JPH075006B2 - 車高制御装置 - Google Patents
車高制御装置Info
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- JPH075006B2 JPH075006B2 JP15547785A JP15547785A JPH075006B2 JP H075006 B2 JPH075006 B2 JP H075006B2 JP 15547785 A JP15547785 A JP 15547785A JP 15547785 A JP15547785 A JP 15547785A JP H075006 B2 JPH075006 B2 JP H075006B2
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- Japan
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- vehicle height
- vehicle
- time
- value
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Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/015—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、車両の高さを制御する装置に関し、特に、
イグニッションスイッチがオンになった直後またはドア
が閉になった直後の車高調整を迅速に行うとともに、傾
斜した路面や凹凸のある路面等に駐車した状態におい
て、一旦車高を見掛け上の適正領域に調整した後、直ち
に走行を開始して平坦路等の駐車時とは異なる路面に乗
り込んだ場合に、見掛け上の適正領域から本来の適正領
域に調整する動作をも迅速に行うことのできる車高制御
装置に関する。
イグニッションスイッチがオンになった直後またはドア
が閉になった直後の車高調整を迅速に行うとともに、傾
斜した路面や凹凸のある路面等に駐車した状態におい
て、一旦車高を見掛け上の適正領域に調整した後、直ち
に走行を開始して平坦路等の駐車時とは異なる路面に乗
り込んだ場合に、見掛け上の適正領域から本来の適正領
域に調整する動作をも迅速に行うことのできる車高制御
装置に関する。
従来の車高制御装置としては、例えば、特開昭57−1343
12号公報及び特開昭57−144113号公報に開示されたもの
が知られている。
12号公報及び特開昭57−144113号公報に開示されたもの
が知られている。
前者の従来装置においては、車高センサによって車高が
適正領域より高いことが検出されたときには車高を下降
させる調整を行い、車高が適正領域より低いことが検出
されたときには車高を上昇させる調整を行い、車高が常
時適正領域にあるように制御している。
適正領域より高いことが検出されたときには車高を下降
させる調整を行い、車高が適正領域より低いことが検出
されたときには車高を上昇させる調整を行い、車高が常
時適正領域にあるように制御している。
この場合に、車高の高い領域と適正領域の間及び低い領
域と適正領域の間における調整動作のハンチング現象の
発生を防止するため、車高値が適正領域から外れたこと
が検出された時点からその状態が基準継続時間以上継続
したときに、車高調整動作を開始するようにしている。
そして、車両のドアが開から閉に変化したときから所定
時間の間はその基準継続時間を短く設定し、人の乗降や
荷物の積み降ろしがあったときに車高を迅速に適正領域
に調整し、また、車高制御装置の電源が入ったときから
所定時間の間も基準継続時間を短く設定して、運転車が
乗車してイグニッションスイッチをオンにしたときにも
車高調整を迅速に行うようにしている。
域と適正領域の間における調整動作のハンチング現象の
発生を防止するため、車高値が適正領域から外れたこと
が検出された時点からその状態が基準継続時間以上継続
したときに、車高調整動作を開始するようにしている。
そして、車両のドアが開から閉に変化したときから所定
時間の間はその基準継続時間を短く設定し、人の乗降や
荷物の積み降ろしがあったときに車高を迅速に適正領域
に調整し、また、車高制御装置の電源が入ったときから
所定時間の間も基準継続時間を短く設定して、運転車が
乗車してイグニッションスイッチをオンにしたときにも
車高調整を迅速に行うようにしている。
また、後者の従来装置においては、同様にハンチング防
止のため基準継続時間を設けたものにおいて、イグニッ
ションスイッチがオンになってから車両が走り出すまで
の間、すなわち車両の停止時には基準継続時間を短く設
定し、停止時の人の乗降や荷物の積み降ろしがあったと
きの車高調整や迅速に行うようにしている。
止のため基準継続時間を設けたものにおいて、イグニッ
ションスイッチがオンになってから車両が走り出すまで
の間、すなわち車両の停止時には基準継続時間を短く設
定し、停止時の人の乗降や荷物の積み降ろしがあったと
きの車高調整や迅速に行うようにしている。
このような従来装置にあっては、傾斜した路面や凹凸の
ある路面等に駐車している状態から車両が走行を開始す
るような場合に、駐車状態においてイグニッションスイ
ッチをオンにしたりあるいはドアを閉にすると、基準継
続時間が短く設定されているため、車高調整が迅速に行
われて、傾斜した路面や凹凸のある路面等に対して車高
が見掛け上適正領域になる。そして、その後に車両が走
行を開始して直ちに平坦な路面等の駐車時とは異なる路
面に乗り込むと、見掛け上適正領域であった車高が平坦
路等に対する本来の適正領域から外れるので、車高を再
度調整して本来の適正領域にする必要が生ずる。
ある路面等に駐車している状態から車両が走行を開始す
るような場合に、駐車状態においてイグニッションスイ
ッチをオンにしたりあるいはドアを閉にすると、基準継
続時間が短く設定されているため、車高調整が迅速に行
われて、傾斜した路面や凹凸のある路面等に対して車高
が見掛け上適正領域になる。そして、その後に車両が走
行を開始して直ちに平坦な路面等の駐車時とは異なる路
面に乗り込むと、見掛け上適正領域であった車高が平坦
路等に対する本来の適正領域から外れるので、車高を再
度調整して本来の適正領域にする必要が生ずる。
しかしながら、上記従来装置にあっては、イグニッショ
ンスイッチがオンになってからあるいはドアが閉になっ
てから所定時間が経過した後あるいは走行が開始された
後は、車高調整の開始を判断する基準継続時間が長く設
定されるため、車両が走行を開始して駐車時とは異なる
路面に乗り込んだときの、見掛け上の適正領域から本来
の適正領域に調整する動作が遅くなり、かえって違和感
を生じるという問題点があった。
ンスイッチがオンになってからあるいはドアが閉になっ
てから所定時間が経過した後あるいは走行が開始された
後は、車高調整の開始を判断する基準継続時間が長く設
定されるため、車両が走行を開始して駐車時とは異なる
路面に乗り込んだときの、見掛け上の適正領域から本来
の適正領域に調整する動作が遅くなり、かえって違和感
を生じるという問題点があった。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、イグニッションスイッチがオンになった直後
またはドアが閉になった直後の車高調整を迅速に行うと
ともに、傾斜した路面や凹凸のある路面等に駐車してい
る状態において、一旦車高を見掛け上適正領域に調整し
た後、走行を開始して駐車時とは異なる路面に乗り込ん
だ場合に、見掛け上の適正領域から本来の適正領域に調
整する動作をも迅速に行うことのできる車高制御装置を
提供することを目的とするものである。
たもので、イグニッションスイッチがオンになった直後
またはドアが閉になった直後の車高調整を迅速に行うと
ともに、傾斜した路面や凹凸のある路面等に駐車してい
る状態において、一旦車高を見掛け上適正領域に調整し
た後、走行を開始して駐車時とは異なる路面に乗り込ん
だ場合に、見掛け上の適正領域から本来の適正領域に調
整する動作をも迅速に行うことのできる車高制御装置を
提供することを目的とするものである。
そこで、この発明の車高制御装置は、第1図に示すよう
に、車高検出手段により検出した車高値が適正領域にあ
るように、サスペンション装置の流体室に流体を給排し
て車高を調整し、車高値が適正領域から外れたことが検
出された時点からその状態が基準継続時間以上継続した
ときに車高調整を開始させる車高制御装置において、 イグニッションスイッチがオンになるか又はドアが閉と
なってからの車両の走行距離又は走行時間を計測する走
行距離又は走行時間計測手段と、該走行距離又は走行時
間計測手段により計測された走行距離又は走行時間を予
め定められた基準走行距離又は基準走行時間と比較する
比較手段と、該比較手段の比較結果に応じて前記基準継
続時間を決定する基準継続時間決定手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
に、車高検出手段により検出した車高値が適正領域にあ
るように、サスペンション装置の流体室に流体を給排し
て車高を調整し、車高値が適正領域から外れたことが検
出された時点からその状態が基準継続時間以上継続した
ときに車高調整を開始させる車高制御装置において、 イグニッションスイッチがオンになるか又はドアが閉と
なってからの車両の走行距離又は走行時間を計測する走
行距離又は走行時間計測手段と、該走行距離又は走行時
間計測手段により計測された走行距離又は走行時間を予
め定められた基準走行距離又は基準走行時間と比較する
比較手段と、該比較手段の比較結果に応じて前記基準継
続時間を決定する基準継続時間決定手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
そして、この発明の車高制御装置の作用は、走行距離又
は走行時間計測手段によりイグニッションスイッチがオ
ンになるか又はドアが閉となってからの車両の走行距離
又は走行時間を計測し、比較手段によりその計測された
走行距離又は走行時間を予め定められた基準走行距離又
は基準走行時間と比較し、その比較手段の比較結果に応
じて基準継続時間決定手段により基準継続時間を決定
し、車高値が適正領域から外れた時点からその状態がそ
の基準継続時間以上継続したときに車高調整を開始させ
るものである。
は走行時間計測手段によりイグニッションスイッチがオ
ンになるか又はドアが閉となってからの車両の走行距離
又は走行時間を計測し、比較手段によりその計測された
走行距離又は走行時間を予め定められた基準走行距離又
は基準走行時間と比較し、その比較手段の比較結果に応
じて基準継続時間決定手段により基準継続時間を決定
し、車高値が適正領域から外れた時点からその状態がそ
の基準継続時間以上継続したときに車高調整を開始させ
るものである。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
なお、車高制御の作動媒体としては、本実施例では通常
の空気を使用しているが、これに限定されるものではな
く、適宜の流体を使用することができる。
の空気を使用しているが、これに限定されるものではな
く、適宜の流体を使用することができる。
第2図を参照して構成を説明する。
まず、空気系統を説明すると、1a,1bは車体(図示しな
い)と車輪(図示しない)との間に介装されたサスペン
ション装置であり、このサスペンション装置1a,1bは空
気室2a,2bとショックアブソーバ3a,3bとを含む。空気室
2a,2bは、車体とショックアブソーバ3a、3bとの間を上
下方向に伸縮自在に包囲する例えばゴム等からなる弾性
体4a,4bによって形成される。
い)と車輪(図示しない)との間に介装されたサスペン
ション装置であり、このサスペンション装置1a,1bは空
気室2a,2bとショックアブソーバ3a,3bとを含む。空気室
2a,2bは、車体とショックアブソーバ3a、3bとの間を上
下方向に伸縮自在に包囲する例えばゴム等からなる弾性
体4a,4bによって形成される。
5は空気室2a,2bに空気を供給する空気供給源としての
コンプレッサ、6はコンプレッサ5からの空気を除湿す
るためのドライアである。
コンプレッサ、6はコンプレッサ5からの空気を除湿す
るためのドライアである。
7a,7bは空気室2a,2bの入口側に設けられた給排バルブ、
8はコンプレッサ5の出口側に設けられた排気バルブで
あり、各バルブ7a,7b,8はバルブを開閉する電磁ソレノ
イド9a,9b,10を有する。
8はコンプレッサ5の出口側に設けられた排気バルブで
あり、各バルブ7a,7b,8はバルブを開閉する電磁ソレノ
イド9a,9b,10を有する。
次に、電気系統を説明すると、12a,12bは車高センサで
あり、この車高センサ12a,12bは、例えばサスペンショ
ン装置1a,1bの空気室2a,2bに対応する部位に取り付けら
れ、車体と車輪との相対変位を検出するものが使用され
る。13は車速を検出しかつ走行距離を計測するための車
速パルス信号を発生する車速センサであり、この車速セ
ンサ13は、例えばスピードメータケーブル(図示しな
い)の回転速度を検出するもの、あるいは、変速機(図
示しない)の出力軸又はプロペラシャフト(図示しな
い)の回転速度をリードスイッチ等の接触周期により検
出するもの等が用いられる。
あり、この車高センサ12a,12bは、例えばサスペンショ
ン装置1a,1bの空気室2a,2bに対応する部位に取り付けら
れ、車体と車輪との相対変位を検出するものが使用され
る。13は車速を検出しかつ走行距離を計測するための車
速パルス信号を発生する車速センサであり、この車速セ
ンサ13は、例えばスピードメータケーブル(図示しな
い)の回転速度を検出するもの、あるいは、変速機(図
示しない)の出力軸又はプロペラシャフト(図示しな
い)の回転速度をリードスイッチ等の接触周期により検
出するもの等が用いられる。
14はバッテリ、15はリレー、16はコンプレッサ5を駆動
するためのモータである。
するためのモータである。
18はコントローラであり、このコントローラ18は、マイ
クロコンピュータ19と、電磁ソレノイド9a,9b,10を駆動
する駆動回路20,21と、リレー15を駆動する駆動回路22
とを含んで構成される。
クロコンピュータ19と、電磁ソレノイド9a,9b,10を駆動
する駆動回路20,21と、リレー15を駆動する駆動回路22
とを含んで構成される。
マイクロコンピュータ19は、インタフェース回路23と演
算処理装置24とRAM,ROM等の記憶装置25とを含んで構成
され、インタフェース回路23には、車高センサ12a,12b
及び車速センサ13が接続されるとともに、駆動回路20,2
1,22が接続される。
算処理装置24とRAM,ROM等の記憶装置25とを含んで構成
され、インタフェース回路23には、車高センサ12a,12b
及び車速センサ13が接続されるとともに、駆動回路20,2
1,22が接続される。
演算処理装置24はインタフェース回路23を介して車高セ
ンサ12a,12b及び車速センサ13の検出信号を読み込み、
これらに基づいて後述する処理を行う。また、記憶装置
25はその処理の実行に必要な所定のプログラムを記憶し
ているとともに、演算処理装置24と処理結果等を記憶す
る。
ンサ12a,12b及び車速センサ13の検出信号を読み込み、
これらに基づいて後述する処理を行う。また、記憶装置
25はその処理の実行に必要な所定のプログラムを記憶し
ているとともに、演算処理装置24と処理結果等を記憶す
る。
次に、上記実施例の動作を説明する。
第3図において、イグニッションスイッチをオンにする
と、車高制御装置の動作がスタートし、車高センサ12a,
12bからの車高値Hを示す検出信号及び車速センサ13か
らの車速に応じたパルス信号が、マイクロコンピュータ
19のインタフェース回路23に供給される。
と、車高制御装置の動作がスタートし、車高センサ12a,
12bからの車高値Hを示す検出信号及び車速センサ13か
らの車速に応じたパルス信号が、マイクロコンピュータ
19のインタフェース回路23に供給される。
ステップにおいて、イグニッションスイッチがオンに
なってからの車両の走行距離Lを計測するためのLカウ
ンタの内容が0にリセットされ、かつ、車高が適正領域
から外れたことが検出された時点からの経過時間を計測
するtタイマの内容が0にリセットされる。
なってからの車両の走行距離Lを計測するためのLカウ
ンタの内容が0にリセットされ、かつ、車高が適正領域
から外れたことが検出された時点からの経過時間を計測
するtタイマの内容が0にリセットされる。
次にステップに移行して、そのLカウンタの値を読み
出す。このLカウンタは、好ましくは、車速センサ13か
らのパルス信号が入力される毎に、割込み処理としてそ
のパルスの数を積算するものであり、ステップでは、
このLカウンタの値を読み出して、イグニッションスイ
ッチがオンになった以後の車両の走行距離Lを得る。
出す。このLカウンタは、好ましくは、車速センサ13か
らのパルス信号が入力される毎に、割込み処理としてそ
のパルスの数を積算するものであり、ステップでは、
このLカウンタの値を読み出して、イグニッションスイ
ッチがオンになった以後の車両の走行距離Lを得る。
次にステップに移行して、この走行距離Lを予め定め
られた基準走行距離L0と比較する。L<L0であればステ
ップに移行して、後述するように、車高が適正領域か
ら外れた時点から車高調整を開始するまでの基準継続時
間tsをts=ts1とし、L≧L0であればステップに移行
して、ts=ts2(>ts1)として、基準継続時間tsを短か
い値ts1又は長い値ts2のいずれかに決定する。
られた基準走行距離L0と比較する。L<L0であればステ
ップに移行して、後述するように、車高が適正領域か
ら外れた時点から車高調整を開始するまでの基準継続時
間tsをts=ts1とし、L≧L0であればステップに移行
して、ts=ts2(>ts1)として、基準継続時間tsを短か
い値ts1又は長い値ts2のいずれかに決定する。
次いでステップに移行して、車高センサ12a,12bから
の検出信号に基づいて、車高値Hが適正領域の上限値
(H0+ΔH)以上か(すなわち高い領域にあるか)否か
を調べる。H>H0+ΔHであれば、次にステップに移
行して、tタイマをΔtだけカウントアップし、次いで
ステップにおいてこのtタイマの値がステップ又は
において決定された基準継続時間ts以上であるか否か
を調べる。t<tsであればステップに移行して、ステ
ップと同じくH>H0+ΔHか否かを調べ、依然として
車高が高い状態であれば、ステップ〜の処理を繰り
返し、ステップにおいてt≧tsとなったら、ステップ
に移行して車高を下降させる調整を行う。
の検出信号に基づいて、車高値Hが適正領域の上限値
(H0+ΔH)以上か(すなわち高い領域にあるか)否か
を調べる。H>H0+ΔHであれば、次にステップに移
行して、tタイマをΔtだけカウントアップし、次いで
ステップにおいてこのtタイマの値がステップ又は
において決定された基準継続時間ts以上であるか否か
を調べる。t<tsであればステップに移行して、ステ
ップと同じくH>H0+ΔHか否かを調べ、依然として
車高が高い状態であれば、ステップ〜の処理を繰り
返し、ステップにおいてt≧tsとなったら、ステップ
に移行して車高を下降させる調整を行う。
なお、ステップ及びにおいて、tタイマの値が基準
継続時間tsに達しない間に車高が高い領域ではなくなっ
たら、ステップに移行してtタイマの値を0にリセッ
トし、次いでステップにおいて制御が終了か否かを判
定し、終了でない限りステップに戻る。
継続時間tsに達しない間に車高が高い領域ではなくなっ
たら、ステップに移行してtタイマの値を0にリセッ
トし、次いでステップにおいて制御が終了か否かを判
定し、終了でない限りステップに戻る。
ステップにおける車高を下降させる調整は、第2図に
おいて、インタフェース回路23から駆動回路20に「H
(ハイレベル、又は論理値“1")」の制御信号を供給
し、電磁ソレノイド9a,9bを励磁状態にして給排バルブ7
a,7bを開とし、さらに、インタフェース回路23から駆動
回路21に制御信号「H」を供給し、電磁ソレノイド10を
励磁状態にして排気バルブ8を開とすることにより行わ
れる。こうすると、空気室2a,2bから給排バルブ7a,7b及
び排気バルブ8を経て空気が外界に排出されて、車高が
下降していく。
おいて、インタフェース回路23から駆動回路20に「H
(ハイレベル、又は論理値“1")」の制御信号を供給
し、電磁ソレノイド9a,9bを励磁状態にして給排バルブ7
a,7bを開とし、さらに、インタフェース回路23から駆動
回路21に制御信号「H」を供給し、電磁ソレノイド10を
励磁状態にして排気バルブ8を開とすることにより行わ
れる。こうすると、空気室2a,2bから給排バルブ7a,7b及
び排気バルブ8を経て空気が外界に排出されて、車高が
下降していく。
第3図に戻って、上述のように車高の下降調整を行って
いる間に、ステップにおいて、車高センサ12a,12bの
検出信号から車高値Hが高い領域ではなくなったか否か
を調べ、車高値Hが高い領域にある間はステップの車
高下降調整を継続し、ステップにおいて車高値Hが高
い領域ではなくなったと判定されたら、ステップに移
行して、車高下降調整を停止、すなわち、車高非調整と
する。
いる間に、ステップにおいて、車高センサ12a,12bの
検出信号から車高値Hが高い領域ではなくなったか否か
を調べ、車高値Hが高い領域にある間はステップの車
高下降調整を継続し、ステップにおいて車高値Hが高
い領域ではなくなったと判定されたら、ステップに移
行して、車高下降調整を停止、すなわち、車高非調整と
する。
車高非調整の場合は、第2図において、インタフェース
回路23から駆動回路20,21に「L(ローレベル、又は論
理値“0")」の制御信号を供給し、電磁ソレノイド9a,9
b,10を非励磁状態にして給排バルブ7a,7b及び排気バル
ブ8を閉じる。
回路23から駆動回路20,21に「L(ローレベル、又は論
理値“0")」の制御信号を供給し、電磁ソレノイド9a,9
b,10を非励磁状態にして給排バルブ7a,7b及び排気バル
ブ8を閉じる。
第3図に戻って、車高非調整とした後は、ステップ及
びに移行する。
びに移行する。
従って、ステップにおいて車高値Hが高い領域にある
ことが検出されると、その状態が基準継続時間ts以上継
続した後に車高下降調整が行われ、この車高下降調整は
車高値Hが高い領域ではなくなるまで継続される。そし
てこのとき、基準継続時間tsは、イグニッションスイッ
チがオンになってから車両の走行距離Lが基準走行距離
L0に達しない間は、短い値ts1に設定されており、走行
距離Lが基準走行距離L0以上であれば、長い値ts2に設
定されている。
ことが検出されると、その状態が基準継続時間ts以上継
続した後に車高下降調整が行われ、この車高下降調整は
車高値Hが高い領域ではなくなるまで継続される。そし
てこのとき、基準継続時間tsは、イグニッションスイッ
チがオンになってから車両の走行距離Lが基準走行距離
L0に達しない間は、短い値ts1に設定されており、走行
距離Lが基準走行距離L0以上であれば、長い値ts2に設
定されている。
ステップにおいて、車高値H≦H0+ΔHであれば、次
にステップに移行して、その車高値Hが適正領域の下
限値(H0−ΔH)以下か(すなわち低い領域にあるか)
否かを調べる。H<H0−ΔHであれば、次にステップ
に移行して、tタイマをΔtだけカウントアップし、次
いでステップにおいて、このtタイマの値がステップ
又はにおいて決定された基準継続時間ts以上である
か否かを調べる。t<tsであればステップに移行し
て、ステップと同じくH<H0−ΔHか否かを調べ、依
然として車高が低い状態であれば、ステップ〜の処
理を繰り返し、ステップにおいてt≧tsとなったら、
ステップに移行して車高を上昇させる調整を行う。
にステップに移行して、その車高値Hが適正領域の下
限値(H0−ΔH)以下か(すなわち低い領域にあるか)
否かを調べる。H<H0−ΔHであれば、次にステップ
に移行して、tタイマをΔtだけカウントアップし、次
いでステップにおいて、このtタイマの値がステップ
又はにおいて決定された基準継続時間ts以上である
か否かを調べる。t<tsであればステップに移行し
て、ステップと同じくH<H0−ΔHか否かを調べ、依
然として車高が低い状態であれば、ステップ〜の処
理を繰り返し、ステップにおいてt≧tsとなったら、
ステップに移行して車高を上昇させる調整を行う。
なお、ステップ及びにおいて、tタイマの値が基準
継続時間tsに達しない間に車高が低い領域ではなくなっ
たら、ステップに移行してtタイマの値を0にリセッ
トし、次いでステップにおいて制御が終了か否かを判
定し、終了でない限りステップに戻る。
継続時間tsに達しない間に車高が低い領域ではなくなっ
たら、ステップに移行してtタイマの値を0にリセッ
トし、次いでステップにおいて制御が終了か否かを判
定し、終了でない限りステップに戻る。
ステップにおける車高を上昇させる調整は、第2図に
おいて、インタフェース回路23から駆動回路20,21に制
御信号「H」,「L」を供給し、電磁ソレノイド9a,9b,
10を励磁,励磁,非励磁状態にして給排バルブ7a,7b,排
気バルブ8を開,開,閉とするとともに、インタフェー
ス回路23から駆動回路22に制御信号「H」を供給し、リ
レー15をオンにしてモータ16を駆動し、コンプレッサ5
を駆動することにより、行う。こうすると、コンプレッ
サ5から空気が空気室2a,2bに供給されて、車高が上昇
していく。
おいて、インタフェース回路23から駆動回路20,21に制
御信号「H」,「L」を供給し、電磁ソレノイド9a,9b,
10を励磁,励磁,非励磁状態にして給排バルブ7a,7b,排
気バルブ8を開,開,閉とするとともに、インタフェー
ス回路23から駆動回路22に制御信号「H」を供給し、リ
レー15をオンにしてモータ16を駆動し、コンプレッサ5
を駆動することにより、行う。こうすると、コンプレッ
サ5から空気が空気室2a,2bに供給されて、車高が上昇
していく。
第3図に戻って、上述のように車高の上昇調整を行って
いる間に、ステップにおいて、車高センサ12a,12bの
検出信号から車高値Hが低い領域ではなくなったか否か
を調べ、車高値Hが低い領域にある間はステップの車
高上昇調整を継続し、ステップにおいて車高値Hが低
い領域ではなくなったと判定されたら、ステップに移
行して、車高下降調整を停止、すなわち、車高非調整と
する。
いる間に、ステップにおいて、車高センサ12a,12bの
検出信号から車高値Hが低い領域ではなくなったか否か
を調べ、車高値Hが低い領域にある間はステップの車
高上昇調整を継続し、ステップにおいて車高値Hが低
い領域ではなくなったと判定されたら、ステップに移
行して、車高下降調整を停止、すなわち、車高非調整と
する。
車高非調整の場合は、第2図において、インタフェース
回路23から駆動回路22に制御信号「L」を供給し、リレ
ー15をオフにしてモータ16及びコンプレッサ5を停止す
るとともに、インタフェース回路23から駆動回路20,21
に制御信号「L」,「L」を供給し、電磁ソレノイド9
a,9b,10を全て非励磁状態にして給排バルブ7a,7b及び排
気バルブ8を閉じる。
回路23から駆動回路22に制御信号「L」を供給し、リレ
ー15をオフにしてモータ16及びコンプレッサ5を停止す
るとともに、インタフェース回路23から駆動回路20,21
に制御信号「L」,「L」を供給し、電磁ソレノイド9
a,9b,10を全て非励磁状態にして給排バルブ7a,7b及び排
気バルブ8を閉じる。
第3図に戻って、車高非調整とした後は、ステップ及
びに移行する。
びに移行する。
従って、ステップにおいて車高値Hが低い領域にある
ことが検出されると、その状態が基準継続時間ts以上継
続した後に車高上昇調整が行われ、この車高上昇調整は
車高値Hが低い領域ではなくなるまで継続される。そし
てこのとき、基準継続時間tsは、イグニッションスイッ
チがオンになってから車両の走行距離Lが基準走行距離
L0に達しない間は、短い値ts1に設定されており、走行
距離Lが基準走行距離L0以上であれば、長い値ts2に設
定されている。
ことが検出されると、その状態が基準継続時間ts以上継
続した後に車高上昇調整が行われ、この車高上昇調整は
車高値Hが低い領域ではなくなるまで継続される。そし
てこのとき、基準継続時間tsは、イグニッションスイッ
チがオンになってから車両の走行距離Lが基準走行距離
L0に達しない間は、短い値ts1に設定されており、走行
距離Lが基準走行距離L0以上であれば、長い値ts2に設
定されている。
ステップにおいてH≧H0−ΔH、すなわち、車高値H
が適正領域にあると判定された場合は、ステップ及び
に移行する。
が適正領域にあると判定された場合は、ステップ及び
に移行する。
このような動作を行う車高制御装置を備えた車両にあっ
ては、例えば、傾斜した路面や凹凸のある路面等に駐車
している状態において、運転者がイグニッションスイッ
チをオンにすると、車両はまだ走行を開始していない状
態であるので、ステップにおいて基準継続時間tsが短
い値ts1に決定され、ステップ又はにおいて車高値
Hが適正領域から外れていると判定されると、その状態
が短い基準継続時間ts1以上継続した後、ステップ又
はにおいて迅速に車高値Hが適正領域になるように調
整される。しかし、このときの適正領域は、車両が傾斜
した路面や凹凸のある路面等に駐車した状態であるの
で、見掛け上の適正領域である。
ては、例えば、傾斜した路面や凹凸のある路面等に駐車
している状態において、運転者がイグニッションスイッ
チをオンにすると、車両はまだ走行を開始していない状
態であるので、ステップにおいて基準継続時間tsが短
い値ts1に決定され、ステップ又はにおいて車高値
Hが適正領域から外れていると判定されると、その状態
が短い基準継続時間ts1以上継続した後、ステップ又
はにおいて迅速に車高値Hが適正領域になるように調
整される。しかし、このときの適正領域は、車両が傾斜
した路面や凹凸のある路面等に駐車した状態であるの
で、見掛け上の適正領域である。
次いで、車両が走り出し、例えば平坦路等の駐車時とは
異なる路面に乗り込むと、上述のように調整された見掛
け上の適正領域は、平坦路等に対する本来の適正領域か
らは外れたものとなるため、ステップ又はにおいて
車高値Hが適正領域から外れたことが検出され、ステッ
プ又はにおいて見掛け上の適正領域から本来の適正
領域に再度調整が行われる。このとき、車両の走行距離
Lが基準走行距離L0よりも小さければ、ステップにお
いて短い基準継続時間ts1が選択されているので、この
再度の調整も速やかに行われる。
異なる路面に乗り込むと、上述のように調整された見掛
け上の適正領域は、平坦路等に対する本来の適正領域か
らは外れたものとなるため、ステップ又はにおいて
車高値Hが適正領域から外れたことが検出され、ステッ
プ又はにおいて見掛け上の適正領域から本来の適正
領域に再度調整が行われる。このとき、車両の走行距離
Lが基準走行距離L0よりも小さければ、ステップにお
いて短い基準継続時間ts1が選択されているので、この
再度の調整も速やかに行われる。
冒頭に述べた従来装置においては、短い値の基準継続時
間は、イグニッションスイッチがオンになった直後から
所定時間の間又は車両が停止している間だけ選択され、
所定時間経過後又は走行開始後は、長い値の基準継続時
間が選択されるので、上記のような場合に、走行開始後
の見掛け上の適正領域から本来の適正領域への調整が長
い値の基準継続時間の経過後に行われ、従って、調整が
遅れて違和感を感じさせていたものである。
間は、イグニッションスイッチがオンになった直後から
所定時間の間又は車両が停止している間だけ選択され、
所定時間経過後又は走行開始後は、長い値の基準継続時
間が選択されるので、上記のような場合に、走行開始後
の見掛け上の適正領域から本来の適正領域への調整が長
い値の基準継続時間の経過後に行われ、従って、調整が
遅れて違和感を感じさせていたものである。
なお、第1図乃至第3図において、ステップの処理は
走行距離又は走行時間計測手段の具体例を、ステップ
の処理は比較手段の具体例を、ステップ,の処理は
基準継続時間決定手段の具体例を、ステップ,の処
理は車高調整手段の具体例を、それぞれ示す。
走行距離又は走行時間計測手段の具体例を、ステップ
の処理は比較手段の具体例を、ステップ,の処理は
基準継続時間決定手段の具体例を、ステップ,の処
理は車高調整手段の具体例を、それぞれ示す。
上述した実施例においては、イグニッションスイッチが
オンになった後の車両の走行距離Lが基準走行距離L0よ
り小さいときには基準継続時間を短い値ts1に、大きい
ときには長い値ts2にそれぞれ選択するものを示した
が、基準走行距離及び基準継続時間の長さを多段階に
し、走行距離が大きくなるに従って基準継続時間の長さ
を長くするようにしてもよい。
オンになった後の車両の走行距離Lが基準走行距離L0よ
り小さいときには基準継続時間を短い値ts1に、大きい
ときには長い値ts2にそれぞれ選択するものを示した
が、基準走行距離及び基準継続時間の長さを多段階に
し、走行距離が大きくなるに従って基準継続時間の長さ
を長くするようにしてもよい。
また、車高値が基準継続時間以上の間適正領域から外れ
ているか否かの判別は、前述した直接適正領域を外れて
いる時間を計測する方法の他に、所定時間内にどの程度
の時間割合で適正領域を外れているかを検出する間接的
な計測方法であってもよい。この場合は時間割合の設定
値が、上述した基準継続時間に相当する。
ているか否かの判別は、前述した直接適正領域を外れて
いる時間を計測する方法の他に、所定時間内にどの程度
の時間割合で適正領域を外れているかを検出する間接的
な計測方法であってもよい。この場合は時間割合の設定
値が、上述した基準継続時間に相当する。
また、イグニッションスイッチがオンになった後の走行
距離に基づいて基準継続時間を決定するものに代えて、
イグニッションスイッチがオンになった後の車両の走行
時間に基づいて、走行距離に基づく場合と同様にして基
準継続時間を決定するようにしてもよい。この場合は、
第3図において、ステップで走行時間を計測している
タイマの内容を0にリセットし、ステップでそのタイ
マから走行時間を読み出し、ステップにおいてこの走
行時間を基準走行時間と比較し、その比較結果に応じて
ステップ又はにおいて、基準継続時間ts1又はts2を
選択するようにすればよい。
距離に基づいて基準継続時間を決定するものに代えて、
イグニッションスイッチがオンになった後の車両の走行
時間に基づいて、走行距離に基づく場合と同様にして基
準継続時間を決定するようにしてもよい。この場合は、
第3図において、ステップで走行時間を計測している
タイマの内容を0にリセットし、ステップでそのタイ
マから走行時間を読み出し、ステップにおいてこの走
行時間を基準走行時間と比較し、その比較結果に応じて
ステップ又はにおいて、基準継続時間ts1又はts2を
選択するようにすればよい。
また、イグニッションスイッチがオンになったことによ
り制御を開始するものを示したが、車両のドアが開から
閉になったことにより制御を開始するようにしてもよ
い。
り制御を開始するものを示したが、車両のドアが開から
閉になったことにより制御を開始するようにしてもよ
い。
なお、第3図で述べた走行距離に基づく基準継続時間の
決定に、この走行時間に基づく基準継続時間の決定を併
用してもよいことは勿論である。
決定に、この走行時間に基づく基準継続時間の決定を併
用してもよいことは勿論である。
さらに、上記実施例においては、コントローラとしてマ
イクロコンピュータを使用して構成した場合を示した
が、これに代えて、計数回路、比較回路、選択回路、指
令値設定回路等の電子回路を組み合わせて構成したもの
でもよい。
イクロコンピュータを使用して構成した場合を示した
が、これに代えて、計数回路、比較回路、選択回路、指
令値設定回路等の電子回路を組み合わせて構成したもの
でもよい。
〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明の車高制御装置によれ
ば、車両の車高値が適正領域から外れたことを検出した
時点からその状態が基準継続時間以上継続したときに、
車高を適正領域に戻すための調整を開始する車高制御装
置において、その基準継続時間を、イグニッショスイッ
チがオンになってから又はドアが閉になってからの車両
の走行距離又は走行時間に応じて決定する構成としたた
め、イグニッションスイッチがオンになった直後又はド
アが閉になった直後における車高調整を迅速に行うこと
ができるとともに、傾斜した路面や凹凸のある路面等の
駐車状態において、イグニッションスイッチがオンにな
った直後又はドアが閉になった直後の車高を見掛け上の
適正領域に迅速に調整し、さらに、その後に走行を開始
し、平坦路等に乗り込んだ場合の見掛け上の適正領域か
ら本来の適正領域への調整をも迅速に行うことができ、
総じて、迅速に車高調整を行わなければならない場合に
有効かつ的確に調整を行うことができるという効果が得
られる。
ば、車両の車高値が適正領域から外れたことを検出した
時点からその状態が基準継続時間以上継続したときに、
車高を適正領域に戻すための調整を開始する車高制御装
置において、その基準継続時間を、イグニッショスイッ
チがオンになってから又はドアが閉になってからの車両
の走行距離又は走行時間に応じて決定する構成としたた
め、イグニッションスイッチがオンになった直後又はド
アが閉になった直後における車高調整を迅速に行うこと
ができるとともに、傾斜した路面や凹凸のある路面等の
駐車状態において、イグニッションスイッチがオンにな
った直後又はドアが閉になった直後の車高を見掛け上の
適正領域に迅速に調整し、さらに、その後に走行を開始
し、平坦路等に乗り込んだ場合の見掛け上の適正領域か
ら本来の適正領域への調整をも迅速に行うことができ、
総じて、迅速に車高調整を行わなければならない場合に
有効かつ的確に調整を行うことができるという効果が得
られる。
第1図はこの発明の車高制御装置の基本構成を示すブロ
ック図、第2図はこの発明の一実施例を示す構成図、第
3図はマイクロコンピュータにおいて実行される処理手
順を示すフローチャートである。 1a,1b……サスペンション装置、2a,2b……空気室、5…
…コンプレッサ、7a,7b……給排バルブ、8……排気バ
ルブ、12a,12b……車高センサ、13……車速センサ、16
……モータ、18……コントローラ、19……マイクロコン
ピュータ、20,21,22……駆動回路、23……インタフェー
ス回路、24……演算処理装置、25……記憶装置。
ック図、第2図はこの発明の一実施例を示す構成図、第
3図はマイクロコンピュータにおいて実行される処理手
順を示すフローチャートである。 1a,1b……サスペンション装置、2a,2b……空気室、5…
…コンプレッサ、7a,7b……給排バルブ、8……排気バ
ルブ、12a,12b……車高センサ、13……車速センサ、16
……モータ、18……コントローラ、19……マイクロコン
ピュータ、20,21,22……駆動回路、23……インタフェー
ス回路、24……演算処理装置、25……記憶装置。
Claims (1)
- 【請求項1】車高検出手段により検出した車高値が適正
領域にあるように、サスペンション装置の流体室に流体
を給排して車高を調整し、車高値が適正領域から外れた
ことが検出された時点からその状態が基準継続時間以上
継続したときに車高調整を開始させる車高制御装置にお
いて、 イグニッションスイッチがオンになるか又はドアが閉と
なってからの車両の走行距離又は走行時間を計測する走
行距離又は走行時間計測手段と、該走行距離又は走行時
間計測手段により計測された走行距離又は走行時間を予
め定められた基準走行距離又は基準走行時間と比較する
比較手段と、該比較手段の比較結果に応じて前記基準継
続時間を決定する基準継続時間決定手段とを備えたこと
を特徴とする車高制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15547785A JPH075006B2 (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | 車高制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15547785A JPH075006B2 (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | 車高制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6215109A JPS6215109A (ja) | 1987-01-23 |
JPH075006B2 true JPH075006B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=15606903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15547785A Expired - Lifetime JPH075006B2 (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | 車高制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075006B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2578836B2 (ja) * | 1987-10-19 | 1997-02-05 | 日産自動車株式会社 | 自動車の車高調整装置 |
JP7107742B2 (ja) * | 2018-05-18 | 2022-07-27 | 日野自動車株式会社 | エアサスペンション制御装置 |
-
1985
- 1985-07-15 JP JP15547785A patent/JPH075006B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6215109A (ja) | 1987-01-23 |
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