JPH04157208A - 針状ころ軸受 - Google Patents
針状ころ軸受Info
- Publication number
- JPH04157208A JPH04157208A JP27619690A JP27619690A JPH04157208A JP H04157208 A JPH04157208 A JP H04157208A JP 27619690 A JP27619690 A JP 27619690A JP 27619690 A JP27619690 A JP 27619690A JP H04157208 A JPH04157208 A JP H04157208A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- raceway surface
- ball
- raceway
- vertical wall
- outer ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 abstract description 4
- 238000003754 machining Methods 0.000 abstract description 3
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、ローラーフォロアあるいはカムフォロアなど
に朝込むのに適する針状ころ軸受に間する。
に朝込むのに適する針状ころ軸受に間する。
「従来の技術」
第４図に示すようにスラスト荷重が受けられるようにす
るため、針状ころ軸受の両側にスラストボールベアリン
グが配設されているラジアル・スラスト複合軸受が公知
である。（特開平２−１９０６０９号公報参照） 「発明が解決しようとする課題」 ところが、ラジアル・スラスト複合形荷重を受けるボー
ル６００案内面は座金３６に形成され、該座金３６は外
輪側面に形成された肩部４４に一部を嵌合固定されてい
るため、内輪２６若しくは外輪２２に作用するスラスト
荷重は座金側面を介して間接的に受けることになる。
るため、針状ころ軸受の両側にスラストボールベアリン
グが配設されているラジアル・スラスト複合軸受が公知
である。（特開平２−１９０６０９号公報参照） 「発明が解決しようとする課題」 ところが、ラジアル・スラスト複合形荷重を受けるボー
ル６００案内面は座金３６に形成され、該座金３６は外
輪側面に形成された肩部４４に一部を嵌合固定されてい
るため、内輪２６若しくは外輪２２に作用するスラスト
荷重は座金側面を介して間接的に受けることになる。
例えばスラスト荷重が内輪２６側に作用した場合に、前
記座金３６は軸方向に撓むことになるため、軸方向遊び
を阻止する機能を備え、スラスト荷重が一方向で、かつ
比較的小さいスラスト荷重に対しては耐えられるが、ス
ラスト荷重が左右繰り返し、かつスラスト荷重が変動す
るときは前記肩部４４より離脱することもあり、複合形
軸受としての機能を十分発揮することができない欠陥を
有する。
記座金３６は軸方向に撓むことになるため、軸方向遊び
を阻止する機能を備え、スラスト荷重が一方向で、かつ
比較的小さいスラスト荷重に対しては耐えられるが、ス
ラスト荷重が左右繰り返し、かつスラスト荷重が変動す
るときは前記肩部４４より離脱することもあり、複合形
軸受としての機能を十分発揮することができない欠陥を
有する。
また、座金の如き部品を外輪若しくは内輪に嵌合せしむ
るために肩部を形成することは研削加工誤差および組立
誤差などが生じ、精度の高いラジアル・スラスト複合形
軸受を提供することはきわめて難しい。
るために肩部を形成することは研削加工誤差および組立
誤差などが生じ、精度の高いラジアル・スラスト複合形
軸受を提供することはきわめて難しい。
さらに、玉保持器６２を組込み、ボールを整列運動を行
わせ、外輪の振れ防止をおこなっているが、保持器組込
みによるコスト高、ボール数の数の減少によりスラスト
容量の減少する問題があるそこで、ころの回転を案内す
る外輪の内周面に対するボールの軌道面が外輪の端面よ
り内方に形成される断面略逆り字状環状段部に垂直壁面
が形成されると共に該軌道面に対応するスラストワッシ
ャーの断面略り字状のボール収容部の内側壁に軌道面が
形成され、そしてボールが前記外輪の軌道面とスラスト
ワッシャーのボール収容部の軌道面間にあるようにした
ことにより、ラジアル荷重を受けることなく、大きなス
ラスト荷重のみが受けられるようにしたことが本発明の
技術的課題である。
わせ、外輪の振れ防止をおこなっているが、保持器組込
みによるコスト高、ボール数の数の減少によりスラスト
容量の減少する問題があるそこで、ころの回転を案内す
る外輪の内周面に対するボールの軌道面が外輪の端面よ
り内方に形成される断面略逆り字状環状段部に垂直壁面
が形成されると共に該軌道面に対応するスラストワッシ
ャーの断面略り字状のボール収容部の内側壁に軌道面が
形成され、そしてボールが前記外輪の軌道面とスラスト
ワッシャーのボール収容部の軌道面間にあるようにした
ことにより、ラジアル荷重を受けることなく、大きなス
ラスト荷重のみが受けられるようにしたことが本発明の
技術的課題である。
「課題を解決するための手段」
上記せる技術的課題を解決するための手段は次の通りで
ある。
ある。
外輪の端面より内方に断面略逆り字状の環状段部が形成
され、該環状段部の垂直壁面に軌道面が形成され、該軌
道面に対応するスラストワッシャーの内側壁より外方に
断面略し字状のボール収容部が形成されると共にその垂
直壁面に軌道面が形成され、そしてボールが前記外輪の
軌道面とスラストワッシャーの軌道面間にあることを特
徴とする針状ころ軸受を提供することにある。
され、該環状段部の垂直壁面に軌道面が形成され、該軌
道面に対応するスラストワッシャーの内側壁より外方に
断面略し字状のボール収容部が形成されると共にその垂
直壁面に軌道面が形成され、そしてボールが前記外輪の
軌道面とスラストワッシャーの軌道面間にあることを特
徴とする針状ころ軸受を提供することにある。
「作 用」−
ころのラジアル荷重を外輪の内周面にて支承すると同時
にスラスト荷重に対しては外輪の端面より内方に向かっ
て形成された環状段部の軌道面とスラストワッシャーの
内側壁より外方に向かって形成されたボール収容部の軌
道面によりボールが支承され、さらに、該スラストワッ
シャーのボール収容部と外輪の軌道面によってボールが
定位置に保持される。
にスラスト荷重に対しては外輪の端面より内方に向かっ
て形成された環状段部の軌道面とスラストワッシャーの
内側壁より外方に向かって形成されたボール収容部の軌
道面によりボールが支承され、さらに、該スラストワッ
シャーのボール収容部と外輪の軌道面によってボールが
定位置に保持される。
「実施例」
以下図に基いて本発明の一実施例について説明する。
第１図は本発明の針状ころ軸受をカムフォロアに、適用
した一部断面正面図である。
した一部断面正面図である。
１０は外輪で、該外輪１０はカムの外周面若しくは内周
面と接触しながら回転運動をするため肉厚に形成され、
そして該外輪１０の内部には保持器付き針状ころ１１．
１１．、、を案内する軌道面１０１が形成されている。
面と接触しながら回転運動をするため肉厚に形成され、
そして該外輪１０の内部には保持器付き針状ころ１１．
１１．、、を案内する軌道面１０１が形成されている。
１０２は外輪１０の端面１０３より内方に形成された断
面略逆り字状の環状段部で、該環状段部１０２に垂直壁
面１０２１が形成されると共に該垂直壁面１０２１半径
方向の輻！は組込まれるボール１２の径ｄよりか僅かに
大きく形成され、これによりスラスト荷重は支承できる
がラジアル荷重とは非接触状態にある。
面略逆り字状の環状段部で、該環状段部１０２に垂直壁
面１０２１が形成されると共に該垂直壁面１０２１半径
方向の輻！は組込まれるボール１２の径ｄよりか僅かに
大きく形成され、これによりスラスト荷重は支承できる
がラジアル荷重とは非接触状態にある。
１０２２は前記外輪の垂直壁面１０２１に形成された軌
道面で、該軌道面１０２２によりボール転走の位置が外
輪の垂直壁面１０２１１１１にある。
道面で、該軌道面１０２２によりボール転走の位置が外
輪の垂直壁面１０２１１１１にある。
１３はスタッドネジ部１５３＠のスラストワッシャーで
、該スラストワッシャー１３の中央にはカムフォロアの
スタッド１５の外径に路間−の貫通孔１３１が形成され
、前記外輪ｌＯの環状段部１０２に対応する前記スラス
トワッシャー１３の内側壁より外方に向かって断面略し
字状のボール収容部１３２が形成されると共にその垂直
壁面に１ 軌道面１３３が形成される。
、該スラストワッシャー１３の中央にはカムフォロアの
スタッド１５の外径に路間−の貫通孔１３１が形成され
、前記外輪ｌＯの環状段部１０２に対応する前記スラス
トワッシャー１３の内側壁より外方に向かって断面略し
字状のボール収容部１３２が形成されると共にその垂直
壁面に１ 軌道面１３３が形成される。
１４はスタッド頭部１５２のフランジで、該フランジ１
４の内側壁より外方に向かフてボール収容ｉ！ＩＩＩ
４２が形成され、その垂直壁面に軌道面１４３が形成さ
れ、そして、該スタッド頭部１５２の略中夫には締め付
は用６角穴１４１が形成されている。
４の内側壁より外方に向かフてボール収容ｉ！ＩＩＩ
４２が形成され、その垂直壁面に軌道面１４３が形成さ
れ、そして、該スタッド頭部１５２の略中夫には締め付
は用６角穴１４１が形成されている。
１１５１はスタッド１５のスタッド頭部１５２１１１の
外周に形成される摺動面で、針状ころ１１．】１６６．
を支承する。
外周に形成される摺動面で、針状ころ１１．】１６６．
を支承する。
上記実施例は以上のように形成されているので、ころの
ラジアル荷重を外輪の内周面にて支承すると同時にスラ
スト荷重に対しては外輪の端面より内方に向かって形成
された環状段部の軌道面とスラストワッシャーの内側壁
より外方に向かって形成されたボール収容部の軌道面に
よりボールが支承され、さらに、該スラストワッシャー
のボール収容部と外輪の軌道面によってボールが定位置
に保持される。
ラジアル荷重を外輪の内周面にて支承すると同時にスラ
スト荷重に対しては外輪の端面より内方に向かって形成
された環状段部の軌道面とスラストワッシャーの内側壁
より外方に向かって形成されたボール収容部の軌道面に
よりボールが支承され、さらに、該スラストワッシャー
のボール収容部と外輪の軌道面によってボールが定位置
に保持される。
次に、外輪１０とスラストワッシャー１３の軌道面１０
２２’、と１３３′はボール１２の径に近似したサーキ
ュラ−アーク溝が形成されているので、ボールと軌道面
間は２点接触となり、ボールは弾性変形し、広い接触幅
が得られ、弾性が増加し、大きなスラスト荷重が受けら
れる。（第２−２図参照） 第３図は本発明の針状ころ軸受をローラーフォロアに適
用した一部省略断面図である。
２２’、と１３３′はボール１２の径に近似したサーキ
ュラ−アーク溝が形成されているので、ボールと軌道面
間は２点接触となり、ボールは弾性変形し、広い接触幅
が得られ、弾性が増加し、大きなスラスト荷重が受けら
れる。（第２−２図参照） 第３図は本発明の針状ころ軸受をローラーフォロアに適
用した一部省略断面図である。
１６は針状ころ１１．１１．’、、を支承する摺動面１
６１を外周に形成された内輪で、該内輪１６の端面部に
スラストワッシャー１７が正大固定されている。
６１を外周に形成された内輪で、該内輪１６の端面部に
スラストワッシャー１７が正大固定されている。
その他は第１実施例と同一につき同符号を付し、その説
明を省略する。
明を省略する。
「発明の効果」
本発明の針状ころ軸受は、外輪の環状段部に軌道面が形
成されるので、スラスト転走面の平面度、ころ転走面と
の歯角度が出やすく、そして、スラスト荷重を受ける外
輪並びにスラストワッシャーは断面略し字状であるから
、加工精度が出し易く生産コストが安定する。
成されるので、スラスト転走面の平面度、ころ転走面と
の歯角度が出やすく、そして、スラスト荷重を受ける外
輪並びにスラストワッシャーは断面略し字状であるから
、加工精度が出し易く生産コストが安定する。
また、ボール軌道が外輪の環状段部の垂直壁面とスラス
トワッシャーのボール収容部の垂直壁面に形成され、か
つ軌道面がボールの径に近似したサーキュラ−アーク溝
であるため、大きなスラスト荷重が受けられ、かつ剛性
も大きいなとの特徴を有する。
トワッシャーのボール収容部の垂直壁面に形成され、か
つ軌道面がボールの径に近似したサーキュラ−アーク溝
であるため、大きなスラスト荷重が受けられ、かつ剛性
も大きいなとの特徴を有する。
第１図は本発明の針状ころ軸受をカムフォロアに、適用
した一部断面正面図、第２−１図は第１図Ａ括弧内の拡
大断面図、第２−２図は軌道面がサーキュラ−アーク溝
に形成された拡大断面図、第３図は本発明の針状ころ軸
受をローラーフォロアに適用した一部省略断面図、第４
図は従来例を示す一部省略断面図である。 符号の説明 １０：外輪 １１：針状ころ １２：ボール １０１：針状ころの軌道面１０２：環
状段部 １０２２．１３３：ボールの軌道面 １３．１７：スラストワッシャー １４：フランジ １６：内輪 特許出願人 ティエチケー株式会社代理人弁理士
中 山 輝 三第３図 第４図
した一部断面正面図、第２−１図は第１図Ａ括弧内の拡
大断面図、第２−２図は軌道面がサーキュラ−アーク溝
に形成された拡大断面図、第３図は本発明の針状ころ軸
受をローラーフォロアに適用した一部省略断面図、第４
図は従来例を示す一部省略断面図である。 符号の説明 １０：外輪 １１：針状ころ １２：ボール １０１：針状ころの軌道面１０２：環
状段部 １０２２．１３３：ボールの軌道面 １３．１７：スラストワッシャー １４：フランジ １６：内輪 特許出願人 ティエチケー株式会社代理人弁理士
中 山 輝 三第３図 第４図
Claims (2)
- （１）、外輪の端面より内方に断面略逆Ｌ字状の環状段
部が形成され、該環状段部の垂直壁面に軌道面が形成さ
れ、該軌道面に対応するスラストワッシャーの内側壁よ
り外方に断面略Ｌ字状のボール収容部が形成されると共
にその垂直壁面に軌道面が形成され、そしてボールが前
記外輪の軌道面とスラストワッシャーの軌道面間にある
ことを特徴とする針状ころ軸受。 - （２）、軌道面がボール径に近似したサーキュラーアー
ク溝であることを特徴とする請求項１記載の針状ころ軸
受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2276196A JPH0735808B2 (ja) | 1990-10-17 | 1990-10-17 | 針状ころ軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2276196A JPH0735808B2 (ja) | 1990-10-17 | 1990-10-17 | 針状ころ軸受 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04157208A true JPH04157208A (ja) | 1992-05-29 |
| JPH0735808B2 JPH0735808B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=17566034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2276196A Expired - Fee Related JPH0735808B2 (ja) | 1990-10-17 | 1990-10-17 | 針状ころ軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0735808B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100405296B1 (ko) * | 2001-04-06 | 2003-11-12 | 세웅기계 주식회사 | 복합하중용 캠클러치 베어링 |
| JP2010508471A (ja) * | 2006-10-31 | 2010-03-18 | アイエムオー ホールディング ジーエムビーエイチ | 転がり軸受装置 |
| JP2011021514A (ja) * | 2009-07-14 | 2011-02-03 | Nsk Ltd | タペットローラ用軸受装置 |
| JP2011131299A (ja) * | 2009-12-22 | 2011-07-07 | Nsk Ltd | マニピュレータ用関節部 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02190609A (ja) * | 1989-01-03 | 1990-07-26 | Torrington Co:The | ラジアル・スラスト複合軸受 |
-
1990
- 1990-10-17 JP JP2276196A patent/JPH0735808B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02190609A (ja) * | 1989-01-03 | 1990-07-26 | Torrington Co:The | ラジアル・スラスト複合軸受 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100405296B1 (ko) * | 2001-04-06 | 2003-11-12 | 세웅기계 주식회사 | 복합하중용 캠클러치 베어링 |
| JP2010508471A (ja) * | 2006-10-31 | 2010-03-18 | アイエムオー ホールディング ジーエムビーエイチ | 転がり軸受装置 |
| JP2011021514A (ja) * | 2009-07-14 | 2011-02-03 | Nsk Ltd | タペットローラ用軸受装置 |
| JP2011131299A (ja) * | 2009-12-22 | 2011-07-07 | Nsk Ltd | マニピュレータ用関節部 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0735808B2 (ja) | 1995-04-19 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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