JPH0749668Y2 - 磁気カードリーダの磁気ヘッド支持構造 - Google Patents

磁気カードリーダの磁気ヘッド支持構造

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JPH0749668Y2
JPH0749668Y2 JP1986015236U JP1523686U JPH0749668Y2 JP H0749668 Y2 JPH0749668 Y2 JP H0749668Y2 JP 1986015236 U JP1986015236 U JP 1986015236U JP 1523686 U JP1523686 U JP 1523686U JP H0749668 Y2 JPH0749668 Y2 JP H0749668Y2
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JP
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magnetic
card
magnetic head
head support
support plate
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JPS62129156U (ja
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元 大木
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は与信端末システム等のクレジットカードに利用
される磁気カードを読取ったりする磁気カードリーダの
磁気ヘッド支持構造に関するものである。
従来の技術 従来、磁気カードリーダはカード通路の片側だけに磁気
ヘッドを配設したものであり、カード通路に湾曲したカ
ードおよび変形したカードを走行させた時、又、カード
を磁気ヘッドと反対側のカード通路に押しつけて走行さ
せた時においても磁気カードの磁気ストライプ面に磁気
ヘッドのコアギャップが追従するような弾性を有する磁
気ヘッド支持板で磁気ヘッドが自由自在に動く構造とし
ていた。しかし、最近では両面磁気ストライプを有する
磁気カードが用いられるようになり、磁気カードの両面
を同時読み取りができるようにカード通路の両側に磁気
ヘッドを配設した磁気カードリーダが用いられている。
上記の磁気カードリーダにおいて磁気ヘッドを相対向さ
せて配設し、両磁気ヘッドを共に弾性を有する磁気ヘッ
ド支持板で支持した場合、また、磁気ヘッドの一方を弾
性を有する磁気ヘッド支持板で支持し、他方を剛体の磁
気ヘッド支持板で支持した場合とがあった。
考案が解決しようとする問題点 上記構造において、カード通路に湾曲したカードや変形
したカードを走行させた時、相対向する磁気ヘッドが近
接しすぎると、カード走行後、カードが両磁気ヘッド間
に入ることによってヘッドバネ支持板が押し下げられる
力と反対方向の力が作用し、衝突がおこり、磁気ヘッド
のコアギャップ部をいためたり、衝撃により読取りにお
いて有意義でない情報が出力される欠点があった。
上記問題点の解決策として、カード通路幅をカード幅と
同等とし、磁気カードの曲り等を規制することが考えら
れるが、カード通路幅を狭くすると、カードの走行が悪
くなったり、カードの表面に傷がついたりする危険性が
ある。また、相対向する磁気ヘッドの間隔は、カードの
走行後の反動で磁気ヘッド同志が衝突しない一定の距離
になるように正確に規制しなければならないという問題
点があった。
また、一方の磁気ヘッドに押圧されたカードが他方の磁
気ヘッド側の本体にある矩形窓のエッヂにひっかかり、
操作性が悪くなったりカードを破損することがあった。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本考案の磁気カードリーダ
の磁気ヘッド支持構造は、カード通路の両側壁面に矩形
窓を設け、この矩形窓の内側にそれぞれ磁気ヘッドを配
設した磁気カードリーダであって、前記磁気ヘッドの一
方を弾性を有する磁気ヘッド支持部で揺動自在に支持
し、他方の磁気ヘッドも弾性を有する他方の磁気ヘッド
支持部で揺動自在に支持し、両方の磁気ヘッドをカード
挿入方向に一定間隔を有して相対向するように配設し、
各磁気ヘッドとその対向するカード通路壁面との間隔が
カード厚の半分とほぼ等しく、一方の磁気ヘッドの先端
のコアギャップ部が他方の磁気ヘッド側の矩形窓のエッ
ヂより外側に位置するものである。
作用 上記構成により、カード通路に磁気カードが挿入される
と、磁気カードと磁気ヘッドの接触が良好になるととも
に、磁気カードの走行後に両磁気ヘッドが衝突すること
はない。
実施例 以下、本考案の実施例について第1図から第5図を参照
して説明を行う。
第1図において、1,2は磁気ヘッド、3,4は薄板を折り曲
げて作った弾性を有する磁気ヘッド支持部である磁気ヘ
ッド支持板、5はカード通路6を有する本体である。磁
気ヘッド1は磁気ヘッド支持板3の開口部3bに溶接等に
より接着固定されている。この磁気ヘッド支持板3の両
端に直角方向に曲げた壁3aが設けられている。この壁3a
は、磁気ヘッド支持板3を固定板7に取り付ける時の位
置決めおよび磁気ヘッド支持板3の動きを規制するため
の壁である。固定板7は磁気ヘッド支持板3装着後、ビ
ス9により本体5に取付固定する。固定板7の両端部に
は壁7aが設けられており、この壁7aの中央部先端7bが突
がっている形状(第4図参照)となっている。これはこ
の突がっている中央部先端7bが磁気ヘッド支持板3に接
し、磁気ヘッド支持板3の前後,左右の動作に対して支
点の働きを行ない、磁気ヘッド支持板3が揺動自在に動
作するようにしている。特に磁気カード10がカード通路
6を走行した時、磁気ヘッド1がカード走行方向と直角
方向に揺動すると同時に磁気ヘッド支持板3が揺動す
る。また磁気ヘッド支持板3の前後の動作を磁気ヘッド
支持板3の壁3aと固定板7の壁7aにより制御する。磁気
ヘッド支持板3は本体5に一体形成された突起5aに、予
めたわませた状態で突き当ててあり、磁気ヘッド1が磁
気カード10によってカード走行方向と直角方向に変動す
るとき、この磁気カード10に充分な圧力を加えるように
している。次に磁気ヘッド2および磁気ヘッド支持板4
の揺動に対しての説明は磁気ヘッド1および磁気ヘッド
支持板3と同じ動作,働きをするので省略する。
次に弾性を有する磁気ヘッド支持板3に支持された磁気
ヘッド1と弾性を有する磁気ヘッド支持板4に支持され
た磁気ヘッド2は第1図,第5図のような配置および突
出量の関係となっている。
通常、本体5のカード通路6の壁面間隔Dは磁気カード
10を走行させた時、磁気カード10がひっかかって操作が
悪くなったり、磁気カード10の表面に傷がつかないよう
に、磁気カード10の厚さtの約2倍の間隔を確保してい
る。また磁気ヘッド1と、磁気ヘッド1に対向するカー
ド通路6の壁面6aとの間隔D1は磁気カード10の厚さtの
約1/2となるように磁気ヘッド支持板3と本体5の突起
部5aで予め規制されている。同様に磁気ヘッド2と、磁
気ヘッド2に対向するカード通路6の壁面6bとの間隔D2
は磁気カード10の厚さtの約1/2となるよう位置決めさ
れている。
また、磁気ヘッド1と磁気ヘッド2のカード通路6のカ
ード案内(走行)方向においての距離Lは磁気ヘッド1,
2の幅lの1/2より若干広い幅に規制して磁気カード10が
磁気ヘッド1,2を走行した後において磁気ヘッド1,2が衝
突しないようになっている。また、変形カード等が案内
されてきても磁気ヘッド1と2が接触しないようにして
いる。
また、磁気ヘッド1の先端のコアギャップ部が磁気ヘッ
ド2の本体5の矩形窓11のエッヂより外側に位置するよ
うになる。また磁気ヘッド2の先端のコアギャップ部が
磁気ヘッド1の本体5の矩形窓12のエッヂより外側に位
置するようになる。これは磁気カード10を案内して来た
時、磁気カード10が前記エッヂにひっかかり操作性が悪
くなるとともに磁気カード10上の情報の授受を悪くする
のを防止するためである。
上記の如く磁気ヘッド1,2を配設した構造において、磁
気カード10を走行させた時、磁気カード10が磁気ヘッド
1の位置まで案内されると弾性を有する磁気ヘッド支持
板3で支持された磁気ヘッド1が一定押圧力で持って磁
気カード10を圧接しながらカード走行方向と直角方向に
移動する。さらに磁気カード10が案内されると磁気ヘッ
ド2に突き当たり、さらに磁気ヘッド2と本体5の通路
6の壁面6bとではさまれる。この時、弾性を有する磁気
ヘッド支持板4で支持された磁気ヘッド2が一定押圧力
で持って磁気カード10を圧接して磁気カード10を走行さ
せるので磁気ヘッド1および2のコアギャップ部と磁気
カード10の磁気ストライプとの接触をより確実にして磁
気カードを走行させることができ、磁気カード10の情報
を正しく読みとることができる。
考案の効果 以上のように、本考案によると弾性を有する磁気ヘッド
支持板に支持された磁気ヘッドと相対する本体のカード
通路の壁面との距離をカード厚の約1/2に規制し、か
つ、カード通路の両側の磁気ヘッドを一定の間隔を有す
るように配設したため、磁気ヘッドと磁気カードの磁気
ストライプの接触性を高めることができ、磁気カードの
情報を正しく読みとり信頼性を高める効果がある。ま
た、両磁気ヘッドの衝突を防止することができる。さら
に、一方の磁気ヘッドの先端のコアギャップ部が他方の
磁気ヘッド側の矩形窓のエッヂより外側に位置するた
め、カードの操作性が格段に向上し、磁気カードに傷が
ついたり破損することを防止し、ひいては磁気カード上
の情報の授受を長期間確実に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す磁気カードリーダの正
面断面図、第2図は同要部平面図、第3図は同側面断面
図、第4図は同要部斜視図、第5図は同要部拡大断面図
である。 1,2……磁気ヘッド、3,4……磁気ヘッド支持板、5……
本体、6……カード通路、10……磁気カード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード通路の両側壁面に矩形窓を設け、こ
    の矩形窓の内側にそれぞれ磁気ヘッドを配設した磁気カ
    ードリーダであって、 前記磁気ヘッドの一方を弾性を有する磁気ヘッド支持部
    で揺動自在に支持し、他方の磁気ヘッドも弾性を有する
    他方の磁気ヘッド支持部で揺動自在に支持し、両方の磁
    気ヘッドをカード挿入方向に一定間隔を有して相対向す
    るように配設し、各磁気ヘッドとその対向するカード通
    路壁面との間隔がカード厚の半分とほぼ等しく、一方の
    磁気ヘッドの先端のコアギャップ部が他方の磁気ヘッド
    側の矩形窓のエッヂより外側に位置する磁気カードリー
    ダの磁気ヘッド支持構造。
JP1986015236U 1986-02-05 1986-02-05 磁気カードリーダの磁気ヘッド支持構造 Expired - Lifetime JPH0749668Y2 (ja)

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JPS62129156U JPS62129156U (ja) 1987-08-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010262684A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Nidec Sankyo Corp 情報読取装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5273709A (en) * 1975-12-17 1977-06-21 Hitachi Ltd Magnetic disc device
JPS6023964U (ja) * 1983-07-25 1985-02-19 株式会社三協精機製作所 磁気カ−ドリ−ダの磁気ヘッド支持構造

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JP2010262684A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Nidec Sankyo Corp 情報読取装置

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JPS62129156U (ja) 1987-08-15

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