JPH112390A - 2部品式のケーシングとその製造方法 - Google Patents
2部品式のケーシングとその製造方法Info
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- JPH112390A JPH112390A JP10116281A JP11628198A JPH112390A JP H112390 A JPH112390 A JP H112390A JP 10116281 A JP10116281 A JP 10116281A JP 11628198 A JP11628198 A JP 11628198A JP H112390 A JPH112390 A JP H112390A
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- Japan
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- casing
- centering member
- centering
- hole
- holes
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 10
- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims abstract description 20
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims abstract description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16M—FRAMES, CASINGS OR BEDS OF ENGINES, MACHINES OR APPARATUS, NOT SPECIFIC TO ENGINES, MACHINES OR APPARATUS PROVIDED FOR ELSEWHERE; STANDS; SUPPORTS
- F16M1/00—Frames or casings of engines, machines or apparatus; Frames serving as machinery beds
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T74/13—Machine starters
- Y10T74/131—Automatic
- Y10T74/132—Separate power mesher
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/21—Elements
- Y10T74/2186—Gear casings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】少ない製作費で高い位置ぎめ精度が得られる同
軸の穴を備えた2部品式のケーシングを形成すると共
に、2部品式のケーシングを製造する。 【解決手段】2部品式のケーシングは、両方のケーシン
グ部材1、2を通って延在する複数の同軸の穴3、4を
備える。これらの穴は夫々、ケーシング部材夫々の中で
センターリング部材により同心状に取り囲まれていて、
センターリング部材は、ケーシング部材の一方では内側
のセンターリング部材として延設されていると共に、ケ
ーシング部材の他方では外側のセンターリング部材とし
て延設されている。穴は、これらの穴とセンターリング
部材の直径に適合したカッティング用の刃8〜10を備
えた穴あけ用の工具を使用して1つの作業工程でケーシ
ング部材内に穴あけされる。引き続き、穴とセンターリ
ング部材を備えたケーシング部材は、センターリング部
材が高い精度で互いに把持しあうよう接合される。
軸の穴を備えた2部品式のケーシングを形成すると共
に、2部品式のケーシングを製造する。 【解決手段】2部品式のケーシングは、両方のケーシン
グ部材1、2を通って延在する複数の同軸の穴3、4を
備える。これらの穴は夫々、ケーシング部材夫々の中で
センターリング部材により同心状に取り囲まれていて、
センターリング部材は、ケーシング部材の一方では内側
のセンターリング部材として延設されていると共に、ケ
ーシング部材の他方では外側のセンターリング部材とし
て延設されている。穴は、これらの穴とセンターリング
部材の直径に適合したカッティング用の刃8〜10を備
えた穴あけ用の工具を使用して1つの作業工程でケーシ
ング部材内に穴あけされる。引き続き、穴とセンターリ
ング部材を備えたケーシング部材は、センターリング部
材が高い精度で互いに把持しあうよう接合される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも2つの
穴と2つのケーシング部分を有し、各穴が両ケーシング
部分に同軸的に形成されている2部品式のケーシング及
びその製造方法に関する。
穴と2つのケーシング部分を有し、各穴が両ケーシング
部分に同軸的に形成されている2部品式のケーシング及
びその製造方法に関する。
【0002】この種のケーシングは好適には伝動装置の
ケーシングとして使用されており、同軸の穴と伝動装置
用ホイールを担持するシャフトがケーシング内に配置さ
れていて、前記シャフトは両方のケーシング部品内に軸
支されている。このような構成上の目的を達成するた
め、同軸の穴の軸が非常に高い位置精度を有するよう両
方のケーシング部品が互いに位置ぎめされなければなら
ない。これまでは取付けピンを接続することにより位置
ぎめ精度が確保されている。このような構成において
は、まずケーシング部分が加工され、ねじ加工がほどこ
され、しかるのち、取り付けピン穴とその他の穴が形成
される。このような加工を行うために使用される方法を
実施するためには非常に高い製作費用を必要とするう
え、ケーシング部品にねじ加工を施すさいケーシング部
分の加工を中断しなければならい。
ケーシングとして使用されており、同軸の穴と伝動装置
用ホイールを担持するシャフトがケーシング内に配置さ
れていて、前記シャフトは両方のケーシング部品内に軸
支されている。このような構成上の目的を達成するた
め、同軸の穴の軸が非常に高い位置精度を有するよう両
方のケーシング部品が互いに位置ぎめされなければなら
ない。これまでは取付けピンを接続することにより位置
ぎめ精度が確保されている。このような構成において
は、まずケーシング部分が加工され、ねじ加工がほどこ
され、しかるのち、取り付けピン穴とその他の穴が形成
される。このような加工を行うために使用される方法を
実施するためには非常に高い製作費用を必要とするう
え、ケーシング部品にねじ加工を施すさいケーシング部
分の加工を中断しなければならい。
【0003】軸方向に間隔をあけていろいろな直径のカ
ッティング用のプレートを備えたタイプの穴明け用の工
具はすでに公知である(DE−PS3610016号と
DE−PS4120436号を参照のこと)。このよう
な穴あけ用の工具を使用すれば、段階状の穴を1つの作
業工程で形成することができる。
ッティング用のプレートを備えたタイプの穴明け用の工
具はすでに公知である(DE−PS3610016号と
DE−PS4120436号を参照のこと)。このよう
な穴あけ用の工具を使用すれば、段階状の穴を1つの作
業工程で形成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、少な
い製作費用で高い位置ぎめ精度を確保するように当初に
挙げた種類の同軸の穴を備えた2部品式のケーシングを
構成するとともに、該ケーシングを製造することであ
る。
い製作費用で高い位置ぎめ精度を確保するように当初に
挙げた種類の同軸の穴を備えた2部品式のケーシングを
構成するとともに、該ケーシングを製造することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る2部品式のケーシングは、当初に挙げ
た種類のケーシングにおいて、前記穴がそれぞれ前記ケ
ーシング部分のそれぞれに中でセンターリング部材によ
り同心状に取り囲まれていて、該センターリング部材が
一方のケーシング部分の中で内側のセンターリング部材
として延設されているとともに、他方のケーシング部分
の中で外側のセンターリング部材として延設されてお
り、前記センターリング部材が高い取付け精度で互いに
把持しあっていることを特徴とするものである。このケ
ーシングの発明の有利な構成態様については、請求項2
〜4の各記載を参照されたい。
め、本発明に係る2部品式のケーシングは、当初に挙げ
た種類のケーシングにおいて、前記穴がそれぞれ前記ケ
ーシング部分のそれぞれに中でセンターリング部材によ
り同心状に取り囲まれていて、該センターリング部材が
一方のケーシング部分の中で内側のセンターリング部材
として延設されているとともに、他方のケーシング部分
の中で外側のセンターリング部材として延設されてお
り、前記センターリング部材が高い取付け精度で互いに
把持しあっていることを特徴とするものである。このケ
ーシングの発明の有利な構成態様については、請求項2
〜4の各記載を参照されたい。
【0006】また、本発明に係る2部品式のケーシング
の製造方法は、当初に挙げた種類の2部品式のケーシン
グの製造方法において、前記穴を同心状に取り囲んでい
て、内側のセンターリング部材または外側のセンターリ
ング部材として形成されているセンターリング部材が、
前記穴とセンターリング部材に適合したカッティング用
の刃を備えた穴あけ用の工具を使用して1つの作業工程
で前記ケーシング部分内で形成されることと、引き続い
て前記穴とセンターリング部材を備えた前記ケーシング
部分が、センターリング部材が互いに把持しあうように
接合されることとを特徴とするものである。
の製造方法は、当初に挙げた種類の2部品式のケーシン
グの製造方法において、前記穴を同心状に取り囲んでい
て、内側のセンターリング部材または外側のセンターリ
ング部材として形成されているセンターリング部材が、
前記穴とセンターリング部材に適合したカッティング用
の刃を備えた穴あけ用の工具を使用して1つの作業工程
で前記ケーシング部分内で形成されることと、引き続い
て前記穴とセンターリング部材を備えた前記ケーシング
部分が、センターリング部材が互いに把持しあうように
接合されることとを特徴とするものである。
【0007】本発明に従って構成されたケーシングのケ
ーシング部分は互いに別々に製作され、引き続いて内側
のセンターリング部材と外側のセンターリング部材とし
て形成されたセンターリング部材に基づいて高い精度で
互いに接合される。2つのカッティング用の刃を備えた
穴あけ用の工具を使用することにより、穴とセンターリ
ング部材は別個に製作されたケーシング部分の中で高い
精度で形成することができる。
ーシング部分は互いに別々に製作され、引き続いて内側
のセンターリング部材と外側のセンターリング部材とし
て形成されたセンターリング部材に基づいて高い精度で
互いに接合される。2つのカッティング用の刃を備えた
穴あけ用の工具を使用することにより、穴とセンターリ
ング部材は別個に製作されたケーシング部分の中で高い
精度で形成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
添付図面を参照しながら詳細に説明する。好適には伝動
装置のケーシングとして使用される図示されているケー
シングは、2部品式に形成されていて、ケーシング部分
1と2から構成されている。これらのケーシング部分1
と2は互いに離して押し動かされた状態で図面に示され
ている。ケーシングは2つの穴3と4を備えており、こ
れらの穴3と4は伝動ホイールを受け支えるシャフト
(図示せず)を収容するよう配置されている。直径DA
を有する上側の穴3の軸Aが左側のケーシング部品1の
中で同軸状態に配置されるとともに、同じ大きさの直径
DA′を有する上側の穴3の軸A′が右側のケーシング
部品2の中で同軸に配置されるようシャフトが軸支され
ている。同様に、直径DBを有する下側の穴4の軸Bと
同じ大きさの直径を有する下側の穴4の軸B′は互いに
向かい合って同軸状に配置されている。
添付図面を参照しながら詳細に説明する。好適には伝動
装置のケーシングとして使用される図示されているケー
シングは、2部品式に形成されていて、ケーシング部分
1と2から構成されている。これらのケーシング部分1
と2は互いに離して押し動かされた状態で図面に示され
ている。ケーシングは2つの穴3と4を備えており、こ
れらの穴3と4は伝動ホイールを受け支えるシャフト
(図示せず)を収容するよう配置されている。直径DA
を有する上側の穴3の軸Aが左側のケーシング部品1の
中で同軸状態に配置されるとともに、同じ大きさの直径
DA′を有する上側の穴3の軸A′が右側のケーシング
部品2の中で同軸に配置されるようシャフトが軸支され
ている。同様に、直径DBを有する下側の穴4の軸Bと
同じ大きさの直径を有する下側の穴4の軸B′は互いに
向かい合って同軸状に配置されている。
【0009】軸A−A′と軸B−B′について非常に高
い位置ぎめ精度を有する両方のケーシング部分1と2を
互いに向かい合って組み合わせることができるようにす
るため、穴3と4はそれぞれ、円形状または円弧状のセ
ンターリング部材により取り囲まれている。右側のケー
シング部分2内のある穴3と4を取り囲んでいる直径Z
AとZB′を有するセンターリング部材は外側のセンター
リング部材として構成されていて、突起5を形成してい
る。左側のケーシング部分1内では、センターリング部
材は直径ZAとZBを有する内側のセンターリング部材と
して構成されていて、突起5をはめ込ませる凹所6を形
成しており、プレスばめにより突起5を凹所6に接合す
ることができるようになっている。図面に示されている
状態とは異なるが、右側のケーシング部分2に内側のセ
ンターリング部材を設け、左側のケーシング部分1に外
側のセンターリング部材を設けるようにしてもよい。例
えば、右側のケーシング部分2では外側のセンターリン
グ部材で穴3を包み囲むとともに、内側のセンターリン
グ部材で穴4を包み囲むようにすることも可能である。
これに対応して、左側のケーシング部分1では穴3は内
側のセンターリング部材により包み囲まれるとともに、
穴4は外側のセンターリング部材により包み囲まれてい
る。
い位置ぎめ精度を有する両方のケーシング部分1と2を
互いに向かい合って組み合わせることができるようにす
るため、穴3と4はそれぞれ、円形状または円弧状のセ
ンターリング部材により取り囲まれている。右側のケー
シング部分2内のある穴3と4を取り囲んでいる直径Z
AとZB′を有するセンターリング部材は外側のセンター
リング部材として構成されていて、突起5を形成してい
る。左側のケーシング部分1内では、センターリング部
材は直径ZAとZBを有する内側のセンターリング部材と
して構成されていて、突起5をはめ込ませる凹所6を形
成しており、プレスばめにより突起5を凹所6に接合す
ることができるようになっている。図面に示されている
状態とは異なるが、右側のケーシング部分2に内側のセ
ンターリング部材を設け、左側のケーシング部分1に外
側のセンターリング部材を設けるようにしてもよい。例
えば、右側のケーシング部分2では外側のセンターリン
グ部材で穴3を包み囲むとともに、内側のセンターリン
グ部材で穴4を包み囲むようにすることも可能である。
これに対応して、左側のケーシング部分1では穴3は内
側のセンターリング部材により包み囲まれるとともに、
穴4は外側のセンターリング部材により包み囲まれてい
る。
【0010】穴3と4を包み囲んでいるセンターリング
部材を円の全周に沿って延在させることができる。この
場合、センターリング部材の直径に応じて、センターリ
ング部材を部分的にオーバラップさせて、オーバラップ
している領域ではセンターリング部材の延在を中断させ
るようにすることも可能である。図2より明らかなよう
に、円弧に沿ってセンターリング部材を延在させて、ケ
ーシング部分1と2上でセグメントとしてセンターリン
グ部材を位置ぎめするようにしてもさしつかえない。
部材を円の全周に沿って延在させることができる。この
場合、センターリング部材の直径に応じて、センターリ
ング部材を部分的にオーバラップさせて、オーバラップ
している領域ではセンターリング部材の延在を中断させ
るようにすることも可能である。図2より明らかなよう
に、円弧に沿ってセンターリング部材を延在させて、ケ
ーシング部分1と2上でセグメントとしてセンターリン
グ部材を位置ぎめするようにしてもさしつかえない。
【0011】ケーシング部分1に穴3をあけるために、
図3に示されているように構成された穴あけ用の工具が
使用される。この穴あけ用の工具はシャンク7を備えて
おり、該シャンク7の先端に第1のカッティング用の刃
8が取り付けられている。第1のカッティング用の刃8
の外径は穴3の直径DAに対応して寸法ぎめされてい
る。シャンク7の先端から間隔をあけて穴あけ用工具の
シャンク7に第2のカッティング用の刃9が取り付けら
れていて、該第2のカッティング用の刃9の外径は穴3
を包み囲んでいる内側のセンターリング部材の外径に対
応して寸法ぎめされている。第1のカッティング用の刃
8のカッティング・エッジの第2のカッティング用の刃
9のカッティング・エッジからの間隔は穴3の底部から
凹所6の底部までの間隔に対応して寸法ぎめされてい
る。図4に示されている穴あけ用の工具は、図3に示さ
れている穴空け用工具に類似して構成されている。図4
に示されている穴あけ用工具の場合も第1のカッティン
グ用の刃8が設けられていて、該カッティング用の刃8
の外径は右側のケーシング部分2に形成された穴3の直
径DAに対応して寸法ぎめされている。しかし、第2の
カッティング用の刃10は中空の穴あけ用工具として構
成されていて、第2の穴あけ用の工具の内側の直径は穴
3を包み囲んでいる外側のセンターリング用の部材の外
径ZA′に対応して寸法ぎめされている。
図3に示されているように構成された穴あけ用の工具が
使用される。この穴あけ用の工具はシャンク7を備えて
おり、該シャンク7の先端に第1のカッティング用の刃
8が取り付けられている。第1のカッティング用の刃8
の外径は穴3の直径DAに対応して寸法ぎめされてい
る。シャンク7の先端から間隔をあけて穴あけ用工具の
シャンク7に第2のカッティング用の刃9が取り付けら
れていて、該第2のカッティング用の刃9の外径は穴3
を包み囲んでいる内側のセンターリング部材の外径に対
応して寸法ぎめされている。第1のカッティング用の刃
8のカッティング・エッジの第2のカッティング用の刃
9のカッティング・エッジからの間隔は穴3の底部から
凹所6の底部までの間隔に対応して寸法ぎめされてい
る。図4に示されている穴あけ用の工具は、図3に示さ
れている穴空け用工具に類似して構成されている。図4
に示されている穴あけ用工具の場合も第1のカッティン
グ用の刃8が設けられていて、該カッティング用の刃8
の外径は右側のケーシング部分2に形成された穴3の直
径DAに対応して寸法ぎめされている。しかし、第2の
カッティング用の刃10は中空の穴あけ用工具として構
成されていて、第2の穴あけ用の工具の内側の直径は穴
3を包み囲んでいる外側のセンターリング用の部材の外
径ZA′に対応して寸法ぎめされている。
【0012】図3に示されている穴あけ用の工具を使用
してケーシング部分1内に穴3を形成し、同じ作業工程
で穴3を包み囲んでいる内側のセンターリング部材を形
成するやり方でケーシングが作られている。しかし、所
定の寸法に適合した類似した穴あけ用の工具を使用し
て、穴4と該穴4を包み囲んでいる内側のセンターリン
グ用部材を形成するようにしてもよい。図4に示されて
いる穴あけ用の工具を使用して穴3と該穴3を包み囲ん
でいる外側のセンターリング部材を形成することによ
り、ケーシング部分1の製作とは分けて状態でケーシン
グ部分2が作られる。さらに、所定の寸法に適合した類
似の穴あけ用工具を使用して穴4と該穴4を包み囲んで
いる外側のセンターリング部材を形成される。しかるの
ち、外側のセンターリング部材が内側のセンターリング
部材の中に把持されるよう両方のケーシング部分1と2
は組み合わされる。2つの穴3と4が予め設けられてい
て、これらの穴3と4がそれぞれ内側のセンターリング
部材または外側のセンターリング部材を備えているの
で、2段のセンターリング部材がケーシング部分1と2
のために得られることになる。上述の工具を使用して穴
3と4とセンターリング部材が製作されるので、穴3と
4とセンターリング部材について両方の要素に高い位置
ぎめ精度が得られる。センターリング部材を介してケー
シング部分を接合することにより軸A−Aと軸B−Bの
位置ぎめ精度は非常に高くなる。穴とセンターリング部
材が同時に形成されるので、付加的な費用はなんら必要
としない。
してケーシング部分1内に穴3を形成し、同じ作業工程
で穴3を包み囲んでいる内側のセンターリング部材を形
成するやり方でケーシングが作られている。しかし、所
定の寸法に適合した類似した穴あけ用の工具を使用し
て、穴4と該穴4を包み囲んでいる内側のセンターリン
グ用部材を形成するようにしてもよい。図4に示されて
いる穴あけ用の工具を使用して穴3と該穴3を包み囲ん
でいる外側のセンターリング部材を形成することによ
り、ケーシング部分1の製作とは分けて状態でケーシン
グ部分2が作られる。さらに、所定の寸法に適合した類
似の穴あけ用工具を使用して穴4と該穴4を包み囲んで
いる外側のセンターリング部材を形成される。しかるの
ち、外側のセンターリング部材が内側のセンターリング
部材の中に把持されるよう両方のケーシング部分1と2
は組み合わされる。2つの穴3と4が予め設けられてい
て、これらの穴3と4がそれぞれ内側のセンターリング
部材または外側のセンターリング部材を備えているの
で、2段のセンターリング部材がケーシング部分1と2
のために得られることになる。上述の工具を使用して穴
3と4とセンターリング部材が製作されるので、穴3と
4とセンターリング部材について両方の要素に高い位置
ぎめ精度が得られる。センターリング部材を介してケー
シング部分を接合することにより軸A−Aと軸B−Bの
位置ぎめ精度は非常に高くなる。穴とセンターリング部
材が同時に形成されるので、付加的な費用はなんら必要
としない。
【図1】2部品式のケーシングの2つのケーシング部分
を長さ方向に切断した断面図である。
を長さ方向に切断した断面図である。
【図2】図1に表示されている矢印の方向Xに沿って目
視したケーシング部分の立面図である。
視したケーシング部分の立面図である。
【図3】穴あけ用工具の一例を長さ方向に切断した断面
図である。
図である。
【図4】穴あけ用工具の他の例を長さ方向に切断した断
面図である。
面図である。
1 左側のケーシング部材 2 右側のケーシング部材 3 穴 4 穴 5 突起 6 凹所 7 シャンク 8 第1のカッティング用の刃 9 第2のカッティング用の刃 10 第2のカッティング用の刃
フロントページの続き (72)発明者 ハンス・アルベルト シャオップ ドイツ連邦共和国、72108 ロッテンブル ク、ヘヒンガー シュトラーセ 43 (72)発明者 ヴォルフガング シュヌーア ドイツ連邦共和国、72147 ネーレン、ホ ーヘンツオレンシユトラーセ 15 (72)発明者 ロベルト シュトール ドイツ連邦共和国、72070 チュービンゲ ン、イム ローゼンヴィンケル 1−3
Claims (5)
- 【請求項1】少なくとも2つの穴(3、4)と2つのケ
ーシング部分(1、2)を有し、各穴(3、4)が該ケ
ーシング部分(1、2)に同軸的に形成されている2部
品式のケーシングにおいて、前記穴(3、4)がそれぞ
れ前記ケーシング部分(1、2)のそれぞれの中でセン
ターリング部材により同心状に取り囲まれていて、該セ
ンターリング部材が一方のケーシング部分の中で内側の
センターリング部材として延設されているとともに、他
方のケーシング部分の中で外側のセンターリング部材と
して延設されており、前記センターリング部材が高い取
付け精度で互いに把持しあっていることを特徴とする2
部品式のケーシング。 - 【請求項2】センターリング部材が、セグメントとして
ケーシング部分(1、2)に設けられていることを特徴
とする請求項1に記載の2部品式のケーシング。 - 【請求項3】すべての内側のセンターリング部材が一方
のケーシング部分内に配置されているとともに、すべて
の外側のセンターリング部材が他方のケーシング部分内
に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記
載の2部品式のケーシング。 - 【請求項4】内側のセンターリング部材が一方のケーシ
ング部分に取り付けられているとともに、対応した内側
のセンターリング部材または外側のセンターリング部材
が他方のケーシング部分に取り付けられていることを特
徴とする請求項1又は2に記載の2部品式のケース。 - 【請求項5】ケーシング部分(1、2)を通って同軸的
に形成された穴(3、4)を備えた2部品式のケースを
製造する方法において、穴(3、4)を同心状に取り囲
んでいて、内側のセンターリング部材または外側のセン
ターリング部材として形成されているセンターリング部
材が、穴(3、4)とセンターリング部材に適合したカ
ッティング用の刃(8、9、10)を備えた穴あけ用の
工具を使用して1つの作業工程でケース部分(1、2)
内で形成されることと、引き続いて穴(3、4)とセン
ターリング部材を備えたケーシング部分(1、2)が、
センターリング部材が互いに把持しあうように接合され
ることとを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19715016.0 | 1997-04-11 | ||
DE19715016A DE19715016A1 (de) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | Zweiteiliges Gehäuse und Verfahren zu seiner Fertigung |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH112390A true JPH112390A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=7826132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10116281A Pending JPH112390A (ja) | 1997-04-11 | 1998-04-11 | 2部品式のケーシングとその製造方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6082221A (ja) |
EP (1) | EP0870972A3 (ja) |
JP (1) | JPH112390A (ja) |
CN (1) | CN1197176A (ja) |
CA (1) | CA2231842A1 (ja) |
DE (1) | DE19715016A1 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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