JPH11104781A - 溝付き軸受の加工方法および装置 - Google Patents
溝付き軸受の加工方法および装置Info
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- JPH11104781A JPH11104781A JP26315597A JP26315597A JPH11104781A JP H11104781 A JPH11104781 A JP H11104781A JP 26315597 A JP26315597 A JP 26315597A JP 26315597 A JP26315597 A JP 26315597A JP H11104781 A JPH11104781 A JP H11104781A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 内周面に圧力溝を有する軸受用スリーブを生
産性良く加工する。 【解決手段】 スリット1Aと凸部1Bを有し、略円筒
状の割り金型1と上金型3との間で、軟質材料のブラン
ク5Aに対し、軸受穴およびその内周面5Cに圧力溝5
Dを冷間鍛造または、熱間鍛造により加工する。
産性良く加工する。 【解決手段】 スリット1Aと凸部1Bを有し、略円筒
状の割り金型1と上金型3との間で、軟質材料のブラン
ク5Aに対し、軸受穴およびその内周面5Cに圧力溝5
Dを冷間鍛造または、熱間鍛造により加工する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】近年、民生機器に組み込まれ
るディスク装置等に使われる軸受は、高速高精度化への
対応、または、長寿命化が要求されており、従来のボー
ルベアリングに代わって、動圧型の溝付き流体軸受が普
及しつつある。本発明は、これら溝付き軸受のスリーブ
を、低コストかつ、高精度に加工する方法および装置に
関するものである。
るディスク装置等に使われる軸受は、高速高精度化への
対応、または、長寿命化が要求されており、従来のボー
ルベアリングに代わって、動圧型の溝付き流体軸受が普
及しつつある。本発明は、これら溝付き軸受のスリーブ
を、低コストかつ、高精度に加工する方法および装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下図面を参照しながら、上述した従来
の溝付き軸受の加工法および装置の一例について説明す
る。図12においてスリーブ8は、回転するチャック9
に、取り付けられている。10はバイトである。図13
において、取り付け部11にスリーブ8が取り付けられ
ている。12はボール12Aを有する溝加工ツールであ
る。
の溝付き軸受の加工法および装置の一例について説明す
る。図12においてスリーブ8は、回転するチャック9
に、取り付けられている。10はバイトである。図13
において、取り付け部11にスリーブ8が取り付けられ
ている。12はボール12Aを有する溝加工ツールであ
る。
【0003】以下に図12、図13に従い、従来の溝付
き軸受の加工方法の動作について説明する。図12にお
いてスリーブ8は図示しない旋盤等のチャック9に取り
付けられ、図中矢印Wの方向に回転させられる。ここで
バイト10を図中Y方向に送り込むと、軸受穴8Aは加
工される。次に、図13において、図12に示すバイト
10で加工された軸受穴8Aに対しボール12Aを有す
る溝加工ツール12を、矢印Vの直線送りと、矢印CW
およびCCWの回転を与えながら押し通す事により、ス
リーブ8の軸受穴8Aの内周面には、例えば、ヘリング
ボーン形状の圧力溝8Bが加工されていた。
き軸受の加工方法の動作について説明する。図12にお
いてスリーブ8は図示しない旋盤等のチャック9に取り
付けられ、図中矢印Wの方向に回転させられる。ここで
バイト10を図中Y方向に送り込むと、軸受穴8Aは加
工される。次に、図13において、図12に示すバイト
10で加工された軸受穴8Aに対しボール12Aを有す
る溝加工ツール12を、矢印Vの直線送りと、矢印CW
およびCCWの回転を与えながら押し通す事により、ス
リーブ8の軸受穴8Aの内周面には、例えば、ヘリング
ボーン形状の圧力溝8Bが加工されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、次の様な問題点がある。まず加工設備
が、軸受穴を切削加工する旋盤と特殊な溝加工設備の2
種類必要であり、設備を設置するスペ−スが多く必要で
あった。また、軸受穴の切削加工と溝加工のいずれも
が、それぞれ10秒以上、合計20秒以上の加工時間を
必要とし生産性が悪いためコストが高かった。
うな構成では、次の様な問題点がある。まず加工設備
が、軸受穴を切削加工する旋盤と特殊な溝加工設備の2
種類必要であり、設備を設置するスペ−スが多く必要で
あった。また、軸受穴の切削加工と溝加工のいずれも
が、それぞれ10秒以上、合計20秒以上の加工時間を
必要とし生産性が悪いためコストが高かった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の溝付き軸受の加工方法は、円筒状部材の外
周面にヘリングボーン状またはヘリカル状の凸部と、前
記円周状部材の軸方向に複数のスリットとを有し、硬質
材料から成る割り金型と、前記割り金型の軸方向一端側
に設けた上金型と、前記割り金型の同心状外周部に設け
た外周金型との間に軟質材料から成るブランクを供給
し、前記割り金型、上金型及び外周金型とで形成される
空間内で冷間または、熱間鍛造によりこのブランクに対
し内周面、外周面及び前記内周面への軸受用の圧力溝を
形成してスリーブを得るものである。
めに本発明の溝付き軸受の加工方法は、円筒状部材の外
周面にヘリングボーン状またはヘリカル状の凸部と、前
記円周状部材の軸方向に複数のスリットとを有し、硬質
材料から成る割り金型と、前記割り金型の軸方向一端側
に設けた上金型と、前記割り金型の同心状外周部に設け
た外周金型との間に軟質材料から成るブランクを供給
し、前記割り金型、上金型及び外周金型とで形成される
空間内で冷間または、熱間鍛造によりこのブランクに対
し内周面、外周面及び前記内周面への軸受用の圧力溝を
形成してスリーブを得るものである。
【0006】また本発明の加工装置は円筒状部材の外周
面に、圧力溝を形成するヘリングボーン状またはヘリカ
ル状の凸部と軸方向に複数のスリットを有するととも
に、中央にピンの挿通穴を有し硬質材料からなる割り金
型と前記割り金型の軸方向一端側に設けた上金型と、前
記割り金型の同心状外周部に設けた外周金型とを有し、
前記割り金型、上金型及び外周金型の間に供給される軟
質材料からなるブランクに対し、前記上金型の移動によ
る冷間または、熱間鍛造により前記ブランクの内周面、
外周面及び前記内周面への軸受用の圧力溝を形成しスリ
ーブを得るものである。上記した構成によって、1台の
設備により加工が行なえるので低コストである。
面に、圧力溝を形成するヘリングボーン状またはヘリカ
ル状の凸部と軸方向に複数のスリットを有するととも
に、中央にピンの挿通穴を有し硬質材料からなる割り金
型と前記割り金型の軸方向一端側に設けた上金型と、前
記割り金型の同心状外周部に設けた外周金型とを有し、
前記割り金型、上金型及び外周金型の間に供給される軟
質材料からなるブランクに対し、前記上金型の移動によ
る冷間または、熱間鍛造により前記ブランクの内周面、
外周面及び前記内周面への軸受用の圧力溝を形成しスリ
ーブを得るものである。上記した構成によって、1台の
設備により加工が行なえるので低コストである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態における溝
付き軸受の加工方法および装置について、図1〜図11
を参照しながら説明する。図1〜図4において1は割り
金型であり、スリット1Aと複数の略V字状または、ヘ
リングボ−ン状の凸部1Bと穴部1Cを有し、穴部1C
にはピン2を有している。図5の5Aは加工前のブラン
ク、図6は加工後のスリ−ブの部分断面図である。
付き軸受の加工方法および装置について、図1〜図11
を参照しながら説明する。図1〜図4において1は割り
金型であり、スリット1Aと複数の略V字状または、ヘ
リングボ−ン状の凸部1Bと穴部1Cを有し、穴部1C
にはピン2を有している。図5の5Aは加工前のブラン
ク、図6は加工後のスリ−ブの部分断面図である。
【0008】以上のように構成された溝付き軸受の加工
方法および装置について、図1〜図10を用いてその動
作を説明する。図7に示すように、本実施形態における
加工方法においては、図7(a)に示すブランク5Aを
準備し、次に図7(b)に示すようにブランク5Aに対
し内周面5Cと同時に、圧力溝5D及び外周面5Fを加
工する。この時発生するバリ5Eを除去して、図7
(c)に示すスリ−ブ5Bが加工される。
方法および装置について、図1〜図10を用いてその動
作を説明する。図7に示すように、本実施形態における
加工方法においては、図7(a)に示すブランク5Aを
準備し、次に図7(b)に示すようにブランク5Aに対
し内周面5Cと同時に、圧力溝5D及び外周面5Fを加
工する。この時発生するバリ5Eを除去して、図7
(c)に示すスリ−ブ5Bが加工される。
【0009】上記した図7(a)から(c)に示す一連
の工程に先立ち、まず図5に示す軟質材料から成るブラ
ンク5Aが図示しない鍛造加工または切削加工により準
備される。次に図1に示す割り金型1とピン2が準備さ
れ、図2に示すようにブランク5Aは割り金型1、ピン
2、上金型3、外周金型4の間で冷間鍛造または、熱間
鍛造により成型されはじめ、次に、図3に示すように上
金型3と外周金型4は、充分下方に下がり切り、ブラン
ク5Aは完全に成形される。次にピン2は下方に引き抜
かれ、さらに上金型3と、外周金型4は、上方に移動
し、次に、成形されたスリーブ5Bが取り出される。こ
の時スリ−ブ5Bは図7(b)に示すように内周面5C
にはバリ5Eが多く発生する。このバリ5Eの多くは、
図1に示すスリット1Aからはみ出したブランク5Aの
材料である。次に図8に示すように内周面5Cに多く発
生したバリ5Eは、略環状に角部6Aを有するシェ−ビ
ングパンチ6を内周面5Cに押し通す事により削り取
り、図6および図7(c)に示すスリ−ブ5Bが出来上
がる。
の工程に先立ち、まず図5に示す軟質材料から成るブラ
ンク5Aが図示しない鍛造加工または切削加工により準
備される。次に図1に示す割り金型1とピン2が準備さ
れ、図2に示すようにブランク5Aは割り金型1、ピン
2、上金型3、外周金型4の間で冷間鍛造または、熱間
鍛造により成型されはじめ、次に、図3に示すように上
金型3と外周金型4は、充分下方に下がり切り、ブラン
ク5Aは完全に成形される。次にピン2は下方に引き抜
かれ、さらに上金型3と、外周金型4は、上方に移動
し、次に、成形されたスリーブ5Bが取り出される。こ
の時スリ−ブ5Bは図7(b)に示すように内周面5C
にはバリ5Eが多く発生する。このバリ5Eの多くは、
図1に示すスリット1Aからはみ出したブランク5Aの
材料である。次に図8に示すように内周面5Cに多く発
生したバリ5Eは、略環状に角部6Aを有するシェ−ビ
ングパンチ6を内周面5Cに押し通す事により削り取
り、図6および図7(c)に示すスリ−ブ5Bが出来上
がる。
【0010】図9は本実施形態における溝付き軸受の加
工方法を示す工程図である。先ず、割り金型1がセット
され、次にブランク5Aが供給されて、鍛造により内周
面5cおよび圧力溝5Dが形成され、次にスリ−ブ5B
が取り出され、次にシェ−ビングパンチ6がセットさ
れ、最後に内周面5Cのバリ5Eが除去される。
工方法を示す工程図である。先ず、割り金型1がセット
され、次にブランク5Aが供給されて、鍛造により内周
面5cおよび圧力溝5Dが形成され、次にスリ−ブ5B
が取り出され、次にシェ−ビングパンチ6がセットさ
れ、最後に内周面5Cのバリ5Eが除去される。
【0011】図10は、本実施形態における割り金型の
変形応用例であり、この割り金型7の外周には、ら旋状
の凸部7Bを有している。この割り金型7でスリ−ブを
加工すると、図示しないが、スリ−ブ内周面には、ら旋
状の圧力溝が形成される。
変形応用例であり、この割り金型7の外周には、ら旋状
の凸部7Bを有している。この割り金型7でスリ−ブを
加工すると、図示しないが、スリ−ブ内周面には、ら旋
状の圧力溝が形成される。
【0012】以上のように本実施形態によれば、溝付き
軸受の内周面5Cと圧力溝5Dが冷間鍛造または熱間鍛
造により同時に加工されることとなり、加工設備がコン
パクトであり、また、スリ−ブ5Bが1個当たり0・5
秒の高速で加工されるので生産性が良く低コストであ
る。
軸受の内周面5Cと圧力溝5Dが冷間鍛造または熱間鍛
造により同時に加工されることとなり、加工設備がコン
パクトであり、また、スリ−ブ5Bが1個当たり0・5
秒の高速で加工されるので生産性が良く低コストであ
る。
【0013】図11は、本実施形態における溝付軸受の
加工装置の断面図である。図11において、ベ−ス4
B、4Cに外周金型4A、4Bが取り付けられ、1は割
り金型、2はピン、3は上金型、5Aはブランク、5B
はスリ−ブ、6はシェ−ビングパンチである。
加工装置の断面図である。図11において、ベ−ス4
B、4Cに外周金型4A、4Bが取り付けられ、1は割
り金型、2はピン、3は上金型、5Aはブランク、5B
はスリ−ブ、6はシェ−ビングパンチである。
【0014】次にこの加工装置の動作について説明す
る。図11において、割り金型1の穴部1Cにピン2が
押入される。次に割り金型1と上金型3の間にブランク
5Aが供給され、冷間鍛造または熱間鍛造により内周面
5C、外周面5F及び圧力溝5Dが成形されスリ−ブ5
Bとして成形され、スリ−ブ5Bは取り出される。次に
スリ−ブ5Bは外周押さえ4Aにセットされ、同時にシ
ェ−ビングパンチ6がセットされ、スリ−ブ5Bの内周
面5Cに押し通されて加工を終了する。
る。図11において、割り金型1の穴部1Cにピン2が
押入される。次に割り金型1と上金型3の間にブランク
5Aが供給され、冷間鍛造または熱間鍛造により内周面
5C、外周面5F及び圧力溝5Dが成形されスリ−ブ5
Bとして成形され、スリ−ブ5Bは取り出される。次に
スリ−ブ5Bは外周押さえ4Aにセットされ、同時にシ
ェ−ビングパンチ6がセットされ、スリ−ブ5Bの内周
面5Cに押し通されて加工を終了する。
【0015】このように鍛造加工だけでスリ−ブの内周
面5Cと圧力溝5Dが同時に短時間で加工され、低コス
トである。
面5Cと圧力溝5Dが同時に短時間で加工され、低コス
トである。
【0016】なお、ベ−ス4Cと4Bは一体に設けられ
ても、また、別に設けられても良い。
ても、また、別に設けられても良い。
【0017】なお、軟質材料としては、軟質鉄系材料、
銅系材料、アルミ系材料、粘土、セラミクスの粉状材
料、等が該当する。
銅系材料、アルミ系材料、粘土、セラミクスの粉状材
料、等が該当する。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明の溝付軸受の加工方
法および装置によれば、割り金型を用いて軸受穴と、軸
受内周面の圧力溝を冷間鍛造または熱間鍛造により形成
加工する事で溝付き軸受が低コストに加工できる。
法および装置によれば、割り金型を用いて軸受穴と、軸
受内周面の圧力溝を冷間鍛造または熱間鍛造により形成
加工する事で溝付き軸受が低コストに加工できる。
【図1】本発明の一実施形態における溝付き軸受の加工
装置の割り金型の図
装置の割り金型の図
【図2】加工中の割金型の中心軸を含む平面による断面
図
図
【図3】加工完了時点の割り金型の中心軸を含む平面に
よる断面図
よる断面図
【図4】割り金型の中心軸に直交する平面による断面図
【図5】ブランクの図
【図6】加工後のスリ−ブの部分破断斜視図
【図7】(a)本発明の一実施形態におけるブランクの
断面図 (b)本発明の一実施形態における圧力溝加工後のスリ
ーブの断面図 (c)本図(b)のバリを除去した後のスリーブの断面
図
断面図 (b)本発明の一実施形態における圧力溝加工後のスリ
ーブの断面図 (c)本図(b)のバリを除去した後のスリーブの断面
図
【図8】シェ−ビングパンチによる内周面加工説明図
【図9】本実施形態における溝付軸受の加工方法を示す
説明図
説明図
【図10】割り金型の変形応用例を示す図
【図11】本発明の一実施形態における溝付軸受の加工
装置の断面図
装置の断面図
【図12】従来の溝付き軸受の加工におけるスリーブ内
周面の切削加工の図
周面の切削加工の図
【図13】従来の圧力溝の加工方法の説明図
1 割り金型 1A スリット 1B 凸部 2 ピン 3 上金型 4 外周金型 5A ブランク 5B スリ−ブ 5C 内周面 5D 圧力溝 5E バリ 5F 外周面 6 シェ−ビングパンチ 7 割り金型
Claims (4)
- 【請求項1】円筒状部材の外周面にヘリングボーン状ま
たはヘリカル状の凸部と、前記円周状部材の軸方向に複
数のスリットとを有し、硬質材料から成る割り金型と、
前記割り金型の軸方向一端側に設けた上金型と、前記割
り金型の同心状外周部に設けた外周金型との間に軟質材
料から成るブランクを供給し、前記割り金型、上金型及
び外周金型とで形成される空間内で冷間または、熱間鍛
造によりこのブランクに対し内周面、外周面及び前記内
周面への軸受用の圧力溝を形成してスリーブを得る溝付
き軸受の加工方法。 - 【請求項2】円筒状部材の外周面に、圧力溝を形成する
ヘリングボーン状またはヘリカル状の凸部と軸方向に複
数のスリットを有するとともに、中央にピンの挿通穴を
有し硬質材料からなる割り金型と前記割り金型の軸方向
一端側に設けた上金型と、前記割り金型の同心状外周部
に設けた外周金型とを有し、前記割り金型、上金型及び
外周金型の間に供給される軟質材料からなるブランクに
対し、前記上金型の移動による冷間または、熱間鍛造に
より前記ブランクの内周面、外周面及び前記内周面への
軸受用の圧力溝を形成しスリーブを得る溝付き軸受の加
工装置。 - 【請求項3】圧力溝を形成したスリ−ブの内周面に環状
の鋭部を有するシェービングパンチを押し通して、前記
圧力溝の冷間または熱間鍛造加工時に前記内周面に発生
したバリを除去する請求項1記載の溝付き軸受の加工方
法。 - 【請求項4】スリーブ内周面に進入することにより圧力
溝の冷間または熱間鍛造加工時に前記スリーブの内周面
に発生したバリを除去する環状の鋭部を有するシェービ
ングパンチを設けた請求項2記載の溝付き軸受の加工装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26315597A JPH11104781A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 溝付き軸受の加工方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26315597A JPH11104781A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 溝付き軸受の加工方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11104781A true JPH11104781A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17385570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26315597A Pending JPH11104781A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 溝付き軸受の加工方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11104781A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012159191A (ja) * | 2011-01-14 | 2012-08-23 | Nsk Ltd | ボールねじ用ナット及びその製造方法 |
US9737926B2 (en) | 2010-03-17 | 2017-08-22 | Nsk Ltd. | Ball screw and manufacturing method of nut for ball screw |
CN108673066A (zh) * | 2018-06-08 | 2018-10-19 | 宁波甬微集团有限公司 | 一种压缩机轴承的制作方法 |
CN108673067A (zh) * | 2018-06-08 | 2018-10-19 | 宁波甬微集团有限公司 | 一种压缩机轴承的制作方法 |
CN108788638A (zh) * | 2018-06-08 | 2018-11-13 | 宁波甬微集团有限公司 | 一种压缩机轴承的制作方法 |
CN108916231A (zh) * | 2018-06-20 | 2018-11-30 | 宁波甬微集团有限公司 | 一种压缩机轴承的制作方法 |
CN108994530A (zh) * | 2018-07-10 | 2018-12-14 | 宁波甬微集团有限公司 | 一种压缩机轴承的制作方法 |
-
1997
- 1997-09-29 JP JP26315597A patent/JPH11104781A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9737926B2 (en) | 2010-03-17 | 2017-08-22 | Nsk Ltd. | Ball screw and manufacturing method of nut for ball screw |
JP2012159191A (ja) * | 2011-01-14 | 2012-08-23 | Nsk Ltd | ボールねじ用ナット及びその製造方法 |
CN108673066A (zh) * | 2018-06-08 | 2018-10-19 | 宁波甬微集团有限公司 | 一种压缩机轴承的制作方法 |
CN108673067A (zh) * | 2018-06-08 | 2018-10-19 | 宁波甬微集团有限公司 | 一种压缩机轴承的制作方法 |
CN108788638A (zh) * | 2018-06-08 | 2018-11-13 | 宁波甬微集团有限公司 | 一种压缩机轴承的制作方法 |
CN108916231A (zh) * | 2018-06-20 | 2018-11-30 | 宁波甬微集团有限公司 | 一种压缩机轴承的制作方法 |
CN108994530A (zh) * | 2018-07-10 | 2018-12-14 | 宁波甬微集团有限公司 | 一种压缩机轴承的制作方法 |
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