JP3014960U - 板ばねカップリング - Google Patents

板ばねカップリング

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JP3014960U
JP3014960U JP1995001903U JP190395U JP3014960U JP 3014960 U JP3014960 U JP 3014960U JP 1995001903 U JP1995001903 U JP 1995001903U JP 190395 U JP190395 U JP 190395U JP 3014960 U JP3014960 U JP 3014960U
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JP
Japan
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hubs
spacer
leaf spring
pair
holes
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1995001903U
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English (en)
Inventor
勝弘 大貫
龍仁 澤山
治一 三木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miki Pulley Co Ltd
Original Assignee
Miki Pulley Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 板ばねカップリングの組み立て時の心出しを
容易に行うことができるようにする。 【構成】 2軸に固定可能な円筒状の一対のハブ24,
26と、このハブ24,26間に配置され、板ばね3
0,32を介してハブ24,26に連結される円筒状の
スペーサ28とで構成され、これらハブ24,26とス
ペーサ28の外径を同一とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、取付誤差のある2軸を板ばねのたわみを利用して、回転方向に連動 するように連結するための板ばねカップリングに関する。
【0002】
【従来の技術】
此種の板ばねカップリングは、図6及び図7に示すように、フラジン付きの一 対のハブ2,4と、該ハブ2,4間に配置された横長板状のスペーサ6と、止め 具8によってハブ2のフランジの端面とスペーサ6の端面にそれぞれ固定された 板ばね10と、止め具8によってハブ4のフランジの端面とスペーサ6の端面に それぞれ固定された板ばね12とから構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来品は、ハブとスペーサは径が異なっているため、組み立て時における 心出し作業が容易ではなかった。 本考案は上記問題点を解決することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決する手段】
上記目的を達成するため、本考案は、2軸に固定可能な一対の互いに同一外径 の円筒状のハブ24,26と、該一対のハブ24,26間に配置された前記ハブ 24,26の外径と同一の外径の円柱体から成るスペーサ28と、前記一対のハ ブ24,26と前記スペーサ28との間にそれぞれ配置され、前記一対のハブ2 4,26と前記スペーサ28の両端面のそれぞれに固定された一対の板ばね30 ,32とを備えたものである。
【0005】
【作用】
ハブ24,26とスペーサ28を仮止め状態で通常のVブロック等に挿入すれ ば、容易にこれらの心出しが可能であり、該状態で、正確に組み立てを行うこと ができる。
【0006】
【実施例】
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例を参照して詳細に説明する。 図1乃至図4において、14は板ばねカップリングであり、2軸16,18に ボルト20,22によって固定可能な一対の互いに同一外径の円筒状のアルミ製 ハブ24,26と、中央部に軸遊嵌用の穴が形成されたアルミ製の円柱体から成 るスペーサ28と、一対の板ばね30,32と、板ばね30,32をハブ24, 26及びスペーサ28に固定するための8個の止め具34とから構成されている 。 ハブ24,26の周壁には、該ハブ24,26を縮径方向にたわませること ができるように円周溝36と、半径溝38がそれぞれ突設されている。
【0007】 また、ハブ24,26の周壁の偏心部には、半径溝36を垂直に貫通するクラ ッピングボルト挿入穴40とねじ穴42が同軸上に突設されている。前記スペー サ28には、止め具34用のボルトのねじ穴44,46が互いに180度の間隔 を存して2個づつ穿設され、これらねじ穴44,46はスペーサ28の両端面に 開口している。該ねじ穴44,46に対応してハブ24,26には、止め具遊嵌 用の穴44,46,48,50がそれぞれ2個づつ透設されている。
【0008】 前記ハブ24,26には、前記これに透設された止め具遊嵌用の穴44,46 ,48,50に対して90度の間隔を存してそれぞれ2個の、止め具用のねじ穴 52,54,56,58が透設され、このねじ穴52,54,56,58に対応 してスペーサ28に止め具遊嵌用の穴60,62が2個透設されている。前記止 め具34は、図4に示すように、ボルト60と、該ボルト60のねじ部にスライ ド自在に嵌挿される一対のリング状の座金62,64とから構成されている。
【0009】 次に、上記板ばねカップリングの組み立て方法について説明する。 まず、板ばね30の2点の穴にボルト60を挿入し、このボルト60のねじ部 に、板ばね30を挾んで座金62,64を挿入し、該状態で、ボルト60をハブ 24のねじ穴52,54にねじ込んで、板ばね30の2点を2個の止め具34に よって、ハブ24の端面に固定する。同様に、板ばね32の2点を2個の止め具 34によって、ハブ26の端面に固定する。
【0010】 次に、一対のハブ24,26間にスペーサ28を配置し、スペーサ28の両面 に開口する穴60,62に、板ばね30,32に固着された止め具34の開放端 側を遊嵌させる。板ばね30の他の2点の穴にボルト60を遊嵌し、このボルト 60のねじ部に、板ばね30を挾んで座金62,64を挿入し、該状態で、ボル ト60を、対応するスペーサ28のねじ穴44,46に浅くねじ込んで、板ばね 30を緩く挾んだ止め具34をスペーサ28の一方の端面に仮止めする。
【0011】 同様に、2本のボルト60を、板ばね32の2点の穴に遊嵌し、このボルト6 0のねじ部に板ばね32を挾んで座金62,64を挿入し、該ボルト60をそれ ぞれ、対応するスペーサ28のねじ穴44,46に浅くねじ込んで、板ばね32 を緩く挾んだ止め具34を、スペーサ28の他方の端面に仮止めする。該状態に おいて、ハブ24,26とスペーサ28は、板ばね30,32の穴と止め具34 のボルト60との間のガタの範囲内で、互いに軸方向に対して直角方向に変位可 能である。
【0012】 次に、図6に示すVブロック66のV状凹部68に、ハブ24,26とスペー サ28を仮止めした板ばねカップリング14を挿入する。ハブ24,26及びス ペーサ28の外径は同径なため、ハブ24,26とスペーサ28のそれぞれの中 心が一致する。次に、ハブ24,26の穴44,46,48,50から、ドライ バを挿入して、仮止めしてあるボルト60をスペーサ28のねじ穴44,46に きつくねじ込み、ハブ24,26とスペーサ28とを板ばね30,32を介して 、連結する。
【0013】 尚、図6に示すように、ハブ24,26と同一の外径の円柱体の外周部に切欠 部70を設けて、断面形状を多形状としたスペ−サ29をスペ−サ28の代わり に用いてもよい。
【0014】
【効果】
本考案は上述の如く、構成したので、ハブとスペーサの組み立て時の心出しを 容易に行うことができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】板ばねカップリングの正面図である。
【図2】板ばねカップリングの左側面図である。
【図3】板ばねカップリングの右側面図である。
【図4】止め具の断面図である。
【図5】スペーサの側面図である。
【図6】スペ−サの他の実施例を示す外観図である。
【図7】板ばねカップリングの組み立て動作を示す外観
図である。
【図8】従来技術の正面図である。
【図9】従来技術の右側面図である。
【符号の説明】
2 ハブ 4 ハブ 6 スペーサ 7 板ばね 8 止め具 10 板ばね 12 板ばね 14 板ばねカップリング 16 軸 18 軸 20 ボルト 22 ボルト 24 ハブ 26 ハブ 28 スペーサ 29 スペーサ 30 板ばね 32 板ばね 34 止め具 36 円周溝 38 半径溝 40 穴 42 ねじ穴 44 穴 46 穴 48 穴 50 穴 52 ねじ穴 54 ねじ穴 56 ねじ穴 58 ねじ穴 60 ボルト 62 座金 64 座金

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2軸に固定可能な一対の互いに同一外径
    の円筒状のハブ(24)(26)と、該一対のハブ(2
    4)(26)間に配置された前記ハブ(24)(26)
    の外径と同一の外径の円柱体から成るスペーサ(28)
    と、前記一対のハブ(24)(26)と前記スペーサ
    (28)との間にそれぞれ配置され、前記一対のハブ
    (24)(26)と前記スペーサ(28)の両端面のそ
    れぞれに固定された一対の板ばね(30)(32)とを
    備えたことを特徴とする板ばねカップリング。
JP1995001903U 1995-02-20 1995-02-20 板ばねカップリング Expired - Lifetime JP3014960U (ja)

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