JPH07500071A - 特に自動車用のモジュール式ショックアブソーバを備えたバンパ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 特に自動車用のモジュール式ショックアブソーバを備えたバンパ本発明は、特に 自動車用のモジュール式ショックアブソーバを備えたバンバに関する。

ショックアブソーバを追加するか前記バンパのパンバエプロンと同時に成形する かしてショックアブソーバを内蔵したバンパは、既に公知である。

特にＥＰ−Ａ−０２５６１７４に記載されたかかるショックアブソーバは、製造 の段階から機械的特性が決まってしまうという欠点を有する。

しかしながら、道路安全に関する現行の法規は、各車両が、機械的特性が車両の 重量によって決定されるバンバを倫えることを要求している。

その結果、全く同一のモデルの自動車がクーペであるかサルーンであるか或いは 商用車であるかにより、特定の型のバンバを要するが、パンバエプロンの外形は 元のままである。

更に、この問題は、基準が州により異なるという事実からも強調される。

本発明は、その衝撃抵抗を用途に応じて調節し得る新規なバンパを提供すること を目的とする。

更に、本発明に係るバンパは、特に生産するのに簡単で且つ経済的である。

本発明の対象は、一方ではパンバエプロンを、他方では該パンバエプロン内に挿 入してその機械的強度を増加させることができる少なくとも１つの補強要素を含 む型の、特に自動車用のショックアブソーバを内蔵したバンバにおいて、前記パ ンバエプロンが、自動車の移動方向に平行な隔壁を内部に備え、前記隔壁が仕切 られたショックアブソーバを形成し、前記補強要素が、前記仕切られたショック アブソーバ内に既にある隔壁に追加できる追加の隔壁からなることを特徴とする バンパである。

本発明によれば、複数の隔壁によって構成された仕切られたショックアブソーバ が製造され、該隔壁の大部分は、一般には車両が移動する方向である前記ショッ クアブソーバの作動の方向に平行である。

好ましくは、追加の隔壁は、より大きな慣性モーメントを与える例えば折れ線や サイン曲線の形の横断面を有する。

本発明の好ましい実施例では、前記追加の隔壁の少なくとも１つが、その縁側面 の１つに開口した位置決めスリットを有し、該スリットの幅はショックアブソー バの隔壁の厚さに略対応し、一方、前記ショックアブソーバの前記隔壁が、追加 の隔壁を収容するためにその縁側面に開口したスリットを有し、該スリットの幅 は追加の隔壁の厚さに略等しい。

本実施例では、追加の隔壁は、ショックアブソーバの隔壁のスリットに対向する スリットを備えた追加の隔壁を設けることにより、ショックアブソーバ内に挿入 される。これらの２つの隔壁は、互いに略垂直になっている。

好ましい変形例によれば、追加の隔壁は、その位置決めスリットの近傍に強化リ ブを備え、追加の隔壁を収容するショックアブソーバの隔壁は、追加の隔壁をシ ョックアブソーバ内に位置決めするとき追加の隔壁のリブと協働するリブを含み 、それにより、２つの隔壁を相互に垂直位置に保持する方法を改善することが可 能となる。

以下、本発明の理解を容易にするために、例示的に挙げた非限定的性質を有する 実施例を、添付図面を参照して説明する。

図１は、内側から見たバンバと、本発明の第１の実施例による補強要素の部分切 取斜視図である。

図２は、追加のバンパと、本発明の第２の実施例による補強要素の図１と同様の 図である。

図３は、図２の補強要素の２つの変形例を断面で示す。

図４は、本発明の特定の実施例による補強要素を組み立てるための手段を示す斜 視図。

図４ａは、図４のＩＶａ−４Ｖａの断面図である。

図５は、本発明の追加の実施例を示す図４と同様の図である。

図５ａは、図５のＶａ−Ｖａの断面図である。

図１に示されたバンバ■は、パンバエプロン２によって構成され、パンバエプロ ン２は、長手方向中央部分２ａと、中央部分２ａの端部のそれぞれに位置する２ つの広角型コーナ２ｂとを有する。ここでは、右側の広角型コーナのみを示す。

パンバエプロン２の内側にはショックアブソーバ３が収容されている。ショック アブソーバ３は、本願の場合、パンバエプロン２と共に単一の成形作業から形成 される。

ここに図示したショックアブソーバ３は、バンパに対して長手方向に配置された ２つの水平隔壁４を有する。隔壁４の間には、垂直隔壁５が延びている。

前記垂直隔壁５の各々は、その中央部に、各隔壁５の縁側面７に開口する水平ス リット６を有する。

本発明によれば、かかるショックアブソーバ３は、補強要素として本実施例では 水平隔壁８を収容するようになっている。その寸法は、２つの隔壁４と略等しい 。

隔壁８は、隔壁８がショックアブソーバ３の内側の図示した位置に取り付けられ るときに隔壁５のスリット６と協働することができるスリット９を有する。

上記実施例では、補強要素８は、ショックアブソーバ３に、重量の大きい自動車 や厳格な仕様の自動車用に設計された優れた機械的強度を付与している。

更に重量が大きく仕様も厳格な自動車の場合、破線で示した隔壁８ａ等の垂直方 向に延びる追加の隔壁をスリット９の間に設けることにより、補強要素８を更に 強化してもよい。

図２において、バンパｌは、いずれも図１と同様の外形を有するパンバエプロン ２とショックアブソーバ３を有する。

本実施例において、隔壁５は元のままであるが、水平隔壁４のそれぞれには各垂 直隔壁５の間に対になったスリット６′を設けている。

前述したように、スリット６′は、それぞれ前記隔壁４の狭い自由縁側面に開口 している。

追加の隔壁の形態の補強要素８′は、ショックアブソーバ３内に垂直方向に挿入 されるようになっている。

補強要素８′のそれぞれに形成された対になったスリット９′が、２つの水平隔 壁４の対になったスリット６′と協働することができる。

先に述べた実施例におけるように、補強要素８′のないパンバエプロンは、最小 限の機械的強度の組立体を構成する。その機械的強度は、必要に応じて、例えば 、補強要素８′を加えることにより、更には場合によりこれらにサイン曲線断面 ｌＯを付与することにより、或いは図３で示した折れ線１１の形をした断面を付 与することにより、増加することができる。

変形例において、補強要素は特に管の形を有してもよい。

図４及び図５は、リブにより強化されたスリットを介してショックアブソーバの 隔壁に補強要素を固定した実施例を示す。

図４に示した隔壁１２は、図１及び図２に示した型のショックアブソーバの隔壁 である。

隔壁１２は、その狭い縁側面に開口した水平スリット１３を有する。

上述した実施例において、隔壁１２は更に２対の水平リブ１５を有する。該水平 リブ１５は、前記隔壁１２の２つの面上でスリット１３の上下に対称に位置して おり、図示していないパンバエプロンと接触する狭い縁側面１６まで延びている 。

補強要素１７は、ここではその位置決めスリット１８を取り囲む部分だけを示し たが、前記スリット１８の両側に配置された２対の補強リブ１９を有する。これ らのリブは、隔壁１２の前記２対のスリット１５を隔てる距離に等しい高さに亘 り前記補強要素に対して垂直方向に延びている。これらのリブは隔壁１２の厚さ に略等しい幅だけ離間している。

断面図４ａに最も明瞭に示されているように、補強板１７が仮想の水平方向軸線 ２０を中心に隔壁１２に対して回転するのを規制するために、リブ１９はリブ１ ５の間で隔壁１２を留め置くようになっている。

更に、リブ１５に押圧することにより、補強リブ１９は又、補強要素１７が第２ の仮想水平方向軸線２１を中心に隔壁１２に対して回転する危険を規制している 。

図５に示した実施例は、板１２がスリット１３の両側に位置するそれぞれＬ字形 の２対の水平リブ１５′を含む変形例である。断面図５ａに示したように、前記 リブ１５’は、それらの間に、中央部で開いた矩形断面の通路を画定する。

一方、補強要素１７は、そのスリット１８の延長上に２つの過度に厚いリブ１９ ’を有１７、それによりその中央部に矩形断面（図５ａ）を付与している。

前述したように、リブ１５’及び１９′によって、仮想水平軸線２ｏ及び２１を 中心とした前記補強要素１７の回転を大いに規制することができる。

上述した実施例が限定的な性質を有しないこと、また本発明の範囲がら逸脱する ことなく任意の所望の変形例が可能であることは　明らかに理解されよう。

特に、ここに記載した補強要素の形状は、特に単Ｌｔものであり、補強要素の慣 性モーメントを増加するためにより複雑なものにすることもでき２．。

補強要素は、本発明によれば、小さい板等の単純な要素から構成してもよいし、 例えばハネカム構造等の三次元構造を有する複雑な要素から構成してもよい。

最後に、本発明による補強要素は、パンバエプロンと同時に成形されてヒンジに よりパンバエプロンの内側の方に傾斜するショックアブソーバ上に配設してもよ いし、パンバエプロン内に加えたショックアブソーバ上に配設してもよい。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．一方ではバンパエブロンを、他方では該バンパエプロン内に挿入してその機 械的強度を増加させることができる少なくとも１つの補強要素を含む型の、特に 自動車用のショックアブソーバを内蔵したバンパにおいて、前記バンパエプロン （１）が、自動車の移動方向に平行な隔壁（４、５）を内部に備え、前記隔壁（ ４、５）が仕切られたショックアブソーバ（３）を形成し、前記補強要素が、前 記仕切られたショックアブソーバ（３）内に既にある隔壁（４、５）に追加でき る追加の隔壁（８、８′、１７）からなることを特徴とするバンパ。 ２．前記追加の隔壁が、ショックアブソーバ（３）内に既に存するものより大き い慣性モーメントを有する横断面を有し、この横断面が、例えば、サイン曲線（ １０）、折れ線（１１）或いは管の形をしている、ことを特徴とする前記請求の 範囲第１項に記載のバンパ。 ３．前記追加の隔壁（８、８′）の少なくとも１つが、その縁側面の１つに開口 した位置決めスリット（９、９′）を有し、該スリットの幅がショックアブソー バ（３）の隔壁（４、５）の厚さに略対応し、一方、前記ショックアブソーバ（ ３）の前記隔壁（４、５）が、追加の隔壁（８、８′）を収容するためにその縁 側面（７）に開口したスリット（６、６′）を有し、該スリットの幅が、追加の 隔壁（８、８′）の厚さに略等しい、ことを特徴とする前記請求の範囲第１項又 は第２項に記載のバンパ。 ４．少なくとも１つの追加の隔壁（１７）が、その位置決めスリット（１８）の 近傍に強化リブを備えている、ことを特徴とする前記請求の範囲第１項乃至第３ 項のいずれか１項記載のバンパ。 ５．追加の隔壁（１７）を収容する前記ショックアブソーバ（３）の１つの隔壁 （１２）が、追加の隔壁（１７）のリブ（１９、１９′）と協働するリブ（１５ 、１５′）を有する、ことを特徴とする請求の範囲第１項乃至第４項のいずれか １項に記載のバンパ。