JP2897311B2 - 小型減速機 - Google Patents

小型減速機

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JP2897311B2
JP2897311B2 JP2027790A JP2779090A JP2897311B2 JP 2897311 B2 JP2897311 B2 JP 2897311B2 JP 2027790 A JP2027790 A JP 2027790A JP 2779090 A JP2779090 A JP 2779090A JP 2897311 B2 JP2897311 B2 JP 2897311B2
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    • F16H1/28Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
    • F16H1/46Systems consisting of a plurality of gear trains each with orbital gears, i.e. systems having three or more central gears
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、小型モータに直結する減速機に関し、具体
的には特に直径50mm以下の小型減速機の減速機構に関す
るものである。
[従来の技術] 従来のこの種の遊星歯車機構を用いた小型減速機の一
例を第8図に示す。
第8図において、小型モータ101の中心にあるモータ
軸102にモータ軸歯車103が打ち込まれている。モータ軸
102を中心軸に下ケース104が小型モータ101にネジ結合
により取り付いている。下ケース104には内歯105が固定
されており、モータ軸103との間に2〜4個の遊星歯車1
06がある。複数個の遊星歯車106の内側にはモータ軸歯
車103が噛み合い、外側には内歯105が噛み合っている。
複数個の遊星歯車106の中心はホルダー本体107によって
接続され、ホルダー本体107中心には出力軸歯車部109が
ある。中間受け台108は下ケース104に接続し、出力軸歯
車部109の軸受けとなっている。出力軸歯車部109は遊星
歯車106と噛み合い、また遊星歯車106は内歯105と噛み
合っている。このように、中心にある歯車が原動力とな
り、遊星歯車106を介してホルダー本体107を回転させる
までを1セットとすると、減速比の大きい場合は、この
セットを何段も重ねる機構となっている。このセットを
重ねた最終段において、ホルダー本体107の回転中心部
に出力軸部110がある。
また、従来の滑り機能またはワンウェイクラッチ機能
を有する小型減速機は、第9図に示すように小型減速機
121の出力軸部110に滑り機構またはワンウェイクラッチ
機構122を取り付け、前記滑り機構又はワンウェイクラ
ッチ機構122上にある伝達歯車123により伝達を行なうも
のであった。
[発明を解決しようとする課題] かかる第8図、第9図に示すような、従来の構成によ
る遊星歯車機構を用いた小型減速機では、モータ軸歯車
103から遊星歯車106を介してホルダー本体107と減速し
ていくが、モータ軸歯車103からホルダー本体107まで一
組の減速比は小さく、大きな減速比を得るためには何組
もの輪列を必要とする。このため、コストアップ、騒音
大、またバックラッシュ大といった問題を有していた。
本発明は、かかる従来の問題点を解決するもので、そ
の目的とするところは部品点数の削減とコストダウンを
図り、小型軽量で、減速比が大きく、バックラッシュが
小さく、伝達効率が高い小型減速機の提供をすることで
ある。
また、かかる従来の滑り機構またはワンウェイクラッ
チ機構は、小型減速機とは全く別のものであり、小型減
速機の外部に配置されている。そのため、小型減速機と
併用した場合、コストアップ、大型化といった問題を有
していた。
本発明の他の目的は、かかる従来の問題を解決し、部
品点数の削減とコストダウンを図り、小型軽量な、滑り
機能またはワンウェイクラッチ機能を有する小型減速機
を提供することである。
[課題を解決するための手段] 本発明の小型減速機は、入力側の太陽歯車と、太陽歯
車に噛み合う遊星歯車と、遊星歯車を自転自在に且つ太
陽歯車廻りに公転自在に支持するホルダーと、遊星歯車
に噛み合う固定内歯歯車と、遊星歯車に噛み合う出力側
の可動内歯歯車とから成る、遊星歯車機構を備えた小型
減速機において、遊星歯車は、太陽歯車に噛み合う大径
の第1歯車部と、固定内歯歯車に噛み合う小径の第2歯
車部と、可動内歯歯車に噛み合う小径の第3歯車部とを
有し、第1歯車部は、固定内歯歯車と可動内歯歯車との
間隙に臨むと共に、軸方向において第2歯車部と第3歯
車部との間に配設され、且つ第1歯車部、第2歯車部お
よび第3歯車部は、同軸上に位置させた状態で一体に成
形されていることを特徴とする。
この場合、遊星歯車機構を収容するハウジングを更に
備えており、ハウジングは、固定内歯歯車側を収容する
入力側ケースと、可動内歯歯車側を収容する出力側ケー
スとから成り、入力側ケースと出力側ケースとは、いず
れか一方に形成した引っ掛け爪と他方に形成された爪受
けとにより、相互にスナップイン形式で接合されている
ことが、好ましい。
この場合、ホルダーは、遊星歯車を両持ちで回転自在
に支持するホルダー本体およびホルダー押さえと、ホル
ダー本体およびホルダー押さえを連結する支柱とを有す
ると共に、ホルダー本体で入力側ケースに且つホルダー
押さえで可動内歯歯車に、それぞれ回転自在に両持ちで
支持されていることが、好ましい。
これらの場合、遊星歯車は、軸方向の一端部に形成さ
れた凸状の軸突起と、他端部に形成された凹状の軸溝部
とで、ホルダーに回転自在に支持されており、遊星歯車
には、軸溝部に連なると共に軸方向に延びる円筒状の中
空部が形成されていることが、好ましい。
この場合、遊星歯車機構の直径は50mm以下であり、且
つ遊星歯車は樹脂で構成されており、第2歯車部および
第3歯車部の前記中空部に面する部分の肉厚が、0.5mm
から2.0mmであることが、好ましい。
一方、可動内歯歯車には、出力側ケースを貫通すると
共に太陽歯車と同軸上に位置する出力軸が、一体に成形
されていることが、好ましい。
この場合、可動内歯歯車は、出力軸で出力側ケースに
回転自在に支持され、且つ内歯側で固定内歯歯車に回転
自在に摺接していることが、好ましい。
これらの場合、可動内歯歯車には、出力軸の内側延長
上に、ホルダーを回転自在に支持するホルダー受け部が
一体に成形されていることが、好ましい。
この場合、可動内歯歯車の出力側およびホルダー受け
部には、ホルダー受け部側が開放され軸方向に延びる円
筒状の中空部が形成されていることが、好ましい。
またこの場合、遊星歯車機構の直径は50mm以下であ
り、且つ可動内歯歯車は樹脂で構成されており、出力軸
およびホルダー受け部の中空部に面する部分の肉厚が、
0.5mmから2.0mmであることが、好ましい。
そしてこれらの場合、太陽歯車、遊星歯車、固定内歯
歯車、可動内歯歯車およびホルダーは、フィラーまたは
ウィスカ、および潤滑剤を含むポリアミド系の樹脂で構
成されていることが、好ましい。
この場合、ポリアミド系の樹脂は、フィラーまたはウ
ィスカを20%から40%、および潤滑剤を5%から20%含
むことが、好ましい。
またこれらの場合、固定内歯歯車は、固定内歯歯車お
よび入力側ケースのいずれか一方に形成された凸部と他
方に形成された凹部とを軸方向に係合させることで、入
力側ケースに固定されていることが、好ましい。
これらの場合、入力側ケースと固定内歯歯車との間に
は、出力側が過負荷状態になったときに固定内歯歯車の
制動回転を許容する滑り機構が介設されていることが、
好ましい。
同様にこれらの場合、入力側ケースと固定内歯歯車と
の間には、ワンウェイクラッチ機構が介設されているこ
とが、好ましい。
[実施例] 以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図は本発明の一実施例を示すもので、小型モータ1の
中心軸上にモータボス2とモータ軸3があり、モータ軸
3に打ち込まれた太陽歯車4がある。モータ軸3の中心
軸と同じ中心軸をとる部品として、太陽歯車4、下ケー
ス6、固定内歯車10、ホルダー本体16、ホルダー押さえ
20、可動内歯車21、上ケース26がある。モータボス2に
案内位置決めされた下ケース6は固定ネジ9でモータ1
に締結されている。固定内歯車10は回転止め形状部8に
より下ケース6に固定されている。回転止め形状は、歯
形、下ケース6および固定内歯車10それぞれに設けられ
た凹凸などいずれでもよい。下ケース6と固定内歯車10
は一体でも良いが、より小型化をすると、固定内歯車10
の歯形と固定ネジ9が干渉し組み込みが困難になるた
め、別体としている。
遊星歯車12は太陽歯車4を点対称に2〜4個配列され
噛み合い、さらに固定内歯車10と可動内歯車21とも噛み
合っている。遊星歯車12の中心軸は太陽歯車4の中心軸
と常に平行が保たれるように、ホルダー本体16とホルダ
ー押さえ20に保持される。遊星歯車の上下の軸はホルダ
ー本体16およびホルダー押さえ20の軸受け部に収まり両
端支持されている。ホルダー本体16は遊星歯車12の一端
の軸受け部として遊星歯車支持台17と、ホルダー押さえ
20を保持する支柱18と、ホルダー押さえ20が位置決め固
定される案内軸19で成り立っている。ホルダー本体16に
遊星歯車12が組み込まれ、ホルダー押さえ20で固定され
るユニットを遊星歯車ユニットとする。遊星歯車ユニッ
トは下端がホルダー支持台7、上端がホルダー押さえ受
け部24を軸受け部とする両端支持がされ、太陽歯車4を
中心軸として回転する。尚、遊星ユニットは遊星歯車を
支持する構造であれば、本実施例に限定されるものでは
ないが、遊星歯車12の軸の一方がほぞ、もう一方が穴で
あるような構造にすることにより、組み込みのときの組
み間違えをなくし、またプラスチックで一体成形する場
合、穴がひけ逃げの役目をし、精度の高いものが得られ
る。
遊星歯車12は第3図に示すように、断面形状が十字形
になるようにほぞ31を有する中心軸部と歯形形成腕部30
とを配し、中心軸部には、長軸方向にメクラ穴で設けら
れた引け逃げ穴部32と両端部に可動内歯車21と噛み合う
歯形部c15と、固定内歯車10と噛み合う歯形部b14とを設
け、歯形形成腕部30の側面には太陽歯車4と噛み合う歯
形部a13とを設けてある。
遊星歯車12の歯形部は、遊星歯車の歯形部a13と遊星
歯車の歯形部b14および遊星歯車の歯形部c15から成り立
っている。遊星歯車の歯形部a13は太陽歯車4の歯形部
5と噛み合い、遊星歯車の歯形部b14は固定内歯車10の
歯形部11と噛み合い、さらに遊星歯車の歯形部c15は可
動内歯車21の歯形部22に噛み合っている。遊星歯車の形
状、遊星歯車の歯形部a13と遊星歯車の歯形部b14および
遊星歯車の歯形部c15の位置関係に決まりはないが、第
3図に示すように太陽歯車4の歯形部5と噛み合う遊星
歯車の歯形部a13が遊星歯車の歯形部b14と遊星歯車の歯
形部c15の間にあると、遊星歯車の歯形部a13の径が他よ
り大きいため、組み込み性が良く、スペース的にも有利
になり、また、中心軸の一方をほぞ31、もう一方を穴32
とし、さらに穴32の深部に引け逃げ33を設けることによ
って、遊星歯車12をプラスチックで成形する場合、精度
の高いものが得られる。さらに肉厚を0.5mm〜2mmの範囲
で均一になるように遊星歯車の歯形部a13の厚み、穴32
および引け逃げ33の径および穴32および引け逃げ33の深
さを設定した場合、より精度が高いものが得られ、高効
率化、低騒音化に寄与する。
可動内歯車21は可動内歯車の歯形部22とその外側の外
周部25と中心部分の出力軸部23で構成され、下端の外周
部25は下ケース6と、上端の出力軸部23は上ケース26と
それぞれ両端支持の軸受け部を構成し、太陽歯車4の中
心軸を中心に回転する。上ケース26は引っ掛け爪27を有
し、引っ掛け爪27で下ケース部材6に爪で引っ掛け固定
されて、出力軸部23の軸受けの働きもするため、滑り特
性を持つプラスチックで一体に成形され、小型減速機全
体のハウジングの役割をしている。上ケース26と下ケー
ス6の固定法は成形引っ掛け爪以外にも、ネジ止め等何
でもよいが、本実施例の方法によれば、上ケース26と下
ケース6の固定に必要なスペースが小さくて済み、従っ
てより小型の減速機が得られる。
第4図に可動内歯車21を示す。可動内歯車21は内面が
円筒形状の容器形状をした部材の内径面に遊星歯車12と
噛み合う可動内歯車の歯形部22が形成され、容器形状を
した部材の非開口面側の中心部に出力軸部23を構成して
ある。
また可動内歯車21および出力軸部23は必ずしも一体で
ある必要はないが、第4図に示すように、可動内歯車2
1、出力軸部23を滑り特性を有するプラスチックにより
一体に成形することにより以下のような効果がある。
従来、出力軸部23と可動内歯21が別体であり、出力軸
部23が金属であったときは、ダブルDカットの機械加工
をするなど高価格な部品であった。また可動内歯車21と
出力軸部23のサブ組立てを必要とし、信頼性を低下させ
ていた。しかし可動内歯車21と出力軸部23を一体に成形
することにより、低価格化と信頼性の向上が図られた。
さらにホルダー押さえ受け部24を一体として設けること
により、価格を上げることなく、遊星ユニットの回転を
安定させ、高効率、低騒音化が図られる。また、小型減
速機全体のサイズによって異なるがこの部品の肉厚を0.
5mm〜2mmの範囲の均一な厚みで成形し、必要に応じて出
力軸部23およびホルダー押さえ受け部24の中心部に引け
逃げ34を設けることにより、より高精度なものが得られ
る。
可動内歯車21を一体成形するプラスチックは、出力ト
ルクに応じて強度確保上適当なものが使用されるが、ポ
リアセタール樹脂かポリアミド樹脂に炭素繊維かウィス
カが適当量ブレンドされたもの等は曲げ強度が2000キロ
グラム毎平方センチメートル以上と大きいため使用に適
している。尚、この樹脂材料は、可動内歯車21のほかに
固定内歯車10や遊星歯車12に使用される。
この小型減速機において、滑り特性を持つプラスチッ
クで一体成形されている部品として下ケース6、ホルダ
ー本体16、ホルダー押さえ20、上ケース26がある。これ
らの部品にしようするプラスチック材料は、ポリアセタ
ール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂がベース
ポリマーで炭素繊維、ウィスカ、ガラス繊維、マイカ等
が適当量ブレンドされているもの等は強度も十分にあ
り、摩擦係数が0.2以下と低いので使用に適している。
フィラーまたはウィスカおよび潤滑剤を含むポリアミ
ド系のプラスチックは強度が高く、また摩擦係数が低い
ため、特に使用に適しており、フィラーまたはウィスカ
の含有量が20〜40%、潤滑剤の含有量が5〜20%の場
合、曲げ強度が2800キログラム毎平方センチメートル、
摩擦係数が0.1程度であるため歯車およびホルダーに使
用することにより、特に高トルクに耐え、高効率の小型
減速機が得られる。
以上の部品の材料としてはプラスチックの使用が適し
ているが、そのほかの材料であっても、本構造の優位性
は失われる物ではない。
遊星歯車の歯形部a13は歯数t、歯形部b14は歯数r、
歯形部c15は歯数sであり、モジュールおよび位相は太
陽歯車4の歯形部5、固定内歯車10の歯形部11および可
動内歯車21の歯形部22との噛み合いによって異なる。
従って、遊星歯車12は、太陽歯車4が回転すると、固
定内歯車10が動かないため自転と公転を始める。太陽歯
車4の歯形部5の歯数がl、固定内歯車10の歯形部11の
歯数がmであるとき、遊星歯車12の公転は太陽歯車4が
1回転するのに対して(1+(t×m)/(r×l))
分の1回転である。また可動内歯車21の歯形部22の歯数
がnであるとき、可動内歯車21の回転は遊星歯車12の公
転1に対して(1/(1−(s×m)/(r×n)))分
の1となる。以上のことを数式で表すと以下のようにな
る。
〈減速比〉=(1+(t×m)/(r×l))/(1−
(s×m)/(r×n)) これは小型の遊星減速機構として多くの減速比を取る
ことができることを示している。また、上記において負
の値になる場合があるが、これは出力軸部23が太陽歯車
4に対して逆に回転していることを示す。
また出力トルクは入力のトルクに対して減速比の増大
に比例して増大し、数式で表わすと以下のようになる。
〈出力トルク〉=〈入力トルク〉×|〈減速比〉|×
〈伝達効率〉 このようにして、太陽歯車4の回転は可動内歯車21に
減速した回転と増大したトルクを伝え、出力軸部23に出
力される。
第2図は本実施例の平面図を示す。第2図には遊星歯
車は2個で示されているが、理論的には1個でもよく、
また力のバランスを考えると2〜4個必要であり、3個
がもっとも望ましい。しかし前述の数式および各歯車の
歯数により遊星歯車の数も限定される。
このように、大幅な減速比が少数の歯車の組み合わせ
で達成されるので、噛み合いによる伝達効率の低下が小
さく、入力から出力までの伝達効率が高い。結果的に、
出力軸部23には大きなトルクを発生することができる。
これは、出力軸部23の周辺部は大きなトルクに耐える
強度を持たねばならないことを示すが、本発明の遊星歯
車機構は原理的に大トルクに耐える構造となっている。
すなわち、まず出力軸トルクは可動内歯車の歯形部22に
置き換えると、中心からの半径が大きいので歯形部に受
ける力は小さくなる。また遊星歯車12が複数個ある場
合、遊星歯車12の数により歯車にかかる力が分散され、
さらに噛み合い率において、外歯同士では1〜1.5なの
に対して、可動内歯車の歯形部22と遊星歯車の歯形部c1
5との噛み合い、遊星歯車の歯形部b14および固定内歯車
の歯形部11の噛み合いにおいては2〜3と大きい。以上
により可動内歯車の歯形部22、遊星歯車の歯形部c15、
遊星歯車の歯形部b14および固定内歯車の歯形部11の1
歯当たりが受ける荷重が小さくてよく、結果的に通常の
外歯車のみで組み合わせた同程度の大きさを持つ減速機
に比べ10〜20倍の高トルク化が達成される。以上の内容
に加え高強度のプラスチックを使用することにより、信
頼性が高く、より安価にする事が達成される。
また、遊星歯車が3段であり、太陽歯車4と噛み合う
歯数tの遊星歯車の歯形部a13と固定内歯車10と噛み合
う歯数rの遊星歯車の歯形部b14および可動内歯車21と
噛み合う歯数sの遊星歯車の歯形部c15についてt>r
かつt>sであることにより、遊星歯車の公転速度は最
低限に押さえることができ、従って低騒音、高効率とす
ることができる。また、低摩擦係数のプラスチックの使
用により、騒音はさらに低くなり、効率も上がる。
さらに、高い減速比が小数の歯車の組み合わせで達成
できるため、バックラッシュが小さく、また部品点数が
少ないため、低コストの小型減速機となる。
さらなる上に、減速機構は下ケース6と上ケース26に
密閉されるため騒音が小さく、塵あいの入りにくい小型
減速機となっている。
本発明の構成をさらに有効にするための実施例を第5
図に示す。下ケース6と固定内歯車10の間に滑り機構ま
たはワンウェイクラッチ機構51を有する。本発明の遊星
歯車減速機構は遊星歯車の公転により固定内歯車と可動
内歯車の間に差動を生じ、固定された固定内歯車に対し
て可動内歯車が回転する。下ケース6と固定内歯車10の
間に滑り機構を付加した場合、出力軸部23に過負荷がか
かると、あるトルク以上で滑り機構がスリップを始め
る。従来より、過負荷による小型減速機の歯車機構およ
びその他の部分の破損防止に滑り機構を使用していた
が、本発明ではほとんど外形を変えることなく滑り機能
を付加することが出来る。
さらに滑り機構としては第6図(a)に示す、下ケー
ス6と固定内歯車10の間に空間を設け、Oリング52を入
れ、更に下ケース6と固定内歯車10によりOリングを若
干押しつぶすことによりトルクを出す方法、第6図
(b)に示す、板バネ53により固定内歯車10を押さえて
トルクを出す方法などがある。
また、滑り機構をワンウェイクラッチ機構に置き換え
ると、出力軸に一方向のみの回転を取り出すことが出来
る小型減速機となる。
ワンウェイクラッチ機構としては第7図(a)に示
す、ラチェット機構による方法、第7図(b)に示す、
バネクラッチ機構による方法などがある。ラチェット機
構はプラスチックのバネ性を利用し、一体成形すること
により、たいへん安価で、また、騒音の低いものを提供
できる。
[発明の効果] 上記のように、この発明によれば、公知の同種の小型
減速機に比較して、十分に小さく、少ない部品で大きな
減速比が得られ、伝達効率が高く、バックラッシュが小
さく、騒音が小さく、防塵性が優れ、低コストの小型減
速機が提供される。
また、この発明による、滑り機能またはワンウェイク
ラッチ機能を有する小型減速機は、部品点数が少なく、
十分に小型で、低コストである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図。 第2図は本発明の一実施例を示す平面図。 第3図は本発明の小型減速機に使用する遊星歯車の一実
施例を示す断面図。 第4図は本発明の小型減速機に使用する可動内歯車一体
出力軸の一実施例を示す断面図。 第5図は本発明の他の実施例を示す断面図。 第6図は本発明の他の実施例に使用する滑り機構の代表
図。 第7図は本発明の他の実施例に使用するワンウェイクラ
ッチ機構の代表図。 第8図は従来構造を示す断面図。 第9図は他の従来構造を示す図。 1……小型モータ 2……モータボス 3……モータ軸 4……太陽歯車 5……太陽歯車の歯形部 6……下ケース 7……ホルダー支持台 8……回転止め形状 9……固定ネジ 10……固定内歯車 11……固定内歯車の歯形部 12……遊星歯車 13……遊星歯車の歯形部a 14……遊星歯車の歯形部b 15……遊星歯車の歯形部c 16……ホルダー本体 17……遊星歯車支持台 18……支柱 19……案内軸 20……ホルダー押さえ 21……可動内歯車 22……可動内歯車の歯形部 23……出力軸部 24……ホルダー押さえ受け部 25……外周部 26……上ケース 27……引っ掛け部 30……歯形形成腕部 31……ほぞ 32……穴 33、34……引け逃げ 51……滑り機構またはワンウェイクラッチ機構 52……Oリング 53……板バネ 54……コイルバネ 55……フック形状 101……小型モータ 102……モータ軸 103……モータ軸歯車 104……下ケース 105……内歯 106……遊星歯車 107……ホルダー本体 108……中間受け台 109……出力軸歯車部 110……出力軸部 121……小型減速機 122……滑り機構またはワンウェイクラッチ機構 123……伝達歯車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−316548(JP,A) 特開 昭50−109359(JP,A) 特開 昭64−52991(JP,A) 特開 平1−316550(JP,A) 特開 昭60−222640(JP,A) 実開 昭53−122579(JP,U) 実開 昭62−199555(JP,U) 特公 昭39−26101(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 1/28

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力側の太陽歯車と、前記太陽歯車に噛み
    合う遊星歯車と、前記遊星歯車を自転自在に且つ前記太
    陽歯車廻りに公転自在に支持するホルダーと、前記遊星
    歯車に噛み合う固定内歯歯車と、前記遊星歯車に噛み合
    う出力側の可動内歯歯車とから成る、遊星歯車機構を備
    えた小型減速機において、 前記遊星歯車は、前記太陽歯車に噛み合う大径の第1歯
    車部と、前記固定内歯歯車に噛み合う小径の第2歯車部
    と、前記可動内歯歯車に噛み合う小径の第3歯車部とを
    有し、 前記第1歯車部は、前記固定内歯歯車と前記可動内歯歯
    車との間隙に臨むと共に、軸方向において前記第2歯車
    部と前記第3歯車部との間に配設され、 且つ前記第1歯車部、前記第2歯車部および前記第3歯
    車部は、同軸上に位置させた状態で一体に成形されてい
    ることを特徴とする小型減速機。
  2. 【請求項2】前記遊星歯車機構を収容するハウジングを
    更に備えており、 前記ハウジングは、前記固定内歯歯車側を収容する入力
    側ケースと、前記可動内歯歯車側を収容する出力側ケー
    スとから成り、 前記入力側ケースと前記出力側ケースとは、いずれか一
    方に形成した引っ掛け爪と他方に形成された爪受けとに
    より、相互にスナップイン形式で接合されていることを
    特徴とする請求項1に記載の小型減速機。
  3. 【請求項3】前記ホルダーは、前記遊星歯車を両持ちで
    回転自在に支持するホルダー本体およびホルダー押さえ
    と、前記ホルダー本体および前記ホルダー押さえを連結
    する支柱とを有すると共に、 前記ホルダー本体で前記入力側ケースに且つ前記ホルダ
    ー押さえで前記可動内歯歯車に、それぞれ回転自在に両
    持ちで支持されていることを特徴とする請求項2に記載
    の小型減速機。
  4. 【請求項4】前記遊星歯車は、軸方向の一端部に形成さ
    れた凸状の軸突起と、他端部に形成された凹状の軸溝部
    とで、前記ホルダーに回転自在に支持されており、 前記遊星歯車には、前記軸溝部に連なると共に軸方向に
    延びる円筒状の中空部が形成されていることを特徴とす
    る請求項1、2または3に記載の小型減速機。
  5. 【請求項5】前記遊星歯車機構の直径は50mm以下であ
    り、且つ前記遊星歯車は樹脂で構成されており、 前記第2歯車部および前記第3歯車部の前記中空部に面
    する部分の肉厚が、0.5mmから2.0mmであることを特徴と
    する請求項4に記載の小型減速機。
  6. 【請求項6】前記可動内歯歯車には、前記出力側ケース
    を貫通すると共に前記太陽歯車と同軸上に位置する出力
    軸が、一体に成形されていることを特徴とする請求項2
    ないし5のいずれかに記載の小型減速機。
  7. 【請求項7】前記可動内歯歯車は、前記出力軸で前記出
    力側ケースに回転自在に支持され、且つ内歯側で前記固
    定内歯歯車に回転自在に摺接していることを特徴とする
    請求項6に記載の小型減速機。
  8. 【請求項8】前記可動内歯歯車には、前記出力軸の内側
    延長上に、前記ホルダーを回転自在に支持するホルダー
    受け部が一体に成形されていることを特徴とする請求項
    6または7に記載の小型減速機。
  9. 【請求項9】前記可動内歯歯車の前記出力軸および前記
    ホルダー受け部には、前記ホルダー受け部側が開放され
    軸方向に延びる円筒状の中空部が形成されていることを
    特徴とする請求項8に記載の小型減速機。
  10. 【請求項10】前記遊星歯車機構の直径は50mm以下であ
    り、且つ前記可動内歯歯車は樹脂で構成されており、 前記出力軸および前記ホルダー受け部の前記中空部に面
    する部分の肉厚が、0.5mmから2.0mmであることを特徴と
    する請求項9に記載の小型減速機。
  11. 【請求項11】前記太陽歯車、前記遊星歯車、前記固定
    内歯歯車、前記可動内歯歯車および前記ホルダーは、フ
    ィラーまたはウィスカ、および潤滑剤を含むポリアミド
    系の樹脂で構成されていることを特徴とする請求項1な
    いし10のいずれかに記載の小型減速機。
  12. 【請求項12】前記ポリアミド系の樹脂は、フィラーま
    たはウィスカを20%から40%、および潤滑剤を5%から
    20%含むことを特徴とする請求項11に記載の小型減速
    機。
  13. 【請求項13】前記固定内歯歯車は、当該固定内歯歯車
    および前記入力側ケースのいずれか一方に形成された凸
    部と他方に形成された凹部とを軸方向に係合させること
    で、当該入力側ケースに固定されていることを特徴とす
    る請求項2ないし12のいずれかに記載の小型減速機。
  14. 【請求項14】前記入力側ケースと前記固定内歯歯車と
    の間には、出力側が過負荷状態になったときに前記固定
    内歯歯車の制動回転を許容する滑り機構が介設されてい
    ることを特徴とする請求項2ないし12のいずれかに記載
    の小型減速機。
  15. 【請求項15】前記入力側ケースと前記固定内歯歯車と
    の間には、ワンウェイクラッチ機構が介設されているこ
    とを特徴とする請求項2ないし12のいずれかに記載の小
    型減速機。
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