JPH04580Y2 - - Google Patents

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JPH04580Y2
JPH04580Y2 JP7217986U JP7217986U JPH04580Y2 JP H04580 Y2 JPH04580 Y2 JP H04580Y2 JP 7217986 U JP7217986 U JP 7217986U JP 7217986 U JP7217986 U JP 7217986U JP H04580 Y2 JPH04580 Y2 JP H04580Y2
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support
assembly aid
supports
comb
working grooves
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JP7217986U
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、水晶振動子用気密端子の組立に使用
する組立補助具に関し、殊に、フオーミングリー
ドタイプのサポートを規定の方向とするための気
密端子用組立補助具に関する。
従来の技術 水晶振動子を支持する水晶保持部(サポート)
とリードとが一体とされたホルダーからなるフオ
ーミングリードタイプの気密端子(実開昭59−
152817号公報)の組立時において、複数の金属外
環を封着冶具に並べ、この金属外環にガラスタブ
レツトと共にリードを挿入し、該ガラスタブレツ
トを溶融させて前記ホルダーを金属外環に固着さ
せる。このとき、サポートは、リードに対して偏
心させているから、サポートの該偏心部を互いに
離反させるように外向きの規定の方向にして固着
しなければならない。
このサポートの向きを規定の方向に揃えるため
の冶具として、従来では何ら開示されておらず、
ホルダーの挿入時には、それの向きを規定の方向
に合わせた状態で挿入することで、サポートの向
きを揃えていた。
考案が解決しようとする問題点 したがつて、前記ホルダーを金属外環に挿入す
る作業は、複数の金属外環に対し手作業でホルダ
ーの一本一本の向きを確認して挿入しなければな
らず、大変手間のかかる工程となり、生産性が極
めて悪いという問題点があつた。
本考案は、前記問題点に鑑み、ホルダーの向き
を容易に、しかも、多数のホルダーを一度の作業
で行うことができる気密端子用組立補助具を提供
することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案は、前述の目的を達成するために、少な
くとも2列の作用溝を形成する3個のくし片から
なり、前記2列の作用溝の間隔を、フオーミング
リードタイプのサポートの間隔に一致させた気密
端子用組立補助具を構成した。
作 用 本考案は、気密端子の組立時において、金属外
環にホルダーが挿入された状態で、両サポート
を、3個のくし片の間に形成された2列の作用溝
に挿入して、規定の方向に一度に揃えるものであ
る。
すなわち、気密端子用組立補助具の3個のくし
片の間に形成した2列の作用溝の間隔を、サポー
トの偏心が互いに外側となつた状態における間隔
に一致させているので、これを可能とする。
実施例 本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図はサ
ポート間に挿入する状態を示す斜視図、第3図は
この実施例の補助具を封着冶具に金属外環を多数
並べた状態で使用した斜視図である。これらの図
において、1は、水平方向に配置され、長さが等
しく、かつ、3分割されたくし片2a,2b,2
cが形成され、これらの間に作用溝3a,3bが
形成された気密端子用組立補助具である。
11は、フオーミングリードタイプの水晶振動
子用気密端子を示し、これは、2個の貫通孔12
が形成されたベースとなる金属外環13と、前記
貫通孔12に溶着されるガラスタブレツト14
と、このガラスタブレツト14に挿入されるリー
ド15と水晶振動子(図示せず)が保持されるサ
ポート16が一体に形成されたホルダー17と、
より構成される。サポート16は、両サポート1
6,16が離れるようにリード15に対して偏心
させて形成され、前記金属外環13の外径部付近
までほぼ一杯に拡がつている。
この気密端子用補助具1は、前記気密端子11
を製造する際に用いられる。すなわち、カーボン
等で形成された封着冶具18に多数の金属外環1
3を整列させて配置し、金属外環13の貫通孔1
2にガラスタブレツト14を入れ、該ガラスタブ
レツト14にホルダー17のリード15を挿入す
る。このとき、ホルダー17のサポート16が全
て所望の方向に向いているとは限らず、ここで本
考案の係る気密端子用組立補助具1を用いるので
ある。
金属外環13にホルダー17が挿入された状態
で、第2図及び第3図に示すように、両サポート
16が組立補助具1の作用溝3a,3b内に入る
よう組立補助具1を前記封着冶具18の面方向に
移動させる。すると、前記作用溝3a,3bの間
隔は、サポート16の偏心部分が外方とされた状
態、すなわち、水晶振動子を支持するために外側
に一杯に拡がつた状態、の間隔に一致させている
ので、サポート16の向きが規定のものでないと
き、当該作用溝3a,3bによつてそのサポート
16が回転して規定の向きに修正される。したが
つて、サポート16の向きを揃えるためには、該
組立補助具1の作用溝3a,3bにサポート16
を挿入するのみで足りるから、容易、かつ、多数
のサポート16を一度に規定の向きに揃えること
ができ、組立所要時間の短縮につながり、延いて
はコストダウンに寄与する。
第4図は本考案の組立補助具の他の実施例を示
す斜視図である。これは、前述の実施例に類似
し、同一の個所には同一の符号を付して、説明を
省略するが、特に、この実施例では、気密端子用
組立補助具1の3個のくし片2a,2b,2cの
うち両外側のくし片2a,2bの先端に磁石4
a,4bを取付け、中央のくし片2bの長さを僅
かに短くした点に特徴を有するものである。
この実施例の組立補助具1は、前述の実施例と
同様に使用するが、くし片2a,2cの先端に取
付けた磁石4a,4bの磁力によつて、作用溝3
a,3bにサポート16を挿入する前に、先ず、
サポート16をそれぞれくし片2a,2c側に回
転させることができる。中央のくし片2bは、他
のくし片2a,2cより短くされているので、前
述の磁石4a,4bによるサポート16の回動に
支障となる恐れはない。
したがつて、サポート16を作用溝3a,3b
へ挿入する時には、ほぼ規定の方向へ向いてお
り、作用溝3a,3b内へのサポート16の挿入
が円滑になされ、サポート16がくし片2a,2
b,2cに引つ掛かつてサポート16の向きを揃
える障害となることなく作業ができる。
なお、以上述べた二つの実施例では、気密端子
用組立補助具1のくし片2a,2b,2cが3個
のものを説明したが、封着冶具18に形成された
複数の列に対応させてくし片2a,2b,2cを
設けることで一度に複数列のサポート16の向き
を揃えることができる。また、くし片2a,2
b,2cの長さも封着冶具18の一列に並べる金
属外環13の数によつて決定すれば足りる。
考案の効果 本考案の気密端子用組立補助具は、少なくとも
3個のくし片の間に一対の2個の作用溝を、サポ
ートの規定の間隔に一致させて形成したので、気
密端子の組立時にホルダーを挿入した後、前記サ
ポートを該気密端子用組立補助具の作用溝内に挿
入するのみで、容易、かつ、多量に一度でサポー
トの向きを揃えることが可能となり、組立に要す
る時間を短縮してコストダウンの可能な気密端子
を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
サポート間に挿入する状態を示す斜視図、第3図
はこの実施例の補助具を封着冶具に金属外環を多
数並べた状態で使用した斜視図、第4図は本考案
の組立補助具の他の実施例を示す斜視図である。 1……気密端子用組立補助具、2a,2b,2
c……くし片、3a,3b……作用溝、4a,4
b……磁石。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 少なくとも2列の作用溝を形成する3個のく
    し片からなり、前記2列の作用溝の間隔を、フ
    オーミングリードタイプのサポートの間隔に一
    致させて構成したことを特徴とする気密端子用
    組立補助具。 (2) 前記3片のくし部のうち、外側くし部の先端
    部に磁石を取付けたことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の気密端子用組立補
    助具。
JP7217986U 1986-05-14 1986-05-14 Expired JPH04580Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7217986U JPH04580Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14

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JP7217986U JPH04580Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14

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Publication Number Publication Date
JPS62183421U JPS62183421U (ja) 1987-11-20
JPH04580Y2 true JPH04580Y2 (ja) 1992-01-09

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