JP3130035B2 - 防音型エンジン作業機 - Google Patents

防音型エンジン作業機

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JP3130035B2
JP3130035B2 JP02326476A JP32647690A JP3130035B2 JP 3130035 B2 JP3130035 B2 JP 3130035B2 JP 02326476 A JP02326476 A JP 02326476A JP 32647690 A JP32647690 A JP 32647690A JP 3130035 B2 JP3130035 B2 JP 3130035B2
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和幸 吉田
一利 徳留
卓 中田
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ヤンマーディーゼル株式会社
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、エンジンにより発電機等の作業機を駆動す
る防音型エンジン作業機において、防音ケースにより周
囲を完全に被覆する場合のレイアウトに関する。
(ロ)従来技術 従来から、防音型エンジン作業機に関する技術は公知
とされているのである。
例えば、実公昭63−36235号公報や、実開平2−92037
号公報に記載の技術の如くである。
しかし、該従来技術においては、バッテリの側方に燃
料タンクを配置していたので、エンジンや発電機により
燃料タンクの容量が規制されて、燃料タンクの容量が少
なくなるという不具合があったのである。
また、エンジンが機体の左右中心線上に配置されてい
る為に、他の装置の配置が限定されてしまい、全体とし
て防音ケースの容積が大きくなるという不具合があった
のである。
また、エアクリーナがエンジンの上に配置されている
ので、吸気パイプを直管とすることができず、吸気抵抗
が増加して、吸気効率が低下し、吸気音が大きくなると
いう不具合があったのである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 本発明は、該従来技術の防音型エンジン作業機が、内
部に全てを収納して、周囲を防音ケースにより被覆する
ので大型となり、特に全長が長くなりすぎるので、この
点を改善するものである。
即ち、長さと幅を共に小さくし、容積を小とするコン
パクト化を図り、またコンパクトでありながら、燃料タ
ンクの容量は増量し、さらに内部の各装置に不具合が発
生した場合のメンテナンス性を向上させたものである。
特に、バッテリもターミナルボックスも、開閉カバー
の側の部分に配置し、点検補修を容易にしたのである。
また、従来はバッテリの上方にターミナルボックスを
配置していたので、バッテリの過充電時において、酸素
ガスや水素ガスが発生し、これらのガスがターミナルボ
ックスの部分に至り、引火・爆発するという不具合があ
ったのである。
また、従来はエアクリーナがエンジンの上部に配置さ
れていたり、他の装置と重複配置されており、容量が小
さい為に吸気音が高く、これが騒音として残るという不
具合があったのである。
本発明においては、エンジンを防音ケースの左右中心
より偏心配置し、該エンジンと逆の側の上部に、エアク
リーナを配置し、エアクリーナより下方に向けて、吸気
パイプを垂設し、支持フレームの内側に下端部を開口す
ることによって、吸気管を長くすることにより吸気音を
低減し、吸気管を真っ直ぐに構成することにより吸気効
率をアップし、更に機体の下方の支持フレームの部分の
冷気を吸引可能としたものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明の解決すべき課題は以上の如くであり、次に該
課題を解決する手段を説明する。
請求項(1)においては、防音ケース1により発電機
DとエンジンE等の周囲を被覆した防音型エンジン作業
機において、燃料タンク10と制御盤2を発電機Dの上側
で左側側壁板1Lと右側側壁板1Rの間に架設して配置し、
かつ燃料タンク10の下部で、メンテナンスを可能とする
開閉カバー33を設けた側の左右側側壁板に面して、バッ
テリ11とターミナルボックス5を配置し、該ターミナル
ボックス5はバッテリ11の下方に配設したものである。
請求項(2)においては、請求項(1)記載の防音型
エンジン作業機において、エンジンEを機体の左右の中
心より偏心配置し、エアクリーナ3をエンジンと逆の側
の左右側側壁板の上部に配置し、該エアクリーナ3より
吸気パイプ8を下方に延出し、防音ケース1の下方の支
持フレーム21の内側に、前記吸気パイプ8の下端部を開
口し吸気すべく構成したものである。
(ホ)実施例 本発明の解決すべき課題及び解決する手段は以上の如
くであり、次に添付の図面に示した実施例の構成を説明
する。
第1図は本発明の防音型エンジン作業機の右側面図、
第2図は同じく正面図、第3図は同じく平面図である。
第1図、第2図、第3図において、防音ケース1の外
形が図示されている。防音ケース1は左側側壁板1Lと右
側側壁板1Rと天井板40等により構成されている。
第1図の右側面図において、支持フレーム20,21の上
に各フレームにより直方体状の防音ケース1が構成され
ている。該防音ケース1の右側側壁板1Rには、ヒンジ3
4,35により枢支され、左右に観音開きの扉が開閉カバー
32,33として構成されている。該開閉カバー32,33を開閉
し、ロックする開閉レバー31が設けられている。
また、開閉カバー33部分に燃料タンク10の油面計41が
見えるように、透明の覗き窓が構成されている。開閉カ
バー33の下方にターミナルボックス5の中を点検可能と
するターミナルボックスカバー36が設けられている。
第2図においては、防音ケース1の前面が開示されて
いる。
該前面上部には制御盤2が配置されており、エンジン
回転数や発電機Dの電力表示や、各種の操作スイッチが
配置されている。
第3図においては、防音ケース1の天井板40の部分が
開示されている。
該天井板40の中央には、吊下げフレーム24が設けら
れ、該吊下げフレーム24は、支持フレーム20,21から立
設した立設フレーム7,7の上端に架設されている。該吊
下げフレーム24に吊下フック37が付設されている。
また、燃料タンク10の上面の位置に燃料補給口18が配
置されており、後部には、ラジエータ6とラジエータフ
ァン15からの冷却風が噴き出す冷却風出口38が開口され
ている。
19は、ラジエータ冷却水の補給口であり、39の開口
は、排気パイプ17の出口である。
第4図は防音型エンジン作業機の右側面断面図、第5
図は同じく平面断面図、第6図は同じく正面断面図、第
7図は後面断面図である。
第4図において、機体の下部の支持台を説明する。
左右の端部に長い支持フレーム20,21が配置されてお
り、この左右の支持フレーム20,21の間に、左右フレー
ム22,23が架設されている。また機体の後部の下方には
排気マフラー4の載置台44が架設されている。
該載置台44より上方へ向けて、角部フレーム45,46が
第5図に示す如く立設されており、また機体の前端の制
御盤2の左右にも、角部フレーム47,48が第5図に示す
如く立設されている。
また、支持フレーム20,21の間で、左右フレーム23の
上の位置に、エンジンEと発電機Dを防振ゴムを介して
載置する防振載置フレーム42,43が第7図に示す如く立
設されている。
また、左右フレーム23より、前述の立設フレーム7,7
が設けられ、その上端に吊下げフレーム24が延設されて
いる。天井板40の角部にも、それぞれ枠組フレームが構
成されている。以上の構成により、防音ケース1の枠組
が構成されている。
制御盤2と燃料タンク10は、防音ケース1の下側側壁
板1Lと右側側壁板1Rの間に架設配置されている。即ち、
制御盤2は、左右の角部フレーム47,48の間に左右に渡
り架設固定されている。その後部に更に機体の左右に架
設して燃料タンク10を配置している。
該燃料タンク10の載置台28は、全部を角部フレーム4
7,48に、後部を立設フレーム7,7に防振ゴム25,26を介し
て固定しており、該載置台28の上に燃料タンク10を載置
し、振動を防止している。
該載置台28の下部にバッテリ11の載置台27を吊り下げ
支持している。該載置台27の下側には、右側面板に付設
したターミナルボックス5が設けられており、第1図に
示す如くターミナルボックスカバー36により常時は蓋を
されている。
燃料タンク10の下で、バッテリ11の左側に、防振載置
フレーム42,43の上に載置し、発電機Dが配置されてい
る。該発電機DはエンジンEとはフライホイールケース
49の部分で一体的に固定されている。
前記防振載置フレーム42,43は、機体の左右中心線よ
り左側に偏心しており、エンジンEも同様に防振載置フ
レーム42,43の上に配置されているので、左側に偏心し
ている。
該エンジンEと逆側である右側の上部にエアクリーナ
3が配置されている。該エアクリーナ3より下方に向け
て、吸気パイプ8が垂下されており、該吸気パイプ8の
下端は支持フレーム20,21の間まで至っている。
エンジンEの後部にはラジエータファン15が配置さ
れ、次にラジエータ6が立設されている。該ラジエータ
6の側方は熱風吹返し防止板30が立設されており、また
該熱風吹返し防止板30により閉鎖された熱風ダクト室の
下部には、マフラー室との間を遮蔽するガイド板9が設
けられている。該ガイド板9の下部に左右に横設して排
気マフラー4が配置されている。
排気マフラー4は載置台44の上に載置されている。エ
ンジンEの排気管から可撓継手20を介して、排気管16が
排気マフラー4まで延設されており、排気マフラー4か
ら更に上方へ排気管17が立設されて、第3図の開口39よ
り突出している。
次に、第5図、第6図、第7図において説明する。
エンジンEを左側に偏心配置しており、該エンジンE
と逆の側の上部にエアクリーナ3を配置しており、該エ
アクリーナ3より吸気パイプ8が垂下されている。該エ
アクリーナ3から吸気パイプ14がエンジンE左側の排気
部に設けられたターボチャージャー12に延設されてい
る。該ターボチャージャー12において、圧縮された吸気
が吸気管13によりエンジンEの吸気マニホールドに連通
されている。
(ヘ)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を
奏するものである。
請求項(1)の如く構成したので、従来はバッテリの
上方にターミナルボックス等を配置していたので、バッ
テリの過充電時において、酸素ガスや水素ガスが発生
し、これらのガスがターミナルボックスの部分に至り、
引火・爆発するという不具合があったのであるが、本発
明の如く、ターミナルボックス5はバッテリ11の下方に
配設したので、このような不具合を解消することが可能
となったのである。
また、従来の防音型エンジン作業機よりも、長さと幅
と共に小さくし、容積を小とするコンパクト化を図り、
またコンパクトでありながら、燃料タンクの容量は増量
し、さらに内部の各装置に不具合が発生した場合のメン
テナンス性を向上させたものである。
また、バッテリ11もターミナルボックス5も、開閉カ
バー33の側の部分に配置したので、点検補修を容易にで
きたのである。
請求項(2)の如く構成したので、従来はエアクリー
ナがエンジンの上部に配置されていたり、他の装置と重
複配置されており、容量が小さい為に吸気音が高く、こ
れが騒音として残るという不具合があったのであるが、
本発明においては、エンジンを防音ケースの左右中心よ
り偏心配置し、該エンジンと逆の側の上部に、エアクリ
ーナを配置し、エアクリーナより下方に向けて、吸気パ
イプを垂設し、吸気管を長くすることにより吸気音を低
減し、吸気管を真っ直ぐに構成することにより吸気効率
をアップし、更に機体の下方の支持フレームの部分の冷
気を吸引可能とすることが出来たのである。
また、支持フレーム21の内側に、吸気パイプ8の下端
の開口部を設けたので、塵埃を吸引することがなく、特
別に吸引開口部にフィルターを設ける必要もなくなった
のである。
また、支持フレーム21により、吸気パイプ8の下端の
開口部を保護することにより、吸気パイプ8が地面の凹
凸に触れて曲がったり損傷を受けることが無くなったの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の防音型エンジン作業機の右側面図、第
2図は同じく正面図、第3図は同じく平面図、第4図は
防音型エンジン作業機の右側面断面図、第5図は同じく
平面断面図、第6図は同じく正面断面図、第7図は後面
断面図である。 E……エンジン D……発電機 1……防音ケース 2……制御盤 3……エアクリーナ 4……排気マフラー 5……ターミナルボックス 6……ラジエータ 7……立設フレーム 8……吸気パイプ 9……ガイド板 10……燃料タンク 11……バッテリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−38595(JP,U) 実開 昭61−120040(JP,U) 実開 昭54−6407(JP,U) 実公 昭58−36815(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 77/13 F02B 77/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】防音ケース1により発電機DとエンジンE
    等の周囲を被覆した防音型エンジン作業機において、燃
    料タンク10と制御盤2を発電機Dの上側で左側側壁板1L
    と右側側壁板1Rの間に架設して配置し、かつ燃料タンク
    10の下部で、メンテナンスを可能とする開閉カバー33を
    設けた側の左右側側壁板に面して、バッテリ11とターミ
    ナルボックス5を配置し、該ターミナルボックス5はバ
    ッテリ11の下方に配設したことを特徴とする防音型エン
    ジン作業機。
  2. 【請求項2】請求項(1)記載の防音型エンジン作業機
    において、エンジンEを機体の左右の中心より偏心配置
    し、エアクリーナ3をエンジンと逆の側の左右側側壁板
    の上部に配置し、該エアクリーナ3より吸気パイプ8を
    下方に延出し、防音ケース1の下方の支持フレーム21の
    内側に、前記吸気パイプ8の下端部を開口し吸気すべく
    構成したことを特徴とする防音型エンジン作業機。
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