JP3142124B2 - モータ、モータの製造方法、及び回転体装置 - Google Patents
モータ、モータの製造方法、及び回転体装置Info
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- JP3142124B2 JP3142124B2 JP11097021A JP9702199A JP3142124B2 JP 3142124 B2 JP3142124 B2 JP 3142124B2 JP 11097021 A JP11097021 A JP 11097021A JP 9702199 A JP9702199 A JP 9702199A JP 3142124 B2 JP3142124 B2 JP 3142124B2
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ、モータの
製造方法、及び回転体装置に関し、更に詳細には、振動
及び騒音の少ないモータ、モータの製造方法、及び回転
体装置に関する。
製造方法、及び回転体装置に関し、更に詳細には、振動
及び騒音の少ないモータ、モータの製造方法、及び回転
体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザービームプリンタ等の
回転多面鏡装置やHDD(ハードディスクドライブ)等
の回転体装置には、図7に示すようなモータが使用され
ている。この図7に示すモータは、円環状に突出する嵌
入部110aを有するベース110と、円板状のハブ1
32の中心からシャフト131が延設されたハブシャフ
ト130と、シャフト131の下端部に固着された軸受
けリング152とを備えている。
回転多面鏡装置やHDD(ハードディスクドライブ)等
の回転体装置には、図7に示すようなモータが使用され
ている。この図7に示すモータは、円環状に突出する嵌
入部110aを有するベース110と、円板状のハブ1
32の中心からシャフト131が延設されたハブシャフ
ト130と、シャフト131の下端部に固着された軸受
けリング152とを備えている。
【0003】軸受けリング152は、ベース110の嵌
入部110aに挿入され、これにより、ハブシャフト1
30はベース110に対して回転可能に支持されてい
る。ハブシャフト130の周縁部からは下方へ向けて円
環部133が延設されており、円環部133の内周壁に
ロータマグネット160が固定されている。嵌入部11
0aの外周面には固定子コイル140が固定されてい
る。固定子コイル140は、一枚または複数枚重ねられ
たの同形の板状のヨーク141と、ヨーク141に導線
を巻回させて形成したコイル142とよりなっている。
ヨーク141は、円環状の装着部とこの装着部から径方
向外方に複数延設された巻回部とよりなり、装着部の中
空部に嵌入部110aが挿通されることによりこの嵌入
部110aに固定されるようになっている。巻回部には
導線が巻回されてコイル142が形成されている。そし
て、固定子コイル140によって回転磁界が形成され、
この回転磁界によってロータマグネット160が付勢さ
れてハブシャフト130が回転するようになっている。
ベース110は、プリンタやHDD等の本体装置のシャ
ーシに固定される。
入部110aに挿入され、これにより、ハブシャフト1
30はベース110に対して回転可能に支持されてい
る。ハブシャフト130の周縁部からは下方へ向けて円
環部133が延設されており、円環部133の内周壁に
ロータマグネット160が固定されている。嵌入部11
0aの外周面には固定子コイル140が固定されてい
る。固定子コイル140は、一枚または複数枚重ねられ
たの同形の板状のヨーク141と、ヨーク141に導線
を巻回させて形成したコイル142とよりなっている。
ヨーク141は、円環状の装着部とこの装着部から径方
向外方に複数延設された巻回部とよりなり、装着部の中
空部に嵌入部110aが挿通されることによりこの嵌入
部110aに固定されるようになっている。巻回部には
導線が巻回されてコイル142が形成されている。そし
て、固定子コイル140によって回転磁界が形成され、
この回転磁界によってロータマグネット160が付勢さ
れてハブシャフト130が回転するようになっている。
ベース110は、プリンタやHDD等の本体装置のシャ
ーシに固定される。
【0004】このようなモータは、オフィス等の静かな
ところで用いられるため、回転駆動時の振動をなるべく
抑え、騒音を出さないことが要請される。また、特にH
DDにおいては、近年のハードディスクの高密度化によ
って、磁気ヘッドによるデータの読み出し位置に精密性
が求められ、この点からも振動をなるべく抑え、高い剛
性を得て、良好な回転精度で回転するモータが求められ
ている。
ところで用いられるため、回転駆動時の振動をなるべく
抑え、騒音を出さないことが要請される。また、特にH
DDにおいては、近年のハードディスクの高密度化によ
って、磁気ヘッドによるデータの読み出し位置に精密性
が求められ、この点からも振動をなるべく抑え、高い剛
性を得て、良好な回転精度で回転するモータが求められ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】振動を抑える手法とし
ては、ベース110から突出する嵌入部110aに代え
て、円環状の支持部材をベース110とは別体として形
成し、ベース110にはこの支持部材を嵌入するための
中空部を形成し、この中空部に支持部材を固定する技術
が考えられる。この技術によれば、固定子コイル140
からの振動が、支持部材とベース110との間において
減衰されてからベース110に伝達されるため、固定子
コイル140からの振動が低減される。このモータにお
いては、ベース110と別体に形成された支持部材の外
周面、及びベースの中空部を形成する内周面はいずれも
軸線方向矢視断面形状が円形となっている。これは、支
持部材やベースの加工を旋盤加工によって行うため、旋
盤加工に適した形状であること、及びモータのステータ
としてロータ部(ハブシャフト)を支持するのにその組
立性が良好であること等による。そして、これらは、ロ
ータ部が精度よく回転するためには、高速回転時にかか
る負荷に対する高い耐久性が必要であるため、いずれに
ついても良好な真円度で加工形成し、はめ込んで固定さ
れる必要がある。
ては、ベース110から突出する嵌入部110aに代え
て、円環状の支持部材をベース110とは別体として形
成し、ベース110にはこの支持部材を嵌入するための
中空部を形成し、この中空部に支持部材を固定する技術
が考えられる。この技術によれば、固定子コイル140
からの振動が、支持部材とベース110との間において
減衰されてからベース110に伝達されるため、固定子
コイル140からの振動が低減される。このモータにお
いては、ベース110と別体に形成された支持部材の外
周面、及びベースの中空部を形成する内周面はいずれも
軸線方向矢視断面形状が円形となっている。これは、支
持部材やベースの加工を旋盤加工によって行うため、旋
盤加工に適した形状であること、及びモータのステータ
としてロータ部(ハブシャフト)を支持するのにその組
立性が良好であること等による。そして、これらは、ロ
ータ部が精度よく回転するためには、高速回転時にかか
る負荷に対する高い耐久性が必要であるため、いずれに
ついても良好な真円度で加工形成し、はめ込んで固定さ
れる必要がある。
【0006】しかし、実際には、旋盤におけるチャッキ
ングの影響等によって、支持部材の外周面、ベースの中
空部を形成する内周面のいずれについても、その断面が
完全に円形(真円)となるように加工することは不可能
であり、実際には、真円度を含んだいびつな円に加工さ
れる。そして、このようないびつな円形の断面の外周面
を有する嵌入部を、同様にいびつな円形断面のベースの
中空部に装着すると、面接触にはならず、周回り方向、
軸線方向のいずれについても、接触部分と離間部分とが
不規則に配置された状態となる。そのため、外力を空隙
で受ける部分が生じて剛性が低下し、モータを回転駆動
させた際に、回転の負荷によってずれやすく、振動及び
騒音の増加の原因となるおそれがある。そしてこのずれ
は、不規則に生じるため、対処しにくい。また、振動や
騒音の減衰効果は発揮されるものの更に一層の振動や騒
音の低減が求められている。
ングの影響等によって、支持部材の外周面、ベースの中
空部を形成する内周面のいずれについても、その断面が
完全に円形(真円)となるように加工することは不可能
であり、実際には、真円度を含んだいびつな円に加工さ
れる。そして、このようないびつな円形の断面の外周面
を有する嵌入部を、同様にいびつな円形断面のベースの
中空部に装着すると、面接触にはならず、周回り方向、
軸線方向のいずれについても、接触部分と離間部分とが
不規則に配置された状態となる。そのため、外力を空隙
で受ける部分が生じて剛性が低下し、モータを回転駆動
させた際に、回転の負荷によってずれやすく、振動及び
騒音の増加の原因となるおそれがある。そしてこのずれ
は、不規則に生じるため、対処しにくい。また、振動や
騒音の減衰効果は発揮されるものの更に一層の振動や騒
音の低減が求められている。
【0007】本発明は、上述のような課題を解決するた
めになされたもので、固定子コイルを高い剛性で強固に
支持でき、振動及び騒音の少ないモータ、モータの製造
方法、及び回転体装置を提供することを目的とする。
めになされたもので、固定子コイルを高い剛性で強固に
支持でき、振動及び騒音の少ないモータ、モータの製造
方法、及び回転体装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部に連続す
る中空部が形成され、前記中空部の一端が外部に連続す
る略多角柱状に形成されたベースと、一端部が円柱形状
で、前記一端部が前記中空部に嵌入されて前記ベースに
固定される柱状の支持部材と、前記支持部材と同軸に且
つ相対的に回転可能に支持されるロータ部材と、前記支
持部材及び前記ロータ部材のうちの一方に対して同軸に
且つ固定状態に複数配設されて回転磁界を形成させる電
磁石と、前記支持部材及び前記ロータ部材のうちの他方
に固定され、前記電磁石によって形成される前記回転磁
界に付勢されて前記一方を回転させるマグネットとを備
え、前記ベースの前記中空部を形成する内周面部は、そ
の周回り方向の3箇所以上において前記支持部材の前記
一端部の周面部に向けて線状に突出して前記前記支持部
材の前記一端部の周面部に当接する当接部と、該当接部
同士の間において前記前記支持部材の前記一端部の周面
部と離間して該前記支持部材の前記一端部の周面部に対
向する離間部とよりなり、前記ベースの前記内周面部の
角部同士間の略央部が前記当接部を形成し、前記略央部
から両側の前記角部までの平面部が離間部を形成してい
ることを特徴とするモータをを提供することにより、上
述の目的を達成する。
る中空部が形成され、前記中空部の一端が外部に連続す
る略多角柱状に形成されたベースと、一端部が円柱形状
で、前記一端部が前記中空部に嵌入されて前記ベースに
固定される柱状の支持部材と、前記支持部材と同軸に且
つ相対的に回転可能に支持されるロータ部材と、前記支
持部材及び前記ロータ部材のうちの一方に対して同軸に
且つ固定状態に複数配設されて回転磁界を形成させる電
磁石と、前記支持部材及び前記ロータ部材のうちの他方
に固定され、前記電磁石によって形成される前記回転磁
界に付勢されて前記一方を回転させるマグネットとを備
え、前記ベースの前記中空部を形成する内周面部は、そ
の周回り方向の3箇所以上において前記支持部材の前記
一端部の周面部に向けて線状に突出して前記前記支持部
材の前記一端部の周面部に当接する当接部と、該当接部
同士の間において前記前記支持部材の前記一端部の周面
部と離間して該前記支持部材の前記一端部の周面部に対
向する離間部とよりなり、前記ベースの前記内周面部の
角部同士間の略央部が前記当接部を形成し、前記略央部
から両側の前記角部までの平面部が離間部を形成してい
ることを特徴とするモータをを提供することにより、上
述の目的を達成する。
【0009】本発明に係るモータでは、前記ベースの前
記中空部を形成する内周面部は、その周回り方向の3箇
所以上において前記支持部材の前記一端部の周面部に向
けて線状に突出して前記前記支持部材の前記一端部の周
面部に当接する当接部が配設されている。この当接部
は、支持部材が圧入等によってベースの中空部に挿通さ
れると、対向する部材に押圧されて対向する部材の形状
にしたがって離間部へ向けて広がりつぶれて微少に変形
し、加工誤差が是正されて、対向する部材との間におい
て隙間なく密着して形成される。このように、本発明で
は、当接部が線状に突出して形成されているために、支
持部材をベースに固定する際に変形によって確実に対向
する部材と密着して当接する。従って、この当接部の配
設位置によって支持部材とベースとの接触箇所を制御で
き、回転時に発生する振動やずれに対する設計上の対処
がしやすい。更に、支持部材とベースとが周回り方向の
3箇所以上において線状に当接するため、回転時にずれ
にくく、ずれにより発生する振動を少なく抑えることが
できる。本発明のモータにおいては、支持部材にマグネ
ットまたは電磁石のうちの一方が固定されており、この
支持部材はベースとは別体として形成されており、且つ
支持部材とベースとは当接部においてのみ当接してい
る。そのため、回転駆動時に、電磁石によって形成され
る磁界とマグネットとの斥力及び吸引力により発生する
振動や、磁界中心のずれによる振動は、当接部を介して
のみベースに伝達され、かつその伝達は隙間を介してい
る。支持部材に当接部が配設されている場合には、支持
部材全体から当接部に振動が伝搬される間に減衰され、
更に当接部とベースの対向部との間において減衰され、
ベースの対向部に到達した振動は更にベースの他の部位
に移動する際にも減衰される。また、ベースに当接部が
配設されている場合には、支持部材のうちの対向部に伝
搬される間に減衰され、更に当接部とベースの当接部と
の間において減衰され、ベースの当接部から他の部位に
伝達される間にも減衰される。このように、本発明のモ
ータにおいては、支持部材とベースとを別体として形成
するとともに、支持部材及びベースのうちの少なくとも
一方に当接部を配設し振動は主に当接部を介してのみ伝
搬されるようにした。従って、ベースまで伝搬される振
動の伝搬経路が長くなって伝搬中に減衰されやすくな
り、駆動時の騒音が効果的に減少される。
記中空部を形成する内周面部は、その周回り方向の3箇
所以上において前記支持部材の前記一端部の周面部に向
けて線状に突出して前記前記支持部材の前記一端部の周
面部に当接する当接部が配設されている。この当接部
は、支持部材が圧入等によってベースの中空部に挿通さ
れると、対向する部材に押圧されて対向する部材の形状
にしたがって離間部へ向けて広がりつぶれて微少に変形
し、加工誤差が是正されて、対向する部材との間におい
て隙間なく密着して形成される。このように、本発明で
は、当接部が線状に突出して形成されているために、支
持部材をベースに固定する際に変形によって確実に対向
する部材と密着して当接する。従って、この当接部の配
設位置によって支持部材とベースとの接触箇所を制御で
き、回転時に発生する振動やずれに対する設計上の対処
がしやすい。更に、支持部材とベースとが周回り方向の
3箇所以上において線状に当接するため、回転時にずれ
にくく、ずれにより発生する振動を少なく抑えることが
できる。本発明のモータにおいては、支持部材にマグネ
ットまたは電磁石のうちの一方が固定されており、この
支持部材はベースとは別体として形成されており、且つ
支持部材とベースとは当接部においてのみ当接してい
る。そのため、回転駆動時に、電磁石によって形成され
る磁界とマグネットとの斥力及び吸引力により発生する
振動や、磁界中心のずれによる振動は、当接部を介して
のみベースに伝達され、かつその伝達は隙間を介してい
る。支持部材に当接部が配設されている場合には、支持
部材全体から当接部に振動が伝搬される間に減衰され、
更に当接部とベースの対向部との間において減衰され、
ベースの対向部に到達した振動は更にベースの他の部位
に移動する際にも減衰される。また、ベースに当接部が
配設されている場合には、支持部材のうちの対向部に伝
搬される間に減衰され、更に当接部とベースの当接部と
の間において減衰され、ベースの当接部から他の部位に
伝達される間にも減衰される。このように、本発明のモ
ータにおいては、支持部材とベースとを別体として形成
するとともに、支持部材及びベースのうちの少なくとも
一方に当接部を配設し振動は主に当接部を介してのみ伝
搬されるようにした。従って、ベースまで伝搬される振
動の伝搬経路が長くなって伝搬中に減衰されやすくな
り、駆動時の騒音が効果的に減少される。
【0010】上記当接部は、ベースの内周面部または支
持部材の外周面部に、その周回り方向に等分に配設され
ていることが望ましい。固定子コイルが支持部材に円周
方向全体に偏りなくほぼ均一な力で支持され、回転時の
負荷が円周方向全体にほぼ均一に分散され、良好な回転
精度を得られるとともに回転時のずれを少なく抑えるこ
とができるからである。そしてその結果、振動や騒音を
効果的に低減させることができる。また、上記当接部
は、ベースの内周面部と支持部材の外周面部の対向する
対向部において、その軸線方向全長に亘って配設されて
いることが好ましい。回転時の負荷が軸線方向全体にほ
ぼ均一に分散され、回転時のずれを極力少なく抑えるこ
とができるからである。これにより、振動や騒音を一層
低減させることができる。当接部は、線状に形成されて
いる必要があるが、直線状であっても、蛇行していて
も、曲線状であってもよい。ここで線状とは、ベースの
中空部に支持部材が挿通された際に、当接部が対向する
部材に押圧されるとその押圧力により変形し前記他方に
密着できる程度の細さをいう。従って、ある程度の幅を
持った細帯状等が含まれる。また、当接部は、当接部の
周囲よりも前記他方との距離が少なくなるように形成さ
れていればよく、その形状は前記他方との関係において
制限されるものである。従って、当接部を有するベース
の前記内周面部または支持部材の前記周面部において、
必ずしも当接部が当接部の周囲よりも外方に突出して形
成されていなくてもよい。例えば、ベースの内周面がラ
ジアル方向断面n角形状に形成され、支持部材の外周面
がラジアル方向断面円周形状に形成されている場合、ベ
ースの内周面を構成するn個の平面部それぞれのラジア
ル方向の中央部はその周囲と同一平面上にあるが、支持
部材の外周面に対して前記周囲よりも近接するように形
成されて当接部となる。
持部材の外周面部に、その周回り方向に等分に配設され
ていることが望ましい。固定子コイルが支持部材に円周
方向全体に偏りなくほぼ均一な力で支持され、回転時の
負荷が円周方向全体にほぼ均一に分散され、良好な回転
精度を得られるとともに回転時のずれを少なく抑えるこ
とができるからである。そしてその結果、振動や騒音を
効果的に低減させることができる。また、上記当接部
は、ベースの内周面部と支持部材の外周面部の対向する
対向部において、その軸線方向全長に亘って配設されて
いることが好ましい。回転時の負荷が軸線方向全体にほ
ぼ均一に分散され、回転時のずれを極力少なく抑えるこ
とができるからである。これにより、振動や騒音を一層
低減させることができる。当接部は、線状に形成されて
いる必要があるが、直線状であっても、蛇行していて
も、曲線状であってもよい。ここで線状とは、ベースの
中空部に支持部材が挿通された際に、当接部が対向する
部材に押圧されるとその押圧力により変形し前記他方に
密着できる程度の細さをいう。従って、ある程度の幅を
持った細帯状等が含まれる。また、当接部は、当接部の
周囲よりも前記他方との距離が少なくなるように形成さ
れていればよく、その形状は前記他方との関係において
制限されるものである。従って、当接部を有するベース
の前記内周面部または支持部材の前記周面部において、
必ずしも当接部が当接部の周囲よりも外方に突出して形
成されていなくてもよい。例えば、ベースの内周面がラ
ジアル方向断面n角形状に形成され、支持部材の外周面
がラジアル方向断面円周形状に形成されている場合、ベ
ースの内周面を構成するn個の平面部それぞれのラジア
ル方向の中央部はその周囲と同一平面上にあるが、支持
部材の外周面に対して前記周囲よりも近接するように形
成されて当接部となる。
【0011】
【0012】本発明に係るモータは、外部に連続する中
空部が形成され、該中空部の内周面部の複数箇所にその
軸線方向に亘って内方に向けて突出する複数の歯状部を
備えたベースと、一端部が円柱形状で、前記一端部が前
記中空部に嵌入されて前記ベースに固定される柱状の支
持部材と、前記支持部材と同軸に且つ相対的に回転可能
に支持されるロータ部材と、前記支持部材及び前記ロー
タ部材のうちの一方に対して同軸に且つ固定状態に複数
配設されて回転磁界を形成させる電磁石と、前記支持部
材及び前記ロータ部材のうちの他方に固定され、前記電
磁石によって形成される前記回転磁界に付勢されて前記
一方を回転させるマグネットとを備え、前記ベースの前
記中空部を形成する内周面部は、その周回り方向の3箇
所以上において前記支持部材の前記一端部の周面部に向
けて線状に突出して前記前記支持部材の前記一端部の周
面部に当接する当接部と、該当接部同士の間において前
記前記支持部材の前記一端部の周面部と離間して該前記
支持部材の前記一端部の周面部に対向する離間部とより
なり、前記ベースの前記歯状部が前記当接部を形成し、
前記内周面部のうちの前記複数箇所以外が前記離間部を
形成するものとすることができる。
空部が形成され、該中空部の内周面部の複数箇所にその
軸線方向に亘って内方に向けて突出する複数の歯状部を
備えたベースと、一端部が円柱形状で、前記一端部が前
記中空部に嵌入されて前記ベースに固定される柱状の支
持部材と、前記支持部材と同軸に且つ相対的に回転可能
に支持されるロータ部材と、前記支持部材及び前記ロー
タ部材のうちの一方に対して同軸に且つ固定状態に複数
配設されて回転磁界を形成させる電磁石と、前記支持部
材及び前記ロータ部材のうちの他方に固定され、前記電
磁石によって形成される前記回転磁界に付勢されて前記
一方を回転させるマグネットとを備え、前記ベースの前
記中空部を形成する内周面部は、その周回り方向の3箇
所以上において前記支持部材の前記一端部の周面部に向
けて線状に突出して前記前記支持部材の前記一端部の周
面部に当接する当接部と、該当接部同士の間において前
記前記支持部材の前記一端部の周面部と離間して該前記
支持部材の前記一端部の周面部に対向する離間部とより
なり、前記ベースの前記歯状部が前記当接部を形成し、
前記内周面部のうちの前記複数箇所以外が前記離間部を
形成するものとすることができる。
【0013】本発明に係るモータは、外部に連続する円
柱形状の中空部が形成されたベースと、一端部が略多角
柱形状をしており、該一端部が前記中空部に嵌入されて
前記ベースに固定される柱状の支持部材と、前記支持部
材と同軸に且つ相対的に回転可能に支持されるロータ部
材と、前記支持部材及び前記ロータ部材のうちの一方に
対して同軸に且つ固定状態に複数配設されて回転磁界を
形成させる電磁石と、前記支持部材及び前記ロータ部材
のうちの他方に固定され、前記電磁石によって形成され
る前記回転磁界に付勢されて前記一方を回転させるマグ
ネットとを備え、前記支持部材の前記一端部の周面部
は、その周回り方向の3箇所以上において前記ベースの
前記中空部を形成する内周面部に向けて線状に突出して
前記前記ベースの前記中空部を形成する内周面部に当接
する当接部と、該当接部同士の間において前記前記ベー
スの前記中空部を形成する内周面部と離間して該前記ベ
ースの前記中空部を形成する内周面部に対向する離間部
とよりなり、前記指示部材の一端部の稜部が前記当接部
を形成し、前記稜部同士間の平面部が前記離間部を形成
しているものとすることができる。
柱形状の中空部が形成されたベースと、一端部が略多角
柱形状をしており、該一端部が前記中空部に嵌入されて
前記ベースに固定される柱状の支持部材と、前記支持部
材と同軸に且つ相対的に回転可能に支持されるロータ部
材と、前記支持部材及び前記ロータ部材のうちの一方に
対して同軸に且つ固定状態に複数配設されて回転磁界を
形成させる電磁石と、前記支持部材及び前記ロータ部材
のうちの他方に固定され、前記電磁石によって形成され
る前記回転磁界に付勢されて前記一方を回転させるマグ
ネットとを備え、前記支持部材の前記一端部の周面部
は、その周回り方向の3箇所以上において前記ベースの
前記中空部を形成する内周面部に向けて線状に突出して
前記前記ベースの前記中空部を形成する内周面部に当接
する当接部と、該当接部同士の間において前記前記ベー
スの前記中空部を形成する内周面部と離間して該前記ベ
ースの前記中空部を形成する内周面部に対向する離間部
とよりなり、前記指示部材の一端部の稜部が前記当接部
を形成し、前記稜部同士間の平面部が前記離間部を形成
しているものとすることができる。
【0014】本発明に係るモータは、外部に連続する円
柱形状の中空部が形成されたベースと、一端部がその周
面部の複数箇所に、軸線方向に亘って外方に向けて突設
する歯状部を備え、該一端部が前記中空部に嵌入されて
前記ベースに固定される柱状の支持部材と、前記支持部
材と同軸に且つ相対的に回転可能に支持されるロータ部
材と、前記支持部材及び前記ロータ部材のうちの一方に
対して同軸に且つ固定状態に複数配設されて回転磁界を
形成させる電磁石と、前記支持部材及び前記ロータ部材
のうちの他方に固定され、前記電磁石によって形成され
る前記回転磁界に付勢されて前記一方を回転させるマグ
ネットとを備え、前記支持部材の前記一端部の周面部
は、その周回り方向の3箇所以上において前記ベースの
前記中空部を形成する内周面部に向けて線状に突出して
前記前記ベースの前記中空部を形成する内周面部に当接
する当接部と、該当接部同士の間において前記前記ベー
スの前記中空部を形成する内周面部と離間して該前記ベ
ースの前記中空部を形成する内周面部に対向する離間部
とよりなり、前記支持部材の前記歯状部が前記当接部を
形成し、前記一端部の前記周面部のうちの前記複数箇所
以外が前記離間部を形成するものとすることができる。
柱形状の中空部が形成されたベースと、一端部がその周
面部の複数箇所に、軸線方向に亘って外方に向けて突設
する歯状部を備え、該一端部が前記中空部に嵌入されて
前記ベースに固定される柱状の支持部材と、前記支持部
材と同軸に且つ相対的に回転可能に支持されるロータ部
材と、前記支持部材及び前記ロータ部材のうちの一方に
対して同軸に且つ固定状態に複数配設されて回転磁界を
形成させる電磁石と、前記支持部材及び前記ロータ部材
のうちの他方に固定され、前記電磁石によって形成され
る前記回転磁界に付勢されて前記一方を回転させるマグ
ネットとを備え、前記支持部材の前記一端部の周面部
は、その周回り方向の3箇所以上において前記ベースの
前記中空部を形成する内周面部に向けて線状に突出して
前記前記ベースの前記中空部を形成する内周面部に当接
する当接部と、該当接部同士の間において前記前記ベー
スの前記中空部を形成する内周面部と離間して該前記ベ
ースの前記中空部を形成する内周面部に対向する離間部
とよりなり、前記支持部材の前記歯状部が前記当接部を
形成し、前記一端部の前記周面部のうちの前記複数箇所
以外が前記離間部を形成するものとすることができる。
【0015】また、本発明は、外部に連続する中空部及
び前記中空部を形成する内周面部からその周回り方向の
3箇所以上において内方に線状に突出する当接部を有す
るベースの前記中空部に、前記ベースの前記当接部の自
由縁端部を含む円周の径よりも大きな径の円柱状の一端
部を有する前記支持部材の前記一端部を、圧入または焼
き嵌めすることにより、前記ベースの前記当接部を前記
支持部材の外周面部に当接させた状態で、前記ベースに
前記支持部材を固定する支持部材固定行程と、前記支持
部材と同軸に且つ相対的に回転可能にロータ部材を配設
するロータ部材配設行程と、前記支持部材及び前記ロー
タ部材のうちの前記一方に対して同軸に且つ固定状態に
複数の電磁石を配設する電磁石固定行程と、前記支持部
材及び前記ロータ部材のうちの前記他方に、マグネット
を前記電磁石の形成する前記回転磁界によって付勢され
るように、固定するマグネット固定行程とを含むモータ
の製造方法を提供することにより、上記目的を達成す
る。上述の本発明のモータは、このモータの製造方法に
よって、製造することができる。
び前記中空部を形成する内周面部からその周回り方向の
3箇所以上において内方に線状に突出する当接部を有す
るベースの前記中空部に、前記ベースの前記当接部の自
由縁端部を含む円周の径よりも大きな径の円柱状の一端
部を有する前記支持部材の前記一端部を、圧入または焼
き嵌めすることにより、前記ベースの前記当接部を前記
支持部材の外周面部に当接させた状態で、前記ベースに
前記支持部材を固定する支持部材固定行程と、前記支持
部材と同軸に且つ相対的に回転可能にロータ部材を配設
するロータ部材配設行程と、前記支持部材及び前記ロー
タ部材のうちの前記一方に対して同軸に且つ固定状態に
複数の電磁石を配設する電磁石固定行程と、前記支持部
材及び前記ロータ部材のうちの前記他方に、マグネット
を前記電磁石の形成する前記回転磁界によって付勢され
るように、固定するマグネット固定行程とを含むモータ
の製造方法を提供することにより、上記目的を達成す
る。上述の本発明のモータは、このモータの製造方法に
よって、製造することができる。
【0016】更に、本発明は、一端部にその周回り方向
の3箇所以上から外方に線状に突出する当接部を有する
支持部材の前記一端部を、一端が外部と連続し且つその
径が前記当接部の自由縁端部を含む円周の径よりも小さ
い円柱状の中空部を有するベースの前記中空部に、圧入
または焼き嵌めすることにより、前記ベースの内周面部
に前記支持部材の前記当接部を当接させた状態で、前記
ベースに前記支持部材を固定する支持部材固定行程と、
前記支持部材と同軸に且つ相対的に回転可能にロータ部
材を配設するロータ部材配設行程と、前記支持部材及び
前記ロータ部材のうちの前記一方に対して同軸に且つ固
定状態に複数の電磁石を配設する電磁石固定行程と、前
記支持部材及び前記ロータ部材のうちの前記他方に、マ
グネットを前記電磁石の形成する前記回転磁界によって
付勢されるように、固定するマグネット固定行程とを含
むモータの製造方法を提供することにより、上記目的を
達成する。上述の本発明のモータは、このモータの製造
方法によって、製造することができる。
の3箇所以上から外方に線状に突出する当接部を有する
支持部材の前記一端部を、一端が外部と連続し且つその
径が前記当接部の自由縁端部を含む円周の径よりも小さ
い円柱状の中空部を有するベースの前記中空部に、圧入
または焼き嵌めすることにより、前記ベースの内周面部
に前記支持部材の前記当接部を当接させた状態で、前記
ベースに前記支持部材を固定する支持部材固定行程と、
前記支持部材と同軸に且つ相対的に回転可能にロータ部
材を配設するロータ部材配設行程と、前記支持部材及び
前記ロータ部材のうちの前記一方に対して同軸に且つ固
定状態に複数の電磁石を配設する電磁石固定行程と、前
記支持部材及び前記ロータ部材のうちの前記他方に、マ
グネットを前記電磁石の形成する前記回転磁界によって
付勢されるように、固定するマグネット固定行程とを含
むモータの製造方法を提供することにより、上記目的を
達成する。上述の本発明のモータは、このモータの製造
方法によって、製造することができる。
【0017】また、本発明は、本発明に係るモータを備
える回転体装置を提供することにより、上述の目的を達
成する。本発明に係る回転体装置では、本発明のモータ
を備えることにより、振動及び騒音を少なく抑え、回転
体の高い回転精度を得ることができる。
える回転体装置を提供することにより、上述の目的を達
成する。本発明に係る回転体装置では、本発明のモータ
を備えることにより、振動及び騒音を少なく抑え、回転
体の高い回転精度を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発
明のモータの一実施形態を示す軸線方向断面図である。
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発
明のモータの一実施形態を示す軸線方向断面図である。
【0019】本実施形態のモータは、ハードディスクド
ライブ(HDD)に使用されるものであり、図1に示す
ように、中央に嵌入部10aが形成されたベース10
と、一端を閉塞された円筒状のスリーブ(支持部材)2
0と、ハードディスクを支持して回転するハブシャフト
(ロータ部材)30とを備えている。
ライブ(HDD)に使用されるものであり、図1に示す
ように、中央に嵌入部10aが形成されたベース10
と、一端を閉塞された円筒状のスリーブ(支持部材)2
0と、ハードディスクを支持して回転するハブシャフト
(ロータ部材)30とを備えている。
【0020】ベース10は、円板状の底部12と、この
底部12から底部12よりも一段高く径方向外方に延設
されてベース10の周縁部を形成する鍔部11とを備え
ている。底部12の中央には、円環状に突出する嵌入部
10aが形成されている。
底部12から底部12よりも一段高く径方向外方に延設
されてベース10の周縁部を形成する鍔部11とを備え
ている。底部12の中央には、円環状に突出する嵌入部
10aが形成されている。
【0021】図2は、ベース10の嵌入部10aとスリ
ーブ20との当接状態を示す説明図である。この図2に
示すように、嵌入部10aの内側は正六角柱形状の中空
部となっており、嵌入部10a内周面は6つの平面が各
平面の側縁同士で連接された形状となっている。各平面
の側縁同士の連接部が嵌入部10aの内周面部の稜縁部
を形成している。中空部の一端は外方に連続しており、
この一端側から中空部にスリーブ20の一端部が圧入に
より挿通されて中空部と同軸に固定されている。これに
より、嵌入部10aの内周面部のうち、隣接する稜縁部
どうし間の略中央が軸線方向に沿って全長に亘ってスリ
ーブ20の外周面部と当接して当接部11cとなってい
る。当接部11cそれぞれとその両側の稜縁部までの各
平面部はスリーブ20とは離間して対向して離間部11
dとなっている。そして、HDDのフレームFに形成さ
れた装着孔にベース10の底部12が嵌着され、鍔部1
1がHDDのフレームFに面接した状態で固定されるよ
うになっている。
ーブ20との当接状態を示す説明図である。この図2に
示すように、嵌入部10aの内側は正六角柱形状の中空
部となっており、嵌入部10a内周面は6つの平面が各
平面の側縁同士で連接された形状となっている。各平面
の側縁同士の連接部が嵌入部10aの内周面部の稜縁部
を形成している。中空部の一端は外方に連続しており、
この一端側から中空部にスリーブ20の一端部が圧入に
より挿通されて中空部と同軸に固定されている。これに
より、嵌入部10aの内周面部のうち、隣接する稜縁部
どうし間の略中央が軸線方向に沿って全長に亘ってスリ
ーブ20の外周面部と当接して当接部11cとなってい
る。当接部11cそれぞれとその両側の稜縁部までの各
平面部はスリーブ20とは離間して対向して離間部11
dとなっている。そして、HDDのフレームFに形成さ
れた装着孔にベース10の底部12が嵌着され、鍔部1
1がHDDのフレームFに面接した状態で固定されるよ
うになっている。
【0022】スリーブ20は、一端部21がベース10
の嵌入部10aに圧入固定され、他端部側が上方(ベー
ス10とは逆側)へ向けて立設されている。スリーブ2
0は外周面及び内周面とも軸線方向の全長に亘って、ラ
ジアル方向断面が円形となっており、内径及び外径の異
なる、中空部を有する円柱形状を、軸線方向に同軸に連
設した形状をしている。スリーブ20の他端部側は径が
広がった大径部22となっており、この径の変化にとも
なって、スリーブ20の内周壁と外周壁のそれぞれに段
部(第1の段部20a及び第2の段部20b)が形成さ
れている。また、他端部の上縁端部は径方向外方へ向け
て厚くなってコイル係止縁23が形成おり、この厚みの
変化にともなって外周壁に段部(第3の段部20c)が
形成されている。
の嵌入部10aに圧入固定され、他端部側が上方(ベー
ス10とは逆側)へ向けて立設されている。スリーブ2
0は外周面及び内周面とも軸線方向の全長に亘って、ラ
ジアル方向断面が円形となっており、内径及び外径の異
なる、中空部を有する円柱形状を、軸線方向に同軸に連
設した形状をしている。スリーブ20の他端部側は径が
広がった大径部22となっており、この径の変化にとも
なって、スリーブ20の内周壁と外周壁のそれぞれに段
部(第1の段部20a及び第2の段部20b)が形成さ
れている。また、他端部の上縁端部は径方向外方へ向け
て厚くなってコイル係止縁23が形成おり、この厚みの
変化にともなって外周壁に段部(第3の段部20c)が
形成されている。
【0023】スリーブ20の大径部22の半径方向外方
には、固定子コイル40が同軸固定されている。固定子
コイル40は、ヨーク41とこのヨーク41に導線を巻
回させて形成されたコイル42とから複数の電磁石を構
成する。ヨーク41は、中央に円孔を有する円環部と該
円環部の円周等分複数箇所から半径方向外方へ向けて延
設された巻回部とを備えており、巻回部に導線が巻回さ
れてコイル42が形成されている。そして、ヨーク41
の円孔にスリーブ20が挿通され、ヨーク41がスリー
ブ20の第3の段部20cに接触した状態で、ヨーク4
1の内周壁がスリーブ20に同軸固着されている。コイ
ル42は、通電されることにより、回転磁界を形成する
ようになっている。
には、固定子コイル40が同軸固定されている。固定子
コイル40は、ヨーク41とこのヨーク41に導線を巻
回させて形成されたコイル42とから複数の電磁石を構
成する。ヨーク41は、中央に円孔を有する円環部と該
円環部の円周等分複数箇所から半径方向外方へ向けて延
設された巻回部とを備えており、巻回部に導線が巻回さ
れてコイル42が形成されている。そして、ヨーク41
の円孔にスリーブ20が挿通され、ヨーク41がスリー
ブ20の第3の段部20cに接触した状態で、ヨーク4
1の内周壁がスリーブ20に同軸固着されている。コイ
ル42は、通電されることにより、回転磁界を形成する
ようになっている。
【0024】スリーブ20の上縁端部には、係止リング
51が、その一端面を第1の段部20aに載せ置き、外
周壁をスリーブ20の内周面に固着されている。
51が、その一端面を第1の段部20aに載せ置き、外
周壁をスリーブ20の内周面に固着されている。
【0025】ハブシャフト30は、円柱状のシャフト部
31と、該シャフト部31の一端部から径方向に延設さ
れた円板状のハブ部(延設部)32と、ハブ部32の周
縁部から下方へ向けて延設された円環部33とを備えて
おり、シャフト部31の他端部には、軸受けリング52
が装着固定されている。シャフト部31は係止リング5
1に挿通され、他端部側がスリーブ20の中空部に配置
されており、軸受けリング52がスリーブ20の中空部
側から係止リング51に当接することによってシャフト
部30の軸方向への移行が制限されるようになってい
る。ハブ部32は、スリーブ20の開放された上縁端部
の上方に配設されており、ベース10の底部12の上方
を覆っている。円環部33の周端部(ハブ部32と逆側
の端部)は外方へむけて張り出しており、天面がハブ部
32よりも一段低くなってハードディスクを支持するよ
うになっている。円環部33の内周壁には複数のロータ
マグネット60が等間隔で固着されている。このロータ
マグネット60は、その磁気中心が固定子コイル40の
磁気中心とアキシャル方向位置が同じになるように配置
されており、固定子コイル40に形成される回転磁界に
よって付勢されるようになっている。
31と、該シャフト部31の一端部から径方向に延設さ
れた円板状のハブ部(延設部)32と、ハブ部32の周
縁部から下方へ向けて延設された円環部33とを備えて
おり、シャフト部31の他端部には、軸受けリング52
が装着固定されている。シャフト部31は係止リング5
1に挿通され、他端部側がスリーブ20の中空部に配置
されており、軸受けリング52がスリーブ20の中空部
側から係止リング51に当接することによってシャフト
部30の軸方向への移行が制限されるようになってい
る。ハブ部32は、スリーブ20の開放された上縁端部
の上方に配設されており、ベース10の底部12の上方
を覆っている。円環部33の周端部(ハブ部32と逆側
の端部)は外方へむけて張り出しており、天面がハブ部
32よりも一段低くなってハードディスクを支持するよ
うになっている。円環部33の内周壁には複数のロータ
マグネット60が等間隔で固着されている。このロータ
マグネット60は、その磁気中心が固定子コイル40の
磁気中心とアキシャル方向位置が同じになるように配置
されており、固定子コイル40に形成される回転磁界に
よって付勢されるようになっている。
【0026】軸受けリング52の外周面、上端面及び下
端面には、動圧発生用の溝52a,52b,52cが形
成されている。軸受けリング52と係止リング51との
間、軸受けリング52とスリーブ20との間、シャフト
部31の一端面とスリーブ20との間のそれぞれの隙間
には、オイルが満たされている。そして、ハブシャフト
30が回転すると、動圧発生用の溝52a,52b,5
2cによって、軸受けリング52の外周面とスリーブ2
0の内周面との間、軸受けリング52の下端面とスリー
ブ20の一端面との間、軸受けリング52の上端面と係
止リング51の下端面との間、のそれぞれにオイルが巻
き込まれて動圧が発生し、軸受けリング52は、スリー
ブ20の内周面、スリーブ20の一端面、及び係止リン
グ51の下端面それぞれとわずかな隙間をあけた状態で
浮上支持されるようになっている。
端面には、動圧発生用の溝52a,52b,52cが形
成されている。軸受けリング52と係止リング51との
間、軸受けリング52とスリーブ20との間、シャフト
部31の一端面とスリーブ20との間のそれぞれの隙間
には、オイルが満たされている。そして、ハブシャフト
30が回転すると、動圧発生用の溝52a,52b,5
2cによって、軸受けリング52の外周面とスリーブ2
0の内周面との間、軸受けリング52の下端面とスリー
ブ20の一端面との間、軸受けリング52の上端面と係
止リング51の下端面との間、のそれぞれにオイルが巻
き込まれて動圧が発生し、軸受けリング52は、スリー
ブ20の内周面、スリーブ20の一端面、及び係止リン
グ51の下端面それぞれとわずかな隙間をあけた状態で
浮上支持されるようになっている。
【0027】上述のような構成の本実施形態のモータ
は、通電により固定子コイル40に回転磁界が発生する
と、この回転磁界によってロータマグネット60が付勢
され、ハブシャフト30が回転する。そしてこの回転に
よって、動圧発生溝52a,52b,52cにオイルが
巻き込まれて動圧が発生し、回転が所定速度以上になる
と、軸受けリング52及びシャフト部31が、スリーブ
20の内周面、スリーブ20の一端面、及び係止リング
51の下端面それぞれとわずかな隙間をあけた状態で支
持され、ハブシャフト30と軸受けリング52とが、浮
上した状態で回転する。
は、通電により固定子コイル40に回転磁界が発生する
と、この回転磁界によってロータマグネット60が付勢
され、ハブシャフト30が回転する。そしてこの回転に
よって、動圧発生溝52a,52b,52cにオイルが
巻き込まれて動圧が発生し、回転が所定速度以上になる
と、軸受けリング52及びシャフト部31が、スリーブ
20の内周面、スリーブ20の一端面、及び係止リング
51の下端面それぞれとわずかな隙間をあけた状態で支
持され、ハブシャフト30と軸受けリング52とが、浮
上した状態で回転する。
【0028】モータ回転駆動時には、固定子コイル40
によって形成される磁界とロータマグネット60との引
斥力や、固定子コイル40の磁界中心とロータマグネッ
ト60の磁界中心とのずれ等により、固定子コイル40
に振動が発生する。この振動は、固定子コイル40から
スリーブ20に伝搬し、スリーブ20のうちベース10
の当接部11cに対する対向部位から、ベース10の当
接部11cに伝達される。従って、振動は、スリーブ2
0の固定子コイル40近傍から対向部位に伝搬される
間、該対向部位からベース10の当接部11cに伝搬す
る間に減衰される。また、ベース10に伝搬してからも
当接部11cからベース10のうちの他の部位に伝搬す
る間にも減衰される。
によって形成される磁界とロータマグネット60との引
斥力や、固定子コイル40の磁界中心とロータマグネッ
ト60の磁界中心とのずれ等により、固定子コイル40
に振動が発生する。この振動は、固定子コイル40から
スリーブ20に伝搬し、スリーブ20のうちベース10
の当接部11cに対する対向部位から、ベース10の当
接部11cに伝達される。従って、振動は、スリーブ2
0の固定子コイル40近傍から対向部位に伝搬される
間、該対向部位からベース10の当接部11cに伝搬す
る間に減衰される。また、ベース10に伝搬してからも
当接部11cからベース10のうちの他の部位に伝搬す
る間にも減衰される。
【0029】次に、本発明のモータの製造方法の一実施
形態であり、上述の実施形態のモータの製造方法につい
て説明する。本実施形態のモータは、次のような行程に
より製造される。即ち、まず、ベース10、スリーブ2
0、ハブシャフト30、ヨーク41、係止リング51及
び軸受けリング52を加工形成する。このとき、ベース
10の嵌入部10aの内周面は、この内周面を構成する
各平面とその対向面との距離がスリーブ20の一端部の
径よりも若干小さくなるようにする。次に、ヨーク41
に導線を巻回させて固定子コイル40を形成する。続い
て、固定子コイル40のヨーク41の円孔にスリーブ2
0を挿通し、ヨーク41をスリーブ20の第3の段部2
0cに当接させる。そしてこの状態で固定子コイル40
のヨークの内周面を、スリーブ20に固定する。この固
定は、圧入、焼き嵌め、接着剤等による固着等、従来よ
り行われてる手法を特に制限なく用いて行うことができ
る。また、ハブシャフト30の円環部33に、ロータマ
グネット60を半径方向内方から固定する。
形態であり、上述の実施形態のモータの製造方法につい
て説明する。本実施形態のモータは、次のような行程に
より製造される。即ち、まず、ベース10、スリーブ2
0、ハブシャフト30、ヨーク41、係止リング51及
び軸受けリング52を加工形成する。このとき、ベース
10の嵌入部10aの内周面は、この内周面を構成する
各平面とその対向面との距離がスリーブ20の一端部の
径よりも若干小さくなるようにする。次に、ヨーク41
に導線を巻回させて固定子コイル40を形成する。続い
て、固定子コイル40のヨーク41の円孔にスリーブ2
0を挿通し、ヨーク41をスリーブ20の第3の段部2
0cに当接させる。そしてこの状態で固定子コイル40
のヨークの内周面を、スリーブ20に固定する。この固
定は、圧入、焼き嵌め、接着剤等による固着等、従来よ
り行われてる手法を特に制限なく用いて行うことができ
る。また、ハブシャフト30の円環部33に、ロータマ
グネット60を半径方向内方から固定する。
【0030】続いて、軸受けリング52及び係止リング
51をスリーブ20の中空部に配置するとともに、ハブ
シャフト30のシャフト部31を軸受けリング52と係
止リング51の中空部に挿通させ、係止リング51の外
周壁をスリーブ20に固定し、軸受けリング52はその
内周壁をシャフト部31に固定する。このとき、軸受け
リング52のシャフト部31に対するアキシャル方向の
位置は、スリーブ20に固定されている固定子コイル4
0とハブシャフト30に固定されているロータマグネッ
ト60とのそれぞれの磁気中心がアキシャル方向に一致
するように、調節して固定する。同時に、軸受けリング
52と係止リング51の間、軸受けリング52とスリー
ブ20の間、シャフト部31の一端面とスリーブ20の
間のそれぞれの隙間に、オイルを満たす。
51をスリーブ20の中空部に配置するとともに、ハブ
シャフト30のシャフト部31を軸受けリング52と係
止リング51の中空部に挿通させ、係止リング51の外
周壁をスリーブ20に固定し、軸受けリング52はその
内周壁をシャフト部31に固定する。このとき、軸受け
リング52のシャフト部31に対するアキシャル方向の
位置は、スリーブ20に固定されている固定子コイル4
0とハブシャフト30に固定されているロータマグネッ
ト60とのそれぞれの磁気中心がアキシャル方向に一致
するように、調節して固定する。同時に、軸受けリング
52と係止リング51の間、軸受けリング52とスリー
ブ20の間、シャフト部31の一端面とスリーブ20の
間のそれぞれの隙間に、オイルを満たす。
【0031】そして、ベース10の嵌入部10aにスリ
ーブ20の一端部を圧入する。これにより、嵌入部10
aの内周面を構成する各平面部のラジアル方向略中央部
がスリーブ20に当接してわずかに押し広げられ、スリ
ーブ20の外周面に沿って変形し、軸線方向の全長に亘
ってスリーブ20の外周面と隙間なく圧接する(当接部
11c)し、スリーブ20がベース10に固定される。
ベース10の内周面部のうち前記略央部以外の部分はス
リーブ20の外周面とは離間して対向する(離間部11
d)。
ーブ20の一端部を圧入する。これにより、嵌入部10
aの内周面を構成する各平面部のラジアル方向略中央部
がスリーブ20に当接してわずかに押し広げられ、スリ
ーブ20の外周面に沿って変形し、軸線方向の全長に亘
ってスリーブ20の外周面と隙間なく圧接する(当接部
11c)し、スリーブ20がベース10に固定される。
ベース10の内周面部のうち前記略央部以外の部分はス
リーブ20の外周面とは離間して対向する(離間部11
d)。
【0032】本実施形態のモータでは、ベース10の内
周面部が、軸線方向視正6角形形状をしており、円周等
分6箇所において軸線方向の全長に亘って軸線からの距
離が短くなって突出する当接部11cとなっている。そ
して、圧入等によってヨーク10にスリーブ20が挿入
されると、前記内周面部を構成する6つの平面部のラジ
アル方向略央部はスリーブ20の外周壁の形状にしたが
ってつぶれて押し広げられて微少に変形し、スリーブ2
0の外周平面に隙間なく密着して当接する。内周面部の
うちスリーブ20に当接する部分以外はスリーブ20と
は離間して対向する。その結果、ベース10は、円周方
向の等分6箇所において確実にスリーブ20の外周面に
当接し、回転時の負荷が、円周方向全体にほぼ均一に分
散され、スリーブ20がベース10に、円周方向全体に
偏り無くほぼ均一な力で支持される。また、スリーブ2
0とベース10の内周面とは、軸線方向において互いの
対向する対向部の全長について当接する。
周面部が、軸線方向視正6角形形状をしており、円周等
分6箇所において軸線方向の全長に亘って軸線からの距
離が短くなって突出する当接部11cとなっている。そ
して、圧入等によってヨーク10にスリーブ20が挿入
されると、前記内周面部を構成する6つの平面部のラジ
アル方向略央部はスリーブ20の外周壁の形状にしたが
ってつぶれて押し広げられて微少に変形し、スリーブ2
0の外周平面に隙間なく密着して当接する。内周面部の
うちスリーブ20に当接する部分以外はスリーブ20と
は離間して対向する。その結果、ベース10は、円周方
向の等分6箇所において確実にスリーブ20の外周面に
当接し、回転時の負荷が、円周方向全体にほぼ均一に分
散され、スリーブ20がベース10に、円周方向全体に
偏り無くほぼ均一な力で支持される。また、スリーブ2
0とベース10の内周面とは、軸線方向において互いの
対向する対向部の全長について当接する。
【0033】従って、スリーブ20は、周回り方向、軸
線方向のずれにおいてもほぼ均一の剛性でベース10に
支持され、回転時の負荷によってもずれ難く、振動及び
騒音が軽減され、ハブシャフト30を高い回転精度で回
転させること可能となる。また、不良製品が少なくなる
ので低コストでの製造が可能となる。
線方向のずれにおいてもほぼ均一の剛性でベース10に
支持され、回転時の負荷によってもずれ難く、振動及び
騒音が軽減され、ハブシャフト30を高い回転精度で回
転させること可能となる。また、不良製品が少なくなる
ので低コストでの製造が可能となる。
【0034】本実施形態では、固定子コイル40を支持
するスリーブ20がベース10とは別体として形成され
ており、且つスリーブ20とベース10とは当接部11
aにおいてのみ当接している。そのため、回転駆動時
に、固定子コイル40によって形成される磁界とマグネ
ットとの斥力及び吸引力により発生する振動や、磁界中
心のずれによる振動は、スリーブ10の当接部11aの
みから且つ隙間を介してベースに伝達される。その結
果、本実施形態によると、振動は当接部11aを経由す
る長い経路を通りまた当接部11aとベース10との間
の隙間を通る間に減衰される。従って、振動が軽減さ
れ、振動による騒音や部材のずれが回避され、ハブシャ
フト30を高い回転精度で回転させることが可能であ
る。
するスリーブ20がベース10とは別体として形成され
ており、且つスリーブ20とベース10とは当接部11
aにおいてのみ当接している。そのため、回転駆動時
に、固定子コイル40によって形成される磁界とマグネ
ットとの斥力及び吸引力により発生する振動や、磁界中
心のずれによる振動は、スリーブ10の当接部11aの
みから且つ隙間を介してベースに伝達される。その結
果、本実施形態によると、振動は当接部11aを経由す
る長い経路を通りまた当接部11aとベース10との間
の隙間を通る間に減衰される。従って、振動が軽減さ
れ、振動による騒音や部材のずれが回避され、ハブシャ
フト30を高い回転精度で回転させることが可能であ
る。
【0035】本実施形態では、上記当接部は、ベースの
内周面部または支持部材の外周面部に、その周回り方向
に等分に配設されているので、スリーブ20がベース1
0に円周方向全体に偏りなくほぼ均一な力で支持され、
回転時の負荷が円周方向全体にほぼ均一に分散され、良
好な回転精度を得られるとともに回転時のずれを少なく
抑えることができる。そしてその結果、振動や騒音を効
果的に低減させることができる。また、上記当接部11
cは、ベース10の内周面部とスリーブ20の外周面部
の対向する対向部において、その軸線方向全長に亘って
配設されているので、回転時の負荷が軸線方向全体にほ
ぼ均一に分散され、回転時のずれを極力少なく抑えるこ
とができる。これにより、振動や騒音を一層低減させる
ことができる。
内周面部または支持部材の外周面部に、その周回り方向
に等分に配設されているので、スリーブ20がベース1
0に円周方向全体に偏りなくほぼ均一な力で支持され、
回転時の負荷が円周方向全体にほぼ均一に分散され、良
好な回転精度を得られるとともに回転時のずれを少なく
抑えることができる。そしてその結果、振動や騒音を効
果的に低減させることができる。また、上記当接部11
cは、ベース10の内周面部とスリーブ20の外周面部
の対向する対向部において、その軸線方向全長に亘って
配設されているので、回転時の負荷が軸線方向全体にほ
ぼ均一に分散され、回転時のずれを極力少なく抑えるこ
とができる。これにより、振動や騒音を一層低減させる
ことができる。
【0036】本実施形態によると、ベース10の内周面
のうちスリーブと当接する当接部位が予め明確であり、
制御可能である。そして、固定子コイル40からの振動
が主にこの当接部位から伝達されるため、振動が規則的
となり、設計上対処しやすい。
のうちスリーブと当接する当接部位が予め明確であり、
制御可能である。そして、固定子コイル40からの振動
が主にこの当接部位から伝達されるため、振動が規則的
となり、設計上対処しやすい。
【0037】本実施形態のモータは、スリーブ20に固
定子コイル40が固定され、ハブシャフト30にロータ
マグネット60が固定され、スリーブ20、ハブシャフ
ト30、及びベース10は、それぞれ別体として形成さ
れ、後に組立固定されるようになっている。そのため、
スリーブ20とハブシャフト30とのアキシャル方向の
相対位置の位置決めと、ベース10とハブシャフト30
とのアキシャル方向の相対位置の位置決めとが互いに独
立しており、スリーブ20とハブシャフト30とのアキ
シャル方向の位置関係を、それぞれに固定される固定子
コイル40の磁界中心とロータマグネット60の磁界中
心がアキシャル方向に一致するように、決定して固定
し、且つ、ベース10とハブシャフト30のアキシャル
方向の位置関係をベース10からのハードディスク支持
面の距離が所定距離となるように決定して固定すること
ができる。従って、容易に、固定子コイル40の磁界中
心とハブシャフト30に固定されるロータマグネット6
0の磁界中心をアキシャル方向に一致させることがで
き、且つハブシャフトのハードディスク支持面をベース
10から所定距離に配置することができ、磁界中心のず
れによる振動や騒音を回避し、ハードディスクを高精度
に回転させることが可能である。
定子コイル40が固定され、ハブシャフト30にロータ
マグネット60が固定され、スリーブ20、ハブシャフ
ト30、及びベース10は、それぞれ別体として形成さ
れ、後に組立固定されるようになっている。そのため、
スリーブ20とハブシャフト30とのアキシャル方向の
相対位置の位置決めと、ベース10とハブシャフト30
とのアキシャル方向の相対位置の位置決めとが互いに独
立しており、スリーブ20とハブシャフト30とのアキ
シャル方向の位置関係を、それぞれに固定される固定子
コイル40の磁界中心とロータマグネット60の磁界中
心がアキシャル方向に一致するように、決定して固定
し、且つ、ベース10とハブシャフト30のアキシャル
方向の位置関係をベース10からのハードディスク支持
面の距離が所定距離となるように決定して固定すること
ができる。従って、容易に、固定子コイル40の磁界中
心とハブシャフト30に固定されるロータマグネット6
0の磁界中心をアキシャル方向に一致させることがで
き、且つハブシャフトのハードディスク支持面をベース
10から所定距離に配置することができ、磁界中心のず
れによる振動や騒音を回避し、ハードディスクを高精度
に回転させることが可能である。
【0038】更に、ロータマグネット60及び固定子コ
イル40をハブシャフト30やスリーブ20に固定した
後、これらをベース10に固定する前に、コイル42に
通電し、電気特性や振動特性の測定等のモータとしての
試験を行うことにより、良品のみをベース10を嵌め込
み固定して最終製品とすることができる。従って、不良
品をベース10に嵌め込んでしまう無駄な行程がなくな
るとともに、モータの不良を原因としてベース10を廃
棄することがなくなる。従って、ベース10の無駄使い
や無駄な取付作業がなくなり、不用意なコストの高騰を
避けることができる。
イル40をハブシャフト30やスリーブ20に固定した
後、これらをベース10に固定する前に、コイル42に
通電し、電気特性や振動特性の測定等のモータとしての
試験を行うことにより、良品のみをベース10を嵌め込
み固定して最終製品とすることができる。従って、不良
品をベース10に嵌め込んでしまう無駄な行程がなくな
るとともに、モータの不良を原因としてベース10を廃
棄することがなくなる。従って、ベース10の無駄使い
や無駄な取付作業がなくなり、不用意なコストの高騰を
避けることができる。
【0039】次に本発明の回転体装置の一実施形態とし
て、上述のモータを採用した回転体装置について説明す
る。図3は本発明の回転体装置の一実施形態としてのハ
ードディスクドライブを示す図であり、(a)は斜視
図、(b)は軸線方向断面図である。図3に示すよう
に、この回転体装置(ハードディスクドライブ)は、上
述した本実施形態のモータ1を備えており、モータ1の
ベース10がハードディスクドライブのフレームFに嵌
め込み固定されるようになっている。そしてハブシャフ
ト30の周縁部にハードディスク80が支持されてハブ
シャフト30ととも回転されるようになっている。
て、上述のモータを採用した回転体装置について説明す
る。図3は本発明の回転体装置の一実施形態としてのハ
ードディスクドライブを示す図であり、(a)は斜視
図、(b)は軸線方向断面図である。図3に示すよう
に、この回転体装置(ハードディスクドライブ)は、上
述した本実施形態のモータ1を備えており、モータ1の
ベース10がハードディスクドライブのフレームFに嵌
め込み固定されるようになっている。そしてハブシャフ
ト30の周縁部にハードディスク80が支持されてハブ
シャフト30ととも回転されるようになっている。
【0040】上述のモータ1を採用した本実施形態のハ
ードディスクドライブは、モータ1の振動が少なく、ま
たベース10を介して伝達されにくいので、駆動時の騒
音が少ない。また、フレームFからハードディスクまで
の距離Lが正確に保持されているので、サイズや記録密
度の大きなディスクについても高い信頼性で書き込みや
読み出しを行うすることができる。
ードディスクドライブは、モータ1の振動が少なく、ま
たベース10を介して伝達されにくいので、駆動時の騒
音が少ない。また、フレームFからハードディスクまで
の距離Lが正確に保持されているので、サイズや記録密
度の大きなディスクについても高い信頼性で書き込みや
読み出しを行うすることができる。
【0041】尚、本発明は、上述の実施形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおい
て適宜変更が可能である。例えば、上述の実施形態で
は、ベース10の嵌入部10aが、断面正6角形形状の
中空部を有しており、嵌入部10a内周面を形成する6
つの平面それぞれの周回り方向略中央がスリーブ20の
外周面部と当接して当接部11cとなっているが、嵌入
部10aの中空部や当接部11cの形状はこれに限られ
るものではなく、例えば、図4に示すように、ベース1
0の内周面部の周回り方向3箇所以上にその軸線方向に
亘って内方に向けて突出する歯状部を備え、歯状部がス
リーブ20の外周面部に当接して当接部11cを形成
し、内周面部のうちの歯状部が突設されている箇所以外
がスリーブ20の外周面部に離間して対向する離間部1
1dを形成するようにしてもよい。この場合、ベース1
0の歯状部の自由縁端部を含む径がスリーブ20の一端
部の外周面部よりも若干小さくなるようにベース10及
びスリーブ20を加工形成し、スリーブ20の一端部を
ベース10の嵌入部10aに圧入等により固定して製造
する。
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおい
て適宜変更が可能である。例えば、上述の実施形態で
は、ベース10の嵌入部10aが、断面正6角形形状の
中空部を有しており、嵌入部10a内周面を形成する6
つの平面それぞれの周回り方向略中央がスリーブ20の
外周面部と当接して当接部11cとなっているが、嵌入
部10aの中空部や当接部11cの形状はこれに限られ
るものではなく、例えば、図4に示すように、ベース1
0の内周面部の周回り方向3箇所以上にその軸線方向に
亘って内方に向けて突出する歯状部を備え、歯状部がス
リーブ20の外周面部に当接して当接部11cを形成
し、内周面部のうちの歯状部が突設されている箇所以外
がスリーブ20の外周面部に離間して対向する離間部1
1dを形成するようにしてもよい。この場合、ベース1
0の歯状部の自由縁端部を含む径がスリーブ20の一端
部の外周面部よりも若干小さくなるようにベース10及
びスリーブ20を加工形成し、スリーブ20の一端部を
ベース10の嵌入部10aに圧入等により固定して製造
する。
【0042】また、当接部及び離間部は、ベース10に
配設せず、スリーブ20の外周面部に形成してもよい。
例えば、図5に示すように、ベース10の嵌入部10a
をその中空部が円柱形状となるように形成し、スリーブ
20を軸線方向に貫通する中空部を有する正多角柱形状
に形成し、スリーブ20の稜部が当接部21cとしてベ
ースの嵌入部10aの内周面部に当接し、稜部同士間の
平面部が離間部21dとしてスリーブと離間して対向す
るようにしてもよい。また、図6に示すように、スリー
ブ20の外周面部の周回り方向3箇所以上の複数箇所か
ら軸方向全長に亘って径方向外方に突出する歯状部を形
成し、スリーブ20をベース10の嵌入部10aに圧入
することによりこの歯状部が当接部21cとしてベース
10の内周面部に当接し、前記外周面部のうちの前記複
数箇所以外が離間部21dとしてベース10の内周面部
と離間して対向するようにしてもよい。このようにスリ
ーブ20の外周面部に当接部21cや離間21dを形成
する場合には、モータは、当接部21cを含む径がベー
ス10の嵌入部10aの内径よりも若干大きくなるよう
にベース10及びスリーブ20を加工形成し、スリーブ
20をベースに圧入等により固定して製造する。
配設せず、スリーブ20の外周面部に形成してもよい。
例えば、図5に示すように、ベース10の嵌入部10a
をその中空部が円柱形状となるように形成し、スリーブ
20を軸線方向に貫通する中空部を有する正多角柱形状
に形成し、スリーブ20の稜部が当接部21cとしてベ
ースの嵌入部10aの内周面部に当接し、稜部同士間の
平面部が離間部21dとしてスリーブと離間して対向す
るようにしてもよい。また、図6に示すように、スリー
ブ20の外周面部の周回り方向3箇所以上の複数箇所か
ら軸方向全長に亘って径方向外方に突出する歯状部を形
成し、スリーブ20をベース10の嵌入部10aに圧入
することによりこの歯状部が当接部21cとしてベース
10の内周面部に当接し、前記外周面部のうちの前記複
数箇所以外が離間部21dとしてベース10の内周面部
と離間して対向するようにしてもよい。このようにスリ
ーブ20の外周面部に当接部21cや離間21dを形成
する場合には、モータは、当接部21cを含む径がベー
ス10の嵌入部10aの内径よりも若干大きくなるよう
にベース10及びスリーブ20を加工形成し、スリーブ
20をベースに圧入等により固定して製造する。
【0043】当接部11c,21c及び離間部11d,
21dは、ベース10やスリーブ20の軸線方向全長に
亘って設けられる必要はないが、ベース10とスリーブ
20が対向している対向部において軸線方向に所定の長
さで配設されているのが、回転時のずれを効果的に回避
する点では好ましく、対向部において軸線方向全長に亘
って配設されているのがより好ましい。例えば図5や図
6に示す形態においては、スリーブ20の外周面部のう
ち図1に示す第2の段部20bよりも一端側(下側)の
みが正多角形状に形成されていたり、歯状部が形成され
ていればよく、第2の段部20bよりも上側においては
外周面は円周面となっていてもよい。
21dは、ベース10やスリーブ20の軸線方向全長に
亘って設けられる必要はないが、ベース10とスリーブ
20が対向している対向部において軸線方向に所定の長
さで配設されているのが、回転時のずれを効果的に回避
する点では好ましく、対向部において軸線方向全長に亘
って配設されているのがより好ましい。例えば図5や図
6に示す形態においては、スリーブ20の外周面部のう
ち図1に示す第2の段部20bよりも一端側(下側)の
みが正多角形状に形成されていたり、歯状部が形成され
ていればよく、第2の段部20bよりも上側においては
外周面は円周面となっていてもよい。
【0044】また、当接部11c及び離間部11dをス
リーブ10に配設した場合、第2の段部20bより上側
も同様の形状に形成することにより、第2の当接部及び
第2の離間部を形成し、第2の当接部が固定子コイル4
0のヨーク41に線状に当接するようにしてもよい。こ
れにより、固定子コイル40が第2の当接部において確
実に支持され、回転時の負荷によってもずれ難く、振動
及び騒音が軽減される。
リーブ10に配設した場合、第2の段部20bより上側
も同様の形状に形成することにより、第2の当接部及び
第2の離間部を形成し、第2の当接部が固定子コイル4
0のヨーク41に線状に当接するようにしてもよい。こ
れにより、固定子コイル40が第2の当接部において確
実に支持され、回転時の負荷によってもずれ難く、振動
及び騒音が軽減される。
【0045】上述の実施形態においてはスリーブ20は
ベース10に圧入により挿通固定されているが、これに
限られるものではなく、スリーブ20とベース10とを
膨張係数の異なる材料で形成し、この膨張係数の差異を
利用して焼き嵌めとすることもできる。
ベース10に圧入により挿通固定されているが、これに
限られるものではなく、スリーブ20とベース10とを
膨張係数の異なる材料で形成し、この膨張係数の差異を
利用して焼き嵌めとすることもできる。
【0046】上述の実施形態においては当接部11cは
ラジアル方向断面において6箇所形成されているが、こ
れに限られるものではない。ただし、当接部11cは、
ラジアル方向断面においてあまり多数だと、圧入後のス
ベース10とリーブ20とのの当接力によっては、当接
部11c,21cにかかる力が小さすぎて当接部11
c,21cが押し潰されなくなり、当接部11c、21
cがもれなく当接する効果が得られなくなるおそれがあ
るため、ラジアル方向断面において20箇所以下が好ま
しい。
ラジアル方向断面において6箇所形成されているが、こ
れに限られるものではない。ただし、当接部11cは、
ラジアル方向断面においてあまり多数だと、圧入後のス
ベース10とリーブ20とのの当接力によっては、当接
部11c,21cにかかる力が小さすぎて当接部11
c,21cが押し潰されなくなり、当接部11c、21
cがもれなく当接する効果が得られなくなるおそれがあ
るため、ラジアル方向断面において20箇所以下が好ま
しい。
【0047】上述の実施形態では、ベース10の嵌入部
10aはベース10の上面部に筒状部を延設することに
より形成されているが、これに限られるものではなく、
例えば、ベース10に上下面を貫通する貫通孔を穿設し
これを嵌入部としてもよい。
10aはベース10の上面部に筒状部を延設することに
より形成されているが、これに限られるものではなく、
例えば、ベース10に上下面を貫通する貫通孔を穿設し
これを嵌入部としてもよい。
【0048】上述の実施形態では、ロータ部材であるハ
ブシャフト30を支持する軸受け手段(係止リング51
及び軸受けリング52)が規制手段を兼ねているが、軸
受け手段とは別に同様の規制手段を設けてもよい。ま
た、上述の実施形態では、電磁石を支持する支持部材と
してのスリーブ20が、軸受けリング52とともに動圧
を発生する受け手段の一部として機能しているが、スリ
ーブ20とは別に同様の軸受け手段を設けてもよい。
ブシャフト30を支持する軸受け手段(係止リング51
及び軸受けリング52)が規制手段を兼ねているが、軸
受け手段とは別に同様の規制手段を設けてもよい。ま
た、上述の実施形態では、電磁石を支持する支持部材と
してのスリーブ20が、軸受けリング52とともに動圧
を発生する受け手段の一部として機能しているが、スリ
ーブ20とは別に同様の軸受け手段を設けてもよい。
【0049】ロータマグネット60は、永久磁石でも電
磁石でもよい。また、複数の磁石をハブシャフト30の
内周壁に固定しても、ラジアル異方性の円筒状の磁石を
1つハブシャフト30の内周壁に固定してもよい。
磁石でもよい。また、複数の磁石をハブシャフト30の
内周壁に固定しても、ラジアル異方性の円筒状の磁石を
1つハブシャフト30の内周壁に固定してもよい。
【0050】上述の実施形態では、ロータ部材(ハブシ
ャフト30)は支持部材(スリーブ20)にオイル動圧
軸受けにより軸受けされているが、軸受け手段はこれに
限られるものではなく、エア動圧軸受け、静圧軸受け、
転がり軸受け、すべり軸受け等とすることもできる。ま
た、動圧軸受けの場合、軸受けリング52に動圧発生用
の溝52a,52b,52cを設けるのではなく、スリ
ーブ20の外周壁に突起を形成しベースの嵌入部10a
に嵌入された状態で内周壁に勾配が形成されるようにす
るいわゆる非真円平軸受けとしたり、軸受けリング52
に代えて複数のセグメントを配設するいわゆるセグメン
ト軸受けとすることもできる。
ャフト30)は支持部材(スリーブ20)にオイル動圧
軸受けにより軸受けされているが、軸受け手段はこれに
限られるものではなく、エア動圧軸受け、静圧軸受け、
転がり軸受け、すべり軸受け等とすることもできる。ま
た、動圧軸受けの場合、軸受けリング52に動圧発生用
の溝52a,52b,52cを設けるのではなく、スリ
ーブ20の外周壁に突起を形成しベースの嵌入部10a
に嵌入された状態で内周壁に勾配が形成されるようにす
るいわゆる非真円平軸受けとしたり、軸受けリング52
に代えて複数のセグメントを配設するいわゆるセグメン
ト軸受けとすることもできる。
【0051】上述の実施形態のモータは、ロータマグネ
ット60が固定子コイル40に対して半径方向外方に配
置されたアウターロータ式となっているが、これに限ら
れるものではなく、インナーロータ式のモータとするこ
ともできる。また、ラジアルギャップ式ではなくアキシ
ャルギャップ式のモータとすることもできる。ただし、
これらの場合、例えば、スリーブ20に、電磁石が固定
される第1の周壁と、軸受けリング52との間に動圧を
発生させるための第2の周壁を配設する等、を各部材の
形状を変更したり、部材を追加することが必要である。
尚、本明細書中において、ロータ部材や軸受けリングが
回転する場合の「回転」とは、ベースやスリーブに対す
る相対的な回転を意味する。従って、本発明には、ロー
タ部材30のハブ部32が外部の部材に固定されてお
り、ロータ部材30は外部の部材に対しては固定され、
スリーブ20が外部に対しては回転するようなモータや
回転体装置も含まれる。
ット60が固定子コイル40に対して半径方向外方に配
置されたアウターロータ式となっているが、これに限ら
れるものではなく、インナーロータ式のモータとするこ
ともできる。また、ラジアルギャップ式ではなくアキシ
ャルギャップ式のモータとすることもできる。ただし、
これらの場合、例えば、スリーブ20に、電磁石が固定
される第1の周壁と、軸受けリング52との間に動圧を
発生させるための第2の周壁を配設する等、を各部材の
形状を変更したり、部材を追加することが必要である。
尚、本明細書中において、ロータ部材や軸受けリングが
回転する場合の「回転」とは、ベースやスリーブに対す
る相対的な回転を意味する。従って、本発明には、ロー
タ部材30のハブ部32が外部の部材に固定されてお
り、ロータ部材30は外部の部材に対しては固定され、
スリーブ20が外部に対しては回転するようなモータや
回転体装置も含まれる。
【0052】上述の実施形態においてはモータのベース
10が外部装置のフレームに嵌合固定されるようになっ
ているが、モータのベース10が外部装置のフレームを
兼ねていてもよい。
10が外部装置のフレームに嵌合固定されるようになっ
ているが、モータのベース10が外部装置のフレームを
兼ねていてもよい。
【0053】上述の実施形態においては、ハードディス
ク装置は、複数枚のディスクを支持し回転するものとな
っているが、ディスクを1枚のみ支持して回転するもの
とすることもできる。
ク装置は、複数枚のディスクを支持し回転するものとな
っているが、ディスクを1枚のみ支持して回転するもの
とすることもできる。
【0054】上述の実施形態においては、回転体装置は
ハードディスクドライブとなっているが、これに限られ
るものではなく、CD−ROMドライブ等の他のディス
クドライブや、例えば、スピンドルモータのスピンドル
にポリゴンミラーを取り付けてなる回転多面鏡装置、そ
の他の装置とすることもできる。
ハードディスクドライブとなっているが、これに限られ
るものではなく、CD−ROMドライブ等の他のディス
クドライブや、例えば、スピンドルモータのスピンドル
にポリゴンミラーを取り付けてなる回転多面鏡装置、そ
の他の装置とすることもできる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るモー
タでは、中空部を有するベースの内周面部と、前記中空
部に挿通され固定される支持部材の外周面部とのうちの
少なくともいずれか一方に、他方へ線状に突出する当接
部を、離間部を間に挟んで円周上の3箇所以上に形成し
たので、ベースに支持部材を圧入等により固定すると、
当接部が他方の形状に従ってつぶれて確実に他方と当接
する。従って、当接部の配設位置によってベースと支持
部材との接触箇所を制御でき、回転時に発生する振動や
ずれに対する設計上の対処がしやすい。また、ベースと
支持部材とが円周上の3箇所以上において線状に当接す
るため、支持部材がベースの高い剛性で支持され、回転
時にずれにくく、ずれによる振動や騒音を少なく抑える
ことができる。更に、ベースと支持部材とが線状に当接
するため、支持部材からの振動がベースに伝達される部
位が狭く、支持部材において伝搬され減衰されてからベ
ースに伝達されるので、振動や騒音を少なく抑えること
ができる。
タでは、中空部を有するベースの内周面部と、前記中空
部に挿通され固定される支持部材の外周面部とのうちの
少なくともいずれか一方に、他方へ線状に突出する当接
部を、離間部を間に挟んで円周上の3箇所以上に形成し
たので、ベースに支持部材を圧入等により固定すると、
当接部が他方の形状に従ってつぶれて確実に他方と当接
する。従って、当接部の配設位置によってベースと支持
部材との接触箇所を制御でき、回転時に発生する振動や
ずれに対する設計上の対処がしやすい。また、ベースと
支持部材とが円周上の3箇所以上において線状に当接す
るため、支持部材がベースの高い剛性で支持され、回転
時にずれにくく、ずれによる振動や騒音を少なく抑える
ことができる。更に、ベースと支持部材とが線状に当接
するため、支持部材からの振動がベースに伝達される部
位が狭く、支持部材において伝搬され減衰されてからベ
ースに伝達されるので、振動や騒音を少なく抑えること
ができる。
【0056】本発明に係るモータの製造方法によると、
支持部材を高い剛性で強固に支持でき、振動及び騒音を
少なく抑えることができる。
支持部材を高い剛性で強固に支持でき、振動及び騒音を
少なく抑えることができる。
【0057】本発明に係る回転体装置によると、本発明
のモータを備えることにより、振動及び騒音を少なく抑
えることができる。
のモータを備えることにより、振動及び騒音を少なく抑
えることができる。
【図1】本発明のモータの一実施形態を示す軸線方向断
面図である。
面図である。
【図2】図1の実施形態におけるベースとスリーブとの
当接状態を示す図である。
当接状態を示す図である。
【図3】本発明の回転体装置の一実施形態を示す要部概
略構成図である。
略構成図である。
【図4】本発明のモータの他の実施形態の要部断面図で
あり、図2相当図である。
あり、図2相当図である。
【図5】本発明のモータの他の実施形態の要部断面図で
あり、図2相当図である。
あり、図2相当図である。
【図6】本発明のモータの他の実施形態の要部断面図で
あり、図2相当図である。
あり、図2相当図である。
【図7】従来技術のモータを示す軸線方向断面図であ
る。
る。
1 モータ 10 ベース 10a 嵌入部 11 鍔部 11c 当接部 11d 離間部 12 底部 20 スリーブ 21 一端部 21c 当接部 21d 離間部 22 大径部 23 コイル係止縁 30 ハブシャフト 31 シャフト部 32 ハブ部 33 円環部 40 固定子コイル 41 ヨーク 51 係止リング 52 軸受けリング
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H02K 15/14 H02K 15/14 A 21/22 21/22 M (56)参考文献 特開 平8−317587(JP,A) 特開 平5−168192(JP,A) 特開 平7−322554(JP,A) 実開 平4−47361(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 5/24 H02K 5/167 H02K 7/08 H02K 15/14 H02K 21/22
Claims (7)
- 【請求項1】 外部に連続する中空部が形成され、前記
中空部の一端が外部に連続する略多角柱状に形成された
ベースと、一端部が円柱形状で、前記 一端部が前記中空部に嵌入さ
れて前記ベースに固定される柱状の支持部材と、 前記支持部材と同軸に且つ相対的に回転可能に支持され
るロータ部材と、 前記支持部材及び前記ロータ部材のうちの一方に対して
同軸に且つ固定状態に複数配設されて回転磁界を形成さ
せる電磁石と、 前記支持部材及び前記ロータ部材のうちの他方に固定さ
れ、前記電磁石によって形成される前記回転磁界に付勢
されて前記一方を回転させるマグネットとを備え、 前記ベースの前記中空部を形成する内周面部は、その周
回り方向の3箇所以上において前記支持部材の前記一端
部の周面部に向けて線状に突出して前記前記支持部材の
前記一端部の周面部に当接する当接部と、該当接部同士
の間において前記前記支持部材の前記一端部の周面部と
離間して該前記支持部材の前記一端部の周面部に対向す
る離間部とよりなり、前記ベースの前記内周面部の角部
同士間の略央部が前記当接部を形成し、前記略央部から
両側の前記角部までの平面部が離間部を形成しているこ
とを特徴とするモータ。 - 【請求項2】 外部に連続する中空部が形成され、該中
空部の内周面部の複数箇所にその軸線方向に亘って内方
に向けて突出する複数の歯状部を備えたベースと、一端部が円柱形状で、前記 一端部が前記中空部に嵌入さ
れて前記ベースに固定される柱状の支持部材と、 前記支持部材と同軸に且つ相対的に回転可能に支持され
るロータ部材と、 前記支持部材及び前記ロータ部材のうちの一方に対して
同軸に且つ固定状態に複数配設されて回転磁界を形成さ
せる電磁石と、 前記支持部材及び前記ロータ部材のうちの他方に固定さ
れ、前記電磁石によって形成される前記回転磁界に付勢
されて前記一方を回転させるマグネットとを備え、 前記ベースの前記中空部を形成する内周面部は、その周
回り方向の3箇所以上において前記支持部材の前記一端
部の周面部に向けて線状に突出して前記前記支持部材の
前記一端部の周面部に当接する当接部と、該当接部同士
の間において前記前記支持部材の前記一端部の周面部と
離間して該前記支持部材の前記一端部の周面部に対向す
る離間部とよりなり、前記ベースの前記歯状部が前記当
接部を形成し、前記内周面部のうちの前記複数箇所以外
が前記離間部を形成することを特徴とするモータ。 - 【請求項3】 外部に連続する円柱形状の中空部が形成
されたベースと、一端部が略多角柱形状をしており、該 一端部が前記中空
部に嵌入されて前記ベースに固定される柱状の支持部材
と、 前記支持部材と同軸に且つ相対的に回転可能に支持され
るロータ部材と、 前記支持部材及び前記ロータ部材のうちの一方に対して
同軸に且つ固定状態に複数配設されて回転磁界を形成さ
せる電磁石と、 前記支持部材及び前記ロータ部材のうちの他方に固定さ
れ、前記電磁石によって形成される前記回転磁界に付勢
されて前記一方を回転させるマグネットとを備え、 前記支持部材の前記一端部の周面部は、その周回り方向
の3箇所以上において前記ベースの前記中空部を形成す
る内周面部に向けて線状に突出して前記前記ベースの前
記中空部を形成する内周面部に当接する当接部と、該当
接部同士の間において前記前記ベースの前記中空部を形
成する内周面部と離間して該前記ベースの前記中空部を
形成する内周面部に対向する離間部とよりなり、前記指
示部材の一端部の稜部が前記当接部を形成し、前記稜部
同士間の平面部が前記離間部を形成していることを特徴
とする請求項1に記載のモータ。 - 【請求項4】 外部に連続する円柱形状の中空部が形成
されたベースと、一端部がその周面部の複数箇所に、軸線方向に亘って外
方に向けて突設する歯状部を備え、該 一端部が前記中空
部に嵌入されて前記ベースに固定される柱状の支持部材
と、 前記支持部材と同軸に且つ相対的に回転可能に支持され
るロータ部材と、 前記支持部材及び前記ロータ部材のうちの一方に対して
同軸に且つ固定状態に複数配設されて回転磁界を形成さ
せる電磁石と、 前記支持部材及び前記ロータ部材のうちの他方に固定さ
れ、前記電磁石によって形成される前記回転磁界に付勢
されて前記一方を回転させるマグネットとを備え、 前記支持部材の前記一端部の周面部は、その周回り方向
の3箇所以上において前記ベースの前記中空部を形成す
る内周面部に向けて線状に突出して前記前記ベースの前
記中空部を形成する内周面部に当接する当接部と、該当
接部同士の間において前記前記ベースの前記中空部を形
成する内周面部と離間して該前記ベースの前記中空部を
形成する内周面部に対向する離間部とよりなり、前記支
持部材の前記歯状部が前記当接部を形成し、前記一端部
の前記周面部のうちの前記複数箇所以外が前記離間部を
形成することを特徴とする請求項1に記載のモータ。 - 【請求項5】 外部に連続する中空部及び前記中空部を
形成する内周面部からその周回り方向の3箇所以上にお
いて内方に線状に突出する当接部を有するベースの前記
中空部に、前記ベースの前記当接部の自由縁端部を含む
円周の径よりも大きな径の円柱状の一端部を有する前記
支持部材の前記一端部を、圧入または焼き嵌めすること
により、前記ベースの前記当接部を前記支持部材の外周
面部に当接させた状態で、前記ベースに前記支持部材を
固定する支持部材固定行程と、 前記支持部材と同軸に且つ相対的に回転可能にロータ部
材を配設するロータ部材配設行程と、 前記支持部材及び前記ロータ部材のうちの前記一方に対
して同軸に且つ固定状態に複数の電磁石を配設する電磁
石固定行程と、 前記支持部材及び前記ロータ部材のうちの前記他方に、
マグネットを前記電磁石の形成する前記回転磁界によっ
て付勢されるように、固定するマグネット固定行程とを
含むことを特徴とするモータの製造方法。 - 【請求項6】一端部にその周回り方向の3箇所以上から
外方に線状に突出する当接部を有する支持部材の前記一
端部を、一端が外部と連続し且つその径が前記当接部の
自由縁端部を含む円周の径よりも小さい円柱状の中空部
を有するベースの前記中空部に、圧入または焼き嵌めす
ることにより、前記ベースの内周面部に前記支持部材の
前記当接部を当接させた状態で、前記ベースに前記支持
部材を固定する支持部材固定行程と、 前記支持部材と同軸に且つ相対的に回転可能にロータ部
材を配設するロータ部材配設行程と、 前記支持部材及び前記ロータ部材のうちの前記一方に対
して同軸に且つ固定状態に複数の電磁石を配設する電磁
石固定行程と、 前記支持部材及び前記ロータ部材のうちの前記他方に、
マグネットを前記電磁石の形成する前記回転磁界によっ
て付勢されるように、固定するマグネット固定行程とを
含むことを特徴とするモータの製造方法。 - 【請求項7】 請求項1から請求項4のうちのいずれか
1の請求項に記載のモータを備えることを特徴とする回
転体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11097021A JP3142124B2 (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | モータ、モータの製造方法、及び回転体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11097021A JP3142124B2 (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | モータ、モータの製造方法、及び回転体装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000295811A JP2000295811A (ja) | 2000-10-20 |
| JP3142124B2 true JP3142124B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=14180756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11097021A Expired - Fee Related JP3142124B2 (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | モータ、モータの製造方法、及び回転体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3142124B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6712646B2 (en) | 2000-10-20 | 2004-03-30 | Japan Aviation Electronics Industry, Limited | High-speed transmission connector with a ground structure having an improved shielding function |
| JP2007116796A (ja) * | 2005-10-19 | 2007-05-10 | Victor Co Of Japan Ltd | モータ |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7760464B2 (en) * | 2005-09-08 | 2010-07-20 | Seagate Technology Llc | Base for data storage device with parallelism mounting features |
| JP4861023B2 (ja) * | 2006-03-01 | 2012-01-25 | アルファナテクノロジー株式会社 | モータ |
| JP2020018131A (ja) * | 2018-07-26 | 2020-01-30 | 株式会社デンソー | 回転電機 |
| CN119184939B (zh) * | 2024-11-12 | 2025-03-18 | 江苏爱护佳健康科技有限公司 | 一种腰椎牵引复位器 |
-
1999
- 1999-04-02 JP JP11097021A patent/JP3142124B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6712646B2 (en) | 2000-10-20 | 2004-03-30 | Japan Aviation Electronics Industry, Limited | High-speed transmission connector with a ground structure having an improved shielding function |
| JP2007116796A (ja) * | 2005-10-19 | 2007-05-10 | Victor Co Of Japan Ltd | モータ |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000295811A (ja) | 2000-10-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
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