JPH0748986Y2 - 発動発電機 - Google Patents

発動発電機

Info

Publication number
JPH0748986Y2
JPH0748986Y2 JP1991065433U JP6543391U JPH0748986Y2 JP H0748986 Y2 JPH0748986 Y2 JP H0748986Y2 JP 1991065433 U JP1991065433 U JP 1991065433U JP 6543391 U JP6543391 U JP 6543391U JP H0748986 Y2 JPH0748986 Y2 JP H0748986Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
space
generator
engine
control box
fuel tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991065433U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0489828U (ja
Inventor
信一 諸星
悌介 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP1991065433U priority Critical patent/JPH0748986Y2/ja
Publication of JPH0489828U publication Critical patent/JPH0489828U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0748986Y2 publication Critical patent/JPH0748986Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は発動発電機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より外周をパイプ状フレームで囲繞
し、この囲繞空間内にマフラ、エアクリーナ、気化器等
の各種補機類を配設した発動発電機は知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な発動発電機では従来より発熱機器と非発熱機器とが混
在するので冷却効率が悪いという不具合があった。又こ
のような発動発電機では、竪型エンジンが一般的であ
り、このような構造ではシリンダブロックが上方に突出
し、重心が高くなるとともにエンジン側方もしくは発電
機側方等に無駄なスペースが生じ、全体が大型化する不
具合がある。又、レイアウトが煩雑になりがちで、メン
テナンス性が悪いという不具合がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本考案は、パイプ状フレームにて直方体状の空間を画成
し、この直方体状空間の前方寄りに、発電機と、この発
電機を駆動するエンジンと、このエンジンのスタータと
を同軸配列して直方体状空間の後側に大きな空間を残
し、また前記直方体状空間の上部に燃料タンクを配置す
るとともに燃料タンクの前方に空間を残し、前記直方体
状空間の後側空間に前記エンジンのシリンダを傾斜して
配置し、前記後側空間のうち前記スタータの後方となる
部分にエアクリーナを配置し、前記後側空間のうち前記
エンジンの後方となる部分に気化器を配置し、更に前記
後側空間のうち前記発電機の後方となる部分にマフラを
配置し、また前記燃料タンクの前方の空間に燃料タンク
に隣接して制御ボックスをこの制御ボックスの上面と燃
料タンク上面とが連続的に段差なくつながるように配置
し、前記制御ボックスの前面で左右の縦フレーム間に操
作パネルを設けた。
【0005】
【作用】パイプ状フレーム内でシリンダを側方に傾斜さ
せ、この結果フレーム内で傾斜シリンダによって画成さ
れた左右(両側)の空間の一側にマフラを、他側にエア
クリーナ、気化器を夫々配置するので発動発電機の全高
を低くし、且つ重心を下げるとともに、発熱機器と、非
発熱機器との区分け、メンテナンス必要機器の合理的な
配置を行える。更に制御ボックスを高熱部分となるシリ
ンダ等とは反対側の上部空間に配設するので、該制御ボ
ックスをシリンダ等の高熱部分から離すことができる。
又、前記制御ボックスをメンテナンスを必要とするシリ
ンダ部及び補機類とは反対側に配置するので大きな制御
ボックスを設けてもシリンダ部、補機類のメンテナンス
作業時にこの制御ボックスが邪魔になることがなく、パ
イプフレームの外側から直接シリンダ部や補機類のメン
テナンスを行なうことができる。
【0006】
【実施例】以下には本考案を更に具体化した好適な実施
例を挙げ図面を参照して詳述する。図面は本考案に係る
発動発電機を示し、図1は上部の燃料タンク及び制御ボ
ックスを取り外した状態の平面図、図2は背面図、図3
は正面図、図4は左側面図、図5は右側面図である。符
号1で示された発動発電機はパイプ状フレーム2で支持
され、且つ囲まれ、このフレーム2は更に前側(図3正
面)に左右一対のフレームメンバ2a,2b、後側に左
右一対のフレームメンバ2c,2d、下側に前後一対の
フレームメンバ2e,2f、上側に左右一対のフレーム
メンバ2g,2hにて構成され、これらは一本のパイプ
部材にて折曲形成される。又、後側のフレームメンバ2
c,2d上部間にはフレームメンバ2iが架設され、そ
の他補強用のフレームメンバ2i,2kを上部に、支持
用のフレームメンバ2m,2nを下部に夫々所要位置に
架設し全体として略直方体上に形成してある。前記フレ
ームメンバ2a,2b,2c,2dで縦フレームを形成
し、フレームメンバ2e,2f,2g,2h,2i,2
j,2k,2m,2nで横フレームを構成する。
【0007】そして、斯かるフレーム2内に於て、正面
から見て前下部には左側からリコイルスタータ3の如き
スタータ、エンジン4、発電機5の順に配置しこれらは
同軸上に配列する。このエンジン4はオーバヘッドバル
ブ型であって、更にクランクケース6エンジンファン7
を結合し、このクランクケース6の後部は側方へ傾斜し
て突出したシリンダにて構成し、図ではシリンダヘッド
8が示されている。又、発電機5は発電機本体9、その
右側(外側)に発電機本体9の冷却用ファン10、左側
(内側)に通風ダクト11を備える。
【0008】ところで、図1の如く平面方向のレイアウ
トに着目した場合フレーム2の下面部に上記エンジン
4、発電機を5を配列し、この中間後部横方にシリンダ
ヘッド8が存在するため、このシリンダヘッド8を境に
して左右に配設スペースが区画される。よって、このシ
リンダヘッド8に対し発電機5側にはマフラ12を配設
し、シリンダヘッド8に対しエンジン4側にはエアクリ
ーナ13、気化器14を配設する。この結果、シリンダ
ヘッド8を境にして一方側には発電機5マフラ12の発
熱機器が配置され、他方側にはリコイルスタータ3、エ
アクリーナ13、気化器14の非発熱機器が配置される
ことになる。かかるマフラ、気化器、エアクリーナはフ
レーム2のシリンダヘッド8側の空間で図2の如く側面
から見てメンバ2j,2c,2f,2d内の空間内、図
4、図5の如くメンバ2d,2c内の空間に配設され
る。なお、シリンダヘッド8とマフラ12は所定間隔を
おいて配置し、その間隙に通風路Sを形成する。この通
風路Sは前記通風ダクト11に連通し、矢印で示される
冷却風通路Aが形成されることになり冷却風は前記冷却
用ファン10によって、側方から強制的に吸入され、発
電機5内部を通り、前記通風ダクト11に至る。通風ダ
クト11の後側部には複数の通気孔15…が穿設されて
おり、この通気孔15から排出された冷却風は前記通風
路Sを通って外部に放出する。この結果、シリンダヘッ
ド8側部には通風路Sを流れる冷却風によりエアカーテ
ンが形成され発熱機器と非発熱機器は更に隔離されるこ
とになる。又、通風路Sにより左右2分されるため発電
機と原動機の間には必要により輻射熱を遮断する遮蔽板
が設けられる。図1中符号16は斯かる目的で配設した
遮蔽板である。
【0009】一方、フレーム2上部には後部に燃料タン
ク17、前部に制御ボックス18を配設する。上述した
ようにシリンダヘッド8は上方へ突出しないためクラン
クケース6より上方の空間が第2図の如く確保できるた
め比較的平たい燃料タンク17等を配置できこの結果、
従来のような無駄なスペースの無い密度の高いレイアウ
トが可能となり全体の小型化を図れるとともに、全高を
低くでき重心をも下げることができる。又、燃料タンク
17は比較的平たいため、大容量化が可能になる。な
お、図中特に説明を要しない符号19は点火プラグを示
す。また、20は制御ボックス18の前面の操作パネル
で、制御ボックス18はエンジン4のシリンダヘッド8
とは反対側で、且つ燃料タンク17の側面部及び側面部
の下方に亘る部分に配設されて、この側のフレームに取
付け支持され、従って、エンジン4及びこの補機部品の
メンテナンス側と反対側に操作部が配設されることとな
る。
【0010】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、パイ
プ状フレーム内でシリンダを側方に傾斜させ、この結果
フレーム内で傾斜シリンダによって画成された左右(両
側)の空間の一側にマフラを、他側にエアクリーナ、気
化器を夫々配置するので発動発電機の全高を低くし、且
つ重心を下げるとともに、発熱機器と、非発熱機器との
区分け、メンテナンス必要機器の合理的な配置を行え
る。更に制御ボックスを高熱部分となるシリンダ等とは
反対側の上部空間に配設するので、該制御ボックスをシ
リンダ等の高熱部分から離すことができる。又、前記制
御ボックスをメンテナンスを必要とするシリンダ部及び
補機類とは反対側に配置するので大きな制御ボックスを
設けてもシリンダ部、補機類のメンテナンス作業時にこ
の制御ボックスが邪魔になることがなく、パイプフレー
ムの外側から直接シリンダ部、補機類のメンテナンスを
行なうことができる。また、燃料タンクの前方に空間を
残し、この空間に制御ボックスを配置したので、大きな
容量の制御ボックスを効率よくパイプ状フレームにて画
成される直方体状の空間内に収めることができ、さらに
は、制御ボックスの上面と燃料タンク上面とを連続的に
段差なくつなげる構成としたので、パイプ状フレームの
上部を握って発電機を運搬する場合に、パイプ状フレー
ムに沿って手を移動させるときに手や指が段差部に当っ
たりせず、しかもこのように制御ボックスの上面を燃料
タンク上面と面一になる位置とすることで、高さ方向の
スペースを最大限利用することができ、結果として大き
な制御ボックスを配置することが可能となり、更には段
差がないことで外観性も向上するとともに制御ボックス
と燃料タンクとの間にパッキン等を填め込む場合もきわ
めて簡単になる。更に、制御ボックスの前面で左右の縦
フレーム間に操作パネルを設けたので、発電機を床面や
地面に置いた場合に、作業者が操作しやすい前面上部に
操作パネルを位置させることができる。そして、本考案
によれば、パイプ状フレームで形成される直方体状の空
間内にスペース効率良く発動発電機を構成する各要素を
内容とすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料タンク、制御ボックスを外した状態での発
動発電機の平面図
【図2】発動発電機の背面図
【図3】発動発電機の正面図
【図4】発動発電機の左側面図
【図5】発動発電機の右側面図
【符号の説明】
2…フレーム、 3…リコイルスタータ、 4…エンジン、 5…発電機、 8…シリンダヘッド、 12…マフラ、 13…エアクリーナ、 14…気化器、 18…制御ボックス、 20…操作パネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ状フレームにて直方体状の空間を
    画成し、この直方体状空間の前方寄りに、発電機と、こ
    の発電機を駆動するエンジンと、このエンジンのスター
    タとを同軸配列して直方体状空間の後側に大きな空間を
    残し、また前記直方体状空間の上部に燃料タンクを配置
    するとともに燃料タンクの前方に空間を残し、前記直方
    体状空間の後側空間に前記エンジンのシリンダを傾斜し
    て配置し、前記後側空間のうち前記スタータの後方とな
    る部分にエアクリーナを配置し、前記後側空間のうち前
    記エンジンの後方となる部分に気化器を配置し、更に前
    記後側空間のうち前記発電機の後方となる部分にマフラ
    を配置し、また前記燃料タンクの前方の空間に燃料タン
    クに隣接して制御ボックスをこの制御ボックスの上面と
    燃料タンク上面とが連続的に段差なくつながるように配
    置し、前記制御ボックスの前面で左右の縦フレーム間に
    操作パネルを設けたことを特徴とする発動発電機。
JP1991065433U 1991-07-24 1991-07-24 発動発電機 Expired - Lifetime JPH0748986Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991065433U JPH0748986Y2 (ja) 1991-07-24 1991-07-24 発動発電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991065433U JPH0748986Y2 (ja) 1991-07-24 1991-07-24 発動発電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0489828U JPH0489828U (ja) 1992-08-05
JPH0748986Y2 true JPH0748986Y2 (ja) 1995-11-13

Family

ID=31798406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991065433U Expired - Lifetime JPH0748986Y2 (ja) 1991-07-24 1991-07-24 発動発電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0748986Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49111710U (ja) * 1973-01-24 1974-09-25
JPS614659Y2 (ja) * 1981-04-14 1986-02-13

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
ホンダ携帯発電機EM300、E300サービスマニュアル(昭和48年12月)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0489828U (ja) 1992-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3903136B2 (ja) 建設機械の冷却装置
JPS58102194U (ja) 輸送冷却装置
JPH0748986Y2 (ja) 発動発電機
US5791301A (en) Cooling system for construction equipment
JPS63183215A (ja) 防音型エンジン作業機
JPH0861062A (ja) エンジン搭載作業機
JPS649452B2 (ja)
JPS643777Y2 (ja)
JPS6136606Y2 (ja)
JPH06257524A (ja) 横置きエンジンの吸気マニホルド支持構造
JP2539769B2 (ja) 防音型エンジン作業機
JPS642769B2 (ja)
JPH0130583Y2 (ja)
JP2529111B2 (ja) エンジン作業機
JPS59170595A (ja) 携帯発電機
JPH027239Y2 (ja)
JPH0622526U (ja) 作業車の原動部構造
JP3220447B2 (ja) スクータ型車両
JPH0727380Y2 (ja) 可搬型エンジン作業機
JPH10181358A (ja) 走行作業機におけるエンジン等の配置機構
JPH0561430U (ja) 防音型エンジン作業機のタンク取付構造
JP3130035B2 (ja) 防音型エンジン作業機
JP2511245Y2 (ja) 大型ダンプトラックの駆動系の冷却装置
JPS6224749Y2 (ja)
JPH0618039Y2 (ja) 車両塔載型水冷式発動発電機

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960424