために間座を設けてい
る。
一端にスイングアームに固定される回転軸と、軸方向に
並設され、各内輪が軸に圧入または接着された2個のこ
ろがり軸受と、ころがり軸受の間に設けられた外輪間座
と、両ころがり軸受の外輪が圧入されるハウジングと、
を有するスイングアーム用軸受ユニットにおいて、ハウ
ジングは段部を有さずストレートであって、その肉厚は
一様であって、外輪の肉厚の5%から20%の間として
いる。また、ハウジングを薄くしたことによる強度不足
を補うためまた、予圧を受けるために間座を設けてい
る。
【0008】
【実施例】第1実施例について説明する。図1(a)
は、第1実施例にかかる軸受ユニットの構成を示す断面
図である。図1(b)は、第1実施例にかかる軸受ユニ
ットの側面図である。
は、第1実施例にかかる軸受ユニットの構成を示す断面
図である。図1(b)は、第1実施例にかかる軸受ユニ
ットの側面図である。
【0009】軸受ユニット1は回転軸5、円筒状のハウ
ジング9、回転軸5およびハウジング9の間に介装され
た二つの玉軸受3、および二つの玉軸受の間隔を定める
ベく配置された外輪間座7等とからなる。回転軸5の一
端もしくは両端はハードディスクベースに固定され、ハ
ウジングの外側にアーム(10)が固定される。
ジング9、回転軸5およびハウジング9の間に介装され
た二つの玉軸受3、および二つの玉軸受の間隔を定める
ベく配置された外輪間座7等とからなる。回転軸5の一
端もしくは両端はハードディスクベースに固定され、ハ
ウジングの外側にアーム(10)が固定される。
【0010】二つの玉軸受3は同一形状の内輪11、外
輪13およびボール15からなる。内輪11と軸5とは
圧入で固定されており、その締め代は2〜20μmであ
る。外輪13は、表面に凹凸のない中空円柱状のハウジ
ング9に圧入される。このハウジング9は、外輪13の
肉厚の5〜20%の厚さの薄肉のストレートハウジング
であって、外輪13とハウジング9の圧入は2〜20μ
mの締め代で行う。
輪13およびボール15からなる。内輪11と軸5とは
圧入で固定されており、その締め代は2〜20μmであ
る。外輪13は、表面に凹凸のない中空円柱状のハウジ
ング9に圧入される。このハウジング9は、外輪13の
肉厚の5〜20%の厚さの薄肉のストレートハウジング
であって、外輪13とハウジング9の圧入は2〜20μ
mの締め代で行う。
【0011】外輪間座7は、二つの玉軸受3の軸方向の
間隔を定めるように、両軸受3の外輪13間に設けられ
ている。間座7の軸方向上面7aには軸方向上側の外輪
13の下面13aが、軸方向の下面7bには軸方向下側
の外輪13の上面13bが当接している。間座7の外面
7cの直径は玉軸受3の外輪13の外面13cの直径と
ほぼ同一である。一方、間座7の内径面7dは外輪13
の内径面よりもやや軸5側にあり、これによりハウジン
グ9の強度を補っている。
間隔を定めるように、両軸受3の外輪13間に設けられ
ている。間座7の軸方向上面7aには軸方向上側の外輪
13の下面13aが、軸方向の下面7bには軸方向下側
の外輪13の上面13bが当接している。間座7の外面
7cの直径は玉軸受3の外輪13の外面13cの直径と
ほぼ同一である。一方、間座7の内径面7dは外輪13
の内径面よりもやや軸5側にあり、これによりハウジン
グ9の強度を補っている。
【0012】なお、ハウジングの材質は、耐食性を良く
するために、ステンレス鋼を用いるのが望ましい。
するために、ステンレス鋼を用いるのが望ましい。
【0013】軸受ユニット1には予圧が付与されるが、
その予圧の値は以下のように設定される。すなわち、以
上のように軸5、玉軸受3、ハウジング9を組み上げた
ユニット1を加振台にセットし、ユニット1に対して振
動を与えると、外輪13はある共振周波数を持って振動
するため、予圧は、外輪13の振動を検出してその共振
振動数を求めることにより設定する。
その予圧の値は以下のように設定される。すなわち、以
上のように軸5、玉軸受3、ハウジング9を組み上げた
ユニット1を加振台にセットし、ユニット1に対して振
動を与えると、外輪13はある共振周波数を持って振動
するため、予圧は、外輪13の振動を検出してその共振
振動数を求めることにより設定する。
【0014】以上の構成としたことにより、ハウジング
9全体が従来よりも薄いために外輪13に対する拘束力
が小さくなり、これによりラジアルすきまの変化が少な
くなるため、軸受3の回転時のトルクが大きくならな
い。また、ハウジング9の肉厚が非常に薄いため、ユニ
ット1の外径を小さくすることができる。さらに、軸受
3が軸5とハウジング9に斜めに挿入される可能性は低
いため、トルク変動が非常に小さくなる。また、ハウジ
ング9を薄肉チューブ材の切断品で代用できるので、コ
スト低減になる。これらの効果は、二つの玉軸受の間に
間座を設け、ハウジングをストレートにしたことによる
ものであって、このような構成とすることによって軸受
ユニットの耐久性、安定性、駆動の精密性を向上するこ
とができる。なお、ハウジング9を薄くしたことにより
強度、剛性が低下する恐れがあるが、間座を設けること
により強度を補っており全体としては強度は十分であ
る。
9全体が従来よりも薄いために外輪13に対する拘束力
が小さくなり、これによりラジアルすきまの変化が少な
くなるため、軸受3の回転時のトルクが大きくならな
い。また、ハウジング9の肉厚が非常に薄いため、ユニ
ット1の外径を小さくすることができる。さらに、軸受
3が軸5とハウジング9に斜めに挿入される可能性は低
いため、トルク変動が非常に小さくなる。また、ハウジ
ング9を薄肉チューブ材の切断品で代用できるので、コ
スト低減になる。これらの効果は、二つの玉軸受の間に
間座を設け、ハウジングをストレートにしたことによる
ものであって、このような構成とすることによって軸受
ユニットの耐久性、安定性、駆動の精密性を向上するこ
とができる。なお、ハウジング9を薄くしたことにより
強度、剛性が低下する恐れがあるが、間座を設けること
により強度を補っており全体としては強度は十分であ
る。
【0015】つぎに、第2実施例について説明する。図
2(a)は、第2実施例にかかる軸受ユニット22の構
成を示す断面図である。図2(b)は、第2実施例にか
かる軸受ユニット22の側面図である。本実施例におい
ては、ハウジング24に複数の切り欠き穴20を設けて
いる。その他の構成については第1実施例と同一であ
る。
2(a)は、第2実施例にかかる軸受ユニット22の構
成を示す断面図である。図2(b)は、第2実施例にか
かる軸受ユニット22の側面図である。本実施例におい
ては、ハウジング24に複数の切り欠き穴20を設けて
いる。その他の構成については第1実施例と同一であ
る。
【0016】切り欠き穴20は、軸受3の回転方向に等
間隔に設けられたほぼ長方形の貫通穴であり、その長方
形の短辺20aは半円形状としてある。切り欠き穴20
の軸方向の中心は、ハウジング24の軸方向の中心位置
と軸方向で一致させており、その軸方向の長さは、間座
7よりやや長く、切り欠き穴20から間座7および上下
の玉軸受13それぞれの下端13a、上端13bが見え
る程度の長さである。この切り欠き穴の大きさと間隔
は、軸受の外輪の変形抵抗の強度に応じて設定する。
間隔に設けられたほぼ長方形の貫通穴であり、その長方
形の短辺20aは半円形状としてある。切り欠き穴20
の軸方向の中心は、ハウジング24の軸方向の中心位置
と軸方向で一致させており、その軸方向の長さは、間座
7よりやや長く、切り欠き穴20から間座7および上下
の玉軸受13それぞれの下端13a、上端13bが見え
る程度の長さである。この切り欠き穴の大きさと間隔
は、軸受の外輪の変形抵抗の強度に応じて設定する。
【0017】軸受ユニット22は、第1実施例と同様に
組み立てられ、切り欠き穴20が設けられたハウジング
24に外輪13が圧入される。こうして組み立てられた
軸受ユニット22は、スイングアーム10に接着固定さ
れる。この軸受ユニット22とスイングアームとの接着
固定においては、ハウジングとともに、軸受ユニット2
2の間座7自体にも切り欠き穴20を介して接着固定さ
れる。
組み立てられ、切り欠き穴20が設けられたハウジング
24に外輪13が圧入される。こうして組み立てられた
軸受ユニット22は、スイングアーム10に接着固定さ
れる。この軸受ユニット22とスイングアームとの接着
固定においては、ハウジングとともに、軸受ユニット2
2の間座7自体にも切り欠き穴20を介して接着固定さ
れる。
【0018】以上の構成としたことにより、第1実施例
の効果に加えて以下の効果が得られる。すなわち、切り
欠き穴20を設けてあるために外輪13に対する拘束力
がさらに小さくなり、これによりラジアルすきまの変化
が少なくなるため、軸受3の回転時のトルクが大きくな
らない。また、軸受ユニット22とEブロックとは、切
り欠き部20を設けたこと、及び、間座7自体もEブロ
ックに接着されることにより強固に固定される。
の効果に加えて以下の効果が得られる。すなわち、切り
欠き穴20を設けてあるために外輪13に対する拘束力
がさらに小さくなり、これによりラジアルすきまの変化
が少なくなるため、軸受3の回転時のトルクが大きくな
らない。また、軸受ユニット22とEブロックとは、切
り欠き部20を設けたこと、及び、間座7自体もEブロ
ックに接着されることにより強固に固定される。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ハ
ウジングに段部を設けず、かつその厚みを厚くせずに、
ハウジングの強度を十分確保し、かつ軸受ユニットに大
きなトルク変動が現われない。また、軸受の外輪をハウ
ジングに圧入で入れてもラジアルすきまが小さくなりに
くい。さらに、軸受ユニットの外径を小さくすることが
できる。したがって、軸受ユニットの耐久性、安定性、
駆動の精密性を向上することができる。
ウジングに段部を設けず、かつその厚みを厚くせずに、
ハウジングの強度を十分確保し、かつ軸受ユニットに大
きなトルク変動が現われない。また、軸受の外輪をハウ
ジングに圧入で入れてもラジアルすきまが小さくなりに
くい。さらに、軸受ユニットの外径を小さくすることが
できる。したがって、軸受ユニットの耐久性、安定性、
駆動の精密性を向上することができる。
【図1】(a)は本発明の第1実施例にかかる軸受ユニ
ットの構成を示す断面図である。(b)は、第1実施例
にかかる軸受ユニットの側面図である。
ットの構成を示す断面図である。(b)は、第1実施例
にかかる軸受ユニットの側面図である。
【図2】(a)は本発明の第2実施例にかかる軸受ユニ
ットの構成を示す断面図である。(b)は、第2実施例
にかかる軸受ユニットの側面図である。
ットの構成を示す断面図である。(b)は、第2実施例
にかかる軸受ユニットの側面図である。
【図3】従来の軸受ユニットの構成を示す断面図であ
る。
る。
軸受ユニット 1、22 玉軸受 3 軸 5 間座 7 ハウジング 9、24 スイングアーム 10 内輪 11 外輪 13 ボール 15 切り欠き穴 20
Claims (2)
- 【請求項1】 その一端にスイングアームに固定される
回転軸と、 前記回転軸方向に並設され、各内輪が前記回転軸に圧入
または接着された2個のころがり軸受と、 前記ころがり軸受の間に設けられた外輪間座と、 前記両ころがり軸受の該外輪が圧入される筒状のハウジ
ングと、 を有するスイングアーム用軸受ユニットにおいて、 前記ハウジングの肉厚は軸方向全体にわたって一様であ
って、該外輪の肉厚の5%から20%の間であることを
特徴とするスイングアーム用軸受ユニット。 - 【請求項2】 前記ハウジングには、前記軸方向の中央
部に複数の切り欠き部が設けていることを特徴とする請
求項1に記載されたスイングアーム用軸受ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10207775A JP2000039026A (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | スイングアーム用軸受ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10207775A JP2000039026A (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | スイングアーム用軸受ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000039026A true JP2000039026A (ja) | 2000-02-08 |
Family
ID=16545324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10207775A Pending JP2000039026A (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | スイングアーム用軸受ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000039026A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006507461A (ja) * | 2002-11-26 | 2006-03-02 | ジョージ ジェイ.コーツ | 軸受 |
JP2017067185A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 日立金属株式会社 | 軸受装置 |
JP2017067184A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 日立金属株式会社 | 軸受装置 |
-
1998
- 1998-07-23 JP JP10207775A patent/JP2000039026A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006507461A (ja) * | 2002-11-26 | 2006-03-02 | ジョージ ジェイ.コーツ | 軸受 |
JP2017067185A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 日立金属株式会社 | 軸受装置 |
JP2017067184A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 日立金属株式会社 | 軸受装置 |
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