JP2000055044A - ころがり軸受 - Google Patents
ころがり軸受Info
- Publication number
- JP2000055044A JP2000055044A JP22553598A JP22553598A JP2000055044A JP 2000055044 A JP2000055044 A JP 2000055044A JP 22553598 A JP22553598 A JP 22553598A JP 22553598 A JP22553598 A JP 22553598A JP 2000055044 A JP2000055044 A JP 2000055044A
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- JP
- Japan
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- ring member
- rotating body
- shaft
- annular
- annular groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/37—Loose spacing bodies
- F16C33/3713—Loose spacing bodies with other rolling elements serving as spacing bodies, e.g. the spacing bodies are in rolling contact with the load carrying rolling elements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/20—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows with loose spacing bodies, e.g. balls, between the bearing balls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/40—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings with loose spacing bodies between the rollers
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ころがり軸受における回転体はそれを支持
する保持器、又は回転体同志の間では滑り運動が生じて
おり、断続的な摩擦力が発生する原因となっている。現
在まで完全にころがり運動だけで負荷を支持して回転す
る軸受は存在せず、滑り運動による摩擦力を完全に取り
除くことができない。本発明は、上記背景の下に成立し
たものであり、全ての接触部分をころがり接触として滑
り摩擦を完全に無くし得る軸受を提供する。 【構成】 第２の円輪状の溝を有する第２の円輪部材の
両側面に固着したフランジ部材の円周部の内側には前記
円輪状の溝と同心の外円面を設け、第２の円輪状の溝と
対面する第１の円輪状の溝を有する第１の円輪部材との
間に複数個の回転体を配列し、該各々の回転体の間に軸
状回転体を配列し、該軸状回転体の両端に固着して設け
た細径部の外形を前記フランジ部材の外円面に接触する
ごとく組み合わせたことを特徴とするころがり軸受。
する保持器、又は回転体同志の間では滑り運動が生じて
おり、断続的な摩擦力が発生する原因となっている。現
在まで完全にころがり運動だけで負荷を支持して回転す
る軸受は存在せず、滑り運動による摩擦力を完全に取り
除くことができない。本発明は、上記背景の下に成立し
たものであり、全ての接触部分をころがり接触として滑
り摩擦を完全に無くし得る軸受を提供する。 【構成】 第２の円輪状の溝を有する第２の円輪部材の
両側面に固着したフランジ部材の円周部の内側には前記
円輪状の溝と同心の外円面を設け、第２の円輪状の溝と
対面する第１の円輪状の溝を有する第１の円輪部材との
間に複数個の回転体を配列し、該各々の回転体の間に軸
状回転体を配列し、該軸状回転体の両端に固着して設け
た細径部の外形を前記フランジ部材の外円面に接触する
ごとく組み合わせたことを特徴とするころがり軸受。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は一般に広く使用されるこ
ろがり軸受に関するものである。
ろがり軸受に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、一般にころがり軸受といわれるも
のは外輪と内輪との間に複数個配列された回転体のころ
がり運動によって摩擦係数の小さな軸受を構成してい
る。しかし、回転体はそれを支持する保持器、又は回転
体同志の間では滑り運動が生じており、断続的な摩擦力
が発生する原因となっている。現在まで完全にころがり
運動だけで負荷を支持して回転する軸受は存在せず、滑
り運動による摩擦力を完全に取り除くことができない。
のは外輪と内輪との間に複数個配列された回転体のころ
がり運動によって摩擦係数の小さな軸受を構成してい
る。しかし、回転体はそれを支持する保持器、又は回転
体同志の間では滑り運動が生じており、断続的な摩擦力
が発生する原因となっている。現在まで完全にころがり
運動だけで負荷を支持して回転する軸受は存在せず、滑
り運動による摩擦力を完全に取り除くことができない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記背景の
下に成立したものであり、全ての接触部分をころがり接
触として滑り摩擦を完全に無くした軸受を提供するもの
である。特に本出願人が出願中の特許願９−３４０８３
８に類するものである。
下に成立したものであり、全ての接触部分をころがり接
触として滑り摩擦を完全に無くした軸受を提供するもの
である。特に本出願人が出願中の特許願９−３４０８３
８に類するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明の手段を以下に述べる。
めの本発明の手段を以下に述べる。
【０００５】第１の手段として、第２の円輪状の溝を有
する第２の円輪部材の両側面に固着したフランジ部材の
円周部の内側には前記円輪状の溝と同心の外円面を設
け、第２の円輪状の溝と対面する第１の円輪状の溝を有
する第１の円輪部材との間に複数個の回転体を配列し、
該各々の回転体の間に軸状回転体を配列し、該軸状回転
体の両端に固着して設けたリング部の外形を前記フラン
ジ部材の外円面に接触するごとく組み合わせたことを特
徴とするころがり軸受を提供するものである。
する第２の円輪部材の両側面に固着したフランジ部材の
円周部の内側には前記円輪状の溝と同心の外円面を設
け、第２の円輪状の溝と対面する第１の円輪状の溝を有
する第１の円輪部材との間に複数個の回転体を配列し、
該各々の回転体の間に軸状回転体を配列し、該軸状回転
体の両端に固着して設けたリング部の外形を前記フラン
ジ部材の外円面に接触するごとく組み合わせたことを特
徴とするころがり軸受を提供するものである。
【０００６】第２の手段として、回転体が円筒状であり
第１の円輪部材及び第２の円外部材に設けた第１の円輪
状の溝及び第２の円輪溝は、該回転体と線状に接触する
ごとき平断面を有することを特徴とする第１の手段記載
のころがり軸受を提供するものである。
第１の円輪部材及び第２の円外部材に設けた第１の円輪
状の溝及び第２の円輪溝は、該回転体と線状に接触する
ごとき平断面を有することを特徴とする第１の手段記載
のころがり軸受を提供するものである。
【０００７】第３の手段として、回転体が球状であり、
第１及び第２の円輪部材に設けた第１及び第２の円輪状
の溝はＵ字状断面を有することを特徴とする第１の手段
記載のころがり軸受を提供するものである。
第１及び第２の円輪部材に設けた第１及び第２の円輪状
の溝はＵ字状断面を有することを特徴とする第１の手段
記載のころがり軸受を提供するものである。
【０００８】
【作用】上記手段によってなる本発明のころがり軸受の
作用を説明する。
作用を説明する。
【０００９】第２の円輪部材を固定した状態で第１の円
輪部材が時計方向に回転するときには、第１の円輪部材
の円輪状の溝に接触している複数の回転体は、反時計方
向に自転しながら時計方向に公転運動を行う。 また、
回転体に円周部で接触している軸状回転体は時計方向に
自転しながら時計方向に公転する。この時、軸状回転体
の両端の細径部の合成速度は、該細径部の直径と軸状回
転体の回転体と接触している円周部の直径との比の設定
により静止した第２の円輪部材に設けたフランジ部材の
外円面上で０となり、この接触点でころがり運動をする
ことになる。 この様に設定することによって回転体と
第１の円輪部材との間は完全なころがり運動のみで相互
の位置関係を保ちながら回転を続けることが出来る。従
って、第２の円輪部材が停止している状態での第１の円
輪部材の回転において、従来の保持器との間に見られる
ような滑り摩擦の発生はない。
輪部材が時計方向に回転するときには、第１の円輪部材
の円輪状の溝に接触している複数の回転体は、反時計方
向に自転しながら時計方向に公転運動を行う。 また、
回転体に円周部で接触している軸状回転体は時計方向に
自転しながら時計方向に公転する。この時、軸状回転体
の両端の細径部の合成速度は、該細径部の直径と軸状回
転体の回転体と接触している円周部の直径との比の設定
により静止した第２の円輪部材に設けたフランジ部材の
外円面上で０となり、この接触点でころがり運動をする
ことになる。 この様に設定することによって回転体と
第１の円輪部材との間は完全なころがり運動のみで相互
の位置関係を保ちながら回転を続けることが出来る。従
って、第２の円輪部材が停止している状態での第１の円
輪部材の回転において、従来の保持器との間に見られる
ような滑り摩擦の発生はない。
【００１０】
【実施例】以下、図について本発明の構造を説明する。
図１は、本発明の１実施例の構造を示す半径方向の側断
面図、図２はその正断面図である。
図１は、本発明の１実施例の構造を示す半径方向の側断
面図、図２はその正断面図である。
【００１１】図１、図２において、第２の円輪状の溝７
を有する第２の円輪部材８の一方の側面に一体的に設け
たフランジ部材３と、他方の側面に第２の円輪部材８の
外径部に被せるごとく組み合わせて設けた、フランジ部
材４の円周部の内側には前記円輪状の溝７と同心の外円
面５、６を設け、第２の円輪状の溝７と対面する第１の
円輪状の溝１を有する第１の円輪部材２との間に複数個
の円筒状の回転体９を配列し、該各々の回転体９の間に
軸状回転体１０を配列し、該軸状回転体１０の両端に設
けた細径部１１、１２の外形を前記フランジ部材３、４
の外円面５、６に接触するごとく組み合わせている。１
３は軸状回転体１０が回転体９と接触する円周部であ
る。尚、本実施例において、第２の円輪部材８は、軸受
としての外輪を、第１の円輪部材２は内輪を形成してい
る。
を有する第２の円輪部材８の一方の側面に一体的に設け
たフランジ部材３と、他方の側面に第２の円輪部材８の
外径部に被せるごとく組み合わせて設けた、フランジ部
材４の円周部の内側には前記円輪状の溝７と同心の外円
面５、６を設け、第２の円輪状の溝７と対面する第１の
円輪状の溝１を有する第１の円輪部材２との間に複数個
の円筒状の回転体９を配列し、該各々の回転体９の間に
軸状回転体１０を配列し、該軸状回転体１０の両端に設
けた細径部１１、１２の外形を前記フランジ部材３、４
の外円面５、６に接触するごとく組み合わせている。１
３は軸状回転体１０が回転体９と接触する円周部であ
る。尚、本実施例において、第２の円輪部材８は、軸受
としての外輪を、第１の円輪部材２は内輪を形成してい
る。
【００１２】以上のごとく構成した本発明のころがり軸
受の作用を説明する。図１、図２に示す本発明のころが
り軸受は今、第２の円輪部材８を固定した状態で第１の
円輪部材２が時計方向に回転するときには、第１の円輪
部材２の円輪状の溝１に接触している複数の回転体９
は、反時計方向に自転しながら時計方向に公転運動を行
う。 また、回転体９に円周部１３で接触している軸状
回転体１０は時計方向に自転しながら時計方向に公転す
る。この時、軸状回転体の両端の細径部１１、１２の合
成速度は、該細径部１１、１２の直径と軸状回転体１０
の回転体９と接触している円周部１３の直径との比の設
定により静止した第２の円輪部材に設けたフランジ部材
３、４の外円面５、６上で０となり、この接触点でころ
がり運動をすることになる。 この様に設定することに
よって回転体９と第１の円輪部材２との間は完全なころ
がり運動のみで相互の位置関係を保ちながら回転を続け
ることが出来る。従って、第２の円輪部材８が停止して
いる状態での第１の円輪部材２の回転において、従来の
保持器との間に見られるような滑り摩擦の発生はない。
従って、この運動によって生ずる摩擦力は極めて小さく
従来のころがり軸受の数１０〜数１０００分の１になり
得る。尚、細径部１１、１２の半径Ｒ１は第２の円輪状
の溝７と回転体９との接触点の軸受中心からの半径をＲ
２、軸状回転体１０の円周部１３の半径をＲ３、フラン
ジ部材３、４の外周部内面の半径をＲ４とすると、Ｒ１
＝Ｒ３・Ｒ４／Ｒ２の計算式で求めることが出来る。
受の作用を説明する。図１、図２に示す本発明のころが
り軸受は今、第２の円輪部材８を固定した状態で第１の
円輪部材２が時計方向に回転するときには、第１の円輪
部材２の円輪状の溝１に接触している複数の回転体９
は、反時計方向に自転しながら時計方向に公転運動を行
う。 また、回転体９に円周部１３で接触している軸状
回転体１０は時計方向に自転しながら時計方向に公転す
る。この時、軸状回転体の両端の細径部１１、１２の合
成速度は、該細径部１１、１２の直径と軸状回転体１０
の回転体９と接触している円周部１３の直径との比の設
定により静止した第２の円輪部材に設けたフランジ部材
３、４の外円面５、６上で０となり、この接触点でころ
がり運動をすることになる。 この様に設定することに
よって回転体９と第１の円輪部材２との間は完全なころ
がり運動のみで相互の位置関係を保ちながら回転を続け
ることが出来る。従って、第２の円輪部材８が停止して
いる状態での第１の円輪部材２の回転において、従来の
保持器との間に見られるような滑り摩擦の発生はない。
従って、この運動によって生ずる摩擦力は極めて小さく
従来のころがり軸受の数１０〜数１０００分の１になり
得る。尚、細径部１１、１２の半径Ｒ１は第２の円輪状
の溝７と回転体９との接触点の軸受中心からの半径をＲ
２、軸状回転体１０の円周部１３の半径をＲ３、フラン
ジ部材３、４の外周部内面の半径をＲ４とすると、Ｒ１
＝Ｒ３・Ｒ４／Ｒ２の計算式で求めることが出来る。
【００１３】又、本実施例においては軸状回転体は両端
が細くなっているため、プラスチック又は鍛造技術など
により一体的に製作することができ、フランジ部材３は
第２の円輪部材８と一体化され、４は組み立て式となっ
ているので、回転体９と軸状回転体１０を全てセットし
てからフランジ部材４を第２の円輪部材８に被せるよう
に組み立てる事で完成する事ができるので、製作は容易
でコストは従来品と大差ないものとすることができる。
が細くなっているため、プラスチック又は鍛造技術など
により一体的に製作することができ、フランジ部材３は
第２の円輪部材８と一体化され、４は組み立て式となっ
ているので、回転体９と軸状回転体１０を全てセットし
てからフランジ部材４を第２の円輪部材８に被せるよう
に組み立てる事で完成する事ができるので、製作は容易
でコストは従来品と大差ないものとすることができる。
【００１４】図３は本発明の他の実施例の構造を示す側
断面図である。図３において、回転体２９は球状であり
第１の円輪部材２２に設けた第１の円輪状のＵ字状溝２
１とは回転体２９と点Ａで接触し、第２の円輪部材２８
とこれに被せるように組み合わされたフランジ部材２４
によって合成された第２の円輪溝２７は、該回転体２９
と点Ｂ，Ｃの２点で接触するごときＵ字状断面を有する
事が望ましい。又、軸状回転体３０の回転体２９と接触
する円周部３３も球状の回転体２９の円弧に近い断面の
溝を形成していることが望ましい。この様に形成した実
施例の場合、球状の回転体２９と第２の円輪状の溝２７
とが２点Ｂ、Ｃで接触してれば、本軸受けにラジアル荷
重のほかにスラスト荷重が加わっても回転体２９にはい
わゆるスピン（正規回転と回転軸の異なる回転）が生じ
ることがないので軸状回転体３０との間にも滑り運動が
生じることを防ぐことができるので応用の範囲が広くな
る。尚、図１、２及び図３に示す第２の円輪部材２及び
２８とこれに被せるように組み合わされたフランジ部材
４及び２４の構造その他細部の形状は本発明の要旨を限
定するものではない。
断面図である。図３において、回転体２９は球状であり
第１の円輪部材２２に設けた第１の円輪状のＵ字状溝２
１とは回転体２９と点Ａで接触し、第２の円輪部材２８
とこれに被せるように組み合わされたフランジ部材２４
によって合成された第２の円輪溝２７は、該回転体２９
と点Ｂ，Ｃの２点で接触するごときＵ字状断面を有する
事が望ましい。又、軸状回転体３０の回転体２９と接触
する円周部３３も球状の回転体２９の円弧に近い断面の
溝を形成していることが望ましい。この様に形成した実
施例の場合、球状の回転体２９と第２の円輪状の溝２７
とが２点Ｂ、Ｃで接触してれば、本軸受けにラジアル荷
重のほかにスラスト荷重が加わっても回転体２９にはい
わゆるスピン（正規回転と回転軸の異なる回転）が生じ
ることがないので軸状回転体３０との間にも滑り運動が
生じることを防ぐことができるので応用の範囲が広くな
る。尚、図１、２及び図３に示す第２の円輪部材２及び
２８とこれに被せるように組み合わされたフランジ部材
４及び２４の構造その他細部の形状は本発明の要旨を限
定するものではない。
【００１５】
【発明の効果】以上の説明で明らかなごとく、本発明の
軸受は接触部の運動が全てころがり運動なので回転中の
滑り摩擦がなく回転が滑らかであるほか、ラジアル軸受
け及びスラスト軸受けのどちらにも実施可能なため、応
用分野が広く機械製品の性能の向上の上で、その効果は
極めて著しい。
軸受は接触部の運動が全てころがり運動なので回転中の
滑り摩擦がなく回転が滑らかであるほか、ラジアル軸受
け及びスラスト軸受けのどちらにも実施可能なため、応
用分野が広く機械製品の性能の向上の上で、その効果は
極めて著しい。
【００１６】
【図１】本発明の１実施例の構造を示す半径方向の側断
面図
面図
【図２】本発明の１実施例の構造を示す正断面図
【図３】本発明の他の実施例の構造を示す半径方向の側
断面図
断面図
１、２１ 第１の円輪状
の溝 ２、２２ 第１の円輪部
材 ３、４、２３、２４ フランジ部材 ５、６、２５、２６ 外円面 ７、２７ 第２の円輪状
の溝 ８、２８ 第２の円輪部
材 ９、２９ 回転体 １０、３０ 軸状回転体 １１、１２、３１、３２ 細径部 １３、３３ 円周部
の溝 ２、２２ 第１の円輪部
材 ３、４、２３、２４ フランジ部材 ５、６、２５、２６ 外円面 ７、２７ 第２の円輪状
の溝 ８、２８ 第２の円輪部
材 ９、２９ 回転体 １０、３０ 軸状回転体 １１、１２、３１、３２ 細径部 １３、３３ 円周部
Claims (3)
- 【請求項１】 第２の円輪状の溝を有する第２の円輪部
材の両側面に固着したフランジ部材の円周部の内側には
前記円輪状の溝と同心の外円面を設け、第２の円輪状の
溝と対面する第１の円輪状の溝を有する第１の円輪部材
との間に複数個の回転体を配列し、該各々の回転体の間
に軸状回転体を配列し、該軸状回転体の両端に固着して
設けた細径部の外形を前記フランジ部材の外円面に接触
するごとく組み合わせたことを特徴とするころがり軸
受。 - 【請求項２】 回転体が円筒状であり第１の円輪部材及
び第２の円外部材に設けた第１の円輪状の溝及び第２の
円輪溝は、該回転体と線状に接触するごとき平断面を有
することを特徴とする請求項１記載のころがり軸受。 - 【請求項３】 回転体が球状であり、第１及び第２の円
輪部材に設けた第１及び第２の円輪状の溝はＵ字状断面
を有することを特徴とする請求項１記載のころがり軸
受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22553598A JP2000055044A (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | ころがり軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22553598A JP2000055044A (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | ころがり軸受 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000055044A true JP2000055044A (ja) | 2000-02-22 |
Family
ID=16830826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22553598A Pending JP2000055044A (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | ころがり軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000055044A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107228471A (zh) * | 2017-07-20 | 2017-10-03 | 广东美的制冷设备有限公司 | 蜗壳旋转结构与空调器 |
| WO2021214811A1 (ja) * | 2020-04-20 | 2021-10-28 | 三菱電機株式会社 | ベアリング |
-
1998
- 1998-08-10 JP JP22553598A patent/JP2000055044A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107228471A (zh) * | 2017-07-20 | 2017-10-03 | 广东美的制冷设备有限公司 | 蜗壳旋转结构与空调器 |
| CN107228471B (zh) * | 2017-07-20 | 2023-04-14 | 广东美的制冷设备有限公司 | 蜗壳旋转结构与空调器 |
| WO2021214811A1 (ja) * | 2020-04-20 | 2021-10-28 | 三菱電機株式会社 | ベアリング |
| DE112020007105T5 (de) | 2020-04-20 | 2023-01-26 | Mitsubishi Electric Corporation | Lager |
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