JP4374157B2 - 防音型発電装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発電装置より発生する騒音を低減する技術に関するものである。より詳しくは、パッケージ型発電装置における騒音低減構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
防音型発電機は、工事現場等において電力を供給するために用いられるものである。防音型発電機は、現場に運搬され、発電を行うものである。従来、防音型発電機の防音技術として、特開2000−282885号公報に示すものが知られている。これは、排気側の構造において吸音材を取付けた遮蔽板等を配設したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
特開2000−282885号公報に示される技術においては、防音型発電機の全長をコンパクトに構成することが困難であり、吸気側における防音の効果を向上させることが困難である。前述のごとく、防音型発電機は、現場に運搬され、現場に配置されるものである。このため、全長が大きい場合などには、運搬性および設置性において、効率が低下する場合がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述のような課題を解決すべく、本発明において次のような手段をとるものである。
請求項1においては、発電装置(1)を構成する筐体の側板に、エンジン(11)及び発電機(12)を冷却する冷却風取入れ口を設けた発電装置(1)であって、該発電装置(1)の底部(92)は周囲を下部フレーム(10)により囲んだ構成とし、該底部(92)は、該下部フレーム(10・10)間を接続する部材および、発電装置(1)の底面を閉鎖する板状体(96)により構成し、該底部(92)を構成する該板状体(96)に開口部を設け、該開口部に二重底部(91)を下方から挿入し、該二重底部(91)は、該板状体(96)の開口部より、上方へ突出した構成とし、該二重底部(91)は板状体(96)の開口部より上方に突出する部分と、該板状体(96)の下方に位置するリブ部分とにより構成し、該突出部の内側に吸音材(93)を充填し、該吸音材(93)を配置した二重底部(91)の下面に蓋体(94)を装着し、該蓋体(94)は二重底部(91)と共に、前記板状体(96)にボルト及びナットにて締結するものである。
【0005】
請求項2においては、請求項1記載の防音型発電装置において、前記二重底部(91)内には吸音材(93)を充填し、該板状体(96)の開口部に固設された状態において、該二重底部(91)に充填された吸音材(93)の下面と蓋体(94)上面との間に隙間を設け、該二重底部(91)内には、上に吸音材(93)の層を、下に空気の層を設けたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について、図を用いて説明する。図1は発電装置の斜視図、図2は発電装置の内部構成を示す側面図、図3は同じく後面図、図4は開閉扉の構成を示す正面図、図5は同じく側面一部切欠き図、図6は開閉扉の組立構成を示す図、図7は上部隔壁を上から見た図、図8は同じく側面図、図9は同じく正面図、図10は発電機近傍に配設される遮音板の構成を示す図、図11は発電装置の下部構成を示す正面図、図12は同じく側面図、図13は二重底部分の構成を示す模式図である。
【0007】
まず、図1から図3を用いて発電装置の全体構成について説明する。発電装置1には下部にフレーム10が配設されており、該下部フレーム10上に発電装置1の構成要素が配設されるものである。そして、該下部フレーム10上に防音カバーが被装され、防音効果を向上させる構成となっている。発電装置1において、下部フレーム10および防音カバーが、発電装置1の筐体を構成するものである。発電装置1は短辺側の側面にコントロールパネル2および電源取出口3を配設しており、長辺側の側面に開閉扉4・5を設けている。コントロールパネル2において、発電装置1の制御を行うとともに、運転状態の表示を行うものである。そして、発電装置1において発電した電力は、電源取出口3に配線を接続することにより取出すものである。
【0008】
開閉扉4・5は、中央から左右両側に対称に開く構成となっている。これにより、発電装置1の側面における開口量を大きくとることができ、メンテナンス性を向上できるものである。また、発電装置1の長辺側の側面には吸気口6・7・7bおよび燃料表示窓8が設けられている。発電装置1の上部には、発電装置1を釣り下げるための係止部9が設けられている。係止部9には上下方向に補強部材61が配設されている。
【0009】
発電装置1内には、エンジン11、発電機12、燃料タンク13およびバッテリ14が配設されている。エンジン11には発電機12が接続されており、エンジン11の出力軸により発電機12を駆動するものである。発電機12の側方にはバッテリ14が配設されてより、発電機12の上方に燃料タンク13が配設されている。図2において、発電機12の左側には、垂直方向に立設された隔壁32の取付台31が配設されており、取付台31より左側に吸気口6が設けられている。取付台31には発電機12と燃料タンク13を仕切る隔壁32が水平方向に配設されている。なお、燃料タンク13の左側には遮蔽板25が配設されており、コントロールボックス26側に伝達されるエンジン11の騒音を低減する構成となっている。
【0010】
エンジン11の右側にはファン21、ラジエタ17、マフラ22・23が配設されている。マフラ22の上方にはガイド24が配設されている。ガイド24はファン21により発生した冷却風を排風口30に導くものであり、発電装置1内の上角部に配設されている。ガイド24は図2に示すごとくT字状に構成されており、紙面手前から奥方向に向けて配設されるものである。排風口30は、発電装置1の上面略中央に設けられている。このため、発電装置1において、外周部よりもっとも離れた位置より排風を行うことができ、周囲に与える影響を低減できるものである。
【0011】
エンジン11の上方にはエアクリナ16が配置されており、エアクリナ16の上方には上部隔壁18が配設されている。上部隔壁18はエンジン11と排風口30との間に配設されるものである。これにより、エンジン11より発生する騒音が、直接、排風口30より発電装置1外に出ることがない。なお、エアクリナ16は図3に示すステー35に取付けられるものである。上部隔壁18の下面には吸気チャンバー15が配設されており、吸気チャンバー15には吸気パイプ34を介して空気が導入される。吸気チャンバー15はエアクリナ16に接続されており、吸気チャンバー15を介してエアクリナ16に空気が供給されるものである。また、エアクリナ16に導入された空気は、エンジン11に供給されるものである。発電装置1において、エンジン11および発電機12は防振材を介して下部フレーム10に取付けられるものである。フレーム10にはエンジン11および発電機12を取付けるための台座が設けられており、この台座に防振材27・28を介してエンジン11および発電機12が配設される。このため、発電装置1のカバーに伝達される振動を低減し、騒音を抑制するものである。
【0012】
エンジン11の上部には吸気ポートおよび排気ポートが設けられており、エンジン11の中央部はエンジン11のシリンダブロックおよびクランクケースにより構成されている。シリンダブロックはピストンを内部に収納するものであり、内部に冷却水経路を有するものである。クランクケースはクランク軸を支持するものである。このため、シリンダブロックおよびクランクケースの剛性は高く構成されているものである。そして、エンジン11の下部には、オイルパン29が設けられている。オイルパン29にはドレイン33が接続されており、下部フレーム10の外側よりエンジンオイルの排出を可能としているものである。
【0013】
次に、図4から図6を用いて、開閉扉5の構成について説明する。開閉扉5は発電装置1の側面において、開閉自在に構成されているものである。図4に示すごとく、開閉扉5の正面には開口部7が設けられており、該開口部7を介して、発電装置1内に空気が導入されるものである。開閉扉5の側端部にはヒンジ41・41が固設されており、該ヒンジ41・41を中心として開閉可能に構成されているものである。また、ヒンジ41配設側と反対側には把手部44が設けられており、この把手部44により開閉扉5の開閉を行うものである。開閉扉5は主に、前面部42と吸気ダクト43により構成されている。前面部42は開閉扉5の正面を構成するものであり、発電装置1において外側面に位置するものである。前面部42のヒンジ41配設側下部には前述のごとく吸気口7が設けられている。そして、前面部42の後面には、吸気ダクト43が取付けられるものである。
【0014】
吸気ダクト43は、前面部42にボルト等の締結具により固設されるものである。吸気ダクト43の後面(発電装置内側に位置するの面)は平坦に構成されており、発電装置内への張り出しが少ない構成となっている。吸気ダクト43にはプレート49が構成されており、吸気ダクト43のプレート49と、前面部42が締結具により固設されるものである。なお、吸気ダクト43は前面部42に対して、取外し自在に構成されるものである。吸気ダクト43には、外気出口45が設けられており、前面部42の吸気口7より導入された空気は、外気出口45より発電装置1内に導入されるものである。
【0015】
前面部42と吸気ダクト43の間には、吸音材46・47・48が配設されるものである。吸音材46は前面部42の裏面に配設されるものである。吸音材46において、吸気口7に相当する部分は切欠かれた構成となっており、吸音材46が吸気口7よりの空気の導入を阻害することがない。また、吸音材46には吸気ダクト43を前面部42に取付けるためのボルト装着部に対応する部分が切欠かれた構成となっており、吸気ダクト43が前面部42に確実に取付けられるものである。吸気ダクト43の内側上面および内側面には吸音材47が配設されるものであり、吸気ダクト43の内側前面には吸着材48が配設されるものである。吸着材48の外気出口45側部分は、外気出口45と重なる部分が切欠かれた構成となっている。
【0016】
吸気ダクト43は前面部42の裏面に固設され、開閉扉5に一体的に構成されている。これにより、吸気口7の配設位置および外気出口45の配置位置の自由度を向上でき、発電装置内の騒音の少ない位置に容易に設けることができる。発電装置1内において騒音の少ない位置としては、エンジン騒音の少ない位置、発電機の騒音が少ない位置、発電機の冷却風音が少ない位置等に配置することにより、低騒音化が図れるものである。さらに、開閉扉5に吸気ダクト43が固設されることにより、開閉扉5の剛性が向上し、発電装置1の側部からの騒音を低減できる。また、吸気ダクト43の後面が平らであり、吸気ダクト43内側に貼る吸音材の部品点数、貼り付け工数を低減できる。さらに、吸気ダクト43内における吸気経路の長さを長く取れ、吸音効果を向上できる。開閉扉5が2重隔壁となり、遮音効果が高まる。
【0017】
次に、図7から図9を用いて、上部隔壁18の構成について説明する。上部隔壁18は発電装置1の一側面から反対側まで、エンジン11の上部に配設されるものである。そして、上部隔壁18はラジエタ取付部65と補強部材61に接続した構成となっている。これにより、発電装置1内において、防音カバーの内側面を利用した排風経路を構成でき、発電装置1をコンパクトにしながら騒音を低減することができる。さらに、エンジンルームとラジエタ17より下流側の排風経路とを確実に隔離することができ、冷却効果を向上することができる。上部隔壁18の下面には吸気チャンバー15が接続されており、上面にはガイド51が配設されている。
【0018】
ガイド51のガイド部は排風口30に向けて延出されており、ガイド51は排風経路に対して斜め方向に配設されているものである。上部隔壁18は、吸気チャンバー15が配設された側が一段下がった構成となっており、ガイド51は当該一段下がった部分の上面に配設されるものである。ガイド51は上部隔壁18上を通る騒音に対して、邪魔板となるものであり、このガイド51に騒音の音波が当たることにより、音波が分散され、消音効果が向上するものである。さらに、ガイド51の排風経路側(排風通路側)には吸音材が貼り付けられるものであり、これにより更なる消音効果を得ることができるものである。また、ガイド51の配置構成としては、上述のごとく排風経路に対して斜め方向とするほかに、水平とすることも可能である。
【0019】
吸気チャンバー15には、吸気チャンバー15の内外を連通する下部パイプ54・側部パイプ53が配設されている。そして、吸気チャンバー15内には仕切板52・52・・複数枚が配設されている。吸気チャンバー15の底面には下部パイプ54が配設されている。下部パイプ54には吸気パイプ34が接続されるものであり、発電装置1内の空気が吸気パイプ34および下部パイプ54を介して、吸気チャンバー15内に導入されるものである。そして、吸気チャンバー15の側面には、側部パイプ53が配設されている。側部パイプ53には、エアクリナ16が接続されるものである。下部パイプ54および側部パイプ53は、吸気チャンバー15内に一定量突出した構成となっている。吸気チャンバー15内への突出量を調節することにより、吸気チャンバー15の周波特性を調整することが可能であり、消音効果を向上させることが可能である。
【0020】
吸気チャンバー15内に配設される仕切板52は、下部パイプ54の出口側と側部パイプ53を結ぶ直線経路を遮るように配設されている。仕切板52は吸気チャンバー15の一方の内側面に接続されており、交互に対向する内側面に接続した構成となっている。これにより、吸気チャンバー15内における吸気経路を長くするとともに、迷路かでき、吸音効果を向上できる。
【0021】
ラジエタ17は、上部においてラジエタ取付部65に接続されており、下部においてラジエタ取付部62に接続されている。そして、ラジエタ取付部62の上部にはガイド板63が固設されている。ガイド板63は側面視くの字状に構成されており、ラジエタを通って排出される排風を上方に向けるものである。ガイド板63により上方に向かった排風は、発電装置1の筐体コーナー部に配設されたガイド24により上部隔壁18側に向けられる。上部隔壁18上を通った排風は、係止部9近傍に配設されたガイド板64により排風口30に向けられるものである。ガイド板64は上部隔壁18において、排風の下流側に配設されるものであり、上部隔壁18に対して斜めに配設されているものである。これにより、排風抵抗を低減しながら、消音効果を向上できるものである。ガイド板64の上端には、ウェザーストリップなどのシール部材が装着されており、ガイド板64と防音カバーとの間よりエンジン11の騒音が漏れるのを防止するとともに、雨水や塵挨が浸入するのを防止するものである。
【0022】
次に、図10を用いて、発電機12の近傍に配設される遮蔽板55・56の構成について説明する。遮蔽板56は発電機12の軸方向に対して直角に、上部より上に配設されるものであり、遮蔽板55は同じく、発電機12の下部より下に配設されるものである。遮蔽板56の下部は円弧状に切り欠いた構成となっており、該切り欠き部分を発電機12の上部に沿わせて配設するものである。また、遮蔽板55の上部も発電機12の下部に沿った形状に切り欠かれており発電機12の下部に沿わせて配設されるものである。遮蔽板56・55は、発電機12の径方向の面に、発電装置1の筐体内部の投影面を塞ぐ形に配設されるものである。これにより、エンジンより発生する騒音を発電機12側に伝播し難く、低騒音化を図ることができる。なお、遮蔽板56の下端と遮蔽板55の上端との間には、隙間が設けられており、この間を冷却風が通る構成となっている。また、遮蔽板56の下端と発電機12、遮蔽板55の上端と発電機12の間にも隙間が設けられており、発電機12の外周面に沿って冷却風が通る構成となっている。
【0023】
次に、図11から図13を用いて発電装置1の底部の構成について説明する。発電装置1の底部92は下部フレーム10に囲まれており、底部92は下部フレーム10に固設された構成となっている。底部92上には、エンジンや発電機を配設するための台座が固設されており、各台座の上には防振材28やステー95などが配設されている。底部92は下部フレーム10・10間を接続する部材および発電装置1の底面を構成する板状体96により構成されるものである。下部フレーム10・10間を接続する部材は底部92の剛性を確保するとともに、エンジンや発電機を配設するための台座が配設されるものである。
【0024】
底部92には、二重底部91が設けられている。二重底部91は板状体96より突出した構成となっており、該二重底部91内には吸音材93が充填されているものである。二重底部91は板状体96より上方に突出する部分と、板状体96の下方に位置するリブ部分とにより構成されるものである。そして、突出部の内側に吸音材93もしくは断熱材が配設されるものである。板状体96には開口部が設けられており、該開口部に二重底部91が挿入されるものである。二重底部91の下部には蓋体94が装着されるものである。このように、筐体の底部92に二重底部91を構成することにより、簡単な構造で発電装置1の筐体底面よりの透過音を抑制し、騒音を低減できるものである。
【0025】
蓋体94は二重底部91とともに、板状体96にボルトおよびナットを締結することにより、固設されるものである。板状体96に固設された状態において、二重底部91に配設された吸音材93の下面と蓋体94上面との間には、隙間が設けられている。すなわち、二重底部91において、吸音材93の層と空気層が設けられるものである。二重底部91において、上に吸音材もしくは断熱材の層を設け、下に空気の層を設けるものである。これにより、二重底部91における透過音を低減できるものである。また、吸音材を薄く構成することができ、吸音材93がこぼれた燃料や、水に直接接触しないため、劣化しない。
【0026】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するものである。
請求項1に記載のごとく、発電装置(1)を構成する筐体の側板に、エンジン(11)及び発電機(12)を冷却する冷却風取入れ口を設けた発電装置(1)であって、該発電装置(1)の底部(92)は周囲を下部フレーム(10)により囲んだ構成とし、該底部(92)は、該下部フレーム(10・10)間を接続する部材および、発電装置(1)の底面を閉鎖する板状体(96)により構成し、該底部(92)を構成する該板状体(96)に開口部を設け、該開口部に二重底部(91)を下方から挿入し、該二重底部(91)は、該板状体(96)の開口部より、上方へ突出した構成とし、該二重底部(91)は板状体(96)の開口部より上方に突出する部分と、該板状体(96)の下方に位置するリブ部分とにより構成し、該突出部の内側に吸音材(93)を充填し、該吸音材(93)を配置した二重底部(91)の下面に蓋体(94)を装着し、該蓋体(94)は二重底部(91)と共に、前記板状体(96)にボルト及びナットにて締結するので、二重底部91における透過音を低減できるものである。
また、吸音材を薄く構成することができ、吸音材(93)がこぼれた燃料や、水に直接接触しないため、劣化しない。
また、簡単な構成で、発電装置の底面からの透過音を低減でき、騒音を小さくすることができる。
【0027】
請求項2に記載のごとく、請求項1記載の防音型発電装置において、前記二重底部(91)内には吸音材(93)を充填し、該板状体(96)の開口部に固設された状態において、該二重底部(91)に充填された吸音材(93)の下面と蓋体(94)上面との間に隙間を設け、該二重底部(91)内には、上に吸音材(93)の層を、下に空気の層を設けたので、筐体の底部(92)に二重底部(91)を構成することにより、簡単な構造で発電装置(1)の筐体底面よりの透過音を抑制し、騒音を低減できるものである。
また、二重底部に充填する吸着材の量を少なくできる。そして、燃料や水が吸音材に接触し難くなり、吸音材の耐久性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発電装置の斜視図。
【図2】 発電装置の内部構成を示す側面図。
【図3】 同じく後面図。
【図4】 開閉扉の構成を示す正面図。
【図5】 同じく側面一部切欠き図。
【図6】 開閉扉の組立構成を示す図。
【図7】 上部隔壁を上から見た図。
【図8】 同じく側面図。
【図9】 同じく正面図。
【図10】 発電機近傍に配設される遮蔽板の構成を示す図。
【図11】 発電装置の下部構成を示す正面図。
【図12】 同じく側面図。
【図13】 二重底部分の構成を示す模式図。
【符号の説明】
1 発電装置
5 開閉扉
15 吸気チャンバー
17 ラジエタ
18 上部隔壁
91 二重底部
92 底部
93 吸音材
94 蓋体

Claims (2)

  1. 発電装置(1)を構成する筐体の側板に、エンジン(11)及び発電機(12)を冷却する冷却風取入れ口を設けた発電装置(1)であって、該発電装置(1)の底部(92)は周囲を下部フレーム(10)により囲んだ構成とし、該底部(92)は、該下部フレーム(10・10)間を接続する部材および、発電装置(1)の底面を閉鎖する板状体(96)により構成し、該底部(92)を構成する該板状体(96)に開口部を設け、該開口部に二重底部(91)を下方から挿入し、該二重底部(91)は、該板状体(96)の開口部より、上方へ突出した構成とし、該二重底部(91)は板状体(96)の開口部より上方に突出する部分と、該板状体(96)の下方に位置するリブ部分とにより構成し、該突出部の内側に吸音材(93)を充填し、該吸音材(93)を配置した二重底部(91)の下面に蓋体(94)を装着し、該蓋体(94)は二重底部(91)と共に、前記板状体(96)にボルト及びナットにて締結することを特徴とする防音型発電装置。
  2. 請求項1記載の防音型発電装置において、前記二重底部(91)内には吸音材(93)を充填し、該板状体(96)の開口部に固設された状態において、該二重底部(91)に充填された吸音材(93)の下面と蓋体(94)上面との間に隙間を設け、該二重底部(91)内には、上に吸音材(93)の層を、下に空気の層を設けたことを特徴とする防音型発電装置。
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